JP2011110454A - 逆向き傾斜エアカーテン式排気チャンバー - Google Patents

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【課題】逆向き傾斜エアカーテン式排気チャンバーを提供する。
【解決手段】操作チャンバー2の底板23の前側に長形気体吹き出し端32を設け、且つ長形気体吹き出し端は、操作チャンバー後板27の方向に傾斜角度を付与して上向きに空気噴流を噴出し、底板の上方空間に操作チャンバー内を上下にスライド移動できる吸気フード4を設け、且つ吸気フードには長形吸気端411を設け、長形吸気端は、長形気体吹き出し端と平行であって長形気体吹き出し端の前上から操作チャンバー後板の方向に距離を偏移して配置する。これにより、長形気体吹き出し端からの送風は上方に向けて傾斜した斜め向きエアカーテンを形成し、汚染物の漏出を阻止する。
【選択図】図2

Description

本発明は、排気チャンバーに関し、流体力学の原理を利用し、操作チャンバー内に斜め向きのエアカーテン幕を形成し、斜め向きの単一エアカーテン及び後板、左右側板の間に包囲された汚染物を排除する逆向き傾斜エアカーテン式排気チャンバーに関する。
従来の排気チャンバーの吸気方式は、エアカーテン上端に開口を有する遮蔽板を設置し、チャンバー後方に特別な構造の開口を有する導流板を設置し、吸気装置及びダクトによってチャンバー内の有害気体を上方遮蔽板の開口及びチャンバー体の後方の導流板の開口を経由して吸引排気する。排気チャンバーを使用する時、吸気装置が運転し、吸気動作を行なう必要があり、この時、チャンバーのゲートが完全に閉まっていなければならず、あるいは、ゲート下方に給気口を残して、排気に伴う気体を補充できずに吸気装置のモータを空回りさせ、更には焼損することを防止する必要がある。使用時、操作者が手をチャンバー内に伸入させ、実験操作を行ない易くするため、エアゲートは、常に適当な高さまで開いていなければならない。但し、従来の排気チャンバーのゲートが開いた状態にある時、チャンバー内の有害物質が流体力学の基本原因により、極めて容易にゲート周辺に漏れるため、操作員がゲートを開ける動作を行なったり、開いたチャンバーの前で実験操作を行ったり、或いは周囲に干渉気流又は人員の動きがある等の状況にあっては、漏れの状況も深刻である。
漏れを起こす主要な原因は、ゲート周辺及び操作者の胸元に形成される渦及び強い乱流に伴ってチャンバー体内外の質量及び運動量の交換作用を引き起こして生じるもので、チャンバー内の汚染物の漏れを回避することが困難である。排気チャンバーは、操作者もゲートの開閉動作を必要とせずに開いたチャンバーの前に立って始めて実験操作ができるのであって、不幸なことには、排気チャンバーが周囲の干渉気流を有さず、人の動きのない環境中であることは極稀である。
従って、従来の排気チャンバーのある実験室、工場、建築物は、化学品の酸の臭いを通常嗅ぐことになり、それは、正に汚染物が絶え間なくチャンバー内からもれているからである。使用者及び周囲の人員は、このような環境下で習慣になり、長期的な化学汚染を招く。
現在、上記排気チャンバーの漏れの問題を比較的効率的に解決する主要な方法は、図8,図9に示すような押し引き式排気チャンバーaによるものであり、該押し引き式排気チャンバーaは、操作チャンバーbと、操作チャンバーbの前側に形成する開放空間と、操作チャンバーb前側の下縁に設けた吸気溝cと、操作チャンバーbの上方に設けた網板dと、を備えることによって自然に補充気体を供給し、二層の中空ゲートeの上段e1は、操作チャンバーbの前側両側に固定され、下段e2は、上断面e1上に相対して上下伸縮でき、下段e2が下に引かれる時、操作チャンバーbの前側を閉鎖する。また、該下段e2内に気体吹き出し溝e3を形成し、横式送風機fが吹き出し溝e3から下吹き気流を供給し、吸気装置gにより吸気溝cの空気吸引力を供給することによって、上下相対する気体吹き出し溝e3及び吸気溝cの間にエアカーテンhを形成し、有害気体を遮断する。
