JP2013122309A - 車両用自動変速機の遊星ギヤトレイン - Google Patents
車両用自動変速機の遊星ギヤトレイン Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013122309A JP2013122309A JP2012137623A JP2012137623A JP2013122309A JP 2013122309 A JP2013122309 A JP 2013122309A JP 2012137623 A JP2012137623 A JP 2012137623A JP 2012137623 A JP2012137623 A JP 2012137623A JP 2013122309 A JP2013122309 A JP 2013122309A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- planetary gear
- rotating member
- gear set
- speed
- brake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H3/00—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
- F16H3/44—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H3/00—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
- F16H3/44—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
- F16H3/62—Gearings having three or more central gears
- F16H3/66—Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another
- F16H3/663—Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another with conveying rotary motion between axially spaced orbital gears, e.g. RAVIGNEAUX
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H3/00—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
- F16H3/44—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
- F16H3/62—Gearings having three or more central gears
- F16H3/66—Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H2200/00—Transmissions for multiple ratios
- F16H2200/003—Transmissions for multiple ratios characterised by the number of forward speeds
- F16H2200/006—Transmissions for multiple ratios characterised by the number of forward speeds the gear ratios comprising eight forward speeds
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H2200/00—Transmissions for multiple ratios
- F16H2200/0082—Transmissions for multiple ratios characterised by the number of reverse speeds
- F16H2200/0086—Transmissions for multiple ratios characterised by the number of reverse speeds the gear ratios comprising two reverse speeds
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H2200/00—Transmissions for multiple ratios
- F16H2200/20—Transmissions using gears with orbital motion
- F16H2200/2002—Transmissions using gears with orbital motion characterised by the number of sets of orbital gears
- F16H2200/2007—Transmissions using gears with orbital motion characterised by the number of sets of orbital gears with two sets of orbital gears
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H2200/00—Transmissions for multiple ratios
- F16H2200/20—Transmissions using gears with orbital motion
- F16H2200/203—Transmissions using gears with orbital motion characterised by the engaging friction means not of the freewheel type, e.g. friction clutches or brakes
- F16H2200/2046—Transmissions using gears with orbital motion characterised by the engaging friction means not of the freewheel type, e.g. friction clutches or brakes with six engaging means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
【課題】複数の遊星ギヤセットと複数の摩擦部材との組み合わせによって、前進8速及び後進2速の変速段を具現化した車両用自動変速機の遊星ギヤトレインを提供する。
【解決手段】エンジンの回転動力が伝達される入力軸、変速された回転動力を出力する出力ギヤ、第1、2遊星ギヤセットの組み合わせによって形成され、第1サンギヤと、第2サンギヤと、共有遊星キャリアと、共有リングギヤとをその回転部材として有する複合遊星ギヤセット、第3サンギヤと、第3遊星キャリアと、第3リングギヤとをその回転部材として有する第3遊星ギヤセット、複合遊星ギヤセットと第3遊星ギヤセットの各回転部材を含んでなる第1〜第7回転部材、及び、回転部材を選択的に連結するクラッチと、回転部材を変速機ハウジングに選択的に連結するブレーキとからなる摩擦部材、を含むことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】エンジンの回転動力が伝達される入力軸、変速された回転動力を出力する出力ギヤ、第1、2遊星ギヤセットの組み合わせによって形成され、第1サンギヤと、第2サンギヤと、共有遊星キャリアと、共有リングギヤとをその回転部材として有する複合遊星ギヤセット、第3サンギヤと、第3遊星キャリアと、第3リングギヤとをその回転部材として有する第3遊星ギヤセット、複合遊星ギヤセットと第3遊星ギヤセットの各回転部材を含んでなる第1〜第7回転部材、及び、回転部材を選択的に連結するクラッチと、回転部材を変速機ハウジングに選択的に連結するブレーキとからなる摩擦部材、を含むことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両用自動変速機の遊星ギヤトレインに係り、より詳しくは、動力伝達性能を向上させ、燃費を低減できるようにする車両用自動変速機の遊星ギヤトレインに関する。
