JP2013111313A - かみそり器 - Google Patents
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Abstract
【課題】回転体の汚れの付着を抑制して刃部の摩擦低減効果が低下してしまうのを抑制できるかみそり器を得る。
【解決手段】電気かみそり(かみそり器)1は、体毛を剃る刃部4と、刃部4で体毛を剃る際に肌表面に接触しつつ回転可能なローラ(回転体)10と、ローラ10の汚れDの付着を抑制する汚れ防止手段100と、を備える。汚れ防止手段100によって刃部4の摩擦低減を阻害する汚れDの付着を抑制できるので、ローラ10の円滑な回転を持続させることができる。これにより、電気かみそり1の長期の使用に際して刃部4の摩擦低減効果が低下してしまうのを抑制して、スムーズに体毛を剃ることができる。
【選択図】図3
【解決手段】電気かみそり(かみそり器)1は、体毛を剃る刃部4と、刃部4で体毛を剃る際に肌表面に接触しつつ回転可能なローラ(回転体)10と、ローラ10の汚れDの付着を抑制する汚れ防止手段100と、を備える。汚れ防止手段100によって刃部4の摩擦低減を阻害する汚れDの付着を抑制できるので、ローラ10の円滑な回転を持続させることができる。これにより、電気かみそり1の長期の使用に際して刃部4の摩擦低減効果が低下してしまうのを抑制して、スムーズに体毛を剃ることができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、かみそり器に関する。
従来より、体毛を剃る刃部に加えてこの刃部で体毛を剃る際に肌表面に接触しつつ回転可能な回転体を設けることで、刃部を肌面上に沿って移動させる際の摩擦力を低減できるようにしたかみそり器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来のかみそり器にあっては、回転体が肌表面に接触しながら回転するので、回転体とこの回転体を支持する軸部との間に、例えば髭くずや皮脂、あるいは埃等の汚れがどうしても付着してしまうという問題がある。
このような汚れが回転体と軸部との間に入り込むと、回転体の回転が円滑に行われなくなって刃部の摩擦低減効果が損なわれてしまう。また、上記汚れが回転体の表面に付着した場合には、使用者が使用する際に心理的に不快感が伴い、これによって摩擦低減効果の実感が阻害されてしまう恐れがある。
そこで、本発明は、回転体の汚れの付着を抑制して刃部の摩擦低減効果が低下してしまうのを抑制できるかみそり器を得ることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の特徴は、体毛を剃る刃部と、前記刃部で体毛を剃る際に肌表面に接触しつつ回転可能な回転体と、前記回転体の汚れの付着を抑制する汚れ防止手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の第2の特徴は、前記汚れ防止手段は、前記回転体と当該回転体を支持する軸部との間に汚れが目詰まりするのを抑制するものであることを特徴とする。
本発明の第3の特徴は、前記汚れ防止手段は、前記回転体と前記軸部とを一体に形成した回転体・軸部一体構造であることを特徴とする。
本発明の第4の特徴は、前記汚れ防止手段は、前記回転体の内周側または/および前記軸部の外周側に形成された溝部であることを特徴とする。
本発明の第5の特徴は、前記汚れ防止手段は、前記回転体の内周側または/および前記軸部の外周側に施された親水性のコーティング層であることを特徴とする。
本発明の第6の特徴は、前記汚れ防止手段は、前記回転体の軸方向両端面または/および前記軸部の前記回転体から外れた外周面に設けられた汚れ吸着部であることを特徴とする。
本発明の第7の特徴は、前記汚れ防止手段は、前記回転体の近傍における当該かみそり器の外郭部の少なくとも一部に設けられた汚れ吸着部であることを特徴とする。
本発明の第8の特徴は、前記汚れ防止手段は、前記回転体の近傍に設けられる汚れの吸引機構であることを特徴とする。
本発明の第9の特徴は、前記汚れ防止手段は、前記回転体に向けて配置されて汚れを飛ばすエアブロー機構であることを特徴とする。
本発明の第10の特徴は、前記汚れ防止手段は、前記回転体の表面に汚れが付着するのを抑制するものであることを特徴とする。
本発明の第11の特徴は、前記汚れ防止手段は、前記回転体の表面に形成された微細な凹凸部であることを特徴とする。
本発明によれば、汚れ防止手段によって刃部の摩擦低減を阻害する汚れの付着を抑制できるので、回転体の円滑な回転を持続させることができる。これにより、かみそり器の長期の使用に際して刃部の摩擦低減効果が低下してしまうのを抑制して、スムーズに体毛を剃ることができるようになる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下では、本発明を電気かみそりに適用した場合を例示するが、本発明のかみそり器はこれに限定されず、例えば電動式ではないかみそり器やその他の除毛器を含むものとする。
[第1実施形態]
図1に示すように、本実施形態の電気かみそり1は、使用者が把持するグリップ部2と、このグリップ部2の先端部に連結されるヘッド部3とによって大略構成されている。
