JP2013107921A - 都市ガス製造方法及び装置 - Google Patents
都市ガス製造方法及び装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013107921A JP2013107921A JP2011251374A JP2011251374A JP2013107921A JP 2013107921 A JP2013107921 A JP 2013107921A JP 2011251374 A JP2011251374 A JP 2011251374A JP 2011251374 A JP2011251374 A JP 2011251374A JP 2013107921 A JP2013107921 A JP 2013107921A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- heat
- purified gas
- calorie
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 24
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 67
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 44
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims abstract description 19
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 5
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 260
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 claims description 48
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 claims description 48
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 40
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 38
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 claims description 38
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 claims description 38
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 30
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 claims description 28
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 claims description 23
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 claims description 21
- 238000000746 purification Methods 0.000 claims description 19
- 238000006555 catalytic reaction Methods 0.000 claims description 17
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims description 14
- NINIDFKCEFEMDL-UHFFFAOYSA-N Sulfur Chemical compound [S] NINIDFKCEFEMDL-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 229910052717 sulfur Inorganic materials 0.000 claims description 12
- 239000011593 sulfur Substances 0.000 claims description 12
- 238000005868 electrolysis reaction Methods 0.000 claims description 11
- 238000005984 hydrogenation reaction Methods 0.000 claims description 9
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 9
- 238000007670 refining Methods 0.000 claims description 9
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 claims description 9
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 28
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 description 14
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 description 14
- 230000029087 digestion Effects 0.000 description 10
- 150000002431 hydrogen Chemical class 0.000 description 8
- 239000002028 Biomass Substances 0.000 description 3
- KDLHZDBZIXYQEI-UHFFFAOYSA-N Palladium Chemical compound [Pd] KDLHZDBZIXYQEI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000000855 fermentation Methods 0.000 description 3
- 230000004151 fermentation Effects 0.000 description 3
- 239000002351 wastewater Substances 0.000 description 3
