JP2013122380A - 加速度信号処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動が加わっていない時に、加速度信号処理装置内のセンサ本体を完全に停止させることで、電池寿命を延ばす。
【解決手段】加速度スイッチ002の一方の貫通電極208は正電源または負電源に接続し、加速度スイッチ002の他方の貫通電極207はマイコン301の割り込み入力端子302に接続する。加速度が加わるとマイコン301の割り込み入力端子302に信号が入力され、マイコン301がセンサ本体304を起動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、加速度信号処理装置に関する。
従来から、使用者の腰等に装着して使用し、あるいは携帯バッグに収納し所持した状態で使用し、使用者の歩行をセンサによって検出して歩数を測定するようにした歩数計が利用されている。この種の歩数計は、表示部に歩数が表示されるように構成されている。ここで、従来の歩数計は、加速度センサからの歩行信号を検出する度に表示部の表示データ(歩数値)を更新していた(例えば、特許文献1参照)。
また、従来から、歩数計には、腕や腰に装着して使用する方式の歩数計がある。例えば、腕に装着して使用する腕歩数計においては、歩数計測精度を向上するために、腕振りを検出して2歩ずつ計測する方法や、上下の体動を検出し1歩ずつ計測する方法等が考えられている(特許文献2参照)。
また通常、歩行時には歩数計の表示をあまり見ないことから、歩数計筐体の蓋を閉めた状態を検出して、あるいは、衣服に歩数計を装着した状態を検出して表示動作を消灯し、省電力化を行う提案がなされていた。しかしながら、歩数計筐体の蓋の開閉を検出するためのスイッチや、衣服に装着したことを検出するスイッチ等が必要なため、専用のハードウェアの増加によってコストアップとなったり、小型化が困難になっていた。また、スイッチの状態検出のための制御などが必要になるため、構成が複雑になる。
以上の対策は、全て電池で駆動される歩数計の電池寿命を延ばすために考えられた。これは、歩数計で使用される加速度信号処理装置の消費電流が大きいためである。なぜなら、加速度スイッチに加わる振動を常時検出できるように、マイコンを常時動作させる必要がある。更に、マイコンは、センサを常時駆動させるとともに、センサの出力信号の検出準備も行う必要がある。このような状況では歩数計の電池寿命を延ばすことは不可能である。
特開昭57‐48176号公報 特開2007‐307218号公報
しかしながら、従来技術において、加速度センサとマイコンを組み合わせた歩数計の加速度信号処理装置の場合、振動または加速度を検出するセンサを常時駆動させるとともに、マイコンを動作させるための電源を供給する必要があった。特に、小容量のバッテリしか搭載できない機器に組み込む場合、振動を検知しない時には、加速度信号処理装置を含むシステムを待機状態にし、振動を検知した時点で、システムを動作させることにより、バッテリの電力を無駄に使用しないように構成する必要があった。このように構成されたシステムでも待機時の消費電流のために、電池寿命が1〜2年程度であった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、歩数計の電池寿命を5年程度に延ばすことができる技術を提供するものである。具体的には、図2の加速度スイッチを用いて、歩数計が全く振動していないか、あるいは所定値より小さい振動しか加わっていない時には、歩数計の加速度信号処理装置内のマイコン及びセンサを、完全に停止させる。
一方、加速度スイッチに所定値以上の振動が加わった時には、前記マイコン及びセンサを起動させた加速度信号処理装置を提供することである。上記において、所定値以上の振動が加わった時とは具体的に、起床後に歩数計を体に装着する時の振動をさす。
以下、上記した課題を解決するため、本発明の態様では、電源電圧を有する電源部と、電源部の一方から電源電圧が一方の電極に供給される加速度スイッチと、加速度スイッチの他方の電極に接続されるマイコンと、マイコンと双方向に信号を交換することが可能であるとともに、マイコンからの信号を受けて起動または停止し、起動時には加速度情報をマイコンに出力するセンサ本体と、を有する加速度信号処理装置を提供する。
さらに、本発明の態様では、加速度スイッチとマイコンの間に一端が接続される負荷素子と、をさらに有し、負荷素子の他端は電源部の他方に接続されていることを特徴とする。
さらに、本発明の態様では、負荷素子は、抵抗、コンデンサまたはトランジスタの少なくとも1つ含むことを特徴とする。
