JP2013113197A - タンク内圧検出装置及び封鎖弁開閉制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料タンクの容量を減少させることなく安定したタンク内圧を検出できるタンク内圧検出装置及び封鎖弁開閉制御装置の提供。
【解決手段】圧力センサ35は燃料タンク26から封鎖弁36に至る燃料蒸気通路34からタンク内圧Ptfを検出しているので燃料タンク容量を減少させることがない。圧力センサ35はチャンバー34a内の膨張空間34bを介して燃料蒸気通路34に接続されているので、封鎖弁36における電磁弁36aの開閉により気流脈動が生じても膨張空間34bにて減衰され、圧力センサ35の検出値(タンク内圧Ptf)は乱されない。
【選択図】図1
【解決手段】圧力センサ35は燃料タンク26から封鎖弁36に至る燃料蒸気通路34からタンク内圧Ptfを検出しているので燃料タンク容量を減少させることがない。圧力センサ35はチャンバー34a内の膨張空間34bを介して燃料蒸気通路34に接続されているので、封鎖弁36における電磁弁36aの開閉により気流脈動が生じても膨張空間34bにて減衰され、圧力センサ35の検出値(タンク内圧Ptf)は乱されない。
【選択図】図1
Description
本発明は、内燃機関の燃料タンクとキャニスタとの間の燃料蒸気通路を遮断する封鎖弁の開閉制御時におけるタンク内圧を、燃料タンクと封鎖弁との間の燃料蒸気通路から圧力センサにより検出するタンク内圧検出装置及びこのタンク内圧検出装置を用いた封鎖弁開閉制御装置に関する。
内燃機関の燃料タンクで発生する蒸発燃料を処理するための蒸発燃料処理装置として、活性炭等の吸着材を収容したキャニスタを燃料タンクに接続する装置が知られている。このような装置において、キャニスタと燃料タンクとの間の燃料蒸気通路に、燃料タンクを密閉するための封鎖弁を設けた構成が知られている(例えば特許文献1参照)。
この特許文献1では、燃料タンク内が封鎖弁にて密閉状態とされている状態で、燃料タンク内が高圧化した場合に、そのタンク内圧が所定の目標圧力まで低下するように、かつキャニスタを燃料蒸気が吹き抜けて外部に放出されないように封鎖弁の開閉制御を実行している。
特許文献1では、タンク内圧を検出するために、燃料タンク上部に圧力センサを取り付けている。しかしこのように燃料タンクに直接設けた場合には、圧力センサの設定位置が限定されることにより、燃料タンク形状に影響し、このために燃料タンク容量を減少させてしまうおそれがある。
このような問題を解決するためには、燃料タンクから封鎖弁に至る燃料蒸気通路に圧力センサを設けることが考えられる。すなわち燃料タンクから出ている配管部の方が周辺部品との間のスペースが十分に存在するため、燃料タンクなどの他の構成に影響することなく圧力センサを搭載できる。
しかし燃料タンクと封鎖弁との間の燃料蒸気通路は、封鎖弁の開閉により気流脈動が生じることで圧力センサの検出値が乱される。このように乱された状態のタンク内圧値に基づいて封鎖弁の開閉制御を実行すると制御が不安定なものとなる。
本発明は、燃料タンクの容量を減少させることなく、安定したタンク内圧を検出できるタンク内圧検出装置及びこれを用いることで安定した封鎖弁開閉制御が可能な封鎖弁開閉制御装置の提供を目的とするものである。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用・効果について記載する。
請求項1に記載のタンク内圧検出装置では、内燃機関の燃料タンクとキャニスタとの間の燃料蒸気通路を遮断する封鎖弁の開閉制御時におけるタンク内圧を、燃料タンクと封鎖弁との間の燃料蒸気通路から圧力センサにより検出するタンク内圧検出装置であって、前記圧力センサは膨張空間を介して前記燃料蒸気通路に接続されていることを特徴とする。
請求項1に記載のタンク内圧検出装置では、内燃機関の燃料タンクとキャニスタとの間の燃料蒸気通路を遮断する封鎖弁の開閉制御時におけるタンク内圧を、燃料タンクと封鎖弁との間の燃料蒸気通路から圧力センサにより検出するタンク内圧検出装置であって、前記圧力センサは膨張空間を介して前記燃料蒸気通路に接続されていることを特徴とする。
圧力センサは、燃料タンクと封鎖弁との間の燃料蒸気通路からタンク内圧を検出している。したがって燃料タンクに圧力センサを設けていないので燃料タンク容量を減少させることがない。