通常、自動変速機の遊星ギヤトレインは、複数の遊星ギヤセットの組み合わせによって具現され、トルクコンバータから伝達される回転動力を多段に自動変速して、出力軸に伝達する機能を果たす。
このような遊星ギヤトレインは、具現可能な変速段が多いほどより適切な変速比の設計が可能であるだけでなく、動力性能及び燃費の面で優れた車両を具現することができるため、より多い変速段を具現する研究が行われている。
遊星ギヤトレインは、同一の変速段を具現しても、回転要素(サンギヤ、遊星キャリア、リングギヤ)の連結構成によって異なる作動メカニズムを有する。
このような遊星ギヤトレインは、具現可能な変速段が多いほどより適切な変速比の設計が可能であるだけでなく、動力性能及び燃費の面で優れた車両を具現することができるため、より多い変速段を具現する研究が行われている。
遊星ギヤトレインは、同一の変速段を具現しても、回転要素(サンギヤ、遊星キャリア、リングギヤ)の連結構成によって異なる作動メカニズムを有する。
また、遊星ギヤトレインは、その連結構成によって耐久性、動力伝達効率、大きさなどが変わる特性がある。よって、自動変速機分野では、より堅固で、動力損失がなく、コンパクト(Compact)な遊星ギヤトレインの製造のために研究開発が続けられている。
また、遊星ギヤトレインは、複数の変速段を具現するが、スムースな変速制御をするために、隣り合う変速段への変速時には、一つの摩擦部材を解除し他の一つの摩擦部材を作動させる作動条件を満たさなければならない。
そして、遊星ギヤトレインは、隣り合う変速段間の段間比が適切な水準で具現されなければならない。
このような側面から、現在、通常用いられている自動変速機は4速及び5速自動変速機が主流をなしているが、最近は6速自動変速機が商用化され、さらにそれ以上の変速段(8速乃至10速)を可能にする遊星ギヤトレインの研究開発も活発に行われている(例えば、特許文献1〜3参照)。
また、遊星ギヤトレインは、複数の変速段を具現するが、スムースな変速制御をするために、隣り合う変速段への変速時には、一つの摩擦部材を解除し他の一つの摩擦部材を作動させる作動条件を満たさなければならない。
そして、遊星ギヤトレインは、隣り合う変速段間の段間比が適切な水準で具現されなければならない。
このような側面から、現在、通常用いられている自動変速機は4速及び5速自動変速機が主流をなしているが、最近は6速自動変速機が商用化され、さらにそれ以上の変速段(8速乃至10速)を可能にする遊星ギヤトレインの研究開発も活発に行われている(例えば、特許文献1〜3参照)。
本発明は上記の問題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、複数の遊星ギヤセットと複数の摩擦部材との組み合わせによって、前進8速及び後進2速の変速段を具現化し、動力伝達性能と燃費を向上させ、特に後進性能を向上させた車両用自動変速機の遊星ギヤトレインを提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本発明の車両用自動変速機の遊星ギヤトレインは、i)エンジンの回転動力が伝達される入力軸、ii)変速された回転動力を出力する出力ギヤ、iii)第1、2遊星ギヤセットの組み合わせによって形成され、第1サンギヤと、第2サンギヤと、共有遊星キャリアと、共有リングギヤとをその回転部材として有する複合遊星ギヤセット、iv)第3サンギヤと、第3遊星キャリアと、第3リングギヤとをその回転部材として有する第3遊星ギヤセット、v)第2サンギヤを含んでなる第1回転部材、vi)共有遊星キャリアを含んでなり、入力軸と選択的に連結されて選択的な入力要素として作動するか、または、変速機ハウジングと選択的に連結されて選択的な固定要素として作動する第2回転部材、vii)共有リングギヤを含んでなり、出力ギヤと連結されて最終出力部材として作動する第3回転部材、viii)第1サンギヤを含んでなる第4回転部材、ix)第3リングギヤを含んでなり、入力軸と直接連結されて常時入力要素として作動する第5回転部材、x)第3遊星キャリアを含んでなる第6回転部材、xi)第3サンギヤを含んでなり、出力要素として作動するか、または、変速機ハウジングと選択的に連結されて選択的な固定要素として作動する第7回転部材、及び、xii)選択的な入力要素として作動する回転部材を入力軸と選択的に連結するか、または、回転部材同士に互いに選択的に連結するクラッチと、選択的な固定要素として作動する回転部材を変速機ハウジングに選択的に連結するブレーキとからなる摩擦部材、を含むことを特徴とする。
第1遊星ギヤセットは、ダブルピニオン遊星ギヤセットからなり、第2遊星ギヤセットは、シングルピニオン遊星ギヤセットからなり、第3遊星ギヤセットは、シングルピニオン遊星ギヤセットからなることを特徴とする。
複合遊星ギヤセットと第3遊星ギヤセットは、エンジン側からその後方に、複合遊星ギヤセットと第3遊星ギヤセットの順に配置されることを特徴とする。
摩擦部材は、第4回転部材と第6回転部材との間に配置される第1クラッチ、第1回転部材と第6回転部材との間に配置される第2クラッチ、入力軸と第2回転部材との間に配置される第3クラッチ、第1回転部材と第7回転部材との間に配置される第4クラッチ、第2回転部材と変速機ハウジングとの間に配置される第1ブレーキ、及び、第7回転部材と変速機ハウジングとの間に配置される第2ブレーキ、を含むことを特徴とする。
複合遊星ギヤセットと第3遊星ギヤセットは、エンジン側からその後方に、複合遊星ギヤセットと第3遊星ギヤセットの順に配置されることを特徴とする。
摩擦部材は、第4回転部材と第6回転部材との間に配置される第1クラッチ、第1回転部材と第6回転部材との間に配置される第2クラッチ、入力軸と第2回転部材との間に配置される第3クラッチ、第1回転部材と第7回転部材との間に配置される第4クラッチ、第2回転部材と変速機ハウジングとの間に配置される第1ブレーキ、及び、第7回転部材と変速機ハウジングとの間に配置される第2ブレーキ、を含むことを特徴とする。
6個の摩擦部材のうち3個の摩擦部材が作動して具現される前進変速段は、第1、4クラッチと第1ブレーキが同時作動する前進1速の変速段、第1クラッチと第1、2ブレーキが同時作動する前進2速の変速段、第1、4クラッチと第2ブレーキが同時作動する前進3速の変速段、第1、2クラッチと第2ブレーキが同時作動する前進4速の変速段、第1、3クラッチと第2ブレーキが同時作動する前進5速の変速段、第1、2、3クラッチが同時作動する前進6速の変速段、第2、3クラッチと第2ブレーキが同時作動する前進7速の変速段、及び、第3、4クラッチと第2ブレーキが同時作動する前進8速の変速段、を含むことを特徴とする。
6個の摩擦部材のうち3個の摩擦部材が作動して具現される後進変速段は、第2クラッチと第1、2ブレーキが同時作動する後進1速の変速段、及び第2、4クラッチと第1ブレーキが同時作動する後進2速の変速段、を含むことを特徴とする。
6個の摩擦部材のうち3個の摩擦部材が作動して具現される後進変速段は、第2クラッチと第1、2ブレーキが同時作動する後進1速の変速段、及び第2、4クラッチと第1ブレーキが同時作動する後進2速の変速段、を含むことを特徴とする。
本発明の遊星ギヤセットによれば、3個の遊星ギヤセットと6個の摩擦部材を組み合わせ、各変速段で3個の摩擦部材が作動して前進8速及び後進2速の変速段を具現することができる。
