JP2013118155A - ブレーカ - Google Patents

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Abstract

【課題】大電流でオフ状態に切り換えられる誤動作を防止しながら、リード板やパック電池などの外部接続機器に、確実に安定して接続端子を抵抗溶接する。
【解決手段】ブレーカは、外装ケース1と、外装ケース1に固定してなる固定接点5を有する固定接点金属板4と、固定接点5と対向する位置に可動接点7を有し、かつ可動接点7を可動できるように外装ケース1に一部を固定している可動接点金属板6と、可動接点金属板6と固定接点金属板4との間にあって、可動接点金属板6をオンからオフに切り換えるバイメタル8とを備える。可動接点金属板6と固定接点金属板4は、外部接続機器に接続される接続端子53、54を電気接続している。さらに、可動接点金属板6には、可動接点金属板6よりも電気抵抗の大きい抵抗リード板3を積層して積層部を電気接続しており、この抵抗リード板3に可動接点金属板6に電気接続している接続端子53を設けている。
【選択図】図3

Description

本発明は、あらかじめ設定している温度よりも高くなると電流を遮断するブレーカに関する。
パック電池やモータなどの機器は、温度が異常に高くなる状態で電流を遮断して安全性を向上できる。このことを目的として、設定温度になると接点をオフに切り換えるブレーカが使用される。たとえば、リチウムイオン電池を内蔵するパック電池は、異常な使用状態で充放電されると温度が高くなるので、ブレーカを内蔵させて、これで異常な高温では電流を遮断して安全に使用できる。また、モータ等は過負荷な状態や異常な電流が流れる状態で温度が異常に高くなることがあるので、この状態ではブレーカで電流を遮断してモータを保護して安全に使用できる。
このような用途に使用されるブレーカとして、電池が異常な高温になると電流を遮断するブレーカが開発されている。(特許文献1参照)
このブレーカを図1に示す。このブレーカは、固定接点105を設けている固定接点金属板104と、この固定接点105に接触する可動接点107のある可動接点金属板106との間にバイメタル108を配置する無通電タイプのブレーカである。このブレーカは、周囲温度が高くなるとバイメタル108が反転するように変形して、可動接点107を固定接点105から離して電流を遮断する。
特開2006−338927号公報
以上のブレーカは、周囲温度をバイメタルで検出し、周囲温度が設定温度よりも高くなるとバイメタルを反転させて、オン状態からオフ状態に切り換えられる。ところが、周囲温度が設定温度よりも低い状態であっても、ブレーカの電流が大きくなると、オフ状態に切り換えられることがある。それは、ブレーカに流れる電流のジュール熱で可動接点金属板が発熱し、この発熱がバイメタルを加熱して反転させるからである。可動接点金属板は、オンオフに切り換えられる弾性アーム部を設けて、その先端部に可動接点を設けた構造であるため、オン状態において弾性アーム部に電流が流れ、この電流のジュール熱がバイメタルを加熱する構造となる。可動接点金属板のジュール熱による発熱は、可動接点金属板の電気抵抗を小さくして減少できる。ジュール熱による発熱が、電流の二乗と電気抵抗の積に比例するからである。
ところが、可動接点金属板に電気抵抗の小さい金属板を使用すると、可動接点金属板の接続端子に安定して確実にリード板などを接続できなくなる。接続端子には抵抗溶接でリード板などを接続しているが、接続端子の電気抵抗が小さくなると、接続端子に抵抗溶接する工程で、接続端子の発熱が小さくなって熱溶融され難くなるからである。
本発明は、さらに以上の欠点を解決することを目的として開発されたもので、大電流でオフ状態に切り換えられる誤動作を防止しながら、接続端子には確実に安定してリード板やパック電池などの外部接続機器に抵抗溶接できるブレーカを提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明のブレーカは、外装ケース1と、この外装ケース1に固定してなる固定接点5を有する固定接点金属板4と、この固定接点金属板4の固定接点5と対向する位置に可動接点7を有し、かつ可動接点7を可動できるように外装ケース1に一部を固定している可動接点金属板6と、この可動接点金属板6と固定接点金属板4との間にあって、可動接点金属板6をオンからオフに切り換えるバイメタル8とを備える。可動接点金属板6と固定接点金属板4は、外部接続機器に接続される接続端子53、54を電気接続している。さらに、可動接点金属板6には、可動接点金属板6よりも電気抵抗の大きい抵抗リード板3を積層して積層部を電気接続しており、この抵抗リード板3に可動接点金属板6に電気接続している接続端子53を設けている。
以上のブレーカは、大電流でオフ状態に切り換えられる誤動作を防止しながら、接続端子には確実に安定して、リード板やパック電池など、外部に接続する機器やリードに接続できる特徴がある。それは、可動接点金属板の電気抵抗を小さくしてジュール熱による発熱を制限しながら、可動接点金属板に電気抵抗の大きい抵抗リード板を接続して、この抵抗リード板に接続端子を設けて、可動接点金属板よりも電気抵抗の大きい抵抗リード板の接続端子に、リード板や電池などを抵抗溶接できるからである。
本発明のブレーカは、外装ケース1を、固定接点金属板4と可動接点金属板6とを固定してなる絶縁ケース2と、この絶縁ケース2に固定している抵抗リード板3とで構成して、抵抗リード板3で絶縁ケース2の開口部を閉塞する構造とすることができる。
以上のブレーカは、抵抗リード板を外装ケースの一部に利用し、さらに、固定接点金属板と可動接点金属板とを絶縁ケースに固定して、この絶縁ケースに設けている収納部を抵抗リード板で閉塞することができる。
本発明のブレーカは、バイメタル8と固定接点金属板4との間にヒーター9を配置することができる。
このブレーカは、ヒーターでバイメタルを加温して、可動接点金属板をオフ状態に保持できる。
本発明のブレーカは、可動接点金属板6と抵抗リード板3をリン青銅として、可動接点金属板6には、抵抗リード板3よりも銅含有量が多いリン青銅を使用することができる。