図1に示すように、本実施形態の電気かみそり1は、使用者が把持するグリップ部2と、このグリップ部2の先端部に連結されるヘッド部3とによって大略構成されている。
グリップ部2には、電気かみそり1を動作させる(電源をオン・オフさせる)押圧式のスイッチ21が設けられている。このスイッチ21は、本実施形態では押圧式を例示したが、スライド式やその他のオン・オフできるスイッチであればよい。
ヘッド部3は、グリップ部2に取り付けられるヘッド部本体31と、このヘッド部本体31に着脱自在に装着される刃ヘッドハウジング32(外郭部)とを備えている。
刃ヘットハウジング32には、使用者の肌表面から延びる体毛を処理する刃部4と、この刃部4に隣接して設けられる回転体としてのローラ10とが取り付けられるとともに、刃部4を動作させる駆動部(図示せぬ)が内蔵されている。
刃部4は、図2に示すように、ヘッド部3の上方に露出して肌表面に接触する複数の外刃41と、それぞれの外刃41の内方(外刃41の下側)に配置される図示省略した内刃とによって構成される。
外刃41は、刃ヘッドハウジング32に固定されており、外刃41の延在方向Y(本実施形態では左右方向)と直交する直交方向(本実施形態では前後方向)に複数(5枚)並設されている。具体的には、外刃41としてX方向手前側から奥側に向かって、第1のネット刃41A、第2のネット刃41B、スリット刃42、第3のネット刃41Cおよび第4のネット刃41Dが順に並設されている。
これらの第1〜第4のネット刃41A〜41Dは、電気かみそり1をY方向(側面方向)から見た時に、上方が凸となるように直交方向Xに沿って逆U字状に湾曲形成されている。また、これら第1〜第4のネット刃41A〜41Dは、電気かみそり1のX方向(正面方向)から見た時にも、中央部が若干上方に凸となるようにY方向に沿って湾曲形成されている(図3参照)。また、これら第1〜第4のネット刃41A〜41Dには、体毛Hを取り込むための多数の刃穴(図示省略)が形成されている。
スリット刃42は、先端が略平坦面となるように略逆U字状に折曲形成されており、このスリット刃42にあっても平坦な上壁から側壁に亘って体毛Hを取り込むための多数のスリット(図示省略)が形成されている。
このような電気かみそり1では、外刃41の刃穴やスリットに入り込んだ体毛Hを、図示省略した駆動部によって内刃を外刃41に対してY方向に往復動させることにより、外刃41と内刃との共働で切断するようになっている。つまり、この切断によって体毛Hが剃られることになる。
なお、本実施形態では、刃部4の外刃41が第1〜第4のネット刃41A〜41Dおよびスリット刃42の5枚刃で構成された場合を例示したが、外刃41の枚数は5枚に限ることなく、少なくとも1枚以上の外刃41を備えていればよい。
また、刃ヘッドハウジング32には、刃部4のX方向(前後方向)の両外方近傍、つまり、第1のネット刃41AのX方向外側と第4のネット刃41DのX方向外側にそれぞれローラ(回転体)10が設けられている。
ローラ10は、刃部4で体毛を剃る際に肌表面に接触しつつ回転して、肌表面との摩擦を低減するものである。ローラ10は、容易に変形しない材料、例えば、硬質プラスチックやセラミックス等で形成されることが好ましい。
本実施形態では、刃部4のX方向外側にそれぞれ設けられたローラ10は、刃部4を挟んで略対称に配置されている。そして、刃部4を挟んで対となったローラ10は、図2および図3に示すように、それぞれY方向に直列に複数設けられている。
このとき、刃ヘッドハウジング32のX方向両側で対向する両辺32a、32bには、ローラ10を配置するのに十分な深さをもって凹設部32cが設けられている。そして、この凹設部32cにローラ10が浮いた状態で配置されるとともに、軸部11の両端部が凹設部32cを跨いで刃ヘッドハウジング32に固定されている。
ローラ10は、刃部4で体毛を剃る際に肌表面に接触しつつ回転することにより、刃部4を肌表面に沿って移動させる際に外刃41と肌表面との摩擦力を低減させる機能を有している。したがって、ローラ10は、外刃41よりも肌表面側(Z方向)に所定量突出して配置されている。このとき、図3に示すように、軸部11は、外刃41のY方向に延在する先端形状に沿って緩やかに湾曲しており、その軸部11に軸支持された複数個のローラ10は、外刃41に対してZ方向に一様に僅かに突出している。
ところで、電気かみそり1で体毛を剃る際には、まず、ヘッド部3の刃部4を肌表面にあてがった後、深剃りするために刃部4を肌表面に押し付けることになる。すると、ローラ10が肌表面に接触し、この状態で電気かみそり1を移動するとローラ10は肌表面に沿って回転しつつ体毛(髭)を切断することができる。このときのローラ10の回転により、刃部4を移動させる際の摩擦力が低減されて移動抵抗を小さくできることになる。
このとき、電気かみそり1を長期に亘って使用していると、図5(b)に示すように、髭くず、皮脂および埃等の汚れDがローラ10と軸部11との間の隙間8に侵入してしまう。すなわち、図5(a)、(b)は、従来の一般的な構成のローラ10(回転体)を示した図であり、各ローラ10には中心孔10hが形成され、この中心孔10hに軸部11が僅かな隙間をもって挿通されることにより、各ローラ10は回転自在となっている。このように、汚れDが隙間8に侵入するとローラ10の回転性が低下したり、ローラ10が固着したりして刃部4の摩擦低減効果が損なわれてしまう。
