JP2013099012A - レゾルバ固定構造 - Google Patents

レゾルバ固定構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2013099012A
JP2013099012A JP2011236785A JP2011236785A JP2013099012A JP 2013099012 A JP2013099012 A JP 2013099012A JP 2011236785 A JP2011236785 A JP 2011236785A JP 2011236785 A JP2011236785 A JP 2011236785A JP 2013099012 A JP2013099012 A JP 2013099012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resolver
stator
fixing
fixing structure
stator core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011236785A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Watanabe
慶久 渡邉
Yoshinobu Uchiumi
義信 内海
Nobuhiko Fujita
暢彦 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2011236785A priority Critical patent/JP2013099012A/ja
Publication of JP2013099012A publication Critical patent/JP2013099012A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】レゾルバを回転電機に組付ける際の取付けによる検出精度の低下を防いで、信頼性の高いレゾルバ固定構造を得る。
【解決手段】回転電機のシャフト1端部に取付けられるレゾルバロータ20と、レゾルバロータ20の外周を取り囲んで回転電機のハウジングのリアブラケット6に組付けられるレゾルバステータ21とを備え、レゾルバステータ21は、外周側が円形であり内周側に径方向内側へ突出する複数の磁極歯を有する環状のステータコア22と、ステータコア22に設けられたインシュレータ23を介して磁極歯に巻回されたレゾルバコイル24とを有し、ステータコア22の軸方向の一方の端面に、ステータコア22とは別部材から成る固定用部材25を設け、固定用部材25によってレゾルバステータ21をハウジング側に固定するようにした。
【選択図】図2