上記押し引き式排気チャンバーの構造は、操作チャンバー前側に開放空間を形成し、操作者に操作させるが、操作チャンバーの左右及び後側は、何れも密閉された立体面であり、有害気体の漏出を阻隔している。但し、実際の使用時は、エアカーテンがゲート開口の境界面に存在し、人為的動作又はその他の外部環境が発生する干渉気流の影響は、依然としてチャンバー内の汚染気体に対して部分的に漏出する懸念があり、例えば、汚染源が放出する位置が高過ぎるか、操作者の手部が二層のゲートの気体吹き出し源に接近し過ぎる時、操作チャンバーの内部空間からの吸気量を大幅に向上する必要があり、汚染物が操作者の手部に沿って漏出するという問題がある。高温有害気体を発生する状況及び緊急状態時には、この種の押し引き式排気チャンバーのゲートは、その開口度を小さくして、吸引量を大きくする必要があり、それが製造及び使用時に特殊な処理を必要とする箇所である。
特開2002−195622号公報 特開平4−104841号公報
本発明の目的は、操作チャンバーの底板前側に長形気体吹き出し端を設け、長形気体吹き出し端の斜め上方に長形吸気端を設置した構造によって、斜め向きエアカーテンを形成し、斜め向き単一エアカーテン及び操作チャンバーの後板、左右側板の間の汚染物を排出し、且つ周囲の干渉気流に対抗する能力を増強し、汚染物の漏出量を減少することができる逆向き傾斜エアカーテン式排気チャンバーを提供することにある。
本発明の目的は、操作チャンバーの収容空間中に操作チャンバー上下に相対して移動することができるように設けた吸気フード構造によって、融通性を向上し、操作チャンバーの容量空間の高さを減少し、異なる高さの汚染源の処理に対処可能とし、所要動力の低減ができる逆向き傾斜エアカーテン式排気チャンバーを提供することにある。
上記の発明を達成する為、本発明が設ける逆向き傾斜エアカーテン式排気チャンバーは、操作チャンバーと、長形気体吹き出し装置と、吸気フードと、を備える。該操作チャンバーは、上板と、底板と、左右側板と、前板と、後板とによって囲うように収容空間を形成し、操作チャンバーの前板下方に開口を形成する。該長形気体吹き出し装置は、長形気体吹き出し端を備え、該長形気体吹き出し端は、操作チャンバーの底板の前側に設けられ、操作チャンバー後板の方向に傾き、傾斜角度により上向きに空気噴流を噴出する。該吸気フードは、長形吸気端を設け、長形吸気端は、下向に開口する吸気口を形成し、長形吸気端は、吸気装置に接続し、且つ長形吸気端は、長形気体吹き出し端と平行であり、長形吸気端は、長形吸気端の真上から操作チャンバー後板の方向へ距離を偏移する。このように、長形吸気端が吸気し、長形気体吹き出し端が気体を吹き出す時、長形吸気端及び長形気体吹き出し端の間に1つの二次元に近い斜め向きエアカーテンを形成することができる。
実施時、長形気体吹き出し装置の長形気体吹き出し端は、横流ファン、送風機又はその他の吸気可能な流体機械と相互に連通し、ダクトにより室外設備に接続できる。横流ファンを用いる場合、作業台面の下方に置くことができる。作業台面下方に蓄積チャンバーを設ける時、蓄積チャンバーは、複数の開口を有し、気流が外界から吸入され、横流ファンの入気を供給できるようにする。送風機又はその他の気体吹き出し可能な送風装置である場合、ダクトにより適当な位置又は室外設備に接続することができる。
実施時、上方吸気フードは、吸気ファン、送風機又はその他の吸気可能な送風装置と相互に連通し、ダクトにより適当な位置又は室外設備に接続できる。
実施時、凸縁の前後両端は、それぞれマウスを設け、前板及び後板上にそれぞれ軌道を有し、対応して連結させ、吸気フードを収容空間中で上下スライド移動させる。
実施時、吸気フードは、更に凸縁上方に固定する定位板を備え、該定位板の前後両端にそれぞれスライドレールを設け、前板及び後板上に軌道を設け、同様に対応して連結させ、吸気フードを収容空間中で安定して上下スライド移動させる。
