JPWO2014136270A1 - 通信装置及び通信方法 - Google Patents
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Abstract
実施形態の通信装置(100−1、100−2)は、所定の帯域幅のチャンネルで無線通信を行う通信部(102)と、チャンネルを走査した無線受信に基づいて、第1の外部装置が所定の周期で繰り返し報知する報知情報が送信されているチャンネルと帯域幅が重複する他のチャンネルを設定するチャンネル設定部(103)と、設定されたチャンネルの無線受信で検知した報知情報に同期して、設定されたチャンネルにおける第2の外部装置との無線送信又は受信を間欠的に実行させる制御部(103)とを備える。
Description
本発明の実施形態は、通信装置及び通信方法に関する。
従来、冷蔵庫、テレビ、電子炊飯器等の家電機器には、スマートフォンやタブレット端末などの携帯型情報端末と無線通信する無線通信機能を有するものがある。この無線通信では、高速応答と低消費電力待ち受けとを実現することが望ましいことから、無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイント(AP)からの報知情報(ビーコン)をもとにした同期通信を行なっている。
しかしながら、上述した従来技術においては、APが報知情報を流す1つのチャンネルを、多くの家電機器、携帯型情報端末が機器間の同期通信に使用することとなるため、トラフィックの混雑、応答遅延が生じる場合があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、報知情報を受けた同期通信におけるトラフィックの混雑、応答遅延を低減することを可能とすることを目的の1つとした通信装置及び通信方法を提供する。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態の通信装置は、所定の帯域幅のチャンネルで無線通信を行う通信部と、前記チャンネルを走査した無線受信に基づいて、第1の外部装置が所定の周期で繰り返し報知する報知情報が送信されているチャンネルと帯域幅が重複する他のチャンネルを設定するチャンネル設定部と、前記設定されたチャンネルの無線受信で検知した報知情報に同期して、前記設定されたチャンネルにおける第2の外部装置との無線送信又は受信を間欠的に実行させる制御部と、を備える。
また、実施形態の通信方法は、所定の帯域幅のチャンネルで無線通信を行う通信部を備える通信装置の通信方法であって、チャンネル設定部が、前記チャンネルを走査した無線受信に基づいて、第1の外部装置が所定の周期で繰り返し報知する報知情報が送信されているチャンネルと帯域幅が重複する他のチャンネルを設定し、制御部が、前記設定されたチャンネルの無線受信で検知した報知情報に同期して、前記設定されたチャンネルにおける第2の外部装置との無線送信又は受信を間欠的に実行させる。
以下、添付図面を参照して実施形態にかかる通信装置及び通信方法を詳細に説明する。
図1は、実施形態にかかる通信装置の構成を例示するブロック図である。図1に示すように、通信装置100−1、100−2、100−3は、アンテナ101を介して無線通信を行う無線通信モジュールである無線通信部102と、無線通信部102の動作を制御する制御部103とを有し、装置間が無線通信部102の通信範囲にある場合にお互いに無線通信が可能な機器である。通信装置100−1、100−2、100−3の例としては、冷蔵庫、テレビ、電子炊飯器等の家電機器、スマートフォンやタブレット端末などの携帯型情報端末、家電機器や携帯型情報端末とインターネット等の通信ネットワークとを接続するアクセスポイント(AP)などがある。本実施形態では、通信装置100−1が携帯型情報端末、通信装置100−2が家電機器、通信装置100−3がAPであるものとする。
無線通信部102は、制御部103の制御のもと、所定の帯域幅のチャンネルで、およそ1メートル〜数センチメートル程度の近距離無線通信(送信又は受信)M1、又はIEEE 802.11などで規格された無線LAN等の10m〜100mを上限とする通信範囲での無線通信(送信又は受信)M2を行う。
なお、無線通信部102は、例えば単一の無線LANチップであり、制御部103の制御に応じて近距離無線通信M1又は無線通信M2の通信モードを切り替える。具体的には、近距離無線通信M1の通信モードの時は、受信感度、送信出力(電力)などの送受信にかかる電圧(利得)が1メートル〜数センチメートル程度の通信範囲となるように制御される。また、無線通信M2の通信モードの時は、受信感度、送信出力(電力)などの送受信にかかる電圧(利得)が10m〜100mを上限とする通信範囲となるように制御される。なお、近距離無線通信M1とは、無線通信M2における通信範囲よりも近い距離を上限とする通信範囲での無線通信を意味するものであればよく、例えばNFCで想定される1メートル〜数センチメートル程度の無線通信であってよい。図1における無線通信部は、同一の無線通信方式をつかっており、いずれもAPが報知する同一の報知情報を検知可能である。