上記のとおり、6個の摩擦部材のみを使用することから、これらを制御する油圧制御システムを単純化することが可能であり、原価及び重量を軽減することができる。
また、変速制御が容易であり、順次変速が行われるとき、一つの摩擦部材の作動を解除し、他の一つの摩擦部材を作動させることで、スムースな変速制御することができる。
また、3個の摩擦部材を作動させて各変速段が具現されることによって、作動しない摩擦部材の数を減らすことができる。したがって、摩擦ドラッグの損失を最少化することによって、動力伝達性能及び燃費を向上させることができる。
さらに、2個の後進変速段を具現することによって、後進性能を向上させることができる。
上記のとおり、6個の摩擦部材のみを使用することから、これらを制御する油圧制御システムを単純化することが可能であり、原価及び重量を軽減することができる。
また、変速制御が容易であり、順次変速が行われるとき、一つの摩擦部材の作動を解除し、他の一つの摩擦部材を作動させることで、スムースな変速制御することができる。
また、3個の摩擦部材を作動させて各変速段が具現されることによって、作動しない摩擦部材の数を減らすことができる。したがって、摩擦ドラッグの損失を最少化することによって、動力伝達性能及び燃費を向上させることができる。
さらに、2個の後進変速段を具現することによって、後進性能を向上させることができる。
以下に、本発明の実施例について、添付した図面に基づき詳細に説明する。
但し、本発明の実施例を明確に説明するために説明上不要な部分は省略する。また、明細書及び図面において、同一または類似する構成要素については同一の図面符号を付与して説明する。
下記の説明で構成の名称を第1または第2などと番号を付与するのは、その構成の名称が同一であってこれを区別するためのものであり、必ずしもその順序に意味があるものではない。
但し、本発明の実施例を明確に説明するために説明上不要な部分は省略する。また、明細書及び図面において、同一または類似する構成要素については同一の図面符号を付与して説明する。
下記の説明で構成の名称を第1または第2などと番号を付与するのは、その構成の名称が同一であってこれを区別するためのものであり、必ずしもその順序に意味があるものではない。
図1は、本発明の実施例による遊星ギヤトレインの構成図である。
図1に示したとおり、本発明の実施例による遊星ギヤトレインは、同一軸線上に配置される第1、2、3遊星ギヤセットPG1,PG2,PG3と、入力軸ISと、出力ギヤOGと、第1、2、3遊星ギヤセットPG1,PG2,PG3の回転要素を相互直接連結するか、または選択的に連結する7個の回転部材TM1,TM2,TM3,TM4,TM5,TM6,TM7と、6個の摩擦部材C1,C2,C3,C4,B1,B2と、変速機ハウジングHを備えている。
そして、第1、2遊星ギヤセットPG1,PG2は組み合わせてラヴィニュータイプの複合遊星ギヤセット(Compound Planetary Gear Set;CPG)として作動し、第3遊星ギヤセットPG3は独立的な遊星ギヤセットとして作動する。
これにより、入力軸ISから入力される回転動力が複合遊星ギヤセットCPGと第3遊星ギヤセットPG3の相互補完作動によって変速されて、出力ギヤOGを介して出力される。
図1に示したとおり、本発明の実施例による遊星ギヤトレインは、同一軸線上に配置される第1、2、3遊星ギヤセットPG1,PG2,PG3と、入力軸ISと、出力ギヤOGと、第1、2、3遊星ギヤセットPG1,PG2,PG3の回転要素を相互直接連結するか、または選択的に連結する7個の回転部材TM1,TM2,TM3,TM4,TM5,TM6,TM7と、6個の摩擦部材C1,C2,C3,C4,B1,B2と、変速機ハウジングHを備えている。
そして、第1、2遊星ギヤセットPG1,PG2は組み合わせてラヴィニュータイプの複合遊星ギヤセット(Compound Planetary Gear Set;CPG)として作動し、第3遊星ギヤセットPG3は独立的な遊星ギヤセットとして作動する。
これにより、入力軸ISから入力される回転動力が複合遊星ギヤセットCPGと第3遊星ギヤセットPG3の相互補完作動によって変速されて、出力ギヤOGを介して出力される。
そして各遊星ギヤセットは、エンジンからその後方に、複合遊星ギヤセットCPGと第3遊星ギヤセットPG3の順に配置される。
これとは反対に、エンジンからその後方に、第3遊星ギヤセットPG3と複合遊星ギヤセットCPGの順に配置してもよい。
入力軸ISは入力部材であって、エンジンのクランクシャフトからの回転動力がトルクコンバータを介してトルク変換が行われて入力される。
出力ギヤOGは出力部材であって、差動装置(図示せず)を介して駆動輪を駆動できるように駆動力を伝達する。
これとは反対に、エンジンからその後方に、第3遊星ギヤセットPG3と複合遊星ギヤセットCPGの順に配置してもよい。
入力軸ISは入力部材であって、エンジンのクランクシャフトからの回転動力がトルクコンバータを介してトルク変換が行われて入力される。
出力ギヤOGは出力部材であって、差動装置(図示せず)を介して駆動輪を駆動できるように駆動力を伝達する。
複合遊星ギヤセットCPGは、ダブルピニオン遊星ギヤセットである第1遊星ギヤセットPG1と、シングルピニオン遊星ギヤセットである第2遊星ギヤセットPG2とを組み合わせるが、リングギヤと遊星キャリアを共有するラヴィニュータイプの複合遊星ギヤセットからなる。
これによって、リングギヤと遊星キャリア、及び2個のサンギヤを含んで4個の回転要素で作動するようになるが、説明の便宜上、リングギヤを共有リングギヤR12、遊星キャリアを共有遊星キャリアPC12、ショットピニオンP1と噛み合うサンギヤを第1サンギヤS1、ロングピニオンP2と噛み合うサンギヤを第2サンギヤS2と称する。
第3遊星ギヤセットPG3はシングルピニオン遊星ギヤセットであって、第3サンギヤS3と、第3リングギヤR3と、第3サンギヤS3と第3リングギヤR3との間で噛み合う第3ピニオンP3を支持する第3遊星キャリアPC3とを含む。
これによって、リングギヤと遊星キャリア、及び2個のサンギヤを含んで4個の回転要素で作動するようになるが、説明の便宜上、リングギヤを共有リングギヤR12、遊星キャリアを共有遊星キャリアPC12、ショットピニオンP1と噛み合うサンギヤを第1サンギヤS1、ロングピニオンP2と噛み合うサンギヤを第2サンギヤS2と称する。
第3遊星ギヤセットPG3はシングルピニオン遊星ギヤセットであって、第3サンギヤS3と、第3リングギヤR3と、第3サンギヤS3と第3リングギヤR3との間で噛み合う第3ピニオンP3を支持する第3遊星キャリアPC3とを含む。
複合遊星ギヤセットCPGと第3遊星ギヤセットPG3は、7個の回転部材TM1〜TM7によって作動する。
第1回転部材TM1は、第2サンギヤS2を含んでなる。
第2回転部材TM2は、共有遊星キャリアPC12を含んでなり、入力軸ISと選択的に連結されて選択的な入力要素として作動するか、または、変速機ハウジングHと選択的に連結されて選択的な固定要素として作動する。
第3回転部材TM3は、共有リングギヤR12を含んでなり、出力ギヤOGと連結されて最終出力部材として作動する。
第4回転部材TM4は、第1サンギヤS1を含んでなる。
第5回転部材TM5は、第3リングギヤR3を含んでなり、入力軸ISと直接連結されて、常時入力要素として作動する。
第1回転部材TM1は、第2サンギヤS2を含んでなる。
第2回転部材TM2は、共有遊星キャリアPC12を含んでなり、入力軸ISと選択的に連結されて選択的な入力要素として作動するか、または、変速機ハウジングHと選択的に連結されて選択的な固定要素として作動する。
第3回転部材TM3は、共有リングギヤR12を含んでなり、出力ギヤOGと連結されて最終出力部材として作動する。
第4回転部材TM4は、第1サンギヤS1を含んでなる。
第5回転部材TM5は、第3リングギヤR3を含んでなり、入力軸ISと直接連結されて、常時入力要素として作動する。
