JP2013107126A - 軸外周面に複数の溝を形成する方法及び該方法によって形成された軸部材 - Google Patents

軸外周面に複数の溝を形成する方法及び該方法によって形成された軸部材 Download PDF

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Abstract

【課題】軸外周に押し出し加工によりインボリュートスプラインなどの複数の溝を確実に形成し、商品価値の高い完成品を提供する。
【解決手段】ワークである中空軸7の中空部にパンチマンドレル3を嵌入しながら絞りダイス8内に押し込み、絞りテーパ部10で中空軸7に絞り加工を施しながら中空軸7の外周にインボリュートスプラインを形成する。インボリュートスプラインの形成が軸端外周部に絞りによって形成される余肉部に達したとき、押し込みを中止する。そして、インボリュートスプラインが形成されない余肉部を有する中空軸7を絞りダイス8内に残したまま、パンチマンドレル3を取り外し、次いで、先端加工部を備えたパンチピンを前進せしめて絞りダイス8内に進入させ、前記先端加工部により中空軸7の端部周面に形成された前記余肉部の内周部を押圧し、前記余肉部を内径側に寄せるとともに中空軸端までインボリュートスプラインを形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、自動車のパワーステアリングシャフトなどで、軸の外周面にインボリュートスプラインなどの複数の溝(締結溝)を押し出し加工により形成する方法に関し、軸の外周面に押し出し加工により前記の溝(インボリュートスプラインなど)が形成されたとき、軸の端部に至るまで溝(インボリュートスプラインなど)が確実に形成されるとともに、軸端面が滑らかに仕上げられるような押し出し加工による軸外周面に複数の溝(インボリュートスプラインなど)を形成する方法に関する。
ワークである中空シャフトは、一半の大径部と他半の小径部とからなり、前記の中空シャフトの小径部の外周面にインボリュートスプラインを成形する方法(具体的には、例えば、シャフトの小径部の外周面にインボリュートスプラインが形成されている自動車のパワーステアリングシャフトを成形する方法)として、中央円孔の周面にインボリュート歯形状からなる工具歯が形成された金型ダイスの前記中央円孔内に、ワークである中空シャフトの内径と略同径の外径を有するマンドレルを同軸に配置し、前記のワークである中空シャフトの大径部を、その先端から金型ダイスの中央円孔とマンドレルとの環状隙間内に押し込むことにより、ワークである中空シャフトの外周面にインボリュート歯形形状からなるスプラインを形成するようにしたものが従来より知られている(特許文献1参照)。
特開2005−161364号公報
前記した特許文献1において、ワークである中空シャフトの小径部の外周にインボリュートスプラインを形成するときは、複数個の分割体の集合から構成されるパンチニブの該複数個の分割体がそれら相互間の隙間を最小にして集合させられて、ワークをなす中空シャフトの大径部を把持してその先端部から金型ダイスの中央円孔とマンドレルとの間の環状間隙内に順次押し込みインボリュートスプラインを形成するようにしている。
しかしながら、前記の特許文献1においては、中空シャフトの大径部をパンチニブで把持し、前記中空シャフトの小径部にのみインボリュートスプラインを押し込み加工するものであるため、大径部と小径部とより構成されるシャフトには好適なものであるが、同一の径を有する軸の外周全域にわたってインボリュートスプラインを加工するには問題があった。
すなわち、同一径を有する軸の外周に、その軸方向の一端側から他端側にわたってインボリュートスプラインを加工しようとすると、加工の最終端側である前記他端側が伸びて加工しきれない状態となる虞がある。また、仮に他端側にわたって連続してインボリュートスプラインが加工できたとしても、他端側が破損したり、バリが発生したりするという虞もある。
よって、一端側から他端側にわたって連続したインボリュートスプラインが得られていないものや、平滑な端面が得られていないものなどが形成されてしまう虞を有していた。また、破損くずやバリなどが発生するとそのための除去工程が必要となり、作業コストの高騰あるいは作業手間が煩わしいという不具合もある。