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 239000003345 natural gas Substances 0.000 description 2
- 239000010815 organic waste Substances 0.000 description 2
- 239000010801 sewage sludge Substances 0.000 description 2
- RWSOTUBLDIXVET-UHFFFAOYSA-N Dihydrogen sulfide Chemical compound S RWSOTUBLDIXVET-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- -1 H 2 S Substances 0.000 description 1
- 241001465754 Metazoa Species 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- 238000007707 calorimetry Methods 0.000 description 1
- 239000003245 coal Substances 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 239000010779 crude oil Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000006477 desulfuration reaction Methods 0.000 description 1
- 230000023556 desulfurization Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 239000003205 fragrance Substances 0.000 description 1
- 229910000037 hydrogen sulfide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
- 239000005416 organic matter Substances 0.000 description 1
- 229910052763 palladium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000047 product Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 239000010865 sewage Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
Landscapes
- Gas Separation By Absorption (AREA)
Abstract
【課題】本発明は、高カロリー液化ガスの気化用熱源を確保するための専用のヒーター及びヒーター用電源や給湯器を用意することなく、都市ガスが要求する所定熱量を満足させることが可能な都市ガス製造方法及び装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ガス冷却器21で除去した反応熱により加熱された熱媒体としての温水を高カロリー液化ガス気化手段としての熱媒体流路に供給し、この温水でLPGタンク30内のLPGを加温し、気化させる高カロリー液化ガス気化工程と、水分除去手段としての除湿器22で水分が除去された精製ガスに、前記高カロリー液化ガス気化工程で気化したLPGを加えて、前記水分が除去された精製ガスの熱量を所定熱量となるように増加させる熱量増加工程と、を有したことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
バイオガス中から少なくとも硫黄系不純物を分離し、高濃度なメタンガスを精製するバイオガス精製工程と、このバイオガス精製工程で得られた精製ガスを都市ガスが要求する所定成分の組成と濃度に調整する成分調整工程と、この成分調整工程で得られた精製ガスの熱量を都市ガスが要求する所定熱量に調整する熱量調整工程と、を備え、
前記成分調整工程は、
前記バイオガス精製工程で得られた精製ガスに水素を添加する水素添加工程と、
この水素添加工程で水素が添加された精製ガスを触媒が充填された酸素除去触媒塔へ供給し、前記水素が添加された精製ガス中に残存する酸素を触媒反応により水に変換する工程と、
この触媒反応により水に変換する工程で発生した反応熱を精製ガスから除去する反応熱除去工程と、
この反応熱除去工程で反応熱が除去された精製ガスから水分を除去する水分除去工程と、を有し、
前記熱量調整工程は、
前記反応熱除去工程で除去した反応熱により加熱された熱媒体で、前記水分除去工程で水分が除去された精製ガスより高カロリーな液化ガス(以下、「高カロリー液化ガス」と称す)を加温し、気化させる高カロリー液化ガス気化工程と、
前記水分除去工程で水分が除去された精製ガスに、前記高カロリー液化ガス気化工程で気化した高カロリー液化ガスを加えて、前記水分が除去された精製ガスの熱量を前記所定熱量となるように増加させる熱量増加工程と、を有したことを特徴とする都市ガス製造方法である。
前記水素は、水を電気分解して得たものであることを特徴とする。
バイオガス中から少なくとも硫黄系不純物を分離し、高濃度なメタンガスを精製するためのバイオガス精製装置と、
このバイオガス精製装置で得られた精製ガスを都市ガスが要求する所定成分の組成と濃度に調整するための成分調整手段と、
この成分調整手段で得られた精製ガスの熱量を都市ガスが要求する所定熱量に調整するための熱量調整手段と、を備え、
前記成分調整手段は、
前記バイオガス精製装置で得られた精製ガスに水素を添加するための水素供給手段と、
この水素供給手段により水素が添加された精製ガスを受入れ、前記水素が添加された精製ガス中に残存する酸素を触媒反応により水に変換するための触媒が充填された酸素除去触媒塔と、
この酸素除去触媒塔で触媒反応により発生した反応熱を精製ガスから除去するためのガス冷却器と、
このガス冷却器で反応熱が除去された精製ガスから水分を除去するための水分除去手段と、を有し、
前記熱量調整手段は、
前記ガス冷却器で除去した反応熱により加熱された熱媒体で、前記水分除去手段で水分が除去された精製ガスより高カロリーな液化ガス(以下、「高カロリー液化ガス」と称す)を加温し、気化させるための高カロリー液化ガス気化手段と、
前記水分除去手段で水分が除去された精製ガスに、前記高カロリー液化ガス気化手段で気化した高カロリー液化ガスを加えて、前記水分が除去された精製ガスの熱量を前記所定熱量となるように増加させるための熱量増加手段と、を有したことを特徴とする都市ガス製造装置である。