従来の排気チャンバー及び押し引き式排気チャンバーと比較し、本発明は、以下の利点を有する:
1.本発明は、1つ又は2つの二次元斜め向きエアカーテン幕を形成するので、汚染 物を操作チャンバー内に包囲することができ、周囲の干渉気流に対抗する能力を 増強し、汚染物を有効に排出し、汚染物の漏出量を減少することができる。
2.本発明は、操作チャンバー収容空間中で吸気フードをスライド上下移動させるこ とができるので、異なる高さの染源に対処可能であって、比較的高い汚染源に応 用する時、吸気フードが収容空間の高さを降下させ、動力源の消耗を節約するこ とができる。汚染源が収容空間中の比較的高い位置に発生する時、吸気フードを 比較的近い汚染源発生箇所まで上昇させ、動力源の消耗を節約する。
3.本発明は、高温で浮力効果を有し上昇する汚染気体を安全に上方長形吸気口を経 由して除去させることができる。
本発明の第1実施例の正面の組み合わせ断面図である。 本発明の第1実施例の側面の組み合わせ断面図である。 本発明の第1実施例の使用状態図である。 本発明の第1実施例の使用状態図である。 本発明の吸気口を複数設けた組み合わせ断面図である。 本発明の吸気フードが操作チャンバーの収容空間中で上下移動する時の使用状態図である。 本発明の第2実施例の使用状態図である。 本発明の従来の押し引き式排気チャンバーの正面図である。 本発明の従来の押し引き式排気チャンバーの断面説明図である。
図1、図2に示すように、本発明の逆向き傾斜エアカーテン式排気チャンバー1の第1実施例は、操作チャンバー2と、長形気体吹き出し装置3と、吸気フード4と、を備える。
該操作チャンバー2は、長方体を呈し、その下方に支持脚を備える蓄積チャンバー21を設け、上向きに操作チャンバー2を支持し、物体を保存し、該操作チャンバー2は、上板22と、底板23と、左右側板24,25と、前板26と、後板27と、を備え、各板を組合せて該操作チャンバー2の内部に収容空間28を形成する。
該前板26及び後板27上にそれぞれ軌道261,271を設ける。該操作チャンバー2前側の左右両側にそれぞれ柱29を設け、固定前板26の下方に開口262を形成する。そのうち、該柱29の入り口付近箇所を流線型又は円弧状に形成して空気が開口262に吸引される時の渦及び干渉の程度を減少する。ゲート263は、前板26部分と重なり合い、前板26に相対して上下自由に滑動してその大半で該開口262を密封させ、ゲートの開口度を制御する。
該長形気体吹き出し装置3は、長形気体吹き出し端32を備え、該長形気体吹き出し端32は、操作チャンバー2の底板23の前側に設置され、且つ該長形気体吹き出し端32は、気体吹き出し口321を形成し、該気体吹き出し口321は、細長い長方形状を呈する。また、該長形気体吹き出し端32は、送風機と相互に連通し、該送風機は、気体吹き出し装置31であって 気体吹き出し口321を操作チャンバー2の後板26の方向に傾け、該気体吹き出し装置31からの送風を上向きに2次元の空気噴流を噴出する。実施時、前記の気体吹き出し装置31は、横流ファン又はその他の送風装置で置き換えてもよい。気体吹き出し装置31が送風機又はその他の送風装置である時、管路により適当な位置又は室外設備に接続する。気体吹き出し装置31が横流ファンである時、該蓄積チャンバー21の周辺には、複数の開口を設けて気流が直接外界から蓄積チャンバー21内に吸引されるようにし、横流ファンへの空気を供給する。
