JP2013116319A - 下肢動作支援装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】下肢動作支援装置1は、利用者Pの体幹に装着される体装着部10と、利用者の大腿及び下腿に沿って設けられ、利用者Pの大腿及び下腿について非拘束状態となるように体装着部に連結され、利用者Pの膝関節による屈伸に対応して屈伸可能に構成された膝関節部を有する脚リンク部20と、前記脚リンク部20と連結する足首関節部を備え、利用者Pの足を載置固定する足載置部50と、膝関節部に回転トルクを付与する膝関節駆動用アクチュエータユニット61と、足首関節部に回転トルクを付与する足首関節駆動用アクチュエータユニット62と、を有して、体装着部10は、利用者Pの膝関節による屈伸の前後にわたって利用者Pの体幹を固定して支持する。
【選択図】図5
Description
図1から図5は、本発明の実施の形態1に係る下肢動作支援装置1の構成を示す図であり、図1は正面図、図3は背面図、図4は側面図である。また、図2は、図1の別例の下肢動作支援装置であって、利用者の上半身を被覆するカバー部材2を懸架部17へ固定した場合の一例を示す正面図である。さらに、図5は、実施の形態1に係る下肢動作支援装置1が屈曲状態にある側面図である。
また、脚リンク部20L、20Rは、利用者Pの大腿及び下腿について非拘束状態となるように体装着部10に連結されている。そこで、利用者Pは、装置全体の重量による負荷を意識することなく大腿、膝関節及び下腿を比較的自由に動かすことができ、利用者Pの自由度を向上させることができる。
図1から図4に示すように、体装着部10は、利用者Pの体幹に固定して装着される部分である。体幹とは、利用者Pの肩、胸、背中、腹、腰及び臀部を含む胴体部分を意味する。図1から図4に示すように、体装着部10は、本体部11、背当板12、大腿関節部13L,13R、固定ベルト14,15,16L,16Rを備えている。
図2は、図1の別例の下肢動作支援装置であって、利用者Pの上半身を被覆するカバー部材2を、懸架部17へ固定した場合の一例を示す正面図である。このカバー部材2は、目的に応じた材料によって構成すればよい。例えば、防弾チョッキや放射能防護服をカバー部材2として用いる場合は、金属板や繊維、セラミックプレートなどを被覆部材として利用して構成することができる。また、保温を目的とするカバー部材2の場合には、保温性に優れた材料によって構成すればよい。あるいは、耐熱を目的とするカバー部材の場合には、耐熱性を有する材料によって構成すればよい。
また、カバー部材2は、目的に応じた範囲について、利用者Pを被覆すればよい。例えば、利用者Pの内臓を保護するために、少なくとも上半身を被覆してもよい。また、図2では、正面側の上半身のみを覆っているが、これに限らず、背面側の上半身を覆ってもよい。さらに、例えば、頭部を保護するようにカバー部材2を懸架部17から上部へ向かって固定してもよい。あるいは、下半身を保護するようにカバー部材2を懸架部17に固定してもよい。さらに、全身を保護するために、カバー部材2によって利用者Pの全身を被覆してもよい。
さらに、カバー部材2は、上述した懸架部17に代えて、本体部11へ固定してもよい。
あるいは、利用者Pの下半身を厚く防護する場合、全身を被覆するカバー部材2を懸架部17へ固定する。さらに、利用者Pの下半身を防護するカバー部材(図示せず)を本体部11へ固定してもよい。
図1から図4に示すように、脚リンク部20L,20Rは、体装着部10と足載置部50L,50Rとを複数の関節部を介して連結しており、利用者Pの脚(肢体)の外側部に沿うように設けられている。また、脚リンク部20L、20Rは、利用者P自身の脚の外側部に設けられているので、利用者Pの大腿、膝関節及び下腿について非拘束状態とすることができる。
図1乃至図4に示すように、足載置部50L,50Rは、利用者Pの足(肢端)に装着される部分である。図3に示すように、足載置部50L,50Rは、利用者Pが履いた専用の靴を固定する靴固定部51L,51Rと地面に接地する接地部52L,52Rを備えている。また、接地部52L,52Rと靴固定部51L,51Rとは、力センサ53L,53Rを介して接続されており、利用者Pの下肢の動作によって靴固定部51L,51Rに加えられた力を検知する。
