JP2013122306A - スピンドルモータ - Google Patents

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ジョ ユ、チャン
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Samsung Electro Mechanics Co Ltd
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Abstract

【課題】結合部材により傾斜面の製造が容易であり、かつスリーブ部とロータハブ部とを一体に形成できるスピンドルモータを提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態によるスピンドルモータは、シャフトの下端部が固定設置されるベース部と、前記シャフトに回転可能に設置され、前記シャフトと共に潤滑流体が充填されるベアリング間隙を形成する回転部材と、前記回転部材に固定設置され、前記ベアリング間隙に充填された潤滑流体と空気との界面が形成されるようにする傾斜面を備える結合部材と、前記結合部材と共に潤滑流体と空気との界面を形成するように、前記シャフトに固定設置される上部スラスト部材とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明はスピンドルモータに関する。
一般に、サーバ用ハードディスク駆動装置などの情報記録再生装置には、ハードディスク駆動装置のボックスに耐衝撃性の強い軸を固定した、いわゆる軸固定型スピンドルモータが搭載される。
すなわち、サーバ用ハードディスク駆動装置に搭載されるスピンドルモータには、外部衝撃によりサーバに記録された情報が破損したり読み書きできない状態となることを防止するために、シャフトが固定設置される。
一方、企業向けハードディスク駆動装置に用いられるスピンドルモータには高い信頼性が求められるため、固定型シャフトを備える流体動圧ベアリングアセンブリに充填される潤滑流体の充填量を維持する必要がある。
このために、流体動圧ベアリングアセンブリに充填される潤滑流体を上部と下部に分離して充填する構造を採用してもよい。
これに加えて、製造コストを低減するために、回転部材を構成するスリーブとロータハブとを一体に成形してもよい。
ところが、前述のように、潤滑流体を上部と下部に分離して充填することで潤滑流体の充填量を維持する構造を採用すると共に、スリーブとロータハブとを一体に成形するためには、新しい構造の開発が必要である。
つまり、スリーブとロータハブとを一体に成形すると共に潤滑流体を上部と下部に分離して充填することのできる構造を採用することが難しいという問題がある。
言い換えれば、スリーブとロータハブとを一体に成形すると共に潤滑流体を上部と下部に分離して充填することのできる構造の開発が切実に必要である。
本発明の目的は、スリーブとロータハブとが一体に形成される回転部材を備えるスピンドルモータを提供することにある。
本発明の他の目的は、潤滑流体と空気との気液界面を形成するための傾斜面の製造が容易なスピンドルモータを提供することにある。
本発明の一実施形態によるスピンドルモータは、シャフトの下端部が固定設置されるベース部と、前記シャフトに回転可能に設置され、前記シャフトと共に潤滑流体が充填されるベアリング間隙を形成する回転部材と、前記回転部材に固定設置され、前記ベアリング間隙に充填された潤滑流体と空気との界面が形成されるようにする傾斜面を備える結合部材と、前記結合部材と共に潤滑流体と空気との界面を形成するように、前記シャフトに固定設置される上部スラスト部材とを含む。
前記回転部材は、前記潤滑流体が充填されるベアリング間隙を形成するスリーブ部と、前記スリーブ部の上端部から延設されるロータハブ部とから構成されてもよい。
前記スリーブ部の上面には、前記結合部材を挿入して設置できるように、設置溝が形成されてもよい。
前記結合部材は、円環形状を有し、前記結合部材の外周面には、上端部の直径が下端部の直径より大きく形成される前記傾斜面が備えられてもよい。
前記シャフトは、潤滑流体を上部と下部に分離して前記ベアリング間隙に充填できるように、潤滑流体と空気との界面が形成されるようにする湾入溝を備えてもよい。
前記回転部材には、前記回転部材と前記湾入溝とにより形成される空間と外部とを連通させるための連通ホールが備えられてもよい。
