JP2013118772A - 永久磁石埋込型モータ - Google Patents

永久磁石埋込型モータ Download PDF

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俊康 犬塚
Shinichi Isobe
真一 磯部
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Abstract

【課題】磁石量を削減したとても、減磁が防止されることで高い効率で運転することのできる永久磁石埋め込み型モータを提供する。
【解決手段】第1磁気ギャップ長GL1、第2磁気ギャップ長GL2、第1磁石MG1の長さML、ロータ20の外周から境界線233までの距離を磁石の埋込深さd、ロータ20の外径D、第1磁石MG1と第2磁石MG2がなす角度を磁石角度θとすると、以下を満足する永久磁石埋込型モータ。
GL1/ML=0.075〜0.100 GL2/ML=0.24〜0.26
d/D=0.15〜0.19 θ=147°〜155°
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車に搭載される空気調和装置を構成する電動圧縮機に用いられるモータに関する。
電動圧縮機用のモータMは、図8(a)に示すように、永久磁石MGが埋め込まれたロータ(Rotor)Rと、ロータRの周囲に配置されるステータ(Stator)Sと、を備えている。ステータSには図示を省略したコイル(ステータコイル)が巻き回されており、それに通電することにより、磁束を発生させる。また、ロータRには、モータMの極数(例えば4極)に応じた数の永久磁石MGが保持される。図8(a)の例では、1つの磁極に対して2つの永久磁石MGが設けられている。
永久磁石MGとしては、コストを重視する場合には安価なフェライト磁石を用い、モータ出力あるいは小型化を重視する場合には高い磁気特性(飽和磁束密度、最大磁気エネルギ積)を有する希土類磁石を用いる。しかし、希土類磁石は高価であるため、低コスト化のためには希土類磁石の量を削減する必要がある。
少ない磁石量で高効率のモータを得るためには、図8(a)に示す永久磁石MGの配置より、図8(b)に示すように一対の永久磁石MGのなす角度(磁石角度)θを大きくし、一対の永久磁石MGをロータRの表面に近づけることが有効である。
しかし、図8(b)に示す永久磁石の配置では、ステータコイルから発生した磁束が永久磁石MGの磁化方向と逆に通過する反磁界が生じると、不可逆減磁(以下、単に減磁)が磁石に生じ、モータの効率を大幅に低下させることがある。
この場合、減磁に対する耐力、つまり保磁力の大きい磁石を用いるか、あるいは、磁石の厚さを増加するといった対応をとり得る。ところが、ロータRには局所的な磁気飽和が生じるため、反磁界が永久磁石MGに生じる。減磁が特に大きいのは、特許文献1(図6)にも記載されているように一対の永久磁石MGが対向される端部である。
そこで特許文献1は、図8(c)に示すように、永久磁石MGの双方の対向端部E1,E2に臨む空気穴AHをロータRに設けることを提案している。
特開2003−143788号公報
ところが、本発明者らの検討によると、上記の空気穴AHを設けるだけでは、ロータRの永久磁石MGに生ずる減磁を十分に低減することができない。
本発明は、このような課題に基づいてなされたもので、磁石量を削減したとても、減磁が防止されることで高い効率で運転することのできる永久磁石埋め込み型モータを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の永久磁石埋込型モータは、1つの磁極に対して一対の第1磁石及び第2磁石が、双方の対向端が近接するとともに双方の他方端が離間し、かつ周方向に沿って保持スロットに埋め込まれている円筒状のロータと、ロータの周囲に配置されるステータと、を備える。
ロータにおける第1磁石と第2磁石は、互いの対向端の間に空隙が設けられ、かつ、第1磁石と第2磁石の他方端側よりも対向端側が、ロータの外周からの距離が遠くなるように、V字状に配置される。
保持スロットは、第1磁石を保持する第1スロットと、第2磁石を保持する第2スロットと、からなり、第1スロットと第2スロットは境界線で連なる。
そして、本発明のモータにおいて、
第1スロットにおける第1磁石の対向端側の空隙の長さ、及び、第2スロットにおける第2磁石の対向端側の空隙の長さを第1磁気ギャップ長GL1、
第1スロットにおける第1磁石の他方端側の空隙の長さ、及び、第2スロットにおける第2磁石の他方端側の空隙の長さを第2磁気ギャップ長GL2、
第1磁石、及び、第2磁石の長さをML、
ロータの外周から境界線までの距離を磁石の埋込深さd、
ロータの外径をD、