そこで、本発明は、同一径の軸外周の一端側から他端側にわたって連続して押し出し加工によりインボリュートスプラインなどの複数の溝を確実に形成し、商品価値の高い完成品を提供することを目的とするものである。
第1の発明に係る軸外周にインボリュートスプラインを形成する方法は、前記の目的を達成するために、ワークである中空軸の内部にパンチマンドレルを嵌入して軸内径を保持するとともにパンチスリーブによって絞りダイス内に前記中空軸を押し込み、前記絞りダイス内に設けた絞りテーパ部で前記中空軸に絞り加工を施しながら前記絞りダイス内に設けた複数の歯によって前記中空軸外周に複数の溝を形成し、次に、該複数の溝の形成が、前記絞りテーパ部によって中空軸の軸端外周部に形成される余肉部に達したとき、前記押し込みを中止し、そして、複数の溝が形成されない前記余肉部を有する中空軸を絞りダイス内に残したまま、前記中空軸の内径より少しばかり大径で、かつ絞りダイス内の複数の歯の歯底の径よりも小径である外径を有する先端加工部を備えたパンチピンを前進せしめて前記絞りダイス内に進入させ、前記先端加工部により、前記絞りダイス内に残っている中空軸の端部周面に形成された前記余肉部の内周部を押圧し、前記余肉部を内径側に寄せるとともに中空軸端まで複数の溝を形成することを特徴とする軸の外周面に複数の溝を形成することを特徴とするものである。
また、第2の発明に係るワークが中実軸で、その中実軸の外周にインボリュートスプラインを形成する場合は、端部に穴が穿孔された中実軸をパンチスリーブによって絞りダイス内に押し込み、前記絞りダイス内に設けた絞りテーパ部で前記中実軸に絞り加工を施しながら前記絞りダイス内に設けた複数の歯によって前記中実軸外周に複数の溝を形成し、次に、該複数の溝の形成が、前記絞りテーパ部によって中実軸の軸端外周部に形成される余肉部に達したとき、前記押し込みを中止し、そして、複数の溝が形成されない前記余肉部を有する中実軸を絞りダイス内に残したまま、前記第1パンチピンと前記パンチスリーブを取り外し、次いで、前記中実軸端部の穴径より少しばかり大径で、かつ前記絞りダイス内の複数の歯の歯底の径よりも小径である外径を有する先端部を備えた第2パンチピンを前進せしめて前記絞りダイス内に進入させ、前記先端部により前記絞りダイス内に残っている中実軸を押し込み、前記第2パンチピンの先端部で前記余肉部を内径側に寄せるとともに、中実軸外周に複数の溝を軸端まで形成することをその特徴とするものである。
第1の発明若しくは第2の発明に係る成形方法によって軸外周面に複数の溝が形成される軸部材は、軸部材外周面の軸方向一端側から他端側にわたって設けられる凸条部が所定間隔をあけて周方向に複数個設けられ、該軸部材の一端部には、各隣り合う凸条部間に位置する各凹条部の端部から突出する突起部がそれぞれ形成されていることを特徴とする。
第1の発明若しくは第2の発明によって軸外周面に複数の溝が形成される軸部材の凸条部外径は、前記突起部が形成されている側の軸部材一端部に近づくにしたがって、小径となるように窄まっていることを特徴とする。
本発明は、上述した技術的手段を講じることにより、同一径の軸外周の一端側から他端側にわたって連続して押し出し加工により複数の溝を確実に形成し、商品価値の高い完成品を提供することができる。
第1の発明において、まず、ワークである中空軸の中空部にパンチマンドレルを嵌入しながら前記中空軸を絞りダイス内に押し込み、該中空軸を絞りテーパ部で絞りながら外周面に複数の溝を形成する。そして、中空軸の押し込みによるインボリュートスプラインの形成が進み、中空軸の軸端外周部に形成される余肉部に絞りテーパ部が達したとき、中空軸の押し込みを一旦中止する。ここで、仮に、パンチマンドレルを中空軸内に嵌入したまま前記押し込み作業を続行し、余肉部分を絞りきろうとすると、前記余肉部分が伸びて絞りきれない状態となったり、余肉が破損してバリの発生を招いてしまったりする。
