JP2013097053A - 表示装置、画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

表示装置、画像処理装置および画像処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013097053A
JP2013097053A JP2011237502A JP2011237502A JP2013097053A JP 2013097053 A JP2013097053 A JP 2013097053A JP 2011237502 A JP2011237502 A JP 2011237502A JP 2011237502 A JP2011237502 A JP 2011237502A JP 2013097053 A JP2013097053 A JP 2013097053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
display
optical interface
unit
display unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011237502A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahisa Kaihotsu
發 貴 久 開
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2011237502A priority Critical patent/JP2013097053A/ja
Publication of JP2013097053A publication Critical patent/JP2013097053A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】高品位な画像を表示可能な、大型の表示装置、画像処理装置および画像処理方法を提供する。
【解決手段】表示装置は、表示部と、縁部と、光学インターフェースと、画像処理部と、を備える。前記縁部は、前記表示部の周囲に配置される。前記光学インターフェースは、前記表示部の一部と前記縁部の少なくとも一部とを覆い、前記表示部の一部に表示される画像を伸長して表示する。画像処理部は、入力画像の一部を前記光学インターフェースの伸長特性を考慮して圧縮し、前記入力画像の他の一部と、圧縮された画像と、を前記表示部に表示させる。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、表示装置、画像処理装置および画像処理方法に関する。
近年、大型ディスプレイを用いたウォールディスプレイ装置が製品化され、デジタルサイネージ向け等に利用されている。より訴求力を高めるために、画面サイズのさらなる拡大が要求されている。しかしながら、大型ディスプレイは高価であったり、製造が困難であったりするため、画面サイズを拡大するのは容易ではない。
そのため、2つ以上のディスプレイをタイリングして、仮想的に大型ディスプレイを実現するタイリング表示装置も登場してきている。タイリング表示装置では、ディスプレイをタイル配置するため、ベゼル幅の2倍の領域が非表示(不連続)領域として、画面中に残ることになる。人間の目は輝度の急峻な変化に敏感であるため、非表示領域が強く認知され、結果として、表示される画像に違和感が生じるという問題がある。
特開2000−56713号公報
高品位な画像を表示可能な、大型の表示装置、画像処理装置および画像処理方法を提供する。
実施形態によれば、表示装置は、表示部と、縁部と、光学インターフェースと、画像処理部と、を備える。前記縁部は、前記表示部の周囲に配置される。前記光学インターフェースは、前記表示部の一部と前記縁部の少なくとも一部とを覆い、前記表示部の一部に表示される画像を伸長して表示する。画像処理部は、入力画像の一部を前記光学インターフェースの伸長特性を考慮して圧縮し、前記入力画像の他の一部と、圧縮された画像と、を前記表示部に表示させる。
画像表示装置110の内部構成の一例を示す概略ブロック図。 一実施形態に係るタイリング表示装置の正面図。 図2のAA’断面図。 頂点用光学インターフェース20の斜視図および上面図。 表示モジュール上に配置された頂点用光学インターフェース20の役割を説明する図。 エッジ用光学インターフェース30の斜視図、正面図および上面図。 表示モジュール200上に配置されたエッジ用光学インターフェース30の役割を説明する図。 光学インターフェース20,30の製造手法の一例を示す図。 画像処理部50の内部構成の一例を示す概略ブロック図。 画像処理部50の処理動作の一例を示すフローチャート。 入力画像61および拡大画像62を模式的に示す図。 拡大画像62から切り出された画像63を模式的に示す図。 非圧縮対象画像64および圧縮対象画像65を模式的に示す図。 圧縮画像66を模式的に示す図。 タイリング画像67を模式的に示す図。 4つの表示パネル11に表示されたタイリング画像67を模式的に示す図。 表示パネル11の変形例を示す図。
以下、実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係るタイリング表示装置は、1または複数の画像表示装置110を並べて用いる。まずは、1つの画像表示装置110の構成の例を説明する。
図1は、画像表示装置110の内部構成の一例を示す概略ブロック図である。
画像表示装置110は、各部の動作を制御する制御部156と、操作部116と、受光部118とを備えている。制御部156は、ROM(Read Only Memory)157と、RAM(Random Access Memory)158と、CPU(Central Processing Unit)159と、フラッシュメモリ160とを有する。
制御部156は、操作部116から入力される操作信号や、リモートコントローラ117から送信され受光部118を介して入力される操作信号に応じて、ROM157に予め記憶されたシステム制御プログラムおよび各種処理プログラムを起動させる。制御部156は、RAM158をCPU159のワークメモリとし、起動したプログラムに従って各部の動作を制御する。また制御部156は、各種設定に必要な情報等を例えばNANDフラッシュメモリ等のような不揮発性のメモリであるフラッシュメモリ160に格納して使用する。
