JP2013111251A - 洗濯機用防水パン - Google Patents

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Abstract

【課題】側面側からの押力等によりダストカバーがズレてしまうことを防止する洗濯機用防水パンを提供する。
【解決手段】床面に固定される洗濯機用防水パン10の周縁に沿って立ち上がる防水壁16が形成され、洗濯機脚部を載置する台座部14が四隅にそれぞれ形成されている防水パン本体12の各台座部14間における防水壁16には、排水トラップ本体30を横倒し状態で防水パン本体12内に出し入れ可能とする開口窪み部18が形成され、台座部14の側面には、開口窪み部18を覆うダストカバー26を着脱自在に取り付けるための凹溝からなる嵌合用スリット24が形成され、各開口窪み部18には、ダストカバー26によって開口窪み部18を覆った際に、ダストカバー26の防水パン本体12内に向けてのズレを防止するズレ防止部材20が形成される構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗濯機などの排水ホースを接続連結する排水用の洗濯機用防水パン、詳しくは、周縁に沿って立ち上がる防水壁に排水トラップを防水パンに出し入れするための開口窪みが形成されてなり、さらに、この開口窪みを覆うために用いられるダストカバーの所定方向へのズレを防止することを可能とする洗濯機用防水パンに関するものである。
従来から、洗濯機用防水パンは、床面の排水口に取り付けられる排水トラップが設けられ、ホースジョイントを介して洗濯機の排水ホースと接続され、排水ホースから流出する廃水(汚水)を床下に配設した排水管に流し込むために用いられており、廃水は、ホースジョイントから排水トラップ内に流れ込み、排水管側へ送られ、封水カップと封水筒との封水構造によってトラップを形成して、通常の排水管に洗濯機の廃水を流す場合でも、防水と臭気の逆流を防止することができるようになっている。
しかし、従来の洗濯機用防水パンでは、洗濯機を載置した時の状態では、防水パンに取り付けられた排水トラップは、洗濯機が邪魔になり掃除が困難であったり、洗濯機用防水パン周囲の縁の高いものは、洗濯機用防水パン自体の掃除がやりにくく、また、防水パンの底面の廃水勾配は、排水トラップ付近に向けて設けられていても排水トラップ付近に溜まったゴミ類は、手が届きにくい所にあって、掃除がしにくく、さらに、排水トラップ付近に糸くずやゴミが詰まって、防水パンに水が溜まってしまい、オーバーフローしてしまう可能性がある。特に、ドラム式の洗濯機であると、洗濯機自体の重量が重く、さらに、大きさも大きいため、一人では洗濯機を動かせず、排水トラップのメンテナンスが出来ないという問題がある。
上記のような問題を解決するために、例えば特許文献1には、床面の排水口に嵌合されて床面に固定され、洗濯機脚部を載置する台座部のある防水パンと、洗濯機排水ホースを接続するホースジョイントを介して床面下に配設される排水管に連結されてトラップ機能をはたすトラップ形成体のある排水トラップ本体とを備えた洗濯機用防水パンにおいて、防水パン上に載置した洗濯機下でトラップ形成体を上方に引き抜き横倒し状態にできる隙間を形成する高さを有する台座部を側壁のある防水パンの四隅に立設すると共に、該台座部間にトラップ形成体を横倒し状態で防水パンに出入れできる円弧状の開口窪みを設け、前記台座部の側面に凹溝からなる嵌合用スリットを形成し、該スリットに台座部間の開口窪みを覆うダストカバーを着脱自在に配備したことを特徴とする洗濯機用防水パンが開示されている。
また、特許文献2には、洗濯機を設置する平面矩形状の設置板の周縁に上方に向かって一定高さの周壁を突設し、且つ、上記設置板の適所に該設置板の上下面間に貫通した排水口を備えてなる防水パン本体と、この防水パン本体の上記設置板における四隅部上に突設し、且つ、高さが上記周壁よりも高くてその上面を洗濯物の投入口の高さ位置が 低い洗濯機の載置面に形成している架台とからなり、上記設置板の周壁における四方の角部の上端面から上記架台の直角に屈曲した外側壁面を上方に向かって突設していると共にこの外側壁面の上端部に、洗濯機載置面の直角に連なった外側端縁から上方に突出した一定高さの突条部を形成してあり、さらに、隣接する架台の外側壁面の対向端面間に、上端部にこれらの架台における上記一定高さの突条部の対向端面にその両端面を接続可能な直状突条部を形成している横長長方形の幕板を着脱自在に介在させていると共に、この幕板の上記直状突条部の下端に両端面が隣接する架台の対向面の上端部に接合して上面が洗濯機載置面に面一状に連続する枠板部を内方に向かって一体に突設し、この枠板部の両端部を隣接する架台の対向端部に着脱自在に支持させていることを特徴とする洗濯機用防水パンが開示されている。