このブレーカは、リン青銅でもって可動接点金属板に弾性を持たせることができると共に、抵抗リード板には銅含有量の少ないリン青銅を使用して電気抵抗を大きくして、抵抗リード板の接続端子に、安定して確実にリード板などを接続できる。
本発明のブレーカは、可動接点金属板6をリン青銅として、抵抗リード板3をニッケル又はニッケル合金の金属板とすることができる。
このブレーカは、リン青銅でもって可動接点金属板に弾性を持たせることができると共に、抵抗リード板にはニッケルやニッケル合金の金属板を使用して電気抵抗を大きくして、抵抗リード板には安定して確実にリード板などを接続できる。
本発明のブレーカは、外装ケース1を絶縁ケース2と抵抗リード板3とで構成して、絶縁ケース2に、第1の外壁11Aと第2の外壁11Bとを設けて、第1の外壁11Aと第2の外壁11Bとの間に収納スペース20を設け、収納スペース20に、バイメタル8と可動接点金属板6の弾性アーム部6Aを収納して、第1の外壁11Aには固定接点金属板4を固定して、第2の外壁11Bには可動接点金属板6の非可動部分6Bを固定し、さらに、抵抗リード板3を、絶縁ケース2に固定して、収納スペース20の開口部を閉塞し、抵抗リード板3を、可動接点金属板6の非可動部分6Bに接触状態に積層して絶縁ケース2に固定し、この抵抗リード板3の外側面を外部に露出させる露出端子43として、この露出端子43を接続端子53として外装ケース1の上面に設けることができる。
以上のブレーカは、抵抗リード板の接続端子を外装ケースの上面に設けて、ここにリード板などを接続することができる。とくに、このブレーカは、可動接点金属板よりも電気抵抗の大きい抵抗リード板の露出端子を接続端子とするので、リード板を確実に安定して抵抗溶接できる。この構造のブレーカは、パック電池に使用されて、リードの使用数を少なくして部品コストを低減し、さらに、回路基板のリードを簡単に能率よく接続することで製造コストをも低減できる特徴も実現する。それは、以上のブレーカが、絶縁ケースの上面に露出端子を設けて接続端子とし、この接続端子に、回路基板に接続しているリードを直接に溶接して、回路基板とブレーカとを接続するのに使用していたリードを省略できるからである。さらに、この構造のブレーカは、上面に露出端子の接続端子を設けているので、露出端子の接続端子が絶縁ケースで素電池から絶縁される。絶縁ケースで絶縁される接続端子は、ブレーカを素電池に接続する状態で、ここにリードを直接に溶接できる。絶縁ケースが溶接される接続端子を素電池から絶縁するからである。このブレーカは、外装ケース上面に露出端子として設けている接続端子に、回路基板のリードを溶接する工程で、露出端子の接続端子と素電池との間にブレーカの絶縁ケースを配置して、露出端子やリードを素電池から絶縁できる。したがって、リードを露出端子である接続端子の上に載せて抵抗溶接することで、リードと素電池から絶縁して確実に溶接できる。さらに、以上のブレーカは、上面に露出端子の接続端子を設けているので、回路基板のリードを溶接する工程において、図17の(3)の矢印で示すように、同じ方向に溶接電極を押圧して2枚のリード36を溶接できるので、溶接器を方向転換することなく、簡単に能率よく2枚のリード36に溶接できる特徴がある。
さらに本発明のブレーカは、固定接点金属板4に、外装ケース1の外側に突出する接続端子54を設けることができる。
このブレーカは、外装ケースから突出する固定接点金属板の接続端子に、リード板などを簡単に接続できる。
さらにまた、本発明のブレーカは、固定接点金属板4に、外装ケース1の表面に露出する露出端子44の接続端子54を底面に設けることができる。
このブレーカは、固定接点金属板の底面に設けている露出端子を接続端子として、ここにリード板などを接続できる。
ところで、本明細書において、露出端子を設けているブレーカの上面と下面は図面において特定するものとする。
従来のブレーカを示す断面図である。 本発明の一実施例にかかるブレーカの斜視図である。 図2に示すブレーカの垂直縦断面図である。 図3に示すブレーカのオフ状態を示す断面図である。 図3に示すブレーカのV−V線断面図である。 図3に示すブレーカのVI−VI線断面図である。 図3に示すブレーカのVIII−VIII線断面図である。 連結リブの他の一例を示す断面図であって、図3のVIII−VIII線断面に相当する図である。 連結リブの他の一例を示す断面図であって、図3のV−V線断面に相当する図である。 本発明の他の実施例にかかるブレーカの垂直縦断面図である。 本発明の他の実施例にかかるブレーカの斜視図である。 図11に示すブレーカの垂直縦断面図である。 図12に示すブレーカのXIII−XIII線断面図である。 本発明の他の実施例にかかるブレーカの垂直縦断面図である。 図2に示すブレーカを備えるパック電池の組み立て工程を示す斜視図である。 図10に示すブレーカを備えるパック電池の一部拡大断面図である。 図16に示すパック電池の組み立て工程を示す斜視図である。 本発明の他の実施例にかかるブレーカを備えるパック電池の一部拡大断面図である。 本発明の他の実施例にかかるブレーカを備えるパック電池の一部拡大断面図である。 本発明の他の実施例にかかるブレーカを備えるパック電池の一部拡大断面図である。 本発明の他の実施例にかかるブレーカを備えるパック電池の一部拡大断面図である。 本発明の他の実施例にかかるブレーカを備えるパック電池の一部拡大断面図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのブレーカを例示するものであって、本発明はブレーカを以下のものに特定しない。さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
以下のタイプのブレーカは、周囲温度でバイメタルを変形させ、変形するバイメタルが可動接点金属板を変形させ、オフ状態に切り換えられて電流を遮断する。以下に詳述するブレーカは、バイメタルを加温するヒーターを内蔵している。ただし、本発明のブレーカは、必ずしもヒーターを内蔵する必要はない。それは、バイメタルが周囲温度を検出して可動接点をオフに切り換えできるからである。
以下に示すヒーターを内蔵するブレーカは、ヒーターでバイメタルを加温することで、オフ状態となって電流を遮断する状態に保持できる。それは、オフ状態においてヒーターに通電し、通電されるヒーターでバイメタルを加温して、オフ状態に保持できるからである。このブレーカは、パック電池に内蔵されて、パック電池の安全性をより向上できる。パック電池が異常な温度になってブレーカで電流を遮断した後、電池でヒーターに通電して、オフ状態に保持できるので、電池が放電できる限りブレーカをオフ状態に保持して外部に流れる電流を遮断状態に保持できるからである。電池が完全に放電されると、ヒーターに通電できなくなってヒーターがバイメタルを加温できなくなってオン状態に復帰しても、この状態では電池は放電できなくなっているので、安全性は確保される。
図2ないし図9に示すブレーカ40は、外装ケース1に、固定接点金属板4と、可動接点金属板6とを固定して、可動接点金属板6を変形させるバイメタル8と、このバイメタル8を加温するヒーター9とを内蔵している。
外装ケース1は、プラスチック製の絶縁ケース2と抵抗リード板3とで形成している。外装ケース1は、絶縁ケース2の底部13に固定接点金属板4をインサート成形して固定して、上面に抵抗リード板3を固定している。絶縁ケース2は、両端部分に、第1の外壁11Aと第2の外壁11Bとを突出するように設けて、さらに第1の外壁11Aと第2の外壁11Bとの間を連結する対向壁12を設けて、一対の外壁11と一対の対向壁12との間に収納スペース20を設けている。この収納スペース20は、インサート成形して固定している固定接点金属板4で底面を閉塞して、抵抗リード板3で上面を閉塞している。したがって、外装ケース1は、底面側の表面には固定接点金属板4が露出し、上面側の表面には抵抗リード板3が露出している。抵抗リード板3は、プラスチック製の絶縁ケース2にインサート成形して固定されず、ほぼ全面を上面側に露出させている。
抵抗リード板3は、可動接点金属板6よりも電気抵抗の大きい金属板であって、接続端子53を設けている。接続端子53は、ブレーカ40を外部に接続するための端子であって、リード板やリード線などのリードに抵抗溶接して接続され、あるいは電池などに直接に抵抗溶接して接続される。ブレーカ40は、一対の接続端子53、54を有し、一方の接続端子53を可動接点金属板6に接続して、他方の接続端子54を固定接点金属板4に接続している。図2ないし図4のブレーカ40は、可動接点金属板6に接続している接続端子53を、可動接点金属板6に設けることなく、これに接続している抵抗リード板3に設けている。可動接点金属板6に接続される接続端子53は、可動接点金属板6の一端に設けている。
抵抗リード板3は、抵抗溶接に最適な電気抵抗の金属板で、可動接点金属板6は、通電される電流のジュール熱による発熱を制限するために、電気抵抗の小さい金属板が使用される。ブレーカ40は、定格電流よりも小さい電流による可動接点金属板6のジュール熱でバイメタル8を反転させず、バイメタル8が周囲温度を検出してオフ状態に切り換えられる。したがって、可動接点金属板6は、ブレーカ40の定格電流のジュール熱ではバイメタル8を反転させない電気抵抗とする。可動接点金属板6のジュール熱は、電流の二乗と電気抵抗の積に比例して大きくなる。したがって、可動接点金属板6の電気抵抗は、定格電流が大きくなるにしたがって小さくする。
定格電流のジュール熱でバイメタル8を反転させない可動接点金属板6は、定格電流が大きいブレーカにおいては、電気抵抗が相当に小さくなる。電気抵抗の小さい可動接点金属板は、これに接続端子を設けると、ここにリード板などを抵抗溶接するときの発熱も小さくなって、リード板などを確実に安定して接続できなくなる。本発明のブレーカは、この弊害を防止するために、電気抵抗の小さい可動接点金属板6には接続端子を設けることなく、これに積層して抵抗リード板3を電気接続して、この抵抗リード板3に接続端子53を設けている。抵抗リード板3は、可動接点金属板6よりも電気抵抗の大きい金属板である。可動接点金属板6よりも電気抵抗の大きい抵抗リード板3は、リードを抵抗溶接するときの発熱が大きく、リードを確実に安定して接続できる。
可動接点金属板6と抵抗リード板3は、両方をリン青銅からなる金属板として、抵抗リード板3には可動接点金属板6よりも銅含有量の小さいリン青銅として電気抵抗を大きくできる。また、可動接点金属板6をリン青銅とし、抵抗リード板3をニッケル板やニッケル合金板として、抵抗リード板3の電気抵抗を可動接点金属板6よりも大きくすることができる。とくに、抵抗リード板をニッケル板やニッケル合金板とするブレーカは、ニッケル板やニッケル合金板のリード板を積層して、より安定してリードを抵抗溶接によって接続できる。
可動接点金属板6と固定接点金属板4と抵抗リード板3は、絶縁ケース2に固定される。絶縁ケース2は、第1の外壁11Aと第2の外壁11Bからなる一対の外壁11と、第1の外壁11Aと第2の外壁11Bとの間を連結する一対の対向壁12とで収納スペース20の周囲を囲む外周壁10を構成している。したがって、収納スペース20は、周囲を外周壁10で囲み、底面を固定接点金属板4で閉塞し、さらに上面を抵抗リード板3で閉塞して内部を閉塞された中空状として、内部にバイメタル8やヒーター9を収納している。
絶縁ケース2は、第1の外壁11Aに固定接点金属板4の一部を、図3と図4においては固定接点金属板4の中間部4Bを第1の外壁11Aの途中にインサート成形して固定している。したがって、固定接点金属板4は、第1の外壁11Aを貫通する状態で絶縁ケース2に固定され、収納スペース20の内部に露出する部分を固定接点5とし、外部に引き出される部分を接続端子54としている。
絶縁ケース2は、第2の外壁11Bに可動接点金属板6の非可動部分6Bを固定して、可動接点金属板6の弾性アーム部6Aを収納スペース20に配置している。図3と図4のブレーカ40は、第2の外壁11Bの上端面に可動接点金属板6の非可動部分6Bを固定している。可動接点金属板6は、接着して第2の外壁11Bに固定され、あるいは抵抗リード板3に挟まれて第2の外壁11Bの上端面に固定される。図の外装ケース1は、抵抗リード板3の一端部を、可動接点金属板6の非可動部分6Bに接触状態に積層して絶縁ケース2に固定して、抵抗リード板3を可動接点金属板6に電気接続している。抵抗リード板3と可動接点金属板6は、積層部をレーザー溶接することで、より確実に電気接続される。この構造は、抵抗リード板3を可動接点金属板6に直接に積層して固定するので、全体をより薄くしながら、抵抗リード板3を可動接点金属板6に電気接続できる。
