JP2013116430A - ドラフトチャンバ - Google Patents

ドラフトチャンバ Download PDF

Info

Publication number
JP2013116430A
JP2013116430A JP2011263656A JP2011263656A JP2013116430A JP 2013116430 A JP2013116430 A JP 2013116430A JP 2011263656 A JP2011263656 A JP 2011263656A JP 2011263656 A JP2011263656 A JP 2011263656A JP 2013116430 A JP2013116430 A JP 2013116430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
hollow door
chamber
door
work
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011263656A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5855436B2 (ja
Inventor
Kiichi Tada
嘉一 多田
Ichiro Tada
一郎 多田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TADA MANUFACTORY Inc
Original Assignee
TADA MANUFACTORY Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TADA MANUFACTORY Inc filed Critical TADA MANUFACTORY Inc
Priority to JP2011263656A priority Critical patent/JP5855436B2/ja
Publication of JP2013116430A publication Critical patent/JP2013116430A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5855436B2 publication Critical patent/JP5855436B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ventilation (AREA)
  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)

Abstract

【課題】作業室の前面の作業窓を開閉する中空扉の内部空間を通気路にしてエアーカーテン発生装置の空気供給源から供給された空気を中空扉の下部から噴出させ、その空気で作業窓を遮断するエアーカーテンを作り出す方式のドラフトチャンバを改善の対象にしてそのチャンバの構造の簡素化、小型化、製造の容易化等を実現することを課題としている。
【解決手段】上記方式のドラフトチャンバにおいて、空気供給源7aから供給される空気を吹き出す偏平な空気ノズル7bを中空扉5の上方に設け、その空気ノズルを中空扉5の上部開口に扉の上下スライドが許容される状態に挿入した。そして、その空気ノズル7b経由で中空扉5の内部空間5bに空気を流し、その空気を中空扉5の下部から下向きに噴射して作業窓4にエアーカーテンを生じさせるようにした。
【選択図】図6