該吸気フード4は、長形吸気端41と、凸縁42と、定位板43と、を備え、前記の定位板43は、支持枠構造である。該長形吸気端41は、下向に開口する吸気口411を形成し、該吸気口411は、細長い長方形を呈し、且つ長形吸気端41の上端は、伸縮管44を経由して上向きに吸気装置45に接続し、操作チャンバー2内の空気を上向きに吸気及び導引させる。前記伸縮管44は、複数の套接管45で置き換えてもよい。該吸気装置45は、吸気ファン、送風機又はその他の吸気できる送風装置であり、ダクトにより適当な位置又は室外設備に接続することができる。また、該長形吸気端41は、長形気体吹き出し端32と平行であり、該長形吸気端41は、長形気体吹き出し端32の真上から操作チャンバー2の後板27の方向に距離を偏移し、吸気装置45が気体吹き出し装置31と同調して運転することにより気体吹き出し口321から上向きに空気噴流を噴出すると共に吸気口411から空気噴流を吸入し、長形吸気端41及び長形吸気端32の間にほぼ2次元の傾斜エアカーテン5を形成し(図3,4参照)、傾斜エアカーテン5と操作チャンバー2の後板27、左右側板24,25との間の汚染物を包囲し、気流を安定して上方の吸気フード4内に移送し、吸気口411を経由して外界に排出する。
該凸縁42は、長形吸気端41の周囲にそれぞれ外向きに延長してなり、上昇する汚染物を阻止し、汚染物が吸気口411内に進入するよう導引する。図5に示すように、前記長形吸気口411は、格子形状であってもよく、同様に汚染物を吸引する効果を達成することができる。
図6に示すように、該定位板43は、吸気フード4及び凸縁42を支持して固定し、且つ定位板43の前後両端にそれぞれスライドレール431,432を設け、該2つのスライドレール431,432は、それぞれ前板26及び後板27の軌道261,271に対応し、吸気フード4を操作チャンバー2の収容空間28内で上下移動させる。前記定位板43のスライドレール431,432は、凸縁42の前後両端に直接設置して、同様にそれぞれ前板26及び後板27の軌道261,271に対応し、吸気フード4を操作チャンバー2の収容空間28中で上下移動させることができる。実施時、前記軌道261,271は、左右側板24,25に設け、支持枠構造又は定位板43の左右両端にそれぞれスライドレール431,432を設けることもできる。また、前記吸気フード4は、吊下げ構造として、カウンターウエイト等を用いた機械式手動又は電動、気圧、油圧等の方式を使用し、上下移動の手段とすることができる。
実施時、該左右側板24,25は、それぞれ通孔のない板体である。前記左右側板24,25は、それぞれ複数の溝状又は孔上の通気孔を設けることもでき、空気を操作チャンバー2内に吸引し、気体補充効果を持たせて汚染物を気流により安定して上方の吸気フード4まで持って行き、排出させる。
図7に示すように、本発明の逆向き傾斜エアカーテン式排気チャンバー1の第2実施例は、該操作チャンバー2の底板23の後側に更に後長形気体吹き出し端6を設け、且つ該後長形気体吹き出し端6は、長形気体吹き出し端32と平行であり、長形吸気端41の方向に傾き、上向きに空気噴流を噴出する。これにより、長形気体吹き出し端32及び後長形気体吹き出し端6は、それぞれ2次元の気流を噴出し、同時に二次元の吸気口411から上向きに吸気する時、その間に位置する流場側面図が2つの傾斜した2次元のエアカーテン5,5’を形成し、底板23上の汚染源9が上向きに放出した汚染物を上向きに排出する。実施時、前記操作チャンバー2は、後板27に通孔を設けることもでき、同様に2つの傾斜した二次元のエアカーテン5,5’を形成することができる。
上記の内容に基づき、本発明は、発明の予期する目的を達成することができ、汚染物の散逸を効率的に低減し、周囲の干渉気流に対応する能力を増強することができるだけでなく、更に動力消耗を節約することができる逆向き傾斜エアカーテン式排気チャンバーを提供し、実用の価値をする。
なお、本発明では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本発明に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本発明の精神と領域を脱しない均等の範囲内で各種の変動や潤色を加えることができることは勿論である。
1 逆向き傾斜エアカーテン式排気チャンバー
2 操作チャンバー
21 蓄積チャンバー
22 上板
23 底板
24,25 左右側板
26 前板
261,271 軌道