抵抗リード板3は、外部に接続するリード板などを抵抗溶接する接続端子53を設けている。図2ないし図4のブレーカ40は、抵抗リード板3の一端を外装ケース1の外側に突出させて、突出部3Xを接続端子53としている。図10のブレーカ40は、抵抗リード板3の上面を絶縁ケース2の上面に露出させて露出端子43とし、この露出端子43を接続端子53としている。
さらに、図3ないし図5の断面図に示す絶縁ケース2は、収納スペース20の底部にヒーター9を配置する収納凹部21を設けている。収納凹部21は収納スペース20の中央部にあって、その底面を固定接点金属板4の先端部4Aで閉塞している。収納凹部21は、ここにヒーター9を挿入できるように、内形をヒーター9の外形よりもわずかに大きくしている。また、収納凹部21は、外周縁に沿って突出部14を設けている。収納凹部21に挿入されるヒーター9は、突出部14の上面からわずかに突出して、上面に湾曲するバイメタル8を熱結合状態に載せている。
収納スペース20は、収納凹部21の底面を固定接点金属板4で閉塞し、収納凹部21の外側底面を絶縁ケース2のプラスチックで閉塞している。絶縁ケース2は、収納凹部21の外側で収納スペース20の底を閉塞しているプラスチック製の底部13に、固定接点金属板4をインサート成形して絶縁ケース2に固定している。
収納スペース20の上面を閉塞している抵抗リード板3は、インサート成形することなく、その両端部分を絶縁ケース2の外壁11に固定している。図2ないし図4のブレーカ40は、第1の外壁11Aと第2の外壁11Bとの上端面に抵抗リード板3の両端部を固定している。抵抗リード板3は、第1の外壁11Aと第2の外壁11Bとに一体的に成形して設けている連結リブ15を介して、絶縁ケース2に固定している。図3と図4の絶縁ケース2は、鎖線で示すように、抵抗リード板3を連結する連結リブ15を、外壁11の先端面から突出して設けている。抵抗リード板3には、連結リブ15を貫通させる貫通孔25を設けてあり、連結リブ15を貫通孔25に挿通して、抵抗リード板3を絶縁ケース2に固定している。連結リブ15は、貫通孔25に挿入される状態で、その先端を加熱押圧して押し潰し、あるいは超音波振動で押し潰して、抵抗リード板3を確実に絶縁ケース2の外壁11の先端面、すなわち上面に固定している。以上の構造は、抵抗リード板3を絶縁ケース2の正確な位置に確実に、しかも簡単に固定できる。ただし、抵抗リード板は、絶縁ケースの先端面である上面に接着して固定することもできる。接着して絶縁ケースに固定される抵抗リード板も、貫通孔を設け、この貫通孔に挿入される連結リブを外壁に設け、連結リブを貫通孔に挿入することで、絶縁ケースの定位置に確実に固定できる。
抵抗リード板3は四隅部に貫通孔25を設けており、各々の貫通孔25に挿通される連結リブ15を絶縁ケース2の外壁11の先端面に設けている。図6は、抵抗リード板3を固定している第1の外壁11Aの横断面図を、図7は第2の外壁11Bの横断面図を示している。図6に示す第1の外壁11Aは、収納スペース20の両側に設けている対向壁12の上端面から突出して連結リブ15を設けている。連結リブ15は、図の右側に示す形状に成形され、貫通孔25に挿入される状態で、左側に示すように、先端を押し潰して、抵抗リード板3を固定する。図6に示す第1の外壁11Aは、収納スペース20の両側に設けている対向壁12の上面に連結リブ15を設けているが、第1の外壁11Aは、図3のVIII−VIII線で示す位置において、図8の横断面図に示すように、第1の外壁11Aの上面に連結リブ15を設けて、抵抗リード板3を固定することもできる。さらに、外装ケース1は、図3のV−V線で示す位置において、図9の横断面図に示すように、対向壁12の上面に連結リブ15を突出して設け、この連結リブ15を挿入する貫通孔25を抵抗リード板3に設けて、抵抗リード板3の中間部分を絶縁ケース2に固定することもできる。
さらに、図5ないし図7の横断面図に示す抵抗リード板3は、対向壁12の外面に沿うように折曲している折曲側壁22を両側に設けて、この折曲側壁22と対向壁12とを係止構造で連結している。図の抵抗リード板3は、折曲側壁22と対向壁12の係止構造を、対向壁12の外側に突出して設けている係止凸部16と、折曲側壁22に設けられて、係止凸部16を案内して係止される係止孔26とで構成している。係止凸部16は、挿入方向に向かって次第に突出する傾斜面16Aを設けて、係止凸部16をスムーズに係止孔26に案内できる形状としている。
さらに、図8の係止構造は、折曲側壁22の先端縁に内側に折曲している係止片27を設け、この係止片27を案内する係止凹部17を絶縁ケース2の対向壁12の外側面に設け、係止片27を係止凹部17に案内して、抵抗リード板3を絶縁ケース2に係止構造で固定している。
さらに、図9の係止構造は、折曲側壁22の先端縁に内側に折曲している係止片27を設け、この係止片27を対向壁12の底面に引っ掛けて、抵抗リード板3を絶縁ケース2に係止構造で固定している。これ等の係止構造は、折曲側壁22を弾性変形させて、絶縁ケース2に係止構造で連結し、連結状態においては、折曲側壁22の弾性的な復元力でもって、係止凸部16や係止片27を係止孔26や係止凹部17や底面に引っ掛ける位置に保持する。
絶縁ケース2から突出する接続端子53を設けている抵抗リード板3は、接続端子53を除く部分の表面に絶縁膜(図示せず)を設けて、絶縁することができる。この絶縁膜は、抵抗リード板3の表面に、絶縁塗料を塗布して設けることができる。ただ、絶縁層は、抵抗リード板の表面に絶縁シートを付着して設けることもできる。このように、抵抗リード板に絶縁膜を設けたブレーカは、抵抗リード板の表面を絶縁膜で絶縁できるので、機器に接触状態で内蔵できる。
