JP2013125169A - レンズシフト装置及びプロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】プロジェクタの据置及び天吊状態いずれでもレンズシフト動作が安定する技術を提供する。
【解決手段】
レベルシフト調整装置30において、投影レンズモジュール20にはレンズ側ベアリング50を介して回転プレート24が回動可能に配置される。回転プレート24には、弾性ユニット40が設けられるとともに、その位置に錘70が取り付けられている。このような構造により、プロジェクタが据置状態から天吊状態になっても、弾性ユニット40が下に位置するように、回転プレート24が回転する。このとき、回転プレート24の内面にはレンズ側ベアリング50が配置され、また、弾性ユニット40の先端には筐体側ベアリング60が配置されていることから、回転プレート24は弾性ユニット40が下側になるように円滑に回転する。
【選択図】図2

Description

本発明は、プロジェクタのレンズシフト装置及びそのようなレンズシフト装置を備えるプロジェクタに関する。
一般的に、映像を拡大投影するプロジェクタにおいて、設置の自由度を大きくする手段のひとつとしてレンズシフト機能がある。レンズシフト機能とは、投射レンズを上下、左右に移動させる事により、プロジェクタ本体を動かさずに投影画面を上下、左右に移動させる機能である。
レンジシフト機能を有効に機能させるために様々な技術が提案されている。例えば、プロジェクタの投射レンズの下側に弾持する弾性ユニットを配置して、この弾性ユニットの弾性力を利用してレンズシフトの動作を改善する技術がある(例えば、特許文献1参照)。この技術では、投影レンズの重量から、下方向へ移動させる場合は比較的スムーズに動作するが、上方向に移動させる場合には動作が重くなる、または遅くなるといった課題を解決している。
特開2005−157370号公報
ところで、一般的にプロジェクタは据置及び天吊状態で使用するものであるが、特許文献1に開示の技術では、据置状態での使用を前提としており、天吊状態でレンズシフト動作が極端に悪くなるという課題があった。
本発明は以上のような状況に鑑みなされたものであって、上記課題を解決する技術を提供することを目的とする。
本発明は、投射レンズモジュールを光軸方向に対して垂直方向に昇降可能としたレンズシフト装置であって、前記投射レンズモジュールの外周面を覆って回転自在に配置された回転プレートと、前記回転プレートの外側に設けられた弾性ユニットと、前記弾性ユニットの外縁端に設けられたベアリングと、前記投射レンズモジュールを内装し、前記回転プレートの回転に伴って、前記ベアリングが転動しながら移動する内周面を有するレンズモジュール配置ハウジングと、を有し、前記弾性ユニットは、前記回転プレートが回転することで光軸の鉛直下側に配置されるように重量バランスが設定されており、前記レンズモジュール配置ハウジングを弾性加圧する。
また、前記回転プレートの回転のために、前記回転プレートと前記投射レンズモジュールの間に複数のベアリングを有してもよい。
本発明はプロジェクタであって、上記のレンズシフト装置を有する。
本発明によれば、プロジェクタの据置及び天吊状態いずれでもレンズシフト動作が安定する技術を提供することができる。
実施形態に係る、プロジェクタの斜視図である。 実施形態に係る、レベルシフト調整装置を示す図である。 実施形態に係る、弾性ユニットに着目した状態のレベルシフト調整装置を示す図である。
次に、本発明を実施するための形態(以下、単に「実施形態」という)を、図面を参照して具体的に説明する。
図1は本実施形態に係るプロジェクタ10の斜視図であり、図1(a)は据置状態のプロジェクタ10を示し、図1(b)は天吊状態のプロジェクタ10の斜視図を示している。プロジェクタ10は、筐体12の内部に投影レンズモジュール20のレンズシフトを調整するレベルシフト調整装置30を有している。
詳細は後述するが、このレベルシフト調整装置30によって、据置及び天吊状態いずれの状態でもプロジェクタ10は、レンズシフト動作を安定させることができる。なお、本実施形態の特徴は、レンズシフト機能(レベルシフト調整装置30)にあるので、その他の機能及び構造(光学系構造や映像エンジン等の構造)については説明を省略する。
図2の模式図に示すように、レベルシフト調整装置30は、固定ブラケット31と、スライディングブラケット32と、投影レンズモジュール20と、レンズシフトノブ14と、弾性ユニット40とを備える。
スライディングブラケット32は、固定ブラケット31に上下昇降自在に設けられている。投影レンズモジュール20は、投射レンズフランジ22を介して固定ブラケット31に保持される。弾性ユニット40は、固定ブラケット31の下側を弾力的に支持する。
レンズシフトノブ14は、手動または電動(モータ)によって、螺接する上述の固定ブラケット31を動かすことで、投影レンズモジュール20を上下に昇降させる。
さらに、レベルシフト調整装置30は、固定ブラケット31の外周面に設けられたレンズ側ベアリング50(保持器51と転動体52)と、その固定ブラケット31の外周面を覆ってレンズ側ベアリング50が転動可能となっている筒状(環状)の回転プレート24とを備える。つまり、レンズ側ベアリング50が備わることで、回転プレート24は投影レンズモジュール20の外周面を円滑に回転移動する。つまり、プロジェクタ10の姿勢に追従して回転プレート24は所定の状態になるように回転する。