そこで、本実施形態では、刃部4の摩擦低減を阻害するローラ10の汚れDの付着を抑制する汚れ防止手段を設けている。本実施形態の汚れ防止手段は、ローラ10とこのローラ10を支持する軸部11との間の隙間8に汚れDが目詰まりするのを抑制するものとなっている。
具体的には、図4に示すように、本実施形態の汚れ防止手段は、ローラ10と軸部11とを一体に形成したローラ・軸部一体構造100として提供されている。つまり、このローラ・軸部一体構造100によってローラ10と軸部11との間の隙間を無くすようにしたものである。勿論、この場合は、刃ヘッドハウジング32に支持される軸部11の両端部は、その刃ヘッドハウジング32に対して回転自在に取り付けられることになる。
なお、図4では、図5(a)と同様にローラ10を便宜上1つで示しているが、実際は図3と同様に、直列配置された複数個のローラ10で構成されているものとする。
以上により、本第1実施形態の電気かみそり1によれば、刃部4の摩擦低減を阻害するローラ10の汚れDの付着を抑制するローラ・軸部一体構造(汚れ防止手段)100を設けている。そのため、刃部4の摩擦低減を阻害する汚れDの付着を抑制できるので、ローラ10の円滑な回転を持続させることができる。これにより、電気かみそり1の長期の使用に際して刃部4の摩擦低減効果が低下してしまうのを抑制して、スムーズに体毛を剃ることができるようになる。
また、本実施形態によれば、ローラ・軸部一体構造(汚れ防止手段)100を、ローラ10とこのローラ10を支持する軸部11との間に汚れDが目詰まりするのを抑制するものとしている。そのため、ローラ10が汚れDの目詰まりによって軸部11に固着されてしまうのを阻止して、ローラ10の円滑な回転を持続させることができるようになる。
さらに、本実施形態によれば、汚れ防止手段をローラ・軸部一体構造100としたことにより、ローラ10と軸部11との間の隙間を無くして、汚れDによってローラ10と軸部11との間が目詰まりするのを無くすことができる。したがって、ローラ10と軸部11との間に汚れDが入り込むのを確実に防止できるので、ローラ10の円滑な回転を長期に亘ってより確実に持続させることができる。
[第2実施形態]
図6および図7は、本発明の第2実施形態を示した図であり、上記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
図6および図7は、本発明の第2実施形態を示した図であり、上記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
本実施形態の電気かみそりが上記第1実施形態と主に異なる点は、汚れ防止手段によって、ローラ10と軸部11との係合部分に水を通過させ易くして汚れDを容易に洗い流すことができるようにしたことにある。
すなわち、本実施形態では、図6および図7に示すように、ローラ10の内周側に水の通過を促進するキー溝状の溝部(汚れ防止手段)110を形成している。勿論、溝部110はローラ10の軸方向に貫通している。
なお、本実施形態では、各ローラ10に1つの溝部110を形成した場合を示したが、溝部110を周方向に複数形成したものであってもよい。
以上により、本第2実施形態によれば、ローラ10の内周側に溝部110を設けている。そのため、電気かみそり1の使用後にヘッド部3を流水に当てることによって溝部110および隙間8に侵入した汚れDを容易に洗い流すことができる。したがって、ローラ10と軸部11との係合部分に付着した汚れDを容易に除去できるので、ローラ10の円滑な回転を持続させることができるようになる。
また、溝部110によってローラ10と軸部11との間の距離を稼げる分、隙間8に浸入した汚れDを溝部110に逃がして、ローラ10と軸部11とをより固着しにくくできるという利点もある。
[第3実施形態]
図8は、本発明の第3実施形態を示した図であり、上記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
図8は、本発明の第3実施形態を示した図であり、上記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
本実施形態は、上記第2実施形態と同様にローラ10と軸部11との係合部分に水を通過させて汚れDを容易に洗い流せることができるようにしたのであるが、上記第2実施形態と主に異なる点は、軸部11側に溝部(汚れ防止手段)111を形成したことにある。
すなわち、本実施形態では、軸部11の外周側に溝部111を形成したものであり、この溝部111を形成するにあたって、図8には(a)〜(c)によって3通りの溝部111の形状を示してある。図8(a)では、溝部111を軸部11の周方向に沿った横溝111aとして形成したもので、その横溝111aを軸部11の軸方向に一定間隔をもって複数形成している。(b)では、溝部111を一本の螺旋溝111bとして形成したもので、その螺旋溝111bを軸部11の外周側に一定ピッチをもって螺旋状に形成している。(c)では、溝部11を軸部11の軸方向に沿った縦溝111cとして形成したもので、その縦溝111cを軸部11の周方向に一定間隔をもって複数形成している。なお、図8ではローラ10を省略している。