前記回転部材は、前記結合部材と結合されて前記シャフトと共に潤滑流体が充填されるベアリング間隙を形成するスリーブ部と、前記スリーブ部から延設されるロータハブ部とを備えてもよい。
前記結合部材は、前記回転部材に結合されて前記シャフトと共にベアリング間隙を形成するように中空円筒形状を有し、外周面上端部に前記傾斜面が形成されてもよい。
前記シャフトは、潤滑流体を上部と下部に分離して前記ベアリング間隙に充填できるように、潤滑流体と空気との界面が形成されるようにする湾入溝を備え、前記結合部材及び前記スリーブ部には、前記湾入溝と共に形成する空間と外部とを連通させるための連通部が備えられてもよい。
前記ベース部は、ステータコアが設置されるベース部材と、前記ベース部材に固定設置されて前記シャフトの下端部が固定設置される下部スラスト部材とを備えてもよい。
本発明においては、結合部材により傾斜面の製造が容易であり、かつスリーブ部とロータハブ部とを一体に形成できるという効果がある。
本発明の一実施形態によるスピンドルモータを示す概略断面図である。 本発明の一実施形態によるスピンドルモータの回転部材及び結合部材を示す部分切開分解斜視図である。 図1のA部拡大図である。 本発明の他の実施形態によるスピンドルモータを示す概略断面図である。 本発明の他の実施形態によるスピンドルモータの回転部材及び結合部材を示す部分切開分解斜視図である。 図4のB部拡大図である。
以下、添付図面を参照して本発明の具体的な実施形態を詳細に説明する。ただし、本発明の思想は以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の思想を理解する当業者であれば、同一の思想の範囲内で構成要素の追加、変更、削除などにより、退歩的な他の発明や本発明の思想の範囲内に含まれる他の実施形態を容易に提案することができるが、これらも本発明の思想の範囲内に含まれるといえるであろう。
なお、本発明を説明するにあたって、関連する公知機能又は構成についての具体的な説明が本発明の要旨を不明にすると判断される場合は、その詳細な説明を省略する。
図1は本発明の一実施形態によるスピンドルモータを示す概略断面図であり、図2は本発明の一実施形態によるスピンドルモータの回転部材及び結合部材を示す部分切開分解斜視図であり、図3は図1のA部拡大図である。
図1〜図3に示すように、本発明の一実施形態によるスピンドルモータ100は、一例として、ベース部110、回転部材140、シャフト170、結合部材180、及び上部スラスト部材190を含んでもよい。
一方、本発明の一実施形態によるスピンドルモータ100は、一例として、サーバ用ハードディスク駆動装置などの情報記録再生装置に採用されるモータでもよい。
本発明の一実施形態によるスピンドルモータ100は、ステータ20とロータ40とからなる。
ステータ20とは、回転する部材を除く全ての固定部材を意味するものであって、ベース部110、シャフト170、上部スラスト部材190などを含む。
また、ロータ40とは、シャフト170を軸として回転する部材を意味するものであって、回転部材140、結合部材180などを含む。
ここで、方向に関する用語を定義すると、軸方向とは、図1における上下方向、すなわちシャフト170の下部から上部に向かう方向、又はシャフト170の上部から下部に向かう方向を意味し、半径方向とは、図1における左右方向、すなわちシャフト170から回転部材140の外周面に向かう方向、又は回転部材140の外周面からシャフト170に向かう方向を意味する。
また、円周方向とは、シャフト170の外周面又は回転部材140の外周面に沿って回転する方向を意味する。
ベース部110は、前述のようにステータ20を構成する固定部材であり、ベース部110にはシャフト170の下端部が固定設置されてもよい。
また、ベース部110は、ステータコア102が設置されるベース部材120と、ベース部材120に固定設置されてシャフト170の下端部が固定設置される下部スラスト部材130とを備えてもよい。
ベース部材120は、下部スラスト部材130を挿入装着するための装着部122を備えてもよい。装着部122は、軸方向上方に延設されてもよく、外周面にステータコア102を固定設置できるように、段差部122aが備えられてもよい。
下部スラスト部材130は、ベース部110に含まれる固定部材であって、ベース部材120に固定設置されてもよい。すなわち、下部スラスト部材130の外面が接着剤又は/及び溶接によりベース部材120に接合設置されてもよい。