Description

この発明は、回転電機に搭載されて回転電機の回転角度を検出するレゾルバの固定構造に関するものである。
従来の回転電機に搭載されるレゾルバの固定構造としては、例えば、レゾルバステータの外周に、対を成す輪状の突起を設け、回転電機のハウジングの端面中心に形成したインロー部にレゾルバステータを嵌め込み、突起部をネジによってハウジングに固定する構造が開示されている。これにより、組立性の向上や後工程におけるレゾルバロータとレゾルバステータの位相調整を図っている(例えば、特許文献1参照)。
また、レゾルバステータをレゾルバケースに熱圧入又はかしめによって固定し、振動や衝撃への耐久信頼性の向上を図った構成が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−157056号公報(第4頁、図1,図7) 特開平10−309068号公報(第2頁、図1)
特許文献1のような従来のレゾルバ固定構造では、レゾルバステータ外周に固定用として輪状の突起を設けているので、レゾルバステータの外周側が非円形状であるため、磁気特性の変化に伴う検出精度の低下やばらつきが発生するという問題点があった。また、レゾルバステータの製作において、プレス打ち抜き時に輪状の突起が原因でコア形状精度が悪化し、同様に検出精度が低下する要因となっていた。
また、特許文献2のように、レゾルバステータをケースに圧入等で固定する構造では、レゾルバステータに無理な応力が加わることで歪みが発生し、やはり検出精度の悪化が生じる虞があるという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、レゾルバを回転電機に組付ける際の取付けによる検出精度の低下を防止し、高い信頼性を有するレゾルバ固定構造を提供することを目的とする。
この発明に係るレゾルバ固定構造は、回転電機のシャフト端部に取付けられるレゾルバロータと、レゾルバロータの外周を取り囲んで回転電機のハウジング側に組付けられるレゾルバステータとを備えたレゾルバの固定構造であって、レゾルバステータは、外周側が円形状であり内周側に径方向内側へ突出する複数の磁極歯が形成された環状のステータコアと、ステータコアに設けられたインシュレータを介して磁極歯に巻回されたレゾルバコイルとを有し、ステータコアの軸方向の一方の端面に、ステータコアとは別部材から成る固定用部材が設けられ、固定用部材によってレゾルバステータをハウジング側に固定するようにしたものである。
この発明のレゾルバ固定構造によれば、外周側が円形状をしたステータコアの軸方向の一方の端面に、ステータコアとは別部材から成る固定用部材が設けられ、固定用部材によってレゾルバステータをハウジング側に固定するようにしたので、レゾルバステータのステータコア自身の外周側に固定用の突起がないため、軸回りの全周に亘り安定した磁気特性が得られ、磁気特性の変化による角度検出精度の低下を防止して、信頼性の高いレゾルバ固定構造を得ることができる。
この発明の実施の形態1によるレゾルバ固定構造を回転電機に組み込んだ状態を示す断面図である。 図1のレゾルバ固定部側の拡大断面図である。 この発明の実施の形態1によるレゾルバ固定構造の他の適用例を示す断面図である。 この発明の実施の形態1によるレゾルバ固定構造の変形例を示す断面図である。 この発明の実施の形態2によるレゾルバ固定構造を回転電機に組み込んだ状態を示す部分断面図である。 この発明の実施の形態2によるレゾルバ固定構造の他の適用例を示す断面図である。 この発明の実施の形態3によるレゾルバ固定構造を回転電機に組み込んだ状態を示す断面図である。 この発明の実施の形態3によるレゾルバ固定構造の他の適用例を示す断面図である。
実施の形態1.
以下、図に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態1によるレゾルバ固定構造を適用した制御装置一体型の回転電機を示す断面図であり、図2は、図1のレゾルバ固定部側の拡大断面図である。
まず図1により、レソルバが組み込まれた回転電機の全体構造から説明する。
回転電機は、シャフト1に固定されたロータ2と、その外周側に配置された円筒状のステータ3と、これらロータ2及びステータ3を収容するハウジング4となるフロントブラケット5及びリアブラケット6と、電力を供給するための回路部で構成されているパワー回路部7と、パワー回路部7を制御する制御回路を搭載した制御回路部8と、回転電機の回転角度を検出するレゾルバ9とを備えて構成されている。以下、各部を更に詳しく説明する。
回転中心軸であるシャフト1は、一端側がフロントベアリング10を介してフロントブラケット5に、他端側がリアベアリング11を介してリアブラケット6に回転自在に支持されている。
シャフト1のロータ2より背面側には、2個のスリップリング12が組付けられている。そして、リアブラケット6の内部側に、スリップリング12に摺接するブラシ13がブラシホルダ14に保持されて設けられている。また、シャフト1の前面側の、フロントブラケット5より外部に突出した端部には、プーリ15が固着されている。
また、ロータ2には界磁巻線2aが巻回され、ステータ3にはステータ巻線3aが巻回されている。
パワー回路部7は、ハウジング4の内部に配設されており、位相制御された三相交流電力をステータ巻線3aへ供給する直流交流相互変換回路16と、ブラシホルダ14内部に設けられたブラシ13からスリップリング12を介して界磁巻線2aに電力を供給する界磁電流スイッチング回路17とを有している。
図1に示す回転電機は、パワー回路部7のリア側すなわち軸方向背面側に制御回路部8が一体に配置された、制御装置一体型の回転電機である。
制御回路部8は、パワー回路部7に設けられた直流交流相互変換回路16を制御するための制御回路及び界磁電流スイッチング回路17を制御する制御回路が搭載された制御基板18を有しており、更に、制御基板18上にはレゾルバ9の検出信号を角度信号に変換するセンサ変換器(図示せず)が実装されている。
制御回路部8は、全体が制御回路ケース19に収容されており、この制御回路ケース19はハウジング4のリアブラケット6にねじ等によって取り付けられている。
なお、上記で説明した回転電機は一例を示すもので有り、この構成に限定するものではない。