したがって、本実施形態では、上記第2実施形態と同様に電気かみそり1の使用後にヘッド部3を水道等の流水に晒すことにより、流水は溝部111を通過し、かつ、その溝部111を通過する流水は隙間8(図7参照)全体にも流れ込んで通過することになる。
以上により、本第3実施形態によれば、軸部11に、横溝111aや螺旋溝111bおよび縦溝111c等の溝部111を形成している。これにより、ヘッド部3を流水に晒すことにより、溝部111および隙間8に侵入した汚れDを容易に洗い流すことができる。したがって、ローラ10と軸部11との係合部分に付着した汚れDを容易に除去できるので、ローラ10の円滑な回転を持続させることができるようになる。
また、溝部111によってローラ10と軸部11との間の距離を稼げる分、隙間8に浸入した汚れDを溝部110に逃がして、ローラ10と軸部11とをより固着しにくくできるという利点もある。
なお、上記第2実施形態ではローラ10のみに溝部110を形成し、かつ、上記第3実施形態では軸部11にのみ溝部111を形成したが、これら溝部110と溝部111を併せて形成してもよい。
[第4実施形態]
図9および図10は、本発明の第4実施形態を示した図であり、上記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
図9および図10は、本発明の第4実施形態を示した図であり、上記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
本実施形態の電気かみそりが上記第2実施形態と主に異なる点は、ローラ10の中心孔10hの内周に付着した汚れDを水で洗い流す際に、その汚れDを容易に剥がし易くしたことにある。
すなわち、本実施形態では、図9に示すように、ローラ10の内周側、つまり、軸部11に係合する中心孔10hの内周に親水性のコーティング層(汚れ防止手段)120を施してある。
一般的に、図10(a)の上段に示すように、コーティング層120が設けられない洗浄体Mに汚れDが付着した場合、この汚れDを除去するためには汚れDの付着力を上回る水圧や水量等の水Wの力が必要となる。しかし、強力な水Wの力で汚れDの成分である髭くずDbや角質Dhを洗い流すことができたとしても、図10(a)の下段に示すように、付着した皮脂Dsは洗浄体Mに残留され易い。
ここで、図10(b)の上段に示すように、洗浄体Mに親水性のコーティング層120を施した場合を考える。この親水性のコーティング層120は水Wと馴染み易く、洗浄する際に水Wはコーティング層120の表面に密着した状態で広がっていく。したがって、図10(b)の下段に示すように、洗浄水Wは洗浄体Mと皮脂Dsとの間に容易に侵入し、ひいては、洗浄体Mから皮脂Dsを剥がして髭くずDbや角質Dhと共に除去することができる。この場合、コーティング層120は高親水性のものが好ましい。
したがって、図9に示すように、ローラ10の中心孔10hの内周にコーティング層120を施したことにより、このコーティング層120に付着した汚れDは、ローラ10と軸部11の隙間8に水Wを流すことにより容易に剥がすことができる。
以上により、本第4実施形態によれば、ローラ10の内周側に親水性のコーティング層120を施している。これにより、ローラ10と軸部11との隙間8(係合部分)に汚れDが入り込んだ場合にも、その隙間8に水Wを通過させることにより汚れDをコーティング層120から容易に剥がして洗い流すことができる。よって、ローラ10の内周に付着した皮脂Ds等の汚れDによって隙間8が目詰まりしてしまうのを抑制して、ローラ10の円滑な回転を持続させることができるようになる。
[第5実施形態]
図11は、本発明の第5実施形態を示した図であり、上記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
図11は、本発明の第5実施形態を示した図であり、上記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
本実施形態は、上記第4実施形態と同様にコーティング層121によって汚れDを容易に剥がし易くしたものであるが、本実施形態が上記第4実施形態と異なる点は、コーティング層121を軸部11の外周側に施したことにある。
すなわち、本実施形態では、図11に示すように、軸部11の外周に親水性のコーティング層(汚れ防止手段)121を設けている。このコーティング層121は、上記第4実施形態のコーティング層120と同様に、図10に示した機能を有するものである。
したがって、図11に示すように、軸部11の外周にコーティング層121を施したことにより、このコーティング層121に付着した汚れDは、ローラ10と軸部11との隙間8に水Wを流すことにより容易に剥がすことができる。
以上により、本第5実施形態によれば、軸部11の外周側に親水性のコーティング層121を施している。これにより、上記第4実施形態と同様に、ローラ10と軸部11との間の隙間8に汚れDが入り込んだ場合にも、その隙間8に水Wを通過させることにより汚れDをコーティング層121から容易に剥がして洗い流すことができる。よって、軸部11の外周に付着した皮脂Ds等の汚れDによって隙間8が目詰まりしてしまうのを抑制して、ローラ10の円滑な回転を持続させることができるようになる。