前記水素供給手段は、水電解装置であることを特徴とする。
バイオガス中から少なくとも硫黄系不純物を分離し、高濃度なメタンガスを精製するバイオガス精製工程と、このバイオガス精製工程で得られた精製ガスを都市ガスが要求する所定成分の組成と濃度に調整する成分調整工程と、この成分調整工程で得られた精製ガスの熱量を都市ガスが要求する所定熱量に調整する熱量調整工程と、を備え、
前記成分調整工程は、
前記バイオガス精製工程で得られた精製ガスに水素を添加する水素添加工程と、
この水素添加工程で水素が添加された精製ガスを触媒が充填された酸素除去触媒塔へ供給し、前記水素が添加された精製ガス中に残存する酸素を触媒反応により水に変換する工程と、
この触媒反応により水に変換する工程で発生した反応熱を精製ガスから除去する反応熱除去工程と、
この反応熱除去工程で反応熱が除去された精製ガスから水分を除去する水分除去工程と、を有し、
前記熱量調整工程は、
前記反応熱除去工程で除去した反応熱により加熱された熱媒体で、前記水分除去工程で水分が除去された精製ガスより高カロリーな液化ガス(以下、「高カロリー液化ガス」と称す)を加温し、気化させる高カロリー液化ガス気化工程と、
前記水分除去工程で水分が除去された精製ガスに、前記高カロリー液化ガス気化工程で気化した高カロリー液化ガスを加えて、前記水分が除去された精製ガスの熱量を前記所定熱量となるように増加させる熱量増加工程と、を有しているため、高カロリー液化ガスの気化用熱源を確保するための専用のヒーター及びヒーター用電源や給湯器を用意することなく、都市ガスが要求する所定熱量を満足させることが可能な都市ガス製造方法を実現できる。
バイオガス中から少なくとも硫黄系不純物を分離し、高濃度なメタンガスを精製するためのバイオガス精製装置と、
このバイオガス精製装置で得られた精製ガスを都市ガスが要求する所定成分の組成と濃度に調整するための成分調整手段と、
この成分調整手段で得られた精製ガスの熱量を都市ガスが要求する所定熱量に調整するための熱量調整手段と、を備え、
前記成分調整手段は、
前記バイオガス精製装置で得られた精製ガスに水素を添加するための水素供給手段と、
この水素供給手段により水素が添加された精製ガスを受入れ、前記水素が添加された精製ガス中に残存する酸素を触媒反応により水に変換するための触媒が充填された酸素除去触媒塔と、
この酸素除去触媒塔で触媒反応により発生した反応熱を精製ガスから除去するためのガス冷却器と、
このガス冷却器で反応熱が除去された精製ガスから水分を除去するための水分除去手段と、を有し、
前記熱量調整手段は、
前記ガス冷却器で除去した反応熱により加熱された熱媒体で、前記水分除去手段で水分が除去された精製ガスより高カロリーな液化ガス(以下、「高カロリー液化ガス」と称す)を加温し、気化させるための高カロリー液化ガス気化手段と、
前記水分除去手段で水分が除去された精製ガスに、前記高カロリー液化ガス気化手段で気化した高カロリー液化ガスを加えて、前記水分が除去された精製ガスの熱量を前記所定熱量となるように増加させるための
熱量増加手段と、を有しているため、高カロリー液化ガスの気化用熱源を確保するための専用のヒーター及びヒーター用電源や給湯器を用意することなく、都市ガスが要求する所定熱量を満足させることが可能な都市ガス製造装置を実現できる。
1)バイオガス精製工程
消化タンク1から発生したバイオガス(消化ガス)は、バイオガス精製装置2で硫黄系不純物と二酸化炭素が分離され、高濃度なメタンガスが精製される。そして精製ガスは、中圧ガスホルダー3に中圧貯蔵される。尚、バイオガス精製装置2としては、少なくとも硫黄系不純物を分離(除去)できるものであればよく、水とバイオガスを高圧下で接触させる装置、水とバイオガスを常圧下で接触させる装置、生物脱硫装置等が挙げられる。
2)成分調整工程
前記バイオガス精製工程で得られた精製ガスを都市ガスが要求する所定成分の組成と濃度に調整する。この工程には、以下の4つの工程が含まれる。
2−1) 水素添加工程
バイオガス精製装置2で精製された後、中圧ガスホルダー3を経由して供給された精製ガスから二酸化炭素除去器10を用いて、都市ガスが要求する所定基準値未満の二酸化炭素濃度(例えば、0.5容量%)まで低減され、さらに水電解式高純度水素酸素発生装置13から水素が添加される。
2−2) 触媒反応により水に変換する工程
水電解式高純度水素酸素発生装置13から水素が添加された精製ガスを触媒が充填された酸素除去触媒塔20へ供給し、前記水素が添加された精製ガス中に残存する酸素を触媒反応により水に変換する。
2−3) 反応熱除去工程
ガス冷却器21で、触媒反応により水に変換する工程で発生した反応熱を精製ガスから除去する。
2−4) 水分除去工程
除湿器22で、反応熱が除去された精製ガスから水分を除去する。
3)熱量調整工程
前記成分調整工程で得られた精製ガスの熱量(例えば、39MJ/m3N)を都市ガスが要求する所定熱量(例えば、45MJ/m3N)に調整する。この工程には、以下の2つの工程が含まれる。
3−1) 高カロリー液化ガス(LPG)気化工程
ガス冷却器21で除去した反応熱により加熱された温水をLPGタンク30の周囲に配設された熱媒体流路に供給することで、LPGタンク30に貯蔵されるLPGを加温し、気化させる。
3−2) 熱量増加工程
前記成分調整工程で得られた精製ガス(すなわち、前記水分除去工程で水分が除去された精製ガス)に、前記LPG気化工程で気化したLPG(熱量:例えば、99.2MJ/m3N程度)を加えて、前記水分が除去された精製ガスの熱量を前記所定熱量となるように増加させる。より詳細には、以下の通りである。すなわち、流量計24で計測された精製ガスの流量と流量計31で計測された気化したLPGの流量を流量制御装置32に入力し、これらのデータに基づいて、流量調整弁33を調節し、この流量調整弁33で調節されたガス(気化したLPG)を前記水分除去工程で水分が除去された精製ガスに加えることにより、前記水分が除去された精製ガスの熱量を前記所定熱量となるように増加させる。
2 バイオガス精製装置
3 中圧ガスホルダー
4 圧力計
10 二酸化炭素除去器
11 流量計
12 酸素計
13 水電解式高純度水素酸素発生装置
14 流量計
15 流量制御装置
16 流量調整弁
20 酸素除去触媒塔
21 ガス冷却器
22 除湿器
23 付臭装置
24 流量計
25 流量調整弁
26 遮断弁
27 減圧弁
28 都市ガス導管
30 LPGタンク
31 流量計
32 流量制御装置
33 流量調整弁
40 酸素計
41 分析計
50 遮断弁
52 ガス燃焼装置
60 流量制御装置
Claims (4)