したがって、家の中などに設置されたAPである通信装置100−3の無線通信M2の通信範囲内に通信装置100−1と、通信装置100−2とがある場合には、無線LAN等の無線通信M2が行われることとなる。また、ユーザが通信装置100−1を通信装置100−2に向けて近づけるタッチ操作を行った場合には、近距離無線通信M1の通信範囲内に通信装置100−1と、通信装置100−2とが存在することから、近距離無線通信M1によるP2P(Peer to Peer)の通信が行われることとなる。
また、図1に示すように、APである通信装置100−3が存在して、APと端末(STA)である通信装置100−1、100−2とで構成されるインフラストラクチャー・ネットワークを形成する場合、従来の概念では、APとSTAとが親子関係を形成する。ここでAPは、自ら定期的に発するビーコン(Beacon)信号(報知情報)に対するSTAからの返信を受け取ることで、自分に所属するSTAを把握する。一方、本実施形態においては、このような、従来のインフラストラクチャー・ネットワークを必ずしも形成しなくともよい。なぜなら、本実施形態のSTAは、APからのビーコン信号を一方的に受信することで、同期のための時刻情報を収集できれば良く、APとの通信を確立するためのAPへの返信を必要としないためである。従い、本実施形態では、APは、当該のSTAの存在を知らなくともよい。このため、無線通信M2では、APとSTAが親子関係を形成せず、すなわち、STAの無線通信部102がAPのビーコン信号に対する返信を行わず、APのビーコン信号を同期情報として得る手段として受信する通信モードであってもよい。
インフラストラクチャー・ネットワークの場合、APがタイミング・マスタとなり、時刻同期をとるための機能であるTSF(Timing Synchronization Function)によるタイマの値を、ビーコン信号(パケット)としてブロードキャストすることにより報知し(例えば図11の報知情報を参照)、STA側は自局のタイマ値を報知された値に補正する。したがって、無線通信M2の通信モードにおいては、報知情報で互いに同期を取り合った同期通信が行われる。この場合、STAがAPからのビーコン信号による問い合わせに返信しなければ、時刻情報は収集できるが、インフラストラクチャー・ネットワークを形成しないことは、前述の通りである。
制御部103は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを備え、CPUがROMに記憶されたプログラムをRAMに展開して順次実行することで、通信装置の動作を制御する。また、制御部103は、内部に水晶発信器などの計時手段を備え、例えばmsec単位で各部の動作を制御する。具体的には、制御部103は、無線通信部102における近距離無線通信M1又は無線通信M2を、上述した報知情報に同期してmsec単位で切り替え、間欠的に実行させる。
また、通信装置100−1、100−2、100−3は、記憶部104、操作部105、表示部106を備えてよい。記憶部104は、制御部103が制御を行うための各種設定情報を記憶する不揮発性メモリ等である。操作部105は、ユーザの操作を受け付ける操作キー、タッチパネルなどである。表示部106は、制御部103の制御の下で画面表示を行う液晶表示ディスプレイなどである。
ここで、制御部103の制御の下で行われる、無線通信部102における間欠的な無線通信を説明する。図2は、無線通信部102における間欠的な無線通信を例示する図である。具体的には、右方向に時間軸、縦方向に無線通信部102の送受信にかかる電圧を示している。また、上段にはAP(通信装置100−3)が無線通信M2を行う同期通信C1のタイミングを、下段にはSTA(通信装置100−1、100−2)における近距離無線通信M1の同期通信C2、無線通信M2の同期通信C1のタイミングを示している。
図2に示すように、APは、制御部103の制御の下、所定の周期T11で、予め定められた通信期間T2の同期通信C1において、TSFにおけるタイマ値などであるビーコン信号の報知(ブロードキャスト送信)を行なっている。ここで、周期T1は、例えば100ms程度の値として予め設定された値である。また、通信期間T2は、数ms程度の値として予め設定された値である。これら周期T1、通信期間T2は、APにおいて水晶発信器などで正確に計時されている。また、APの同期通信C1における報知には、AP自身を識別するためのSSID(Service Set Identifier)が付与されている。