なお、上記第4実施形態ではローラ10のみにコーティング層120を設け、かつ、上記第5実施形態では軸部11のみにコーティング層121を設けたが、これらコーティング層120、121を併せて設けるようにしてもよい。
[第6実施形態]
図12および図13は、本発明の第6実施形態を示した図であり、上記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。なお、本実施形態では、ローラ10は軸部11に回転支持されていてもよく、また、ローラ10と軸部11とが一体となっていてもよい。
図12および図13は、本発明の第6実施形態を示した図であり、上記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。なお、本実施形態では、ローラ10は軸部11に回転支持されていてもよく、また、ローラ10と軸部11とが一体となっていてもよい。
本実施形態の電気かみそりが上記第1実施形態と主に異なる点は、刃部4の摩擦低減効果を低下する汚れDの付着部位以外の部位に汚れDを積極的に吸着させて、摩擦低減効果に影響を与える部位への汚れDの付着を抑制するようにしたことにある。
すなわち、図12および図13に示すように、本実施形態ではローラ10の軸方向両端面10a、10bに、汚れ吸着部(汚れ防止手段)としての帯電部130を設けてある。この帯電部130は、テフロン(登録商標)などの帯電列がマイナスの材料をコーティングしたもので、刃部4で切断されることによりプラスに帯電した髭くずDb(図10参照)を積極的に吸着させることができる。このとき、汚れDを集塵させたくない部位、例えばローラ10が肌と接触する外周に、導電性が高い材料を用いた帯電防止コーティングを施すようにしている。このことは、帯電列がマイナスの材料(帯電部130)に、プラスに帯電した物が近付くと、それがマイナスに帯電する現象を利用したものである。
したがって、帯電部130をコーティングしたローラ10の軸方向両端面10a、10bは、刃部4で体毛を剃る際に肌に接触しない部位であり、その両端面10a、10bの帯電部130は常にマイナスに帯電された状態となる。これにより、刃部4で体毛を切断する際に生ずる髭くずDbや角質Dhおよび皮脂Ds等の汚れDは、帯電部130に積極的に吸着されることになる。
以上により、本第6実施形態によれば、帯電部130をローラ10の軸方向両端面10a、10bに設けたことにより、汚れDを肌が接触しない両端面10a、10bに積極的に吸着させることができる。これにより、ローラ10の外周やローラ10と軸部11との係合部に汚れDが付着するのを効率良く抑制でき、ローラ10の円滑な回転を持続させることができるようになる。
[第7実施形態]
図14は、本発明の第7実施形態を示した図であり、上記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。なお、本実施形態にあっても、ローラ10は軸部11に回転支持されていてもよく、また、ローラ10と軸部11とが一体となっていてもよい。
図14は、本発明の第7実施形態を示した図であり、上記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。なお、本実施形態にあっても、ローラ10は軸部11に回転支持されていてもよく、また、ローラ10と軸部11とが一体となっていてもよい。
本実施形態は、上記第6実施形態と同様に汚れ吸着部としての帯電部131によって汚れDを積極的に吸着させるようにしたものであるが、本実施形態が上記第6実施形態と異なる点は、帯電部131を軸部11側に設けたことにある。
すなわち、本実施形態では、図14に示すように、帯電部131を軸部11のローラ10から外れた外周面、本実施形態では軸部11の両端部に設けている。この帯電部131は、上記第6実施形態で述べたのと同様に、テフロン(登録商標)などの帯電列がマイナスの材料をコーティングしたもので、汚れDを集塵させたくない部位、例えば軸部11がローラ10と接触する部分には帯電防止コーティングを施している。
したがって、帯電部131をコーティングした軸部11のローラから外れた外周は、ローラ10やこのローラ10の係合部分から外れた部分であり、その外れた部分が常にマイナスに帯電された状態となる。これにより、刃部4で体毛を切断する際に生ずる髭くずDbや角質Dhおよび皮脂Ds等の汚れDは、帯電部131に積極的に吸着されることになる。
以上により、本第7実施形態によれば、帯電部131を軸部11のローラ10から外れた外周面に設けたことにより、汚れDをローラ10やこのローラ10の係合部分から外れた部分に積極的に吸着させることができる。これにより、ローラ10やローラ10と軸部11との間の隙間8に汚れDが付着するのを効率良く抑制でき、ローラ10の円滑な回転を持続させることができるようになる。
なお、上記第6実施形態ではローラ10の両端面10a、10bに帯電部130を設け、かつ、上記第7実施形態では軸部11のローラ10から外れた外周に帯電部131を設けたが、それら両者にそれぞれ帯電部130、131を併せて設けてもよい。また、上記第6および第7実施形態では、汚れ吸着部として帯電部130、131を用いたが、この帯電部以外の汚れ吸着手段であってもよい。