第1磁石と第2磁石がなす角度を磁石角度θとすると、
GL1/ML=0.075〜0.100
GL2/ML=0.24〜0.26
d/D=0.15〜0.19
θ=147°〜155°
を満足することを特徴とする。
本発明によれば、第1磁気ギャップ長GL1などを特定することにより、磁石量を削減したとても、減磁が防止されることで、高い効率で運転することのできる永久磁石埋め込み型モータが提供される。
(a)は本実施の形態における永久磁石埋め込み型モータの平面図であり、(b)はその部分区拡大図である。 第1磁気ギャップ長GL1、第2磁気ギャップ長GL2と減磁の関係を調査した結果を示すグラフと、ロータと、を対応して示す図である。 第1磁気ギャップ長GL1と、モータの効率、逆磁界の関係を示すグラフである。 第2磁気ギャップ長GL2と、モータの効率、逆磁界の関係を示すグラフである。 埋込深さdと減磁の関係を調査した結果を示すグラフと、ロータと、を対応して示す図である。 埋込深さd/ロータ外径Dと効率、逆磁界の関係を確認した結果を示すグラフである。 埋込深さd/ロータ外径Dと磁石角度θの関係を示す図である。 永久磁石埋込型モータを示し、(a)は磁石角度θが相対的に小さいモータを示し、(b)は磁石角度θが相対的に大きいモータを示し、(c)は特許文献1に開示されるロータの部分拡大図である。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
図1(a)に示すように、本実施の形態における永久磁石埋め込み型のモータ10は、ロータ20と、ステータ30と、を備えている。
ロータ20は、ロータコア21と、ロータコア21に形成される複数(本例では6つ)の保持スロット23と、図示しない電動圧縮機の主軸が貫通される軸貫通孔25と、を備えている。後述する永久磁石MGは、保持スロット23に圧入され、必要に応じて接着剤を用いることにより、保持スロット23を介してロータコア21に保持される。
ロータコア21は、略円環状をなし、薄肉の磁性鋼板を積層して構成されている。ロータコア21の中心部には、前述した主軸が挿通される軸貫通孔25が形成されている。軸貫通孔25に主軸が圧入されることにより、ロータコア21は主軸に固定される。
軸貫通孔25の周囲には、周方向に等間隔を隔てて、極数に対応して4組の保持スロット23が形成されている。各保持スロット23は、第1スロット231と第2スロット232からなる。各々が平面視した形状及び寸法が同じ矩形をなしている第1スロット231と第2スロット232は、図1(a)、(b)に示すように境界線233で連なっている。第1スロット231と第2スロット232は、境界線233がロータ20の外周からの距離が遠くなるように、V字状に配置されることで、境界線233を中心に線対称をなしている。第1スロット231は、屈曲点235を境にロータ20の外周に近くなるように向きが変わる。第2スロット232も同様である。
保持スロット23には永久磁石MGが保持される。具体的には、第1スロット231に第1磁石MG1が、また、第2スロット232に第2磁石MG2が保持される。したがって、第1磁石MG1と第2磁石MGもまた、V字状に配置される。第1磁石MG1と第2磁石MG2は、仕様が同じ直方体状の永久磁石が用いられ、その長さMLが等しい。永久磁石MGとしては、Nd−Fe−B系の希土類磁石が好適に用いられる。
第1磁石MG1と第2磁石MGの互いの対向端の間に空隙が設けられる。この空隙は磁気的なギャップ(第1磁気ギャップ)G1を構成する。また、第1磁石MG1と第2磁石MG2の他方端側にも空隙が設けられ、この空隙も磁気的なギャップ(第2磁気ギャップ)G2を構成する。
ロータコア21は、例えば磁性鋼板をプレス加工、レーザ加工などの加工によって形成される。以下説明する、ステータコア31も同様である。
ステータ30は、ロータ20の外周を囲むように設けられたステータコア31と、このステータコア31に取り付けられる電線から構成される巻線(図示を省略)と、を備えている。
ステータコア31は、略円環状をなし、導電材料である薄肉の磁性鋼板を積層して構成されている。ステータコア31は、その内周壁において周方向に所定の間隔を隔てて設けられた複数の巻線スロット33が形成されており、この巻線スロット33に巻線が施される。この巻線スロット33は、巻線の形態として分布型を想定しているが、本発明はこれに限定されず、集中巻きにより巻線を施すものにも適用できる。ステータコア31は、電源から巻線へ通電することにより、ステータコア31の内側に回転磁界を発生させる。
図1に示すように、ロータ20のdの値を本発明の永久磁石MGの埋込み深さと定義する。つまり、埋込み深さdは、ロータ20の外周から境界線233の外周側の縁までの距離で特定される。