- バイオガス中から少なくとも硫黄系不純物を分離し、高濃度なメタンガスを精製するバイオガス精製工程と、このバイオガス精製工程で得られた精製ガスを都市ガスが要求する所定成分の組成と濃度に調整する成分調整工程と、この成分調整工程で得られた精製ガスの熱量を都市ガスが要求する所定熱量に調整する熱量調整工程と、を備え、
前記成分調整工程は、
前記バイオガス精製工程で得られた精製ガスに水素を添加する水素添加工程と、
この水素添加工程で水素が添加された精製ガスを触媒が充填された酸素除去触媒塔へ供給し、前記水素が添加された精製ガス中に残存する酸素を触媒反応により水に変換する工程と、
この触媒反応により水に変換する工程で発生した反応熱を精製ガスから除去する反応熱除去工程と、
この反応熱除去工程で反応熱が除去された精製ガスから水分を除去する水分除去工程と、を有し、
前記熱量調整工程は、
前記反応熱除去工程で除去した反応熱により加熱された熱媒体で、前記水分除去工程で水分が除去された精製ガスより高カロリーな液化ガス(以下、「高カロリー液化ガス」と称す)を加温し、気化させる高カロリー液化ガス気化工程と、
前記水分除去工程で水分が除去された精製ガスに、前記高カロリー液化ガス気化工程で気化した高カロリー液化ガスを加えて、前記水分が除去された精製ガスの熱量を前記所定熱量となるように増加させる熱量増加工程と、を有したことを特徴とする都市ガス製造方法。 - 前記水素は、水を電気分解して得たものであることを特徴とする請求項1に記載の都市ガス製造方法。
- バイオガス中から少なくとも硫黄系不純物を分離し、高濃度なメタンガスを精製するためのバイオガス精製装置と、
このバイオガス精製装置で得られた精製ガスを都市ガスが要求する所定成分の組成と濃度に調整するための成分調整手段と、
この成分調整手段で得られた精製ガスの熱量を都市ガスが要求する所定熱量に調整するための熱量調整手段と、を備え、
前記成分調整手段は、
前記バイオガス精製装置で得られた精製ガスに水素を添加するための水素供給手段と、
この水素供給手段により水素が添加された精製ガスを受入れ、前記水素が添加された精製ガス中に残存する酸素を触媒反応により水に変換するための触媒が充填された酸素除去触媒塔と、
この酸素除去触媒塔で触媒反応により発生した反応熱を精製ガスから除去するためのガス冷却器と、
このガス冷却器で反応熱が除去された精製ガスから水分を除去するための水分除去手段と、を有し、
前記熱量調整手段は、
前記ガス冷却器で除去した反応熱により加熱された熱媒体で、前記水分除去手段で水分が除去された精製ガスより高カロリーな液化ガス(以下、「高カロリー液化ガス」と称す)を加温し、気化させるための高カロリー液化ガス気化手段と、
前記水分除去手段で水分が除去された精製ガスに、前記高カロリー液化ガス気化手段で気化した高カロリー液化ガスを加えて、前記水分が除去された精製ガスの熱量を前記所定熱量となるように増加させるための
熱量増加手段と、を有したことを特徴とする都市ガス製造装置。 - 前記水素供給手段は、水電解装置であることを特徴とする請求項3に記載の都市ガス製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011251374A JP4934230B1 (ja) | 2011-11-17 | 2011-11-17 | 都市ガス製造方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011251374A JP4934230B1 (ja) | 2011-11-17 | 2011-11-17 | 都市ガス製造方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP4934230B1 JP4934230B1 (ja) | 2012-05-16 |
JP2013107921A true JP2013107921A (ja) | 2013-06-06 |
Family
ID=46395292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011251374A Active JP4934230B1 (ja) | 2011-11-17 | 2011-11-17 | 都市ガス製造方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4934230B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110023751A (zh) * | 2016-12-02 | 2019-07-16 | 玛氏唐森普林有限公司 | 生物气混合和验证系统和方法 |
JPWO2020255302A1 (ja) * | 2019-06-19 | 2020-12-24 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5119370B1 (ja) * | 2012-06-01 | 2013-01-16 | 株式会社神鋼環境ソリューション | 都市ガス導管へのバイオガス注入設備 |
JP5061265B1 (ja) * | 2012-06-01 | 2012-10-31 | 株式会社神鋼環境ソリューション | バイオガス利用システムにおける成分調整ガスの都市ガス導管への注入量制御方法及び装置 |
JP5181072B1 (ja) * | 2012-06-01 | 2013-04-10 | 株式会社神鋼環境ソリューション | バイオガスの脱酸素方法及び装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5033829B2 (ja) * | 2008-08-27 | 2012-09-26 | 株式会社神鋼環境ソリューション | 消化ガスの脱酸素方法及び装置 |
JP4959742B2 (ja) * | 2009-03-26 | 2012-06-27 | 株式会社神鋼環境ソリューション | 消化ガスの脱酸素方法及び装置 |
JP4909371B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2012-04-04 | 株式会社神鋼環境ソリューション | 消化ガスの脱酸素方法及び装置 |
JP5545719B2 (ja) * | 2010-01-28 | 2014-07-09 | 住友精化株式会社 | メタンを主成分とするガスの処理方法および処理装置 |
-
2011
- 2011-11-17 JP JP2011251374A patent/JP4934230B1/ja active Active
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110023751A (zh) * | 2016-12-02 | 2019-07-16 | 玛氏唐森普林有限公司 | 生物气混合和验证系统和方法 |
