JP2013103661A - エアバッグ装置及びエアバッグ装置におけるエアバッグの折り畳み方法 - Google Patents
エアバッグ装置及びエアバッグ装置におけるエアバッグの折り畳み方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013103661A JP2013103661A JP2011250034A JP2011250034A JP2013103661A JP 2013103661 A JP2013103661 A JP 2013103661A JP 2011250034 A JP2011250034 A JP 2011250034A JP 2011250034 A JP2011250034 A JP 2011250034A JP 2013103661 A JP2013103661 A JP 2013103661A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- airbag
- side panel
- inflator
- occupant
- folding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 21
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 13
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 33
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 230000008569 process Effects 0.000 description 4
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000009993 protective function Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 1
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/23—Inflatable members
- B60R21/231—Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration
- B60R21/2334—Expansion control features
- B60R21/2346—Soft diffusers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/201—Packaging straps or envelopes for inflatable members
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/23—Inflatable members
- B60R21/237—Inflatable members characterised by the way they are folded
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/203—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in steering wheels or steering columns
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
【解決手段】
エアバッグ装置1は、エアバッグ10と、インフレータ30と、ガス整流部材12と、エアバッグ10の外周側面方向の膨張・展開を抑制する保持部材14と、を備える。エアバッグ10を構成する乗員側パネル10aとインフレータ側パネル10bは、乗員側パネル10aがインフレータ側パネル10bの外側を覆うようにしてそれぞれエアバッグの中心軸線に沿って別々に折り畳まれている。前記保持部材14は中心に開口部14hを備え、エアバッグ10の膨張・展開時には、乗員側パネル10aを前記開口部14hを通して展開し、その後、インフレータ側パネル10bを展開する。
【選択図】 図2
Description
図中、110はエアバッグ、111はエアバッグ110の膨張・展開時にその延び出し長さを規制する筒状テザーベルトである。エアバッグ110は、エアバッグ110の外周側面を押さえてその初期の膨張・展開時において、エアバッグ側面方向の膨張・展開を抑制する保持部材114に収納されている。
エアバッグ110は、その乗員側パネルとインフレータ側パネルが保持部材114内において一緒にそれぞれエアバッグ110の中心を通る垂直線(ここではエアバッグの中心軸線という)方向にシュリンク折りされており、保持部材114と共にエアバッグ110内に挿入されたクッションリング122を介してベースプレート124に固定されている。エアバッグカバー116は保持部材114を収納した状態でベースプレート124に固定されている。
図11において、160は従来の折り畳み装置を示す。この折り畳み装置は、図11Aに示すように、円柱状の筒状テザーベルト111を支持する支持具162と、この支持具162と同軸でかつ外側にエアバッグ110を収納する外筒シリンダ163を有するテーブル161と、前記支持具162の垂直上方位置に前記支持具162と等しい外径を有し、筒状テザーベルト111の上端を支持具162との間に挟持する円柱状の挟持具164(図11C参照)と、挟持具164を支持する支持部(図示せず)とから成っている。
このエアバッグ装置における前記支持具162の外径は、クッションリング122のインフレータ(図示せず)の挿入孔122hを挿通して上昇することができるように、その径より小さく形成されている。
まず、図11Aに示すように、エアバッグ110のインフレータ取付孔の周辺部に形成された小孔に、クッションリング122のボルト122dを挿通させ、そのボルト122dをテーブル161の支持具162の外周上端面に設けた孔に固定する。
また、前記クッションリング122のインフレータ取付孔に挿通した支持具162の頭部を筒状テザーベルト111の筒中に挿入させ、エアバッグ110を、筒状テザーベルト111の周りを平らにしてテーブル161上に配置する。
この場合、前記筒状テザーベルト111の長さは、エアバッグ110の長さの略半分に等しいので、支持具162をテーブル161から筒状テザーベルト111の長さの最大限約3倍の高さの位置まで上昇させてその位置で停止させる。
次に、図11Dに示すように、手作業で外側のエアバッグ110を上方向に引き上げ、筒状テザーベルト111をその略中間の位置で折り畳む。
続いて、図11Fに示すように、左右対称で半円形の穴を有する2枚のプレート165を、外筒シリンダ163の上端上で左右方向から摺動して、挟持具164の下端部に設けた嵌合溝(図示せず)に嵌合させる。
ここで、図11には示していないが、実際には、クッションリング122のインフレータ取付孔の周りにはガス整流部材がエアバッグ110と一体に取り付けられており、エアバッグ110の折り畳み時に、このガス整流部材112(図10参照)も折り重ねられたエアバッグ110の間に入り込んでエアバッグ110と共に折り畳まれる。
(2)本発明は、前記(1)に記載されたエアバッグ装置におけるエアバッグの折り畳み方法であって、前記インフレータ側パネルの中央部を折り畳みテーブルに固定した状態で乗員側パネル中央部を所定量上昇させる工程と、前記乗員側パネルを前記インフレータ側パネルの周りで山折りして前記インフレータ側パネルの外側に配置する工程と、前記山折りした乗員側パネルとインフレータ側パネルとをそれぞれ前記折り畳みテーブルに向けて圧縮させ、エアバッグの中心軸線に沿って折り畳む工程と、を有することを特徴とする。
本実施形態に係るエアバッグ装置1は、従来と同様にエアバッグ10、及びエアバッグ10を保持してエアバッグ側面方向の膨張・展開を抑制する保持部材14を備えている。エアバッグ10は、図示のようにエアバッグの中心軸線CLに沿ってシュリンク折りされた状態で、保持部材14内に収納されており、保持部材14は折り畳まれたエアバッグ10を収納した状態で、エアバッグ10内に挿入されたクッションリング22を介してベースプレート24に固定されている。ベースプレート24は、保持部材14を収納したエアバッグカバー16に連結されている。
ここで、エアバッグ10の折り畳みの状態は、既に説明した従来のものと相違して、エアバッグ10を構成する乗員側パネル10aとインフレータ側パネル10bについて、乗員側パネル10aがインフレータ側パネル10bの外側を覆うようにして、エアバッグ10の中心軸線に沿って別々に折り畳まれている。
なお、図中Sは乗員側パネル10aとインフレータ側パネル10bとの接合部(又はエアバッグの外周縁部)を示す。
(ベースプレート)
図3は、図2に示すベースプレート24の裏面(乗員側と反対側の面)を示す斜視図である。
ベースプレート24は、インフレータ30(図2)とエアバッグ10を一体的に固定するものであって、従来のものと同様に略円板状に形成されている。
ベースプレート24はその中央部にインフレ一タ取付孔24hが、またその周縁部には複数、例えば4個のエアバッグカバー用取付片24aと、ベースプレート24をステアリングホイール40(図1)に固定するための一対の取付片24bが、それぞれ前記円板面から切り起こして形成されている。
インフレータ30(図2)は、ベースプレート24のインフレ一タ取付孔24hを介してその表側に突出配置された状態で固定され、エアバッグ装置1の作動時に、インフレータ30のガスが、ベースプレート24の表側(乗員側)で噴射するようになっている。
図4Aはクッションリング22の正面図、図4Bはその一部を断面で示した側面図を示す。
クッションリング22は、図4Aに示すように略矩形状をなし、その中央部にはインフレータ挿入孔22hが設けられ、且つこのインフレータ挿入孔22hの周りの各隅部には、クッションリング22をベースプレート24に取り付けるためのボルト22dを挿通するボルト挿通孔22aが設けられている。また、その裏面には、ベースプレート24の表面側にエアバッグ10を介して当接可能な当接面22bが形成されている。
図5A及び5Bを参照してエアバッグ10を説明する。
図5Aは膨張状態のエアバッグ10の内部を示す透視斜視図であり、図5Bは非膨張状態のエアバッグ10を裏側からみた斜視図である。
エアバッグ10は、2枚の略円形状の基布(つまり、乗員側パネル10aとインフレータ側パネル10b)の外周縁部同士を縫い合わせ、扁平な球状(楕円体状)に展開可能な袋状に形成されている。エアバッグ10の裏側つまりインフレータ側パネル10bの中央部には、インフレータ取付孔10ahが形成されると共に、そのインフレータ取付孔10ahの周辺部10dにクッションリング22のボルト22d(図4B参照)を通すための複数、例えば4個の小孔10cが形成されている。
図5Aに示すように、このエアバッグ10のインフレータ側パネル10bのインフレータ取付孔10ah周縁には、既に述べたようにガス整流部材12が取り付けられている。このガス整流部材12は、エアバッグ10の展開初期に膨張する部分(保持部材14の円形の開口部14h(図6)から最初に展開する乗員側パネル10aの中央部)の近傍までガスを案内する。
図6は本実施形態で使用する保持部材の一例を示す。
図6Aは、エアバッグ10を覆う前の保持部材の展開図である。この保持部材14は織布製で略正方形の形状であり、その中央には円形の開口部14hが設けられ、略正方形の4辺の中心と対角線上の端辺に前記クッションリング22のボルト22dに係合する8個の小孔14ah、14bhが設けられている。前記略円形の開口部14hは、エアバッグ10の膨張・展開初期に乗員側パネル10aが通り抜けるのに必要な大きさを有する。
図6Dは、図6Cの保持部材14で覆ったエアバッグ10の裏面からみた斜視図である。エアバッグ10の折り畳み時に予めインフレータ側パネル10bに挿入しておいたクッションリング22のボルト22dが、インフレータ取付孔10ahの周辺部10dから突出した状態になっている。また、ガス整流部材12は、折り畳まれたインフレータ側パネル10bの内周に折り込まれて配置されており、インフレータ30(図2)からのガスがエアバッグ10内に噴射されると、折り畳まれたエアバッグ10の内壁に沿うように乗員側パネル10a中央部に向かって延出する。
図7A〜7Eは、前記折り畳み装置及び折り畳み方法を説明する図である。
まず折り畳み装置50について説明する。
本エアバッグ10の折り畳み装置50は、基台52側に設置される基台側部材と、基台52から上方に所定の間隔を隔てて配置された天井支持体側部材とからなっている。
基台側部材は、基台52に図示しない支持手段で固定された折り畳みテーブル51と、基台52上で所定径の円周に沿って設置され、前記折り畳みテーブル51の貫通孔を通して伸縮自在、即ち上下動自在に配置された円筒状のヘッド部54aを有する複数の下部シリンダ機構53aと、前記下部シリンダ機構53aの前記円周の中心位置で基台52上に配置され、折り畳みテーブル51の中心に形成された貫通孔を通して伸縮自在、即ち上下動自在な円筒状のヘッド部54bを備えた下部中央シリンダ機構53bと、から成っている。
まず、最初に、エアバッグ10を折り畳みテーブル51上に置き、そのインフレータ側パネル10b及びそのインフレータ取付孔10ahの周縁に取り付けたガス整流部材12を、折り畳みテーブル51に固定する。即ち、エアバッグ10のインフレータ取付孔10ahの周辺部10d(図5)に形成された、例えば4個の小孔10c(図5A)、及びガス整流部材12の同様の小孔(図示せず)に、エアバッグ10内に配置したクッションリング22のボルト22d(図4B)を挿通し、そのボルト22dを前記折り畳みテーブル51の前記貫通孔の周縁に設けた4個の孔(図示せず)に挿入してナット(図示せず)で固定する。
この状態では、エアバッグ10の乗員側パネル10aとインフレータ側パネル10bは上(表側)、下(裏側)になっている。また、前記下部中央シリンダ機構53bの円筒状のヘッド部54bは、折り畳みテーブル51の貫通孔内で、かつ折り畳みテーブル51に取り付けたエアバッグ10のインフレータ側パネル10bのインフレータ取付孔10ah内で待機している。
続いて、円周状に配置された各下部シリンダ機構53aの前記ヘッド部54aを上昇させて、そのヘッド部54aの先端を下部のインフレータ側パネル10bの裏側に当接させる。下部シリンダ機構53aのヘッド部54aをさらに上昇させると、それに伴ってヘッド部54aとインフレータ側パネル10bとの接触点は、インフレータ側パネル10bと乗員側パネル10aとの接合部つまり境界部に向かってずれていく。そして、図7Cに示すように、前記境界部でヘッド部54aの上昇を停止させる。
ここでは、エアバッグ10の乗員側パネル10aは、外側の上部シリンダ機構56aのヘッド部57aと、内側の下部シリンダ機構53aのヘッド部54aの間に挟み込まれて二つ折りされている。
図示のように、乗員側パネル10aは、折り畳まれたインフレータ側パネル10bを覆うようにその外側で折り畳まれており、インフレータ側パネル10bは、インフレータ30の周囲を取り囲むように折り畳み配置され、また、ガス整流部材12は既に述べたようにインフレータ側パネル10bに取り付けられているので、ガス整流部材12も同時にインフレータ30の周りに折り畳み配置される。
図8A〜Eは、保持部材14に収納した状態にあるエアバッグ10がエアバッグ装置の作動時において膨張・展開する様子を示す断面図である。
本エアバッグ装置においては、インフレータ側パネル10bの外側を乗員側パネル10aが覆うようにそれぞれ別個に折り畳まれているため、エアバッグ装置の作動時に、インフレータ30から噴射されたガスは、ガス整流部材12に案内されて折り畳まれたインフレータ側パネル10bの内周に形成される空間の天井面を覆う乗員側パネル10aに当たる。
図8Dは、このようにして膨張・展開した乗員側パネル10aを示す。
本エアバッグは、正規着座した乗員については、作動時にその乗員側パネル10aから以上で説明したようにスムーズに膨張展開して乗員を保護することができるが、とくに、乗員が正規着座でなく、ステアリングホイール40に近接して着座している場合であっても、スムーズに膨張展開すると共に、乗員を安全に保護することができる。