Description

この発明は、化学薬品や化学物質を取り扱うための作業室を備えたドラフトチャンバに関する。
首記のドラフトチャンバは、化学薬品や化学物質の調合、処理、有機溶剤を用いた洗浄などの作業を行ったときに発生する有害なガスや不快な臭気などを室内に漏れ出させずに作業室から回収して浄化装置に向けて排出する目的で使用される。そのドラフトチャンバの従来技術として、例えば、下記特許文献1,2に記載されたものがある。
特許文献1に開示されたドラフトチャンバは、フード(筐体)に囲われた作業室の前面の作業窓(開口部)をエアーカーテンで遮断する。作業室の開口部を開閉する扉は、通気路を内部に有する中空扉にしており、その中空扉が空気噴出手段を兼用し、この中空扉の下端から吹き出す空気によって上記エアーカーテンを作り出すようにしている。
また、特許文献2に開示されたドラフトチャンバは、作業室を囲うフードにフィルタの配置された吸気口を設け、作業室の前面の作業窓を開閉する扉を二重ガラス扉にし、作業室内の空気を、二重ガラス扉の2枚のガラス間の隙間に通して吸引排気するようにしている。
特許第2505034号公報 特許第4389318号公報
特許文献1のドラフトチャンバは、扉の上部を外部から区画した扉収納室に挿入し、その扉収納室を、ブロワからダンパ経由で空気供給がなされる空気室に連通させて扉内部の通気路に空気を導入する空気噴出手段の給気路を構成している。上記通気路は、上端が扉収納室に開口しており、その開口に前記空気室、扉収納室経由で空気が流れ込む。
このような構造であるので、空気噴出手段が複雑化し、ドラフトチャンバの大型化や構成要素の増加、製造の手間の増加、コスト増などが避けられない。
また、チャンバの作業窓を遮断するエアーカーテンは、窓の開度が大きくなるほど作業室の空気が外部に洩れやすくなるので、窓の開度が大きくなるにつれて性能が増強されるものが好ましいが、特許文献1のドラフトチャンバは、扉の内部の通気路の長さが、扉の開き量の大小とは無関係に一定になるため、窓の開度に応じたエアーカーテンの性能調整も望めない。
次に、二重ガラス扉の2枚のガラス間の隙間を排気路にして吸引排気を行う特許文献2のドラフトチャンバは、二重ガラス扉の下端が排気路の吸引口となるので、作業室の床面から二重ガラス扉の下端までの距離が大きくなると、作業室の床面に近い領域で空気の流れが緩慢になり、空気流による作業窓の遮断が不安定になりやすい。
この発明は、特許文献2の方式に比べてガスや臭気の漏れ防止の面で有利な特許文献1の方式チャンバを改善の対象にしてそのチャンバの構造の簡素化、小型化、製造の容易化等を実現することを課題としている。
上記の課題を解決するため、この発明においては、作業室を囲う筐体と、作業室の前面の作業窓を開閉するスライド昇降式の透明な中空扉と、前記作業室の空気を排出する吸引排気装置と、前記作業窓を窓開放時にエアーカーテンを生じさせて遮断する空気供給源の含まれたエアーカーテン発生装置を具備し、前記エアーカーテン発生装置が、前記中空扉の内部空間を通気路にして中空扉の下部から空気を噴出させるように構成されたドラフトチャンバにおいて、
前記空気供給源から供給される空気を吹き出す偏平な空気ノズルを前記中空扉の上方に設け、定位置に固定したその空気ノズルを前記中空扉の上部開口に扉の上下スライドが許容される状態に挿入し、その空気ノズルの挿入箇所を除く位置で前記中空扉の上部開口を封鎖し、前記空気ノズルを経由して供給される空気を前記中空扉の下部の空気噴射孔から下向きに噴出して前記作業窓に前記エアーカーテンを生じさせるようにした。
このドラフトチャンバは、前記中空扉を閉めるときに、閉鎖方向に移動させた中空扉が所定位置を通過したところから扉の開き量が小さくなるにつれて前記吸引排気装置による吸引排気量が減少するようにしたものが好ましい。
また、サイズの大きなドラフトチャンバは、前記作業窓の窓枠の横フレーム(サイドフレーム)の下側側面領域と下フレームの全域に空気噴射孔を設け、前記空気供給源から供給される空気をその空気噴射孔からも噴出させると好ましい。
さらに、前記吸引排気装置の吸気口を複数設け、その複数の吸気口を、前記作業室の後壁に高さ位置を異ならせて形成するのも好ましい。
この発明のドラフトチャンバは、エアーカーテン発生装置に偏平な空気ノズルを含ませ、その空気ノズルを中空扉の上部開口にスライド自在に挿入して中空扉の内部空間に空気を導入するようにしたので、特許文献1のドラフトチャンバが採用している空気噴出手段の給気路に相当する給気路を単純な構造の空気ノズルで構成することができる。そのために、チャンバの構造の簡素化、小型化、製造の容易化、コスト低減などが図れるようになる。
また、上記空気ノズルは定位置に固定されているので、空気ノズルの下端(噴出口)から中空扉の下端までの距離(中空扉の内部通路の路長)が中空扉の開き量(上昇ストローク)が大きくなるほど減少する。これにより、作業窓の開度が大きくなるほど中空扉の下部から噴き出す空気の勢いが増してエアーカーテンによる窓の遮断性能が高まる。
