JP2013118124A - 燃料電池用セパレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池において、燃料ガス流路とアノードオフガス排出部との間に設けられたバッファ部に水が残留した場合であっても、アノードオフガスの排出経路を確保する。
【解決手段】アノード側セパレータ30aは、水素流路34と、アノードオフガス排出部37と、水素流路34の終端から排出されたアノードオフガスが流入する出口バッファ部35であって、複数の突起部35pが形成された出口バッファ部35と、出口バッファ部35に流入したアノードオフガスをアノードオフガス排出部37に導出するためのアノードオフガス導出流路36と、を備える。出口バッファ部35は、下部領域35Abと、下部領域35Abの上部に隣接して位置する上部領域35Auと、を含む。下部領域35Abには、複数の突起部35pが粗に2次元配列されており、上部領域35Auには、複数の突起部35pが密に2次元配列されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料電池用セパレータに関するものである。
燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応によって発電する燃料電池がエネルギ源として注目されている。この燃料電池は、一般に、電解質膜の両面に電極を接合してなる膜電極接合体を含む発電体を、セパレータで挟持することによって構成される。セパレータの表面には、燃料電池の電極の表面に沿って発電に供する反応ガスを流すための反応ガス流路が形成される。
そして、このような燃料電池について、従来、反応ガス流路からの排水性を向上させるための種々の技術が提案されている。例えば、下記特許文献1には、燃料ガス流路の出口側と燃料ガス出口連通孔(燃料ガス排出部)との間に、これらを連通するバッファ部と連結通路(アノードオフガス導出流路)とを設け、連結通路の流路開口断面積を燃料ガス流路の出口側の流路開口断面積よりも小さくすることが記載されている。下記特許文献1に記載された技術によれば、連結流路から燃料ガス出口連通孔に排出される燃料ガス(アノードオフガス)の流速を高め、排水性を向上させることができる。
特開2006−278177号公報
しかし、上記特許文献1に記載された技術では、バッファ部に水が残留したまま、氷点下環境下において凍結すると、連結通路が閉塞されて、始動時に、燃料電池のアノードに燃料ガスを供給できなくなるおそれがあった。すなわち、上記特許文献1に記載された技術では、アノードオフガスの排出経路におけるガスの流れが停止された後にバッファ部に残留した残留水がアノードオフガスの排出経路を閉塞することについては考慮されていなかった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、燃料電池において、燃料ガス流路とアノードオフガス排出部との間に設けられたバッファ部に水が残留した場合であっても、アノードオフガスの排出経路を確保することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
燃料電池用セパレータであって、
燃料電池のアノードの表面に沿って燃料ガスを流すための燃料ガス流路と、
前記燃料電池用セパレータの厚さ方向に貫通し、前記アノードから排出されたアノードオフガスを前記燃料電池の外部に排出するためのアノードオフガス排出部と、
前記燃料ガス流路の終端に接続され、該燃料ガス流路の終端から排出された前記アノードオフガスが流入するバッファ部であって、前記アノードと対向する内壁面に、該内壁面から前記アノードの表面側に向かって突起する複数の突起部が形成されたバッファ部と、
前記バッファ部に流入した前記アノードオフガスを前記アノードオフガス排出部に導出するためのアノードオフガス導出流路と、
を備え、
前記燃料電池用セパレータの姿勢を、前記燃料電池用セパレータの表面に対して垂直な方向が重力方向に対して垂直になる姿勢にしたときに、
前記燃料ガス流路の終端と、前記バッファ部と、前記アノードオフガス導出流路と、前記アノードオフガス排出部とは、水平方向に並べて配置されており、
前記バッファ部は、第1の領域と、該第1の領域の重力方向についての上部に隣接して位置する第2の領域と、を含み、
前記アノードオフガス導出流路は、前記アノードオフガスを、前記バッファ部における前記第1の領域から前記アノードオフガス排出部に水平方向に導くように形成されており、
前記バッファ部の前記アノードと対向する内壁面において、
前記第1の領域に面する部位には、前記複数の突起部の一部が第1の密度で2次元的に配列されており、
前記第2の領域に面する部位には、前記複数の突起部の他の一部が前記第1の密度よりも高い第2の密度で2次元的に配列されている、
燃料電池用セパレータ。