また、画像表示装置110は、入力端子144と、チューナ145と、PSK(Phase Shift Keying)復調器146と、TS(Transport Stream)復号器147aと、信号処理部120とを備えている。
入力端子144は、BS/CSデジタル放送受信用のアンテナ143が受信した衛星デジタルテレビジョン放送信号を、衛星デジタル放送用のチューナ145に送信する。チューナ145は、受信したデジタル放送信号のチューニングを行い、チューニングされたデジタル放送信号をPSK復調器146に送信する。PSK復調器146は、デジタル放送信号からTSを復調し、復調されたTSをTS復号器147aに送信する。TS復号器147aは、TSをデジタル映像信号、デジタル音声信号、およびデータ信号を含むデジタル信号に復号した後、信号処理部120にこれらを送信する。
ここでのデジタル映像信号とは、画像表示装置110が出力可能な映像に関するデジタル信号であり、デジタル音声信号とは、画像表示装置110が出力可能な音声に関するデジタル信号である。またデータ信号とは、復調されたサービスについての各種情報を示すデジタル信号である。
また、画像表示装置110は、入力端子149と、2つのチューナ150a,150bを有するチューナ部150と、2つのOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調器151と、2つのTS復号器147bと、アナログチューナ168と、アナログ復調器169とを備えている。
入力端子149は、地上波デジタル放送受信用のアンテナ148が受信した地上波デジタルテレビジョン放送信号を、地上波デジタル放送用のチューナ部150に送信する。チューナ部150のチューナ150a,150bは、それぞれ受信したデジタル放送信号のチューニングを行い、チューニングされたデジタル放送信号を、2つ存在するOFDM復調器151に送信する。OFDM復調器151は、デジタル放送からTSを復調し、復調されたTSをそれぞれ対応するTS復号器147bに送信する。TS復号器147bは、TSをデジタル映像信号および音声信号等に復号した後、信号処理部120にこれらを送信する。チューナ部150のチューナ150a,150bのそれぞれで取得した地上波デジタルテレビジョン放送は、2つずつのOFDM復調器151、TS復号器147bによってそれぞれ同時にデジタル映像信号、デジタル音声信号、およびデータ信号を含むデジタル信号として復号された後に、信号処理部120に送信されることが可能である。
アンテナ148は、地上波アナログテレビジョン放送信号も受信可能である。受信された地上波アナログテレビジョン放送信号は、図示しない分配器によって分配されて、アナログチューナ168に送信される。アナログチューナ168は、受信したアナログ放送信号のチューニングを行い、チューニングされたアナログ放送信号をアナログ復調器169に送信する。アナログ復調器169はアナログ放送信号の復調を行い、復調されたアナログ放送信号を信号処理部120に送信する。また、画像表示装置110は、一例として、アンテナ148が接続される入力端子149にCATV(Common Antenna Television)用のチューナを接続することによってCATVも視聴できる。
また、画像表示装置110は、ライン入力端子137と、音声処理部153と、スピーカ115と、グラフィック処理部152と、OSD(On Screen Display)信号生成部154と、映像処理部155と、表示パネル11およびベゼル12(不図示)を含む表示モジュール200とを備えている。
信号処理部120は、TS復号器147a、147b、または制御部156から送信されたデジタル信号に、適切な信号処理を施す。より具体的には、信号処理部120はデジタル信号をデジタル映像信号、デジタル音声信号、およびデータ信号に分離する。分離されたデジタル映像信号はグラフィック処理部152に、音声信号は音声処理部153に送信される。また信号処理部120は、アナログ復調器169から送信された放送信号を、所定のデジタルフォーマットの映像信号および音声信号に変換する。デジタルに変換された映像信号はグラフィック処理部152に、音声信号は音声処理部153に送信される。また信号処理部120は、ライン入力端子137からの入力信号にも所定のデジタル信号処理を施す。
音声処理部153は、入力された音声信号を、スピーカ115で再生可能なフォーマットのアナログ音声信号に変換する。アナログ音声信号は、スピーカ115に送信されて再生される。
OSD信号生成部154は、制御部156の制御に従って、UI(ユーザ・インタフェース)画面などを表示するためのOSD信号を生成する。また信号処理部120においてデジタル放送信号から分離されたデータ信号は、OSD信号生成部154により適切なフォーマットのOSD信号に変換され、グラフィック処理部152に送信される。
グラフィック処理部152は、信号処理部120から送信されるデジタル映像信号のデコード処理を行う。デコードされた映像信号は、OSD信号生成部154から送信されたOSD信号と重ね合わせて合成され、映像処理部155に送信される。グラフィック処理部152は、デコードされた映像信号またはOSD信号を、映像処理部155に選択的に送信することもできる。
映像処理部155は、グラフィック処理部152から送信された信号を、表示パネル11で表示可能なフォーマットのアナログ映像信号に変換する。アナログ映像信号は、表示パネル11に送信されて表示される。
さらに、画像表示装置110は、LAN(Local Area Network)端子131と、LAN I/F(Interface)164と、USB(Universal Serial Bus)端子133と、USB I/F165と、HDD(Hard Disk Drive)170とを備えている。
LAN端子131はLAN I/F164を介して制御部156に接続されている。LAN端子131はイーサネット(登録商標)を用いた一般的なLAN対応ポートとして使用される。本実施形態において、LAN端子131にはLANケーブルが接続されており、インターネット130と通信可能となっている。
