JP2013107733A - エレベータの給電制御システム - Google Patents

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【課題】位置ずれ等に影響されずに、乗りかごに対してケーブルレスで電力を確実に給電する。
【解決手段】乗りかご11のかごドア12を駆動するドアモータ13とは別に、ホールドア17を駆動するドアモータ18を設ける。エレベータ制御装置21は、かご側のバッテリ15とホール側のバッテリ20の電力を検出するバッテリ電力検出部22と、乗りかご11が着床したときに、バッテリ20によって検出されたバッテリ15,20の電力に基づいてドアモータ13,18のうちの一方のモータを駆動して戸開閉し、他方のモータに回生電力を発生させて給電を行うドア駆動制御部23とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、エレベータの乗りかごにケーブルレスで電力を給電するエレベータの給電制御システムに関する。
エレベータの乗りかごには、照明機器やドアの駆動機構、表示器などの各種機器が設置されており、これらの機器に対する電力供給を伝送ケーブルで行うのが一般的であった。しかし、ケーブル配線作業の手間やケーブルの重量などの問題があり、近年、ケーブルを用いずに電力を接触で給電する方式が考えられている。
これは、乗りかご側に設置した受電部と各階床側に設置した送電部とからなる電力供給装置を用い、乗りかごがいずれかの階床に停止したときに、その停止階側の送電部から乗りかご側の受電部に電力を非接触で給電する方式である。
特開2006−193275号公報
上述した非接触給電方式では、乗りかご側の受電部と階床側の送電部とが対向した状態で給電が行なわれる。このため、ロープ伸び等により乗りかごの停止位置にずれが生じると、給電効率が著しく低下する問題がある。また、送電部あるいは受電部に金属等の異物が混入していると給電効率が低下する問題もある。
本発明が解決しようとする課題は、位置ずれ等に影響されずに、乗りかごに対してケーブルレスで電力を確実に給電することのできるエレベータの給電制御システムを提供することである。
本実施形態に係るエレベータの給電制御システムは、乗りかごのドアを駆動する第1のドアモータと、上記乗りかご側に設けられ、上記第1のドアモータの駆動に必要な電力を蓄える第1のバッテリと、ホールのドアを駆動する第2のドアモータと、上記ホール側に設けられ、上記第2のドアモータの駆動に必要な電力を蓄える第2のバッテリと、上記第1および第2のバッテリの電力を検出するバッテリ電力検出手段と、上記乗りかごが着床したときに、上記バッテリ電力検出手段によって検出された上記第1および第2のバッテリの電力に基づいて上記第1および第2のドアモータのうちの一方のモータを駆動して戸開閉し、他方のモータに回生電力を発生させて給電を行うドア駆動制御手段とを具備する。
図1は第1の実施形態に係るエレベータの給電制御システムの構成を示す図である。 図2は同実施形態におけるエレベータの給電制御システムに用いられるかごドアの構成を示す図である。 図3は同実施形態におけるエレベータの給電制御システムに用いられるホールドアの構成を示す図である。 図4は同実施形態におけるエレベータの給電制御システムに用いられるかごドアとホールドアの係合状態を上から見た図である。 図5は同実施形態におけるエレベータの給電制御システムの動作を示すフローチャートである。 図6は同実施形態におけるエレベータの給電制御システムのドア駆動時に一定電力をアシストする場合の電力の流れを示す図である。 図7は同実施形態におけるエレベータの給電制御システムのホール側からかご側へ給電する場合の電力の流れを示す図である。 図8は同実施形態におけるエレベータの給電制御システムのかご側からホール側へ給電する場合の電力の流れを示す図である。 図9は第2の実施形態に係るエレベータの給電制御システムの構成を示す図である。 図10は同実施形態におけるエレベータの給電制御システムの動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係るエレベータの給電制御システムの構成を示す図である。