適用例1の燃料電池用セパレータを用いた燃料電池では、バッファ部には、アノードオフガスとともに水(例えば、発電によって生成された生成水)も流入する。バッファ部では、複数の突起部によって、水を含むアノードオフガスの流れ方向が分散される。バッファ部に流入した水は、アノードオフガスとともに、バッファ部からアノードオフガス導出流路を通じてアノードオフガス排出流路に排出される。また、適用例1の燃料電池用セパレータでは、燃料ガス流路の終端と、バッファ部と、アノードオフガス導出流路と、アノードオフガス排出部とが、水平方向に配置されている。また、アノードオフガス導出流路は、アノードオフガスを、バッファ部における第1の領域からアノードオフガス排出部に水平方向に導くように形成されている。したがって、燃料ガス流路の終端からアノードオフガス排出部にかけて、アノードオフガスおよび水の流れ方向は、水平方向となる。そして、バッファ部において、水は、重力によって、第2の領域の重力方向についての下部に隣接して位置する第1の領域に滞留しやすく、この第1の領域に水が滞留すると、滞留した水によって、アノードオフガス導出流路が閉塞されやすくなる。
適用例1の燃料電池用セパレータでは、バッファ部のアノードと対向する内壁面において、第1の領域に面する部位には、複数の突起部の一部が第1の密度で2次元的に配列されており、第2の領域に面する部位には、複数の突起部の他の一部が第1の密度よりも高い第2の密度で2次元的に配列されている。こうすることによって、バッファ部において、重力によって水が滞留しやすい第1の領域に水が残留した場合であっても、この残留した水を、毛管現象によって、複数の突起部が高密度で配列された第2の領域に吸い上げることができる。したがって、バッファ部における第1の領域に水が滞留することを抑制し、アノードオフガス導出流路が閉塞されることを抑制し、アノードオフガスの排出経路を確保することができる。
なお、本適用例において、複数の突起部がバッファ部の第2の領域に配列される「第2の密度」、換言すれば、複数の突起部間の距離、複数の突起部間に形成される各ガス流路の流路断面積は、毛管現象によって、第2の領域から水を吸い上げることができるように設定されている。
本発明の一実施例としての燃料電池100の概略構成を示す説明図である。 アノード側セパレータ30aの概略構成を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき説明する。
A.燃料電池:
図1は、本発明の一実施例としての燃料電池100の概略構成を示す説明図である。図1では、燃料電池100の断面構造を模式的に示した。図示するように、この燃料電池100は、膜電極接合体10の両面に、アノード側ガス拡散層20a、および、カソード側ガス拡散層20cを接合し、これらを、アノード側セパレータ30a、および、カソード側セパレータ30cで挟持することによって構成されている。
膜電極接合体10は、プロトン伝導性を有する電解質膜12の両面に、アノード側触媒層14a、および、カソード側触媒層14cを接合することによって構成されている。アノード側触媒層14a、および、カソード側触媒層14cは、それぞれ、電解質膜12の表面に、触媒インクを塗布して乾燥させることによって形成される。本実施例では、電解質膜12として、ナフィオン(登録商標)等の固体高分子からなる電解質膜を用いるものとした。また、本実施例では、アノード側ガス拡散層20a、および、カソード側ガス拡散層20cとして、カーボンクロスを用いるものとした。アノード側ガス拡散層20a、および、カソード側ガス拡散層20cとして、カーボンペーパ等、ガス拡散性、および、導電性を有する他の材料を用いるものとしてもよい。
アノード側セパレータ30aにおけるアノード側ガス拡散層20aと当接する側の表面には、図示するように、リブ部および溝部が形成されており、これらのリブ部および溝部は、燃料ガスとしての水素、および、アノードから排出されるアノードオフガスを流すためのガス流路(水素流路)を形成する。また、カソード側セパレータ30cにおけるカソード側ガス拡散層20cと当接する表面には、図示するように、リブ部および溝部が形成されており、これらのリブ部および溝部は、酸化剤ガスとしての空気、および、カソードから排出されるカソードオフガスを流すためのガス流出流路を形成する。アノード側セパレータ30a、および、カソード側セパレータ30cの材料としては、カーボンや、金属など、導電性を有する種々の材料を適用可能である。本実施例では、アノード側セパレータ30a、および、カソード側セパレータ30cの材料として、ステンレスや、チタン等の、比較的撥水性が高い材料を用いるものとした。
以下、アノード側セパレータ30aの要部である燃料ガスとしての水素の流路について、詳しく説明する。そして、本明細書では、燃料電池100における空気および冷却水の流路については、図示および説明を省略する。
B.アノード側セパレータ:
図2は、アノード側セパレータ30aの概略構成を示す説明図である。図2では、アノード側セパレータ30aを、アノード側ガス拡散層20a(図1参照)と当接する側から見た平面図を示した。図2(a)に示したように、アノード側セパレータ30aは、水素供給部31と、複数の水素導入流路32と、入口バッファ部33と、複数の水素流路34と、出口バッファ部35と、複数のアノードオフガス導出流路36と、アノードオフガス排出部37と、を備える。