また、ロータ20のθの角度を本発明の磁石角度と定義する。つまり、磁石角度θは同じ保持スロット23に保持される一対の第1磁石MG1と第2磁石MG2が互いになす角度のうちで、ロータ20の外周に臨む角度である。
次に、ロータ20のGL1は第1磁石MG(第2磁石MG2)の対向端側に位置する第1磁気ギャップG1の長さ、ロータ20のGL2は第1磁石MG(第2磁石MG2)の他方端側に位置する第2磁気ギャップG2の長さである。つまり、第1磁気ギャップ長GL1は第1磁石MG1(第2磁石MG2)の対向端から境界線233までの長さであり、第2磁気ギャップ長GL2は第1磁石MG1(第2磁石MG2)の他方端から第1スロット231(第2スロット232)の外周側の縁234までの長さである。また、第2磁気ギャップ長GL2は、屈曲点235よりも第1磁石MG1(第2磁石MG2)に遠い側のギャップ長をGL21、近い側のギャップ長をGL22とする。
ロータ20は、以上のように定義される第1磁気ギャップ長GL1、第2磁気ギャップ長GL2、磁石長ML、埋込深さd、ロータ外径D、及び磁石角度θが以下の条件を満足するように作製される。
GL1(第1磁気ギャップ長)/ML(磁石長)=0.075〜0.100
GL2(第2磁気ギャップ長)/ML(磁石長)=0.24〜0.26
d(埋込深さ)/D(ロータ外径)=0.15〜0.19×
θ(磁石角度):147°〜155°
[磁気ギャップ長GL1,GL2について]
(1)第1磁気ギャップ長GL1、第2磁気ギャップ長GL2と減磁の関係
GL1、GL2の寸法と磁石の減磁状況を下記3つのケースについて調査した。なお、埋込深さd、磁石角度θは、d/=0.17×D、θ=150°である。結果を図2に示す。なお、GL21、GL22については図1を参照願いたい。
<ケース1>
GL1/ML=0
GL2/ML=0.17(GL21/ML=0.17,GL22/ML=0)
第1磁気ギャップ長GL1を設けないと第1磁石MG1と第2磁石MG2の間(中心部)、つまり対向端側の逆磁界が大きくなるために減磁が顕著となる。また、第2磁気ギャップ長GL2が小さいと、第1磁石MG1と第2磁石MG2の他方端側の減磁も大きい。
<ケース2>
GL1/ML=0.08
GL2/ML=0.17(GL21/ML=0.17,GL22/ML=0)
ケース1と対比すると、第1磁気ギャップ長GL1を十分に設けることにより第1磁石MG1と第2磁石MG2の中心部の減磁が低減されることが分かる。
<ケース3>
GL1/ML=0.08
GL2/ML=0.25(GL21/ML=0.17,GL22/ML=0.08)
ケース2と対比すると、第2磁気ギャップ長GL2を十分に設けることにより第1磁石MG1と第2磁石MG2の各々の他方端側の減磁も低減され、第1磁石MG1と第2磁石MG2の全体に亘る減磁が低減されることがわかる。
(2)第1磁気ギャップ長GL1、第2磁気ギャップ長GL2と効率、逆磁界の関係
次に、第1磁気ギャップ長GL1とモータ10の効率、逆磁界との関係を確認した結果を図3に示す。
なお、第1磁気ギャップ長GL1以外の条件は下記の通りである。
d/D=0.17、磁石角度θ=150°
GL2/ML=0.25(GL21/ML=0.17,GL22/ML=0.08)
また、図3において、効率は第1磁気ギャップ長GL1=0のときを1とする指数で表している。
図3より、以下のことが判る。
GL1/MLが小さくなるにつれて逆磁界が大きくなり、GL1/MLが概ね0.08未満になると、永久磁石MGが減磁する。減磁する部分は永久磁石MGとしての役目を果たさず、実質的な磁石長が短くなり、効率が低下する。したがって、GL1/MLは0.08近傍よりも大きい値にすることが好ましい。なお、第1磁石MG1、第2磁石MG2の厚さが厚いほど減磁しにくくなる傾向にあり、主に使用環境の温度に応じて厚さを設定することになる。例えば、使用環境の温度が120℃程度であれば、一つの指標として、ロータ外径Dに対して0.045〜0.055倍、磁石長さMLに対して0.2〜0.3倍の範囲で適宜選択される。
一方、GL1/MLが大きくなるにつれて、磁石長MLが短くなり効率が低下する。ピーク値の95%を超える効率を得るにはGL1/MLを下記の範囲にすればよい。
0.075≦GL1/ML≦0.100
以上の結果に基づいて、本発明はGL1を下記の範囲に設定する。
GL1/ML:0.075〜0.100
次に、第2磁気ギャップ長GL2と効率、逆磁界の関係を確認した結果を図4に示す。
なお、第2磁気ギャップ長GL2以外の条件は下記の通りである。
d/D=0.17、磁石角度θ=150°
GL1/ML=0.08
また、図4において、モータの効率はGL1/ML=0.17のときを1とする指数で表している。
図4より、以下のことが判る。