言い換えれば、下部スラスト部材130の外面がベース部材120の装着部122の内面に接合されるようにしてもよい。
また、下部スラスト部材130は、中空のコップ形状を有してもよい。また、下部スラスト部材130には、シャフト170の下端部を挿入して固定設置できるように、設置ホール132が形成されてもよい。
一方、下部スラスト部材130は、円盤部134と、円盤部134の縁部から軸方向上方に延設される延長部136とを備えてもよい。
また、延長部136の内周面と回転部材140の外周面とにより形成される空間に第1気液界面F1が形成されるようにしてもよい。
また、円盤部134の上面、又は円盤部134の上面に対向して配置される回転部材140の対向面の少なくとも一方には、スラスト流体動圧を発生させるためのスラスト動圧グルーブ(図示せず)が形成されてもよい。
さらに、下部スラスト部材130は、潤滑流体が漏れることを防止するためのシール部材の役割を同時に果たすことができる。
回転部材140は、ロータ40を構成する回転部材であって、シャフト170に回転可能に設置され、シャフト170と共に潤滑流体が充填されるベアリング間隙C1、C2を形成することができる。
一方、回転部材140は、潤滑流体が充填されるベアリング間隙C1、C2を形成するスリーブ部150と、スリーブ部150の上端部から延設されるロータハブ部160とから構成されてもよい。
すなわち、回転部材140は、スリーブ部150とロータハブ部160とが一体に形成されてもよい。
スリーブ部150は、シャフト170、下部スラスト部材130、上部スラスト部材190と共に、ベアリング間隙C1、C2を形成する。そして、当該ベアリング間隙C1、C2には潤滑流体が充填されることができる。
以下、ベアリング間隙C1、C2についてより詳細に説明する。ベアリング間隙C1、C2は、上部ベアリング間隙C1と下部ベアリング間隙C2とから構成されてもよい。
また、上部ベアリング間隙C1とは、シャフト170の上端部とスリーブ部150の上端部とにより形成される空間、及びスリーブ部150の上端部と上部スラスト部材190とにより形成される空間を意味する。
また、下部ベアリング間隙C2とは、シャフト170の下端部とスリーブ部150の下端部とにより形成される空間、及びスリーブ部150の下端部と下部スラスト部材130とにより形成される空間を意味する。
一方、上部ベアリング間隙C1に充填される潤滑流体と、下部ベアリング間隙C2に充填される潤滑流体とは、分離されるように充填されることができる。
また、スリーブ部150の上面には、結合部材180を挿入して設置できるように、設置溝152が形成されてもよい。
また、スリーブ部150の下端部外周面には、下部スラスト部材130の延長部136と共に下部ベアリング間隙C2に充填された潤滑流体と空気との界面を形成するように、傾斜部154が形成されてもよい。
これにより、下部ベアリング間隙C2に充填された潤滑流体は、毛細管現象により、傾斜部154と延長部136とにより形成される空間で空気との第1気液界面F1を形成することができる。
また、スリーブ部150の内周面には、回転時に流体動圧を発生させるためのラジアル動圧グルーブ(図示せず)が形成されてもよい。ラジアル動圧グルーブは、ヘリングボーン形状又はスパイラル形状を有してもよく、上部ラジアル動圧グルーブと下部ラジアル動圧グルーブとから構成されてもよい。
一方、ロータハブ部160は、スリーブ部150の外周面から延設されるハブ部本体162と、ハブ部本体162の縁部から軸方向下方に向かって延設されるマグネット設置部164と、マグネット設置部164から半径方向外側に向かって延設されるディスク載置部166とを備えてもよい。
一方、マグネット設置部164の内面には、駆動マグネット106が設置されてもよい。駆動マグネット106は、ステータコア102の先端に対向して配置されるようにマグネット設置部164に設置されてもよい。
以下、回転部材140の回転駆動について簡単に説明する。ステータコア102に巻回されたコイル104に電源が供給されると、駆動マグネット106とコイル104が巻回されたステータコア102との電磁気的相互作用により、回転部材140を回転させる駆動力が発生する。
これにより、回転部材140はシャフト170を軸として回転する。このとき、回転部材140は、ベアリング間隙C1、C2に充填された潤滑流体をポンピングして流体動圧が形成されるようにする。