このために、吸引排気装置の能力を無駄に大きくしたり、過剰な吸引をしたりする必要がなくなって、装置のランニングコスト面でも有利になる。
なお、中空扉を閉めるときに、規定位置通過後の扉のさらなる開き量減少に伴って吸引排気装置による吸引排気量を徐々に減少させるようにしたものは、過度の吸引排気が行われることが回避され、吸引排気装置の負荷増が生じ難い。
また、作業窓の窓枠の下フレームと横フレームの下側側面領域にも噴射孔を設けてそこからも空気を噴出させるようにしたものは、作業窓の周囲のほぼ全域から空気噴射がなされるため、エアーカーテンによる遮断性能が高まり、大サイズドラフトチャンバにおいても、作業室からのガスや臭気の漏れ防止の信頼性を十分に確保することが可能になる。
さらに、吸引排気装置の吸気口を複数にしてその複数の吸気口を前記作業室の後壁に高さ位置を異ならせて形成したものは、作業室の内部に空気の流れがよどむ場所ができ難く、発生したガスや臭気が作業室に残存する懸念がさらに小さくなる。
この発明のドラフトチャンバの一例を中空扉を閉じた状態にして示す正面図 図1のドラフトチャンバの中空扉を開いた状態の正面図 図1のドラフトチャンバの平面図 図1のZ−Z線に沿った断面図 図1のX−X線に沿った断面図 図2のY−Y線に沿った断面図 図4の丸枠部の拡大断面図 図5の鎖線枠部を拡大して示す断面図
以下、添付図面の図1〜図8に基づいて、この発明のドラフトチャンバの実施の形態を説明する。
図1〜図3及び図5、図6に示すように、この発明のドラフトチャンバ1は、内部に床面のフラットな作業室3を有する方形の筐体2と、その筐体の前面に開口した作業窓4を開閉するスライド昇降式の中空扉5と、作業室3の内部の空気を排出する吸引排気装置6と、作業窓4を開放したときにエアーカーテンを生じさせてその窓の開口を空気の膜で遮断するエアーカーテン発生装置7とを具備している。
筐体2は、前面板2a、背面板2b、側板2c及び内壁2d、天板2e及び底板2fを組み合わせた箱である。この筐体2は、図5、図6に示すように、作業室3の後部と上部を覆った内壁2dに、吸引排気装置6の吸気口6aを複数、それぞれの吸気口の高さ位置を異ならせて設けている。
また、内壁2dと背面板2bとの間に、排気路8(図5、図6参照)を設け、その排気路8を吸引排気装置6につないでいる。
作業室3は、内部に実験用の機器などを固定するホルダなどを設置した部屋であってもよく、床面がフラットであることは必須の要件ではない。
作業窓4は、内部に空気通路を設けた下フレームBf(図8参照)と、同じく内部に空気通路を設けた横フレームSf(図7参照)を組み合わせた窓枠4aを有する。その窓枠4aの横フレームSfは、中空扉5の両側縁を溝に嵌めて案内するスライドガイドを兼用したフレームになっている。
中空扉5は、2枚の透明ガラス板5a間に内部空間5bを生じさせており、その内部空間を、エアーカーテンを作る際の通気路として利用する。試作したドラフトチャンバについては、厚みが5mmの透明ガラス板5aを使用し、2枚の透明ガラス板5a,5a間に板厚方向寸法が10mmの内部空間5b(図7、図8参照)を生じさせている。従って、中空扉5の全体厚みt(図7参照)は20mmであり、中空扉としては、その厚みが十分に低減されたものになっている。
この中空扉5は、内部空間5bの下側の開口を下枠5cで、両横の開口を側枠5eで各々閉じている。下枠5cには空気噴射孔9(図4、図7参照)を所定間隔で複数設けており、その空気噴射孔9から吹き出される空気によって中空扉5の下方(作業窓の開口)にエアーカーテンが作り出される。空気噴射孔9は、図示した横長のスリットが好ましいが、丸孔の小孔でも、間隔をつめて多数設ければ、安定したエアーカーテンを作り出せる。
吸引排気装置6は、既知のブロワであり、作業室3の内部の空気を吸引して排気ダクト12経由で後段の浄化処理装置に向けて排出する。この吸引排気装置6は、停止しているときにも圧送流を通すことができる。
エアーカーテン発生装置7には、空気供給源7a(例示の装置のそれはブロワ)と、この発明を特徴づける空気ノズル7bが含まれている。空気供給源7aは、筐体2の上部のチャンバ前部に偏った位置に配置されている。また、空気ノズル7bは、中空扉5の上方に位置を固定して設置されている。
空気ノズル7bは、空気供給源7aと中空扉5との間の給気路を構成する中空扉の内部空間5b挿入可能な偏平な管であって、その空気ノズル7bの先端(下端)は、中空扉5の上部開口に上から下に向けて挿入されている。例示の空気ノズル7bは、全体厚みがほぼ10mmであり、挿入状態を保った状態で扉の上下スライドが許容される。
中空扉5の内部空間5bの上部開口は、空気ノズル7bの挿入箇所を除いた箇所が上枠5d(図8参照)によって封鎖されている。