圧力センサは直接に燃料蒸気通路に接続された構成ではなく、膨張空間を介して燃料蒸気通路に接続されている。この膨張空間が存在することにより、封鎖弁の開閉により封鎖弁の位置で気流脈動が生じても、膨張空間にて減衰される。
このため膨張空間を介して燃料蒸気通路に接続されている圧力センサに対して、気流脈動の影響は緩和あるいは消滅する。このことにより圧力センサの検出値が乱されることがない。
このようにして燃料タンクの容量を減少させることなく、圧力センサから安定したタンク内圧を検出できる。
請求項2に記載のタンク内圧検出装置では、内燃機関の燃料タンクとキャニスタとの間の燃料蒸気通路を遮断する封鎖弁の開閉制御時におけるタンク内圧を、燃料タンクと封鎖弁との間の燃料蒸気通路から圧力センサにより検出するタンク内圧検出装置であって、前記圧力センサが接続している前記燃料蒸気通路上の位置と前記封鎖弁との間にて、前記燃料蒸気通路には膨張空間が形成されている又は膨張空間が接続されていることを特徴とする。
請求項2に記載のタンク内圧検出装置では、内燃機関の燃料タンクとキャニスタとの間の燃料蒸気通路を遮断する封鎖弁の開閉制御時におけるタンク内圧を、燃料タンクと封鎖弁との間の燃料蒸気通路から圧力センサにより検出するタンク内圧検出装置であって、前記圧力センサが接続している前記燃料蒸気通路上の位置と前記封鎖弁との間にて、前記燃料蒸気通路には膨張空間が形成されている又は膨張空間が接続されていることを特徴とする。
圧力センサは燃料タンクと封鎖弁との間の燃料蒸気通路からタンク内圧を検出している。したがって燃料タンクに圧力センサを設けていないので燃料タンク容量を減少させることがない。
圧力センサは直接に燃料蒸気通路に接続されているが、その接続位置と封鎖弁との間には膨張空間が形成されている。あるいは接続位置と封鎖弁との間には膨張空間が接続されている。このように膨張空間が存在することにより、封鎖弁の開閉により封鎖弁の位置で気流脈動が生じても、圧力センサが接続されている位置に到達する前に膨張空間にて減衰される。
このため圧力センサに対して気流脈動の影響は緩和あるいは消滅する。このことにより圧力センサの検出値が乱されることがない。
このようにして燃料タンクの容量を減少させることなく、圧力センサから安定したタンク内圧を検出できる。
このようにして燃料タンクの容量を減少させることなく、圧力センサから安定したタンク内圧を検出できる。
請求項3に記載のタンク内圧検出装置では、請求項1又は2に記載のタンク内圧検出装置において、前記膨張空間は前記燃料蒸気通路の一部を形成していることを特徴とする。
膨張空間が燃料蒸気通路の一部であることにより、燃料蒸気通路とは別個に膨張空間を設ける必要がない。このためスペース的に余裕のある燃料蒸気通路周りを利用して膨張空間を形成できるので、より省スペース化できる。
膨張空間が燃料蒸気通路の一部であることにより、燃料蒸気通路とは別個に膨張空間を設ける必要がない。このためスペース的に余裕のある燃料蒸気通路周りを利用して膨張空間を形成できるので、より省スペース化できる。
請求項4に記載のタンク内圧検出装置では、請求項1〜3のいずれか一項に記載のタンク内圧検出装置において、前記圧力センサは、前記膨張空間を囲む外壁に配置されて、前記膨張空間内の圧力を検出するものであることを特徴とする。
このように圧力センサが膨張空間を囲む外壁に配置されていることにより、膨張空間とは別個に圧力センサの設置位置を確保せずに膨張空間周りのスペースを活用できるので、省スペース化に貢献できる。
請求項5に記載の封鎖弁開閉制御装置では、請求項1〜4のいずれか一項に記載のタンク内圧検出装置と、このタンク内圧検出装置により検出されるタンク内圧が基準圧より高い場合に、前記封鎖弁を開弁することにより前記燃料タンクの減圧を実行する封鎖弁開弁手段とを備えたことを特徴とする。
封鎖弁開弁手段は、前述した請求項1〜4のいずれか一項に記載のタンク内圧検出装置により検出されるタンク内圧が基準圧より高い場合に封鎖弁を開弁する制御を実行することから、安定した封鎖弁開弁制御が可能となる。
このような封鎖弁の開弁は燃料タンクの減圧を実行するものであることにより、燃料タンクからキャニスタに排出する燃料蒸気を高精度に調節でき、燃料タンクの圧力抜きが不十分であったり、あるいはキャニスタから外部に燃料蒸気が放出されたりすることが防止される。
[実施の形態1]
〈実施の形態1の構成〉図1は、上述した発明が適用されたハイブリッド車両における駆動系のブロック図である。この駆動系は、内燃機関2と、電動機(後述するモータジェネレータMG1,MG2)とを備えている。この内燃機関2はガソリンエンジンである。内燃機関2は燃料供給系4及び制御系6を備えている。