上記特許文献1記載の技術によると、洗い場などの床面での場所を取らず設置スペースも最小スペースのコンパクトで、見た目もすっきりとした体裁良好な防水パンとすることができ、床面内での設置も簡便に行うことができ、しかも、点検時に重量の重たい洗濯機を移動したり取り除いたりすることなく、排水トラップのメンテナンスを確実に行え、取り扱いの簡易化を図ることができるとし、また、防水パン底面の清掃が簡単にでき、常時清潔状態を維持でき、施行作業や住宅の維持管理も容易であり、漏水予防や感染予防などにも寄与して、環境衛生の向上に役立ち、安全性を大幅に高めることができるとし、さらに、着脱自在なダストカバーにより、防水パン内にほこりやゴミが入らずに防臭効果も上げられるとしている。
そして、特許文献2記載の技術によると、防水パン本体の四隅部上に突設している上記架台において、隣接する架台の外側壁面の対向端面間に、上端部にこれらの架台における突条部に接続可能な直状突条部を形成している横長長方形の幕板を着脱自在に介在させているので、外部に露呈している防水パン本体の前面側における隣接する架台の外側壁面間の空間部をこの幕板によって閉止しておくことができ、従って、外部から防水パン本体内に塵埃等が侵入するのを防止することができると共に、防水パン本体内を隠蔽して意匠的にも優れた外観を呈する洗濯機用防水パンを提供することができるとしている。
特開2008−88630公報 特許第46343255号公報
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2に開示されている洗濯機用防水パンの構造は、確かに、台座間に形成されている開口部分を着脱自在に覆うダストカバーにより洗濯機用防水パン本体内にゴミ等が入ることを防止することができるといった優れた効果が奏されているが、このダストカバーにより開口部分を覆った状態の時に、側面側からの押力等が加わると、洗濯機用防水パン内側に向かってダストカバーのズレが生じてしまい、使い勝手が悪いという指摘がされてきていた。
本発明は、上述の課題を解決するためのもので、洗濯機用防水パンの台座間に形成されている開口窪み部分をダストカバーで覆った際に、当該ダストカバーが洗濯機用防水パンの側面側からの押力等によりズレてしまうことを防止するための洗濯機用防水パンを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、以下の技術的手段を講じている。
即ち、請求項1記載の発明は、床面の排水口に嵌合されることで床面に固定され、周縁に沿って立ち上がる防水壁が形成されるとともに、洗濯機脚部を載置する台座部が四隅にそれぞれ形成されている防水パン本体と、洗濯機排水ホースを接続するホースジョイントを介して床面下に配設される排水管に連結されることでトラップ機能を果たす排水トラップ本体とを備え、前記各台座部間における前記防水壁には、前記排水トラップ本体を横倒し状態で前記防水パン本体内に出し入れ可能とする開口窪み部が形成され、前記台座部の側面には、前記開口窪み部を覆うダストカバーを着脱自在に取り付けるための凹溝からなる嵌合用スリットが形成され、前記各開口窪み部には、前記ダストカバーによって前記開口窪み部を覆った際に、前記ダストカバーの前記防水パン本体内に向けてのズレを防止するズレ防止部材が形成されていることを特徴とする洗濯機用防水パンである。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の洗濯機用防水パンであって、前記ズレ防止部材は、前記各開口窪み部の底辺の所定位置において、立壁状又はブロック状に形成されていることを特徴としている。そして、請求項3記載の発明は、請求項1記載の洗濯機用防水パンであって、前記ズレ防止部材は、前記各開口窪み部の底辺の一端から他端にかけて連なった立壁状又はブロック状に形成されてなるものであることを特徴としている。
さらに、請求項4記載の発明は、請求項1記載の洗濯機用防水パンであって、前記ズレ防止部材は、前記各開口窪み部の底辺の所定の位置から、側辺の所定の位置にかけてリブ状に形成されてなるものであることを特徴としている。またさらに、請求項5記載の発明は、請求項1記載の洗濯機用防水パンであって、前記ズレ防止部材は、前記各開口窪み部の側辺の所定位置において、立壁状又はブロック状に形成されてなるものであることを特徴としている。