USB端子133はUSB I/F165を介して制御部156に接続されている。USB端子133は、一般的なUSB対応ポートとして使用される。USB端子133には、例えばハブを介して、携帯電話、デジタルカメラ、各種メモリカードに対するカードリーダ/ライタ、HDD、キーボード等が接続される。制御部156は、USB端子133を介して接続される機器との間で、情報の通信(送受信)を行うことができる。
HDD170は画像表示装置110に内蔵される磁気記憶媒体であって、画像表示装置110が有する各種情報を記憶する機能を有する。
図2は、一実施形態に係るタイリング表示装置の正面図である。また、図3は、図2のAA’断面図である。タイリング表示装置は、表示モジュール200を含む画像表示装置110と、光学インターフェース20,30と、画像処理部50とを備えている。図2(a)では、画像表示装置110のうち、正面から見える表示モジュール200のみを示しており、図1の他の各部を省略している。また、説明のために、図2(b)は図2(a)の表示モジュール200のみを描いたものである。
図2では、水平方向および垂直方向に2つずつの画像表示装置110がマトリクス状に連設されるタイリング表示装置の例を示している。本実施形態のタイリング表示装置は、画像表示装置110および光学インターフェース20,30を繰り返して配置した構成であるため、画像表示装置110の数や配置に何ら制限はない。例えば、複数の画像表示装置110が、水平方向のみ、または、垂直方向にのみ配置されてもよい。また、画像表示装置110の表示パネル11の大きさが互いに異なっていてもよい。
図2(b)に示すように、各表示モジュール200は、画像が表示される表示パネル(表示部)11と、表示パネル11の周囲に配置されたベゼル(非表示部、縁部)12とを有する。したがって、タイリング表示装置は複数の表示パネル11の間にベゼル12が配置された構成になっている。
表示パネル11は、例えば液晶パネル、有機EL(Electroluminescence)パネル、プラズマディスプレイパネル等、任意のパネルであり、外部から入力されて画像処理部50によって処理された画像信号に応じた画像が表示される。一方、ベゼル12は、表示パネル11を保持する、例えば黒色でプラスティック製の枠であり、画像は表示されない。また、ベゼル12の背面に表示パネル11を駆動するためのIC等が配置される。高品位な画像を表示するためには、ベゼル12の幅が狭いことが望ましく、例えば5〜10mm程度であるのがよい。
表示モジュール200は隣接して配置されるが、表示パネル11同士の間には画像が表示されないベゼル12がある。そのため、画像が垂直方向および水平方向に分断される。同本実施形態は、光学インターフェース20,30を設け、できるだけベゼル12が視認されないようにするものである。なお、表示モジュール200は互いに接しているのが望ましいが、多少の隙間があってもよい。
図2(a)に示すように、光学インターフェースは、頂点用光学インターフェース20と、エッジ用光学インターフェース30とを含む。頂点用光学インターフェース20は、表示パネル11の頂点の1つを含む一部と、これと隣接するベゼル12の一部とに跨り、これらを覆うように配置される。一方、エッジ用光学インターフェース30は、表示パネル11の上下左右の端部の1つと、これと隣接するベゼル12の各辺とに跨り、これらを覆うように配置される。光学用インターフェース20,30は、設置部材34等を用いて、ベゼル12に固定される。
光学インターフェース20,30は、表示モジュール200の全面に配置されるわけではなく、ベゼル12の近傍のみに配置されるので、タイリング表示装置を軽量化できる。
また、図2(a)の画像処理部50は、入力画像を処理して表示パネル11に表示させる。入力画像は、例えば図1のチューナ145が放送波をチューニングすることにより得られる。画像処理部50は、画像表示装置110のいずれかに内蔵されてもよいし、画像表示装置110とは別個のSTB(Set Top Box)等に内蔵され、各画像表示装置110と有線または無線接続されてもよい。
以下、光学インターフェース20,30について説明する。図4(a)は、頂点用光学インターフェース20の斜視図であり、図4(b)は、同上面図である。
図4(a)に示すように、頂点用光学インターフェース20は、底面21と、上面22と、伸長部23とから構成される。底面21の形状は略正方形、上面22の形状は底面21より大きい略正方形であり、伸長部23は上面22から底面21へ向かうテーパー状である。底面21と上面22とは略平行である。また、底面21の1つの頂点21aの直上、すなわち、底面21に対して垂直方向上方に、上面22の1つの頂点22aがある。上面22の他の頂点は、頂点21aを基点として底面21を対角線方向に拡大した位置の上方にある。
図4(b)に示すように、伸長部23は、底面21から入射される画像を、頂点21aを起点として対角線方向に伸長する。伸長された画像は上面22に伝送されて表示される。そのため、底面21を入射面、上面22を表示面とも呼ぶ。伸長率は、底面21の大きさと、上面22の大きさとの比に応じて定まり、例えば2〜3倍程度である。また、伸長部23の高さ、すなわち、底面21と上面22との距離は、例えば10mm程度である。
また、図4(a)に示すように、頂点用光学インターフェース20には、例えば樹脂製の設置部材24が取り付けられる。設置部材24が取り付けられた頂点用光学インターフェース20の形状は直方体となり、安定して表示モジュール200上に配置できる。設置部材24の下部に埋設される磁石(不図示)と、ベゼル12の下方の金属フレーム(筐体)との間の引力により、頂点用光学インターフェース20が表示モジュール200上に固定される。さらに、1つの頂点用光学インターフェース20の設置部材24と、隣接して配置される他の頂点用光学インターフェース20の設置部材24とを、磁石を利用して固定してもよい。これにより、簡易に頂点用光学インターフェース20を着脱でき、使用する表示モジュール200の数や配置構成をユーザが適宜変更できる。
図5は、表示モジュール上200に配置された頂点用光学インターフェース20の役割を説明する図である。図5(a)に示すように、底面21は表示パネル11の頂点を含む一部に対向する。言い換えると、底面21はベゼル12とは対向しない。そして、設置部材24(図5には不図示)がベゼル12に固定される。また、上面22頂点の1つがベゼル12の頂点の直上に位置するように配置される。その結果、表示パネル11の頂点を含む一部、および、これと隣接するベゼル12の頂点周辺が、頂点用光学インターフェース20により覆われる。