回転プレート24には、上述の弾性ユニット40が、外周面外側方向(半径方向)に延出するように設けられている。弾性ユニット40の先端には筐体側ベアリング60(保持器61及び転動体62)が設けられている。なお、回転プレート24が円滑に回転することができれば、筐体側ベアリング60以外の構造が採用されてもよい。例えば、筐体側ベアリング60の代わりに半球状の突形状の固定構造が設けられ、固定ブラケット31の外周面と回転プレート24との間の空間に潤滑材が充填されてもよい。
レンズモジュール配置ハウジング26には、内周を一周する溝状の転動プレート27が設けられている。この転動プレート27の溝形状は、筐体側ベアリング60の転動体62の形状に対応して形成されており、筐体側ベアリング60の転動体62が円滑に転動しながら移動する。なお、転動プレート27は筐体側ベアリング60の転動体62の光軸前後方向の位置を規制するものであるが、転動体62の前後方向の位置にブレが生じないような場合は、省いてもよい。
弾性ユニット40の基本的な機能は、投影レンズモジュール20が取り付く固定ブラケット31を弾性力で上方に支持する。具体的には、弾性ユニット40は、中心側バネ配置部42と、外側バネ配置部44と、中心軸部46と、圧縮バネ48とを備える。
回転プレート24に中心側バネ配置部42が設けられている。中心側バネ配置部42には、圧縮バネ48及びその中心に中心軸部46のそれぞれの一方の端部が配置される。また、圧縮バネ48及びその内部に中心軸部46の他方の端部は外側バネ配置部44に配置される。また、中心軸部46の少なくとも一端は固定されておらず、若干のクリアランスを持って圧縮バネ48が伸縮可能になっている。なお、圧縮バネ48を適切な位置で伸縮可能とする構造であれば、中心軸部46の構造以外でもよく、例えば、圧縮バネ48を外から覆う筒状形状が採用されてもよい。
このような構成の弾性ユニット40によって、圧縮バネ48は、筐体側ベアリング60をレンズモジュール配置ハウジング26(≒筐体12)に所定の弾性力で付勢する。つまり、この弾性ユニット40によって、固定ブラケット31は筐体12から所定の力で支持される。
また、回転プレート24には、弾性ユニット40が設けられる位置に錘70が取り付けられている。錘70が存在することで、弾性ユニット40が常に下側になる。つまり、プロジェクタ10が据置状態から天吊状態になっても、錘70により重くなっている弾性ユニット40が下に位置するように、回転プレート24が回転する。このとき、回転プレート24の内面にはレンズ側ベアリング50が配置され、また、弾性ユニット40の先端には筐体側ベアリング60が配置されていることから、回転プレート24は弾性ユニット40が光軸に対して常に鉛直方向下側になるように円滑に回転する。なお、錘70の重量及び圧縮バネ48の弾性力は、回転プレート24が常に円滑に回転できるように設定される。
また、弾性ユニット40自体の重量によって回転プレート24が円滑に回転する場合には、錘70は不要である。言い換えると、錘70に相当する重量を、弾性ユニット40の構造に組み込んでもよい。例えば、外側バネ配置部44の重量や、筐体側ベアリング60の重量を錘70を考慮した重量とすることで、錘70を省くこともできる。
以上、本実施形態の特徴をまとめると次の通りである。つまり、本実施形態のプロジェクタ10では、レベルシフト調整装置30の構造内に自重で回転移動する弾性ユニット40が配置された。その結果、プロジェクタ10が据置状態から天吊状態の変化した場合(または逆に変化した場合)、その変化に追従して弾性ユニット40も自重により回転し、常に一方向(重力がかかる方向)に弾性ユニットが位置する。その結果、プロジェクタ10の姿勢(配置状態)に関わらず、レンズシフトノブ14によるレンズシフト動作を安定かつ円滑にすることができる。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせ等にいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
10 プロジェクタ
12 筐体(外郭キャビネット)
14 レンズシフトノブ
20 投影レンズモジュール
22 投影レンズフランジ
24 回転プレート
26 レンズモジュール配置ハウジング
27 転動プレート
30 レベルシフト調整装置
31 固定ブラケット
32 スライディングブラケット
40 弾性ユニット
42 中心側バネ配置部
44 外側バネ配置部
46 中心軸部
48 圧縮バネ
50 レンズ側ベアリング
51 保持器
52 転動体
60 筐体側ベアリング
61 保持器
62 転動体
70 錘

Claims (3)

  1. 投射レンズモジュールを光軸方向に対して垂直方向に昇降可能としたレンズシフト装置であって、
    前記投射レンズモジュールの外周面を覆って回転自在に配置された回転プレートと、
    前記回転プレートの外側に設けられた弾性ユニットと、
    前記弾性ユニットの外縁端に設けられたベアリングと、
    前記投射レンズモジュールを内装し、前記回転プレートの回転に伴って、前記ベアリングが転動しながら移動する内周面を有するレンズモジュール配置ハウジングと、
    を有し、
    前記弾性ユニットは、前記回転プレートが回転することで光軸の鉛直下側に配置されるように重量バランスが設定されており、前記レンズモジュール配置ハウジングを弾性加圧することを特徴とするレンズシフト装置。
  2. 前記回転プレートの回転のために、前記回転プレートと前記投射レンズモジュールの間に複数のベアリングを有することを特徴とする請求項1に記載のレンズシフト装置。
  3. 請求項1または2に記載のレンズシフト装置を有することを特徴とするプロジェクタ。
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