本発明の洗濯機用防水パンによると、床面の排水口に嵌合されることで床面に固定され、周縁に沿って立ち上がる防水壁が形成されるとともに、洗濯機脚部を載置する台座部が四隅にそれぞれ形成されている防水パン本体と、洗濯機排水ホースを接続するホースジョイントを介して床面下に配設される排水管に連結されることでトラップ機能を果たす排水トラップ本体とを備え、前記各台座部間における前記防水壁には、前記排水トラップ本体を横倒し状態で前記防水パン本体内に出し入れ可能とする開口窪み部が形成され、前記台座部の側面には、前記開口窪み部を覆うダストカバーを着脱自在に取り付けるための凹溝からなる嵌合用スリットが形成され、前記各開口窪み部には、前記ダストカバーによって前記開口窪み部を覆った際に、前記ダストカバーの前記防水パン本体内側に向けてのズレを防止するズレ防止部材が所定の形状にて形成されていることを特徴としているため、ダストカバーにて開口窪み部を覆った際に、ダストカバーのズレを的確に防止することが可能となる。
本発明に係る洗濯機用防水パンの第1の実施形態を示した図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)はA−A断面図、(d)は斜視図、(e)はダストカバーにより開口窪み部を覆った状態を表した一部の拡大概略図である。 本発明に係る洗濯機用防水パンの第1の実施形態のうち、台座部及び開口窪み部の近辺を拡大させた側面図である。 本発明に係る洗濯機用防水パンに用いるダストカバーの一例を示した図で、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図ある。 本発明に係る洗濯機用防水パンの第2の実施形態を示した図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。 本発明に係る洗濯機用防水パンの第3の実施形態を示した図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。 本発明に係る洗濯機用防水パンの第4の実施形態を示した図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る洗濯機用防水パンの第1の実施形態を示した図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)はA−A断面図、(d)は斜視図、(e)はダストカバーにより開口窪み部を覆った状態を表した一部の拡大概略図である。また、図2は、本発明に係る洗濯機用防水パンの第1の実施形態のうち、台座部及び開口窪み部の近辺を拡大させた概略側面図である。そして、10は洗濯機用防水パン、12は洗濯機用防水パン本体、14は台座部、16は防水壁、18は開口窪み部、20はズレ防止部材、22は嵌合用部材、24は嵌合用スリット、26はダストカバー、28は排水口、30は排水トラップ本体、32はホースジョイント、34は凸状部、36は係止部材、38は直状突条部、40は幕板部、42は枠板部を表している。
本実施形態における洗濯機用防水パン10は、図1に示すように、洗濯機用防水パン本体12の排水口28に排水トラップ本体30が装着され、床面上に固定させることにより用いるものであり、まず、洗濯機用防水パン本体12の4隅において、洗濯機用防水パン本体12の底面よりも高く立設された洗濯機の脚部を載置させるための台座部14と、洗濯機用防水パン本体12から溢れる汚水を外部へと漏らさないための防水壁16と、排水トラップ本体30を装着する排水口28とからなる洗濯機用防水パン本体12が設けられている。
さらに、洗濯機用防水パン10には、洗濯機排水ホースaを接続するホースジョイント32を介して床面下に配設される排水管bに連結されることでトラップ機能を果たす排水トラップ本体30が設けられている。そして、防水壁16には、各台座部14間に排水トラップ本体30を横倒し状態で洗濯機用防水パン本体12内に出し入れ可能とする開口窪み部18が形成されており、また、台座部14の側面には、図1及び図2に示すように、開口窪み部18を覆うダストカバー26を着脱自在に洗濯機用防水パン本体12に取り付けるための凹溝からなる嵌合用スリット24が形成された嵌合用部材22がそれぞれ設けられている。
なお、ダストカバー26は、図3に詳しく示すように、開口窪み部18を覆うことにより、洗濯機用防水パン12内へのゴミや塵などの侵入を防ぐとともに、外観上の見栄えを良好なものとするためのもので、上端部に各台座部14の対向端面間にその両端面を接続可能な直状突条部38が形成されるとともに、開口窪み部18に嵌合可能な幕板部40と、その幕板部40の直状突条部38の下端に形成された、両端面が隣接する各台座部14の対向面の上端近傍に接合する枠板部42とから構成されている。