水素供給部31は、アノード側セパレータ30aの厚さ方向に貫通する貫通孔である。水素供給部31は、燃料電池100の外部から供給された水素を燃料電池100の積層方向に流すための流路を形成する。また、アノードオフガス排出部37は、アノード側セパレータ30aの厚さ方向に貫通する貫通孔である。アノードオフガス排出部37は、燃料電池100のアノードから排出されたアノードオフガスを燃料電池100の積層方向に流して燃料電池100の外部に排出するための流路を形成する。
水素供給部31と複数の水素流路34とは、複数の水素導入流路32、および、入口バッファ部33を介して連通している。複数の水素導入流路32は、図示した重力方向に等間隔に配置されている。また、複数の水素導入流路32の流路断面積は、複数の水素流路34の流路断面積よりも小さい。
入口バッファ部33のアノード側ガス拡散層20aと対向する内壁面には、この内壁面からアノード側ガス拡散層20aと当接する表面側に向かって突起する複数の突起部33pが形成されている。本実施例では、複数の突起部33pのアノード側ガス拡散層20aとの当接面の形状は、円形であるものとした。複数の突起部33pのアノード側ガス拡散層20aとの当接面の形状および配列は、任意に設定可能である。
燃料電池100の外部から供給された水素は、水素供給部31から複数の水素導入流路32を通じて入口バッファ部33に流入する。そして、この水素は、入口バッファ部33において複数の突起部33pによって分散されて、複数の水素流路34に分配される。
複数の水素流路34は、いわゆるサーペンタイン流路であり、アノード側セパレータ30aの表面に蛇行するように形成されている。複数の水素流路34は、等間隔で配置されている。そして、複数の水素流路34は、水素およびアノードオフガスが、蛇行しながら、アノード側セパレータ30aの図示した上方から下方(重力方向)に流れるように形成されている。
複数の水素流路34とアノードオフガス排出部37とは、出口バッファ部35、および、複数のアノードオフガス導出流路36を介して連通している。出口バッファ部35は、複数の水素流路34の終端に接続されている。出口バッファ部35は、図示した重力方向についての下部に位置する下部領域35Abと、下部領域35Abの上部に隣接して位置する上部領域35Auと、を含んでいる(図2(b)参照)。出口バッファ部35のアノード側ガス拡散層20aと対向する内壁面には、この内壁面からアノード側ガス拡散層20aと当接する表面側に突起する複数の突起部35pが形成されている。本実施例では、複数の突起部35pのアノード側ガス拡散層20aとの当接面の形状は、楕円形であるものとした。複数の突起部35pのアノード側ガス拡散層20aとの当接面の形状は、任意に設定可能である。複数の突起部35pの配列については、後から説明する。
複数のアノードオフガス導出流路36は、出口バッファ部35における下部領域35Abとアノードオフガス排出部37との間に、図示した重力方向に等間隔に配置されている。また、複数のアノードオフガス導出流路36の流路断面積は、複数の水素流路34の流路断面積よりも小さい。複数のアノードオフガス導出流路36の流路断面積を、複数の水素流路34の流路断面積よりも小さくすることによって、複数のアノードオフガス導出流路36からアノードオフガス排出部37に流れるアノードオフガスの流速を速くすることができる。
複数の水素流路34の終端から排出されたアノードオフガスは、出口バッファ部35に流入する。このとき、出口バッファ部35には、アノードオフガスとともに、水(例えば、発電によって生成された生成水)も流入する。出口バッファ部35では、複数の突起部35pによって、水を含むアノードオフガスの流れ方向が分散される。そして、出口バッファ部35に流入したアノードオフガスおよび水は、出口バッファ部35から複数のアノードオフガス導出流路36を通じてアノードオフガス排出部37に導出される。
また、本実施例では、アノード側セパレータ30aにおいて、複数の水素流路34の終端と、出口バッファ部35と、複数のアノードオフガス導出流路36と、アノードオフガス排出部37とは、水平方向に並べて配置されている。また、複数のアノードオフガス導出流路36は、アノードオフガスを、出口バッファ部35における下部領域35Abからアノードオフガス排出部37に水平方向に導くように形成されている。したがって、アノード側セパレータ30aにおいて、複数の水素流路34の終端からアノードオフガス排出部37にかけて、アノードオフガスおよび水の流れ方向は、水平方向となる。そして、出口バッファ部35において、水は、重力によって、下部領域35Abに滞留しやすく、この下部領域35Abに水が滞留すると、滞留した水によって、複数のアノードオフガス導出流路36が閉塞されやすくなる。
