JP2013103642A - 物入れ用ロック機構の操作装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】操作部材30をスプリングSの弾性による復帰力に抗して作動させることにより、これに連動するロック解除部材40の作動によって物入れのロック機構を解除する形式の操作装置であって、操作部材30とロック解除部材40とは、一方の作動方向を直交方向へ変換して他方に伝えるために互いに斜面で突き合わせた方向変換部50を備えている。この方向変換部は、操作部材とロック解除部材とが斜面に沿って相対的にスライド可能で、かつ、相互を一体的に結合可能である。スプリングSは、操作部材30のセット部38に組付けられ、この操作部材とハウジング24との間において復帰力を発揮するように構成されている。
【選択図】図6
Description
操作部材には、ロック解除部材側からスプリングの弾性による復帰力が作用しており、この復帰力に抗して操作部材を操作することになる。そして、このスプリングは、ロック解除部材とハウジングのスプリング受けとの間に組付けられるのが一般的である。
なお、スプリングの組付け性を改善するために、このスプリングを操作部材とハウジングとの間に設けることが考えられる。しかし、スプリングの組付け箇所を操作部材とハウジングとの間に単純に変更しただけでは、スプリングによる復帰力がロック解除部材に作用しなくなり、操作部材とロック解除部材との連動関係が成り立たなくなる。
ハウジングに対して操作部材とロック解除部材とが互いに連動し、かつ、互いに直交する方向へ往復作動するように組込まれ、操作部材をスプリングの弾性による復帰力に抗して作動させることにより、これに連動するロック解除部材の作動によって物入れのロック機構を解除する形式の操作装置であって、操作部材とロック解除部材とは、一方の作動方向を直交方向へ変換して他方に伝えるために互いに斜面で突き合わせた方向変換部を備えている。この方向変換部は、操作部材とロック解除部材とが斜面に沿って相対的にスライド可能で、かつ、操作部材を組込むことでロック解除部材と一体的に結合可能である。スプリングは、操作部材の外側で開放されたセット部に組付けられ、この操作部材をハウジングに組込むことにより、操作部材とハウジングとの間において復帰力を発揮するように構成されている。
そして、スプリングが操作部材とハウジングとの間において復帰力を発揮するとともに、操作部材とロック解除部材とが方向変換部において一体的に結合されるので、操作部材とロック解除部材との連動関係およびスプリングによる復帰力といったこれまでの機能を維持することができる。
図1で示すように、車両室内のインストルメントパネル10の助手席側に位置するグローブボックス12(物入れ)は、その下部に設けられたピボット軸(図示省略)の軸線回りに回転できるようにインストルメントパネル10に支持されている。また、このグローブボックス12は、図2で示すロック機構16によって閉じた状態に保持されている(図1)。このロック機構16によるロックを解除することにより、グローブボックス12が自重で手前方向へ回転し、ボックス内へのアクセスが可能な開放状態になる。
なお、グローブボックス12の表面部(ドア部)の上隅にあるノブ22を押すことにより、後述する操作装置20の作動を通じてロック機構16のロックが解除される。
ハウジング24は、操作部材30が組込まれる空間26と、ロック解除部材40が組込まれる空間28とを備えている(図7)。これらの空間26,28は、ハウジング24において互いに直角に位置する外側面でそれぞれ開放されており、かつ、図6に示すようにハウジング24の内部で直角に交差して相互に連通している。なお、操作部材30が組込まれる空間26の内面には、その上下左右において計4個のガイド溝26aが設けられている(図7)。
操作部材30は、ハウジング24の空間26に組込まれたときの奥側端部に設定された斜面34を備えている。この斜面34の両側には、それぞれ内側に向けて張り出した係合爪36が設けられている。なお、操作部材30における斜面34の反対側の端部、つまりハウジング24の外側に位置する端部に、操作装置20のノブ22が結合される。
ロック解除部材40は、ハウジング24の空間28に組込まれたときの奥側端部に設定された斜面44を備えている。この斜面44の両側には、係合溝46がそれぞれ設けられている。
また、方向変換部50においては、斜面34の両係合爪36が斜面44の両係合溝46にそれぞれ係合している(図6、図9)。これにより、操作部材30とロック解除部材40とは、方向変換部50において斜面34,44に沿って相対的にスライド可能で、かつ一体的に結合されている。
まず、操作部材30の上面において外側に開放されたセット部38に、スプリングSを組付ける。このときのスプリングSは、圧縮力を加えることなく自由状態のままでセット部38に組付けることができる。この後、操作部材30をハウジング24の空間26に対して直線軌跡で組込む。これにより、前述のように操作部材30の外面に設けられている各レール部32が空間26の各ガイド溝26aにスライド可能に嵌り合うとともに、スプリングSがセット部38の内壁と空間26内のスプリング受け26bとの間に位置して復帰力を発揮し得る状態となる。
そこで、操作部材30を所定のストロークでハウジング24内に押込むことにより、方向変換部50の斜面34,44に沿ってロック解除部材40が空間28から押出される方向(図面の上方向)へ連動する。つまり、斜面34,44の接触位置が相対的に変化し、図6の仮想線で示す位置を越えた時点で、斜面34,44の両係合爪36と両係合溝46とが係合する。この結果、操作部材30とロック解除部材40とが方向変換部50において一体的に結合されたことになる。
また、スプリングSを操作部材30とハウジング24との間に組付けたことによる課題、すなわちスプリングSの弾性力がロック解除部材40に作用しなくなることを、相互を方向変換部50において一体的に結合することで解消している。これにより、操作装置20に必要なこれまでの機能を維持することができる。しかも、方向変換部50における操作部材30とロック解除部材40との結合は、これらをハウジング24内に組込む際に、前述のように操作部材30を所定のストロークでハウジング24内に押込むだけでよく、操作装置20の組付け性は適正に維持される。
16 ロック機構
20 操作装置
24 ハウジング
30 操作部材
34 斜面
38 セット部
40 ロック解除部材
50 方向変換部
S スプリング
Claims (2)
- ハウジングに対して操作部材とロック解除部材とが互いに連動し、かつ、互いに直交する方向へ往復作動するように組込まれ、操作部材をスプリングの弾性による復帰力に抗して作動させることにより、これに連動するロック解除部材の作動によって物入れのロック機構を解除する形式の操作装置であって、
操作部材とロック解除部材とは、一方の作動方向を直交方向へ変換して他方に伝えるために互いに斜面で突き合わせた方向変換部を備え、この方向変換部は、操作部材とロック解除部材とが斜面に沿って相対的にスライド可能で、かつ、操作部材を組込むことでロック解除部材と一体的に結合可能であり、スプリングは、操作部材の外側で開放されたセット部に組付けられ、この操作部材をハウジングに組込むことにより、操作部材とハウジングとの間において復帰力を発揮するように構成された物入れ用ロック機構の操作装置。 - 請求項1に記載された物入れ用ロック機構の操作装置であって、
ハウジングに対し、ロック解除部材に次いで操作部材を組込む際に、この操作部材を所定のストロークでハウジング内に押込む作動と、それに連動するロック解除部材の作動とにより、方向変換部において操作部材とロック解除部材とが一体的に結合されるように構成された物入れ用ロック機構の操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011249653A JP2013103642A (ja) | 2011-11-15 | 2011-11-15 | 物入れ用ロック機構の操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011249653A JP2013103642A (ja) | 2011-11-15 | 2011-11-15 | 物入れ用ロック機構の操作装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013103642A true JP2013103642A (ja) | 2013-05-30 |
Family
ID=48623518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011249653A Pending JP2013103642A (ja) | 2011-11-15 | 2011-11-15 | 物入れ用ロック機構の操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2013103642A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10815151B2 (en) | 2017-07-03 | 2020-10-27 | Solidian Gmbh | Method and apparatus for producing a reinforcement mesh |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11159215A (ja) * | 1997-11-27 | 1999-06-15 | Daihatsu Motor Co Ltd | 収納部開閉蓋のロック装置 |
JP2006327332A (ja) * | 2005-05-24 | 2006-12-07 | Toyoda Gosei Co Ltd | グローブボックス |
-
2011
- 2011-11-15 JP JP2011249653A patent/JP2013103642A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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