第6回転部材TM6は、第3遊星キャリアPC3を含んでなり、出力要素として作動する。
第7回転部材TM7は、第3サンギヤS3を含んでなり、出力要素として作動するか、または、変速機ハウジングHと選択的に連結されて選択的な固定要素として作動する。
そして、回転部材TM1〜TM7のうち選択的な入力要素として作動する回転部材が入力軸ISと選択的に連結されるか、回転部材TM1〜TM7が互いに選択的に連結されるときには、摩擦部材であるクラッチが作動する。
また、回転部材TM1〜TM7のうち選択的な固定要素として作動する回転部材が変速機ハウジングHと選択的に連結されるときには、摩擦部材であるブレーキが作動する。
第7回転部材TM7は、第3サンギヤS3を含んでなり、出力要素として作動するか、または、変速機ハウジングHと選択的に連結されて選択的な固定要素として作動する。
そして、回転部材TM1〜TM7のうち選択的な入力要素として作動する回転部材が入力軸ISと選択的に連結されるか、回転部材TM1〜TM7が互いに選択的に連結されるときには、摩擦部材であるクラッチが作動する。
また、回転部材TM1〜TM7のうち選択的な固定要素として作動する回転部材が変速機ハウジングHと選択的に連結されるときには、摩擦部材であるブレーキが作動する。
第1クラッチC1は、第4回転部材TM4と第6回転部材TM6との間に介在されて、第4回転部材TM4と第6回転部材TM6とを選択的に連結する。
第2クラッチC2は、第1回転部材TM1と第6回転部材TM6との間に介在されて、第1回転部材TM1と第6回転部材TM6とを選択的に連結する。
第3クラッチC3は、入力軸ISと第2回転部材TM2との間に介在されて、入力軸ISと第2回転部材TM2とを選択的に連結する。
第4クラッチC4は、第1回転部材TM1と第7回転部材TM7との間に介在されて、第1回転部材TM1と第7回転部材TM7とを選択的に連結する。
第2クラッチC2は、第1回転部材TM1と第6回転部材TM6との間に介在されて、第1回転部材TM1と第6回転部材TM6とを選択的に連結する。
第3クラッチC3は、入力軸ISと第2回転部材TM2との間に介在されて、入力軸ISと第2回転部材TM2とを選択的に連結する。
第4クラッチC4は、第1回転部材TM1と第7回転部材TM7との間に介在されて、第1回転部材TM1と第7回転部材TM7とを選択的に連結する。
第1ブレーキB1は、第2回転部材TM2と変速機ハウジングHとの間に介在されて、第2回転部材TM2が選択的な固定要素として作動するようにする。
第2ブレーキB2は、第7回転部材TM7と変速機ハウジングHとの間に介在されて、第7回転部材TM7が選択的な固定要素として作動するようにする。
上記で第1、2、3、4クラッチC1,C2,C3,C4と第1、2ブレーキB1,B2とからなる各摩擦部材は、油圧によって摩擦結合される多板式の油圧摩擦結合ユニットからなる。
第2ブレーキB2は、第7回転部材TM7と変速機ハウジングHとの間に介在されて、第7回転部材TM7が選択的な固定要素として作動するようにする。
上記で第1、2、3、4クラッチC1,C2,C3,C4と第1、2ブレーキB1,B2とからなる各摩擦部材は、油圧によって摩擦結合される多板式の油圧摩擦結合ユニットからなる。
図2は、本発明の実施例による遊星ギヤトレインに適用される各摩擦部材の各変速段別作動表である。
図2に示したとおり、本発明の実施例による遊星ギヤトレインは、各変速段で3個の摩擦部材が作動して変速が行われる。
図2に示したとおり、本発明の実施例による遊星ギヤトレインは、各変速段で3個の摩擦部材が作動して変速が行われる。
前進1速の変速段D1は、第1、4クラッチC1,C4と第1ブレーキB1の同時作動によって達成される。
前進2速の変速段D2は、第1クラッチC1と第1、2ブレーキB1,B2の同時作動によって達成される。
前進3速の変速段D3は、第1、4クラッチC1,C4と第2ブレーキB2の同時作動によって達成される。
前進4速の変速段D4は、第1、2クラッチC1,C2と第2ブレーキB2の同時作動によって達成される。
前進5速の変速段D5は、第1、3クラッチC1,C3と第2ブレーキB2の同時作動によって達成される。
前進2速の変速段D2は、第1クラッチC1と第1、2ブレーキB1,B2の同時作動によって達成される。
前進3速の変速段D3は、第1、4クラッチC1,C4と第2ブレーキB2の同時作動によって達成される。
前進4速の変速段D4は、第1、2クラッチC1,C2と第2ブレーキB2の同時作動によって達成される。
前進5速の変速段D5は、第1、3クラッチC1,C3と第2ブレーキB2の同時作動によって達成される。
前進6速の変速段D6は、第1、2、3クラッチC1,C2,C3の同時作動によって達成される。
前進7速の変速段D7は、第2、3クラッチC2,C3と第2ブレーキB2の同時作動によって達成される。
前進8速の変速段D8は、第3、4クラッチC3,C4と第2ブレーキB2の同時作動によって達成される。
後進1速の変速段REV1は、第2クラッチC2と第1、2ブレーキB1,B2の同時作動によって達成される。
後進2速の変速段REV2は、第2、4クラッチC2,C4と第1ブレーキB1の同時作動によって達成される。
前進7速の変速段D7は、第2、3クラッチC2,C3と第2ブレーキB2の同時作動によって達成される。
前進8速の変速段D8は、第3、4クラッチC3,C4と第2ブレーキB2の同時作動によって達成される。
後進1速の変速段REV1は、第2クラッチC2と第1、2ブレーキB1,B2の同時作動によって達成される。
後進2速の変速段REV2は、第2、4クラッチC2,C4と第1ブレーキB1の同時作動によって達成される。
図3は、本発明の実施例による遊星ギヤトレインの変速線図である。
図3を基にして、各変速段の変速過程を説明すると、次のとおりである。
[前進1速の変速段]
前進1速の変速段D1では、第1、4クラッチC1,C4と第1ブレーキB1が同時作動する。
つまり、第5回転部材TM5に入力軸ISの回転動力が入力されている状態で、第1、4クラッチC1,C4と第1ブレーキB1が作動する。
これにより、第3遊星ギヤセットPG3と複合遊星ギヤセットCPGの相互補完作動によって、第3遊星ギヤセットPG3の回転部材は第1速度線T1を形成し、複合遊星ギヤセットCPGの回転部材は第1変速線SP1を形成する、したがって、第3回転部材TM3を介して、前進1速の変速段D1が出力される。
図3を基にして、各変速段の変速過程を説明すると、次のとおりである。
[前進1速の変速段]
前進1速の変速段D1では、第1、4クラッチC1,C4と第1ブレーキB1が同時作動する。
つまり、第5回転部材TM5に入力軸ISの回転動力が入力されている状態で、第1、4クラッチC1,C4と第1ブレーキB1が作動する。
これにより、第3遊星ギヤセットPG3と複合遊星ギヤセットCPGの相互補完作動によって、第3遊星ギヤセットPG3の回転部材は第1速度線T1を形成し、複合遊星ギヤセットCPGの回転部材は第1変速線SP1を形成する、したがって、第3回転部材TM3を介して、前進1速の変速段D1が出力される。
[前進2速の変速段]
前進2速の変速段D2では、第1クラッチC1と第1、2ブレーキB1,B2が同時作動する。
つまり、第5回転部材TM5に入力軸ISの回転動力が入力されている状態で、第1クラッチC1と第1、2ブレーキB1,B2が作動する。
これにより、第3遊星ギヤセットPG3と複合遊星ギヤセットCPGの相互補完作動によって、第3遊星ギヤセットPG3の回転部材は第2速度線T2を形成し、複合遊星ギヤセットCPGの回転部材は第2変速線SP2を形成する。したがって、第3回転部材TM3を介して、前進2速の変速段D2が出力される。
前進2速の変速段D2では、第1クラッチC1と第1、2ブレーキB1,B2が同時作動する。
つまり、第5回転部材TM5に入力軸ISの回転動力が入力されている状態で、第1クラッチC1と第1、2ブレーキB1,B2が作動する。
これにより、第3遊星ギヤセットPG3と複合遊星ギヤセットCPGの相互補完作動によって、第3遊星ギヤセットPG3の回転部材は第2速度線T2を形成し、複合遊星ギヤセットCPGの回転部材は第2変速線SP2を形成する。したがって、第3回転部材TM3を介して、前進2速の変速段D2が出力される。
[前進3速の変速段]
前進3速の変速段D3では、第1、4クラッチC1,C4と第2ブレーキB2が同時作動する。
つまり、第5回転部材TM5に入力軸ISの回転動力が入力されている状態で、第1、4クラッチC1,C4と第2ブレーキB2が作動する。
これにより、第3遊星ギヤセットPG3と複合遊星ギヤセットCPGの相互補完作動によって、第3遊星ギヤセットPG3の回転部材は第2速度線T2を形成し、複合遊星ギヤセットCPGの回転部材は第3変速線SP3を形成する。したがって、第3回転部材TM3を介して、前進3速の変速段D3が出力される。
前進3速の変速段D3では、第1、4クラッチC1,C4と第2ブレーキB2が同時作動する。
つまり、第5回転部材TM5に入力軸ISの回転動力が入力されている状態で、第1、4クラッチC1,C4と第2ブレーキB2が作動する。
これにより、第3遊星ギヤセットPG3と複合遊星ギヤセットCPGの相互補完作動によって、第3遊星ギヤセットPG3の回転部材は第2速度線T2を形成し、複合遊星ギヤセットCPGの回転部材は第3変速線SP3を形成する。したがって、第3回転部材TM3を介して、前進3速の変速段D3が出力される。
[前進4速の変速段]
前進4速の変速段D4では、第1、2クラッチC1,C2と第2ブレーキB2が同時作動する。
つまり、第5回転部材TM5に入力軸ISの回転動力が入力されている状態で、第1、2クラッチC1,C2と第2ブレーキB2が作動する。
これにより、第3遊星ギヤセットPG3と複合遊星ギヤセットCPGの相互補完作動によって、第3遊星ギヤセットPG3の回転部材は第2速度線T2を形成し、複合遊星ギヤセットCPGの回転部材は第4変速線SP4を形成する。したがって、第3回転部材TM3を介して、前進4速の変速段D4が出力される。
前進4速の変速段D4では、第1、2クラッチC1,C2と第2ブレーキB2が同時作動する。
つまり、第5回転部材TM5に入力軸ISの回転動力が入力されている状態で、第1、2クラッチC1,C2と第2ブレーキB2が作動する。
これにより、第3遊星ギヤセットPG3と複合遊星ギヤセットCPGの相互補完作動によって、第3遊星ギヤセットPG3の回転部材は第2速度線T2を形成し、複合遊星ギヤセットCPGの回転部材は第4変速線SP4を形成する。したがって、第3回転部材TM3を介して、前進4速の変速段D4が出力される。
[前進5速の変速段]
前進5速の変速段D5では、第1、3クラッチC1,C3と第2ブレーキB2が同時作動する。
つまり、第5回転部材TM5に入力軸ISの回転動力が入力されている状態で、第1、3クラッチC1,C3と第2ブレーキB2が作動する。
これにより、第3遊星ギヤセットPG3と複合遊星ギヤセットCPGの相互補完作動によって、第3遊星ギヤセットPG3の回転部材は第2速度線T2を形成し、複合遊星ギヤセットCPGの回転部材は第5変速線SP5を形成する。したがって、第3回転部材TM3を介して、前進5速の変速段D5が出力される。
前進5速の変速段D5では、第1、3クラッチC1,C3と第2ブレーキB2が同時作動する。
つまり、第5回転部材TM5に入力軸ISの回転動力が入力されている状態で、第1、3クラッチC1,C3と第2ブレーキB2が作動する。
これにより、第3遊星ギヤセットPG3と複合遊星ギヤセットCPGの相互補完作動によって、第3遊星ギヤセットPG3の回転部材は第2速度線T2を形成し、複合遊星ギヤセットCPGの回転部材は第5変速線SP5を形成する。したがって、第3回転部材TM3を介して、前進5速の変速段D5が出力される。
[前進6速の変速段]
前進6速の変速段D6では、第1、2、3クラッチC1,C2,C3が同時作動する。
第5回転部材TM5に入力軸ISの回転動力が入力されている状態で、第3クラッチC3の作動によって第2回転部材TM2にも入力軸ISの回転動力が入力される。また、第1クラッチC1の作動によって、第4回転部材TM4が第6回転部材TM6に連結され、第2クラッチC2の作動によって、第1回転部材TM1が第6回転部材TM6に連結される。
これにより、第3遊星ギヤセットPG3と複合遊星ギヤセットCPGが全て直結状態になって、第3遊星ギヤセットPG3の回転部材は第3速度線T3を形成し、複合遊星ギヤセットCPGの回転部材は第6変速線SP6を形成する。したがって、第3回転部材TM3を介して、前進6速の変速段D6が出力される。つまり、出力ギヤOGを介して出力される速度は入力軸ISの速度と同一である。
前進6速の変速段D6では、第1、2、3クラッチC1,C2,C3が同時作動する。
第5回転部材TM5に入力軸ISの回転動力が入力されている状態で、第3クラッチC3の作動によって第2回転部材TM2にも入力軸ISの回転動力が入力される。また、第1クラッチC1の作動によって、第4回転部材TM4が第6回転部材TM6に連結され、第2クラッチC2の作動によって、第1回転部材TM1が第6回転部材TM6に連結される。
これにより、第3遊星ギヤセットPG3と複合遊星ギヤセットCPGが全て直結状態になって、第3遊星ギヤセットPG3の回転部材は第3速度線T3を形成し、複合遊星ギヤセットCPGの回転部材は第6変速線SP6を形成する。したがって、第3回転部材TM3を介して、前進6速の変速段D6が出力される。つまり、出力ギヤOGを介して出力される速度は入力軸ISの速度と同一である。
[前進7速の変速段]
前進7速の変速段D7では、第2、3クラッチC2,C3と第2ブレーキB2が同時作動する。
つまり、第5回転部材TM5に入力軸ISの回転動力が入力されている状態で、第2、3クラッチC2,C3と第2ブレーキB2が作動する。
これにより、第3遊星ギヤセットPG3と複合遊星ギヤセットCPGの相互補完作動によって、第3遊星ギヤセットPG3の回転部材は第2速度線T2を形成し、複合遊星ギヤセットCPGの回転部材は第7変速線SP7を形成する。したがって、第3回転部材TM3を介して、前進7速の変速段D7が出力される。
前進7速の変速段D7では、第2、3クラッチC2,C3と第2ブレーキB2が同時作動する。
つまり、第5回転部材TM5に入力軸ISの回転動力が入力されている状態で、第2、3クラッチC2,C3と第2ブレーキB2が作動する。
これにより、第3遊星ギヤセットPG3と複合遊星ギヤセットCPGの相互補完作動によって、第3遊星ギヤセットPG3の回転部材は第2速度線T2を形成し、複合遊星ギヤセットCPGの回転部材は第7変速線SP7を形成する。したがって、第3回転部材TM3を介して、前進7速の変速段D7が出力される。
[前進8速の変速段]
前進8速の変速段D8では、第3、4クラッチC3,C4と第2ブレーキB2が同時作動する。
つまり、第5回転部材TM5に入力軸ISの回転動力が入力されている状態で、第3、4クラッチC3,C4と第2ブレーキB2が作動する。
これにより、第3遊星ギヤセットPG3と複合遊星ギヤセットCPGの相互補完作動によって、第3遊星ギヤセットPG3の回転部材は第2速度線T2を形成し、複合遊星ギヤセットCPGの回転部材は第8変速線SP8を形成する。したがって、第3回転部材TM3を介して、前進8速の変速段D8が出力される。
前進8速の変速段D8では、第3、4クラッチC3,C4と第2ブレーキB2が同時作動する。
つまり、第5回転部材TM5に入力軸ISの回転動力が入力されている状態で、第3、4クラッチC3,C4と第2ブレーキB2が作動する。
これにより、第3遊星ギヤセットPG3と複合遊星ギヤセットCPGの相互補完作動によって、第3遊星ギヤセットPG3の回転部材は第2速度線T2を形成し、複合遊星ギヤセットCPGの回転部材は第8変速線SP8を形成する。したがって、第3回転部材TM3を介して、前進8速の変速段D8が出力される。
[後進1速の変速段]
後進1速の変速段REV1では、第2クラッチC2と第1、2ブレーキB1,B2が同時作動する。
つまり、第5回転部材TM5に入力軸ISの回転動力が入力されている状態で、第2クラッチC2と第1、2ブレーキB1,B2が作動する。
これにより、第3遊星ギヤセットPG3と複合遊星ギヤセットCPGの相互補完作動によって、第3遊星ギヤセットPG3の回転部材は第2速度線T2を形成し、複合遊星ギヤセットCPGの回転部材は第1後進変速線RSP1を形成する。したがって、第3回転部材TM3を介して、後進1速の変速段REV1が出力される。
後進1速の変速段REV1では、第2クラッチC2と第1、2ブレーキB1,B2が同時作動する。
つまり、第5回転部材TM5に入力軸ISの回転動力が入力されている状態で、第2クラッチC2と第1、2ブレーキB1,B2が作動する。
これにより、第3遊星ギヤセットPG3と複合遊星ギヤセットCPGの相互補完作動によって、第3遊星ギヤセットPG3の回転部材は第2速度線T2を形成し、複合遊星ギヤセットCPGの回転部材は第1後進変速線RSP1を形成する。したがって、第3回転部材TM3を介して、後進1速の変速段REV1が出力される。
[後進2速の変速段]
後進2速の変速段REV2では、第2、4クラッチC2,C4と第1ブレーキB1が同時作動する。
つまり、第5回転部材TM5に入力軸ISの回転動力が入力されている状態で、第2、第4クラッチC2,C4と第1ブレーキB1が作動する。
これにより、第3遊星ギヤセットPG3と複合遊星ギヤセットCPGの相互補完作動によって、第3遊星ギヤセットPG3の回転部材は第2速度線T2を形成し、複合遊星ギヤセットCPGの回転部材は第2後進変速線RSP2を形成する。したがって、第3回転部材TM3を介して、後進2速の変速段REV2が出力される。
後進2速の変速段REV2では、第2、4クラッチC2,C4と第1ブレーキB1が同時作動する。
つまり、第5回転部材TM5に入力軸ISの回転動力が入力されている状態で、第2、第4クラッチC2,C4と第1ブレーキB1が作動する。
これにより、第3遊星ギヤセットPG3と複合遊星ギヤセットCPGの相互補完作動によって、第3遊星ギヤセットPG3の回転部材は第2速度線T2を形成し、複合遊星ギヤセットCPGの回転部材は第2後進変速線RSP2を形成する。したがって、第3回転部材TM3を介して、後進2速の変速段REV2が出力される。
上記のとおり、本発明の実施例による遊星ギヤセットは、3個の遊星ギヤセットを6個の摩擦部材を用いて組み合わせ、各変速段で3個の摩擦部材が作動しながら、前進8速及び後進2速の変速段を具現することができる。
そして、6個の摩擦部材のみを適用することによって、これらを制御する油圧制御システムの単純化が可能であり、原価及び重量と搭載性に優れている。
また、順次変速が行われるとき、一つの摩擦部材の作動を解除し、他の一つの摩擦部材を作動させるため、変速制御が容易である。
また、3個の摩擦部材を作動させて各変速段が具現されることによって、作動しない摩擦部材の数を減らすことができる。したがって、摩擦ドラッグの損失を最少化することによって、動力伝達性能及び燃費を向上させることができる。
さらに、2個の後進変速段を具現することによって、後進性能を向上させることができる。
そして、6個の摩擦部材のみを適用することによって、これらを制御する油圧制御システムの単純化が可能であり、原価及び重量と搭載性に優れている。
また、順次変速が行われるとき、一つの摩擦部材の作動を解除し、他の一つの摩擦部材を作動させるため、変速制御が容易である。
また、3個の摩擦部材を作動させて各変速段が具現されることによって、作動しない摩擦部材の数を減らすことができる。したがって、摩擦ドラッグの損失を最少化することによって、動力伝達性能及び燃費を向上させることができる。
さらに、2個の後進変速段を具現することによって、後進性能を向上させることができる。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明は実施例に限定されるのではなく、特許請求の範囲によって解釈されなければならない。また、この技術分野で通常の知識を習得した者なら、本発明の技術的範囲内で多くの修正と変形ができることはいうまでもない。
B1:第1ブレーキ(摩擦部材)
B2:台2ブレーキ(摩擦部材)
C1:第1クラッチ(摩擦部材)
C2:第2クラッチ(摩擦部材)
C3:第3クラッチ(摩擦部材)
C4:第4クラッチ(摩擦部材)
CPG:複合遊星ギヤセット
D1:前進1速の変速段
D2:前進2速の変速段
D3:前進3速の変速段
D4:前進4速の変速段
D5:前進5速の変速段
D6:前進6速の変速段
D7:前進7速の変速段
D8:前進8速の変速段
H:変速機ハウジング
IS:入力軸
OG:出力ギヤ
P1:ショットピニオン
P2:ロングピニオン
P3:第3ピニオン
PC3:第3遊星キャリア
PC12:共有遊星キャリア
PG1:第1遊星ギヤセット
PG2:第2遊星ギヤセット
PG3:第3遊星ギヤセット
R3:第3リングギヤ
R12:共有リングギヤ
REV1:後進1速の変速段
REV2:後進2速の変速段
RSP1:第1後進変速線
RSP2:第2後進変速線
S1:第1サンギヤ
S2:第2サンギヤ
S3:第3サンギヤ
SP1:第1変速線
SP2:第2変速線
SP3:第3変速線
SP4:第4変速線
SP5:第5変速線
SP6:第6変速線
SP7:第7変速線
SP8:第8変速線
T1:第1速度線
T2:第2速度線
T3:第3速度線
TM1:第1回転部材
TM2:第2回転部材
TM3:第3回転部材
TM4:第4回転部材
TM5:第5回転部材
TM6:第6回転部材
TM7:第7回転部材
B2:台2ブレーキ(摩擦部材)
C1:第1クラッチ(摩擦部材)
C2:第2クラッチ(摩擦部材)
C3:第3クラッチ(摩擦部材)
C4:第4クラッチ(摩擦部材)
CPG:複合遊星ギヤセット
D1:前進1速の変速段
D2:前進2速の変速段
D3:前進3速の変速段
D4:前進4速の変速段
D5:前進5速の変速段
D6:前進6速の変速段
D7:前進7速の変速段
D8:前進8速の変速段
H:変速機ハウジング
IS:入力軸
OG:出力ギヤ
P1:ショットピニオン
P2:ロングピニオン
P3:第3ピニオン
PC3:第3遊星キャリア
PC12:共有遊星キャリア
PG1:第1遊星ギヤセット
PG2:第2遊星ギヤセット
PG3:第3遊星ギヤセット
R3:第3リングギヤ
R12:共有リングギヤ
REV1:後進1速の変速段
REV2:後進2速の変速段
RSP1:第1後進変速線
RSP2:第2後進変速線
S1:第1サンギヤ
S2:第2サンギヤ
S3:第3サンギヤ
SP1:第1変速線
SP2:第2変速線
SP3:第3変速線
SP4:第4変速線
SP5:第5変速線
SP6:第6変速線
SP7:第7変速線
SP8:第8変速線
T1:第1速度線
T2:第2速度線
T3:第3速度線
TM1:第1回転部材
TM2:第2回転部材
TM3:第3回転部材
TM4:第4回転部材
TM5:第5回転部材
TM6:第6回転部材
TM7:第7回転部材
Claims (6)
- エンジンの回転動力が伝達される入力軸、
変速された回転動力を出力する出力ギヤ、
第1、2遊星ギヤセットの組み合わせによって形成され、第1サンギヤ、第2サンギヤ、共有遊星キャリア、共有リングギヤをその回転部材として有する複合遊星ギヤセット、
第3サンギヤ、第3遊星キャリア、第3リングギヤをその回転部材として有する第3遊星ギヤセット、
前記第2サンギヤを含んでなる第1回転部材、
前記共有遊星キャリアを含んでなり、入力軸と選択的に連結されて選択的な入力要素として作動するか、または、変速機ハウジングと選択的に連結されて選択的な固定要素として作動する第2回転部材、
前記共有リングギヤを含んでなり、前記出力ギヤと連結されて最終出力部材として作動する第3回転部材、
前記第1サンギヤを含んでなる第4回転部材、
前記第3リングギヤを含んでなり、入力軸と直接連結されて常時入力要素として作動する第5回転部材、
前記第3遊星キャリアを含んでなる第6回転部材、
