JP2018107786A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化と、少ない駆動トルクでパン回転軸周りに回転させることができる撮像装置を提供する。【解決手段】カメラユニットをチルト回転可能に支持する回転部21と、回転部をパン回転可能に支持する固定部(ボトムケース12、インナーケース13)を有する撮像装置であって、回転部と固定部の間には、環状に配置された複数の球24と、複数の球を保持する保持器23と、回転部を複数の球よりパン回転軸と直交する方向における内側において、固定部側に押圧する弾性部材25と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明はパンチルト方向に動作可能な監視カメラ装置の軸受構造に関するものである。
天井や壁面に設置される監視カメラ装置において、建物内の美観目的で設置面から大きく突出しないように、天井や壁面に穴を空けて埋め込んで設置されることがある。近年では天井や壁面に穴を空けなくても美観を損なわない設置ができるように、カメラ自体を小型化、特に低背化することが望まれている。
小型化、低背化したパンチルトカメラの従来例として、ドーム型監視カメラ(特許文献1)がある。カメラユニットとパンモーターおよびチルトモーターおよび動力伝達部のそれぞれが、パン回転軸と垂直な同一平面上に位置することを特徴としている。
またこのように小型化、低背化したパンチルトカメラにおいても、レンズユニットの高倍率化、撮像素子の高画素化に伴い、パンチルト動作により高い精度が求められるようになってきている。
パンチルトの動作精度を高めたカメラの従来例として、カメラモジュール(特許文献2)がある。固定体に搭載された第1モータの回転を可動体に減速して伝達して第1軸線周りに回転させる第1歯車機構と、可動体に搭載された第2モータの回転をカメラに減速して伝達してカメラを第2軸線周りに回転させる第2歯車機構を有する。その際、可動体を第1軸線方向に押圧して固定体に押し付けることにより、可動体の第1軸線周りの回転を抑制する第1付勢部材とを有していることを特徴としている。
特開2013−197966号公報 特許第5972713号
パンチルトカメラを小型化、低背化しようとした場合、パン回転軸の嵌合部は、レンズユニット光軸およびチルト回転軸と直交する位置、且つレンズユニットがチルト回転に伴って移動する範囲外に配置されるため、嵌合長が確保しづらくなる。パン回転軸の嵌合長が短いと、パン回転軸に直交する方向、つまりはチルト方向における回転ガタが大きくなる。
先行技術文献にも開示されているように可動体をパン回転軸線方向に押圧して固定体に押し付けることにより、可動体のパン回転軸周りの回転を抑制すると共に、パン回転軸に直交する方向の嵌合ガタも抑制することは可能である。しかしながら、可動体を押圧して固定体に押し付けているため、接触部にはパン回転に伴い摺動摩耗が発生するといった課題があった。
パンチルトカメラは撮像素子からの信号を伝送するために、レンズユニットと固定体に配置された電気基板を接続するケーブルを有する。パンチルトの位置、姿勢によってケーブルは曲げられたり捩じられたりするため、レンズユニットおよびレンズユニットを支持している可動体にはケーブルからの反力が加わる。
パン回転軸に直交する方向の嵌合ガタを抑制するには、可動体をパン回転軸線方向へ固定体に押し付ける圧力は、ケーブル反力によって発生するモーメントを上回らなければならない。押し付ける圧力を強く、且つ可動体と固定体の接触部を、パン回転軸から距離を離すほどモーメントは有利になるが、摺動摩耗やモーターでのパン回転駆動トルクで不利になる。
本発明の目的は、小型化できるとともに、少ない駆動トルクでパン回転軸周りに回転させることができる撮像装置を提供することである。
本発明の撮像装置は、撮像素子およびレンズユニットを含むカメラユニットと、前記カメラユニットをチルト回転可能に支持する回転部と、前記回転部をパン回転可能に支持する固定部を有する撮像装置において、前記回転部と前記固定部の間には、環状に配置された複数の球と、前記複数の球を保持する保持器と、前記回転部を前記複数の球よりパン回転軸と直交する方向における内側において、前記固定部側に押圧する弾性部材と、を備える。 このように構成すると、回転部はパン回転軸に直交する方向にモーメント負荷が掛った状態で固定部に支持されるため、パン回転軸の嵌合長に関わらず嵌合ガタを除去することが可能である。また回転部は複数の球を介して固定部と接触し、複数の球が転がることでパン回転軸周りに回転するため、摺動摩耗を抑えることができる。さらには弾性部材をパン回転軸から近い距離に配置することで摺動負荷を減らし、少ない駆動トルクでパン回転軸周りに回転をさせることが可能である。