次に、図2の拡大図を参照しながら、レゾルバ9の構成、及び取付構造について説明する。
ハウジング4のリアブラケット6の軸方向後端の中央部には、軸方向に延出する円筒部6aが形成され、円筒部6a内にシャフト1のリア側を支持するリアベアリング11が設けられている。
リアベアリング11より外部側に突出するシャフト1の端部に、シャフト1の回転と共に回転するレゾルバロータ20が取り付けられている。
レゾルバロータ20は、外周部が、ギャップパーミアンスが角度に対して正弦波状に変化する突極形状に形成されている。このレゾルバロータ20が、リアブラケット6の円筒部6a内部に位置するように、シャフト1の端部の長さが決められている。
レゾルバステータ21は、円環状をした薄板状の珪素鋼板が積層されて構成されて外周側が円形状であり内周側に径方向内側へ突出する複数の磁極歯が形成された環状のステータコア22と、ポリブチレンテレフタレート(PBT)やナイロン(PA)等の樹脂材料から成り磁極歯を覆うようにしてステータコア22に設けられたインシュレータ23と、インシュレータ23を介して磁極歯に巻回されたレゾルバコイル24とを有している。
そして、レゾルバステータ21は、ステータコア22の内周面がレゾルバロータ20の外周面と対向するように、リアブラケット6の円筒部6aの内部に嵌合される。
上記の、レゾルバロータ20とレゾルバステータ21とが組み合わされて、レゾルバ9が構成されている。
この実施の形態のレゾルバ固定構造の特徴部として、ステータコア22の軸方向の一方の端面である外部に面する端面に、レゾルバステータ21をリアブラケット6側に固定するための固定用部材25を設けている。固定用部材25は、レゾルバステータ21のステータコア22とは別部材で構成されている。
固定用部材25を、ハウジング4のリアブラケット6側の面に、エポキシ系やシリコン系の接着用樹脂を用いて接着させることで、レゾルバステータ21をハウジング側に固定するものである。
図1,図2の場合は、制御装置一体型の回転電機なので、リアブラケット6の背面側に設けた制御回路部8の制御回路ケース19の底面に、固定用部材25の固定面を接着させて固定している。
本実施の形態の固定用部材25は、絶縁部材で構成されており、例えば円板状の絶縁板をステータコア22の一方の端面に接着等で固定して形成する。好ましくは、レゾルバステータ21のインシュレータ23と一体に形成するのがよい。インシュレータ23は、磁極歯を覆うために複雑な形状をしており、通常、モールド成形によって作成されるので、インシュレータ23を成形する過程で、同一絶縁材料で同時に一体成形すればよい。
レゾルバステータ21のレゾルバコイル24は、制御回路部8と電気的に接続されている。レゾルバコイル24からの出力信号は、信号線により制御基板18に実装されたセン
サ変換器へ供給され、センサ変換器で角度信号に変換され、その角度信号に基づき直流交流相互変換回路16及び界磁電流スイッチング回路17によってステータ巻線3aへの電流制御及び界磁巻線2aへの電流制御がコネクタ26を介して行われ、制御装置一体型の回転電機の制御が実行される。
次に、レゾルバステータ21に設けた固定用部材25の作用について説明する。
背景技術の項で説明した先行技術文献に示すような従来のレゾルバ固定構造では、ステータコアの外周に輪状の突起を設け、その突起の穴を利用してハウジングにネジ止め等で固定していたが、突起によりステータコアが非円形状となっているために、磁気特性が変化し、検出精度の低下や精度にばらつきが生じていた。また、ステータコアをプレスにより打ち抜くとき、突起に起因してコアの形状精度が悪化し、検出精度の低下を招いていた。更に、ステータコアを圧入等により固定する場合では、ステータコアに応力が加わることで歪みが発生し、検出精度の悪化が生じていた。
これに対し、本実施の形態のレゾルバ固定構造は、レゾルバステータ21のステータコア22に設けた固定用部材25により固定しており、ステータコア22自体に固定用の切欠や耳を形成していないので、外周形状が円形状に保てるため、ステータコア22の形状に起因した磁気特性の変化による角度検出精度の低下を防止することができる。
また、ハウジング4側への組み付けは、ステータコア22の外周面をリアブラケット6の円筒部6aに嵌合させて、ステータコア22の軸線に直交方向に形成されている固定用部材25の固定面を制御回路ケース19の底面に押し当てて接着するだけなので、ステータコア22には無理な応力は一切かからずに間単に固定できる。
更に、固定用部材25をインシュレータ23と一体化して形成した場合は、部品点数を減らすことができ、コスト削減を図ることができる。
次に、本実施の形態のレゾルバ固定構造の別の適用例を、図3に基づいて説明する。図3は、図2に対応する部分であり、図2と同等部分は同一符号を付して説明は省略する。レゾルバ固定構造そのものは図2の場合と同じである。
先の図1及び図2は、リアブラケット6の背面側に制御回路部8を設け、制御回路ケース19の底面を介して、ステータコア22の外周側をリアブラケット6の円筒部6aに嵌合させ、固定用部材25を制御回路ケース18の底面に接着して固定した場合であったが、図3は、制御装置一体型ではない回転電機に適用する場合である。
図に示すように、リアブラケット6の中心部に形成した円筒部6aにレゾルバステータ21のステータコア22の外周側を嵌合させ、固定用部材25の固定面をリアブラケット6の外面に密着させて、直接リアブラケット6に接着により固定している。
次に、レゾルバ固定構造の変形例について説明する。図4は、図2,3で説明したレゾルバ固定構造の変形例を示す図であり、レゾルバ固定部を拡大した部分拡大図である。図3と同等部分は同一符号で示し説明は省略する。図3との相違点は、固定用部材25に、固定面と並行に金属板27をインサートした点である。金属板27は、固定用部材25を製作する過程でインサート成形すればよい。また、金属板27の形状は、固定用部材25の形状に合わせればよい。
金属板27をインサートしたことにより、固定用部材25の強度が増すと共に、固定面の平面度が改善されるので、固定強度の向上を図ることができる。
なお、この金属板27をインサートした構造は、制御装置一体型の回転電機にも適用できるのは言うまでもない。