次に、このような場合におけるエアバッグ10の展開について説明する。
図9Aは、本実施形態に係るエアバッグ10において、膨張・展開の比較的初期の段階におけるエアバッグ10と正規着座でない乗員Oをその側方から見た図である。
既に述べたように、本実施形態に係るエアバッグ10は、まず乗員側パネル10aが膨張・展開する。その際、乗員Oがエアバッグ10に覆い被さるようにエアバッグ10に近接している場合、乗員側パネル10aは乗員の身体の表面形状に沿って展開して乗員の身体を保護する。
この場合、インフレータ側パネル10bは保持部材14から引き出されている段階であり、その接合部(外周縁部)Sは、乗員側パネル10aよりも反乗員方向に位置し、その乗員側パネル10aの展開する先端側は、ステアリングホイール40の12時側リムの下に入り込んでいる。
乗員Oの顎の下部から外側に掛けての膨張が一層顕著になっている。即ち、図9Bに示すように、乗員側パネル10aよりも反乗員側に位置する接合部(外周縁部)Sは、インフレータ側パネル10bが保持部材14から引き出されるに伴い、反乗員側に向けて膨張・展開する。即ち、ステアリングホイール40の12時側リム下には比較的大きな空間があるため、エアバッグはステアリングホイール40の12時側リムの下に潜り込み膨張展開していく。したがって、乗員の顎を下から直撃することはない。
しかし、本実施形態においては、その折り畳み過程において、従来の図11Fに示すように乗員側パネル110aとインフレータ側パネル110bとが直線上(直列)に配置されるのとは異なり、図7C、Dに示すように折り畳まれた乗員側パネル10aは折り畳まれたインフレータ側パネル10bの外側に配置される(並列に並んで配置)。そのため、ガス整流部材12がインフレータ側パネル10bに折り込まれていても、インフレータ30からガスが供給された場合、乗員側パネル10aの折り畳み部分には、ガスは直接作用しない。即ち、保持部材14の開口14hに対向する乗員側パネル10aの部分からその開口14hを通じて展開が始まり、乗員側パネル10aの折り畳み部分は徐々に引き出されながらその開口14hを通って展開する(図8B〜図8D:つまり、乗員側パネル10aはその折り畳み部分の塊が解放されてから、開口14hを通って乗員側に出ていく)。
Claims (6)
- インフレータと、インフレータから発生するガスにより膨張する乗員側パネル及びインフレータ側パネルで構成されるエアバッグと、エアバッグを折り畳み収納状態に保持し、少なくともエアバッグの展開初期にインフレータから発生するガスによるエアバッグの側面方向の膨張・展開を抑制する保持部材と、インフレータから発生するガスを前記展開初期に膨張する前記乗員側パネルの部分に導くガス整流部材と、
を備え、
前記保持部材には前記展開初期に前記乗員側パネルが膨張する部分に対応する位置に開口部が設けられ、
前記インフレータ側パネルはエアバッグの中心軸線に沿って折り畳まれ、かつ前記乗員側パネルは前記インフレータ側パネルの外側を覆うように、エアバッグの中心軸線に沿って折り畳まれていることを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項1に記載されたエアバッグ装置であって、
前記開口部は前記乗員側パネルの中央部に対向して配置され、前記保持部材の裏面にエアバッグの乗員側パネルの外周縁部が配置されていることを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項1又は2に記載されたエアバッグ装置において、
前記インフレータ側パネル及び前記ガス整流部材は、前記インフレータの周りで折り畳まれていることを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項1に記載されたエアバッグ装置におけるエアバッグの折り畳み方法であって、
前記インフレータ側パネルの中央部を折り畳みテーブルに固定した状態で乗員側パネル中央部を所定量上昇させる工程と、
前記乗員側パネルを前記インフレータ側パネルの周りで山折りして前記インフレータ側パネルの外側に配置する工程と、
前記山折りした乗員側パネルとインフレータ側パネルとをそれぞれ前記折り畳みテーブルに向けて圧縮させ、エアバッグの中心軸線に沿って折り畳む工程と、
を有することを特徴とするエアバッグの折り畳み方法。 - 請求項4に記載されたエアバッグの折り畳み方法であって、
前記山折り位置を、乗員側パネルとインフレータ側パネルとの接合部にしたことを特徴とするエアバッグの折り畳み方法。 - 請求項4又は5に記載されたエアバッグの折り畳み方法であって、
前記ガス整流部材と前記インフレータ側パネルとを前記インフレータの周りでエアバッグの中心軸線に沿って折り畳むことを特徴とするエアバッグの折り畳み方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011250034A JP5951232B2 (ja) | 2011-11-15 | 2011-11-15 | エアバッグ装置及びエアバッグ装置におけるエアバッグの折り畳み方法 |
DE112012004765.6T DE112012004765T5 (de) | 2011-11-15 | 2012-11-08 | Airbagvorrichtung und Faltungsverfahren für Airbag in der Airbagvorrichtung |
PCT/JP2012/079029 WO2013073451A1 (ja) | 2011-11-15 | 2012-11-08 | エアバッグ装置及びエアバッグ装置におけるエアバッグの折り畳み方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011250034A JP5951232B2 (ja) | 2011-11-15 | 2011-11-15 | エアバッグ装置及びエアバッグ装置におけるエアバッグの折り畳み方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013103661A true JP2013103661A (ja) | 2013-05-30 |
JP2013103661A5 JP2013103661A5 (ja) | 2015-01-08 |
JP5951232B2 JP5951232B2 (ja) | 2016-07-13 |
Family
ID=48429513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011250034A Active JP5951232B2 (ja) | 2011-11-15 | 2011-11-15 | エアバッグ装置及びエアバッグ装置におけるエアバッグの折り畳み方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5951232B2 (ja) |
DE (1) | DE112012004765T5 (ja) |
WO (1) | WO2013073451A1 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016088173A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 芦森工業株式会社 | エアバッグ装置 |
WO2019069143A3 (en) * | 2017-03-29 | 2019-06-13 | Nio Nextev Limited | Airbag deployment trajectory control mechanism and method with positioner |
US10343643B2 (en) | 2017-03-29 | 2019-07-09 | Nio Nextev Limited | Airbag deployment trajectory control mechanism and method |
JPWO2020035994A1 (ja) * | 2018-08-13 | 2021-05-13 | オートリブ ディベロップメント エービー | エアバッグ装置及び、その製造方法 |
JP2023005292A (ja) * | 2021-06-28 | 2023-01-18 | 豊田合成株式会社 | エアバッグ装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102013015209B4 (de) * | 2013-09-13 | 2023-06-29 | Autoliv Development Ab | Airbagsystem, Fahrzeugsitz mit einem Airbagsystem und Verfahren zum Aktivieren eines Airbagsystems |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000085511A (ja) * | 1998-09-16 | 2000-03-28 | Takata Kk | 助手席用エアバッグ装置 |
WO2007010776A1 (ja) * | 2005-07-15 | 2007-01-25 | Ashimori Industry Co., Ltd. | エアバッグの折り畳み装置及び折り畳み方法 |
JP2009006800A (ja) * | 2007-06-27 | 2009-01-15 | Toyota Motor Corp | 車両用エアバッグ装置及びエアバッグの折り畳み方法 |
US20090189371A1 (en) * | 2008-01-29 | 2009-07-30 | Kenneth Budowick | Airbag folding arrangement |
-
2011
- 2011-11-15 JP JP2011250034A patent/JP5951232B2/ja active Active
-
2012
- 2012-11-08 WO PCT/JP2012/079029 patent/WO2013073451A1/ja active Application Filing
- 2012-11-08 DE DE112012004765.6T patent/DE112012004765T5/de active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000085511A (ja) * | 1998-09-16 | 2000-03-28 | Takata Kk | 助手席用エアバッグ装置 |