そして、枠板部42の裏面側に形成されている凸状部34を嵌合用部材22に形成された凹溝からなる嵌合用スリット24に嵌め込むことにより、定着性を確実なものとしている。また、同様に、幕板部40から枠板部42にかけての裏面側に複数形成されているリブ状の係止部材36の下端を開口窪み部18の底辺に当設させ、引っ掛けることによって、より定着性を高めことができるようになっている。
次に、開口窪み部18には、図1及び図2に示すように、その底辺の所定位置から側辺の所定位置にかけてズレ防止部材20が設けられている。このズレ防止部材20は、開口窪み部18を覆うダストカバー26の洗濯機用防水パン本体12内方向へのズレを防止するものである。つまり、ダストカバー26には、リブ状の係止部材36が形成されているため、洗濯機用防水パン本体12の外方向へのズレは防止することができるが、逆に洗濯機用防水パン本体12内方向へのズレには対応していないため、本実施形態のように、開口窪み部18の底辺の所定位置にズレ防止部材20を設け、それに対応させるよう構成したわけである。
詳しくは、ダストカバー26の幕板部40裏面の下端及び側端にズレ防止部材20が当設することで、ダストカバー26の洗濯機用防水パン本体12内方向へのズレを防止するというものである。なお、本実施形態では、ズレ防止部材20は、ブロック状となっているが、これをリブ状に形成させても良いし、その他、ダストカバー26のズレを防止することが可能であればどのような形状でも良い。
続いて、本発明に係る洗濯機用防水パンの第2の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図4は、本発明に係る洗濯機用防水パンの第2の実施形態を示した図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。また、符号については、図1及び2で付したものと同様である。
本実施形態における洗濯機用防水パン10は、図3に示すように、洗濯機用防水パン本体12の排水口28に排水トラップ本体(図示せず)が装着され、床面上に固定させることにより用いるものであり、まず、洗濯機用防水パン本体12の4隅において、洗濯機用防水パン本体12の底面よりも高く立設された洗濯機の脚部を載置させるための台座部14と、洗濯機用防水パン本体12から溢れる汚水を外部へと漏らさないための防水壁16と、排水トラップ本体を装着する排水口28とからなる洗濯機用防水パン本体12が設けられている。
そして、防水壁16には、各台座部14間に排水トラップ本体を横倒し状態で洗濯機用防水パン本体12内に出し入れ可能とする開口窪み部18が形成されており、また、台座部14の側面には、開口窪み部18を覆うダストカバーを着脱自在に洗濯機用防水パン本体12に取り付けるための凹溝からなる嵌合用スリット24が形成された嵌合用部材22がそれぞれ設けられている。
なお、ダストカバー26は、図3に示すように、開口窪み部18を覆うことにより、洗濯機用防水パン12内へのゴミや塵などの侵入を防ぐとともに、外観上の見栄えを良好なものとするためのもので、上端部に各台座部14の対向端面間にその両端面を接続可能な直状突条部38が形成されるとともに、開口窪み部18に嵌合可能な幕板部40と、その幕板部40の直状突条部38の下端に形成された、両端面が隣接する各台座部14の対向面の上端近傍に接合する枠板部42とから構成されている。
そして、枠板部42の裏面側に形成されている凸状部34を嵌合用部材22に形成された凹溝からなる嵌合用スリット24に嵌め込むことにより、定着性を確実なものとしている。また、同様に、幕板部40から枠板部42にかけての裏面側に複数形成されているリブ状の係止部材36の下端を開口窪み部18の底辺に引っ掛けることによって、より定着性を高めことができるようになっている。
次に、開口窪み部18には、図4に示すように、その底辺の一端から他端にかけて連なった立壁状のズレ防止部材20が設けられている。このズレ防止部材20は、開口窪み部18を覆うダストカバー26の洗濯機用防水パン本体12内方向へのズレを防止するものである。つまり、ダストカバー26には、リブ状の係止部材36が形成されているため、洗濯機用防水パン本体12の外方向へのズレは防止することができるが、逆に洗濯機用防水パン本体12内方向へのズレには対応していないため、本実施形態のように、開口窪み部18の底辺の所定位置にズレ防止部材20を設け、それに対応させるよう構成したわけである。
詳しくは、ダストカバー26の幕板部40裏面の下端に立壁状のズレ防止部材20が当設することで、ダストカバー26の洗濯機用防水パン本体12内方向へのズレを防止するというものである。なお、本実施形態では、ズレ防止部材20は、立壁状としているが、これを底辺の一端から他端にかけて連なるブロック状に形成させても良い。
続いて、本発明に係る洗濯機用防水パンの第3の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図5は、本発明に係る洗濯機用防水パンの第3の実施形態を示した図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。また、符号については、図1及び2で付したものと同様である。
本実施形態における洗濯機用防水パン10は、図5に示すように、洗濯機用防水パン本体12の排水口28に排水トラップ本体30が装着され、床面上に固定させることにより用いるものであり、まず、洗濯機用防水パン本体12の4隅において、洗濯機用防水パン本体12の底面よりも高く立設された洗濯機の脚部を載置させるための台座部14と、洗濯機用防水パン本体12から溢れる汚水を外部へと漏らさないための防水壁16と、排水トラップ本体30を装着する排水口28とからなる洗濯機用防水パン本体12が設けられている。
そして、防水壁16には、各台座部14間に排水トラップ本体30を横倒し状態で洗濯機用防水パン本体12内に出し入れ可能とする開口窪み部18が形成されており、また、台座部14の側面には、開口窪み部18を覆うダストカバー26を着脱自在に洗濯機用防水パン本体12に取り付けるための凹溝からなる嵌合用スリット24が形成された嵌合用部材22がそれぞれ設けられている。
なお、ダストカバー26は、図3に示すように、開口窪み部18を覆うことにより、洗濯機用防水パン12内へのゴミや塵などの侵入を防ぐとともに、外観上の見栄えを良好なものとするためのもので、上端部に各台座部14の対向端面間にその両端面を接続可能な直状突条部38が形成されるとともに、開口窪み部18に嵌合可能な幕板部40と、その幕板部40の直状突条部38の下端に形成された、両端面が隣接する各台座部14の対向面の上端近傍に接合する枠板部42とから構成されている。
そして、枠板部42の裏面側に形成されている凸状部34を嵌合用部材22に形成された凹溝からなる嵌合用スリット24に嵌め込むことにより、定着性を確実なものとしている。また、同様に、幕板部40から枠板部42にかけての裏面側に複数形成されているリブ状の係止部材36の下端を開口窪み部18の底辺に引っ掛けることによって、より定着性を高めことができるようになっている。
次に、開口窪み部18には、図5に示すように、その底辺の所定位置に立壁状のズレ防止部材20が設けられている。このズレ防止部材20は、開口窪み部18を覆うダストカバー26の洗濯機用防水パン本体12内方向へのズレを防止するものである。つまり、ダストカバー26には、リブ状の係止部材36が形成されているため、洗濯機用防水パン本体12の外方向へのズレは防止することができるが、逆に洗濯機用防水パン本体12内方向へのズレには対応していないため、本実施形態のように、開口窪み部18の底辺の所定位置にズレ防止部材20を設け、それに対応させるよう構成したわけである。
詳しくは、ダストカバー26の幕板部40裏面の下端に立壁状のズレ防止部材20が当設することで、ダストカバー26の洗濯機用防水パン本体12内方向へのズレを防止するというものである。なお、本実施形態では、ズレ防止部材20は立壁状としているが、これをブロック形状としても良いし、その他、ダストカバー26のズレを防止することが可能であればどのような形状でも良い。
続いて、本発明に係る洗濯機用防水パンの第4の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図6は、本発明に係る洗濯機用防水パンの第4の実施形態を示した図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。また、符号については、図1及び2で付したものと同様である。
本実施形態における洗濯機用防水パン10は、図6に示すように、洗濯機用防水パン本体12の排水口28に排水トラップ本体30が装着され、床面上に固定させることにより用いるものであり、まず、洗濯機用防水パン本体12の4隅において、洗濯機用防水パン本体12の底面よりも高く立設された洗濯機の脚部を載置させるための台座部14と、洗濯機用防水パン本体12から溢れる汚水を外部へと漏らさないための防水壁16と、排水トラップ本体30を装着する排水口28とからなる洗濯機用防水パン本体12が設けられている。
そして、防水壁16には、各台座部14間に排水トラップ本体30を横倒し状態で洗濯機用防水パン本体12内に出し入れ可能とする開口窪み部18が形成されており、また、台座部14の側面には、開口窪み部18を覆うダストカバー26を着脱自在に洗濯機用防水パン本体12に取り付けるための凹溝からなる嵌合用スリット24が形成された嵌合用部材22がそれぞれ設けられている。
なお、ダストカバー26は、図3に示すように、開口窪み部18を覆うことにより、洗濯機用防水パン12内へのゴミや塵などの侵入を防ぐとともに、外観上の見栄えを良好なものとするためのもので、上端部に各台座部14の対向端面間にその両端面を接続可能な直状突条部38が形成されるとともに、開口窪み部18に嵌合可能な幕板部40と、その幕板部40の直状突条部38の下端に形成された、両端面が隣接する各台座部14の対向面の上端近傍に接合する枠板部42とから構成されている。
そして、枠板部42の裏面側に形成されている凸状部34を嵌合用部材22に形成された凹溝からなる嵌合用スリット24に嵌め込むことにより、定着性を確実なものとしている。また、同様に、幕板部40から枠板部42にかけての裏面側に複数形成されているリブ状の係止部材36の下端を開口窪み部18の底辺に引っ掛けることによって、より定着性を高めことができるようになっている。
次に、開口窪み部18には、図6に示すように、その側辺の所定位置において立壁状のズレ防止部材20が設けられている。このズレ防止部材20は、開口窪み部18を覆うダストカバー26の洗濯機用防水パン本体12内方向へのズレを防止するものである。つまり、ダストカバー26には、リブ状の係止部材36が形成されているため、洗濯機用防水パン本体12の外方向へのズレは防止することができるが、逆に洗濯機用防水パン本体12内方向へのズレには対応していないため、本実施形態のように、開口窪み部18の底辺の所定位置にズレ防止部材20を設け、それに対応させるよう構成したわけである。
詳しくは、ダストカバー26の幕板部40裏面の両側端に立壁状のズレ防止部材20が当設することで、ダストカバー26の洗濯機用防水パン本体12内方向へのズレを防止するというものである。なお、開口窪み部18の側辺にズレ防止部材20を設ける構成にすると、底辺に設ける場合に比べ、清掃等のメンテナンスが容易になるという利点もある。また、本実施形態では、ズレ防止部材20は、立壁状としているが、これをブロック状に形成させても良い。
10 洗濯機用防水パン
12 洗濯機用防水パン本体
14 台座部
16 防水壁
18 開口窪み部
20 ズレ防止部材
22 嵌合用部材
24 嵌合用スリット
26 ダストカバー
28 排水口
30 排水トラップ本体
32 ホースジョイント
34 凸状部
36 係止部材
38 直状突条部
40 幕板部
42 枠板部

Claims (5)

  1. 床面の排水口に嵌合されることで床面に固定され、周縁に沿って立ち上がる防水壁が形成されるとともに、洗濯機脚部を載置する台座部が四隅にそれぞれ形成されている防水パン本体と、洗濯機排水ホースを接続するホースジョイントを介して床面下に配設される排水管に連結されることでトラップ機能を果たす排水トラップ本体とを備え、
    前記各台座部間における前記防水壁には、前記排水トラップ本体を横倒し状態で前記防水パン本体内に出し入れ可能とする開口窪み部が形成され、
    前記台座部の側面には、前記開口窪み部を覆うダストカバーを着脱自在に取り付けるための凹溝からなる嵌合用スリットが形成され、
    前記各開口窪み部には、前記ダストカバーによって前記開口窪み部を覆った際に、前記ダストカバーの前記防水パン本体内側に向けてのズレを防止するズレ防止部材が形成されていること
    を特徴とする洗濯機用防水パン。
  2. 前記ズレ防止部材は、前記各開口窪み部の底辺の所定位置において、立壁状又はブロック状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の洗濯機用防水パン。
  3. 前記ズレ防止部材は、前記各開口窪み部の底辺の一端から他端にかけて連なった立壁状又はブロック状に形成されてなるものであることを特徴とする請求項1記載の洗濯機用防水パン。
  4. 前記ズレ防止部材は、前記各開口窪み部の底辺の所定の位置から、側辺の所定の位置にかけてリブ状に形成されてなるものであることを特徴とする請求項1記載の洗濯機用防水パン。
  5. 前記ズレ防止部材は、前記各開口窪み部の側辺の所定位置において、立壁状又はブロック状に形成されてなるものであることを特徴とする請求項1記載の洗濯機用防水パン。
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