さらに、本発明の態様では、加速度スイッチは、内側に空間を持つ質量体と、質量体を支持する梁と、空間に位置する対向電極と、を有することを特徴とする。
さらに、本発明の態様では、加速度スイッチは、質量体と対向電極が接触することによってONに切替えられるスイッチであって、質量体と対向電極の隙間は、加速度スイッチに所定値以上の振動エネルギーが付加された場合に、質量体と対向電極が接触する隙間であることを特徴とする。
さらに、本発明の態様では、所定値は、人間が動作を開始した時の加速度値であることを特徴とする。
このような構成を採用したことによって、加速度スイッチの加速度信号処理装置において、加速度スイッチのオン状態によりマイコンまたは加速度センサの少なくともひとつに起動をかけることによって、それまで機能を停止していたマイコンまたは加速度センサを起動させる。これにより、機能を停止していたときのマイコンまたは加速度センサの消費電流を押さえることであり、かつ前記加速度スイッチの加速度信号処理装置も電流を消費しない装置を実現している。
具体的には加速度スイッチの加速度信号処理装置において、正電源と負電源の間に加速度スイッチと抵抗またはコンデンサ、または両者で構成された素子、またはトランジスタ等で構成されたアクティブ素子を配置することによって加速度スイッチを有効に機能させる手段を有することである。
本発明に係る加速度信号処理装置によれば、加速度スイッチに加わる振動が所定値より小さい時に、加速度信号処理装置の駆動電流を大幅に低減させたシステムを構築することができる。
本発明の加速度信号処理装置の実施例を示す模式図である。 従来から公知の加速度スイッチの模式的な横断面図である。 従来から公知の加速度スイッチの模式的な縦断面図である。 従来から公知の加速度スイッチの動作の説明図である。 従来から公知の加速度スイッチの実施例を示す模式的な横断面図である。
〔実施例1〕
以下、本発明を実施するための最良の一形態について図面を参照して説明する。
まず、意匠文献にある第一の加速度スイッチの構成と動作について説明する。
図5は意匠登録1310053号に見られる質量体内部の空間に対向電極を持つ、無指向性加速度スイッチ001の構成を説明する、上面側から見た図である。001は加速度スイッチ101の周辺部(外枠)、102から105は重り106を支える梁。107は対向電極である。しかし、梁が4本と多く複雑なため、詳細の説明は図5に代わって梁が1本の場合について、図2を用いて行う。なお、以下の記述は、図5に示す4本梁の形状を本発明の範囲から除外するものではなく、本発明の実施例をより簡単に述べるために記載するものである。
図2は上述したように梁1本の場合の第二の加速度スイッチ002の上面側から見た図である。ただし、実際にはこの上にキャップとなる層(図3において示す第1基板205)、およびこの下には支持層(図3において示す第3基板206)が存在する。図3は図2で示すA−A´面で切った断面図であり、図2で省略されている層も含む。また図2は図3のB−B´面で切った図に相当する。
図2〜図3に示すように、加速度スイッチ002は、上から、ガラスなどの絶縁材料を用いる第1基板(キャップ層)205、単結晶シリコンなどを用いる第2基板201(202、203、204も含む)、およびガラスなどの絶縁材料を用いる第3基板(支持層)206が積層されて構成される。第2基板の単結晶シリコンは電気的な導通を取るためたとえば低抵抗シリコンが使用される。また、貫通電極207および208は金などの金属を埋め込むことにより形成され、加速度スイッチを外部と結びつけるための接点となる。また第1基板と第3基板は陽極接合などの方法により第2基板と接合される。
以下、本発明の加速度スイッチ002の実施例1の具体的な形状について、図2および3を参照して説明する。
まず、加速度スイッチ002の第2基板は、図2の外側から内側に向かって、基板周辺部201、梁202、質量体203、および対向電極204の順に構成されている。
基板周辺部201は、後述する梁202との接合部を除いて、図2におけるその略中心を円柱状にくりぬいた内周形状(基板内面201a)を有している。そして、基板周辺部201は、図3における第1基板205と第3基板206によって図3における上側と下側から挟まれている。基板周辺部201が挟まれる形態は特に限定されないが、本実施例では、図2に示す基板周辺部201の斜線部全幅にわたって、第1基板205と第3基板206によって挟まれる形態を示している。