本発明では、上述のとおり余肉部に絞りテーパ部が達したとき、中空軸の押し込みを中止する工程、そして次に、前記パンチマンドレルおよびパンチスリーブを取り外す工程、そして次いで、前記中空軸の内径より少しばかり大径で、かつ絞りダイス内の歯形の歯底の径よりも小径である外径を有する先端加工部を備えたパンチピンを前進せしめて前記絞りダイス内に進入させる工程、そして前記パンチピンの先端加工部により、前記絞りダイス内に残っている中空軸の端部周面に形成された前記余肉部の内周部を押圧して中空軸端まで複数の溝を形成する工程を採用したため、中空軸端までインボリュートスプラインを絞りきったとき、前記余肉部が内径側に寄せられるため、その軸端面に多少のうねりが発生するものの平滑な端面が得られながらも、中空軸端まで複数の溝を形成することができた。
本発明では、上記のように軸外周面への複数の溝の形成を一旦中止することにより、端面が破断してバリが発生したり、余肉部分が伸びきってしまったりするなどの弊害を防止することができる。
中空軸の端面は前記したように余肉部が内径側に寄り平滑な状態となり、余肉の破損くず等の除去等の工程を必要としないばかりでなく完成品の端部の平滑な製品を得ることができ商品価値を高める効果もある。
また、第2の発明においては、端部中央に穴が穿孔された中実軸を絞りダイス内で絞りながらその外周に複数の溝を形成するとき、絞りテーパ部によって絞り加工されるときに生ずる端部の余肉部に前記の複数の溝の形成が達したとき、押し込みを中止するが、中止することなくそのまま複数の溝を絞り切った場合、絞り部に形成される前記の余肉部が破壊されることになるのでこれを阻止できる効果がある。
さらに、次工程で第2パンチピンの先端部に設けられた加工用押圧体により前記の余肉部を中実軸端部に予め穿孔されている穴の内径側に寄せるようにしたので軸端面は平滑な状態となり、前記したような破壊に伴う金属片等の除去も必要なく、しかも、商品価値も増大する効果もある。
中空軸の第1工程の加工前の説明図である。 (a)は図1のA―A線断面図、(b)は図1のB―B線断面図である。 中空軸の第1工程の説明図である。 中空軸の第1工程完了時の説明図である。 中空軸の第2工程の加工前の説明図である。 第2工程の加工完了時の説明図である。 完成品を絞りダイスより取り出した状態の説明図である。 中実軸の第1工程の加工前の説明図である。 (a)は図8のC―C線断面図、(b)は図8のD―D線断面図である。 中実軸の第1工程の説明図である。 中実軸の第1工程完了時の説明図である。 中実軸の第2工程前の説明図である。 第2工程の加工完了時の説明図である。 完成品を絞りダイスより取り出した状態の説明図である。 一実施形態であるインボリュートスプライン軸部材(完成品)の一部を拡大して示す斜視図である。 一実施形態であるインボリュートスプライン軸部材(完成品)の一部を拡大して示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態について図を基に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明の一例を示すものであって何等これに限定解釈されるものではない。以下に説明する本発明の方法は、パワーステアリングシャフトを形成する方法の一実施形態を想定している。また、本実施形態では、軸外周にインボリュートスプラインを形成する方法を本発明の一例としてあげて説明しているが、本発明はこれに何ら限定解釈されるものではなく、その他の溝形態、例えば、角形スプラインなどの他のスプラインやセレーション(三角歯セレーションやインボリュートセレーションなど)など、あるいはローレットなどであってもよく、軸部材外周の一端から他端にわたって連続して貫通する溝を軸の径方向に複数設けられるものを全て含む。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態は、加工対象となるワークとしての軸が、一端側から他端側にわたって貫通する空洞部分(中空部)を有し、かつ一端側から他端側にわたって同一径に形成されている中空軸であり、この中空軸の外周にインボリュートスプライン(溝)を形成する方法の一例を図1乃至図7に基づいて説明する。本実施形態では、以下の第1工程と第2工程を有している。