262 開口
263 ゲート
27 後板
28 収容空間
29 柱
3 長形気体吹き出し装置
31 気体吹き出し装置
32 長形気体吹き出し端
321 気体吹き出し口
4 吸気フード
41 長形吸気端
411 吸気口
42 凸縁
43 定位板
431,432 スライドレール
44 伸縮管
45 吸気装置
5,5’ エアカーテン
6 後長形気体吹き出し端
9 汚染源
a 押し引き排気チャンバー
b 操作チャンバー
c 吸気溝
d 網板
e 中空ゲート
e1 上段
e2 下段
e3 気体吹き出し溝
f 横式送風機
g 吸気装置
h エアカーテン

Claims (10)

  1. 上板と、底板と、左右側板と、前板と、後板とによって収容空間を囲うように形成し、該操作チャンバーの前板下方に開口を形成する操作チャンバーと、
    長形気体吹き出し端を備え、該長形気体吹き出し端は、操作チャンバーの底板の前側に設けられて、操作チャンバーの後板の方向に傾斜角度を付与することにより上向き空気噴流を噴出する長形気体吹き出し装置と、
    操作チャンバー内を上記長形気体吹き出し端に相対して上下に移動可能に操作チャンバーの収容空間中に設けられた吸気フードであって、該吸気フードは、長形吸気端を設け、該長形吸気端は、下向に開口する吸気口を形成し、該長形吸気端が吸気装置に接続し、且つ該長形吸気端は、長形気体吹き出し端に相対して平行であり、該長形吸気端は、長形気体吹き出し端の真上から操作チャンバー後板の方向に距離を偏移した吸気フードと、
    を備え、吸気装置の運転時、長形吸気端及び長形気体吹き出し端の間に二次元の斜め向きエアカーテンを形成する逆向き傾斜エアカーテン式排気チャンバー。
  2. 前記前板下方の開口にゲートを設け、該ゲートは前板部分と重なり合うと共にその大半により該開口を閉鎖し、且つ該ゲートは、前板に相対して上下に滑動可能であって、ゲートの開口度を調整可能としたことを特徴とする請求項1記載の逆向き傾斜エアカーテン式排気チャンバー。
  3. 前記長形気体吹き出し装置の長形気体吹き出し端は、気体吹き出し装置と相互に連通することを特徴とする請求項1又は2記載の逆向き傾斜エアカーテン式排気チャンバー。
  4. 前記長形吸気端及び吸気装置の間は、伸縮管で接続されたことを特徴とする請求項1又は2記載の逆向き傾斜エアカーテン式排気チャンバー。
  5. 前記左右側板は、それぞれ通気孔を設けて、自然補充気体を供給可能としたことを特徴とする請求項1又は2記載の逆向き傾斜エアカーテン式排気チャンバー。
  6. 前記長形吸気端の吸気口は、複数個を設け、且つ該吸気口は相互に平行であることを特徴とする請求項1又は2記載の逆向き傾斜エアカーテン式排気チャンバー。
  7. 前記吸気フードは、凸縁を備え、該凸縁は、長形吸気端の周囲からそれぞれ外向きに延伸したことを特徴とする請求項1又は2記載の逆向き傾斜エアカーテン式排気チャンバー。
  8. 前記凸縁の前後両端にそれぞれスライドレールを設け、前板及び後板上にそれぞれ軌道を設けて、対応して連結させ、吸気フードを収容空間中で上下移動可能としたことを特徴とする請求項7記載の逆向き傾斜エアカーテン式排気チャンバー。
  9. 前記吸気フードは、更に凸縁上方に固定される定位板を備え、該定位板の前後両端にそれぞれスライドレールを設け、前板及び後板上にそれぞれ軌道を設け、対応して連結させ、吸気フードを収容空間中で上下移動可能としたことを特徴とする請求項7記載の逆向き傾斜エアカーテン式排気チャンバー。
  10. 後長形気体吹き出し端を更に備え、該後長形気体吹き出し端は、操作チャンバーの底板の後側に設けられ、且つ該後長形気体吹き出し端は、長形気体吹き出し端と平行であり、長形吸気端の方向に傾き、上向きに空気噴流を噴出することを特徴とする請求項1又は2記載の逆向き傾斜エアカーテン式排気チャンバー。
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