エレベータの乗りかご11は、図示せぬ巻上機の駆動により昇降路内の各階床間を移動する。この乗りかご11の乗降口にかごドア12が開閉自在に取り付けられている。このかごドア12には、ドアモータ13、ドア制御装置14、バッテリ15が設けられている。なお、かごドア12の構造については後に図2を参照して詳しく説明する。また、図中のDCUは「DOOR CONTROL UNIT」の略である。BATは「BATTERY」の略である。
ドアモータ13は、かごドア12を駆動するためのモータである。ドア制御装置14は、かごドア12を戸開閉するための制御装置であって、モータドライバなどを含む。バッテリ15は、乗りかご11に必要な電力を蓄える。このバッテリ15に蓄えられた電力は、主としてかごドア12を駆動するための電力として用いられる他に、例えば乗りかご11に設置された図示せぬ照明機器や表示器などを含む各機器の駆動電力としても用いられる。
一方、エレベータの各階床のホール(乗場)16には、乗りかご11の着床時にかごドア12に係合して一緒に戸開閉するホールドア17が設置されている。このホールドア17には、ドアモータ18、ドア制御装置19、バッテリ20が設けられている。なお、ホールドア17の構造については後に図3を参照して詳しく説明する。
ドアモータ18は、ホールドア17を駆動するためのモータである。ドア制御装置19は、ホールドア17を戸開閉するための制御装置であって、モータドライバなどを含む。バッテリ20は、ホール16に必要な電力を蓄える。このバッテリ20に蓄えられた電力は、主としてホールドア17を駆動するための電力として用いられる他に、例えばホール16に設置された図示せぬ照明機器や表示器などを含む各機器の駆動電力としても用いられる。
なお、図1の例では、1階床分のホールドア17しか図示されていないが、実際には建物の各階床のホール16に上記同様のホールドア17が設置されており、それぞれにドアモータ18、ドア制御装置19、バッテリ20が接続されているものとする。
また、ドア制御装置14、19は、エレベータ制御装置21に接続されている。エレベータ制御装置21は、エレベータの運転制御を行う装置であり、図示せぬ建物の機械室あるいは昇降路内に設置されている。このエレベータ制御装置21には、本システムを実現するための機能として、バッテリ電力検出部22およびドア駆動制御部23が備えられている。
バッテリ電力検出部22は、ドア制御装置14を通じてかご側のバッテリ15の電力を検出すると共に、ドア制御装置19を通じてホール側のバッテリ20の電力を検出する。
ドア駆動制御部23は、乗りかご11の着床に伴い、かごドア12とホールドア17が係合したときに、バッテリ電力検出部22によって検出されたバッテリ15,20の電力に基づいてドアモータ13およびドアモータ18ののうちの一方のモータを駆動して戸開閉し、他方のモータに回生電力を発生させて給電を行う。
ここで、本システムにおけるかごドア12とホールドア17との関係について説明する。図2はかごドア12の構成を示す図、図3はホールドア17の構成を示す図である。また、図4はかごドア12とホールドア17の係合状態を上から見た図である。なお、ここでは2枚パネル両開きタイプのドアを例としている。
図2に示すように、かごドア12は、ドアパネル31a,31b、ハンガ32a,32b、ハンガローラ33a,33b、ハンガレール34、プーリ35a,35b、ベルト36、係合機構37などを備える。
ハンガ32aは、一方のドアパネル31aの上端部に固定され、一対のプーリ35a,35bに巻き架けられたベルト36の上側に取り付けられている。このベルト36の下側には、他方のドアパネル31bの上端部に固定されたハンガ32bが取り付けられている。また、ハンガ32a,32bには、それぞれにハンガレール34上を摺動するハンガローラ33a,33bが設けられている。
ここで、プーリ35aにかごドア12の駆動源であるドアモータ13が接続されている。このドアモータ13が駆動されると、ベルト36を介して2枚のドアパネル31a,31bが開閉動作する。係合機構37は、かごドア12とホールドア17を係合させて同時に動かすための機構であり、通称「カミソリ」などと呼ばれている一対の係合部材からなる。
図3に示すように、ホールドア17は、ドアパネル41a,41b、ハンガ42a,42b、ハンガローラ43a,43b、ハンガレール44、プーリ45a,45b、ベルト46、係合用ローラ47などを備える。
ハンガ42aは、一方のドアパネル41aの上端部に固定され、一対のプーリ45a,45bに巻き架けられたベルト46の上側に取り付けられている。このベルト46の下側には、他方のドアパネル41bの上端部に固定されたハンガ42bが取り付けられている。また、ハンガ42a,42bには、それぞれにハンガレール44上を摺動するハンガローラ43a,43bが設けられている。