以上のように、実施の形態1のレゾルバ固定構造によれば、レゾルバステータは、外周側が円形であり内周側に径方向内側へ突出する複数の磁極歯が形成された環状のステータコアと、ステータコアに設けられたインシュレータを介して磁極歯に巻回されたレゾルバ
コイルとを有し、ステータコアの軸方向の一方の端面に、ステータコアとは別部材から成る固定用部材が設けられ、固定用部材によってレゾルバステータをハウジング側に固定するようにしたので、レゾルバステータのステータコア自身の外周側に固定用の突起を必要としないため、軸回りの全周に亘り安定した磁気特性が得られ、磁気特性の変化による角度検出精度の低下を防止して、信頼性の向上を図ることができる。
また、固定用部材は、インシュレータと同一部材で一体的に形成されており、接着によりハウジング側に固定するようにしたので、上記効果に加えて、部品点数を減らすことができ、コスト削減を図ることができる。
また、固定用部材には、固定用部材の固定面と並行に金属板がインサートされているので、固定用部材の強度が増すと共に、固定面の平面度が改善されるため、固定強度の向上を図ることができる。
実施の形態2.
図5は、この発明の実施の形態2によるレゾルバ固定構造を回転電機に組み込んだ状態を示す部分断面図である。この図5は、実施の形態1の図4に対応する部分なので、図4と同等部分は同一符号を付して説明は省略する。また、以下では、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
先の実施の形態1では、レゾルバステータ21に設けた固定用部材25を、接着によりハウジング側に固定したが、本実施の形態では、ねじ止めにより固定するものである。
図5に示すように、円板状をした固定用部材25は、実施の形態1と同様にインシュレータ23と一体の絶縁物で構成されており、その円周方向に複数の取付穴が形成されている。そして、取付穴部分にブッシュ28がインサートされており、ねじ29を用いてハウジング4のリアブラケット6に固定する構造である。
実施の形態1の場合のように、固定用部材25を接着樹脂により固定した構造では、雰囲気温度・湿度の変化や振動等様々な環境変化により接着強度が低下する場合がある。これに対して、図5に示すように、ブッシュ28がインサートされた取付穴を利用して、固定用部材25を、ねじ29を用いてリアブラケット6に設けたねじ穴に直接ねじ止めして固定することで、耐熱衝撃や振動に対する耐久性を向上させることが可能である。
次に、実施の形態2のレゾルバ固定構造の別の適用例を、図6に基づいて説明する。図6は、先の図2に対応する図なので、図2と同等部分は同一符号を付して説明は省略する。図6は、制御装置一体型の回転電機に組み付ける場合である。
リアブラケット6のリア部には制御回路部8が設けられているので、制御回路部8の制御回路ケース19の底面を介して、ステータコア22の外周側をリアブラケット6に形成した円筒部6aに嵌合させ、固定用部材25を制御回路ケース19の底面に密着させて、ねじ29で固定する。実際の組立に当たっては、先にレゾルバステータ21を制御回路ケース19に組み付けておき、その制御回路ケース19をリアブラケット6に組み付ければよい。
なお、固定用部材25の外形形状は円形でなくても良く、取付穴が形成される複数箇所を外径側に突起させた形状としても良い。
また、図4で説明したものと同様に、固定用部材25に金属板27をインサートすれば、図4の場合と同様の効果を付加することができる。
以上のように、実施の形態2のレゾルバ固定構造によれば、固定用部材は、インシュレータと同一部材で一体的に形成され、ブッシュがインサートされた取付穴が設けられており、取付穴を介してねじによりハウジング側に固定するようにしたので、実施の形態1の効果に加えて、耐熱衝撃や振動に対する耐久性を向上させることができる。
実施の形態3.
図7は、この発明の実施の形態3によるレゾルバ固定構造を回転電機に組み込んだ状態を示す断面図であり、図8は他の回転電機への適用例を示す断面図である。図7は実施の形態1の図3に対応し、図8は図2に対応する部分なので、それらと同等部分は同一符号を付して説明は省略する。
図7に示すように、本実施の形態の固定用部材30は、金属材料、例えば鋼板やアルミ板から成り、レゾルバステータ21のステータコア22に溶接で接合されている。そして、固定用部材30を、リアブラケット6の端面に溶接により接合することで、レゾルバ9のレゾルバステータ21を回転電機のハウジング側に固定するものである。
固定用部材30は、ステータコア22の全周に設けても良く、周方向の複数箇所に部分的に設けても良い。
固定用部材30の溶接方法は、例えば、ステータコア22をリアブラケット6の円筒部6aに嵌合させ、固定用部材30をリアブラケット6の固定面に当接させた状態で、溶接箇所付近にトーチを接近させ、不活性ガス、例えばアルゴンガスやCO等を固定用部材30の溶接部に向かって噴出し、大気から接合部を遮断した状態で溶融させて接合する。
図8は、制御装置一体型の回転電機に適用した場合の側面断面図である。
制御回路部8の制御回路ケース19は絶縁材料で構成されているので、制御回路ケース19側の固定用部材30の取付面となる部分には、予め金属部材31をインサートしている。こうすることで、上記と同様に溶接により接合することができる。
以上のように、実施の形態3のレゾルバ固定構造によれば、固定用部材は、レゾルバステータに溶接された金属板から成り、溶接によりハウジング側に固定するようにしたので、実施の形態1の効果に加えて、強固に固定できることで、耐熱衝撃性や耐振動性の向上を図ったレゾルバ固定構造を提供することができる。
1 シャフト 2 ロータ
2a 界磁巻線 3 ステータ
3a ステータ巻線 4 ハウジング
5 フロントブラケット 6 リアブラケット
6a 円筒部 7 パワー回路部
8 制御回路部 9 レゾルバ
10 フロントベアリング 11 リアベアリング
12 スリップリング 13 ブラシ
14 ブラシホルダ 15 プーリ
16 直流交流相互変換回路 17 界磁電流スイッチング回路
18 制御基板 19 制御回路ケース
20 レゾルバロータ 21 レゾルバステータ
22 ステータコア 23 インシュレータ
24 レゾルバコイル 25 固定用部材
26 コネクタ 27 金属板
28 ブッシュ 29 ねじ
30 固定用部材 31 金属部材。