図5(b)は、図5(a)の点線の円で囲んだ部分を詳しく示したものである。底面21から入射される画像は、伸長部23によりベゼル12の頂点方向に伸長されて、上面22に表示される。これにより、タイリング表示装置を正面から見ると、あたかも、ベゼル12の頂点にも画像が表示されているかのように見える。
図6(a)は、エッジ用光学インターフェース30の斜視図であり、図6(b)は、同図のA方向から見た正面図であり、図6(c)は、その上面図である。
図示のように、エッジ用光学インターフェース30は、頂点用光学インターフェース20を基本部品30aとし、これに樹脂34を詰めて略直方体にしたものを、複数接着した構造である。樹脂34を詰めることで、基本部品30a同士の接着性を向上させている。また、樹脂34およびエッジ用光学インターフェース30を合わせた形状が直方体となり、安定して表示モジュール200上に配置できる。そのため、樹脂34はエッジ用光学インターフェース30の設置部材としても機能する。
頂点用光学インターフェース20の設置部材24と同様に、樹脂34の下部に磁石を埋設してベゼル12と固定できる。また、磁石を利用して他の頂点用光学インターフェース20あるいはエッジ用光学インターフェース30とも固定できる。
このように、エッジ用光学インターフェース20は基本部品30aを接着した構造であるため、エッジ用光学インターフェース30の底面31の一部すなわち樹脂34でない部分に、表示パネル11に表示される画像が入射される複数の入射面31aが不連続に形成される。また、入射面31aのそれぞれに対応して、複数の表示面32aおよび伸長部33aがある。伸長部33aは、入射面31aに入射された画像を伸長し、表示面32a上に表示させる。
入射面31a以外の樹脂34の部分から画像が入射するのを防止するために、樹脂34の底面に黒色の吸収塗料を塗ってもよい。また、基本部品30aと樹脂34との間で光が乱反射するのを防ぐために、樹脂34と基本部品30aとの間に同様の吸収塗料を塗ってもよい。
図7は、表示モジュール200上に配置されたエッジ用光学インターフェース30の役割を説明する図である。図7(a)に示すように、入射面31aと、樹脂34のうち隣接する2つの入射面31aに挟まれた部分とが、表示パネル11のエッジを含む一部に対向する。そして、樹脂34の他の部分が設置部材(図7には不図示)として、例えば磁石を用いてベゼル12に固定される。また、ベゼル12の縁の上方にエッジ用光学インターフェース30の縁が配置されるよう、エッジ用光学インターフェース30が固定される。その結果、表示パネル11のエッジを含む一部、および、これと隣接するベゼル12のエッジが、エッジ用光学インターフェース30により覆われる。
図7(b)は、図7(a)の点線の円で囲んだ部分を詳しく示したものである。入射面31aから入射される画像は、伸長部33aにより外周方向へ伸長されて、表示面32aに表示される。これにより、タイリング表示装置を正面から見ると、あたかも、ベゼル12のエッジにも画像が表示されているかのように見える。
なお、エッジ用光学インターフェース30の側面には画像が表示されない。そのため、その表示パネル11側の側面を、例えばミラー蒸着(鏡面加工)して、表示パネル11に表示される画像の一部が映るようにしてもよい。これにより、タイリング表示装置を斜め方向から見たときの違和感を抑制できる。
図8は、光学インターフェース20,30の製造手法の一例を示す図である。本実施形態では、光学インターフェース20,30を、ファイバ光学プレート(Fiber Optic Plate、以下FOP)と呼ばれる光学部材で実装する。FOPは高純度の石英ガラスから作られた極細のファイバを束ねたものである。ファイバは、中心部のコアと、外側のクラッドとを有する。コアの屈折率はクラッドの屈折率より高く設計されており、ファイバに入射された光は全反射を繰り返しながら進み、コアの内部から外部へほとんど光は漏れない。
本実施形態では、上面から底面にかけて傾斜したテーパー形状のFOP60(以下、テーパードFOP60)を用いる。テーパードFOP60は、ファイバを束ね、底面から上面に向かって、連続的に拡径する逆テーパー形状を持つ。テーパードFOP60から、ベゼル12の幅等を考慮して所望の伸長特性が得られる部位を基本部品30aとして切り出す。より具体的には、テーパードFOP60の所定の位置を4分割し、底面および上面が正方形(または長方形)となるよう、テーパードFOP60の外周部分を除去する。基本部品30aを頂点用光学インターフェース20として用いることができる。また、樹脂34を用いて基本部品30aを接着加工し、エッジ用光学インターフェース30を作製できる。
テーパードFOP60は、底面から入射した画像を上面に伝送する過程で、画像を光学的に伸長する。より詳細には、テーパードFOP60に入射された画像は、底面の中心から全方位に向かって同心円状に、均一に、伸長される。言い換えると、特定の方向にだけ画像を伸長するわけではない。したがって、基本部品30aでは、底面31aから入射された画像が対角線方向へ伸長される。この伸長特性を考慮して、画像処理部50は後述する処理を行う。
仮に、レンズやプリズムなどを利用して画像を伸長すると、画像が歪んだりボケが生じたりしてしまう。これに対し、テーパードFOP60を利用した光学インターフェース20,30は、高解像度、高伝送効率および低歪みで画像を伝送および伸長でき、SN比が優れた画像を表示できる。
次に、図2の画像処理部50について説明する。図9は、画像処理部50の内部構成の一例を示す概略ブロック図である。画像処理装置50は、拡大部51と、切り出し部52と、分離部53と、圧縮部54と、結合部55と、出力部56とを有する。
拡大部51はタイリング表示装置の仮想表示領域(後述)の大きさに合わせて入力画像を拡大し、拡大画像を生成する。切り出し部52は、拡大画像のうち、表示モジュール200のうちの1つに対応する部分を切り出す。分離部53は、切り出された画像を、光学インターフェース20,30に表示される領域であって圧縮すべき圧縮対象画像と、表示パネル11に直接表示される領域であって圧縮の必要がない非圧縮対象画像と、に分離する。圧縮部54は、圧縮対象画像を、光学インターフェース20,30の伸長特性を考慮して圧縮し、圧縮画像を生成する。結合部55は、圧縮画像と非圧縮対象画像とを結合し、タイリング画像を生成する。出力部56は、タイリング画像を、対応する表示パネル11に出力して表示させる。