「第1工程」
図1乃至図4は第1工程を示す。
図中1はパンチケース(第1パンチケース)であり、該パンチケース(第1パンチケース)1内に、先端が該パンチケース(第1パンチケース)1の端部より所要の長さだけ突出したパンチスリーブ2が装着され、さらに、前記パンチスリーブ2内にパンチマンドレル3が装着されており、該パンチマンドレル3は、前記パンチスリーブ2の先端部2aより所定の長さだけ突出されており、また、該パンチマンドレル3の後端はパンチスリーブ2の後部においてマンドレルホルダ4に保持・固定されている。
図中5は前記パンチケース(第1パンチケース)1に嵌入されるパンチスペーサ(第1パンチスペーサ)であり、前記マンドレルホルダ4に当接されている。
そして、前記パンチスリーブ2の突出長さL1は、後記する絞りダイス8の一端側8aより絞りテーパ部10までの距離L2と同等とするのがよく、また、前記パンチマンドレル3の突出長さL3は、中空軸7と同等長さ若しくは中空軸7よりも長く形成されているのがよい(図1参照。)。
そして、このパンチケース(第1パンチケース)1は、図示しない油圧装置等の駆動機構によって前後進可能(図面上で、右方向(絞りダイス方向)に前進、左方向に後進(後退)可能)に構成されている。
なお、本実施形態では、図示しない油圧装置等の駆動機構によってパンチケース(第1パンチケース)1を前後進可能とする実施の一形態であるため、前記パンチスリーブ2の突出長さや、前記パンチマンドレル3の突出長さなどを上述のように設定しているが、油圧装置等以外の駆動機構を使用する場合にはこの限りではない。
図中7は、周面にインボリュートスプラインが形成されるワークとしての中空軸であり、前記パンチマンドレル3の外径R1は、中空軸7の内径R2と略同一とされ、該パンチマンドレル3が中空軸7の中空部に嵌入可能とされる。また、パンチスリーブ2の外径R3は、中空軸7の外径R4と同一に形成され、したがって中空軸7の肉厚とパンチスリーブ2の肉厚は同一とされている(図1参照。)。
前記した絞りダイス8は、前記中空軸7が嵌入可能なワーク加工用の中央円孔9が所要の長さで穿孔されており、ワーク加工用の中央円孔9の内周面には、その孔長さ方向の所定領域、本実施形態では略中央の領域に、絞りダイス8の一端側8aから見て、他端側8bに向けて絞り加工されてなる円環状の絞りテーパ部10と、その絞りテーパ部10の小径側端部から絞りダイス8の他端側8bの開口まで連続して形成されている多数のインボリュート歯形(スプライン歯ともいう。)11からなる所定長さの歯形部12とを備えている(図1、図2参照。)。
前記中空軸7の外周面にインボリュートスプラインを形成するには、先ず、絞りダイス8に形成されたワーク加工用の中央円孔9内に中空軸7を嵌入し、パンチケース(第1パンチケース)1を図示しない油圧装置等で前進させると、前記パンチケース(第1パンチケース)1に装着されるパンチスリーブ2及びパンチマンドレル3も同時に前進する。
そして、前記パンチスリーブ2の先端部2aから突出して設けられているパンチマンドレル3を、絞りダイス8内に嵌入されている中空軸7の中空部に嵌入し、次いで、パンチスリーブ2の先端部2aを中空軸7の端部に当接して中空軸7を絞りダイス8のワーク加工用の中央円孔9内に押し込む(図3参照。)。
上記の押し込みは、中空軸7の中空部にパンチマンドレル3を嵌入した状態で行われる。すなわち、内部(中空部)をパンチマンドレル3で保持した態様で絞りダイス8のワーク加工用の中央円孔9内に押し込まれ、絞りテーパ部10で絞り込まれると同時にその外周面にインボリュート歯形11によってインボリュートスプライン13が形成される。
そして、インボリュートスプライン13の形成は、中空軸7の押し込みによるインボリュートスプライン13の形成が進み、パンチスリーブ2の先端部2aが絞りテーパ部10に達したときに中止する(図4参照。)。