Claims (5)

  1. 回転電機のシャフト端部に取付けられるレゾルバロータと、前記レゾルバロータの外周を取り囲んで前記回転電機のハウジング側に組付けられるレゾルバステータとを備えたレゾルバの固定構造であって、
    前記レゾルバステータは、外周側が円形状であり内周側に径方向内側へ突出する複数の磁極歯が形成された環状のステータコアと、前記ステータコアに設けられたインシュレータを介して前記磁極歯に巻回されたレゾルバコイルとを有し、
    前記ステータコアの軸方向の一方の端面に、前記ステータコアとは別部材から成る固定用部材が設けられ、前記固定用部材によって前記レゾルバステータを前記ハウジング側に固定するようにしたことを特徴とするレゾルバ固定構造。
  2. 請求項1記載のレゾルバ固定構造において、
    前記固定用部材は、前記インシュレータと同一部材で一体的に形成されており、接着により前記ハウジング側に固定されることを特徴とするレゾルバ固定構造。
  3. 請求項1記載のレゾルバ固定構造において、
    前記固定用部材は、前記インシュレータと同一部材で一体的に形成され、ブッシュがインサートされた取付穴が設けられており、前記取付穴を介してねじにより前記ハウジング側に固定されることを特徴とするレゾルバ固定構造。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のレゾルバ固定構造において、
    前記固定用部材には、前記固定用部材の固定面と並行に金属板がインサートされていることを特徴とするレゾルバ固定構造。
  5. 請求項1記載のレゾルバ固定構造において、
    前記固定用部材は、金属材料から成り、溶接により前記ハウジング側に固定されることを特徴とするレゾルバ固定構造。
JP2011236785A 2011-10-28 2011-10-28 レゾルバ固定構造 Pending JP2013099012A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011236785A JP2013099012A (ja) 2011-10-28 2011-10-28 レゾルバ固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011236785A JP2013099012A (ja) 2011-10-28 2011-10-28 レゾルバ固定構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013099012A true JP2013099012A (ja) 2013-05-20