ここで、プーリ45aにホールドア17の駆動源であるドアモータ18が接続されている。このドアモータ18が駆動されると、ベルト46を介して2枚のドアパネル41a,41bが開閉動作する。係合用ローラ47は、係合機構37と共にかごドア12とホールドア17を係合させて同時に動かすための機構である。図4に示すように、乗りかご11が着床したときに、係合機構37に係合用ローラ47が係合することで、かごドア12とホールドア17とが連動して動くことになる。
このような構成において、乗りかご11が各階床のいずれかの階床に着床すると、乗りかご11のかごドア12とホール16のホールドア17とが係合する。その際、通常はかご側のドアモータ13の駆動によりかごドア12が動き、ホールドア17はかごドア12に追従して動く。しかし、ドアモータ13はバッテリ15の電力で駆動されているため、その電力が少ない場合には正常に戸開閉できず、さらに、定期的にバッテリ15を充電する必要もある。
そこで、本実施形態では、ホールドア17にドアモータ18を設けて、かご側のバッテリ15の電力が低下している場合にはドアモータ18の駆動により戸開閉し、そのときにかご側のドアモータ13に発生する回生電力をバッテリ15に蓄積するものである。
以下に、図5を参照して詳しく説明する。
図5は第1の実施形態におけるエレベータの給電制御システムの動作を示すフローチャートである。なお、このフローチャートで示される処理は、コンピュータであるエレベータ制御装置21が所定のプログラムを読み込むことにより実行される。
乗りかご11が各階床のいずれかの階床に着床すると(ステップS11のYes)、エレベータ制御装置21のバッテリ電力検出部22は、かご側のバッテリ15の電力(Pcとする)とホール側のバッテリ20の電力(Phとする)を検出する(ステップS12)。
なお、乗りかご11の着床は、各階床のホール16に設置された図示せぬ着床スイッチにより検出できる。また、バッテリ電力Pcの検出は、ドア制御装置14を通じてバッテリ15の出力電圧を測定することで行う。バッテリ電力Phも同様であり、ドア制御装置19を通じてバッテリ20の出力電圧を測定することで行う。
ここで、バッテリ電力Pcとバッテリ電力Phが略同じであった場合、つまり、バッテリ電力Pcとバッテリ電力Phとの差が所定範囲内であれば(ステップS13のYes)、エレベータ制御装置21のドア駆動制御部23は、かご側のドアモータ13とホール側のドアモータ18の両方を駆動して戸開閉する(ステップS14)。この場合、2つのドアモータ13,18を使用するため、ドアモータ13だけで戸開閉するよりも少ない電力で済む。
このときの様子を図6に示す。
図6はドア駆動時に一定電力をアシストする場合の電力の流れを示す図である。図中の矢印は電力の流れを表している。なお、14aおよび19aは電力変換装置であり、それぞれにドア制御装置14とドア制御装置19に内蔵されている。また、10は建屋電源であり、エレベータ制御装置21などに対して電力を供給している。
乗りかご11の着床に伴い、かごドア12とホールドア17を戸開閉したときに、かご側のドアモータ13を駆動すると共に、ホール側のドアモータ18を駆動する。これにより、かご側に対して一定電力がアシストされ、かご側のバッテリ15の電力消費を抑えることができる。すなわち、例えば戸開閉に100wの電力が必要であったとすると、かご側では通常の半分の50wの電力でドアモータ13を駆動することかでき、バッテリ15の電力消費が軽減される。
一方、バッテリ電力Pcが一定値以下であり、バッテリ電力Phよりも低い場合には(ステップS15のYes)、ドア駆動制御部23は、ホール側のドアモータ18を駆動して戸開閉すると共に(ステップS16)、かご側のドアモータ13に回生電力を発生させてバッテリ15に充電する(ステップS17)。
このときの様子を図7に示す。
図7はホール側からかご側へ給電する場合の電力の流れを示す図である。図中の矢印は電力の流れを表している。
かご側のバッテリ15の電力が一定値より低下している場合には、ホール側のドアモータ18をメインで駆動する。この場合、戸開閉に必要な電力(例えば100w)に、かごドア12への給電分(例えば50w)を加えてドアモータ18を駆動するものとする。ドアモータ18の駆動により、かごドア12とホールドア17が戸開閉する。その際、かごドア12に接続されたドアモータ13に回生電力が発生するので、その回生電力をバッテリ15に充電することができる。