[第8実施形態]
図15は、本発明の第8実施形態を示した図であり、上記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。なお、本実施形態にあっても、ローラ10は軸部11に回転支持されていてもよく、また、ローラ10と軸部11とが一体となっていてもよい。
図15は、本発明の第8実施形態を示した図であり、上記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。なお、本実施形態にあっても、ローラ10は軸部11に回転支持されていてもよく、また、ローラ10と軸部11とが一体となっていてもよい。
本実施形態の電気かみそりが上記第6および第7実施形態と主に異なる点は、汚れ吸着部としての帯電部132をヘッド部3に設けたことにある。
すなわち、図15に示すように、帯電部132をローラ(回転体)10の近傍における電気かみそり1の外郭部である刃ヘッドハウジング32の外側面に設けている。このとき、帯電部132は、刃ヘッドハウジング32の汚れDが最も集塵され易い一部に設けるようにすれば足りる。この帯電部132は、上記第6実施形態で述べたと同様に、テフロン(登録商標)などの帯電列がマイナスの材料をコーティングしたもので、汚れDを集塵させたくない部位、例えばローラ10や軸部11には帯電防止コーティングを施している。
したがって、刃ヘッドハウジング32の外側面の帯電部132を設けた部分は、常にマイナスに帯電された状態となっており、電気かみそり1で体毛を剃る際に発生する汚れDは、刃ヘッドハウジング32の外側面に積極的に吸着されることになる。
以上により、本第8実施形態によれば、帯電部132を刃ヘッドハウジング32の外側面の少なくとも一部に設けたことにより、汚れDをローラ10および軸部11から外れた刃ヘッドハウジング32に積極的に吸着させることができる。これにより、ローラ10やローラ10と軸部11との間の隙間8に汚れDが付着するのを効率良く抑制でき、ローラ10の円滑な回転を持続させることができるようになる。
なお、本実施形態では、帯電部132を刃ヘッドハウジング32のX方向(図2参照)の一方側にのみ設けるようにしたが、X方向両側にそれぞれ設けるようにしてもよい。
[第9実施形態]
図16および図17は、本発明の第9実施形態を示した図であり、上記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。なお、本実施形態にあっても、ローラ10は軸部11に回転支持されていてもよく、また、ローラ10と軸部11とが一体となっていてもよい。
図16および図17は、本発明の第9実施形態を示した図であり、上記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。なお、本実施形態にあっても、ローラ10は軸部11に回転支持されていてもよく、また、ローラ10と軸部11とが一体となっていてもよい。
本実施形態の電気かみそりが上記第1実施形態と主に異なる点は、ローラ10や軸部11に付着しようとする汚れDを強制的に吸引して除去することにある。
すなわち、本実施形態では、図16に示すように、ローラ10の近傍に汚れの吸引機構(汚れ防止手段)140を設けている。この吸引機構140は、図17に示すように、駆動回路141、ファンモータ142、吸引器143および集塵部144を備えて構成されている。
そして、駆動回路141でファンモータ142を駆動させることにより吸引器143を作動し、その吸引圧力を利用して汚れDを吸引するようになっており、吸引した汚れDは集塵部144で集塵する。
本実施形態では、駆動回路141およびファンモータ142は、刃ヘッドハウジング32内に格納されている。その一方で、吸引器143は、図16に示すように、ローラ10を支持する軸部11の両端部外側で、体毛を剃る際に邪魔とならない位置に一対配置されている。集塵部144は、刃ヘッドハウジング32の内部となっている。また、吸引器143は、前後一対設けられたローラ10にそれぞれ対応して、刃ヘッドハウジング32のX方向(図1参照)の両側に対称に配置されることが好ましい。
そして、吸引器143で集塵した汚れDは、ダクト145を介して集塵部144に集塵される。また、吸引機構140は、電気かみそり1のグリップ部2に設けられたスイッチ21(図1参照)に連動してオン・オフされるようになっている。
したがって、電気かみそり1を使用するにあたってスイッチ21をオンすると、刃部4と吸引機構140が駆動され、体毛を剃る際に出る汚れDは吸引器143で強制的に吸引されて、刃ヘッドハウジング32(集塵部144)に集塵される。そして、集塵した汚れDは、刃ヘッドハウジング32をヘッド本体部31から取り外して廃棄するようになっている。
以上により、本第9実施形態によれば、汚れの吸引機構140をローラ10の近傍に設けたので、ローラ10やこのローラ10の回転部分に付着しようとする汚れDを吸引機構140で吸引して除去できる。これにより、ローラ10の外周やローラ10と軸部11との間の隙間8に汚れDが付着するのを効率良く抑制でき、回転体の円滑な回転を持続させることができるようになる。
[第10実施形態]