また別の発明では、前記保持器は円環形状であり、前記カメラユニットのチルト方向のいずれかの姿勢において、前記カメラユニットの少なくとも一部が前記保持器の円環形状の内部に配置されることを特徴とする。
パン回転軸に直交する方向に大きいモーメント負荷を掛けるには、パン回転軸から遠い距離に球を配置する方が有利である。球の間隔を維持する保持器を円環形状として、その内部にカメラユニットを配置することで、撮像装置の高さ方向の大きさを抑えられ小型化、低背化することが可能である。
以上説明したように本発明によれば、パン回転軸に直交する方向にモーメント負荷を掛けられることで、パン回転軸の嵌合長が短くても嵌合ガタが発生しないため、カメラの高さを低く抑えることができる。またモーメント負荷が高くなるパン回転軸から遠い距離に球を配置することで、摺動摩耗を抑え、且つ少ない駆動トルクでパン回転軸周りに回転をさせることが可能となる。
本発明の実施形態におけるパンチルトカメラの分解斜視図 本発明の実施形態におけるパンチルトカメラの断面図
以下、本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の実施形態におけるパンチルトカメラの分解斜視図である。ボトムケース12には電気基板14、コネクタカバー16およびモーターユニット15が取り付けられている。またインナーケース13はボトムケース12に一体的に取り付けられ、ここまでが固定部となる。
インナーケース13は、複数の球24の転がる経路を規制するパン回転軸と同軸の環状溝部13aを有する。保持器23は円環形状であり、前記環状溝部13aと同一径上に配列した複数の穴部23aを有し、インナーケース13の環状溝部13aが形成されている面上に配置される。複数の球24は、前記保持器23の複数の穴部23aにそれぞれ嵌り込み、その間隔および位置を規制されて保持されている。保持器23は前記複数の球24の転がり移動に連動してパン回転軸を中心としてパン回転可能である。
パン回転部21には保持器23のパン回転軸線方向の移動を規制する突起部21aを有する。前記複数の球24はその形状の一部が環状溝部13aに嵌り込み、かつ保持器23は前記突起部21aによって移動を規制されているため、保持器23の複数の穴部23aは常に複数の球24の最大径において接触する。このため保持器23はシート材のプレス部品のような簡素な形状でも、複数の球24が穴部23aを外れて乗り越えるようなことがない。
パン回転部21はボトムケース12のパン回転軸と同じ軸線方向上の突起部12aと嵌合することで位置が決まる。またパン回転部21は、複数の球24よりパン回転軸と直交する方向における内側において弾性部材25によりパン回転軸線方向の下側(固定部側)に押圧を受けながら、止め輪26によりパン回転可能にボトムケース12に取り付けられる。さらにパン回転部21は前記複数の球24により支持され、この部分で前記押圧を受けることで、パン回転における摺動摩擦や負荷トルクを軽減することができる。
パン回転部21はハスバギアを有しており、モーターユニット15のウォームギアを駆動することでパン方向に回転させることができる。インナーケース13には、レンズユニット31から信号を伝達するケーブル27が取り付けられる。レンズユニット31には、チルトギアケース32とレンズケース33が取り付けられる。チルトギアケース32は回転軸を有しており、チルト支持プレート29に設けられた軸受部と嵌合し、チルト回転可能に支持される。チルト支持プレート29はパン回転部21に一体的に取り付けられる。またチルトギアケース32はハスバギアを有しており、パン回転部21に固定されたモーターユニット28のウォームギアを駆動することでチルト方向に回転させることができる。
保持器23は、レンズユニット31、チルトギアケース32およびレンズケース33を含むカメラユニットの少なくとも一部を内部に収納可能な円環形状を有する。カメラユニットを環状形状の内部に配置することで、パンチルトカメラを低背化することが可能である。
弾性部材25は、円環形状であり、パン回転軸を中心として配置されている。
インナーカバー22は、ケーブル27を屈曲した状態でガイドしながらパン回転部21に一体的に取り付けられる。またインナーカバー22には、レンズユニット31、チルトギアケース32およびレンズケース33がチルト回転する際に、干渉しないように穴部が設けられている。トップカバー11には、レンズユニット31のパンチルト姿勢に関わらず撮影可能なように、透明な半球状のドームカバーが一体的に取り付けられており、ボトムケース12に固定される。