絶縁ケース2の収納スペース20には、底から順番に、ヒーター9とバイメタル8と可動接点金属板6の弾性アーム部6Aを収納して、絶縁ケース2の第1の外壁11Aには固定接点金属板4の中間部4Bを固定して、第2の外壁11Bには可動接点金属板6の非可動部分6Bを固定している。
固定接点金属板4は、インサート成形して絶縁ケース2に固定している。固定接点金属板4は、先端部4Aを収納スペース20の底部13に埋設し、中間部4Bを収納スペース20の底部13から絶縁ケース2の第1の外壁11Aに埋設するようにインサート成形して、絶縁ケース2に固定している。図3と図4の固定接点金属板4は、収納凹部21の底部を閉塞する部分よりも、第1の外壁11Aに埋設される部分を高くするように段差部4Dを設けて、段差部4Dを絶縁ケース2の底部13に埋設して、段差部4Dの後端側を底部13の上面に露出させて、この露出部を固定接点5としている。
ヒーター9は、通電されることによって発熱して、バイメタル8を加熱する。ヒーター9は、対向面を長円形あるいは長方形とする厚みのあるPTCヒーターで、上面と下面に電極を設けている。ただし、ヒーターには必ずしもPTCヒーターを使用する必要はなく、通電されてバイメタル8を加熱できる全てのヒーターを使用することができる。上下面に電極を設けているヒーター9は、下面を固定接点金属板4に接触して、上面をバイメタル8を介して可動接点金属板6に接触できるようにしている。このヒーター9は、可動接点金属板6の可動接点7が固定接点5に接触するオン状態では、可動接点金属板6とバイメタル8とが非接触状態となって通電されず、可動接点金属板6の可動接点7が固定接点5から離れてオフ状態となる状態では、可動接点金属板6に接触するバイメタル8と固定接点金属板4とを介して通電されて発熱し、バイメタル8を加熱する。加熱されるバイメタル8は、図4に示すように、可動接点7を固定接点5から離すオフ状態に保持する。このブレーカ40は、オフ状態に切り換えられた状態で、可動接点7をオフ状態に保持するので、パック電池に安全に使用できる。それは、パック電池が異常な状態で使用されて設定温度よりも高くなり、ブレーカ40がオフに切り換えられた後は、パック電池の電池からヒーター9に通電され続けてバイメタル8が加熱されるので、ブレーカ40がオン状態に復帰することなく、電池が放電されるまで電流を遮断する状態に保持できるからである。
バイメタル8は、加熱して変形するように、熱膨張率が異なる金属を積層したものである。バイメタル8は、ヒーター9と可動接点金属板6との間に配設され、加熱されて反転するように変形して、可動接点7を固定接点5から離してブレーカ40をオフ状態に切り換える。バイメタル8は、中央凸に湾曲する形状であって、熱変形しない状態、すなわち、可動接点7を固定接点5に接触させる状態では、図3に示すように、中央突出部を可動接点金属板6側に突出させる姿勢とし、熱変形して反転するように変形する状態では、図4に示すように、中央突出部をヒーター9側に突出させる姿勢となる。バイメタル8は、図4に示すように、熱変形して反転する状態では、中央突出部をヒーター9に接触させると共に、両端部分を可動接点金属板6に接触させて押圧し、弾性アーム部6Aを押し上げて可動接点7を固定接点5から離してオフに切り換える。
可動接点金属板6は、図3と図4に示すように、中間部分である非可動部分6Bを第2の外壁11Bの上端面に固定して、先端側の弾性アーム部6Aを収納スペース20の内部に配設している。可動接点金属板6は、非可動部6Bを接着して第2の外壁11Bの上端面に固定している。さらに、可動接点金属板6は、図3、図4、及び図7に示すように、第2の外壁11Bと抵抗リード板3とで非可動部6Bを挟着して第2の外壁11Bの上端面に固定している。図に示すブレーカ40は、抵抗リード板3の一端部を、可動接点金属板6の非可動部分6Bに接触状態に積層している。
可動接点金属板6は、収納スペース20に配置される弾性アーム部6Aを弾性変形できる金属板としている。さらに、可動接点金属板6は、この弾性アーム部6Aの先端部であって固定接点5と対向する面に可動接点7を設けている。この可動接点金属板6は、バイメタル8が熱変形しない状態では、可動接点7が固定接点5に接触してオン状態となり、バイメタル8が熱変形する状態では、バイメタル8に押される弾性アーム部6Aが弾性変形して、可動接点7が固定接点5から離れてオフ状態となる。図3と図4に示すブレーカ40は、バイメタル8が熱変形しない状態で、可動接点7を確実に固定接点5に接触できるように、弾性アーム部6Aの後端部を下方に押圧する押圧凸部23を抵抗リード板3の内面から突出して設けている。この可動接点金属板6は、弾性アーム部6Aの後端部が押圧凸部23で下向きに押圧されることで、弾性アーム部6Aの先端部が下方に付勢されて、先端の可動接点7を確実に固定接点5に接触させる。
さらに、図3ないし図5の可動接点金属板6は、下面に突出部6Cを設けており、この突出部6Cにバイメタル8の両端部を接触させて互いに押圧するようにしている。図に示す突出部6Cは、外形を円弧状としており、バイメタル8の両端部を横方向に摺動させることなく確実に接触させて互いに押圧できるようにしている。図に示す可動接点金属板6は、バイメタル8の両端部と対向する下面に複数の突出部6Cを設けている。この構造は、幅のあるバイメタル8であっても確実に接触させて互いに押圧できる。
さらに、図11ないし図14に示すブレーカ40は、抵抗リード板3を連結プラスチック52に固定し、連結プラスチック52を絶縁ケース2に固定して、抵抗リード板3を絶縁ケース2に固定している。抵抗リード板3は、連結プラスチック52にインサート成形して固定される。インサート成形される抵抗リード板3は、連結プラスチック52を成形する金型の成形室に仮止めされ、成形室に溶融状態のプラスチックを注入して連結プラスチック52に固定される。連結プラスチック52は、超音波溶着して絶縁ケース2に固定されて、絶縁ケース2と連結プラスチック52とで外装ケース1を構成している。ただ、連結プラスチックは、接着して、あるいは嵌合構造で絶縁ケースに固定することもできる。連結プラスチック52は、抵抗リード板3の周囲にあって、絶縁ケース2の両端部に設けている第1の外壁11Aと第2の外壁11Bとに固定され、さらに対向壁12に固定される。絶縁ケース2に固定される抵抗リード板3は、可動接点金属板6の非可動部分6Bに接触状態に積層して、可動接点金属板6に電気接続している。