図2(b)に、出口バッファ部35における複数の突起部35pの配列を示した。出口バッファ部35において、下部領域35Abは、出口バッファ部35の高さ(幅)cのうち、重力方向についての最下部から高さ(幅)bの範囲に位置する領域である。また、上部領域35Auは、下部領域35Abの上部に隣接して位置する領域であり、下部領域35Abの最上部から出口バッファ部35の最上部までの高さ(幅)aの範囲に位置する領域である(c=a+b)。なお、下部領域35Abの高さ(幅)bは、図示した複数のアノードオフガス導出流路36全体の高さd(幅)よりも大きい。下部領域35Abは、[課題を解決するための手段]における第1の領域に相当する。また、上部領域35Auは、[課題を解決するための手段]における第2の領域に相当する。
そして、図示するように、下部領域35Abにおけるアノードと対向する内壁面には、複数の突起部35pが、第1の密度で、粗に2次元配列されている。一方、上部領域35Auにおけるアノードと対向する内壁面には、複数の突起部35pが、第1の密度よりも高い第2の密度で、密に2次元配列されている。本実施例では、下部領域35Ab、および、上部領域35Auにおいて、突起部35pのサイズは同じであるものとした。下部領域35Ab、および、上部領域35Auにおいて、突起部35pのサイズは異なるものとしてもよい。そして、上部領域35Auにおける複数の突起部35p間の距離は、下部領域35Abにおける複数の突起部35p間の距離よりも大きい。また、上部領域35Auにおける複数の突起部35p間に形成される各ガス流路の流路断面積は、下部領域35Abにおける複数の突起部35p間に形成される各ガス流路の流路断面積よりも大きい。
以上説明した本実施例のアノード側セパレータ30aを用いた燃料電池100では、出口バッファ部35において、下部領域35Abにおけるアノードと対向する内壁面には、複数の突起部35pが第1の密度で2次元的に配列されており、上部領域35Auのアノードと対向する内壁面には、複数の突起部35pが第1の密度よりも高い第2の密度で2次元的に配列されている。こうすることによって、出口バッファ部35において、重力によって水が滞留しやすい下部領域35Abに水が残留した場合であっても、この残留した水を、毛管現象によって、複数の突起部35pが高密度で配列された上部領域35Auに吸い上げることができる。したがって、出口バッファ部35における下部領域35Abに水が滞留することを抑制し、複数のアノードオフガス導出流路36が閉塞されることを抑制し、アノードオフガスの排出経路を確保することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様での実施が可能である。
100…燃料電池
10…膜電極接合体
12…電解質膜
14a…アノード側触媒層
14c…カソード側触媒層
20a…アノード側ガス拡散層
20c…カソード側ガス拡散層
30a…アノード側セパレータ
30c…カソード側セパレータ
31…水素供給部
32…水素導入流路
33…入口バッファ部
33p…突起部
34…水素流路
35…出口バッファ部
35Ab…下部領域
35Au…上部領域
35p…突起部
36…アノードオフガス導出流路
37…アノードオフガス排出部

Claims (1)

  1. 燃料電池用セパレータであって、
    燃料電池のアノードの表面に沿って燃料ガスを流すための燃料ガス流路と、
    前記燃料電池用セパレータの厚さ方向に貫通し、前記アノードから排出されたアノードオフガスを前記燃料電池の外部に排出するためのアノードオフガス排出部と、
    前記燃料ガス流路の終端に接続され、該燃料ガス流路の終端から排出された前記アノードオフガスが流入するバッファ部であって、前記アノードと対向する内壁面に、該内壁面から前記アノードの表面側に向かって突起する複数の突起部が形成されたバッファ部と、
    前記バッファ部に流入した前記アノードオフガスを前記アノードオフガス排出部に導出するためのアノードオフガス導出流路と、
    を備え、
    前記燃料電池用セパレータの姿勢を、前記燃料電池用セパレータの表面に対して垂直な方向が重力方向に対して垂直になる姿勢にしたときに、
    前記燃料ガス流路の終端と、前記バッファ部と、前記アノードオフガス導出流路と、前記アノードオフガス排出部とは、水平方向に並べて配置されており、
    前記バッファ部は、第1の領域と、該第1の領域の重力方向についての上部に隣接して位置する第2の領域と、を含み、
    前記アノードオフガス導出流路は、前記アノードオフガスを、前記バッファ部における前記第1の領域から前記アノードオフガス排出部に水平方向に導くように形成されており、
    前記バッファ部の前記アノードと対向する内壁面において、
    前記第1の領域に面する部位には、前記複数の突起部の一部が第1の密度で2次元的に配列されており、
    前記第2の領域に面する部位には、前記複数の突起部の他の一部が前記第1の密度よりも高い第2の密度で2次元的に配列されている、
    燃料電池用セパレータ。
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