質量体203は、図2における質量体内面203aと質量体外面203bを有する環状(円筒形状)に形成されており、基板周辺部201の円柱状にくりぬかれた基板内面201aの内側に位置している。さらに、質量体203は、図3における第1基板205と第3基板206に接することなく、第1基板205と第3基板206との間にそれぞれ空隙を介して位置している。
梁202は、基板周辺部201と質量体203とを接続するとともに、弾性を有し基板周辺部201と質量体203の隙間を略一周するように形成されている。具体的に、梁202の一端は、基板内面201aの図面下側で基板周辺部201に接続され、梁202の他端は、質量体外面203bの図面下側で質量体203に接続されている。さらに、質量体203と同様に、梁202は、図3における第1基板205と第3基板206に接することなく、第1基板205と第3基板206との間にそれぞれ空隙を介して位置している。なお、図3における梁202の上面は質量体203の上面と面一であるが、梁202の上面を基板周辺部201と第一基板205との接続面と面一にすることも可能である。また、図3における梁202の上下幅は質量体203の上下幅よりも薄く形成されている。
対向電極204は、円柱形状であって、質量体内面203aの内側に位置するとともに、加速度スイッチ002の略中心に位置している。また、対向電極204の中心は、基板周辺部201および質量体203の中心と略一致している。さらに、対向電極204は、図3における第1基板205と第3基板206によって図3における上側と下側から挟まれている。
貫通電極207および208は、本実施例では図3における第1基板205の上面から深さ方向にむけて、先端が細くなるような形状または円錐形状を有している。そして、貫通電極207および208は、互いに接することなく、図3における基板周辺部201および対向電極204にそれぞれ接する深さまで第1基板205を貫いて形成されている。また、貫通電極207および208と、基板周辺部201および対向電極204とを確実に接続するために、基板周辺部201および対向電極204にそれぞれ凹部201bおよび204bを形成し、貫通電極207および208の先端が凹部201bおよび204bに入り込むようにした。なお、貫通電極の役割は、基板周辺部201および対向電極204の電気的導通をそれぞれ取るものであるから、基板周辺部201および対向電極204にそれぞれ接していれば、どのような形状でも構わない。
ここで、基板周辺部201と対向電極204は、図3における第1基板205と第3基板206によって挟まれているが、上述のとおり第1基板205と第3基板206は絶縁材料で形成されているため、基板周辺部201と対向電極204が電気的に導通することはない。
なお、本実施例では、第1基板205と、基板周辺部201および対向電極204と接している表面は、基板周辺部201側および対向電極204側に突出するように形成している。これは、上述した梁202および質量体203と、第1基板205との間に容易に空隙を設けることを目的としたものである。そのため、第3基板206と、基板周辺部201および対向電極204と接している表面において、第3基板206が基板周辺部201側および対向電極204側に突出するように形成することも可能である。
ここで、図4に示すように矢印方向に加速度が加わると加速度スイッチ002全体は矢印方向に運動し、梁202で支えられた質量体203は運動しないため、質量体内部の空間にある対向電極204と質量体203が接触する。なお、図4ではわかりやすくするため、質量体203周辺の梁202や基板周辺部201は省略されている。これにより、電気的導通が対向電極204から質量体203、梁202、基板周辺部201、貫通電極207を通り外部接点とつながる。また対向電極204はもう一つの貫通電極208を通じて外部接点とつながる。
なお、より具体的な実施例として、対向電極204と質量体203との隙間を規定する。この隙間は、本実施形態において質量体203に所定値以上の振動または重力が加わった際に、対向電極204と質量体203とが接触し、加速度スイッチ002が起動するように定める。例えば、0.8G〜1.2G以上の負荷が加速度スイッチ002に付加された場合に、質量体203が対向電極204と接触するように定める。この所定値は、人間が動作を開始した時の加速度値である。特に、歩数計などの電子機器において加速度スイッチのようなモジュールを採用した場合に、該加速度スイッチが起動されるのには1G以上の負荷が付加される場合を構想するのが最適である。