さらに、抵抗リード板3は、外部に接続するリード板などを抵抗溶接する接続端子53を設けている。図11と図12のブレーカ40は、抵抗リード板3の一端を連結プラスチック52の外側に突出させて、この突出部3Xを接続端子53としている。また、図14のブレーカ40は、抵抗リード板3の外周部を除く部分を露出させて露出端子43とし、この露出端子43を接続端子53としている。
図11ないし図14に示す抵抗リード板3と連結プラスチック52は、上面を同一平面としている。抵抗リード板3は、連結プラスチック52と上面を同一平面とするために、上面の外周部に低くなる段差部3aを設けて、段差部3aに連結プラスチック52を成形している。このブレーカ40は、露出端子43を接続端子53として、リードを確実に接触して溶接できる。すなわち、連結プラスチック52が突出して、溶接されるリードを露出端子43である接続端子53から離すことがなく、接続端子53に確実に安定してリードを溶接できる。
以上ブレーカは、例えば、パック電池に内蔵されて、電池や周囲温度が高温になり、あるいはパック電池が異常な状態で使用されるときに、バイメタルを変形させて電流を遮断する。以上のブレーカ40をパック電池に内蔵する例を以下に示す。
図15ないし図22に示すパック電池は、素電池30と、この素電池30と直列に接続しているブレーカ40と、このブレーカ40の接続端子53と素電池30とにリード36を介して接続している回路基板35とを備えている。
図15ないし図22のパック電池は、角形電池の素電池30を備える。素電池30は、金属製の外装缶31の開口部を、金属製の封口板32で閉塞して、内部に電解液と正負の電極を収納している。封口板32はレーザー溶接して外装缶31の開口部を気密に閉塞している。封口板32は、凸部電極33を中央部に設けている。凸部電極33は、絶縁して封口板32に固定される。素電池30は、リチウムイオン電池である。ただし、素電池には、リチウムイオン電池に代わってニッケル水素電池などの全ての二次電池とすることができる。リチウムイオン電池は、凸部電極33を負極、封口板32と外装缶31を正極とし、ニッケル水素電池は、凸部電極を正極、封口板を負極とする。
パック電池は、素電池30と直列にブレーカ40を接続している。ブレーカ40は、素電池30の温度が設定温度よりも高くなるとオン状態からオフ状態に切り換えられて、素電池30の電流を遮断する。また、過電流が流れる状態にあっても、オフ状態に切り換えられて、素電池30の電流を遮断する。図15ないし図22のパック電池は、素電池30の凸部電極33と回路基板35との間にブレーカ40を接続している。回路基板35は、素電池30の過充電や過放電を防止する保護回路などを実現する回路を実装している。また、回路基板35は、パック電池の出力端子(図示せず)も設けている。この回路基板35は、リード36とブレーカ40を介して素電池30に接続している。ここで、図に示すパック電池は、リード36をリード板としているが、リードはリード線とすることもできる。
ブレーカ40は、素電池30と回路基板35との間に接続される。図15のパック電池は、図2ないし図7に示すブレーカ40を、素電池30と回路基板35との間に接続している。図のブレーカ40は、両端に接続端子53、54を突出させており、この接続端子53、54を介して素電池30の凸部電極33と回路基板35とに接続している。図15のパック電池は、ブレーカ40の固定接点金属板4の接続端子54を素電池30の凸部電極33に接続して、抵抗リード板3から突出する接続端子53を回路基板35に接続している。ただ、パック電池は、図示しないが、ブレーカの固定接点金属板の接続端子を回路基板に接続して、抵抗リード板から突出する接続端子を素電池の凸部電極に接続することもできる。
図15のブレーカ40は、抵抗リード板3から突出する接続端子53を、リード36を介して回路基板35に接続している。図において、ブレーカ40の接続端子53に接続しているリード36はリード板であって、L字状に折曲されて、水平方向に折曲している折曲片36Aを接続端子53に溶接している。さらに、このリード36を、回路基板35にハンダ付けされたリード36に溶接して、ブレーカ40を回路基板35に接続している。さらに、ブレーカ40は、固定接点金属板4の接続端子54を、リード37を介して凸部電極33に接続している。図に示すリード37は、リード板としているが、リード線とすることもできる。固定接点金属板4を凸部電極33に接続するリード37は、一端を固定接点金属板4に溶接して、他端を凸部電極33に溶接している。図示しないが、固定接点金属板は、接続端子を絶縁ケースから長く突出させて、直接に凸部電極に溶接することもできる。さらに、図に示すパック電池は、ブレーカ40と封口板32との間に絶縁層34を設けており、この絶縁層34でブレーカ40を封口板32から絶縁している。
ここで、図示しないが、図11ないし図13に示すブレーカ40も、以上と同様の構造で、素電池と回路基板との間に接続してパック電池とすることができる。
以上のパック電池は、以下の工程で組み立てられる。
(1)抵抗リード板3から突出する接続端子53に、L字状のリード板であるリード36の折曲片36Aを溶接する。
(2)ブレーカ40を素電池30の封口板32に配置して、固定接点金属板4の接続端子54を直接あるいはリード37を介して素電池30の凸部電極33に溶接する。
(3)回路基板35に接続しているリード36を、ブレーカ40の接続端子53に溶接されたリード36と素電池30の封口板32とに溶接する。
図16と図17のパック電池に内蔵されるブレーカ40は、図10に示すブレーカ40であって、上面に露出端子43である接続端子53を設けている。露出端子43である接続端子53は、抵抗リード板3の露出部に設けている。この抵抗リード板3は、可動接点金属板6の非可動部分6Bに接触状態に積層して絶縁ケース2に固定され、外側面を露出して露出端子43としている。このパック電池は、ブレーカ40の固定接点金属板4の接続端子54を素電池30の凸部電極33に接続して、上面に設けている露出端子43である接続端子53を回路基板35に接続しているリード36に接続している。図において、回路基板35に接続しているリード36はリード板であって、L字状に折曲されて、水平方向に折曲している折曲片36Aをブレーカ40の露出端子43である接続端子53に溶接して電気接続している。このリード36は、ハンダ付けして回路基板35に接続している。