なお、空気ノズル7bの周囲には、中空扉5が閉じられたときに作業室3を外部に連通させる隙間g1(図5参照)が形成されるようにしている。また、作業窓4の窓枠の下フレームBfの下部にも作業室3を外部に連通させる隙間g2(これも図5参照)が形成されるようにしている。
このほか、空気供給源7aの送気口に三方分岐管7cを接続し、その三方分岐管の出口のひとつを空気ノズル7bに接続し、他の2つの出口を図1、図2に示したホース10で窓枠4aの左右の横フレームSfに個別に接続している。
横フレームSfの下側側面領域には、空気噴射孔11(図6、図7参照)を設けており、ホース10経由で横フレームSfの内部に送り込まれた空気が空気噴射孔11から噴射される。また、作業窓の下フレームBfにも長手方向の全域に空気噴射孔11(図9参照)を設けており、下フレームBfの内部空間を横フレームSfの内部空間に連通させてホース10経由で供給した空気が下フレームBfの内部にも導入されて下フレームBfの空気噴射孔11からも噴射されるようになっている。
これにより、図6に示すように、中空扉5が大きく開かれたときに作業窓4の周囲のほぼ全域から空気噴射がなされてエアーカーテンによる遮断性能が高まる。下フレームBfに設けた空気噴射孔11aは、下フレームBfの上面に開口する孔でもよいが、異物の侵入防止を考えると、下フレームBfの内側面に開口する図示の如き後ろ向き開口の孔が好ましい。後ろ向き開口の孔から吹き出す空気は、作業室3の前部から後部に向けて流れる空気流を増強させる。そのために、中空扉5の下部に形成されるエアーカーテンが弱くなる場合にも(下フレームBfの位置でエアーカーテンは停止する)、ガス、臭気の漏れ出し防止が安定してなされる。
横フレームSfと下フレームBfからも空気を噴出させる構成は、ドラフトチャンバが大サイズ化する場合に有効であるが、チャンバのサイズによってはその構成が省かれていても作業室内の空気の外部への漏れ防止が不足なく実施されることがある。
従って、横フレームSfと下フレームBfに設けた空気噴射孔は必須ではない。横フレームSfと下フレームBfに空気噴射孔の無いドラフトチャンバでは、ホース10や空気供給源7aの送気口に接続する三方分岐管などが不要であり、空気供給源7aも能力の小さなもので済む。
例示のドラフトチャンバは、中空扉5を閉めるときに、その扉が所定位置を通過したところから扉の開き量が小さくなるにつれて吸引排気装置6による吸引排気量が段階的に減少するようにしている。
その吸引排気量は、扉の開度変化に応じて徐々に減少させてもよい。使用中における吸引排気の停止は作業室の空気が滞留する可能性があって好ましくないので、基本的にチャンバの使用中は吸引排気装置を運転状態とする。この吸引排気量の減少は、作業室3が減圧状態になることを回避する上で有効な機能であり、吸引排気装置6の負担軽減が図れる。
以上の如く構成したドラフトチャンバ1は、使用中は吸引排気装置6を常時運転している。その使用中に中空扉5が図5のように閉じられているときや扉の開き量が小さいときには全開運転をせず低速にて運転される。その状況では主に空気供給源7aから供給される空気によって排気のための空気が作業室3内に作り出される。作業室3が過度に減圧されることがない。従って、吸引排気装置6の負担増が抑えられ。電力の浪費が少なくてランニングコストの低減につながる。
なお、図5の状態では、作業室3内に生じる空気流によって、隙間g1、g2を通しての外部からの空気の吸い込みもなされる。
また、中空扉5が図6のように開いているときには、エアーカーテン発生装置7の作動と併せて吸引排気装置6による吸引排気が行われ、同図に示すような空気流が作業室3内に作り出される。吸引排気装置6による吸引排気は、中空扉5の開き量が小さくなるほど低速吸引となるように開き量に応じて調整される。このようにして、作業室3内に生じた有害なガスや不快な臭気が吸引排気装置6を通して浄化装置に向けて排出され、作業室3からドラフトチャンバ1を設置した室内に漏れ出すことが確実に防止される。
このほか、この発明のドラフトチャンバは、中空扉5が閉じられている図5と、中空扉6が開いている図6からわかるように、中空扉5の下端から、空気ノズル7bの先端までの距離Lが、中空扉5の開き量が大きくなるほど減少し、中空扉5の開き量が小さくなるほど増大する。これにより、作業窓4の開度の増減に応じて中空扉5の下部から噴き出す空気の勢いも増減し、中空扉5を開閉するだけで作業窓4の開度に合わせたエアーカーテンの性能調整がなされる。
1 ドラフトチャンバ
2 筐体
2a 前面板
2b 背面板
2c 側板
2d 内壁
2e 天板
2f 底板
3 作業室
3a 内壁
4 作業窓
4a 窓枠
Bf 下フレーム
Sf 横フレーム
5 中空扉
5a 透明ガラス板
5b 内部空間
5c 下枠
5d 上枠
5e 側枠
6 吸引排気装置
6a 吸気口
7 エアーカーテン発生装置
7a 空気供給源
7b 空気ノズル
7c 三方分岐管
8 排気路
9 空気噴射孔
10 ホース
11 空気噴射孔
11a 空気噴射孔
12 排気ダクト