例えば0.8G〜1.2G以上の負荷によって起動されると定義した理由は、一般の振動ノイズと称されるような微振動は0.8Gより小さい振動がその大半である点が挙げられる。さらに、歩数計が取り付けられる腕や腰において、歩数を計測する場合に歩数計に付加される振動エネルギーは、おおよそ0.8G以上の数値を示している点が挙げられる。特に、歩き始めた際の腰に付加される重力は1.5Gを超える負荷がかかるため、この隙間を規定することにより、歩数計の種類によって、加速度スイッチをONにする所望のタイミングを設定することができる。
これによりこの加速度スイッチは、振動の強さがある一定値以上になれば加速度スイッチはオン(貫通電極207と208間の導通がとれた状態)し、振動の強さが一定値以下になればオフ(貫通電極207と208間の導通がとれていない状態)する。この接点オン、オフ状態をマイコンやセンサ素子の割り込み入力端子に入力し、マイコンやセンサ素子に起動をかける。図1を用いて詳細に説明する。
図1は、加速度スイッチとマイコンを接続する回路図である。加速度スイッチ002は2つの接続線のうち、一方(貫通電極208)を正電源VDD(電源部の一方、VDDは電源電圧)へ、他方(貫通電極207)をマイコン301の割り込み入力端子302へ接続している。また、負荷303は、加速度スイッチ002およびマイコン301と接続していない方の線を接地(電源部の他方・負電源VSSに接続)しており、マイコン301の割り込み入力端子302は負荷303を介して接地される。つまり、加速度スイッチ002と負荷303を接続する線は、その途中でマイコン301と接続される接続点を有している。また、マイコン301にはセンサ本体304が接続されている。このセンサ本体304は、マイコン301からの信号を受けて起動または停止し、起動時には加速度情報をマイコン301に出力する。つまり、センサ本体304はマイコン301と双方向に信号を送受信することができる。ここで、負荷303は加速度スイッチ002がオフの時にマイコン301の割り込み入力端子302の電位レベルを決める役目をする。したがって、抵抗またはコンデンサで構成される。
なお、負荷303を用いずにこの回路を完成することも可能である。その場合、上述と同様に、加速度スイッチをマイコン301の割り込み入力端子302へ接続するが、上述の構成と異なり、負荷303を当該回路の配線上に設けず、かつ当該回路と電源部の一方のみを接続する。
また、負荷303は、抵抗またはコンデンサを直列もしくは並列に組み合わせてもよい。さらに、トランジスタ等のアクティブ素子を用いても同様の機能を実現することができる。説明を簡便にするために、以下では負荷303は抵抗303として説明する。また、図1では加速度スイッチの開閉情報はマイコン301を起動するためにマイコン301に入力されているが、直接センサ本体304に入力して、センサ本体304を起動させる構成にしても本発明を達成することができる。
次に動作を説明する。振動または加速度が発生していない状態あるいは所定値より小さい振動しか加わっていない状態では、マイコン301は全ての機能がオフ状態もしくは一部の機能のみオン状態になっており、電流はほとんど消費していない。振動または加速度が発生していない状態あるいは所定値より小さい振動しか加わっていない状態なので加速度スイッチ002の接点はオープンであり、正電源VDDへ接続されず、割り込み入力端子302への入力は抵抗303によりプルダウンされているのでLow(負電源VSS)である。
次に、ある一定値以上の振動または加速度が発生した状態では、加速度スイッチ002の接点が閉じ、正電源VDDが割り込み入力端子302に入力される。この時、抵抗303を介して電流が流れるが抵抗303の抵抗値を大きくしておき、その消費電流を抑える。割り込み入力端子302に入力されたHigh信号はマイコン301を起動させる。すなわち、マイコン301の割り込み入力端子302はHighレベルで割り込みがかかるタイプのマイコンである。
なお、消費電流を抑える点に着目し、図1に示した加速度スイッチ002と負荷303の配置を入れ替えた構成とすることも可能である。これらの形態は、所望の回路構成を実現するために、選択的に構成することが可能である。
起動したマイコン301はセンサ本体304を起動させる信号をセンサ本体304に送り、センサ本体304によりリアルタイムの振動または加速度を計測する。すなわち、加速度スイッチ002はセンサ本体304を起動させるために使用することができる。