シャフト170は、下端部が下部スラスト部材130に固定設置される。また、シャフト170は、潤滑流体を上部と下部に分離してベアリング間隙C1、C2に充填できるように、潤滑流体と空気との界面が形成されるようにする湾入溝172を備えてもよい。
すなわち、湾入溝172の下端部には、下部ベアリング間隙C2に充填された潤滑流体と空気との界面、すなわち第2気液界面F2が形成されることができ、湾入溝172の上端部には、上部ベアリング間隙C1に充填された潤滑流体と空気との界面、すなわち第3気液界面F3が形成されることができる。
また、第2気液界面F2及び第3気液界面F3を形成するために、湾入溝172の下部側及び上部側は傾斜して形成してもよい。すなわち、毛細管現象により第2気液界面F2及び第3気液界面F3が形成されるように、湾入溝172の下端部及び上端部は傾斜して形成してもよい。
一方、スリーブ部150は、スリーブ部150と湾入溝172とにより形成される空間と外部とを連通させるための連通ホール156を備えてもよい。すなわち、前述のような第2気液界面F2及び第3気液界面F3が形成されるように、スリーブ部150と湾入溝172とにより形成される空間の圧力と外部の圧力を同一にするための連通ホール156がスリーブ部150に形成されるようにしてもよい。
このように、シャフト170の湾入溝172及びスリーブ部150の連通ホール156により、充填される潤滑流体が上部ベアリング間隙C1と下部ベアリング間隙C2とに分離されて充填されることができる。
結合部材180は、回転部材140に固定設置され、上部ベアリング間隙C1に充填された潤滑流体と空気との界面が形成されるようにする傾斜面182を備えてもよい。すなわち、結合部材180は、スリーブ部150の上面に形成された設置溝152に挿入設置されてもよい。また、結合部材180の外周面の、少なくともスリーブ部150の上面と対向する端部分は傾斜しなくてもよい。
このとき、結合部材180は、接着剤又は/及び溶接により設置溝152に設置されてもよい。
また、結合部材180の外周面に形成される傾斜面182は、上部スラスト部材190と共に、上部ベアリング間隙C1に充填された潤滑流体と空気との界面、すなわち第4気液界面F4を形成することができる。
すなわち、傾斜面182を備える結合部材180を回転部材140に設置することにより、上部スラスト部材190と共に第4気液界面F4を形成することができる。
より詳細には、回転部材140、すなわちスリーブ部150とロータハブ部160とが一体に形成される場合は、スリーブ部150の上部に傾斜面を形成できないという問題があるが、本発明においては、別途の部材である結合部材180に傾斜面182を形成し、傾斜面182が形成された結合部材180を回転部材140に設置することにより、上部スラスト部材190に対向して配置される部分に傾斜面182を形成することができ、第4気液界面F4が形成されるようにすることができる。
上部スラスト部材190は、結合部材180と共に潤滑流体と空気との界面を形成するように、シャフト170に固定設置されてもよい。
このために、上部スラスト部材190は、内面がシャフト170に接合される本体192と、本体192から延設されて結合部材180の傾斜面182と共に第4気液界面F4を形成する突出部194とを備えてもよい。
突出部194は、本体192の縁部から軸方向下方に向かって延設され、設置溝152の内部に挿入配置されるようにしてもよい。
すなわち、傾斜面182と突出部194とにより形成される空間に第4気液界面F4が形成されることができる。
これにより、上部スラスト部材190と設置溝152との間隔を狭くすることができるので、蒸発した潤滑流体を含有する空気が設置溝152から外部に流出することを抑制して、上部ベアリング間隙C1に充填される潤滑流体の減少を抑制することができる。
さらに、上部スラスト部材190は、潤滑流体の漏れを防止する役割を同時に果たすことができる。
一方、上部スラスト部材190の底面、すなわち本体192の底面には、回転部材140の回転時にスラスト流体動圧を発生させるためのスラスト動圧グルーブ(図示せず)が形成されてもよい。
前述のように、結合部材180に傾斜面182を形成した後に結合部材180を回転部材140に設置する構造を採用することにより、スリーブ部150とロータハブ部160とを一体に製造しながらも第4気液界面F4を形成するための傾斜面182を形成することができる。