前記の絞りテーパ部10で中空軸7の押し込みを、一旦中止するのは、絞りテ―パ部10により形成される余肉部14がパンチマンドレル3を中空軸7内に嵌入したまま絞りきろうとすると伸びて絞りきれない状態となる虞があるからである。また、前記のように絞りテーパ部10においてインボリュートスプライン13が貫通していない状態で中止することなく、そのまま貫通した場合、絞りテーパ部10によって形成される中空軸7の端部外周の余肉部14が破損し、その破損した面が粗悪な状態となり、破損くずやバリ等の除去作業を必要とすることもあり、作業工程が増加する虞があるからである。
そして、インボリュートスプラインの形成が中止されたとき(図4の状態のとき)、第1工程が完了したことになる。
そして、次に前記したパンチケース1を後退せしめてパンチマンドレル3を中空軸7より抜き出し、余肉部14を除く周面にインボリュートスプライン13が形成された中空軸7は絞りダイス8内にそのままの状態で残しておく(図5参照。)。
「第2工程」
次に第2工程について説明する。図5ないし図7は第2工程を示し、第1工程を経た後の前記中空軸7の端部へのインボリュートスプライン13の形成には、第2パンチケース17内に装着されるパンチピン18によって実施される。
前記パンチピン18は、後部が第2パンチスペーサ19により保持固定されるとともに、先端部は所定の長さの絞りダイス8のワーク加工用の中央円孔9に嵌入可能な嵌入用保持体部20が突出され、さらに該嵌入用保持体部20の外径R5は、前記した絞りダイス8のワーク加工用の中央円孔9の内径R6と同一とし、ワーク加工用の中央円孔9内に前記のパンチピン18の嵌入用保持体部20が嵌入可能とされている。
また、パンチピン18の嵌入用保持体部20の先端部には、加工用押圧体(先端加工部)21が所定の長さで設けられている。
該加工用押圧体21の外径R7は、中空軸7の内径R2より少しばかり大径(R7>R2の関係を有している。)で、かつインボリュート歯形11の歯底11aの径R8より小径(R7<R8の関係を有している。)とされている。
すなわち、R2<R7<R8の関係を有している(図1、図2、図5参照。)。
第2工程は、前記した第1工程が終了し、絞りダイス8内に残してあるインボリュートスプライン13が貫通していない余肉部14を有する中空軸7に対しての加工である。
これを説明すると、第2パンチケース17を図示しない油圧装置等で前進させ、これに伴い第2パンチケース17に装着のパンチピン18も前進し、パンチピン18の嵌入用保持体20が絞りダイス10のワーク加工用の中央円孔9内に嵌入され、その先端部の加工用押圧体21が前記した中空軸7の余肉部14の先端に到達したとき、さらにパンチピン18を前進させる。
これにより、中空軸7は、前記加工用押圧体21によって押されてインボリュート歯形11により余肉部14の周面にインボリュートスプライン13が形成される。
このとき、パンチピン18の先端の加工用押圧体21は、中空軸7の内径R2より少しばかり大径(R7>R2の関係を有している。)で、かつインボリュート歯形11の歯底11aの径R8より小径(R7<R8の関係を有している。)とされているので、前記加工用押圧体21は絞りテーパ部10のテーパに沿って余肉部14の内周側を押し込むことになり、同時に前記の押し込みは、中空軸7の外周部にインボリュート歯形11によってインボリュートスプライン13が中空軸7の端部にまで切り込まれ、前記したように余肉が端面E1側に伸びないで中央円孔9の内径側に寄せることにより、端面E1には多少のうねり(突起部)が生ずるものの平滑な端面が形成されたインボリュートスプライン軸部材(完成品)70が提供できた(図6、図7参照。)。
すなわち、絞りきったとき、インボリュート歯形11の歯底11aと、パンチピン18の加工用押圧体21の外径との間には空間S1ができるため(図6参照。)、この空間S1によって、前記うねり(突起部)が形成されるものの平滑な端面となる。
ここで、図7及び図15、図16に基づき、第2工程を経て形成されたインボリュートスプライン軸部材(完成品)70の一実施形態について簡単に説明する。
本実施形態の成形方法によって成形されたインボリュートスプライン軸部材70は、軸部材外周面の軸方向一端側E1から他端側E2にわたって設けられる凸条部C,C…が周方向に複数個設けられている。
各隣り合う凸条部C,Cの間には、凹条部Dが形成され、これも周方向に複数個設けられている。