図10は、画像処理部50の処理動作の一例を示すフローチャートである。以下では、図2に示すように4つの画像表示装置110を備えるタイリング表示装置を例に取って説明する。また、入力画像の大きさは、FHD(Full High Definition)解像度、すなわち、水平方向1920画素および垂直方向1080画素とする。さらに、各表示パネル11の解像度も、水平方向1920画素および垂直方向1080画素とする。
まず、拡大部51は仮想表示領域の大きさに合わせて入力画像を拡大し、拡大画像を生成する(ステップS1)。拡大画像は、例えば拡大部51の内部のメモリ(不図示)に記憶される。拡大処理には、例えば再構成法等、品位を損なわずに入力画像の解像度を上げる手法を用いるのが望ましい。
図11は、入力画像61および拡大画像62を模式的に示す図である。仮想表示領域とは、表示パネル11だけでなくベゼル12にも画像が表示されると仮定した、タイリング表示装置の表示領域である。仮想表示領域の解像度は、水平方向(1920*2+4m)画素および垂直方向(1080*2+4n)画素である。ここで、m,nはそれぞれ、表示パネル11と同じサイズの画素がベゼル12上に存在するとした場合の、水平方向および垂直方向のベゼル12上の画素数である。
したがって、拡大部51は、入力画像を水平方向に(1920*2+4m)/1920倍、垂直方向に(1080*2+4n)/1080倍に拡大する。表示パネル11が55インチで、ベゼル12の水平方向および垂直方向の幅が10mmである場合、例えばm=n=16画素である。
なお、予め仮想表示領域の解像度の画像が入力される場合、ステップS1の処理は不要である。
続いて、切り出し部52は管理番号pを0に初期化する(ステップS2)。管理番号pは表示モジュール200のうちの1つに対応している。本実施形態ではタイリング表示装置が4つの表示モジュール200を含むため、p=0〜3である。そして、p=0〜3は、順に、左上・右上・左下・右下の表示モジュール200と対応するものとする。
次に、切り出し部52は、拡大画像62から、管理番号pの表示モジュール200に対応する領域の画像を切り出し、切り出し画像を生成する(ステップS3)。管理番号pと切り出すべき画像との関係は、表示モジュール200の配置データとして、切り出し部52が予め記憶している。
図12は、拡大画像62から切り出された切り出し画像63を模式的に示す図である。同図はp=0の表示モジュール200用に、拡大画像61の左上を切り出す例を示している。切り出された画像の解像度は、表示パネル11の上下左右にベゼル12があるため、水平方向(1920+2m)画素および垂直方向(1080+2n)画素である。
その後、分離部53は、切り出された画像を、非圧縮対象画像および圧縮対象画像に分離する(ステップS4)。分離するために必要な表示パネル11の解像度等のデータは、予め分離部53が記憶している。
図13は、非圧縮対象画像64および圧縮対象画像65を模式的に示す図である。非圧縮対象画像64は、切り出し画像63の中央の領域、より具体的には、表示パネル11上であって光学インターフェース20,30に覆われない部分に表示される領域の画像である。この領域は光学インターフェース20,30を介さずに表示されるため、予め圧縮しておく必要はない。なお、光学インターフェース20,30が覆う表示パネル11の水平方向および垂直方向の画素数をそれぞれs,tとすると、非圧縮対象画像64の解像度は、水平方向(1920−2s)画素および垂直方向(1080−2t)画素である。
一方、圧縮対象画像65は、表示パネル11上であって光学インターフェース20,30に覆われる部分、言い換えると、頂点用光学インターフェース20の底面21およびエッジ用光学インターフェース30の入射面31aと対向する部分に表示される領域の画像65aと、ベゼル12に対応する領域の画像65bとを含む。すなわち、切り出し画像63から非圧縮対象画像64を除いた画像が圧縮対象画像65である。圧縮対象画像65は、光学インターフェース20,30により伸長されて、その上面22および表示面32aに表示される。そのため、予め圧縮した上で表示パネル11に表示する必要がある。なお、圧縮対象画像65の水平方向の辺の幅は(n+t)画素であり、垂直方向の辺の幅は(m+s)画素である。
続いて、圧縮部54は、光学インターフェース20,30の伸長特性を考慮して圧縮対象画像65を圧縮し、圧縮画像を生成する(ステップS5)。圧縮処理は、単純な画像の間引きでもよいが、例えば平均画素法等を用い、画像の細かいテクスチャ情報が失われないように圧縮するのが望ましい。また、光学インターフェース20,30により画像が伸長されると、画像の輝度が低下することがある。そのため、圧縮部54は、圧縮処理に加え、光学インターフェース20,30により伸長されて表示される画像の輝度が、圧縮前の圧縮対象画像65の輝度と等しくなるよう、輝度の調整も行うのが望ましい。
図14は、圧縮画像66を模式的に示す図である。頂点用光学インターフェース20は底面21に入射される画像を、ベゼル12の頂点に向かって対角線方向に伸長する。したがって、圧縮部54は頂点用光学インターフェース20に対応する領域の画像を、表示部11の中央に向かって対角線方向に圧縮する。例えば、圧縮部54は圧縮対象画像65の左上の領域651の画像を右下方向に圧縮して、圧縮画像66の一部である圧縮画像661を生成する。圧縮画像661の水平方向はs画素、垂直方向はt画素となる。
同様に、エッジ用光学インターフェース30は、基本部品30aごとに不連続に配置される入射面31aに入射される画像を、対角線方向に伸長する。したがって、圧縮部54は、まず、圧縮対象画像65を基本部品30aに対応させて分割する。その後、圧縮部54は分割された画像のそれぞれを対角線方向に圧縮して、圧縮画像66の一部である圧縮画像662を生成する。やはり、各圧縮画像662の水平方向はs画素、垂直方向はt画素となる。
その後、結合部55は、圧縮画像66と、非圧縮対象画像64とを結合して、タイリング画像を生成する(ステップS6)。