図1乃至図4に示すように、本実施の形態に係る下肢動作支援装置1は、アクチュエータユニットとして、股関節駆動用アクチュエータユニット60L,60R、膝関節駆動用アクチュエータユニット61L,61R、足首関節駆動用アクチュエータユニット62L,62Rを備えている。
バックパックBPは、利用者Pが背負うものであり、制御部70(図7参照)、制御プログラムなどを記録した記憶装置71等及びバッテリ(図示せず)等を収納している。
図7は、本実施の形態にかかる下肢動作支援装置1の機能ブロック図である。図7に示すように、制御部70は、左右の脚リンク部20L,20Rに設けられた力センサ53L,53Rからの出力信号及び各アクチュエータユニット60、61、62に設けられているエンコーダからの位置情報を受けて、上述の3種類のアクチュエータユニット60、61、62を動作させる。制御部70は、それぞれ左右の脚リンク部20L,20Rを独立して動作制御を行なう。すなわち、右側の力センサ53Rから構成される右側操作部72Rから出力された情報は、右側のアクチュエータユニット60R、61R、62Rから構成される右側駆動機構73Rを動作させるための信号として用いられる。
次に、本実施の形態に係る下肢動作支援装置の使用方法について説明する。本実施の形態に係る下肢動作支援装置1を利用者Pに装着する場合には、利用者Pが専用靴を履いた状態で、足載置部50L,50Rの靴固定部51L,51Rに専用靴を固定する。専用靴の靴裏には、靴固定部51L,51Rに固定するための図示しない突状部が設けられており、これを靴固定部51L,51Rにはめ込むことで、専用靴と靴固定部51L,51Rを固定させる。
図8は、本発明の実施の形態2に係る下肢動作支援装置の構成を示す正面図である。図9は、図8の下肢動作支援装置の左側面図である。
図8及び図9を参照して、本発明の実施の形態2に係る下肢動作支援装置101の構成について説明する。
下肢動作支援装置101は、利用者Pの体幹に対応する構成として体装着部110を備える。また、下肢動作支援装置101は、脚リンク部120Lと、脚リンク部120Rと、バックパック250とを備える。
第1股関節駆動用アクチュエータユニット150Lのモータ151Lの回転に伴って、駆動用プーリー153L、タイミングベルト155L、被駆動用プーリー154L、及び減速機152Lが回転する。第2股関節部160L、大腿部180L、膝関節部190L、脛部210L、足首関節部220L、及び足載置部240Lは、減速機152Lの回転に伴って、第1股関節軸141Lを中心として、一体的に回転する。ロータリーエンコーダ156Lは、モータ151Lの出力軸の回転角度を絶対値で示す信号を出力する。
ロータリーエンコーダ156L、ロータリーエンコーダ176L、ロータリーエンコーダ182L、ロータリーエンコーダ206L、ロータリーエンコーダ236L、ロータリーエンコーダ246L、及び力センサ244Lが、脚リンク部120Lの各構成の状態を検出するセンサとして制御部251に接続される。また、ロータリーエンコーダ156R、ロータリーエンコーダ176R、ロータリーエンコーダ182R、ロータリーエンコーダ206R、ロータリーエンコーダ236R、ロータリーエンコーダ246R、及び力センサ244Rが、脚リンク部120Rの各構成の状態を検出するセンサとして制御部251に接続される。
図10に示されるように、脚リンク部120Lのモータ151L、モータ171L、モータ201L、及びモータ231Lは、制御部251の制御対象としてこの制御部251に接続される。また、脚リンク部120Rのモータ151R、モータ171R、モータ201R、及びモータ231Rは、制御部251の制御対象としてこの制御部251に接続される。
制御部251の制御動作は、次の少なくとも四つの制御動作を除いて実施の形態1にかかる下肢動作支援装置1と同様である。第一の制御動作は、脚リンク部120L及び脚リンク部120Rを、利用者Pの支持脚及び遊脚に対応する脚リンク部としてそれぞれ特定する制御動作である。第二の制御動作は、足載置部240L及び足載置部240Rの前後方向の移動量の制御動作である。第三の制御動作は、第1股関節アクチュエータユニット150L及び第1股関節アクチュエータユニット150Rの制御動作である。第四の制御動作は、支持脚リンク部を制御することによって、下肢動作支援装置101の上方向の力を発生する制御動作である。
図11を参照して、脚リンク部120L及び脚リンク部120Rのそれぞれが、利用者Pの支持脚及び遊脚のいずれに対応するかを制御部251が特定する動作を、上記第一の制御動作として説明する。