凸条部C,C…は、それぞれ略同一の形状で、それぞれが略同一の間隔で軸周方向に並んで設けられている。また、凹条部D,D…もそれぞれ略同一の形状で、それぞれが略同一の間隔で軸周方向に並んで設けられている。
そして、軸部材70の一端部E1には、各隣り合う凸条部C,C間に位置する各凹条部Dの端部から突出する突起部Pがそれぞれ形成されている。
突起部Pは、略同一の突出量をもって形成されているものであるが、これら突起部Pは、軸部材70の一端部E1全体として見た場合、端面に多少のうねりがある程度に突出しているものである。
軸部材70の内径と軸部材70の凸条部Cの外径は、突起部Pが形成されている側の軸部材一端部E1に近づくにしたがって、それぞれ、順次小径となるようになだらかに窄まっている。
軸部材70の内径と軸部材70の凸条部Cの外径の窄み程度は、同一のR状となっている。
軸部材70の内径と軸部材70の凸条部Cの外径において、符号L6によって示す領域の径R16・R18は一定である。
そして、この領域L6から突起部Pが形成されている側の軸部材一端部E1までの領域L7は、その一端部E1の内径R17・外径R19に近づくにしたがって、順次、内径・外径が小径となるように窄まっている(内径R17<内径R16、外径R19<外径R18)。
すなわち、一端部の内径R17と外径R19が最も小径となる。
このように、領域L7は、その一端部E1の内径R17と外径R19に近づくにしたがって、順次径が小径となるように窄まっている構造が提供されるのは、本発明の工程において、前記外径とした加工用押圧体21が絞りテーパ部10のテーパに沿って余肉部14の内周側を押し込むことにより、余肉が端面側に伸びないで中央円孔9の内径側に寄せられることとなるためである。
このように本実施形態では、凸条部Cは、一端部E1の外径R19に向けて順次窄まっている構造を採用したため、この一端部E1の外径R19が案内部となって軸部材の挿入性を向上する。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態は、一端側から他端側にわたって同一径に形成されている中実軸をワークとし、この中実軸の外周面にインボリュートスプラインを形成する方法の一例を示す。
この第2の実施の形態について図8乃至図14に基づいて以下説明する。本実施形態では、以下の第1工程と第2工程を有している。
「第1工程」
図8乃至図11は、本実施形態の第1工程を示す。
中実軸30の外周面にインボリュートスプラインを形成する方法である第2の実施の態様においては、パンチケース(第1パンチケース)31内に外径R15が中実軸30の外径R14と同一とされたパンチスリーブ32を装着し、該パンチスリーブ32は前記パンチケース31より所要長さ突出せしめられるとともに、その内部に第1パンチピン33を先端部32aより所定長さだけ突出させ、その後部はマンドレルホルダ34で保持されて第1パンチピン33が装着される。
また、符号35は、前記したマンドレルホルダ34を後部より保持するパンチスペーサ(第1パンチスペーサ)である(図8参照。)。
そして、前記パンチスリーブ32の突出長さL4は、後記する絞りダイス36の一端側36aより絞りテーパ部38までの距離L5と同等とするのがよい(図8参照。)。
絞りダイス36は、前記中実軸30が嵌入可能なワーク加工用の中央円孔37が所要の長さで穿孔されており、該ワーク加工用の中央円孔37の内周面には、その孔長さ方向の所定領域、本実施形態では略中央の領域に、絞りダイス36の一端側36aから見て、他端側36bに向けて絞り加工されてなる円環状の絞りテーパ部38と、その絞りテーパ部38の小径側端部から絞りダイス36の他端側36bの開口まで連続して形成されている多数のインボリュート歯形(スプライン歯ともいう。)39からなる所定長さの歯形部40とを備えている(図8、図9参照。)。
中実軸30の外周面にインボリュートスプライン43を形成するには、中実軸30を絞りダイス36のワーク加工用の中央円孔37内に嵌入し、パンチケース(第1パンチケース)31を図示しない油圧装置等で前進させると同時にパンチケース(第1パンチケース)31に装着のパンチスリーブ32も前進し、該パンチスリーブ32の先端部32aに設けられる第1パンチピン33により中実軸30の端面側(端部中央)に、軸芯方向に向けて穴(貫通していない穴)42を穿孔する。
さらに、パンチスリーブ32を前進させ、中実軸30を絞りテーパ部38により絞り加工を施すと同時にインボリュート歯形39により中実軸30の外周にインボリュートスプライン43を形成する(図10、図11参照。)。
そして、前記したインボリュートスプライン43の形成は、中実軸30の押し込みによるインボリュートスプライン43の形成が進み、絞りテーパ部38に達したときに中止する(図11状態。)。
前記の絞りテーパ部38で押し込みを中止してインボリュートスプライン43の形成を一旦中止するのは、絞りテ―パ部38により形成される中実軸30の端部外周に形成される余肉部44が、そのまま絞りきろうとすると伸びて絞りきれない状態となる虞があるからである。また、前記のように絞りテーパ部38においてインボリュートスプライン43が貫通していない状態で中止することなく、そのまま貫通した場合、絞りテーパ部38によって形成される中実軸30の端部外周の余肉部44が破損し、その破損した面が粗悪な状態となり、破損くずやバリ等の除去作業を必要とすることもあり、作業工程が増加する虞があるからである。
「第2工程」
次に、本実施形態の第2工程について説明する。図12乃至図14は第2工程を示す。
以上のように第1工程が終了し、絞りテーパ部38の余肉部44を残して加工を一旦中止し、絞りダイス36内に残されたた中実軸30に対し、前記した中実軸30の端部に残された余肉部44へのインボリュートスプライン43の形成には、第2パンチケース47内に装着される第2パンチピン48を使用する。
第2パンチピン48は、後部が第2パンチスペーサ49により保持固定されるとともに、先端部には所定の長さの絞りダイス36のワーク加工用の中央円孔37に嵌入される嵌入用保持体部50が突出され、さらに該嵌入用保持体部50の外径R9は、前記したインボリュート絞りダイス36のワーク加工用の中央円孔37の内径R10と同一とし、ワーク加工用の中央円孔37内に前記の第2パンチピン48が嵌入可能とされている。
また、前記した第2パンチピン48の先端部には加工用押圧体(先端部)51が所定の長さで設けられ、該加工用押圧体51の外径R11は、中実軸30の穴42の内径R12より少しばかり大径(R11>R12)とされ、かつインボリュート歯形39の歯底39aの径R13より小径(R11<R13)とされている。すなわち、R12<R11<R13の関係を有している(図9、図12参照。)。
第2工程は、前記した第1工程が終了し、絞りダイス36内に残してあるインボリュートスプライン43が成形されていない余肉部44を有する中実軸30に対しての加工である。
第2パンチケース47を図示しない油圧装置等で前進させると、これに伴い第2パンチケース47に装着の第2パンチピン48も前進する。
第2パンチピン48が絞りダイス36のワーク加工用の中央円孔37内に嵌入し、その先端部の加工用押圧体51が前記した中実軸30の余肉部44の先端に到達したとき、さらに第2パンチピン48を前進させると、中実軸30は押されてインボリュート歯形39により余肉部44の周面にインボリュートスプライン43が形成される。
このとき、第2パンチピン48の先端の加圧用押圧体51は、中実軸30の内径より少しばかり大径(R11>R12)で、かつインボリュート歯形39の歯底39aの径R13より小径(R11<R13)とされているので、前記加工用押圧体51は、絞りテーパ部38のテーパに沿って余肉部44の内周側を予め形成されている穴42内に押し込むことになり、同時に外周部はインボリュート歯形39によってインボリュートスプライン43が中実軸30の端部まで切り込み、前記したように余肉部が端面E1側に伸びないで穴42の内径に寄せることにより、端面E1は多少のうねり(突起部)をもつものの平滑な端面が形成されたインボリュートスプライン軸部材(完成品)300が提供できた(図14参照。)。