Family

ID=48620427

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011236785A Pending JP2013099012A (ja) 2011-10-28 2011-10-28 レゾルバ固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013099012A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015037160A1 (ja) * 2013-09-13 2015-03-19 多摩川精機株式会社 レゾルバ収容用筐体構造

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006090831A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Ntn Corp 回転センサ付軸受
JP2006280117A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Showa Corp レゾルバの取付構造、回転電機及びレゾルバの取付方法
JP2008104318A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Mitsubishi Electric Corp 制御装置一体型回転電機
WO2008108431A1 (ja) * 2007-03-07 2008-09-12 Mitsuba Corporation ブラシレスモータ
JP2008267824A (ja) * 2007-04-16 2008-11-06 Mitsubishi Electric Corp レゾルバ
JP2010178603A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Tamagawa Seiki Co Ltd レゾルバと筒状ケースとの接続固定構造

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006090831A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Ntn Corp 回転センサ付軸受
JP2006280117A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Showa Corp レゾルバの取付構造、回転電機及びレゾルバの取付方法
JP2008104318A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Mitsubishi Electric Corp 制御装置一体型回転電機
WO2008108431A1 (ja) * 2007-03-07 2008-09-12 Mitsuba Corporation ブラシレスモータ
JP2008267824A (ja) * 2007-04-16 2008-11-06 Mitsubishi Electric Corp レゾルバ
JP2010178603A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Tamagawa Seiki Co Ltd レゾルバと筒状ケースとの接続固定構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015037160A1 (ja) * 2013-09-13 2015-03-19 多摩川精機株式会社 レゾルバ収容用筐体構造
JP2015055586A (ja) * 2013-09-13 2015-03-23 多摩川精機株式会社 レゾルバ収容用筐体構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4894331B2 (ja) ブラシレスモータ
US8653707B2 (en) Motor having an encoder to detect rotation of a rotating body
JP5630650B2 (ja) モータおよびモータの製造方法
US9692270B2 (en) Motor including brackets and fixing members
JP6238054B2 (ja) インナーロータ型モータ
JP5814445B1 (ja) レゾルバ
JP2012114997A (ja) モータ
JPWO2017150487A1 (ja) モータ
JP2015119517A (ja) シーリングファン用のモータおよびシーリングファン
JP2003319631A (ja) ブラシレスモータ
JP2013009573A (ja) モータ
JP2010025700A (ja) レゾルバロータの固定構造及びブラシレスモータ
JP2013009571A (ja) モータ
JP2007221977A (ja) ブラシレスモータ
JP5368524B2 (ja) レゾルバステータ構造
JP5597279B1 (ja) 制御装置一体型回転電機
JP2013099012A (ja) レゾルバ固定構造
JP2008228367A (ja) ブラシレスモータ
JP5729439B2 (ja) ブラシレスモータ
JP4926205B2 (ja) レゾルバ
JP2014107916A (ja) 回転電機
JP2012065400A (ja) モータ
JP2006192317A (ja) 偏心ロータを備えた扁平型ブラシレス振動モータ、同モータを内蔵させた電磁音響変換器。
JP2007082285A (ja) 回転電機
JP2012065401A (ja) モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130611

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130731

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140304