また、バッテリ電力Pcが一定値以上であり、バッテリ電力Phよりも高い場合には(ステップS15のNo)、ドア駆動制御部23は、かご側のドアモータ13を駆動して戸開閉すると共に(ステップS18)、ホール側のドアモータ18に回生電力を発生させてバッテリ20に充電あるいは建屋電源10に送るようにする(ステップS19)。
このときの様子を図8に示す。
図8はかご側からホール側へ給電する場合の電力の流れを示す図である。図中の矢印は電力の流れを表している。
かご側のバッテリ15の電力が一定値以上ある場合には、かご側のドアモータ13をメインで駆動する。この場合、戸開閉に必要な電力(例えば100w)に、ホールドア17への給電分(例えば50w)を加えてドアモータ13を駆動するものとする。ドアモータ13の駆動により、かごドア12とホールドア17が戸開閉する。その際、ホールドア17に接続されたドアモータ18に回生電力が発生するので、その回生電力をバッテリ20に充電するか、建屋電源10へ送ることができる。なお、回生電力を建屋電源10へ送る場合には、バッテリ20の電力がある程度増加した後に行うことが好ましい。
このように、かご側のドアモータ13とは別にホール側にもドアモータ18を設け、かご側のバッテリ15の電力が少ない場合にはドアモータ18を駆動することで、ドアモータ13に発生する回生電力を利用してかご側へ給電することができる。また、かご側のバッテリ15の電力が多い場合にはドアモータ13を駆動することで、ドアモータ18に発生する回生電力を利用してホール側へ給電することができる。このような給電方法は、モータの回生電力を利用したものなので、一般的な非接触給電方式とは違って位置ずれ等の影響を受けずにケーブルレスで確実に給電できるといった利点がある。
なお、上記第1の実施形態では、各階床のホールドア17にドアモータ18を設けるものとしたが、ドア重量が他の階床よりも重い特定の階床にホールドア17に対してのみドアモータ18を設けて、図5に示した制御を行うことでも良い。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
高昇降行程のエレベータでは、エレベータ昇降路内と建物外との内外気圧差からドラフトと呼ばれる風の流れが発生し、エレベータの最下階から最上階に向けて上昇気流が発生する。この上昇気流によりドアパネルに対して風圧が発生する。その際、ドアパネルに作用する力の特徴として、下方階では扉を開けようとする方向(戸閉を阻止)に働く。そこで、第2の実施形態では、上記第1の実施形態に加え、ドラフト発生時にかご側とホール側の両方のドアモータを駆動するものである。
図9は第2の実施形態に係るエレベータの給電制御システムの構成を示す図である。なお、上記第1の実施形態における図1の構成と同じ部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
第2の実施形態において、エレベータ制御装置21にはドラフト検出部24が備えられている。このドラフト検出部24は、戸閉を妨げるドラフトの発生を検出する。具体的には、例えば昇降路内に上昇気流を感知するセンサを設置しておき、そのセンサの信号からドラフトの発生を検出する。また、別の方法として、かご側のドアモータ13あるいはホール側のドアモータ18のトルクの変化を監視してドラフトの発生を検出することでも良い。ドラフトの発生が検出された場合、ドア駆動制御部23は、戸閉時にかご側のドアモータ13あるいはホール側のドアモータ18の両方を駆動する。
図10は第2の実施形態におけるエレベータの給電制御システムの動作を示すフローチャートである。なお、このフローチャートで示される処理は、コンピュータであるエレベータ制御装置21が所定のプログラムを読み込むことにより実行される。
乗りかご11が各階床のいずれかの階床に着床すると(ステップS21のYes)、エレベータ制御装置21は、ドラフト検出部24を通じて戸閉を妨げるドラフトが発生しているか否かを判断する(ステップS22)。戸閉を妨げるドラフトが発生していなければ(ステップS22のNo)、上記第1の実施形態(図5)と同様にして戸開閉する(ステップS23)。
ここで、戸閉を妨げるドラフトが発生していた場合には(ステップS22のYes)、エレベータ制御装置21のドア駆動制御部23は、かご側のバッテリ15の電力状態に応じて、かご側のドアモータ13あるいはホール側のドアモータ18を駆動して戸開を行う(ステップS24)。
すなわち、かご側のバッテリ15の電力が一定値以下に低下していれば、ホール側のドアモータ18を駆動して、そのときに得られる回生電力をバッテリ15に充電する。一方、かご側のバッテリ15の電力が一定値よりも多くあれば、ドア側のドアモータ13を駆動して、そのときに得られる回生電力をバッテリ20に充電あるいは建屋電源10に送る。
続いてかごドア12とホールドア17を戸閉するときに、ドア駆動制御部23は、かご側のドアモータ13とホール側のドアモータ18の両方を駆動して戸閉を行う(ステップS25)。この場合、ドラフトの影響を考慮して、通常よりもトルクを上げて駆動するものとする。
このように、戸閉を妨げるドラフトが発生している場合には、ホール側に設けたドアモータ18を利用して、かご側のドアモータ13と一緒に駆動することで、確実に戸閉することができる。
以上述べた少なくとも1つの実施形態によれば、位置ずれ等に影響されずに、乗りかごに対してケーブルレスで電力を確実に給電することのできるエレベータの給電制御システムを提供することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…建屋電源、11…乗りかご、12…かごドア、13…ドアモータ、14…ドア制御装置、15…バッテリ、16…ホール、17…ホールドア、18…ドアモータ、19…ドア制御装置、20…バッテリ、21…エレベータ制御装置、22…バッテリ電力検出部、23…ドア駆動制御部、24…ドラフト検出部、31a,31b…ドアパネル、32a,32b…ハンガ、33a,33b…ハンガローラ、34…ハンガレール、35a,35b…プーリ、36…ベルト、37…係合機構、41a,41b…ドアパネル、42a,42b…ハンガ、43a,43b…ハンガローラ、44…ハンガレール、45a,45b…プーリ、46…ベルト、47…係合用ローラ。

Claims (6)

  1. 乗りかごのドアを駆動する第1のドアモータと、
    上記乗りかご側に設けられ、上記第1のドアモータの駆動に必要な電力を蓄える第1のバッテリと、
    ホールのドアを駆動する第2のドアモータと、
    上記ホール側に設けられ、上記第2のドアモータの駆動に必要な電力を蓄える第2のバッテリと、
    上記第1および第2のバッテリの電力を検出するバッテリ電力検出手段と、
    上記乗りかごが着床したときに、上記バッテリ電力検出手段によって検出された上記第1および第2のバッテリの電力に基づいて上記第1および第2のドアモータのうちの一方のモータを駆動して戸開閉し、他方のモータに回生電力を発生させて給電を行うドア駆動制御手段と
    を具備したことを特徴とするエレベータの給電制御システム。
  2. 上記ドア駆動制御手段は、
    上記第1のバッテリの電力が一定値以下であり、上記第2のバッテリの電力よりも低い場合に上記第2のドアモータを駆動して戸開閉し、上記第1のドアモータに回生電力を発生させて上記第1のバッテリに充電することを特徴とする請求項1記載のエレベータの給電制御システム。
  3. 上記ドア駆動制御手段は、
    上記第1のバッテリの電力が一定値以上であり、上記第2のバッテリの電力よりも高い場合に上記第1のドアモータを駆動して戸開閉し、上記第2のドアモータに回生電力を発生させて上記第2のバッテリに充電あるいは建屋電源に送ることを特徴とする請求項1記載のエレベータの給電制御システム。
  4. 上記ドア駆動制御手段は、
    上記第1のバッテリの電力が上記第2のバッテリの電力と略同じ場合に上記第1および第2のドアモータの両方を駆動して戸開閉することで、上記第1のバッテリの電力消費を抑えることを特徴とする請求項1記載のエレベータの給電制御システム。
  5. 上記第2のドアモータは、
    ドアの重量が重い特定の階床に設置されていることを特徴とする請求項1記載のエレベータの給電制御システム。
  6. 戸閉を妨げるドラフトの発生を検出するドラフト検出手段をさらに備え、
    上記ドア駆動制御手段は、
    上記ドラフト検出手段によって上記ドラフトの発生が検出された場合には、戸閉時に上記第1および第2のドアモータの両方を駆動することを特徴とする請求項1記載のエレベータの給電制御システム。
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