なお、本実施形態では、第1工程において、中実軸30の端部中央に第1パンチピン33によって浅い穴を穿孔しているが、製品の大きさ・スプラインの大きさ・成形荷重などによっては、端部中央に予め浅い穴が開いている中実軸(ワーク)を用いなければならない場合も考えられ、このような実施形態であっても本発明の範囲内であり、適宜設計変更可能である。
本実施形態においても、前記第1工程・第2工程を経て形成されるインボリュートスプライン軸部材300の一端部E1には、各隣り合う凸条部C,C間に位置する各凹条部Dの端部から突出する突起部Pがそれぞれ形成されているが、図示及び説明は前記第1の実施の形態における説明を援用しここでは省略する。
1,31
パンチケース(第1パンチケース)
2,32
パンチスリーブ

パンチマンドレル

中空軸
8,36
絞りダイス
10,38
絞りテーパ部
11
インボリュート歯形
13
インボリュートスプライン
14,44
余肉部
17,47
第2パンチケース
18
パンチピン
21
加工用押圧体(先端加工部)
30
中実軸
33
第1パンチピン
42

48
第2パンチピン
51
加工用押圧体(先端部)

Claims (5)

  1. ワークである中空軸の内部にパンチマンドレルを嵌入して軸内径を保持するとともにパンチスリーブによって絞りダイス内に前記中空軸を押し込み、前記絞りダイス内に設けた絞りテーパ部で前記中空軸に絞り加工を施しながら前記絞りダイス内に設けた複数の歯によって前記中空軸外周に複数の溝を形成し、次に、該複数の溝の形成が、前記絞りテーパ部によって中空軸の軸端外周部に形成される余肉部に達したとき、前記押し込みを中止し、そして、複数の溝が形成されない前記余肉部を有する中空軸を絞りダイス内に残したまま、前記中空軸の内径より少しばかり大径で、かつ絞りダイス内の複数の歯の歯底の径よりも小径である外径を有する先端加工部を備えたパンチピンを前進せしめて前記絞りダイス内に進入させ、前記先端加工部により、前記絞りダイス内に残っている中空軸の端部周面に形成された前記余肉部の内周部を押圧し、前記余肉部を内径側に寄せるとともに中空軸端まで複数の溝を形成することを特徴とする軸の外周面に複数の溝を形成する方法。
  2. 端部に穴が穿孔された中実軸をパンチスリーブによって絞りダイス内に押し込み、前記絞りダイス内に設けた絞りテーパ部で前記中実軸に絞り加工を施しながら前記絞りダイス内に設けた複数の歯によって前記中実軸外周に複数の溝を形成し、次に、該複数の溝の形成が、前記絞りテーパ部によって中実軸の軸端外周部に形成される余肉部に達したとき、前記押し込みを中止し、そして、複数の溝が形成されない前記余肉部を有する中実軸を絞りダイス内に残したまま、前記第1パンチピンと前記パンチスリーブを取り外し、次いで、前記中実軸端部の穴径より少しばかり大径で、かつ前記絞りダイス内の複数の歯の歯底の径よりも小径である外径を有する先端部を備えた第2パンチピンを前進せしめて前記絞りダイス内に進入させ、前記先端部により前記絞りダイス内に残っている中実軸を押し込み、前記第2パンチピンの先端部で前記余肉部を内径側に寄せるとともに、中実軸外周に複数の溝を軸端まで形成することを特徴とする軸外周面に複数の溝を形成する方法。
  3. 請求項1に記載の成形方法によって軸外周面に複数の溝が形成される軸部材であって、
    軸部材外周面の軸方向一端側から他端側にわたって設けられる凸条部が所定間隔をあけて周方向に複数個設けられ、
    該軸部材の一端部には、各隣り合う凸条部間に位置する各凹条部の端部から突出する突起部がそれぞれ形成されていることを特徴とする軸部材。
  4. 請求項2に記載の成形方法によって軸外周面に複数の溝が形成される軸部材であって、
    軸部材外周面の軸方向一端側から他端側にわたって設けられる凸条部が所定間隔をあけて周方向に複数個設けられ、
    該軸部材の一端部には、各隣り合う凸条部間に位置する各凹条部の端部から突出する突起部がそれぞれ形成されていることを特徴とする軸部材。
  5. 軸部材の凸条部外径は、突起部が形成されている側の軸部材一端部に近づくにしたがって、小径となるように窄まっていることを特徴とする請求項3又は4に記載の軸部材。
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