KR20190085978A (ko) * | 2016-12-02 | 2019-07-19 | 무스탕 샘플링, 엘엘씨 | 바이오가스 혼합 및 확인 시스템 및 방법 |
JP2020512423A (ja) * | 2016-12-02 | 2020-04-23 | ムスタング サンプリング, エルエルシーMustang Sampling, Llc | バイオガス混合及び検証システム並びに方法 |
KR102308358B1 (ko) * | 2016-12-02 | 2021-10-01 | 무스탕 샘플링, 엘엘씨 | 바이오가스 혼합 및 확인 시스템 및 방법 |
JPWO2020255302A1 (ja) * | 2019-06-19 | 2020-12-24 | ||
JP7199537B2 (ja) | 2019-06-19 | 2023-01-05 | 日揮グローバル株式会社 | 天然ガス前処理システム及び天然ガスの前処理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4934230B1 (ja) | 2012-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4934230B1 (ja) | 都市ガス製造方法及び装置 | |
Gai et al. | Conceptual design of a modified phenol and ammonia recovery process for the treatment of coal gasification wastewater | |
Sladkovskiy et al. | Process design and techno-economical analysis of hydrogen production by aqueous phase reforming of sorbitol | |
Aljbour et al. | Bench-scale gasification of cedar wood–Part I: Effect of operational conditions on product gas characteristics | |
KR101442730B1 (ko) | 연료전지용 바이오가스 전처리 장치 | |
JP2014517806A (ja) | 改質段階を含み、動作条件が選択的に調整される、炭素材料からメタノール又は炭化水素を製造する方法 | |
JP2006036849A (ja) | バイオガスの処理利用システム及びバイオガスの処理利用方法 | |
US11946001B2 (en) | Process and system for producing fuel | |
US20020096471A1 (en) | Vacuum retort anaerobic digestion (VRAD) system and process | |
CN101190781A (zh) | 小型轻烃水蒸气转化制氢工艺方法 | |
JPWO2007114277A1 (ja) | 液体燃料合成システム | |
Gong et al. | Methane recovery in a combined amine absorption and gas steam boiler as a self-provided system for biogas upgrading | |
Uebbing et al. | CO2 methanation process synthesis by superstructure optimization | |
JP5107234B2 (ja) | 液体燃料合成システム | |
Shabbani et al. | H2 purification employing pressure swing adsorption process: Parametric and bibliometric review | |
JP2016000675A (ja) | 水素製造装置およびその運転方法 | |
US20150267128A1 (en) | Treatment of Heavy Crude Oil and Diluent | |
Díaz-Herrera et al. | Techno-economic analysis of solvent-based biogas upgrading technologies for vehicular biomethane production: A case study in Prados de la Montaña landfill, Mexico City | |
Poudel et al. | Large-scale biogas upgrading plants: Future prospective and technical challenges | |
JP5181072B1 (ja) | バイオガスの脱酸素方法及び装置 | |
JP5061265B1 (ja) | バイオガス利用システムにおける成分調整ガスの都市ガス導管への注入量制御方法及び装置 | |
Fatimah et al. | Industrial waste gases as a resource for sustainable hydrogen production: Resource availability, production potential, challenges, and prospects | |
JP5119370B1 (ja) | 都市ガス導管へのバイオガス注入設備 | |
TW202311509A (zh) | 無二氧化碳排放之製造合成燃料的設備與方法 | |
Silva et al. | Synthesis of a new route for methanol production by syngas arising from sugarcane vinasse |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120214 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120217 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4934230 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150224 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |