JP2013091964A - 電気錠制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気錠が設置された扉の通行が許可されている識別情報を管理する入退出管理装置の負荷を軽減する。
【解決手段】実施形態の電気錠制御装置は、電気錠が設置された扉の通行が許可されている識別情報を管理する入退出管理装置と通信する通信手段と、記憶媒体に記録された識別情報を取得する取得手段と、取得された識別情報が扉の通行が許可されている識別情報であるか否かを入退出管理装置に照合する照合手段と、照合手段が照合した照合結果を識別情報ごとに記憶する記憶手段と、照合結果をもとに、電気錠の施錠/解錠を制御する電気錠制御手段と、を備え、電気錠制御手段は、取得された識別情報の照合結果が記憶手段に記憶されている場合は、記憶されている照合結果をもとに電気錠の施錠/解錠を制御する。
【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、電気錠制御装置に関する。
従来、マンションや工場等の建物では、内部のセキュリティを確保するため、各扉から建物の中へ入る人物が所持する磁気カードのID(識別情報)をカードリーダなどで読み取って扉の通行が許可されたIDであるか否かを照合し、各扉に設けられた電気錠の解錠/施錠を行う入退出管理システムが導入されている。この入退出管理システムでは、扉の通行を許可するIDを入退出管理装置で集中管理しており、電気錠の解錠/施錠を制御する電気錠施錠装置がカードリーダで読み取ったIDを入退出管理装置へ通知して照合することで、通行が許可されたIDである場合の解錠が行われている。
特開2010−77723号公報
しかしながら、上述した従来技術では、各扉においてカードリーダによりIDが読み取られる度に、電気錠制御装置から入退出管理装置へ読み取ったIDの問い合わせが行われることとなり、電気錠制御装置で電気錠が制御される扉の数が多くなると入退出管理装置の負荷が大きくなっていた。このため、例えば建物への人物の出入りが多い時間帯などでは、各扉の電気錠制御装置からのIDの問い合わせが重複することもあり、IDの照合処理に時間がかかる場合があった。
上述した課題を解決するために、実施形態の電気錠制御装置は、電気錠が設置された扉の通行が許可されている識別情報を管理する入退出管理装置と通信する通信手段と、記憶媒体に記録された識別情報を取得する取得手段と、前記取得された識別情報が前記扉の通行が許可されている識別情報であるか否かを前記入退出管理装置に照合する照合手段と、前記照合手段が照合した照合結果を前記識別情報ごとに記憶する記憶手段と、前記照合結果をもとに、前記電気錠の施錠/解錠を制御する電気錠制御手段と、を備え、前記電気錠制御手段は、前記取得された識別情報の照合結果が前記記憶手段に記憶されている場合は、当該記憶されている照合結果をもとに前記電気錠の施錠/解錠を制御する。
図1は、入退出管理システムの一例を示す概念図である。 図2は、電気錠制御装置と入退出管理装置との構成を例示する概念図である。 図3は、電気錠制御装置のハードウエア構成を示すブロック図である。 図4は、キャッシュモードの場合の動作を例示する概念図である。 図5は、ダイレクトモードの場合の動作を例示する概念図である。
以下、添付図面を参照して実施形態の電気錠制御装置を詳細に説明する。
図1は、入退出管理システム100の一例を示す概念図である。図1に示すように、入退出管理システム100は、電気錠により解錠/施錠が行われる扉2ごとに設置された電気錠制御装置1と、電気錠が設置された扉2の通行が許可されている識別情報(ID)を管理する入退出管理装置3と、入退出管理装置3の上位装置である入退出管理サーバ4と、監視画面による入退出の監視や設定画面による各種設定を行う監視端末5とを備える。入退出管理システム100において、電気錠制御装置1と、入退出管理装置3と、入退出管理サーバ4と、監視端末5とは、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット、VPN(Virtual Private Network)等の通信ネットワーク6を介して通信可能に接続される。