図18および図19は、本発明の第10実施形態を示した図であり、上記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。なお、本実施形態にあっても、ローラ10は軸部11に回転支持されていてもよく、また、ローラ10と軸部11とが一体となっていてもよい。
図18および図19は、本発明の第10実施形態を示した図であり、上記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。なお、本実施形態にあっても、ローラ10は軸部11に回転支持されていてもよく、また、ローラ10と軸部11とが一体となっていてもよい。
本実施形態の電気かみそりが第1の実施形態と主に異なる点は、ローラ10や軸部11に付着しようとする汚れDを強制的に吹き飛ばして除去することにある。
すなわち、本実施形態では、図18に示すように、ローラ10の近傍に汚れを吹き飛ばすエアブロー機構(汚れ防止手段)150を設けている。このエアブロー機構150は、図19に示すように、駆動回路151、ファンモータ152および送風器153を備えて構成されている。そして、駆動回路151でファンモータ152を駆動させることにより送風器153を作動し、その送風圧力を利用して汚れDを吹き飛ばすようになっている。
本実施形態では、駆動回路151およびファンモータ152は、刃ヘッドハウジング32内に格納されている。その一方で、送風器153は、図18に示すように、ローラ10を支持した軸部11の両端部外側で、体毛を剃る際に邪魔とならない位置に一対配置されている。また、送風器153は、前後一対設けられたローラ10にそれぞれ対応して、刃ヘッドハウジング32のX方向(図1参照)の両側に対称に配置されることが好ましい。
また、エアブロー機構150は、電気かみそり1のグリップ部2に設けられたスイッチ21(図1参照)に連動してオン・オフされるようになっている。
したがって、電気かみそり1を使用するにあたってスイッチ21をオンすると、刃部4とエアブロー機構150が駆動される。そして、ファンモータ152で発生した送風は、ダクト154を介して送風器153からローラ10に向かって吹き出され、体毛を剃る際に出る汚れDは強制的に吹き飛ばされる。
以上により、本第10実施形態によれば、エアブロー機構150をローラ10の近傍に設けたので、ローラ10やこのローラ10の回転部分に付着しようとする汚れDをエアブロー機構150で吹き飛ばして除去できる。これにより、ローラ10の外周やローラ10と軸部11との間の隙間8に汚れDが付着するのを効率良く抑制でき、回転体の円滑な回転を持続させることができるようになる。
[第11実施形態]
図20は、本発明の第10実施形態を示した図であり、上記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。なお、本実施形態にあっても、ローラ10は軸部11に回転支持されていてもよく、また、ローラ10と軸部11とが一体となっていてもよい。
図20は、本発明の第10実施形態を示した図であり、上記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。なお、本実施形態にあっても、ローラ10は軸部11に回転支持されていてもよく、また、ローラ10と軸部11とが一体となっていてもよい。
本実施形態の電気かみそりが上記第1実施形態と主に異なる点は、汚れ防止手段によって、ローラ10の表面10Sに汚れDが付着するのを抑制できるようにしたことにある。
すなわち、本実施形態では、図20(a)、(b)に示すように、ローラ10の表面10Sに汚れ防止手段として微細な凹凸部160を形成している。この微細な凹凸部160は、(a)ではローラ10の外周に同心状に形成した縦溝160aを中心軸方向に複数形成してあり、(b)ではローラ10の外周に中心軸方向に形成した横溝160bを周方向に複数形成してある。このとき、縦溝160aおよび横溝160bは、それぞれの溝幅を水の浸入を許容できる程度に極狭く形成されている。
そして、ローラ10の表面10Sに汚れDが付着した場合に、刃ヘッドハウジング32をヘッド本体部31から取り外して水洗いする。このとき、ローラ10の表面10Sは、微細な凹凸部160(160a、160b)によって親水性表面となっており、洗浄水はローラ10の表面10Sの全体に沿って流れ易くなる。これにより、ローラ10の表面10Sに付着した汚れを容易に洗い流すことができ、その表面10Sを綺麗に維持できる。
以上により、本第11実施形態によれば、ローラ10に形成した汚れ防止手段としての微細な凹凸部160によって、ローラ10の表面10Sに汚れDが付着するのを抑制することができる。そのため、ローラ10の表面10Sを綺麗に維持し易くでき、使用者が使用する際の心理的な不快感を低減して、刃部4の摩擦低減効果の実感が阻害されてしまうのを防止できる。
また、本実施形態によれば、汚れ防止手段がローラ10の表面10Sに形成された微細な凹凸部160(160a、160b)であるので、より一層ローラ10の表面10Sに汚れDが付着するのを抑制することができる。
さらに、汚れ防止手段として凹凸部160を設けたことで、ローラ10を水洗いすることで表面10Sに付着した汚れDの除去を促進することができる。よって、ローラ10の表面10Sに付着した汚れDを容易に洗い流して、その表面10Sを綺麗に維持し易くできる。