図16と図17のブレーカ40は、リード37を介して固定接点金属板4を凸部電極33に接続している。図に示すリード37は、リード板としているが、リード線とすることもできる。固定接点金属板4を凸部電極33に接続するリード37は、一端を固定接点金属板4に溶接して、他端を凸部電極33に溶接している。図示しないが、固定接点金属板は、接続端子を絶縁ケースから長く突出させて、直接に凸部電極に溶接することもできる。さらに、図に示すパック電池は、ブレーカ40と封口板32との間に絶縁層34を設けており、この絶縁層34でブレーカ40を封口板32から絶縁している。
ここで、図示しないが、図14に示すブレーカ40も、以上と同様の構造で、素電池と回路基板との間に接続してパック電池とすることができる。
以上のパック電池は、以下の工程で組み立てられる。
(1)固定接点金属板4の接続端子54を直接あるいはリード37を介して素電池30の凸部電極33に溶接する。
(2)回路基板35に接続しているリード36を、素電池30の封口板32とブレーカ40上面の露出端子43である接続端子53とに溶接する。
図18のパック電池は、図16のパック電池のブレーカ40を上下反転して素電池30に溶接している。したがって、このブレーカ40は、固定接点金属板4を上面に、抵抗リード板3を下面に配置している。上面に配置している固定接点金属板4は、両端部分を除く部分を露出させて露出端子44とし、この露出端子44を接続端子54として、ブレーカ40の上面に配置している。露出端子44である接続端子54は、回路基板35に接続しているL字状のリード板であるリード36の折曲片36Aに溶接している。さらに、ブレーカ40は、抵抗リード板3を絶縁ケース2から突出させて接続端子53とし、この接続端子53を素電池30の凸部電極33に接続している。図に示すブレーカ40は、抵抗リード板3の接続端子53を、リード37を介して凸部電極33に接続している。リード37は、一端を抵抗リード板3の接続端子53に溶接して、他端を凸部電極33に溶接している。ただ、抵抗リード板の接続端子は、直接に凸部電極に溶接することもできる。さらに、図に示すパック電池は、ブレーカ40と封口板32との間に絶縁層34を設けており、この絶縁層34でブレーカ40を封口板32から絶縁している。
以上のパック電池は、以下の工程で組み立てられる。
(1)抵抗リード板3の接続端子53を直接あるいはリード37を介して素電池30の凸部電極33に溶接する。
(2)回路基板35に接続しているリード36を、素電池30の封口板32とブレーカ40上面の露出端子44である接続端子54とに溶接する。
図19のパック電池は、ブレーカ40の両面に露出端子43、44を設けて、下面の露出端子44である接続端子54を素電池30の凸部電極33に、上面の露出端子43である接続端子53を回路基板35に接続しているL字状のリード板であるリード36の折曲片36Aに溶接している。このブレーカ40は、上面に抵抗リード板3を配置して、下面に固定接点金属板4を配置している。抵抗リード板3は、可動接点金属板6に積層してこれに接続され、両端を除く部分を露出させて露出端子43とし、この露出端子43を接続端子53としている。この露出端子43である接続端子53は、抵抗リード板3に接続しているL字状のリード板であるリード36の折曲片36Aに溶接して接続される。下面の固定接点金属板4は、絶縁ケース2から露出する露出端子44を接続端子54として下面に設けて、固定接点金属板4の露出端子44である接続端子54を素電池30の凸部電極33に溶接している。この構造のパック電池は、図20に示すように、固定接点金属板4を絶縁ケース2から突出させて突出接続端子54Aを設けて、この突出接続端子54Aを凸部電極33に溶接することもできる。
図19のパック電池は、以下の工程で組み立てられる。
回路基板35に接続しているリード36を素電池30の封口板32に溶接すると共に、素電池30の凸部電極33にブレーカ40を載せ、ブレーカ40の露出端子44である接続端子54を凸部電極33の上に配置すると共に、ブレーカ40上面の露出端子43である接続端子53に回路基板35に接続しているL字状のリード板であるリード36の折曲片36Aを載せ、溶接電流をリード36の折曲片36A→抵抗リード板3→ブレーカ40→固定接点金属板4→凸部電極33に流して、上面の露出端子43である接続端子53に回路基板35に接続しているリード36を、下面の露出端子44である接続端子54を凸部電極33に溶接する。溶接電流を流すために、溶接電極はL字状のリード板であるリード36の折曲片36Aと、素電池30の凸部電極33又は素電池30の封口板32に接続される。
図20のパック電池は、絶縁ケース2の下面から突出する突出接続端子54Aを凸部電極33に溶接して、ブレーカ40を凸部電極33の上面に固定した後、回路基板35に接続しているリード36を封口板32とブレーカ40上面の露出端子43である接続端子53とに溶接して組み立てられる。
図21のパック電池は、図19のパック電池に内蔵するブレーカ40を上下反転して素電池30に接続している。このブレーカ40は、下面に抵抗リード板3を、上面に固定接点金属板4を配置して、抵抗リード板3と固定接点金属板4の両方に接続端子53、54となる露出端子43、44を設けている。下面の露出端子43である接続端子53は、素電池30の凸部電極33に、上面の露出端子44である接続端子54は、回路基板35に接続しているL字状のリード板であるリード36の折曲片36Aに溶接している。このブレーカ40は、抵抗リード板3を可動接点金属板6の非可動部分6Bに接触状態に積層してこれに電気接続し、その一部を露出させる状態として抵抗リード板3側の露出端子43を下面に設けて接続端子53としている。固定接点金属板4も絶縁ケース2から露出して固定接点5側の露出端子44を上面に設けて接続端子54としている。固定接点5側の露出端子44である接続端子54は、回路基板35に接続しているL字状のリード板であるリード36の折曲片36Aに溶接され、抵抗リード板3側の露出端子43である接続端子53は素電池30の凸部電極33に溶接している。この構造のパック電池も、図22に示すように、抵抗リード板3を絶縁ケース2から突出させて突出接続端子53Aを設けて、この突出接続端子53Aを凸部電極33に溶接することもできる。