〈実施の形態1の構成〉図1は、上述した発明が適用されたハイブリッド車両における駆動系のブロック図である。この駆動系は、内燃機関2と、電動機(後述するモータジェネレータMG1,MG2)とを備えている。この内燃機関2はガソリンエンジンである。内燃機関2は燃料供給系4及び制御系6を備えている。
このハイブリッド車両はプラグイン型ハイブリッド車両である。したがって外部電源8から充電機構10を介してバッテリ12が充電可能とされている。このバッテリ12の電力が、電力制御ユニット14により、モータジェネレータMG2に供給されることにより、モータジェネレータMG2から回転駆動力が出力される。
内燃機関2及びモータジェネレータMG2からの回転駆動力は減速機構16により減速されて、駆動輪18に伝達される。
内燃機関2と減速機構16との間には、動力分割機構20が配置されており、内燃機関2の回転駆動力を、減速機構16側と、発電機としてのもう一つのモータジェネレータMG1側とに分割して供給可能としている。
内燃機関2と減速機構16との間には、動力分割機構20が配置されており、内燃機関2の回転駆動力を、減速機構16側と、発電機としてのもう一つのモータジェネレータMG1側とに分割して供給可能としている。
尚、2つのモータジェネレータMG1,MG2は、それぞれ発電機としても電動モータとしても機能し、必要に応じてその間の機能を切り替えることができる。
内燃機関2の各気筒に対応する吸気ポート22にはそれぞれ燃料噴射弁24が配置されている。これらの燃料噴射弁24には、燃料タンク26内に貯留されている燃料が、燃料ポンプモジュール28により、燃料経路28bを介して圧送されて来る。そして燃料噴射制御により、燃料噴射弁24からは所定のタイミングで吸気中に燃料が噴射され、各気筒に吸入されて燃焼される。このことにより内燃機関2が運転される。
内燃機関2の各気筒に対応する吸気ポート22にはそれぞれ燃料噴射弁24が配置されている。これらの燃料噴射弁24には、燃料タンク26内に貯留されている燃料が、燃料ポンプモジュール28により、燃料経路28bを介して圧送されて来る。そして燃料噴射制御により、燃料噴射弁24からは所定のタイミングで吸気中に燃料が噴射され、各気筒に吸入されて燃焼される。このことにより内燃機関2が運転される。
更に燃料ポンプモジュール28に付属する形で燃料温度センサ28aが配置されている。この燃料温度センサ28aにより燃料供給系4の燃料温度、ここでは特に燃料タンク26内の燃料温度Tfを検出している。
燃料供給系4は、蒸発燃料処理機構としても機能し、燃料タンク26、キャニスタ29、これらに付属する各種通路、各種弁及び各種ポンプなどから構成されている。
燃料タンク26内には、フロート30aにより燃料タンク26内の燃料液面レベルSGLを検出するためのフューエルセンダーゲージ30が設けられている。
燃料タンク26内には、フロート30aにより燃料タンク26内の燃料液面レベルSGLを検出するためのフューエルセンダーゲージ30が設けられている。
給油時における燃料タンク26内への燃料導入は、フューエルインレットパイプ32から行われる。燃料タンク26の上部空間26aは燃料蒸気通路34によりキャニスタ29に接続されている。燃料蒸気通路34の途中には、燃料タンク26を封鎖するための電磁弁36aとリリーフ弁36bとを並列に備えた封鎖弁36が設けられている。
電磁弁36aは、通電により開弁制御される電磁弁であり、給油時には、電磁弁36aが開弁状態に制御される。このことで燃料タンク26の上部空間26aとキャニスタ29内とが燃料蒸気通路34により連通する。このため給油時には、燃料タンク26の上部空間26aに発生している燃料蒸気はキャニスタ29側へ排出される。そしてキャニスタ29では内部に収納されている活性炭などの吸着材により、その燃料蒸気を吸着する。このことにより燃料蒸気が外部へ漏出しないようにしている。
電磁弁36aが閉弁状態にされている場合、すなわち燃料蒸気通路34が封鎖されて燃料タンク26が密閉されると、燃料タンク26の上部空間26aに発生している燃料蒸気は、リリーフ弁36bが開弁しない限り、キャニスタ29側へは排出されない。