図15は、タイリング画像67を模式的に示す図である。圧縮画像66と非圧縮対象画像64とを結合することで、表示パネル11の解像度と等しいタイリング画像67が生成される。 なお、圧縮対象画像65が圧縮された結果、何も表示されない未使用領域68が生じる。未使用領域68は光学インターフェース20,30の入射面には対向していないので、何を表示してもよく、例えば黒を表示する。
なお、ステップS5,S6では、エッジ用光学インターフェース30の伸長方向も考慮する必要がある。図15では、表示パネル11の上側および右側には、画像を右上に伸長するエッジ用光学インターフェース30を配置し、左側および下側には、画像を左下に伸長するエッジ用光学インターフェース30を配置することを念頭に置いた例を示している。そのため、表示パネル11の上側のエッジでは、左上の頂点に接して圧縮画像66が配置される一方、右上の頂点とは未使用領域68を持って圧縮画像66が配置される。他のエッジも同様である。
そして、出力部56は、タイリング画像67を、管理番号pの表示パネル11に出力して表示させる(ステップS7)。以上の処理動作を、管理番号pをインクリメントしながら、すべての表示モジュール200にタイリング画像67を出力する(ステップS8,S9)。なお、1つのタイリング画像67が生成される度に出力部56内のメモリ(不図示)に記憶しておき、4つのタイリング画像67がそろった時点で、4つの表示パネル11に平行してタイリング画像67を出力してもよい。
図16は、4つの表示パネル11に表示されたタイリング画像67を模式的に示す図である。図示のように、表示パネル11上であって光学インターフェース20,30に覆われない領域には非圧縮対象画像64が、覆われる領域には圧縮画像66が表示される。
そして、表示パネル11上であって圧縮画像66が表示される領域およびベゼル12を覆うように配置される光学インターフェース20,30により、圧縮画像66が伸長されて、上面22および表示面32aに表示される。これにより、ベゼル12が視認されることなく、非圧縮対象画像64および伸長された圧縮画像66が、連続した1つの画像と見えるように表示される。
このように、本実施形態では、ベゼル11を覆うように光学インターフェース20,30を設ける。そして、光学インターフェース20,30の伸長特性を考慮して圧縮された画像を光学インターフェース20,30に入射するとともに、圧縮されていない画像を光学インターフェース20,30に覆われない部分に表示する。そのため、ベゼル11が光学的に視認されず、画像全体が連続して見えるタイリング表示装置を実現できる。
本実施形態では複数の画像表示装置110を用いてタイリング表示装置を構成する例を示した。これに対し、1台の画像表示装置110を用い、そのベゼル12を覆うように光学インターフェース20,30を配置してもよい。これにより、完全なベゼルレス表示装置を実現でき、空中に映像が浮き上がるような視覚効果が得られる。
また、本実施形態では、1つの表示モジュール200につき、各頂点に対応して合計4個の頂点用光学インターフェース20が配置され、各エッジに対応して合計4個のエッジ用光学インターフェース30が配置される例を示した(図2(a)等)。しかしながら、表示される画像の連続性を保つためには、少なくとも表示パネル11同士の間のベゼル12を覆うように光学インターフェース20,30が配置されればよく、タイリング表示装置の外周には、必ずしも光学用インターフェース20,30を配置しなくてもよい。この場合は、分離部53等の処理動作を適宜変更すればよく、基本的な考え方は同様である。
また、図17に示すように、表示パネル11を、非圧縮対象画像64を表示する第1の表示パネル111と、圧縮画像66を表示する第2の表示パネル112と、を一体化して構成してもよい。そして、第2の表示パネル112に表示される画像は伸長されて表示されるため、第1の表示パネル111より画素密度を高くしてもよい。これにより、表示される画像の品質をさらに向上できる。
上述した実施形態で説明した画像処理装置50の少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、画像処理装置50の少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、画像処理装置50の少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
11 表示パネル
12 ベゼル
20 頂点用光学インターフェース
21 底面
22 上面
23 伸長部
30 エッジ用光学インターフェース
31a 入射面
32a 表示面
33a 伸長部
34 樹脂
50 画像処理部
51 拡大部
52 切り出し部
53 分離部
54 圧縮部
55 結合部
56 出力部
60 テーパードFOP
61 入力画像
62 拡大画像
63 切り出し画像
64 非圧縮対象画像
65 圧縮対象画像
66 圧縮画像
67 タイリング画像
110 画像表示装置
200 表示モジュール

Claims (20)

  1. 表示部と、
    前記表示部の周囲に配置された縁部と、
    前記表示部の一部と前記縁部の少なくとも一部とを覆い、前記表示部の一部に表示される画像を伸長して表示する光学インターフェースと、
    入力画像の一部を前記光学インターフェースの伸長特性を考慮して圧縮し、前記入力画像の他の一部と、圧縮された画像と、を前記表示部に表示させる画像処理部と、を備える表示装置。
  2. 前記画像処理部は、前記表示部の前記光学インターフェースに覆われない部分に表示される画像と、前記光学インターフェースに表示される画像と、が連続した画像になるよう、前記入力画像の一部を圧縮する請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記画像処理部は、
    前記表示部および前記縁部を含む仮想表示領域の大きさに合わせて前記入力画像を拡大し、拡大画像を生成する拡大部と、
    前記拡大画像のうち、前記表示部の前記光学インターフェースに覆われる部分および前記縁部に対応する位置に対応する圧縮対象画像を、前記光学インターフェースの伸長特性を考慮して圧縮し、圧縮画像を生成する圧縮部と、
    前記拡大画像のうち、前記表示部の前記光学インターフェースに覆われない部分に表示される画像である非圧縮対象画像と、前記圧縮画像と、を結合し、タイリング画像を生成する結合部と、