Claims (4)

  1. 作業室(3)を囲う筐体(2)と、作業室の前面の作業窓(4)を開閉するスライド昇降式の透明な中空扉(5)と、前記作業室(3)の内部の空気を排出する吸引排気装置(6)と、前記作業窓(4)を窓開放時にエアーカーテンを生じさせて遮断する空気供給源(7a)の含まれたエアーカーテン発生装置(7)を具備し、前記エアーカーテン発生装置(7)が、前記中空扉(5)の内部空間(5b)を通気路にして中空扉の下部から空気を噴き出すように構成されたドラフトチャンバにおいて、
    前記空気供給源(7a)から供給される空気を吹き出す偏平な空気ノズル(7b)を前記中空扉(5)の上方に設け、定位置に固定したその空気ノズル(7b)を前記中空扉(5)の上部開口に扉の上下スライドが許容される状態に挿入し、その空気ノズル(7b)を挿入した箇所を除く位置で前記中空扉(5)の上部開口を封鎖し、前記空気ノズル(7b)を経由して供給される空気を前記中空扉(5)の下部の空気噴射孔(9)から下向きに噴射して前記作業窓(4)に前記エアーカーテンを生じさせるようにしたことを特徴とするドラフトチャンバ。
  2. 前記中空扉(5)を閉めるときに、その中空扉が所定位置を通過したところから扉の開き量が小さくなるにつれて前記吸引排気装置(6)による吸引排気量が減少するように構成した請求項1に記載のドラフトチャンバ。
  3. 前記作業窓(4)の窓枠の横フレーム(Sf)の下側側面領域と下フレーム(Bf)の全域に空気噴射孔(11)を設け、前記空気供給源(7a)から供給される空気をその空気噴射孔(11)からも噴出させるようにした請求項1又は2に記載のドラフトチャンバ。
  4. 前記吸引排気装置(6)の吸気口(6a)を複数設け、その複数の吸気口(6a)を、前記作業室(3)の後部と上部を覆う筐体の内壁(2d)に高さ位置を異ならせて形成した請求項1〜3のいずれかに記載のドラフトチャンバ。
JP2011263656A 2011-12-01 2011-12-01 ドラフトチャンバ Active JP5855436B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011263656A JP5855436B2 (ja) 2011-12-01 2011-12-01 ドラフトチャンバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011263656A JP5855436B2 (ja) 2011-12-01 2011-12-01 ドラフトチャンバ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013116430A true JP2013116430A (ja) 2013-06-13
JP5855436B2 JP5855436B2 (ja) 2016-02-09

Family

ID=48711359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011263656A Active JP5855436B2 (ja) 2011-12-01 2011-12-01 ドラフトチャンバ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5855436B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107676918A (zh) * 2017-09-18 2018-02-09 东南大学 一种防交互感染的医护人员风帘防护装置
JP2021120617A (ja) * 2018-11-12 2021-08-19 株式会社シロハチ 卓上型換気ブース
CN113751452A (zh) * 2021-08-20 2021-12-07 哈工大泰州创新科技研究院有限公司 一种实验室通风柜
JP7408532B2 (ja) 2020-11-30 2024-01-05 株式会社日立産機システム 安全キャビネット

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5414098A (en) * 1977-07-01 1979-02-01 Hitachi Ltd Clening bench with air curtain
JPS63296845A (ja) * 1987-05-29 1988-12-02 Nippon Air Curtain Kk 竜巻式ドラフトチャンバ−
JPH02144157A (ja) * 1988-11-25 1990-06-01 Itoki Kosakusho Co Ltd ドラフトチャンバ
JPH0470137U (ja) * 1990-10-30 1992-06-22
JP2000230735A (ja) * 1999-02-09 2000-08-22 Takasago Thermal Eng Co Ltd エアーカーテン付き低露点作業装置
JP2004211947A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Itoki Crebio Corp ヒュームフード
JP2007175583A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Itoki Corp ドラフトチャンバー
JP2008049291A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Oriental Giken Kogyo Kk ヒュームフード
JP2008114179A (ja) * 2006-11-07 2008-05-22 Okamura Corp ドラフトチャンバ
JP2008149290A (ja) * 2006-12-20 2008-07-03 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 安全キャビネット
JP2008295448A (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Gyoseiin Roko Iinkai Roko Anzen Eisei Kenkyusho エアーカーテン式生物学的安全性キャビネット
US20110117828A1 (en) * 2009-11-18 2011-05-19 National Taiwan University Of Science And Technology Reverse oblique air curtain exhaust cabinet
JP2011110454A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 National Taiwan Univ Of Science & Technology 逆向き傾斜エアカーテン式排気チャンバー