図21のパック電池は、以下の工程で組み立てられる。
回路基板35に接続しているリード36を素電池30の封口板32に溶接すると共に、素電池30の凸部電極33にブレーカ40を載せ、ブレーカ40の露出端子43である接続端子53を凸部電極33の上に配置すると共に、ブレーカ40上面の露出端子44である接続端子54に回路基板35に接続しているL字状のリード板であるリード36の折曲片36Aを載せ、溶接電流をリード36の折曲片36A→固定接点金属板4→ブレーカ40→抵抗リード板3→凸部電極33に流して、上面の露出端子44である接続端子54に回路基板35に接続しているリード36を、下面の露出端子43である接続端子53を凸部電極33に溶接する。溶接電流を流すために、溶接電極はL字状のリード板であるリード36の折曲片36Aと、素電池30の凸部電極33又は素電池30の封口板32に接続される。
図22のパック電池は、絶縁ケース2から突出する下面の突出接続端子53Aを凸部電極33に溶接して、ブレーカ40を凸部電極33の上面に固定した後、回路基板35に接続しているリード36を封口板32とブレーカ40上面の露出端子44である接続端子54とに溶接して組み立てられる。
以上のパック電池の製造工程において、ブレーカ40と素電池30とリード36は、スポット溶接して接続され、あるいはレーザー溶接して接続される。
1…外装ケース
2…絶縁ケース
3…抵抗リード板 3a…段差部
3X…突出部
4…固定接点金属板 4A…先端部
4B…中間部
4D…段差部
5…固定接点
6…可動接点金属板 6A…弾性アーム部
6B…非可動部分
6C…突出部
7…可動接点
8…バイメタル
9…ヒーター
10…外周壁
11…外壁 11A…第1の外壁
11B…第2の外壁
12…対向壁
13…底部
14…突出部
15…連結リブ
16…係止凸部 16A…傾斜面
17…係止凹部
20…収納スペース
21…収納凹部
22…折曲側壁
23…押圧凸部
25…貫通孔
26…係止孔
27…係止片
30…素電池
31…外装缶
32…封口板
33…凸部電極
34…絶縁層
35…回路基板
36…リード 36A…折曲片
37…リード
40…ブレーカ
43…露出端子
44…露出端子
52…連結プラスチック
53…接続端子 53A…突出接続端子
54…接続端子 54A…突出接続端子
104…固定接点金属板
105…固定接点
106…可動接点金属板
107…可動接点
108…バイメタル
109…ヒーター

Claims (8)

  1. 外装ケース(1)と、この外装ケース(1)に固定してなる固定接点(5)を有する固定接点金属板(4)と、この固定接点金属板(4)の固定接点(5)と対向する位置に可動接点(7)を有し、かつ可動接点(7)を可動できるように前記外装ケース(1)に一部を固定してなる可動接点金属板(6)と、この可動接点金属板(6)と前記固定接点金属板(4)との間に配設されて、可動接点金属板(6)をオンからオフに切り換えるバイメタル(8)とを備え、前記可動接点金属板(6)と前記固定接点金属板(4)とに電気接続してなる接続端子(53;54)を有するブレーカであって、
    前記可動接点金属板(6)に、可動接点金属板(6)よりも電気抵抗の大きい抵抗リード板(3)が積層されて積層部を電気接続しており、この抵抗リード板(3)に可動接点金属板(6)に電気接続してなる接続端子(53)を設けてなることを特徴とするブレーカ。
  2. 前記外装ケース(1)が、前記固定接点金属板(4)と可動接点金属板(6)とを固定してなる絶縁ケース(2)と、この絶縁ケース(2)に固定してなる抵抗リード板(3)とからなり、抵抗リード板(3)が絶縁ケース(2)の開口部を閉塞してなる請求項1に記載されるブレーカ。
  3. 前記バイメタル(8)と固定接点金属板(4)との間にヒーター(9)を配置してなる請求項1又は2に記載されるブレーカ。
  4. 前記可動接点金属板(6)と抵抗リード板(3)がリン青銅で、可動接点金属板(6)が抵抗リード板(3)よりも銅含有量が多いリン青銅である請求項1ないし3のいずれかに記載されるブレーカ。
  5. 前記可動接点金属板(6)がリン青銅で、前記抵抗リード板(3)がニッケル又はニッケル合金の金属板である請求項1ないし3のいずれかに記載されるブレーカ。
  6. 前記外装ケース(1)が絶縁ケース(2)と抵抗リード板(3)とで構成され、前記絶縁ケース(2)には、第1の外壁(11A)と第2の外壁(11B)とが設けられて、第1の外壁(11A)と第2の外壁(11B)との間には収納スペース(20)を設けており、この収納スペース(20)には、前記バイメタル(8)と前記可動接点金属板(6)の弾性アーム部(6A)を収納して、第1の外壁(11A)には前記固定接点金属板(4)を固定して、第2の外壁(11B)には前記可動接点金属板(6)の非可動部分(6B)を固定しており、
    さらに、前記抵抗リード板(3)が、前記絶縁ケース(2)に固定されて、前記収納スペース(20)の開口部を閉塞しており、
    前記抵抗リード板(3)が、前記可動接点金属板(6)の非可動部分(6B)に接触状態に積層されて絶縁ケース(2)に固定されると共に、この抵抗リード板(3)は外側面を露出させる露出端子(43)を接続端子(53)として外装ケース(1)の上面に設けている請求項1ないし5のいずれかに記載されるブレーカ。
  7. 前記固定接点金属板(4)が、外装ケース(1)の外側に突出する接続端子(54)を有する請求項1ないし6のいずれかに記載されるブレーカ。
  8. 前記固定接点金属板(4)が、外装ケース(1)の表面の露出する露出端子(44)の接続端子(54)を底面に設けている請求項1ないし6のいずれかに記載されるブレーカ。
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