STAは、制御部103の制御のもと、APとの同期通信C1で受信したビーコン信号(報知情報)に基づいた周期T11で、無線通信M2でのビーコン信号の検出動作(ビーコン信号の待ち受け(無線受信))を間欠的に行う。具体的には、制御部103は、APがビーコン信号を報知する周期T1の整数倍(図示例では4倍)の周期T11で、通信期間T2の間、無線通信部102を間欠起床させて無線通信M2での受信を行わせる。また、制御部103は、同期通信C1でAPより受信したビーコン信号をもとに、周期T11を補正する。具体的には、STAの制御部103が水晶発信器などで計時しているタイミングを、ビーコン信号に基づくタイミングに合わせるようにして、次に間欠起床する周期T11を補正する。この時、制御部103は、同期通信C1でAPより受信したビーコン信号に対する応答信号を送信しない設定であってもよい。APのビーコン信号に対する応答信号を送信しない場合には、DTIM周期での返信をする必要がなくなることから、低消費電力待ち受けが可能である。
また、STAは、制御部103の制御のもと、無線通信M2での無線通信が行われていない間に、無線通信M2の実行タイミングに同期して、無線通信部102を間欠起床させて近距離無線通信M1での送受信を行わせる。具体的には、制御部103は、無線通信M2の同期通信C1開始から周期T12の間隔で、通信期間T13の間、無線通信部102を近距離無線通信M1での送受信を行うように間欠起床させる。このため、近距離無線通信M1の通信範囲内にあるSTA同士は、近距離での同期通信C2が行われることとなる。ここで、周期T12、通信期間T13は、任意の値を予め設定してよい。例えば、周期T12には、数ms〜数十ms程度の値を設定してよい。また、通信期間T13には、1ms程度の値を設定してよい。なおSTAは、該間欠起床時に、他のSTAに対する通信要求の送信、又は他のSTAからの通信要求の受信(通信要求の検出動作)を実行する。そしてSTAは、他のSTAとのペアリングが完了すると、該STAとの通信を実行する。なおSTAは、ペアリング完了後、近距離無線通信M1の通信範囲で通信しても良いし、無線通信M2の通信範囲で通信しても良い。またSTAは、通信要求及び該要求への応答の送受信が完了すると、起動と停止を繰り返す間欠起床の状態から、起動状態を維持する通常起動の状態に移行して通信を実行してもよい。またSTAは、間欠起床時に、例えばユーザによる設定に応じて、送信と受信とのうち何れか一方を実行するが、ユーザ設定を受けた場合のみに送信を実行し、それ以外では受信動作を実行するよう制御しても良い。
したがって、STAでは、無線LAN通信を行うための通信モジュールである無線通信部102の他に、近接通信用の通信モジュールを実装することなく、すなわち、コストと実装スペースの増大を招くことなく、近距離無線通信M1での同期通信C2を行うことができる。また、ユーザが通信装置100−1を通信装置100−2に近づけるタッチ操作等の直感的な操作が行われて初めてSTA同士の情報の送受信ができるという、近接通信の利便性を得ることもできる。
図3は、非同期の無線通信の一例を示す図である。図3に示すように、非同期通信C3では、STA同士を近づけた際にお互いに通信可能となるように、間欠起床を密に行う必要がある。しかしながら、無線通信M2の実行タイミングに同期した近距離無線通信M1では、間欠起床を密に行う必要がなく、図2と図3とを比較(同期通信C2の面積と非同期通信C3の面積との比較)しても明らかなように、消費電力量を抑えることができる。
なお、近距離無線通信M1における同期通信C2のタイミングは、無線通信M2の実行タイミングに同期したものであればいずれであってもよい。図4、5は、無線通信部102における間欠的な無線通信を例示する図である。例えば、図4に示すように、無線通信M2における同期通信C1の終了直後に近距離無線通信M1における同期通信C2を行ってもよい。また、図5に示すように、無線通信M2における同期通信C1の終了から時間間隔T14空けて近距離無線通信M1における同期通信C2を行ってもよい。
次に、無線通信部102におけるチャンネルの帯域幅と、チャンネル選択について説明する。図6は、2.4GHz帯の無線通信におけるチャンネルを例示する図である。図7は、2.4GHz帯の無線通信におけるチャンネル選択を例示する図である。より具体的には、図6、7は、IEEE802.11bのチャンネル配置とそのチャンネル選択を例示している。なお、図6、7では、IEEE802.11bにおける2.4GHz帯の無線通信を一例として説明するが、5GHz帯の無線通信など、他の周波数帯域を用いる無線通信でも同様であることは言うまでもないことである。
図6に示すように、IEEE802.11bでの2.4GHz帯の無線通信においては、1つの帯域幅(チャンネル幅)が22MHzの1ch〜11chのいずれかのチャンネルが選択されて無線通信が行われる。これら1ch〜11chは互いに帯域幅が重複しているチャンネルが存在する。例えば、1ch(2.412GHz)に対して、2ch〜5chは一部の帯域が重複している。同様に、6ch(2.437GHz)に対する2ch〜5ch、7ch〜10chと、11ch(2.462GHz)に対する7ch〜10chも一部の帯域が重複している。この互いに重複したチャンネルでは、一方のチャンネルでの送信が他方のチャンネルへ干渉する。なお、1ch、6ch、11chは互いに重複する帯域がなく独立したチャンネルである。この独立したチャンネル同士では、一方のチャンネルでの送信が他方のチャンネルへ干渉することはない。
ここで、APによる報知情報(ビーコン信号)の送信が1ch、6ch、11chで行われているものとすると、報知情報の送信にかかる周波数−電波強度の関係は、図7のグラフGのようになる。この時、APによる報知情報の送信と同一のチャンネル(例えば、1ch)を選択して報知情報を待ち受けしている場合、キャリアセンスによりそのチャンネルを利用して送信する他の通信装置を検出してしまうことから、直ちに待ち受け中の通信機器から送信できない場合が発生する。これは、フレーム衝突を避ける仕組みとして、IEEE802.11の無線LANにおけるアクセス制御で用いられている、キャリアセンスによるチャンネル使用状況の確認が義務付けられているためである。また、空き時間を見つけて送信を行うDCF(Distributed Coordination Function:自律分散制御)により、衝突を避ける仕組みが用いられている。
したがって、APが報知情報を送信するチャンネルの利用を避けることができれば、APが報知情報を送信するチャンネルの混雑化を避けるとともに、高速応答を実現できる。ただし、APが送信する報知情報が検出可能でなければ、報知情報に基づいた同期通信が困難であり、APが報知情報を送信するチャンネルと帯域幅が重複しない独立したチャンネルを選択した場合には報知情報に基づいた同期通信ができない。このため、無線通信部102は、制御部103の制御のもとでチャンネルの走査を行って、APが報知情報を送信する1chと一部の帯域幅が重複するnchを選択する。
図8は、無線通信部102における間欠的な無線通信を例示する図であり、より具体的には、APが報知情報を送信するチャンネルと帯域幅が重複する別のチャンネルを選択して間欠的な無線通信を行った場合を例示する図である。図8に示すように、APが報知情報を送信する1chと一部の帯域幅が重複するnchを選択することで、干渉によって1chからの電力を一部拾うことができることから、同期通信C1での報知情報の受信や、その報知情報の含まれるタイムスタンプの検出を行うことができる。したがって、APが報知情報を送信するチャンネルの利用を避けつつ、APが送信する報知情報に同期した通信装置間の無線通信を実現できる。
次に、制御部103の制御のもと通信装置(100−1、100−2)で行われる、報知情報が送信されているチャンネルと帯域幅が重複する他のチャンネル(以下、隣接チャンネルとよぶ)の設定と、設定されたチャンネルでの同期通信との動作について、詳細に説明する。図9は、通信装置(100−1、100−2)の動作の一例を示すフローチャートである。
図9に示すように、電源投入などで処理が開始されると、制御部103は、記憶部104に記憶された設定情報などをもとに初期設定を行う(S11)。この初期設定は、予め記憶部104に記憶されたPersistent設定情報の確認などであってよい。
次いで、制御部103は、初期設定における設定情報の記述や、Persistent設定情報の有無などをもとに、隣接チャンネルの同期待ち受けを開始するか否かを判定する(S12)。ここで、設定情報に隣接チャンネルの同期待ち受けを行う旨の設定が記述されている場合や、隣接チャンネルにより接続を行った際のPersistent設定情報がある場合には、隣接チャンネルの同期待ち受けを開始するものとする。
隣接チャンネルの同期待ち受けを開始する場合(S12:YES)、制御部103は、以前の受信チャンネル切替処理で記憶部104に設定された所定テーブル値(詳細は後述する)に従って隣接チャンネルに移動するか否かを判定する(S13)。ここでは、記憶部104に設定された所定テーブル値がある場合には、その所定テーブル値に従って隣接チャンネルに移動するものとし(S13:YES)、S17へ処理を進める。
所定テーブル値に従って隣接チャンネルに移動しない場合(S13:NO)、制御部103は、無線通信部102におけるチャンネルを走査して、隣接チャンネルに受信チャンネルを切り替える受信チャンネル切替処理を行う(S14)。
ここで、受信チャンネル切替処理の詳細を説明する。図10は、受信チャンネル切替処理の一例を示すフローチャートである。
図10に示すように、受信チャンネル切替処理が開始されると、制御部103は、無線通信部102の初期設定を行う(S101)。具体的には、無線通信部102が切り替え可能なチャンネルの確認、APがビーコン信号を送信しているチャンネルの確認などを初期設定として行う。
次いで、制御部103は、隣接チャンネルを見つけるためのチャンネル走査範囲を設定する(S102)。具体的には、制御部103は、APがビーコン信号を送信しているチャンネル(CHbeacon)に対して帯域幅が重複する複数のチャンネル(ΔCH・W)をチャンネル走査範囲とする。例えば、APがビーコン信号を送信しているチャンネルとして6chが見つかった場合には、2ch〜5ch、7ch〜10chがチャンネル走査範囲として設定される(図6参照)。
次いで、制御部103は、設定されたチャンネル走査範囲でチャンネルを切り替え(S103)、ビーコン信号の観測値、すなわちビーコン信号の受信電力値が、ビーコン信号の検知を行うための第1の閾値を上回る値(第1の閾値<観測値)か否かを判定する(S104)。ビーコン信号の観測値が第1の閾値を上回らない場合(S104:NO)、ビーコン信号を検知できないことから、制御部103は、S103で切り替えたチャンネルの設定を諦めて、S103へ処理を戻す。
ビーコン信号の観測値が第1の閾値を上回る場合(S104:YES)、制御部103は、ビーコン信号の観測値が、DCF(Distributed Coordination Function)による送信タイミングの制御にかかる第2の閾値よりも小さい値(観測値<第2の閾値)か否かを判定する(S105)。ビーコン信号の観測値が第2の閾値よりも小さくない場合(S105:NO)、DCF対象となることから、制御部103は、S103で切り替えたチャンネルの設定を諦めて、S103へ処理を戻す。
ビーコン信号の観測値が第2の閾値よりも小さい場合(S105:YES)、制御部103は、S103で切り替えたチャンネルを受信チャンネルとして、受信時刻、受信電力情報とともに記憶部104へ保存する(S107)。制御部103は、上述したS103〜S107の処理をチャンネル走査範囲として設定されたすべてのチャンネルに対して実施する。
次いで、制御部103は、記憶部104に保存された受信チャンネルの情報を読み出し、受信チャンネルの選定優先順位に基づいて受信チャンネルを並び替えたテーブルを保存する(S108)。具体的には、制御部103は、受信チャンネルの受信電力情報を参照し、ビーコン信号の観測値をより小さくする受信チャンネルの順に並び替えたテーブルを保存する。したがって、このテーブルにおける所定テーブル値を参照して隣接チャンネルを設定する場合には、ビーコン信号の観測値をより小さくするチャンネルが設定されることとなるため、そのチャンネルによる通信装置間の同期通信がビーコン信号が送信されるチャンネルへ及ぼす干渉を低減できる。
なお、図10において、制御部103は、S105にて観測値と第2の閾値を比較することにより受信チャンネルを設定しているが、通信措置100−1、100−2のいずれか一方の制御部103が図10に示した受信チャンネル切替処理を行えばよく、他方の制御部103は、第2の閾値と観測値との比較無しに受信チャンネルを設定しても良い。
即ち制御部103は、各チャンネルでビーコン信号をスキャンしてチャンネル毎の受信電力を検出した後、例えばビーコン信号の受信強度が最大であったチャンネルから所定チャンネル数分高周波側(又は低周波側)のチャンネルを受信チャンネルとして設定しても良い。そして、該所定チャンネル数、及び高/低の何れも周波数帯に受信チャンネルを設定させるかについての設定情報を、通信装置100−1及び100−2が共通の情報として記憶しても良い。
一例として、家電機器である通信装置100−2が図10に示した受信チャンネル切替処理を行って設定した受信チャンネルに携帯型情報端末である通信装置100−1が合わせる場合を説明する。この場合、通信装置100−2の制御部103が、図10に示した受信チャンネル切替処理を行って、近距離無線通信M1の受信チャンネルを設定する。次いで、通信装置100−1を通信装置100−2に近づけた際に、ユーザは、通信装置100−1の操作部105を操作して受信チャンネルの設定を指示する。通信装置100−1の制御部103は、この指示をもとにチャンネルの走査を行って、APである通信装置100−3が報知する報知情報を受信するとともに、通信装置100−2の受信チャンネルでの通信接続を確立する。そして、通信装置100−1の制御部103は、報知情報に含まれるSSIDとともに、通信装置100−2の受信チャンネルを設定情報として記憶部104に記憶する。これにより、通信装置100−1及び100−2が共通の受信チャンネルで設定されることとなる。例えば、通信装置100−3が報知情報を送信する通信圏内に通信装置100−1が持ち込まれた場合、通信装置100−1の制御部103は、記憶部104に記憶された設定情報を読み出して、報知情報に含まれるSSIDに対応した通信装置100−2と共通する受信チャンネルで設定される。
また、受信チャンネルを複数設定しておき、その情報を、通信装置100−1と通信100−2との近距離無線通信M1を行う初期設定時に交換しておくことで、1つ目の受信チャンネルでの通信装置100−1と、通信装置100−2との間の通信がうまくいかない場合においても、通信装置100−1が次の受信チャンネルに切り替えて近距離無線通信M1をみることにより安定した通信が可能となる。なお、1つ目の受信チャンネルでの通信装置100−1と、通信装置100−2との間の通信がうまくいかない場合としては、APが再起動して報知情報を送信するチャンネルが変更された場合などがある。報知情報を送信するチャンネルが変更された場合には、通信装置100−2で受信チャンネル切替処理を行って設定した受信チャンネルがAPの再起動後に変更される。したがって、通信装置100−1が1つ目の受信チャンネルを設定したとしても通信装置100−2との通信はできないこととなる。
また、複数の受信チャンネルの設定方法としては、例えば、報知情報チャンネル+1のチャンネルを隣接チャンネルとする方法や、独立動作可能な報知情報チャンネル(ch6)の両側のチャンネル(ch3とch9など)を複数の受信チャンネルに設定する等の方法がある。この方法であっても、通信装置100−3が再起動するなどして、報知情報を送信するチャンネルを新たに設定した場合に、この複数の受信チャンネル設定によって安定した通信が可能となる。
別な例としては、報知情報を通知する機器が複数ある場合で、これら2つの報知情報チャンネルの中間のチャンネルを受信チャンネルとして設定することで、両者の同期情報を検知することが可能となり、1つめの報知情報チャンネルのネットワーク下から、次の報知情報チャンネルによるネットワーク下へ移動した場合においても、同期情報を収集し続けることが可能となる。
図9に戻り、S14に次いで、制御部103は、ビーコン信号の受信電力を隣接チャンネルを選択することで調整するか否かを判定する(S15)。具体的には、制御部103は、ビーコン信号の受信電力が予め設定された閾値以上である場合には、ビーコン信号が送信されるチャンネルへ及ぼす干渉が大きいことから、新たな隣接チャンネルを選択してビーコン信号の受信電力を低く調整するものと判定し(S15:YES)、S14と同様の受信チャンネル切替処理を行うものとする(S16)。
S15:NOの場合、又はS16の後に、制御部103は、S14、S16で切り替えて選択した受信チャンネルで同期待ち受けを行うか否かを判定する(S17)。具体的には、制御部103は、受信チャンネルにおいてビーコン信号に含まれる時刻情報が正常に受信できているか否かの判定(S18)、BroadCastを含む当該端末の識別子(SSID、MAC)がビーコン信号にあったか否かの判定(S19)を行う。そして、制御部103は、受信チャンネルで同期通信が可能な程度にビーコン信号が受信できている場合(S18:YES、S19:YES)に、受信チャンネルを隣接チャンネルとして設定して、その隣接チャンネルでの同期待ち受けを行って、S24へ処理を進める。
なお、ビーコン信号に含まれる時刻情報が正常に受信できていない場合(S18:NO)、制御部103はS16へ処理を戻す。また、BroadCastを含む当該端末の識別子(SSID、MAC)がビーコン信号にない場合(S19:NO)、制御部103はS18へ処理を戻す。
なお、S12において隣接チャンネルの同期待ち受けを開始しない場合(S12:NO)、制御部103は、所望のAP(例えばSSIDが予め登録されているAP)のビーコン信号が送信されているチャンネル(ビーコンCH)を無線通信部102のチャンネル走査で確認する(S20)。次いで、制御部103は、確認したビーコンCHにおいて無線通信部102でAPからのビーコン信号(ビーコン情報)を受信し(S21)、ビーコン情報(channel情報、タイムスタンプ情報等)の収集(受信)ができたか否かを判定する(S22)。ここで、channel情報、タイムスタンプ情報等が得られなかった場合には、ビーコン情報が収集できなかったものとして(S22:NO)、制御部103はS21へ処理を戻す。
ビーコン情報が収集できた場合(S22:YES)、制御部103は、操作部105によるユーザの確認操作や、初期設定における設定情報に記述されたチャンネル設定などをもとに、このチャンネル(ビーコンCH)のまま待ち受けをするか否かを判定する(S23)。ユーザの確認操作が行われた場合や、チャンネル設定で許可されているチャンネルである場合、制御部103は、ビーコンCHでの同期待ち受けを行って(S23:YES)、S24へ処理を進める。また、ユーザの確認操作が行われない場合や、チャンネル設定で許可されていないチャンネルである場合、制御部103は、ビーコンCHでの待ち受けをしないものとして(S23:NO)、S20へ処理を戻す。
S24において、制御部103は、操作部105におけるユーザの終了操作等に従った同期待ち受けの終了、又はデータ受信完了の有無を判定し、同期待ち受けの終了、又はデータ受信完了(S24:YES)まで処理を待機する。
図11は、通信装置間の無線通信を例示するラダーチャートである。なお、上述したように、通信装置100−1及び100−2は、どの受信チャンネルを設定させるかについての設定情報を、共通の情報として予め記憶しているものとする。
図11に示すように、APである通信装置100−3からは、周期T11でTSFにおけるタイマ値などであるビーコン信号(報知情報)が通知される(S1)。家の中にある通信装置100−2では、通信装置100−3からのビーコン信号に基づいて、無線通信M2を周期T11で間欠的に行って、通信装置100−3との同期通信を行う。また、通信装置100−2では、通信装置100−3からの報知情報に基づいて、近距離無線通信M1を周期T12で間欠的に行う。
ここで、通信装置100−1を携帯するユーザが家に入り、通信装置100−1がAPである通信装置100−3の報知情報の通信圏内に入るものとする(S2)。この時、通信装置100−1の制御部103は、通信装置100−2と同様、通信装置100−3からの報知情報に基づいて、その報知情報に同期した無線通信M2を開始させる。また、通信装置100−1の制御部103は、通信装置100−3からの報知情報に基づいて、近距離無線通信M1を周期T12で間欠的に行う。
なお、STAである通信装置100−1、100−2の制御部103では、AP自身を識別するためのSSIDをもとに、記憶部104の設定情報などに予め設定されたSSIDを含む報知情報を受信した場合に、近距離無線通信M1を間欠的に行うようにしてもよい。このように、近距離無線通信M1を間欠的に行う報知情報のSSIDを予め設定しておくことで、近距離無線通信M1が行われる場所を限定できる。例えば、ユーザは、自身が携帯する通信装置100−1に、家に設置したAPである通信装置100−3のSSIDを登録しておく。この場合、家に設置したAPの通信圏内に有る時に、通信装置100−1を近距離無線通信を行う通信モードで動作させることができる。
次いで、ユーザが通信装置100−1を通信装置100−2に近づけるタッチ操作を行い、通信装置100−1と通信装置100−2とが近距離無線通信M1の圏内に入った場合には、近距離無線通信による接続確立の処理が開始されることとなる(S3)。
具体的には、少なくとも2回の同期通信C2を確認して(S31、S32)、通信装置100−1と通信装置100−2とは通信を確立する(S33)。通信を確立した通信装置100−1、100−2同士では、問い合わせ(S34)、機器制御コマンドの送受信(S35)、データ転送(S36)が行われて、近距離無線通信が完了する(S37)。
ここで、通信装置100−1、100−2の制御部103は、近距離無線通信を確立した際のパラメータをMACアドレスなどの機器を識別する識別情報とともに記憶部104に記憶しておき、2回目以降の近距離無線通信を行う場合にそのパラメータを参照して通信を確立するようにしてもよい。このように、近距離無線通信を確立した際のパラメータと、機器を識別する識別情報とを記憶しておき、その情報を参照して近距離無線通信を再開することで、例えばPersistentモードとして2回目以降の通信隔離の手間を減らすことができる。
次いで、ユーザが通信装置100−1を通信装置100−2から離す操作を行い、通信装置100−1と通信装置100−2との距離は、近距離無線通信M1の圏外となる(S4)。
なお、本実施形態の通信装置で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。本実施形態の通信装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態の通信装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の通信装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態の通信装置で実行されるプログラムは、上述した機能構成を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上述した機能構成が主記憶装置上にロードされ、主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
Claims (9)
- 所定の帯域幅のチャンネルで無線通信を行う通信部と、
前記チャンネルを走査した無線受信に基づいて、第1の外部装置が所定の周期で繰り返し報知する報知情報が送信されているチャンネルと帯域幅が重複する他のチャンネルを設定するチャンネル設定部と、
前記設定されたチャンネルの無線受信で検知した報知情報に同期して、前記設定されたチャンネルにおける第2の外部装置との無線送信又は受信を間欠的に実行させる制御部と、
を備える通信装置。 - 前記チャンネル設定部は、前記報知情報が送信されているチャンネルと帯域幅が重複するチャンネルの中で、前記同期のための報知情報の検知にかかる第1の閾値よりも前記報知情報の受信電力値を大きくするチャンネルを設定する、
請求項1に記載の通信装置。 - 前記チャンネル設定部は、前記第1の閾値よりも前記報知情報の受信電力値を大きくするチャンネルが複数ある場合は、前記報知情報の受信電力値をより小さくするチャンネルを優先して設定する、
請求項2に記載の通信装置。 - 前記チャンネル設定部は、前記報知情報が送信されているチャンネルと帯域幅が重複するチャンネルの中で、DCF(Distributed Coordination Function)による送信タイミングの制御にかかる第2の閾値よりも前記報知情報の受信電力値を小さくするチャンネルを設定する、
請求項1に記載の通信装置。 - 前記通信部は、前記報知情報を受信した場合、当該報知情報に対する応答信号の送信を行わない、
請求項1に記載の通信装置。 - 前記第1の外部装置は、複数の通信装置と無線通信を行うアクセスポイントであり、
前記報知情報は、前記アクセスポイントが前記複数の通信装置に対して通知するビーコン信号である、
請求項1に記載の通信装置。 - 前記制御部は、前記第1の外部装置が前記報知情報を送信する通信距離よりも近い距離での近距離無線通信で、前記第2の外部装置との無線送信又は受信を間欠的に実行させる、
請求項1に記載の通信装置。 - 前記設定されたチャンネルを記憶する記憶部を更に備え、
前記チャンネル設定部は、前記記憶部に記憶されたチャンネルがある場合に、当該記憶されたチャンネルを設定する、
請求項1に記載の通信装置。 - 所定の帯域幅のチャンネルで無線通信を行う通信部を備える通信装置の通信方法であって、
チャンネル設定部が、前記チャンネルを走査した無線受信に基づいて、第1の外部装置が所定の周期で繰り返し報知する報知情報が送信されているチャンネルと帯域幅が重複する他のチャンネルを設定し、
制御部が、前記設定されたチャンネルの無線受信で検知した報知情報に同期して、前記設定されたチャンネルにおける第2の外部装置との無線送信又は受信を間欠的に実行させる通信方法。
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JP2010109933A (ja) * | 2008-10-31 | 2010-05-13 | Toshiba Corp | 無線通信装置 |
JP2011517372A (ja) * | 2007-07-10 | 2011-06-02 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 無線ピアツーピア(p2p)ネットワークにおけるwanインフラストラクチャリソースの再使用のための方法及び装置 |
-
2013
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- 2013-03-08 JP JP2013537343A patent/JPWO2014136270A1/ja active Pending
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