図2に本発明におけるパンチルトカメラの断面図を示す。パン回転部21は、ボトムケースの嵌合部12aと嵌合することで水平面方向の位置が決まり、弾性部材25により複数の球24に押圧されることで垂直方向の位置が決まることで、パン回転軸と直交する方向のガタが抑えられる。
弾性部材25がパン回転部21を押圧する力Fwは、屈曲したケーブル27の反力Fcによって設定が必要である。ここで弾性部材25の半径、つまりはパン回転部21と弾性部材25の接触点とパン回転軸中心との距離をRw、複数の球24が配置されている半径をRb、ケーブル27の反力Fcが発生している箇所とパン回転軸中心との距離をRcとする。片側の球を支点として、弾性部材の押圧力FwによるモーメントFw×Rbは、ケーブル27の反力FcによるモーメントFc×(Rb+Rc)を少なくとも上回る必要がある。下回るとパン回転部21が片側の球から浮くため、パン回転部21および支持されるレンズユニット31が傾いてしまう。
本実施例では、ケーブルの反力としたが、パンチルトカメラの設置姿勢によっては、さらにパン回転部21やレンズユニット31を含むパン回転ユニットの重力FpによるモーメントFp×Rbが加わる。
パン回転部21および弾性部材25の摺動摩擦係数をμとすると、パン回転部21をパン回転させるのに必要なトルクはμ×Fw×Rwとなる。複数の球24との接触部は転がり摩擦のため、負荷トルクはほとんど掛らないが、この部分が摺動摩擦であった場合、さらにμ×Fw×Rbの駆動トルクが必要となる。また弾性部材25とパン回転部21との摺動距離は2π×Rwであるが、複数の球24との接触部が摺動摩擦の場合、この部分の摺動距離は2π×Rbとなり、パン回転に伴う摩耗が増加し耐久性が劣化する。
以上が本発明におけるパンチルトの実施形態である。本実施例のように構成すれば、パン回転軸に直交する方向にモーメント負荷を掛けることで、パン回転軸の嵌合長が短くても嵌合ガタが除去でき、パンカメラを小型化、低背化することができる。またモーメント負荷が高くなるパン回転軸から遠い距離に複数の球を配置することで、パン回転の駆動トルクと摺動摩耗を軽減することができる、耐久性が向上させることが可能である。
11 トップカバー
12 ボトムケース
12a 嵌合部
13 インナーケース
13a 環状溝部
14 電気基板
15 モーターユニット
16 コネクタカバー
21 パン回転部
21a 突起部
22 インナーカバー
23 保持器
23a 穴部
24 球
25 弾性部材
26 止め輪
27 ケーブル
28 モーターユニット
29 チルト支持プレート
31 レンズユニット
32 チルトギアケース
33 レンズケース

Claims (5)

  1. 撮像素子およびレンズユニットを含むカメラユニットと、
    前記カメラユニットをチルト回転可能に支持する回転部と、
    前記回転部をパン回転可能に支持する固定部を有する撮像装置において、
    前記回転部と前記固定部の間には、環状に配置された複数の球と、
    前記複数の球を保持する保持器と、
    前記回転部を前記複数の球よりパン回転軸と直交する方向における内側において、前記固定部側に押圧する弾性部材と、を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記保持器は円環形状であり、前記カメラユニットのチルト方向のいずれかの姿勢において、前記カメラユニットの少なくとも一部が前記保持器の円環形状の内部に配置されることを特徴とする、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記保持器は、前記パン回転軸を中心として回転可能に配置されていることを特徴とする、請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記固定部は前記複数の球の転がる経路を規制する環状溝部を有し、前記保持器は前記環状溝部と同一径上に配列した複数の穴を有するシート材のプレス部品であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の撮像装置。
  5. 前記弾性部材は、円環形状であり、前記パン回転軸を中心として配置されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の撮像装置。
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