この目的からすると、加速度スイッチ002の一端をセンサ本体304に直接接続して、マイコン301を介さずにセンサ本体304を起動させてもよい。この形態によって、振動または加速度に対するセンサ本体304の応答性をさらに向上することができる。一般にセンサ本体304は低消費電流モードを持っているが、本発明では完全にセンサ本体304を停止させ、その消費電流を完全にゼロにすることができる。これにより、システムの一層の低消費電流化を実現することができ、歩数計の電池寿命を5年程度に延ばすことができる。
振動または加速度の発生が停止した状態では、センサ本体304からの信号がなくなるので、マイコン301はそれを検知することができる。この状態では、センサ本体304を動作させておく必要がないので、低消費電流化の為にセンサ本体304の動作を停止させる。その後、マイコン301は全ての機能がオフ状態もしくは一部の機能のみオン状態に入り、消費電流を低減させる。
本実施例では割り込み入力端子302はHighレベルで割り込みがかかる例で説明したが、マイコンによってはLowレベルで割り込みがかかるものがある。この場合には、全ての接続および状態を実施例と逆にすることで、同様の効果を得ることができる。例えば図1の説明において、正電源(VDD)を負電源(VSS)に、プルダウンをプルアップに、プルアップをプルダウンに、HighレベルをLowレベルに読み替えればよい。
なお、本実施例で説明した図1に示す第二の加速度スイッチにて用いる電気回路は、図5に示す第一の加速度スイッチにて、使用できる汎用性がある。具体的に、第一の加速度スイッチと第二の加速度スイッチの差異は、梁が1本か4本かどうかという点であるため、図1に示す電気回路はもちろんのこと、貫通電極207および208の構成も変えずに使用することが可能である。
さらに、第一の加速度スイッチの形態で詳述していないが、第一基板205および第三基板206も図3に示す形態および、実施例にて上述した構成をそのまま使用することができる。
また、本実施例では、加速度スイッチを用いた加速度センサに注目して特記したが、本発明が使用される形態は、加速度センサと称される機械要素に限らず、世間一般に知られた、振動または加速度をセンシングする機械要素全般に利用することが可能である。
001 第一の加速度スイッチ
101 第一の加速度スイッチの基板周辺部
102 第一の加速度スイッチの梁
103 第一の加速度スイッチの梁
104 第一の加速度スイッチの梁
105 第一の加速度スイッチの梁
106 第一の加速度スイッチの質量体
107 第一の加速度スイッチの対向電極
002 第二の加速度スイッチ
201 第二の加速度スイッチの基板周辺部
202 第二の加速度スイッチの梁
203 第二の加速度スイッチの質量体
204 第二の加速度スイッチの対向電極
205 加速度スイッチの第1基板
206 加速度スイッチの第3基盤
207 加速度スイッチの貫通電極
208 加速度スイッチの貫通電極
301 マイコン
302 割り込み端子
303 負荷(抵抗)
304 センサ本体

Claims (6)

  1. 電源電圧を有する電源部と、
    前記電源部の一方から前記電源電圧が一方の電極に供給される加速度スイッチと、
    前記加速度スイッチの他方の電極に接続されるマイコンと、
    前記マイコンと双方向に信号を交換することが可能であるとともに、前記マイコンからの信号を受けて起動または停止し、起動時には加速度情報を前記マイコンに出力するセンサ本体と、を有する加速度信号処理装置。
  2. 前記加速度スイッチと前記マイコンの間に一端が接続される負荷素子と、をさらに有し、前記負荷素子の他端は前記電源部の他方に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の加速度信号処理装置。
  3. 前記負荷素子は、抵抗、コンデンサまたはトランジスタの少なくとも1つ含むことを特徴とする請求項2に記載の加速度信号処理装置。
  4. 前記加速度スイッチは、内側に空間を持つ質量体と、前記質量体を支持する梁と、前記空間に位置する対向電極と、を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の加速度信号処理装置。
  5. 前記加速度スイッチは、前記質量体と前記対向電極が接触することによってONに切替えられるスイッチであって、前記質量体と前記対向電極の隙間は、前記加速度スイッチに所定値以上の振動エネルギーが付加された場合に、前記質量体と前記対向電極が接触する隙間であることを特徴とする請求項4に記載の加速度信号処理装置。
  6. 前記所定値は、人間が動作を開始した時の加速度値であることを特徴とする請求項5に記載の加速度信号処理装置。
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