図2は、電気錠制御装置1と入退出管理装置3との構成を例示する概念図である。図2に示すように、入退出管理装置3は、扉2ごとに設置された複数の電気錠制御装置1と、通信ネットワーク6の通信ケーブル6aを介して接続されている。入退出管理装置3は、通信ケーブル6aを介して接続される電気錠制御装置1で電気錠の施錠/解錠が行われる扉2の通行が許可されているIDを管理する。具体的には、入退出管理装置3が管理するIDは、扉2の通行が許可されている人物が所持する磁気カード等の記憶媒体に記録されたIDであり、扉2の通行が許可されている人物の人数分のIDが入退出管理サーバ4などを介して予め登録されている。
ここで、入退出管理装置3は、制御部30、通信部31、電源部33を備える。制御部30は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備え、入退出管理装置3の動作を制御する。制御部30のROMは、CPUが実行するプログラムや扉2の通行が許可されているID等の設定情報を記憶する。制御部30は、CPUがROMに記憶されたプログラムをRAMに展開して順次実行することで、入退出管理装置3の動作を制御する。例えば、制御部30は、通信部31を介して電気錠制御装置1よりIDの照合要求があった場合は、ROMに記憶されているIDを読み出し照合する。その照合の結果、マッチするIDがあった場合には、扉2の通行が許可されたIDであることを示す照合結果OKを通信部31を介して電気錠制御装置1へ返信する。逆に、照合の結果マッチするIDがなかった場合には、扉2の通行が許可されたIDではないことを示す照合結果NGを通信部31を介して電気錠制御装置1へ返信する。
通信部31は、制御部30の制御のもと、通信ケーブル6aを介して接続する電気錠制御装置1との間のデータ通信を行う通信インタフェースである。電源部33は、電源装置32より電源ケーブル6bを介して供給される電源を入退出管理装置3の各部へ供給する電源回路である。
図3は、電気錠制御装置1のハードウエア構成を示すブロック図である。図3に示すように、電気錠制御装置1は、マイクロプロセッサ10、記憶部11、電気錠ドライブ回路12、カードリーダ13、音声出力部14、ROM15、電源部16、通信部17を備える。マイクロプロセッサ10は、ROM15に記憶されたプログラムを順次実行することで、電気錠制御装置1の各部を制御する。具体的には、マイクロプロセッサ10は、ROM15に記憶されたプログラムを順次実行することでモード設定部101、照合部102、電気錠制御部103としての機能を提供する(詳細は後述する)。
記憶部11は、マイクロプロセッサ10の制御のもとで読み書き可能な不揮発性メモリである。記憶部11は、マイクロプロセッサ10の制御の下でカードリーダ13より読み取ったIDを入退出管理装置3へ照合した際の照合結果を、IDごとに記憶するキャッシュとしての機能を提供する。具体的には、記憶部11は、カードリーダ13より読み取ったIDごとに、入退出管理装置3へ照合した際の照合結果(照合結果OK/照合結果NG)をFIFO(First In, First Out)で格納する。電気錠ドライブ回路12は、マイクロプロセッサ10の制御のもと、扉2に設けられた電気錠20を駆動(解錠/施錠)させる回路である。なお、電気錠ドライブ回路12は、マイクロプロセッサ10より解錠の指示がない状態では、電気錠20を施錠させるものとする。なお、不揮発性メモリとは、ハードディスクドライブ(HDD)など記憶装置、記憶手段をいう。この他、不揮発性の記憶手段に限られることなく半導体メモリ(フラッシュメモリ、FeRAM、ReRAM、MRAM、PRAM、SSD)等の各種記憶媒体を利用してもよいし、これらの半導体メモリと、HDDとを組み合わせた方式を採用した記憶媒体であってもよい。本実施形態では、ROM15と記憶部11とは別の記憶媒体のごとく記載しているが、IDなどの各種データおよびプログラムを格納する同一の記憶部、記憶手段を用いてもよい。
カードリーダ13は、扉2の通行が許可された人物に配布される磁気カード等の記憶媒体に記録されたID(識別情報)を読み取る。なお、カードリーダ13が読み取る記憶媒体は磁気カード以外のものであってよい。例えば、カードリーダ13は、RFID(Radio Frequency IDentification)によるICタグの読み取や、カードに印刷されたバーコードやQRコード(登録商標)の読み取りなどを行うデバイスであってもよい。