前記第3サンギヤを含んでなり、出力要素として作動するか、または、前記変速機ハウジングと選択的に連結されて選択的な固定要素として作動する第7回転部材、及び、
選択的な入力要素として作動する前記回転部材を、入力軸と選択的に連結するか、または、前記回転部材同士に互いに選択的に連結するクラッチと、選択的な固定要素として作動する前記回転部材を前記変速機ハウジングに選択的に連結するブレーキとからなる摩擦部材、
を含むことを特徴とする車両用自動変速機の遊星ギヤトレイン。 - 前記第1遊星ギヤセットは、ダブルピニオン遊星ギヤセットからなり、前記第2遊星ギヤセットは、シングルピニオン遊星ギヤセットからなり、前記第3遊星ギヤセットは、シングルピニオン遊星ギヤセットからなることを特徴とする請求項1に記載の車両用自動変速機の遊星ギヤトレイン。
- 前記複合遊星ギヤセットと前記第3遊星ギヤセットは、エンジン側からその後方に、前記複合遊星ギヤセットと前記第3遊星ギヤセットの順に配置されることを特徴とする請求項1に記載の車両用自動変速機の遊星ギヤトレイン。
- 前記摩擦部材は、
前記第4回転部材と前記第6回転部材との間に配置される第1クラッチ、
前記第1回転部材と前記第6回転部材との間に配置される第2クラッチ、
前記入力軸と前記第2回転部材との間に配置される第3クラッチ、
前記第1回転部材と前記第7回転部材との間に配置される第4クラッチ、
前記第2回転部材と前記変速機ハウジングとの間に配置される第1ブレーキ、及び、
前記第7回転部材と前記変速機ハウジングとの間に配置される第2ブレーキ、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の車両用自動変速機の遊星ギヤトレイン。 - 前記6個の摩擦部材のうち3個の摩擦部材が作動して具現される前進変速段は、
前記第1、4クラッチと前記第1ブレーキが同時作動する前進1速の変速段、
前記第1クラッチと前記第1、2ブレーキが同時作動する前進2速の変速段、
前記第1、4クラッチと前記第2ブレーキが同時作動する前進3速の変速段、
前記第1、2クラッチと前記第2ブレーキが同時作動する前進4速の変速段、
前記第1、3クラッチと前記第2ブレーキが同時作動する前進5速の変速段、
前記第1、2、3クラッチが同時作動する前進6速の変速段と、
前記第2、3クラッチと前記第2ブレーキが同時作動する前進7速の変速段及び
前記第3、4クラッチと前記第2ブレーキが同時作動する前進8速の変速段と、を含むことを特徴とする請求項4に記載の車両用自動変速機の遊星ギヤトレイン。 - 前記6個の摩擦部材のうち3個の摩擦部材が作動して具現される後進変速段は、
前記第2クラッチと前記第1、2ブレーキが同時作動する後進1速の変速段、及び
前記第2、4クラッチと前記第1ブレーキが同時作動する後進2速の変速段、
を含むことを特徴とする請求項4に記載の車両用自動変速機の遊星ギヤトレイン。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR10-2011-0131905 | 2011-12-09 | ||
KR1020110131905A KR101251532B1 (ko) | 2011-12-09 | 2011-12-09 | 차량용 자동변속기의 유성기어트레인 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013122309A true JP2013122309A (ja) | 2013-06-20 |
Family
ID=48442499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012137623A Pending JP2013122309A (ja) | 2011-12-09 | 2012-06-19 | 車両用自動変速機の遊星ギヤトレイン |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8840518B2 (ja) |
JP (1) | JP2013122309A (ja) |
KR (1) | KR101251532B1 (ja) |
CN (1) | CN103161890A (ja) |
DE (1) | DE102012106690A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105317946A (zh) * | 2014-07-15 | 2016-02-10 | 腓特烈斯港齿轮工厂股份公司 | 变速器 |
CN108561538A (zh) * | 2018-05-02 | 2018-09-21 | 湘潭大学 | 基于混动/燃油两用高效低噪声汽车自动变速器及其应用 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102012113203A1 (de) * | 2012-10-26 | 2014-04-30 | Hyundai Motor Company | Planetengetriebezug eines Automatikgetriebes für Fahrzeuge |
KR101558365B1 (ko) * | 2013-11-27 | 2015-10-08 | 현대자동차 주식회사 | 차량용 자동변속기의 유성기어트레인 |
CN103851138B (zh) * | 2014-03-21 | 2016-01-06 | 上海中科深江电动车辆有限公司 | 行星变速机构及变速箱 |
DE102014205550A1 (de) * | 2014-03-25 | 2015-10-01 | Siemens Aktiengesellschaft | Getriebesystem mit Ravigneaux-Satz und Fahrzeug |
DE102014205553B4 (de) * | 2014-03-25 | 2020-08-06 | Valeo Siemens Eautomotive Germany Gmbh | Getriebesystem mit zwei Getriebestufen und Fahrzeug |
CN104265792B (zh) * | 2014-08-06 | 2018-08-31 | 深圳市悦成汽车技术有限公司 | 混合动力车辆的离合器及其车辆变速总成 |
KR101795388B1 (ko) * | 2015-12-02 | 2017-11-09 | 현대자동차 주식회사 | 차량용 자동변속기의 유성기어트레인 |
AT520296B1 (de) * | 2017-11-10 | 2019-03-15 | Avl Commercial Driveline & Tractor Eng Gmbh | Schaltvorrichtung für ein getriebe |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7008346B2 (en) * | 2003-08-25 | 2006-03-07 | General Motors Corporation | Seven-speed transmission |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100444068B1 (ko) | 2002-06-27 | 2004-08-12 | 현대자동차주식회사 | 차량용 6속 자동 변속기의 유압 제어 시스템 |
KR100534779B1 (ko) * | 2003-12-30 | 2005-12-07 | 현대자동차주식회사 | 차량용 자동 변속기의 6속 파워 트레인 |
KR100534780B1 (ko) | 2004-02-26 | 2005-12-07 | 현대자동차주식회사 | 차량용 자동 변속기의 6속 파워 트레인 |
JP5293785B2 (ja) | 2005-05-16 | 2013-09-18 | トヨタ自動車株式会社 | 多段変速機 |