図12を参照して、制御部251が、足載置部240L及び足載置部240Rの前後方向の位置を制御する動作を上記第二の制御動作として説明する。
制御部251は、各ロータリーエンコーダから出力される信号を取得することにより、脚リンク部120L及び脚リンク部120Rの各構成の回転角度または位置を算出する。
より詳細には、制御部251は、左第1股関節角度信号LSaによって示されるモータ151Lの出力軸の回転角度と減速機152Lの減速比とに基づいて、第2股関節部160Lの第1股関節軸141L周りの回転角度を左第1股関節角度Lθaとして算出する。制御部251は、左第2股関節角度信号LSbによって示されるモータ171Lの出力軸の回転角度と減速機172Lの減速比とに基づいて、大腿部180Lの第2股関節軸161L周りの回転角度を左第1股関節角度Rθbとして算出する。
図12(a)に示されるように、制御部251は、支持脚リンク部に対応する足載置部が股関節軸位置よりも前方に位置し、且つ遊脚リンク部に対応する足載置部が股関節軸位置から後方に位置すると判定する。制御部251は、この判定結果が肯定である場合において、利用者Pが支持脚の足を前後方向に移動させるとき、支持脚リンク部に対応する足載置部の前後方向の移動量を遊脚リンク部の足載置部の前後方向の移動量の2倍にする。
図13を参照して、制御部251が、第1股関節駆動用アクチュエータユニット150L及び第1股関節駆動用アクチュエータユニット150Rを制御する動作を上記第三の制御動作として説明する。
制御部251は、脚リンク部120Lを支持脚リンク部として特定しているとき、左第3力信号LSzによって示される力が大きくなるのに従って、下肢動作支援装置101の上方向の力が大きくなるように、モータ151L、モータ171L、モータ201L、及びモータ231Lを制御する。
下肢動作支援装置101は、第1股関節駆動用アクチュエータユニット150L及び第2股関節駆動用アクチュエータユニット150Lを第1股関節部140Lに備える。また、下肢動作支援装置101は、第1股関節駆動用アクチュエータユニット150R及び第2股関節駆動用アクチュエータユニット150Rを第1股関節部140Rに備える。
これにより、下肢動作支援装置101は、この下肢動作支援装置101の股関節部130L及び股関節部130Rのそれぞれにおいて前後方向周りのトルクを付与することができ、下肢動作支援装置1と比較してより高いアシスト効果を奏することができる。
これにより、下肢動作支援装置101は、下肢動作支援装置1と比較してよりきめ細やかなアシスト動作を行うことができる。
これにより、下肢動作支援装置101は、全ての重量がかかる支持脚に対応する支持脚リンク部によって発生する上方向の力をより大きくして利用者Pの支持脚にかかる負担を軽減することができる。
これにより、利用者Pが遊脚を浮かせている状態であって、この利用者Pと下肢動作支援装置101の重量を支持脚のみで支持しているときに、これらの重量に起因する支持脚への負荷をより軽減することができる。
これにより、下肢動作支援装置101は、この下肢動作支援装置101を装着した利用者Pの前後方向への移動をより効果的にアシストできる。
2 カバー部材
10 体装着部
11 体部
12 背当板
13L,13R 大腿関節部
14,15,16L,16R 固定ベルト
17 懸架部
18L,18R 第1股関節軸
19L,19R 第2股関節軸
20,20L,20R 脚リンク部
30L,30R 大腿リンク部
31L,31R 股関節部
32L,32R 膝関節部
33L,33R 膝関節駆動軸
40L,40R 下腿リンク部
41L,41R 足首関節部
50,50L,50R 足載置部
51L,51R 靴固定部
52L,52R 接地部
53,53L,53R 力センサ
57L,57R 補強プレート
60L,60R 股関節駆動用アクチュエータユニット
61,61L,61R 膝関節駆動用アクチュエータユニット
62,62L,62R 足首関節駆動用アクチュエータユニット
101 下肢動作支援装置
110 体装着部
111 本体部
112 背当板
113 上部固定ベルト
114 中部固定ベルト
115 下部固定ベルト
120L,120R 脚リンク部
130L,130R 股関節部
140L,140R 第1股関節部
141L,141R 第1股関節軸
150L,150R 第1股関節駆動用アクチュエータユニット