WO2007010776A1 (ja) * | 2005-07-15 | 2007-01-25 | Ashimori Industry Co., Ltd. | エアバッグの折り畳み装置及び折り畳み方法 |
JP2009006800A (ja) * | 2007-06-27 | 2009-01-15 | Toyota Motor Corp | 車両用エアバッグ装置及びエアバッグの折り畳み方法 |
US20090189371A1 (en) * | 2008-01-29 | 2009-07-30 | Kenneth Budowick | Airbag folding arrangement |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016088173A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 芦森工業株式会社 | エアバッグ装置 |
WO2019069143A3 (en) * | 2017-03-29 | 2019-06-13 | Nio Nextev Limited | Airbag deployment trajectory control mechanism and method with positioner |
US10343643B2 (en) | 2017-03-29 | 2019-07-09 | Nio Nextev Limited | Airbag deployment trajectory control mechanism and method |
JPWO2020035994A1 (ja) * | 2018-08-13 | 2021-05-13 | オートリブ ディベロップメント エービー | エアバッグ装置及び、その製造方法 |
JP7085628B2 (ja) | 2018-08-13 | 2022-06-16 | オートリブ ディベロップメント エービー | エアバッグ装置及び、その製造方法 |
JP2023005292A (ja) * | 2021-06-28 | 2023-01-18 | 豊田合成株式会社 | エアバッグ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE112012004765T5 (de) | 2014-11-13 |
JP5951232B2 (ja) | 2016-07-13 |
WO2013073451A1 (ja) | 2013-05-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5187816B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
JP5951232B2 (ja) | エアバッグ装置及びエアバッグ装置におけるエアバッグの折り畳み方法 | |
KR102293583B1 (ko) | 사이드 에어백 장치 | |
JP4848141B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
JP2721791B2 (ja) | 膨張可能なエアーバッグ | |
JP4953454B2 (ja) | エアバッグの折り畳み装置及び折り畳み方法 | |
JP4999181B2 (ja) | エアバッグ装置の組立方法 | |
KR20210123368A (ko) | 운전석 에어백 | |
KR101301136B1 (ko) | 에어백 장치 | |
WO2007007461A1 (ja) | エアバッグ装置 | |
KR101884445B1 (ko) | 조수석 에어백 쿠션 및 조수석 에어백 쿠션의 폴딩방법 | |
JP4909556B2 (ja) | エアバッグ | |
JP4979148B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
JP4780756B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
JP2007015542A5 (ja) | ||
EP4438418A1 (en) | Side air-bag | |
JP5158663B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
JP2009051372A (ja) | エアバッグの折畳方法及びエアバッグの折畳装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141113 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141113 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151006 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151203 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160607 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160608 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5951232 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |