JP2013098959A - 無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】2以上の通信装置間でデータを無線通信する際において消費電力を低減させる。
【解決手段】質問側通信装置4から、データの送信又は受信の何れを希望するかを示す希望情報と、当該データの通信時間に関する通信時間情報とを含む通知フレームを所定間隔で複数送信し、応答側通信装置5により、所定の時間間隔で設定された複数の検出期間において通知フレームを待ち受け、通知フレームを受信した場合には、当該通知フレームに含まれる希望情報及び通信時間情報を読み取り、読み取った希望情報においてデータ送信の希望が示されていた場合、通信時間情報に基づいて設定したデータ待受期間において質問側通信装置4から送信されるデータを待ち受け、読み取った上記希望情報においてデータ受信の希望が示されていた場合、応答側通信装置5により通信時間情報に応じた通信期間にデータの送信を行う。
【選択図】図3

Description

2以上の通信装置間でデータを無線通信する際において消費電力を低減させる上で好適な無線通信方法に関するものである。
WPAN(Wireless Personal Area Network)等のような無線パーソナルエリア通信網(例えば、特許文献1参照。)内の各通信装置を設計する際において特に要求されるのは、電力寿命の長期化である。この通信装置内における電力消費メカニズムに着目した場合、これに影響を及ぼしている大きな要因の一つとして、他の通信装置から送信されてくる信号を検出するための動作が考えられる。
他の通信装置から信号を受信することにより初めて両者間で無線通信が開始されるものであるから、当該信号を漏れなく検出する必要がある。しかしながら、一の通信装置は、他の通信装置からいかなるタイミングで信号が送信されてくるかは知る由も無い。このため、一の通信装置は、他の通信装置からの信号をいつでも検出することができるようにするため、常時検出モードを立ち上げる必要がある。この通信装置内において検出モードを長時間に亘り立ち上げることにより、電力消費量はこれに応じていきおい高くなってしまうこととなる。電力消費量が多くなればバッテリーの寿命も短くなってしまい、デバイスを長時間連続して使用することが困難になる。
特表2009−500958号公報
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、2以上の通信装置間でデータを無線通信する際において消費電力を低減させることが可能な無線通信方法を提供することにある。
本発明を適用した無線通信方法は、上述した課題を解決するために、質問側通信装置と応答側通信装置とを有する無線パーソナルエリア通信網内の無線通信方法において、質問側通信装置から、データの送信又は受信の何れを希望するかを示す希望情報と、当該データの通信時間に関する通信時間情報とを含む通知フレームを所定間隔で複数送信し、応答側通信装置により、所定の時間間隔で設定された複数の検出期間において上記通知フレームを待ち受け、上記通知フレームを受信した場合には、当該通知フレームに含まれる上記希望情報及び上記通信時間情報を読み取り、読み取った上記希望情報においてデータ送信の希望が示されていた場合、上記応答側通信装置により上記通信時間情報に基づいて設定したデータ待受期間において上記質問側通信装置から送信されるデータを待ち受けるとともに、上記質問側通信装置により上記通信時間情報に応じた通信時間にデータの送信を行い、読み取った上記希望情報においてデータ受信の希望が示されていた場合、上記応答側通信装置により上記通信時間情報に応じた通信期間にデータの送信を行い、上記質問側通信装置により上記通信時間情報に基づいて設定したデータ待受期間において上記応答側通信装置から送信されるデータを待ち受けることを特徴とする。
また、本発明を適用した無線通信方法は、上述した課題を解決するために、質問側通信装置と応答側通信装置とを有する無線パーソナルエリア通信網内の無線通信方法において、応答側通信装置により、所定の時間間隔で設定された複数の検出期間において上記通知フレームを待ち受け、質問側通信装置から、データの送信又は受信の何れを希望するかを示す希望情報と、当該データの通信時間に関する通信時間情報とを含む単一の通知フレームを、上記応答側通信装置との間で予めビーコンを介して識別した上記検出期間に合わせて送信し、上記応答側通信装置により上記通知フレームを受信した場合には、当該通知フレームに含まれる上記希望情報及び上記通信時間情報を読み取り、読み取った上記希望情報においてデータ送信の希望が示されていた場合、上記応答側通信装置により上記通信時間情報に基づいて設定したデータ待受期間において上記質問側通信装置から送信されるデータを待ち受けるとともに、上記質問側通信装置により上記通信時間情報に応じた通信時間にデータの送信を行い、読み取った上記希望情報においてデータ受信の希望が示されていた場合、上記応答側通信装置により上記通信時間情報に応じた通信期間にデータの送信を行い、上記質問側通信装置により上記通信時間情報に基づいて設定したデータ待受期間において上記応答側通信装置から送信されるデータを待ち受けることを特徴とする。
上述した構成からなる本発明によれば、応答側通信装置側において検出期間を常時立ち上げるのではなく互いに時間間隔を空けて複数となるように検出期間を設定する。即ち、検出期間は、断続的に設けられている。これにより、本発明によれば、2以上の通信装置間でデータを無線通信する際において消費電力を低減させることが可能となり、バッテリーの寿命も長時間化させることが可能となる。また、この検出期間を断続的に設けたとしても、通知フレームも複数に亘り間隔を空けて送信するものであることから、これを漏れなく検知することが可能となる。
本発明を適用した無線通信システムである。 (a)は、無線デバイスが有する機能の一例を示すブロック図であり、(b)は、プロトコルスタックとインターフェースの関係を示す図である。 本発明を適用した無線通信方法のタイムチャートである。 応答側通信装置の動作を示すフローチャートである。 本発明を適用した無線通信方法における、質問側通信装置、応答側通信装置間でケース1の動作を行う際のフローチャートである。 本発明を適用した無線通信方法における、質問側通信装置、応答側通信装置間でケース2の動作を行う際のフローチャートである。 本発明を適用した無線通信方法の他のタイムチャートである。
以下、本発明を適用した無線通信方法を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
無線通信システム1は、図1に示すように、無線通信ネットワーク10から構成されている。
無線通信ネットワーク10は、複数の無線端末11と、コーディネータ12とを備えている。無線通信ネットワーク10は、無線端末11やコーディネータ12のような無線デバイス13それぞれの間で互いに電波を送受信することにより双方向に無線通信可能に構成されている。無線通信ネットワーク10は、例えば、WPAN(Wireless Personal Area Network)やWLAN(Wireless Local Area Network)の無線通信規格に基づき無線通信を行う。本発明は、IEEE802.15.4標準のWPANに基づき無線通信を行う無線通信ネットワーク10に対して、特に好適に用いられる。無線通信ネットワーク10は、例えば、SUN等のセンサネットワークとして好適に用いられる。
無線通信ネットワーク10は、図示の例では、そのネットワーク構成が1対複数のスター型であるものを例示している。無線通信ネットワーク10は、この他にも、ツリー型、メッシュ型等のいかなるネットワーク構成でもよいし、1対1のネットワーク構成でもよい。また、無線通信ネットワーク10は、無線端末11やコーディネータ12が他の有線通信ネットワークに接続されていてもよい。
無線通信ネットワーク10は、法令、レギュレーション等により無線通信の用途等に応じて予め割り当てられた所定の周波数帯に属するチャネルを用いて無線通信を行う。無線通信ネットワーク10が用いる周波数帯とは、例えば、UHF周波数帯や、VHF周波数帯、サブ1GHzの周波数帯、2.4GHz帯の周波数帯、5GHz帯等である。
無線端末11は、例えば、センサ端末、リモコン、携帯電話を初めとした各種情報端末により構成される。無線端末11は、少なくともコーディネータ12との間で無線パケット通信可能に構成される。
コーディネータ12は、無線通信ネットワーク10内において自己を含む各無線デバイス13間での無線通信を制御する役割を担う。また、コーディネータ12は、無線通信ネットワーク10内の各無線端末11を接続させるために、これらを互いに同期化させる役割を担う。
図2(a)は、無線通信システム1において無線デバイス13が有する機能の一例を示すブロック図である。
無線デバイス13は、図2(a)に示すように、少なくとも物理層(PHY層)21と、MAC層22とを有するプロトコルスタックに基づいて、他の無線デバイス13との間で通信リンクを確立する。無線デバイス13は、電波を送受信するアンテナ31と、物理層21に関する所定の動作を実行する物理層管理部(PLME:PHY Layer Management Entity)32と、MAC層22に関する所定の動作を実行するMAC層管理部(MLME:MAC Layer Management Entity)33とを有する。また、無線デバイス13は、物理層21やMAC層22等の各層に対して独立して、各層との間で各層の状態情報や制御信号のやり取りを行うインターフェースとしての役割を担うデバイス管理部(DME:Device Management Entity)34を更に有する。
上位層から入力されたデータは、MLME33、PLME32を経由して処理され、アンテナ31から無線信号として他の無線デバイス13に送信される。また、アンテナ31から受信した無線信号は、PLME32、MLME33を経由して処理され、上位層に出力される。
ここで、無線通信ネットワーク10内で互いに無線通信しようとする複数の無線デバイス13のうちの少なくとも2つの無線デバイス13は、マルチバンドに対応した無線デバイス13が用いられている。このマルチバンドに対応した複数の無線デバイス13は、複数の異なる周波数帯を用いて互いに無線通信を行うことができるように、物理層21及びMAC層22の通信方式の一部に共通したものが用いられている。即ち、マルチバンドに対応した一の無線デバイス13は、例えば、2.4GHz帯の第1周波数帯を用いて無線通信するうえで必要な第1通信方式と、例えば、955MHz帯の第2周波数帯を用いて無線通信するうえで必要な第2通信方式とを有している。また、一の無線デバイス13と無線通信しようとする他の無線デバイス13は、一の無線デバイス13との間で2.4GHz帯の第1周波数帯を用いて無線通信するうえで必要な第1通信方式と、一の無線デバイス13との間で955MHz帯の第2周波数帯を用いて無線通信するうえで必要な第2通信方式とを有している。なお、無線通信ネットワーク10内には、マルチバンドに対応していない無線デバイス13が含まれていてもよい。ここでいうマルチバンドに対応していない無線デバイス13とは、第1通信方式又は第2通信方式のうちの何れかの通信方式のみを有する無線デバイス13のことをいう。ここでいう通信方式とは、複数の無線デバイス13間で無線通信するために用いられる変調方式、符号化方式、拡散方式等の物理層21のプロトコルや、CSMA/CA等のMAC層22のプロトコルのことをいう。
図2(b)は、プロトコルスタックとインターフェースの関係を示している。MAC層22は、MLME33をカバーするものであり、物理層21は、PLME32をカバーするものである。MLME33とPLME32とは互いにMLME−PLMEインターフェース51を介して、MLME33とDME34とは互いにMLMEインターフェース52を介して、PLME32とDME34とは互いにPLMEインターフェース53を介して接続されている。
次に、本発明を適用した無線通信システム1の動作について説明をする。以下の説明においては、上述した無線端末11、コーディネータ12の何れかを、質問側通信装置4と応答側通信装置5とに割り当てる場合を想定して説明を行う。この無線端末11、コーディネータ12との間で無線通信を行う際には、何れか一方を質問側通信装置4に、他方をと応答側通信装置5に割り当てるようにしてもよい。また無線端末11間において、アドホックな無線通信を行う場合には、何れか一方の無線端末11を質問側通信装置4に、また他方の無線端末11を応答側通信装置5として割り当てるようにしてもよい。
図3は、本発明を適用した無線通信方法のタイムチャートである。応答側通信装置5は、所定の時間間隔で設定された検出期間TLDにおいて通知フレームを待ち受ける。即ち、応答側通信装置5は、この検出期間TLDにおいてのみ、質問側通信装置4からの通知フレームを待ち受けて検出することが可能となる。検出期間TLDは、時間間隔TLIで断続的に設けられる。この検出期間TLDは、一定であることを前提としているがこれに限定されるものではなく、可変であってもよい。このような検出期間TLDが断続的に形成される結果、検出期間TLDの間には、実際に通知フレームの待ち受けを行っていない期間が必ず存在することとなる。
質問側通信装置4は、自らのデータを応答側通信装置5へと送信するケース1と、応答側通信装置5からデータを受信するケース2に分類される。質問側通信装置4は、何れのケースにおいても、応答側通信装置5との間でデータの送受信をしない間は、特に通知フレームの送信を行わない。かかる場合には、単に応答側通信装置5側において時間間隔TLIでの検出期間TLDの検出が継続することとなる。
質問側通信装置4は、応答側通信装置5との間でデータの送受信を希望する場合には、通知フレームを無線送信する。この通知フレームの送信は、ケース1、ケース2の双方において行われることとなる。通知フレームは、間隔TWIでTWDの期間に亘り送信されることとなる。この通知フレームは、TWDの期間において複数個で構成されており、互い間隔を空けて断続的に続くものとなる。図3に示す例において、この通知フレームの数は、TWDの期間において4個で構成されているが、これに限定されるものではなく、いかなる数で構成されるものであってもよい。
ちなみに、この質問側通信装置4から送信される通知フレームには、質問側通信装置4が応答側通信装置5に対してデータの送信を希望するのか、或いは質問側通信装置4が応答側通信装置5からデータの受信を希望するのかを示す希望情報と、当該データの通信時間に関する通信時間情報とが含まれている。
このような通知フレーム群が質問側通信装置4から送信された場合には、応答側通信装置5における検出期間において、この通知フレームが捕捉されることとなる。通知フレームは、断続的に複数個に亘って送信されるものであるが、TWDの期間に亘り送信されるものであることから、検出期間TLDにおいて捕捉される可能性が高くなる。
応答側通信装置5は、この検出期間TLDにおいて、質問側通信装置4から通知フレームを検出することができた場合には、この通知フレームにおける希望情報を先ず読み取る。これにより、応答側通信装置5は、質問側通信装置4が応答側通信装置5に対して、データの送信を希望する旨を通知したのか、或いは質問側通信装置4が応答側通信装置5からのデータの受信を希望する旨を通知したのかを識別することが可能となる。即ち、応答側通信装置5は、通知フレームに記述された希望情報を読み取ることにより、質問側通信装置4がケース1に基づいた無線通信を希望しているのか、ケース2に基づいた無線通信を希望しているのか、を識別することが可能となる。
ここでケース1の場合には、応答側通信装置5は、通知フレームを検出した検出期間終了時からTRZ1経過後、所定の長さで構成されるデータ待ち受け期間を設定する。ちなみに、このTRZ1は、通信時間情報を識別した応答側通信装置5において、質問側通信装置4がデータを送信するであろう時間帯においてデータ待受期間を設定できるように設定する。また質問側通信装置4は、データを送信する。このデータの送信時刻は、質問側通信装置4が通知フレームに含めた通信時間情報に基づいたものとなっている。このため、ケース1においては、質問側通信装置4側でデータを送信するタイミング、応答側通信装置5が設定するデータ待受期間は、いずれも通信時間情報に基づいたものとなっている。このため、応答側通信装置5は、通信時間情報に基づいて、質問側通信装置4から送信されてくるデータを受信できるように、データ待受期間を設定すればよい。これにより応答側通信装置5からのデータをデータ待受期間において漏れなく捕捉することが可能となる。
ここでケース2の場合には、応答側通信装置5は、通知フレームを検出した検出期間終了時からTRZ2経過後、データを送信する。ちなみに、このTRZ2は、通信時間情報を識別した応答側通信装置5において、質問側通信装置4が設定したデータ待受時間と整合するように設定する。これにより、応答側通信装置5によるデータの送信時刻は、質問側通信装置4によるデータ待受時間に基づいたものとなっている。このため、ケース2においても、応答側通信装置5側でデータを送信するタイミング、質問側通信装置4が設定するデータ待受期間は、いずれも通信時間情報に基づいたものとなっている。これにより、質問側通信装置4は、応答側通信装置5からのデータをデータ待受期間において漏れなく捕捉することが可能となる。
なお、TLI≦TWDで、なおかつTLD≧TWIとすることにより、この通知フレームを漏れなく検出することが可能となる。
図4は、応答側通信装置5の動作フローを示している。先ずステップS11において検出期間TLDにより所定の時間間隔で断続的に通知フレームの検出を試みる。次にステップS12へ移行し、検出期間TLDにより通知フレームを検出できたか否か確認する。その結果、通知フレームを検出することができた場合には、ステップS13へ移行し、通知フレームを検出することができない場合には、再度ステップS11からの処理を繰り返し実行する。
次にステップS13へ移行し、通知フレームに含まれている希望情報を確認する。次にステップS14に移行し、ステップS13において確認した希望情報から、ケース2である旨を判別した場合にはステップS15へ移行し、その旨を判別できない場合には、ステップS16へ移行する。
ステップS15へ移行した場合には、TRZ2経過後、データを送信する。この送信したデータは、質問側通信装置4におけるデータ待受期間において捕捉されることとなる。
また、ステップS16へ移行した場合には、ステップS13において確認した希望情報から、ケース1であるか否かを判別する。そしてケース1であればステップS17へ移行し、それ以外であれば再度ステップS11からの処理を繰り返し実行する。
ステップ17では、TRZ1経過後においてデータ待受期間を設定する。その結果、質問側通信装置から送信されてくるデータをデータ待受期間において捕捉することが可能となる。
ちなみに、ステップS15、17の処理を実行後、再度ステップS11へと戻ることとなる。
図5は、本発明を適用した無線通信方法における、質問側通信装置4、応答側通信装置5間でケース1の動作を行う際のフローチャートを示している。ここで質問側通信装置4は、MLME33a、DME34aを有するものとし、応答側通信装置5は、MLME33b、DME34bを有するものとする。
先ず、ステップS21において、応答側通信装置5における、DME34bからMLME33bに対して、スキャニング開始要求を送信する。このスキャニング開始要求は、検出期間を設けて通知フレームの取得を試みるための要求である。このスキャニング開始要求を受けたMLME33bは、所定長さの検出期間において、通知フレームの検出を試みる。
質問側通信装置4のDME34aは、先ずステップS22においてMLME33aに対して通知フレーム送信要求を送信する。この通知フレーム送信要求は、質問側通信装置4がデータを送信することを希望している場合に、最初に送信すべき通知フレームを送信するための要求である。
次にステップS23へ移行し、質問側通信装置4から応答側通信装置5へ通知フレームを送信する。具体的には、この質問側通信装置4におけるMLME33aから、応答側通信装置5におけるMLME33bに対して、通知フレームを送信する。
応答側通信装置5におけるMEME33bでは、検出期間において通知フレームを受信し、ステップS24に移行して通知データ出力をMLME33bからDME34bへと送信する。通知データ出力を通じて、これから行うべき制御がケース2ではなく、ケース1であることを判別することが可能となり、またデータ待受け時間の開始時点をいかにすべきかを判別することが可能となる。
また、この検出期間終了時点からTRZ1経過するまでに、検出期間が終了した旨のスキャニング終了通知をMLME33bからDME34bへと送信する(ステップS25)。またDME34bからMLME33bへデータ待受けの要求を通知する(ステップS26)。このデータ待受けの要求は、上述したステップS24の通知データ出力を受けて、通知フレーム内の希望情報、並びに通信時間情報に基づいて送るものである。MLME33bは、このデータ待受けの要求を受けて、データ待受け時間の開始時点(TRZ1の長さ)を知ることが可能となる。
次にステップS27において、次は質問側通信装置4のDME34aからMLME33aに向けて、データ送信要求(ステップS27)を送信する。MLME33aは、かかるデータ送信要求を受けてデータを応答側通信装置5のMLME33bへデータを送信する(ステップS28)。データ待受期間は、上述したとおり通信時間情報に基づいて設定されていることから、このステップS28において送信されるデータは、データ待受期間において捕捉されることとなる。MLME33bは、かかるデータを受信できた場合には、ステップS29においてACKをMLME33aに向けて送信する(ステップS29)。MLME33aは、このACKを受信して、DME34aにおいてデータの送信を確認する(ステップS30)。
また応答側通信装置5側においては、ステップS31において、MLME33bがDME34bに対して、データ待受期間が終了した旨の通知を行う(ステップS31)。そして、ステップS32においてMLME33bからDME34bへデータを送信する。
図6は、本発明を適用した無線通信方法における、質問側通信装置4、応答側通信装置5間でケース2の動作を行う際のフローチャートを示している。
先ず、ステップS41において、応答側通信装置5における、DME34bからMLME33bに対して、スキャニング開始要求を送信する。このスキャニング開始要求は、検出期間を設けて通知フレームの取得を試みるための要求である。このスキャニング開始要求を受けたMLME33bは、所定長さの検出期間において、通知フレームの検出を試みる。
質問側通信装置4のDME34aは、先ずステップS42においてMLME33aに対して通知フレーム送信要求を送信する。この通知フレーム送信要求は、質問側通信装置4がデータを送信することを希望している場合に、最初に送信すべき通知フレームを送信するための要求である。
次にステップS43へ移行し、質問側通信装置4から応答側通信装置5へ通知フレームを送信する。具体的には、この質問側通信装置4におけるMLME33aから、応答側通信装置5におけるMLME33bに対して、通知フレームを送信する。
応答側通信装置5におけるMEME33bでは、検出期間において通知フレームを受信し、ステップS44に移行して通知データ出力をMLME33bからDME34bへと送信する。通知データ出力を通じて、これから行うべき制御がケース1ではなく、ケース2であることを判別することが可能となり、質問側通信装置4におけるデータ待受け時間の開始時点を判別することが可能となる。
また、検出期間が終了した旨のスキャニング終了通知をMLME33bからDME34bへと送信する(ステップS45)。またDME34bからMLME33bへデータ送信の要求を通知する(ステップS46)。このデータ送信の要求は、上述したステップS44の通知データ出力を受けて、通知フレーム内の希望情報、並びに通信時間情報に基づいて送るものである。MLME33bは、このデータ送信の要求を受けてデータを、質問側通信装置4のMLME33aへと送信する(ステップS47)。このステップS47において送信されるデータは、質問側通信装置4におけるデータ待受期間において捕捉されることとなる。MLME33aは、かかるデータを受信できた場合には、ステップS48においてACKをMLME33bに向けて送信する。MLME33bは、このACKを受信して、DME34bにおいてデータの送信を確認する(ステップS49)。
質問側通信装置4は、ステップS50においてMLME33aからDME34aへデータを送信する(ステップS50)。
上述の如き構成からなる本発明では、応答側通信装置5側において検出期間TLDを常時立ち上げるのではなく互いに時間間隔を空けて複数となるように検出期間TLDを設定する。即ち、検出期間TLDは、断続的に設けられている。これにより、本発明によれば、2以上の通信装置間でデータを無線通信する際において消費電力を低減させることが可能となり、バッテリーの寿命も長時間化させることが可能となる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。図7は、他の実施形態を示すタイムチャートである。このタイムチャートでは、通知フレームを所定間隔で複数送信するのではなく、単一の通知フレームのみ送信する。質問側通信装置4は、この応答側通信装置5における検出期間TLDが、例えば事前に送受信するビーコンを通じて既に分かっている場合、複数個の通知フレームを送信することなく、検出期間TLDに合わせて一つの通知フレームを送信すれば、本発明において期待している作用効果を同様に奏することが可能となる。