    前記タイリング画像を前記表示部に出力して表示させる出力部と、を有する請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記仮想表示領域の解像度は、前記表示部の画素数と、前記表示部の画素サイズおよび前記縁部の大きさに基づいて定まる、前記縁部に対応する画素数と、に基づいて定められる請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記圧縮部は、前記圧縮対象画像を圧縮するとともに、輝度調整して、前記圧縮画像を生成する請求項3または4に記載の表示装置。
  6. 複数の前記表示部を備え、
    前記画像処理部は、
    前記拡大画像から、前記複数の表示部のうちの1つに対応する領域の画像を切り出す切り出し部と、
    前記切り出された画像を、前記圧縮対象画像と、前記非圧縮対象画像と、に分離する分離部と、を有し、
    前記結合部は、前記非圧縮対象画像と前記圧縮画像とを結合する請求項3乃至5のいずれかに記載の表示装置。
  7. 前記光学インターフェースは、
    前記表示部の一部と対向する、略四角形の入射面と、
    前記入射面から入射される画像を伸長する伸長部と、
    前記伸長された画像を表示する、前記入射面より大きな略四角形の表示面と、を有し、
    前記伸長部は、前記入射面の頂点の1つから、これと向かい合う頂点へ向かう対角線方向へ、前記入射面から入射される画像を伸長する請求項1乃至6のいずれかに記載の表示装置。
  8. 前記光学インターフェースは、設置部材に取り付けられ、
    磁石を用いて前記設置部材が前記縁部に固定される請求項1乃至7のいずれかに記載の表示装置。
  9. 前記設置部材は、磁石を用いて、他の光学インターフェースに取り付けられる設置部材に固定される請求項8に記載の表示装置。
  10. 前記光学インターフェースは、
    前記表示部の端部の一部と、これと隣接する前記縁部の一部と、を覆うエッジ用光学インターフェースと、
    前記表示部の頂点を含む一部と、これと隣接する前記縁部の一部と、を覆う頂点用光学インターフェースと、を含む請求項1乃至9のいずれかに記載の表示装置。
  11. 前記光学インターフェースの前記表示部側の側面は鏡面加工されている請求項1乃至10のいずれかに記載の表示装置。
  12. 前記表示部の前記光学インターフェースに覆われる部分の画素密度は、前記光学インターフェースに覆われない部分の画素密度より高い請求項1乃至11のいずれかに記載の表示装置。
  13. 前記光学インターフェースは、光ファイバを束ねたファイバ光学プレート構造である請求項1乃至12のいずれかに記載の表示装置。
  14. 前記縁部は、前記表示部の周囲に設けられるベゼルである請求項1乃至13のいずれかに記載の表示装置。
  15. 放送波を受信してチューニングし、前記入力画像を生成するチューナを有する請求項1乃至14のいずれかに記載の表示装置。
  16. 表示部と、
    前記表示部の周囲に配置された縁部と、
    前記表示部の一部と前記縁部の少なくとも一部とを覆い、前記表示部の一部に表示される画像を伸長して表示する光学インターフェースと、を備える表示装置の前記表示部に画像を表示させる画像処理装置であって、
    入力画像の一部を前記光学インターフェースの伸長特性を考慮して圧縮し、前記入力画像の他の一部と、圧縮された画像と、を前記表示部に表示させる画像処理装置。
  17. 前記表示部の前記光学インターフェースに覆われない部分に表示される画像と、前記光学インターフェースに表示される画像と、が連続した画像になるよう、前記入力画像の一部を圧縮する請求項16に記載の画像処理装置。
  18. 前記表示部および前記縁部を含む仮想表示領域の大きさに合わせて前記入力画像を拡大し、拡大画像を生成する拡大部と、
    前記拡大画像のうち、前記表示部の前記光学インターフェースに覆われる部分および前記縁部に対応する位置に対応する圧縮対象画像を、前記光学インターフェースの伸長特性を考慮して圧縮し、圧縮画像を生成する圧縮部と、
    前記拡大画像のうち、前記表示部の前記光学インターフェースに覆われない部分に表示される画像である非圧縮対象画像と、前記圧縮画像と、を結合し、タイリング画像を生成する結合部と、
    前記タイリング画像を前記表示部に出力して表示させる出力部と、を有する請求項16または17に記載の画像処理装置。
  19. 前記仮想表示領域の解像度は、前記表示部の画素数と、前記表示部の画素サイズおよび前記縁部の大きさに基づいて定まる、前記縁部に対応する画素数と、に基づいて定められる請求項18に記載の画像処理装置。
  20. 表示部と、
    前記表示部の周囲に配置された縁部と、
    前記表示部の一部と前記縁部の少なくとも一部とを覆い、前記表示部の一部に表示される画像を伸長して表示する光学インターフェースと、を備える表示装置の前記表示部に画像を表示させる画像処理方法であって、
    入力画像の一部を前記光学インターフェースの伸長特性を考慮して圧縮するステップと、
    前記入力画像の他の一部と、圧縮された画像と、を前記表示部に表示させるステップと、を備える画像処理方法。
JP2011237502A 2011-10-28 2011-10-28 表示装置、画像処理装置および画像処理方法 Pending JP2013097053A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011237502A JP2013097053A (ja) 2011-10-28 2011-10-28 表示装置、画像処理装置および画像処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011237502A JP2013097053A (ja) 2011-10-28 2011-10-28 表示装置、画像処理装置および画像処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013097053A true JP2013097053A (ja) 2013-05-20

Family

ID=48619076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011237502A Pending JP2013097053A (ja) 2011-10-28 2011-10-28 表示装置、画像処理装置および画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013097053A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104157216A (zh) * 2014-07-21 2014-11-19 京东方科技集团股份有限公司 一种显示屏、拼接屏及其驱动方法
JP5653538B1 (ja) * 2013-07-31 2015-01-14 株式会社東芝 映像表示装置
WO2015015612A1 (ja) * 2013-07-31 2015-02-05 株式会社東芝 表示装置、及び表示システム
US9383960B2 (en) 2013-11-12 2016-07-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Video display device, display control method
KR20170113926A (ko) * 2016-03-29 2017-10-13 삼성전자주식회사 디스플레이 패널 및 이를 구비한 멀티비전 장치
CN107742479A (zh) * 2017-09-28 2018-02-27 苏州和云观博数字科技有限公司 空间超媒体综合演绎装置
JP2018077449A (ja) * 2016-11-11 2018-05-17 揚昇照明股▲ふん▼有限公司 プリズムグループ及びそれを用いる表示装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5653538B1 (ja) * 2013-07-31 2015-01-14 株式会社東芝 映像表示装置
WO2015015612A1 (ja) * 2013-07-31 2015-02-05 株式会社東芝 表示装置、及び表示システム
WO2015015608A1 (ja) * 2013-07-31 2015-02-05 株式会社東芝 映像表示装置
JPWO2015015612A1 (ja) * 2013-07-31 2017-03-02 株式会社東芝 表示装置、及び表示システム
US9383960B2 (en) 2013-11-12 2016-07-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Video display device, display control method
CN104157216A (zh) * 2014-07-21 2014-11-19 京东方科技集团股份有限公司 一种显示屏、拼接屏及其驱动方法
KR20170113926A (ko) * 2016-03-29 2017-10-13 삼성전자주식회사 디스플레이 패널 및 이를 구비한 멀티비전 장치
KR102517336B1 (ko) * 2016-03-29 2023-04-04 삼성전자주식회사 디스플레이 패널 및 이를 구비한 멀티비전 장치
JP2018077449A (ja) * 2016-11-11 2018-05-17 揚昇照明股▲ふん▼有限公司 プリズムグループ及びそれを用いる表示装置
CN107742479A (zh) * 2017-09-28 2018-02-27 苏州和云观博数字科技有限公司 空间超媒体综合演绎装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013097053A (ja) 表示装置、画像処理装置および画像処理方法
US8804322B2 (en) Display apparatus
CN102550031B (zh) 图像显示装置及其操作方法
KR102480004B1 (ko) 표시 장치
KR102294353B1 (ko) 영상 표시 장치 및 이를 포함하는 비디오 월
CN105493167A (zh) 图像显示设备
CN102439553B (zh) 用于再现立体图像、提供适于3d图像信号的用户界面的设备和方法
KR102459652B1 (ko) 표시장치와 그 영상 처리 방법
US10674133B2 (en) Image display device and image display method
JP2012134655A (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像表示装置
JP5683550B2 (ja) 表示方法及び表示システム
CN114245090A (zh) 图像投影方法、激光投影设备及计算机可读存储介质
CN103024424A (zh) 图像显示装置及其操作方法
JP4937404B1 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP5050094B2 (ja) 映像処理装置及び映像処理方法
CN102780898B (zh) 图像显示装置及其操作方法
US20120154383A1 (en) Image processing apparatus and image processing method
CN104851411B (zh) 一种显示驱动方法、装置和显示系统
KR101567710B1 (ko) 특수 안경을 착용한 관찰자만 정보를 볼 수 있는 디스플레이 시스템
KR101796044B1 (ko) 영상표시장치
JP5355758B2 (ja) 映像処理装置及び映像処理方法
KR102622082B1 (ko) 디스플레이 장치, 서버, 전자 장치 및 그 제어 방법들
KR20130076349A (ko) 영상표시장치, 및 그 동작방법
JP2012249295A (ja) 映像処理装置
KR20140045715A (ko) 렌즈부, 및 이를 구비하는 영상표시장치

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20140806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20140806