燃料蒸気通路34には封鎖弁36と燃料タンク26との間においてチャンバー34aが形成されている。このチャンバー34aは、燃料蒸気通路34よりも大径の膨張空間34bを外壁により囲むことにより形成されている。したがって燃料蒸気通路34は、チャンバー34a内の膨張空間34bを介して燃料タンク26と封鎖弁36とを接続している。このチャンバー34aの外壁には圧力センサ35が配置されてチャンバー34a内の圧力をタンク内圧Ptfとして検出している。
キャニスタ29にはフューエルインレットパイプ32に設けられたフューエルインレットボックス32aに連通する大気通路38が接続されている。この大気通路38には途中にエアフィルタ38aが設けられている。更に大気通路38には、エアフィルタ38aよりもキャニスタ29側の位置に、リーク診断用のポンプモジュール40が設けられている。尚、このリーク診断用のポンプモジュール40に付属して、常開型電磁弁として構成されてキャニスタ29内を大気通路38を介して大気開放する大気開放弁40aと、キャニスタ29側の内圧Pcを検出する圧力センサ40bとが設けられている。
キャニスタ29は、パージ通路42により、内燃機関2の吸気通路44に接続されている。特に吸入空気量を調節するスロットルバルブ46よりも下流の位置で接続されている。パージ通路42の途中には常閉型電磁弁としてのパージ制御弁48が配置されている。
このパージ制御弁48と大気開放弁40aとが、内燃機関2の運転時に開弁状態とされることでパージが実行される。すなわち吸気通路44内の吸気負圧がパージ通路42側からキャニスタ29内に導入されることでキャニスタ29内の吸着材から燃料蒸気が離脱して、大気通路38側から導入される空気の気流中に放出される。そして燃料蒸気は、気流に乗ってパージ通路42からパージ制御弁48を通過して吸気通路44内を流れる吸気中に放出される。このとき、吸気中へのパージ率はパージ制御弁48の開度により調節される。そしてサージタンク50内に流れ込んだパージ燃料蒸気を含む吸気は、各気筒の吸気ポート22に分配され、燃料噴射弁24から噴射される燃料と共に、各気筒の燃焼室内に流れ込んで燃焼されることになる。
吸気通路44においては、エアフィルタ52とスロットルバルブ46との間にエアフロメータ54が設けられて、内燃機関2に供給される吸入空気量GA(g/sec)を検出している。
内燃機関2から燃焼後の排気を排出する排気通路56には空燃比センサ(あるいは酸素センサ)58が設けられ、空燃比フィードバック制御のために、排気成分から空燃比あるいは酸素濃度を検出している。
この他、車両ドライバーが操作するアクセルペダルに設けられてアクセル開度ACCPを検出するアクセル開度センサ60、内燃機関2のクランク軸の回転数NEを検出する機関回転数センサ62、IGSW(イグニションスイッチ)64、その他のセンサ・スイッチ類が設けられて、それぞれ信号を出力している。他の信号としては、例えば冷却水温、吸気温、車速などが挙げられる。
燃料温度センサ28a、フューエルセンダーゲージ30、スロットル開度センサ46a、エアフロメータ54、空燃比センサ58、アクセル開度センサ60、機関回転数センサ62、IGSW64などの検出信号は、マイクロコンピュータを中心として構成されているECU(電子制御回路)66に入力される。
そして、このような信号データや予め記憶されたり算出されたりするデータに基づいて、ECU66は演算処理を実行して、燃料噴射弁24からの燃料噴射量、スロットルバルブ46の開度TAなどを制御する。
更にECU66は、内燃機関2が運転されている期間においてパージ制御処理を実行する。このパージ制御処理は、給油に伴って電磁弁36aが開弁されることにより燃料タンク26側から燃料蒸気通路34を介してキャニスタ29内に流れ込んで吸着された燃料蒸気を、前述したごとく内燃機関運転中にパージ通路42から吸気通路44に放出する処理である。
このパージ制御処理では、パージ制御弁48の開弁をデューティ制御することでパージ率を調節して、キャニスタ29に吸着されている燃料蒸気を、パージ通路42を介して吸気通路44へ放出する。尚、このときにパージされる燃料蒸気の濃度(パージ燃料濃度)は、ECU66が実行する空燃比フィードバック制御における空燃比の制御ずれ量に基づいて、周期的に行われる演算により学習値として求められる。
更にECU66は、チャンバー34aに配置されている圧力センサ35により燃料タンク26内の圧力であるタンク内圧Ptfを検出し、このタンク内圧Ptfが大気圧よりも高い場合には、封鎖弁36の電磁弁36aの開弁を周期的に実行することで燃料タンク26の上部空間26aにおける圧力抜きを実行している。例えば、2秒周期で短時間、電磁弁36aを開弁する制御を実行することで、上部空間26a内の気体を、燃料蒸気通路34を介して徐々にキャニスタ29側へ排出している。