GL2/MLが小さくなるにつれて逆磁界が大きくなり、概ね0.25未満になると、永久磁石MGが減磁する。減磁する部分は永久磁石MGとしての役目を果たさず、実質的な磁石長はGL2/ML=0.25より短くなり、効率が低下する。したがって、GL2/MLは0.25近傍よりも大きい値にすることが好ましい。
一方、GL2/MLが大きくなるにつれて、磁石長MLが短くなり効率が低下する。ピーク値の95%を超える効率を得るにはGL2/MLを下記の範囲にすればよい。
0.24≦GL2/ML≦0.26
以上の結果に基づいて、本発明はGL2を下記に設定する。
GL2/ML:0.24〜0.26
なお、GL21/ML=0.17と固定とした場合、GL22は、0.07≦GL22/ML≦0.09となる。
[埋込深さd、磁石角度θについて]
次に、埋込深さd(ロータ外径D)と減磁状況を下記3つのケースについて調査した。なお、第1磁気ギャップ長GL1、第2磁気ギャップ長GL2は、GL1/ML=0.08、GL2/ML=0.25である。また、磁石角度θは、埋込深さd、第1磁気ギャップ長GL1、第2磁気ギャップ長GL等、他の寸法にて定まる。
結果を図5に示す。ケース1、2では磁石全体が減磁するのに対し、ケース3では減磁しないことが判る。このように、埋込深さdが小さいと磁石が減磁しやすくなる。
<ケース3>
d/D=0.09 θ=170°
<ケース4>
d/D=0.13 θ=160°
<ケース5>
d/D=0.17 θ=150°
次に、埋込深さd/ロータ外径Dと効率、逆磁界の関係を確認した結果を図6に示す。
なお、d/D以外の条件は、上記と同じである。
図6に示すように、d/Dが0.17未満だと永久磁石MG全体が減磁する。したがって、Gd/Dは0.17近傍よりも大きい値にすることが好ましい。なお、この時の磁石角度θは150°である。
一方、d/Dが大きくなるにつれて、モータ10の効率は低下する。逆磁界の許容範囲を1±0.05とするために、本発明はd/Dを下記の範囲に設定する。
0.15≦d/D≦0.19
この時、磁石角度θは、図7に示すように、147°≦θ≦155°の範囲をとる。
以上、本発明によるモータ10を説明したが、GL1/ML、GL2/ML、d/D及びθ以外の要素は任意である。例えば、永久磁石MGとしては、Nd−Fe−B系希土類磁石以外の材質を用いることもできる。ロータ20、ステータ30の形態及び材質も、公知のものを広く適用することができる。また、モータ10の用途も任意であり、圧縮機以外の用途に適用することができる。
また、
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
10 モータ
20 ロータ
21 ロータコア
23 保持スロット
231 第1スロット
232 第2スロット
233 境界線
234 縁
235 屈曲点
30 ステータ
31 ステータコア
MG1 第1磁石
MG2 第2磁石
D ロータ外径
G1 第1磁気ギャップ
G2 第2磁気ギャップ
GL1 第1磁気ギャップ長
GL2 第2磁気ギャップ長
ML 磁石長
θ 磁石角度
M モータ

Claims (1)

  1. 1つの磁極に対して一対の第1磁石及び第2磁石が、双方の対向端が近接するとともに双方の他方端が離間し、かつ周方向に沿って保持スロットに埋め込まれている円筒状のロータと、ロータの周囲に配置されるステータと、を備え、
    前記第1磁石と前記第2磁石が、
    互いの前記対向端の間に空隙が設けられ、かつ、前記第1磁石と前記第2磁石の前記他方端の側より前記対向端の側が、前記ロータの外周からの距離が遠くなるように、V字状に配置され、
    前記保持スロットが、
    前記第1磁石を保持する第1スロットと、前記第1スロットと境界線で連なり、前記第2磁石を保持する第2スロットと、からなり、
    前記第1スロットにおける前記第1磁石の前記対向端の側の前記空隙の長さ、及び、前記第2スロットにおける前記第2磁石の前記対向端の側の前記空隙の長さを第1磁気ギャップ長GL1、
    前記第1スロットにおける前記第1磁石の前記他方端の側の前記空隙の長さ、及び、前記第2スロットにおける前記第2磁石の前記他方端の側の前記空隙の長さを第2磁気ギャップ長GL2、
    前記第1磁石、及び、前記第2磁石の長さをML、
    前記ロータの外周から前記境界線までの距離を磁石の埋込深さd、
    前記ロータの外径D、
    前記第1磁石と前記第2磁石がなす角度を磁石角度θとすると、
    GL1/ML=0.075〜0.100
    GL2/ML=0.24〜0.26
    d/D=0.15〜0.19
    θ=147°〜155°
    であることを特徴とする永久磁石埋込型モータ。
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