つまり、スリーブ部150とロータハブ部160とを一体に製造することができ、製造コストを低減することができる。
また、前述のように、潤滑流体の漏れを防止するための別途のシール部材を備えなくてもよいので、ベアリングスパンを増加させることができ、これにより、回転特性を向上させることができるという効果がある。
ここで、ベアリングスパンとは、上部ラジアル動圧グルーブ(図示せず)により潤滑流体がポンピングされて最大の動圧が発生する領域と、下部ラジアル動圧グルーブ(図示せず)により潤滑流体がポンピングされて最大の動圧が発生する領域との距離をいう。
すなわち、本発明の一実施形態によるスピンドルモータ100によると、別途のシール部材を備えなくてもよいので、スリーブ部150の長さをその分増加させることができる。これにより、ベアリングスパンも共に増加させることができる。
以下、添付図面を参照して本発明の他の実施形態によるスピンドルモータについて説明する。ただし、前述した構成要素と同一の構成要素については詳細な説明を省略し、上記説明を援用する。
図4は本発明の他の実施形態によるスピンドルモータを示す概略断面図であり、図5は本発明の他の実施形態によるスピンドルモータの回転部材及び結合部材を示す部分切開分解斜視図であり、図6は図4のB部拡大図である。
図4〜図6に示すように、本発明の他の実施形態によるスピンドルモータ200は、一例として、ベース部210、回転部材240、シャフト270、結合部材280、及び上部スラスト部材290を含んでもよい。
また、ベース部210は、ステータコア202が設置されるベース部材220と、ベース部材220に固定設置されてシャフト270の下端部が固定設置される下部スラスト部材230とを備えてもよい。
一方、本発明の他の実施形態によるスピンドルモータ200に備えられるベース部210、シャフト270、及び上部スラスト部材290は、前述した本発明の一実施形態によるスピンドルモータ100に備えられるベース部110、シャフト170、及び上部スラスト部材190と同様であるので、本実施形態では詳細な説明を省略し、上記説明を援用する。
回転部材240は、結合部材280と結合されてシャフト270と共に潤滑流体が充填されるベアリング間隙C2を形成するスリーブ部250と、スリーブ部250から延設されるロータハブ部260とを備えてもよい。
また、結合部材280は、回転部材240に結合されてシャフト270と共にベアリング間隙C1を形成するように中空円筒形状を有し、外周面上端部に傾斜面282が形成される。なお、結合部材280の外周面の、少なくとも回転部材240と対向する端部分は傾斜しなくてもよい。
より詳細には、本発明の他の実施形態によるスピンドルモータ200においても、ベアリング間隙C1、C2は、上部ベアリング間隙C1と下部ベアリング間隙C2とから構成されてもよい。
また、上部ベアリング間隙C1とは、結合部材280の内面とシャフト270の上端部とにより形成される空間、及び結合部材280の上面と上部スラスト部材290とにより形成される空間を意味する。
すなわち、上部ベアリング間隙C1は結合部材280により形成される。
また、下部ベアリング間隙C2とは、シャフト270の下端部とスリーブ部250とにより形成される空間、及びスリーブ部250の下端部と下部スラスト部材230とにより形成される空間を意味する。
一方、スリーブ部250の下端部外周面には、下部スラスト部材230の延長部236と共に下部ベアリング間隙C2に充填された潤滑流体と空気との界面を形成するように、傾斜部254が形成されてもよい。
これにより、下部ベアリング間隙C2に充填された潤滑流体は、毛細管現象により、傾斜部254と延長部236とにより形成される空間で空気との第1気液界面F1を形成することができる。
また、スリーブ部250の上端部には、結合部材280が固定設置される段差溝252が備えられてもよい。つまり、段差溝252に結合部材280を設置することにより、上部ベアリング間隙C1を形成することができる。
上部ベアリング間隙C1に充填される潤滑流体と、下部ベアリング間隙C2に充填される潤滑流体とは、分離されるように充填されることができる。
すなわち、シャフト270は、潤滑流体を上部と下部に分離して上部ベアリング間隙C1と下部ベアリング間隙C2に充填できるように、潤滑流体と空気との界面が形成されるようにする湾入溝272を備えてもよい。