ちなみに、このビーコンを通じた、応答側通信装置5における検出期間の取得は、応答側通信装置5から質問側通信装置4へと送られるビーコン、或いは質問側通信装置4から応答側通信装置5へと送られるビーコンの何れを通じて行うようにしてもよいことは勿論である。
1 無線通信システム
4 質問側通信装置
5 応答側通信装置
10 無線通信ネットワーク
11 無線端末
12 コーディネータ
13 無線デバイス
21 物理層(PHY層)
22 MAC層
31 アンテナ
32 物理層管理部
33 MAC層管理部(MLME)
34 デバイス管理部(DME)

Claims (3)

  1. 質問側通信装置と応答側通信装置とを有する無線パーソナルエリア通信網内の無線通信方法において、
    質問側通信装置から、データの送信又は受信の何れを希望するかを示す希望情報と、当該データの通信時間に関する通信時間情報とを含む通知フレームを所定間隔で複数送信し、
    応答側通信装置により、所定の時間間隔で設定された複数の検出期間において上記通知フレームを待ち受け、上記通知フレームを受信した場合には、当該通知フレームに含まれる上記希望情報及び上記通信時間情報を読み取り、
    読み取った上記希望情報においてデータ送信の希望が示されていた場合、上記応答側通信装置により上記通信時間情報に基づいて設定したデータ待受期間において上記質問側通信装置から送信されるデータを待ち受けるとともに、上記質問側通信装置により上記通信時間情報に応じた通信時間にデータの送信を行い、
    読み取った上記希望情報においてデータ受信の希望が示されていた場合、上記応答側通信装置により上記通信時間情報に応じた通信期間にデータの送信を行い、上記質問側通信装置により上記通信時間情報に基づいて設定したデータ待受期間において上記応答側通信装置から送信されるデータを待ち受けること
    を特徴とする無線通信方法。
  2. 上記質問側通信装置から、上記通知フレームを間隔TWIでTWDの期間に亘り送信し、
    上記応答側通信装置により、時間間隔TLI(≦TWD)で検出期間TLD(≧TWI)において上記通知フレームを待ち受けること
    を特徴とする請求項1記載の無線通信方法。
  3. 質問側通信装置と応答側通信装置とを有する無線パーソナルエリア通信網内の無線通信方法において、
    応答側通信装置により、所定の時間間隔で設定された複数の検出期間において上記通知フレームを待ち受け、
    質問側通信装置から、データの送信又は受信の何れを希望するかを示す希望情報と、当該データの通信時間に関する通信時間情報とを含む単一の通知フレームを、上記応答側通信装置との間で予めビーコンを介して識別した上記検出期間に合わせて送信し、
    上記応答側通信装置により上記通知フレームを受信した場合には、当該通知フレームに含まれる上記希望情報及び上記通信時間情報を読み取り、
    読み取った上記希望情報においてデータ送信の希望が示されていた場合、上記応答側通信装置により上記通信時間情報に基づいて設定したデータ待受期間において上記質問側通信装置から送信されるデータを待ち受けるとともに、上記質問側通信装置により上記通信時間情報に応じた通信時間にデータの送信を行い、
    読み取った上記希望情報においてデータ受信の希望が示されていた場合、上記応答側通信装置により上記通信時間情報に応じた通信期間にデータの送信を行い、上記質問側通信装置により上記通信時間情報に基づいて設定したデータ待受期間において上記応答側通信装置から送信されるデータを待ち受けること
    を特徴とする無線通信方法。
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