〈実施の形態1の作用〉このような燃料タンク26の圧力抜きのための封鎖弁36の開弁制御においては、電磁弁36aの開弁と閉弁とが繰り返される。したがって燃料タンク26の上部空間26aからキャニスタ29への気体の通路である燃料蒸気通路34には、電磁弁36aの開閉弁駆動に伴って気流脈動が生じる。
〈実施の形態1の作用〉このような燃料タンク26の圧力抜きのための封鎖弁36の開弁制御においては、電磁弁36aの開弁と閉弁とが繰り返される。したがって燃料タンク26の上部空間26aからキャニスタ29への気体の通路である燃料蒸気通路34には、電磁弁36aの開閉弁駆動に伴って気流脈動が生じる。
このため、もし圧力センサ35が、チャンバー34aの存在しない状態、すなわち直接、圧力センサ35が燃料蒸気通路34に配置され、その燃料蒸気通路34から圧力を検出しているとすると、電磁弁36aの開閉制御時の気流脈動が直接的に圧力センサ35の検出値に影響する。
しかし本実施の形態では、圧力センサ35は燃料蒸気通路34に膨張空間34bを形成しているチャンバー34aの外壁に取り付けられて、この膨張空間34bを介して燃料蒸気通路34の圧力を、タンク内圧Ptfとして検出している。このため、気流脈動による圧力変動が膨張空間34bにより減衰し、圧力センサ35の検出値にほとんど影響しなくなる。
すなわち図2の(A)に示すごとく、2秒間隔で封鎖弁36を開弁する場合、封鎖弁36の開弁ごとに、燃料蒸気通路34には圧力変動が発生する。もしチャンバー34aが存在せず、直接、燃料蒸気通路34に圧力センサ35が配置されている場合には、図2の(C)に示すごとく、封鎖弁36の電磁弁36aの開弁直後には大きい圧力変動を生じる。
しかし燃料蒸気通路34にチャンバー34aが設けられ、このチャンバー34aに圧力センサ35が配置されているため、気流脈動が減衰し、ここでは図2の(B)に示すごとく圧力変動はほぼ消滅して、圧力センサ35には伝達されることがない。したがってタンク内圧Ptfは、燃料タンク26の上部空間26aからの気体排出に対応して順次段階的に低下する。
〈実施の形態1の効果〉(1)圧力センサ35は、燃料タンク26から封鎖弁36に至る燃料蒸気通路34からタンク内圧Ptfを検出している。したがって燃料タンク26には圧力センサを設けていないので、燃料タンク容量を減少させることがない。
〈実施の形態1の効果〉(1)圧力センサ35は、燃料タンク26から封鎖弁36に至る燃料蒸気通路34からタンク内圧Ptfを検出している。したがって燃料タンク26には圧力センサを設けていないので、燃料タンク容量を減少させることがない。
圧力センサ35は直接に燃料蒸気通路34に接続された構成ではなく、チャンバー34a内の膨張空間34bを介して燃料蒸気通路34に接続されているので、上述したごとく封鎖弁36における電磁弁36aの開閉により封鎖弁36の位置で気流脈動が生じても膨張空間34bにて減衰される。
このため膨張空間34bを介して燃料蒸気通路34に接続されている圧力センサ35に対して、気流脈動は緩和あるいは消滅する。このことにより図2の(B)に示したごとく圧力センサ35の検出値(タンク内圧Ptf)が乱されることがない。
このようにして燃料タンク26の容量を減少させることなく、安定したタンク内圧Ptfを検出できる。
(2)膨張空間34bを形成するチャンバー34aは燃料蒸気通路34の一部を形成していることから、燃料蒸気通路34と別個に膨張空間34bを設ける必要がない。このためスペース的に比較的余裕がある燃料蒸気通路34周りの空間を利用してチャンバー34aを形成できるので、より省スペース化できる。
(2)膨張空間34bを形成するチャンバー34aは燃料蒸気通路34の一部を形成していることから、燃料蒸気通路34と別個に膨張空間34bを設ける必要がない。このためスペース的に比較的余裕がある燃料蒸気通路34周りの空間を利用してチャンバー34aを形成できるので、より省スペース化できる。
(3)圧力センサ35についてもチャンバー34aの外壁に配置されてチャンバー34a内の膨張空間34bにおける圧力を検出している。このためチャンバー34aとは別個に圧力センサ35の設置位置を確保せずにチャンバー34a周りのスペースを活用できるので、省スペース化に貢献できる。
(4)封鎖弁開弁手段として機能するECU66は、圧力センサ35とチャンバー34aとの組み合わせ(タンク内圧検出装置に相当)と共に封鎖弁開閉制御装置を構成している。
したがって、封鎖弁開閉制御装置は、図2の(B)に示したごとくタンク内圧検出装置により検出される安定したタンク内圧Ptfに基づいて、図2の(A)に示したごとく封鎖弁36の開閉制御を実行することから、安定した封鎖弁開閉制御が可能となる。
そして封鎖弁36の開閉制御は、燃料タンク26の減圧を実行するものであることから、安定した封鎖弁開閉制御により、燃料タンク26からキャニスタ29に排出する燃料蒸気を高精度に調節できる。したがって燃料タンク26の圧力抜きが不十分であったり、あるいはキャニスタ29から外部に燃料蒸気が放出されたりすることが防止される。
[実施の形態2]
〈実施の形態2の構成〉本実施の形態では図3に示すごとく、チャンバー134aは、前記実施の形態1と同様に封鎖弁136と燃料タンク126との間に形成されている。しかし、圧力センサ135はチャンバー134aの外壁には配置されておらず、チャンバー134aと燃料タンク126との間の位置で燃料蒸気通路134に設けられている。すなわち封鎖弁136と圧力センサ135の取り付け位置との間にチャンバー134aが配置された構成となっている。
〈実施の形態2の作用〉このような構成において、燃料タンク126の圧力抜きのために、封鎖弁136にてその電磁弁136aの開閉制御が前記実施の形態1にて説明したごとく実行されると、気流脈動が封鎖弁136から燃料蒸気通路134に伝達される。しかし圧力センサ135に伝達する前にチャンバー134a内の膨張空間134bが封鎖弁136側から伝達される気流脈動を緩和又は消滅させる。
〈実施の形態2の構成〉本実施の形態では図3に示すごとく、チャンバー134aは、前記実施の形態1と同様に封鎖弁136と燃料タンク126との間に形成されている。しかし、圧力センサ135はチャンバー134aの外壁には配置されておらず、チャンバー134aと燃料タンク126との間の位置で燃料蒸気通路134に設けられている。すなわち封鎖弁136と圧力センサ135の取り付け位置との間にチャンバー134aが配置された構成となっている。
〈実施の形態2の作用〉このような構成において、燃料タンク126の圧力抜きのために、封鎖弁136にてその電磁弁136aの開閉制御が前記実施の形態1にて説明したごとく実行されると、気流脈動が封鎖弁136から燃料蒸気通路134に伝達される。しかし圧力センサ135に伝達する前にチャンバー134a内の膨張空間134bが封鎖弁136側から伝達される気流脈動を緩和又は消滅させる。
このことにより封鎖弁136の開閉制御は、前記図2の(B)に示したごとく圧力センサ135の検出値にはほとんど影響しない。
〈実施の形態2の効果〉(1)圧力センサ135はチャンバー134aと燃料タンク126との間の燃料蒸気通路134に配置されていることにより、燃料タンク26の容量を減少させることなく、安定したタンク内圧Ptfを検出できる。
〈実施の形態2の効果〉(1)圧力センサ135はチャンバー134aと燃料タンク126との間の燃料蒸気通路134に配置されていることにより、燃料タンク26の容量を減少させることなく、安定したタンク内圧Ptfを検出できる。
(2)圧力センサ135はチャンバー134aと燃料タンク126との間の燃料蒸気通路134周りのスペースを活用できるので、省スペース化に貢献できる。
(3)前記実施の形態1の効果(2)、(4)と同様な効果を生じる。
(3)前記実施の形態1の効果(2)、(4)と同様な効果を生じる。
[実施の形態3]
〈実施の形態3の構成〉前記各実施の形態においてチャンバーは燃料蒸気通路の一部を構成していたが、本実施の形態では図4に示すごとく燃料蒸気通路234とは別個にチャンバー234aを配置している。このチャンバー234aと燃料蒸気通路234との間には連通孔234cが形成されて気体の流通が可能となっている。圧力センサ235はチャンバー234aの外壁に設けられて、内部の膨張空間234bを介して、燃料蒸気通路234の圧力(Ptf)を燃料タンク226内の圧力として検出している。
〈実施の形態3の作用〉封鎖弁236における電磁弁236aの開閉制御により、気流脈動が燃料蒸気通路234に生じても、その気流脈動は連通孔234cを介してチャンバー234a内に伝達される。このためチャンバー234a内の膨張空間234bにて気流脈動が緩和又は消滅する。その後に圧力センサ235に伝達されるので、圧力センサ235は前記図2の(B)に示したごとく安定した内圧Ptfの値を検出できる。
〈実施の形態3の効果〉(1)このように圧力センサ235を設けたチャンバー234aを、燃料蒸気通路234に沿わせて配置し、その膨張空間234bと燃料蒸気通路234との間は連通孔234cにて連通させることで、燃料タンク26の容量を減少させることなく、安定したタンク内圧Ptfを検出できる。
〈実施の形態3の構成〉前記各実施の形態においてチャンバーは燃料蒸気通路の一部を構成していたが、本実施の形態では図4に示すごとく燃料蒸気通路234とは別個にチャンバー234aを配置している。このチャンバー234aと燃料蒸気通路234との間には連通孔234cが形成されて気体の流通が可能となっている。圧力センサ235はチャンバー234aの外壁に設けられて、内部の膨張空間234bを介して、燃料蒸気通路234の圧力(Ptf)を燃料タンク226内の圧力として検出している。
〈実施の形態3の作用〉封鎖弁236における電磁弁236aの開閉制御により、気流脈動が燃料蒸気通路234に生じても、その気流脈動は連通孔234cを介してチャンバー234a内に伝達される。このためチャンバー234a内の膨張空間234bにて気流脈動が緩和又は消滅する。その後に圧力センサ235に伝達されるので、圧力センサ235は前記図2の(B)に示したごとく安定した内圧Ptfの値を検出できる。
〈実施の形態3の効果〉(1)このように圧力センサ235を設けたチャンバー234aを、燃料蒸気通路234に沿わせて配置し、その膨張空間234bと燃料蒸気通路234との間は連通孔234cにて連通させることで、燃料タンク26の容量を減少させることなく、安定したタンク内圧Ptfを検出できる。
(2)チャンバー234aは燃料蒸気通路234に沿って形成されていることから、スペース的に比較的余裕がある燃料蒸気通路234周りの空間を利用してチャンバー234aを形成できるので、省スペースとなる。
(3)圧力センサ235についてもチャンバー234aの外壁に配置されている。このためチャンバー234aとは別個に圧力センサ235の設置位置を確保せずにチャンバー234a周りのスペースを活用できるので、より省スペース化できる。
(4)前記実施の形態1の効果(4)と同様な効果を生じる。
[その他の実施の形態]
・前記実施の形態3(図4)において、チャンバー234a内の膨張空間234bには隔壁が存在しなかったが、図5に示すごとくチャンバー334a内に、連通孔334eを有する隔壁334fを設けて、2つの膨張空間334b,334cを設けても良い。このことにより、封鎖弁336における電磁弁336aの開閉制御により、気流脈動が燃料蒸気通路334に生じると、その気流脈動は、まず連通孔334dを介してチャンバー334a内の膨張空間334bに伝達される。このため膨張空間334bにて気流脈動が緩和又は消滅する。更に膨張空間334bにて完全に気流脈動が消滅しなくても、圧力センサ335との間には連通孔334eと膨張空間334cとが存在することから、連通孔334eから膨張空間334cへ伝達される際に気流脈動は完全に消滅する。その後に圧力センサ335に伝達するので、圧力センサ335は前記図2の(B)に示したごとく安定した内圧Ptfの値を検出できる。他の効果は前記実施の形態3にて述べたごとくである。
[その他の実施の形態]
・前記実施の形態3(図4)において、チャンバー234a内の膨張空間234bには隔壁が存在しなかったが、図5に示すごとくチャンバー334a内に、連通孔334eを有する隔壁334fを設けて、2つの膨張空間334b,334cを設けても良い。このことにより、封鎖弁336における電磁弁336aの開閉制御により、気流脈動が燃料蒸気通路334に生じると、その気流脈動は、まず連通孔334dを介してチャンバー334a内の膨張空間334bに伝達される。このため膨張空間334bにて気流脈動が緩和又は消滅する。更に膨張空間334bにて完全に気流脈動が消滅しなくても、圧力センサ335との間には連通孔334eと膨張空間334cとが存在することから、連通孔334eから膨張空間334cへ伝達される際に気流脈動は完全に消滅する。その後に圧力センサ335に伝達するので、圧力センサ335は前記図2の(B)に示したごとく安定した内圧Ptfの値を検出できる。他の効果は前記実施の形態3にて述べたごとくである。
・前記実施の形態3(図4)において、圧力センサ235はチャンバー234aに配置されていたが、図6に示すごとくチャンバー434aと燃料タンク426との間の燃料蒸気通路434に、圧力センサ435を配置しても良い。この構成によれば、前記実施の形態2と同様な効果を生じる。