また、結合部材280及びスリーブ部250には、シャフト270の湾入溝272と結合部材280とスリーブ部250とにより形成される空間と外部とを連通させるための連通部284、256が備えられてもよい。
結合部材280に形成される連通部284は、結合部材280の底面に形成される溝で構成されてもよく、スリーブ部250に形成される連通部256は、ホールで構成されてもよい。
また、結合部材280に形成される連通部284と、スリーブ部250に形成される連通部256とは、結合部材280をスリーブ部250に結合した場合に連通するように配置されてもよい。
結合部材280に傾斜面282を形成した後に結合部材280を回転部材240に設置する構造を採用することにより、スリーブ部250とロータハブ部260とを一体に成形することができるので、製造コストを低減することができる。
100、200 スピンドルモータ
110、210 ベース部
120、220 ベース部材
130、230 下部スラスト部材
140、240 回転部材
150、250 スリーブ部
160、260 ロータハブ部
170、270 シャフト
180、280 結合部材
190、290 上部スラスト部材

Claims (10)

  1. シャフトの一方の端部が固定設置されるベース部と、
    前記シャフトに回転可能に設置される回転部材と、
    前記回転部材に固定設置され、傾斜面を備える結合部材と、
    前記シャフトの他方の端部側に固定設置される他方側スラスト部材と
    を含み、
    前記回転部材及び前記結合部材は、前記シャフト及び前記他方側スラスト部材と共に、潤滑流体が充填されるベアリング間隙を形成し、
    前記傾斜面と前記他方側スラスト部材とは、前記ベアリング間隙に充填された潤滑流体と空気との界面を形成する、スピンドルモータ。
  2. 前記回転部材は、前記ベアリング間隙を形成するスリーブ部と、前記スリーブ部から延設されるロータハブ部とから構成される、請求項1に記載のスピンドルモータ。
  3. 前記スリーブ部の回転軸方向の一方側の面は前記ベース部と対向し、
    前記スリーブ部の前記一方側の面と反対側の面には、前記結合部材を挿入して設置できるように、設置溝が形成される、請求項2に記載のスピンドルモータ。
  4. 前記傾斜面は、前記結合部材の外周面に備えられ、
    前記結合部材は、円環形状を有し、前記回転部材への設置面の直径は、当該設置面と反対側の面の直径より小さい、請求項1から3の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
  5. 前記シャフトは、潤滑流体を回転軸方向に分離して前記ベアリング間隙に充填できるように、潤滑流体と空気との界面を形成する湾入溝を備える、請求項1から4の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
  6. 前記回転部材には、前記回転部材と前記湾入溝とにより形成される空間と外部とを連通させるための連通ホールが備えられる、請求項5に記載のスピンドルモータ。
  7. 前記回転部材は、前記結合部材と結合されるスリーブ部と、前記スリーブ部から延設されるロータハブ部とを備え、
    前記スリーブ部及び前記結合部材は、前記ベアリング間隙を前記シャフトと共に形成する請求項1に記載のスピンドルモータ。
  8. 前記結合部材は、前記回転部材に結合されて前記シャフトと共に前記ベアリング間隙を形成するように中空円筒形状を有し、前記回転部材と結合されない側の端部の外周面に前記傾斜面が形成される、請求項7に記載のスピンドルモータ。
  9. 前記シャフトは、潤滑流体を回転軸方向に分離して前記ベアリング間隙に充填できるように、潤滑流体と空気との界面を形成する湾入溝を備え、
    前記結合部材及び前記スリーブ部には、前記湾入溝と共に形成する空間と外部とを連通させるための連通部が備えられる、請求項8に記載のスピンドルモータ。
  10. 前記ベース部は、ステータコアが設置されるベース部材と、前記ベース部材に固定設置されて前記シャフトの一方の端部が固定設置される一方側スラスト部材とを備える、請求項1から9の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
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