音声出力部14は、マイクロプロセッサ10の制御のもと、警告音等の音声報知を行うスピーカや音声出力回路である。電源部16は、電源ケーブル6bを介して供給される電源を電気錠制御装置1の各部へ供給する電源回路である。通信部17は、マイクロプロセッサ10の制御のもと、通信ケーブル6aを介して接続する入退出管理装置3との間のデータ通信を行う通信インタフェースである。なお、音声を出力する機能に加えて、映像を表示させる液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイなどのモニターをさらに備えていても良い。
モード設定部101は、通信部17を介して通信接続する監視端末5による設定、通信部17の通信状態、操作キー(図示しない)による設定操作などをもとに、電気錠制御装置1の動作モードを設定する。なお、モード設定部101における動作モードの設定は、カードリーダ13による磁気カードの読み取りなどで行われてもよい。例えば、モード設定部101は、所定の動作モードを設定するコマンドが記録された磁気カードがカードリーダ13により読み取られた場合、その読み取られたコマンドに応じた動作モードを設定してよい。
ここで、モード設定部101が設定する動作モードには、第1の動作モードとしてのキャッシュモードと、第2の動作モードとしてのダイレクトモードがある。キャッシュモードは、カードリーダ13により磁気カードからIDが読み取られた場合に、記憶部11のキャッシュ機能として既に記憶されている、入退出管理装置3への照合結果を用いる動作モードである。具体的には、キャッシュモードでは、カードリーダ13により磁気カードからIDが読み取られた場合に、そのIDにおける入退出管理装置3への照合結果が記憶部11に記憶されているか否かを判定し、読み取られたIDの照合結果が記憶部11に記憶されている場合はその記憶されている照合結果をもとに電気錠20の施錠/解錠を制御し、読み取られたIDの照合結果が記憶部11に記憶されていない場合は通信部17を介した入退出管理装置3への照合結果をもとに電気錠20の施錠/解錠を制御する。
ダイレクトモードは、カードリーダ13により磁気カードからIDが読み取られた場合に、記憶部11のキャッシュ機能として既に記憶されている、入退出管理装置3への照合結果を用いることなく、通信部17を介して入退出管理装置3への照合を行う動作モードである。具体的には、ダイレクトモードでは、カードリーダ13により磁気カードからIDが読み取られた場合に、通信部17を介した入退出管理装置3への照合結果をもとに電気錠20の施錠/解錠を制御する。
モード設定部101は、通信部17を介して通信接続する監視端末5による設定、通信部17の通信状態、操作キーによる設定操作などをもとに、キャッシュモード又はダイレクトモードの何れかの動作モードを設定する。なお、通信部17の通信状態による動作モードの設定は、通信部17を介した入退出管理装置3との通信が接続されているか、又は切断されているかをもとに行う。例えば、通信部17を介した入退出管理装置3との通信セッションが切断している場合や、ポーリングにより入退出管理装置3との通信接続ができなかった場合には、モード設定部101はキャッシュモードを設定する。このように、入退出管理装置3との通信が切断されている場合にはキャッシュモードを設定することで、カードリーダ13により磁気カードからIDが読み取られた際に入退出管理装置3への照合ができない場合であっても、入退出管理装置3への照合結果が記憶部11に記憶されている場合にはその記憶されている照合結果をもとに電気錠20の施錠/解錠を行うことができる。
照合部102は、カードリーダ13により磁気カードから読み取られたIDが扉2の通行が許可されているIDであるか否かの照合を行う。具体的には、モード設定部101により設定された動作モードがダイレクトモードである場合は、磁気カードから読み取られたIDを通信部17を介して入退出管理装置3へ通知することで、IDの照合結果を入退出管理装置3より取得する。また、モード設定部101により設定された動作モードがキャッシュモードである場合には、磁気カードから読み取られたIDをもとに記憶部11を参照し、読み取られたIDの照合結果が記憶部11に記憶されている場合には、その記憶されている照合結果を読み出して、読み取られたIDの照合結果とする。磁気カードから読み取られたIDの照合結果が記憶部11に記憶されていない場合には、磁気カードから読み取られたIDを通信部17を介して入退出管理装置3へ通知することで、IDの照合結果を入退出管理装置3より取得する。
電気錠制御部103は、照合部102の照合結果をもとに、電気錠ドライブ回路12を介した電気錠20の施錠/解錠を制御する。具体的には、電気錠制御部103は、照合部102の照合結果が照合結果OKである場合には、磁気カードから読み取られたIDが扉2の通行が許可されたIDであることから、電気錠20を解錠させる。逆に、照合部102の照合結果が照合結果NGである場合には、磁気カードから読み取られたIDが扉2の通行が許可されたIDでないことから、電気錠20を解錠することなく、施錠した状態を継続させる。この時、電気錠制御部103は、照合結果NGであり解錠できないことを示すエラー音を音声出力部14を介して出力する。これにより、利用者は、読み取られた磁気カードのIDでは解錠できないことを認識できる。
図4は、キャッシュモードの場合の動作を例示する概念図である。図4に示すように、キャッシュモードにおいて、最初にカードリーダ13により磁気カードからIDが読み取られた場合、記憶部11には読み取られたIDの照合結果が記憶されていないことから、照合部102は、入退出管理装置3への照合を行う(S1)。次いで、照合部102は、照合結果OK/NGを入退出管理装置3より取得し、読み取ったIDとそのIDの入退条件(照合結果OK/NG)を記憶部11に記憶する(S2)。次いで、電気錠制御部103は、照合部102の照合結果が照合結果OKである場合には電気錠20を解錠させ、照合部102の照合結果が照合結果NGである場合にはエラー音を音声出力部14を介して出力させる(S3)。
次にS1の時と同じIDがカードリーダ13より読み取られた場合(S11)、記憶部11には読み取られたIDの照合結果が記憶されていることから、照合部102は、記憶部11に記憶されているIDとの照合を行う(S12)。この時、照合部102は、カードリーダ13より読み取られたIDを通信部17を介して入退出管理装置3は通知する(S13)。このIDの通知において、入退出管理装置3では、IDの照合を行うことなく、IDの通知があったことを不揮発性メモリなどに記録する。したがって、入退出管理装置3では、不揮発性メモリなどの記録をもとに、電気錠制御装置1のカードリーダ13で読み取りが行われたIDの情報管理を行うことができる。なお、上述した情報管理を行わない場合には、カードリーダ13より読み取られたIDの入退出管理装置3への通知を行わない構成であってもよい。
次いで、照合部102は、カードリーダ13より読み取られたIDの照合結果OK/NGを記憶部11より読み出す(S14)。次いで、電気錠制御部103は、読み出された照合結果が照合結果OKである場合には電気錠20を解錠させ、読み出された照合結果が照合結果NGである場合にはエラー音を音声出力部14を介して出力させる(S15)。
以上のように、キャッシュモードでは、カードリーダ13より読み出されたIDの照合結果が記憶部11に記憶されている場合は、IDを管理する入退出管理装置3への照合を行うことなく、記憶部11に記憶されている照合結果をもとに電気錠20の解錠が行われることから、入退出管理装置3の負荷を軽減することができる。
図5は、ダイレクトモードの場合の動作を例示する概念図である。図5に示すように、ダイレクトモードでは、記憶部11に記憶されているIDの照合結果を用いることがないことから、照合部102は、カードリーダ13により読み出されたIDを入退出管理装置3へ照合する(S21)。次いで、照合部102は、照合結果OK/NGを入退出管理装置3より取得する(S22)。次いで、電気錠制御部103は、照合部102が入退出管理装置3より取得した照合結果が照合結果OKである場合には電気錠20を解錠させ、照合部102が入退出管理装置3より取得した照合結果が照合結果NGである場合にはエラー音を音声出力部14を介して出力させる(S23)。
以上のように、ダイレクトモードでは、記憶部11に記憶されているIDの照合結果を用いることなく、常にカードリーダ13により読み出されたIDを入退出管理装置3へ照合し、その照合結果をもとに電気錠20の解錠が行われる。したがって、ダイレクトモードを設定することで、電気錠20が設置された扉2の通行が許可されているIDとして入退出管理装置3で管理されるIDに即した電気錠20の解錠/施錠を行うことができる。また、ダイレクトモード又はキャッシュモードの設定は、セキュリティを確保する際の運用に合わせたものであってよい。例えば、通行が許可されるIDが日々更新される扉2や、よりセキュアな運用行う扉2の電気錠制御装置1にはダイレクトモードを設定し、通行が許可されるIDの磁気カードを所持した人物が多く通行する扉2の電気錠制御装置1にはキャッシュモードを設定してよい。
なお、本実施形態の電気錠制御装置1で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。本実施形態の電気錠制御装置1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態の電気錠制御装置1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の電気錠制御装置1で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態の電気錠制御装置1で実行されるプログラムは、上述した各部(モード設定部101、照合部102、電気錠制御部103)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、生成されるようになっている。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
100…入退出管理システム、1…電気錠制御装置、2…扉、3…入退出管理装置、4…入退出管理サーバ、5…監視端末、6…通信ネットワーク、6a…通信ケーブル、6b…電源ケーブル、10…マイクロプロセッサ、11…記憶部、12…電気錠ドライブ回路、13…カードリーダ、14…音声出力部、15…ROM、16…電源部、17…通信部、20…電気錠、30…制御部、31…通信部、32…電源装置、33…電源部、101…モード設定部、102…照合部、103…電気錠制御部

Claims (3)

  1. 電気錠が設置された扉の通行が許可されている識別情報を管理する入退出管理装置と通信する通信手段と、
    記憶媒体に記録された識別情報を取得する取得手段と、
    前記取得された識別情報が前記扉の通行が許可されている識別情報であるか否かを前記入退出管理装置に照合する照合手段と、
    前記照合手段が照合した照合結果を前記識別情報ごとに記憶する記憶手段と、
    前記照合結果をもとに、前記電気錠の施錠/解錠を制御する電気錠制御手段と、を備え、
    前記電気錠制御手段は、前記取得された識別情報の照合結果が前記記憶手段に記憶されている場合は、当該記憶されている照合結果をもとに前記電気錠の施錠/解錠を制御する電気錠制御装置。
  2. 前記識別情報が取得された場合に、当該識別情報の照合結果が前記記憶手段に記憶されているか否かを判定して、前記取得された識別情報の照合結果が前記記憶手段に記憶されている場合は、当該記憶されている照合結果をもとに前記電気錠の施錠/解錠を制御し、前記取得された識別情報の照合結果が前記記憶手段に記憶されていない場合は、前記入退出管理装置への照合結果をもとに前記電気錠の施錠/解錠を制御する第1の動作モードと、前記識別情報が取得された場合に、当該識別情報の前記入退出管理装置への照合結果をもとに前記電気錠の施錠/解錠を制御する第2の動作モードとを設定するモード設定手段を更に備える、
    請求項1に記載の電気錠制御装置。
  3. 前記モード設定手段は、前記通信手段による前記入退出管理装置との通信が切断されている場合に、前記第1の動作モードを設定する、
    請求項1又は2に記載の電気錠制御装置。
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