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5414098A (en) * 1977-07-01 1979-02-01 Hitachi Ltd Clening bench with air curtain
JPS63296845A (ja) * 1987-05-29 1988-12-02 Nippon Air Curtain Kk 竜巻式ドラフトチャンバ−
JPH02144157A (ja) * 1988-11-25 1990-06-01 Itoki Kosakusho Co Ltd ドラフトチャンバ
JPH0470137U (ja) * 1990-10-30 1992-06-22
JP2000230735A (ja) * 1999-02-09 2000-08-22 Takasago Thermal Eng Co Ltd エアーカーテン付き低露点作業装置
JP2004211947A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Itoki Crebio Corp ヒュームフード
JP2007175583A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Itoki Corp ドラフトチャンバー
JP2008049291A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Oriental Giken Kogyo Kk ヒュームフード
JP2008114179A (ja) * 2006-11-07 2008-05-22 Okamura Corp ドラフトチャンバ
JP2008149290A (ja) * 2006-12-20 2008-07-03 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 安全キャビネット
JP2008295448A (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Gyoseiin Roko Iinkai Roko Anzen Eisei Kenkyusho エアーカーテン式生物学的安全性キャビネット
US20110117828A1 (en) * 2009-11-18 2011-05-19 National Taiwan University Of Science And Technology Reverse oblique air curtain exhaust cabinet
JP2011110454A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 National Taiwan Univ Of Science & Technology 逆向き傾斜エアカーテン式排気チャンバー

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107676918A (zh) * 2017-09-18 2018-02-09 东南大学 一种防交互感染的医护人员风帘防护装置
CN107676918B (zh) * 2017-09-18 2023-02-28 东南大学 一种防交互感染的医护人员风帘防护装置
JP2021120617A (ja) * 2018-11-12 2021-08-19 株式会社シロハチ 卓上型換気ブース
JP7148176B2 (ja) 2018-11-12 2022-10-05 株式会社シロハチ 卓上型換気ブース
JP7408532B2 (ja) 2020-11-30 2024-01-05 株式会社日立産機システム 安全キャビネット
CN113751452A (zh) * 2021-08-20 2021-12-07 哈工大泰州创新科技研究院有限公司 一种实验室通风柜
CN113751452B (zh) * 2021-08-20 2023-04-07 哈工大泰州创新科技研究院有限公司 一种实验室通风柜

Also Published As

Publication number Publication date
JP5855436B2 (ja) 2016-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2529556T3 (es) Campana extractora de humos de laboratorio
JP5855436B2 (ja) ドラフトチャンバ
KR200384036Y1 (ko) 대피통로 및 배연풍도를 구비한 터널
CN103057391A (zh) 工程机械
CN107957168B (zh) 具有空气送风功能的残留水吸入装置
JP6731552B2 (ja) ペアガラス断熱システム
KR20120103258A (ko) 공기분사를 이용한 터널의 환기 시스템
TW200426328A (en) Air shutter and installation method thereof
KR101745214B1 (ko) 에어커튼식 화연 확산 방지 장치
ES2901459T3 (es) Campana de succión de laboratorio
CN102728592B (zh) 具有偏折板的排气装置
CN217941291U (zh) 一种上补风模块和通风柜
JP3897732B2 (ja) エアシャッタ及びその設置方法
JP5035868B2 (ja) ドラフトチャンバー
JP4993573B2 (ja) ドラフトチャンバ
KR101112024B1 (ko) 에어 밀폐형 흄후드 시스템
CN213134413U (zh) 一种具有补风功能的通风柜
CN101618388A (zh) 负压工作台
KR20140104634A (ko) 에어커튼을 이용한 포위식 후드
CN107965815A (zh) 一种厨房风幕系统
CN112827994A (zh) 具有双重送风结构的通风柜
JP4217958B2 (ja) トンネル坑内の換気方法
JP2005288241A (ja) ドラフトチャンバー
KR101086118B1 (ko) 급기덕트를 급기 및 배연 겸용으로 사용하는 횡류식 터널 환기방법
JP4037305B2 (ja) トンネル工事用エアカーテン装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141009

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20141009

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150915

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5855436

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250