151L,151R モータ
152L,152R 減速機
153L,153R 駆動用プーリー
154L,154R 被駆動用プーリー
155L,155R タイミングベルト
156L,156R ロータリーエンコーダ
160L,160R 第2股関節部
161L,161R 第2股関節軸
170L,170R 第2股関節駆動用アクチュエータユニット
171L,171R モータ
172L,172R 減速機
173L,173R 駆動用プーリー
174L,174R 被駆動用プーリー
175L,175R タイミングベルト
176L,176R ロータリーエンコーダ
180L,180R 大腿部
181L,181R 回転連結部
182L,182R ロータリーエンコーダ
190L,190R 膝関節部
191L,191R 膝関節軸
200L,200R 膝関節駆動用アクチュエータユニット
201L,201R モータ
202L,202R 減速機
203L,203R 駆動用プーリー
204L,204R 被駆動用プーリー
205L,205R タイミングベルト
206L,206R ロータリーエンコーダ
210L,210R 脛部
220L,220R 足首関節部
221L,221R 足首関節軸
230L,230R 足首関節駆動用アクチュエータユニット
231L,231R モータ
232L,232R 減速機
233L,233R 駆動用プーリー
234L,234R 被駆動用プーリー
235L,235R タイミングベルト
236L,236R ロータリーエンコーダ
240L,240R 足載置部
241L,241R 足首リンク部
242L,242R 足底リンク部
243L,243R 足底板
244L,244R 力センサ
245L,245R 靴連結部
246L,246R ロータリーエンコーダ
250 バックパック
251 制御部
252 記憶装置
253 電源
Claims (13)
- 利用者の体幹に固定して装着される体装着部と、
前記利用者の大腿及び下腿に沿って設けられ、前記利用者の大腿及び下腿について非拘束状態となるように前記体装着部に連結され、前記利用者の膝関節による屈伸に対応して屈伸可能に構成された膝関節部を有する脚リンク部と、
前記脚リンク部と連結する足首関節部を有して、前記利用者の足を載置固定する足載置部と、
前記膝関節部に回転トルクを付与する膝関節駆動用アクチュエータユニットと、
前記足首関節部に回転トルクを付与する足首関節駆動用アクチュエータユニットと、
を備え、
前記体装着部は、前記利用者の膝関節による屈伸の前後にわたって前記利用者の体幹を固定して支持する、下肢動作支援装置。 - 前記体装着部は、前記利用者の体幹背後に沿って配置される背当板と、前記背当板の上部に突設され前記利用者の肩上に位置する懸架部と、前記背当板を利用者に固定する固定ベルトと、を有することを特徴とする、請求項1に記載の下肢動作支援装置。
- 前記足載置部は、前記利用者の足の動作の方向及び力量を含む動作信号を出力する力センサを有し、
前記力センサから出力された動作信号に基づいて前記利用者の動作を予測する動作予測部と、
前記動作予測部の判断結果に基づいて、前記利用者が行なう動作に沿った形状に前記脚リンク部を駆動させるように前記膝関節駆動用アクチュエータユニット及び前記足首関節駆動用アクチュエータユニットをそれぞれ動作させるアクチュエータ作動部と、
をさらに備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載の下肢動作支援装置。 - さらに、前記脚リンク部及び前記足載置部の相対位置を検出して位置信号を出力する位置検出部を備え、
前記動作予測部は、前記位置検出部から出力された前記位置信号に基づいて、前記利用者の動作を予測することを特徴とする、請求項3に記載の下肢動作支援装置。 - 前記力センサは、直交する3軸方向の力の大きさを示す第1信号及び当該3軸を中心とする回転トルクの大きさを示す第2信号を出力することを特徴とする、請求項3又は4に記載の下肢動作支援装置。
- 前記動作予測部は、前記第2信号及び前記位置信号に基づいて前記利用者の動作を予測するとともに、この予測に基づいて駆動させる膝関節部と足首関節部とを特定し、
前記アクチュエータ作動部は、特定された前記膝関節部と前記足首関節部について、前記第1信号が示す方向へ前記足載置部を移動させるように前記膝関節駆動用アクチュエータユニット及び前記足首関節駆動用アクチュエータユニットを動作させることを特徴とする、請求項5に記載の下肢動作支援装置。 - 前記脚リンク部は、
前記利用者の股関節の回転に対応して回転可能に前記体装着部と前記脚リンク部とを連結する股関節部と、
前記股関節部に回転トルクを付与する股関節駆動用アクチュエータユニットと、を含む、請求項1又は2に記載の下肢動作支援装置。 - 前記股関節部は、
前記利用者の股関節の前後方向周りに回転可能に前記体装着部と前記脚リンク部とを連結する第1股関節部と、
前記利用者の股関節の左右方向周りに回転可能に前記体装着部と前記脚リンク部とを連結する第2股関節部と、を含み、
前記股関節駆動用アクチュエータユニットは、
前記第1股関節部に回転トルクを付与する第1股関節駆動用アクチュエータユニットと、
前記第2股関節部に回転トルクを付与する第2股関節駆動用アクチュエータユニットと、を含む、請求項7に記載の下肢動作支援装置。 - 前記足載置部に載置され、前記利用者の足の動作の方向及び力量を含む動作信号を出力する力センサと、
前記股関節駆動用アクチュエータユニット、前記膝関節駆動用アクチュエータユニット、及び前記足首関節駆動用アクチュエータユニットを少なくとも前記動作信号に基づき制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記利用者の支持脚に対応する前記脚リンク部と、前記利用者の遊脚に対応する前記脚リンク部とを、前記動作信号に基づいてそれぞれ制御する、請求項8に記載の下肢動作支援装置。 - 前記制御部は、
前記力センサの下方向に所定値以上の力が加えられる、又は当該力センサの左右方向周りに所定値以上のトルクが加えられたことを前記動作信号に基づいて認識したとき、当該動作信号を出力した前記力センサに対応する前記脚リンク部を、前記利用者の支持脚に対応する支持脚リンク部として特定し、前記力センサに対する下方向の力が所定値未満となったことを前記動作信号に基づいて認識したとき、当該動作信号を出力した前記力センサに対応する前記脚リンク部を、前記利用者の遊脚に対応する遊脚リンク部として特定する、請求項9に記載の下肢動作支援装置。 - 前記制御部は、
前記力センサの下方向にかかる力が大きくなるのにしたがって前記下肢動作支援装置の上方向の力が大きくなるように、当該支持脚リンク部の前記第2股関節駆動用アクチュエータユニット、前記膝関節駆動用アクチュエータユニット、及び前記足首関節駆動用アクチュエータユニットを制御し、前記遊脚リンク部の前記足載置部が、当該足載置部に固定された前記利用者の足の動きに追従するように、当該遊脚リンク部の前記股関節駆動用アクチュエータユニット、前記膝関節駆動用アクチュエータユニット、及び前記足首関節駆動用アクチュエータユニットを制御する、請求項10に記載の下肢動作支援装置。 - 前記制御部は、
前記支持脚リンク部の前記足載置部の底面と前記体装着部とが互いに平行になるように、前記支持脚リンク部の前記第1股関節駆動用アクチュエータユニットを制御する、請求項11に記載の下肢動作支援装置。 - 前記制御部は、前記第1股関節駆動用アクチュエータユニットの回転軸よりも前記支持脚リンク部の前記足載置部が前方に存在し、且つ前記遊脚リンク部の前記足載置部が前記第1股関節駆動用アクチュエータユニットの回転軸から後方に存在するとき、前記遊脚リンク部の前記足載置部の前後方向の移動量の二倍の移動量で前記支持脚リンク部の前記足載置部が移動するように当該支持脚リンク部及び当該遊脚リンク部のそれぞれの前記第2股関節駆動用アクチュエータユニット、前記膝関節駆動用アクチュエータユニット、及び前記足首関節駆動用アクチュエータユニットを制御し、前記第1股関節駆動用アクチュエータユニットの回転軸よりも前記遊脚リンク部の前記足載置部が前方に存在し、且つ前記支持脚リンク部の前記足載置部が前記第1股関節駆動用アクチュエータユニットの回転軸から後方に存在するとき、前記支持脚リンク部の前記足載置部の前後方向の移動量の二倍の移動量で前記遊脚リンク部の前記足載置部が移動するように当該支持脚リンク部及び当該遊脚リンク部のそれぞれの前記第2股関節駆動用アクチュエータユニット、前記膝関節駆動用アクチュエータユニット、及び前記足首関節駆動用アクチュエータユニットを制御する、請求項11又は12に記載の下肢動作支援装置。
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