DE102006006644A1 (de) * | 2006-02-14 | 2007-08-23 | Zf Friedrichshafen Ag | Mehrstufengetriebe |
US7678009B2 (en) | 2007-05-21 | 2010-03-16 | Gm Global Technology Operations, Inc. | 8-speed transmission |
KR100883234B1 (ko) | 2007-05-21 | 2009-02-10 | 현대 파워텍 주식회사 | 자동 변속기의 8속 파워 트레인 |
KR100907053B1 (ko) * | 2007-08-16 | 2009-07-09 | 현대자동차주식회사 | 차량용 자동 변속기의 기어 트레인 |
KR100957141B1 (ko) | 2007-08-16 | 2010-05-12 | 현대자동차주식회사 | 차량용 자동 변속기의 파워 트레인 |
DE102008000429A1 (de) | 2008-02-28 | 2009-09-03 | Zf Friedrichshafen Ag | Mehrstufengetriebe |
US8083632B2 (en) * | 2008-03-19 | 2011-12-27 | GM Global Technology Operations LLC | Eight-speed transmission |
KR100960186B1 (ko) * | 2008-07-14 | 2010-05-27 | 현대 파워텍 주식회사 | 자동 변속기의 파워 트레인 |
JP4755704B2 (ja) * | 2009-03-26 | 2011-08-24 | ジヤトコ株式会社 | 自動変速機 |
KR101028544B1 (ko) | 2009-06-30 | 2011-04-11 | 현대자동차주식회사 | 차량용 자동 변속기의 기어 트레인 |
KR101187658B1 (ko) | 2010-06-01 | 2012-10-05 | 비에이치아이 주식회사 | 제철소용 배열회수장치 |
US8591377B1 (en) * | 2012-05-29 | 2013-11-26 | Ford Global Technologies, Llc | Multi-speed automatic transmission |
-
2011
- 2011-12-09 KR KR1020110131905A patent/KR101251532B1/ko not_active IP Right Cessation
-
2012
- 2012-06-19 JP JP2012137623A patent/JP2013122309A/ja active Pending
- 2012-07-10 US US13/545,742 patent/US8840518B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2012-07-24 DE DE102012106690A patent/DE102012106690A1/de not_active Withdrawn
- 2012-07-25 CN CN2012102599598A patent/CN103161890A/zh active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7008346B2 (en) * | 2003-08-25 | 2006-03-07 | General Motors Corporation | Seven-speed transmission |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105317946A (zh) * | 2014-07-15 | 2016-02-10 | 腓特烈斯港齿轮工厂股份公司 | 变速器 |
CN105317946B (zh) * | 2014-07-15 | 2019-01-18 | 腓特烈斯港齿轮工厂股份公司 | 变速器和用于机动车的动力总成系统 |
CN108561538A (zh) * | 2018-05-02 | 2018-09-21 | 湘潭大学 | 基于混动/燃油两用高效低噪声汽车自动变速器及其应用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR101251532B1 (ko) | 2013-04-05 |
US8840518B2 (en) | 2014-09-23 |
US20130150202A1 (en) | 2013-06-13 |
DE102012106690A1 (de) | 2013-06-13 |
CN103161890A (zh) | 2013-06-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5972562B2 (ja) | 車両用自動変速機の遊星ギヤトレイン | |
JP5904762B2 (ja) | 車両用自動変速機の遊星ギヤトレイン | |
KR101283890B1 (ko) | 차량용 자동변속기의 유성기어트레인 | |
KR101673327B1 (ko) | 차량용 자동 변속기의 기어 트레인 | |
KR101234667B1 (ko) | 차량용 자동변속기의 유성기어트레인 | |
JP5923282B2 (ja) | 車両用自動変速機の遊星ギヤトレイン | |
KR101294075B1 (ko) | 차량용 자동변속기의 유성기어트레인 | |
KR101459477B1 (ko) | 차량용 자동변속기의 유성기어트레인 | |
JP5229893B2 (ja) | 車両用自動変速機のギヤトレイン | |
KR101090813B1 (ko) | 차량용 자동 변속기의 기어 트레인 | |
KR101317142B1 (ko) | 차량용 자동변속기의 유성기어트레인 | |
KR100802954B1 (ko) | 차량용 자동 변속기의 기어 트레인 | |
JP2013122309A (ja) | 車両用自動変速機の遊星ギヤトレイン | |
JP5348375B2 (ja) | 車両用自動変速機のギヤトレイン | |
JP2012225506A (ja) | 車両用自動変速機の遊星ギヤトレイン | |
JP2012247057A (ja) | 車両用自動変速機の遊星ギヤトレイン | |
KR101283596B1 (ko) | 차량용 자동변속기의 유성기어트레인 | |
JP6097138B2 (ja) | 車両用自動変速機の遊星ギヤトレイン | |
JP6184785B2 (ja) | 車両用自動変速機の遊星ギヤトレイン | |
KR20160070426A (ko) | 차량용 자동변속기의 유성기어트레인 | |
JP6029454B2 (ja) | 車両用自動変速機の遊星ギヤトレイン | |
KR20080033789A (ko) | 차량용 9속 자동 변속기의 기어 트레인 | |
KR101283594B1 (ko) | 차량용 자동변속기의 유성기어트레인 | |
KR101234666B1 (ko) | 차량용 자동변속기의 유성기어트레인 | |
JP5683779B2 (ja) | 車両用自動変速機のギヤトレイン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150519 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160328 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160405 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20161108 |