なお、本実施形態では凹凸部160として、縦溝160aや横溝160bを示したが、これに限ることは無く微細な螺旋溝や微細な凹部であってもよく、要するに表面10Sを親水性にできる凹凸部の形状であればよい。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。
1 電気かみそり
4 刃部
8 隙間
10 ローラ(回転体)
10S 回転体の表面
11 軸部
100 回転体・軸部一体構造(汚れ防止手段)
110、111 溝部(汚れ防止手段)
120、121 親水性のコーティング層(汚れ防止手段)
130、131、132 帯電部(汚れ吸着部)
140 吸引機構(汚れ防止手段)
150 エアブロー機構(汚れ防止手段)
160 凹凸部(汚れ防止手段)
D 汚れ
4 刃部
8 隙間
10 ローラ(回転体)
10S 回転体の表面
11 軸部
100 回転体・軸部一体構造(汚れ防止手段)
110、111 溝部(汚れ防止手段)
120、121 親水性のコーティング層(汚れ防止手段)
130、131、132 帯電部(汚れ吸着部)
140 吸引機構(汚れ防止手段)
150 エアブロー機構(汚れ防止手段)
160 凹凸部(汚れ防止手段)
D 汚れ
Claims (11)
- 体毛を剃る刃部と、
前記刃部で体毛を剃る際に肌表面に接触しつつ回転可能な回転体と、
前記回転体の汚れの付着を抑制する汚れ防止手段と、を備えることを特徴とするかみそり器。 - 前記汚れ防止手段は、前記回転体と当該回転体を支持する軸部との間に汚れが目詰まりするのを抑制するものであることを特徴とする請求項1に記載のかみそり器。
- 前記汚れ防止手段は、前記回転体と前記軸部とを一体に形成した回転体・軸部一体構造であることを特徴とする請求項2に記載のかみそり器。
- 前記汚れ防止手段は、前記回転体の内周側または/および前記軸部の外周側に形成された溝部であることを特徴とする請求項2に記載のかみそり器。
- 前記汚れ防止手段は、前記回転体の内周側または/および前記軸部の外周側に施された親水性のコーティング層であることを特徴とする請求項2または4に記載のかみそり器。
- 前記汚れ防止手段は、前記回転体の軸方向両端面または/および前記軸部の前記回転体から外れた外周面に設けられた汚れ吸着部であることを特徴とする請求項2〜5のうち何れか1項に記載のかみそり器。
- 前記汚れ防止手段は、前記回転体の近傍における当該かみそり器の外郭部の少なくとも一部に設けられた汚れ吸着部であることを特徴とする請求項2〜6のうち何れか1項に記載のかみそり器。
- 前記汚れ防止手段は、前記回転体の近傍に設けられる汚れの吸引機構であることを特徴とする請求項2〜7のうち何れか1項に記載のかみそり器。
- 前記汚れ防止手段は、前記回転体に向けて配置されて汚れを飛ばすエアブロー機構であることを特徴とする請求項2〜8のうち何れか1項に記載のかみそり器。
- 前記汚れ防止手段は、前記回転体の表面に汚れが付着するのを抑制するものであることを特徴とする請求項1に記載のかみそり器。
- 前記汚れ防止手段は、前記回転体の表面に形成された微細な凹凸部であることを特徴とする請求項10に記載のかみそり器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011261198A JP2013111313A (ja) | 2011-11-30 | 2011-11-30 | かみそり器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013111313A true JP2013111313A (ja) | 2013-06-10 |
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ID=48707481
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JP2011261198A Pending JP2013111313A (ja) | 2011-11-30 | 2011-11-30 | かみそり器 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2013111313A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11103050B2 (en) | 2018-08-08 | 2021-08-31 | Randall Lopez | Hair-shavings collecting sheet |
-
2011
- 2011-11-30 JP JP2011261198A patent/JP2013111313A/ja active Pending
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US11103050B2 (en) | 2018-08-08 | 2021-08-31 | Randall Lopez | Hair-shavings collecting sheet |
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