・前記各実施の形態では、膨張空間を形成するためにチャンバーを燃料蒸気通路に接続していたが、チャンバーを接続する以外に、燃料蒸気通路を形成するための管材自体を、封鎖弁と燃料タンクとの中間位置で部分的に大径化加工して膨張空間としても良い。
2…内燃機関、4…燃料供給系、6…制御系、8…外部電源、10…充電機構、12…バッテリ、14…電力制御ユニット、16…減速機構、18…駆動輪、20…動力分割機構、22…吸気ポート、24…燃料噴射弁、26…燃料タンク、26a…上部空間、28…燃料ポンプモジュール、28a…燃料温度センサ、28b…燃料経路、29…キャニスタ、30…フューエルセンダーゲージ、30a…フロート、32…フューエルインレットパイプ、32a…フューエルインレットボックス、34…燃料蒸気通路、34a…チャンバー、34b…膨張空間、35…圧力センサ、36…封鎖弁、36a…電磁弁、36b…リリーフ弁、38…大気通路、38a…エアフィルタ、40…ポンプモジュール、40a…大気開放弁、40b…圧力センサ、42…パージ通路、44…吸気通路、46…スロットルバルブ、46a…スロットル開度センサ、48…パージ制御弁、50…サージタンク、52…エアフィルタ、54…エアフロメータ、56…排気通路、58…空燃比センサ(酸素センサ)、60…アクセル開度センサ、62…機関回転数センサ、64…IGSW(イグニションスイッチ)、66…ECU(電子制御回路)、126…燃料タンク、134…燃料蒸気通路、134a…チャンバー、134b…膨張空間、135…圧力センサ、136…封鎖弁、136a…電磁弁、226…燃料タンク、234…燃料蒸気通路、234a…チャンバー、234b…膨張空間、234c…連通孔、235…圧力センサ、236…封鎖弁、236a…電磁弁、334…燃料蒸気通路、334a…チャンバー、334b,334c…膨張空間、334d,334e…連通孔、334f…隔壁、335…圧力センサ、336…封鎖弁、336a…電磁弁、426…燃料タンク、434…燃料蒸気通路、434a…チャンバー、435…圧力センサ、MG1,MG2…モータジェネレータ。
Claims (5)
- 内燃機関の燃料タンクとキャニスタとの間の燃料蒸気通路を遮断する封鎖弁の開閉制御時におけるタンク内圧を、燃料タンクと封鎖弁との間の燃料蒸気通路から圧力センサにより検出するタンク内圧検出装置であって、
前記圧力センサは膨張空間を介して前記燃料蒸気通路に接続されていることを特徴とするタンク内圧検出装置。 - 内燃機関の燃料タンクとキャニスタとの間の燃料蒸気通路を遮断する封鎖弁の開閉制御時におけるタンク内圧を、燃料タンクと封鎖弁との間の燃料蒸気通路から圧力センサにより検出するタンク内圧検出装置であって、
前記圧力センサが接続している前記燃料蒸気通路上の位置と前記封鎖弁との間にて、前記燃料蒸気通路には膨張空間が形成されている又は膨張空間が接続されていることを特徴とするタンク内圧検出装置。 - 請求項1又は2に記載のタンク内圧検出装置において、前記膨張空間は前記燃料蒸気通路の一部を形成していることを特徴とするタンク内圧検出装置。
- 請求項1〜3のいずれか一項に記載のタンク内圧検出装置において、前記圧力センサは、前記膨張空間を囲む外壁に配置されて、前記膨張空間内の圧力を検出するものであることを特徴とするタンク内圧検出装置。
- 請求項1〜4のいずれか一項に記載のタンク内圧検出装置と、
このタンク内圧検出装置により検出されるタンク内圧が基準圧より高い場合に、前記封鎖弁を開弁することにより前記燃料タンクの減圧を実行する封鎖弁開弁手段と、
を備えたことを特徴とする封鎖弁開閉制御装置。
Priority Applications (1)
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JP2011259358A JP2013113197A (ja) | 2011-11-28 | 2011-11-28 | タンク内圧検出装置及び封鎖弁開閉制御装置 |
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2011
- 2011-11-28 JP JP2011259358A patent/JP2013113197A/ja active Pending
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