JP2013091616A - 上皮型ナトリウムチャネル発現抑制剤 - Google Patents

上皮型ナトリウムチャネル発現抑制剤 Download PDF

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Abstract

【課題】優れたENaC発現抑制効果を有するENaC発現抑制剤を提供する。
【解決手段】糖化ヘスペリジン、ヘスペリジン及びヘスペレチンからなる群より選ばれる少なくとも1種を有効成分とする、上皮型ナトリウムチャネル発現抑制剤。
【選択図】なし

Description

本発明は、上皮型ナトリウムチャネル発現抑制剤に関する。
ヒトの腎皮質集合管(腎遠位尿細管)は、結合尿細管と、皮質・髄質外層・髄質内層集合管とで構成されている。このうち、尿細管腔膜には、α、β、γ、δの各サブユニットからなる上皮型ナトリウムチャネル(epithelial Na+ channel、以下、本明細書において「ENaC」ともいう)が発現している。ENaCの腎臓での生理機能として、腎皮質集合管においてナトリウムを再吸収することにより体内ナトリウム量を緻密に制御することが知られており、体液量、血漿浸透圧、血圧等の調節に非常に重要な役割を有するものである。特に、ENaCは腎皮質集合管細胞内へのナトリウム流入過程を担うものである。
一方、鉱質コルチコイドの1種で、副腎皮質球状層で合成・分泌されるアルドステロンは、血液中のナトリウムイオン及びカリウムイオンのバランスを制御する機能を有する。具体的には、アルドステロンは体液喪失により賦活化され、ENaC数を著明に増大させてナトリウムポンプを活性化することにより、ENaCを介して尿細管細胞に取り込まれたナトリウムイオンを基底膜側のナトリウムポンプで汲み出し、腎皮質集合管細胞へのナトリウムの再吸収を亢進し、尿中へのナトリウムの排泄を減少させる。また、ナトリウムの腎皮質集合管細胞内への流入は、尿細管腔側を電気的に陰性へ傾け、カリウムチャンネルを介したカリウムの分泌を促進する。
ENaCの過剰な発現(機能亢進型変異)による疾患としては、過活動膀胱炎、うっ血性心不全、胃粘膜炎症、副鼻腔炎、眼乾燥症(ドライアイ)、遠位腸閉塞、口腔乾燥症、乾皮症、便秘症、喘息(咳)、慢性気管支炎、中耳炎、嚢胞性線維症、食道炎等のアルドステロン症が知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
したがって、ENaCを介して発症する上記症状の予防・改善に、効果的なENaC発現抑制剤が望まれている。
フラボノイドの一種であるヘスペリジンは、毛細血管の透過性増大を抑制するビタミン用作用があることからビタミンPとも呼ばれ、柑橘類の皮などに多く含まれることが知られている物質である。このヘスペリジンが水に難溶であるのに対して、これにグルコースを結合させた糖化ヘスペリジンは、水溶性が向上しており、食品製造等の種々の分野での利用が期待されている。糖化ヘスペリジンを経口摂取した場合、腸管でヘスペリジン、ついでアグリコンであるヘスペレチンへと代謝される(非特許文献1)。また、ヘスペリジンには、抗酸化能や(非特許文献2)、NADH/NADPHオキシダーゼ抑制作用(特許文献4)等があることが知られている。
特表2010−526118号公報 特表2009−520729号公報 特表2005−530692号公報 特開2009−7256号公報
M.Yamada et al.,Biosci.Biotechnol.Biochem.,vol.70,p.1386-1394,2006 P.K.Wilmsen et al.,J.Agric.Food Chem.,vol.53,p.4757-4761,2005
本発明は、優れたENaC発現抑制効果を有するENaC発現抑制剤を提供することを課題とする。
本発明者等は上記課題に鑑み、鋭意検討を行った。その結果、糖化ヘスペリジン、ヘスペリジン及びヘスペレチンが、優れたENaC発現抑制作用を奏し、腎臓へのナトリウムの再吸収を抑制し、アルドステロン症の予防・改善に有用であることを見い出した。本発明はこれらの知見に基づいて完成するに至った。
本発明は、糖化ヘスペリジン、ヘスペリジン及びヘスペレチンからなる群より選ばれる少なくとも1種を有効成分とする、上皮型ナトリウムチャネル発現抑制剤に関する。
また、本発明は、糖化ヘスペリジン、ヘスペリジン及びヘスペレチンからなる群より選ばれる少なくとも1種を有効成分とする、腎ナトリウム再吸収抑制剤に関する。
さらに、本発明は、糖化ヘスペリジン、ヘスペリジン及びヘスペレチンからなる群より選ばれる少なくとも1種を有効成分とする、アルドステロン症の予防又は改善剤に関する。
本発明によれば、優れたENaC発現抑制効果を有するENaC発現抑制剤を提供することができる。
本発明の上皮型ナトリウムチャネル発現抑制剤、腎ナトリウム再吸収抑制剤及びアルドステロン症の予防又は改善剤は、糖化ヘスペリジン、ヘスペリジン及びヘスペレチンからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物を有効成分とする。
本発明で用いる糖化ヘスペリジン、ヘスペリジン及びヘスペレチンは公知の物質である。
糖化ヘスペリジンは、ヘスペリジンに1個〜数個のグルコースが結合した物質であり、具体的には、α−グルコシルヘスペリジンが挙げられる。一方ヘスペレチンは、下記式で表される化合物であり、ヘスペリジンをβ−グルコシダーゼ等の酵素により加水分解することによって得られる物質である。
Figure 2013091616
これらの糖化ヘスペリジン、ヘスペリジン及びヘスペレチンは、化学合成や酵素反応を利用して通常の方法により工業的に製造することができる。またヘスペリジンについては、これを含有する天然物、特に植物から抽出することによって得ることもできる。
これら物質は、試薬等として製造販売されている。市販されている糖化ヘスペリジンの例としては、林原(株)からのヘスペリジン(登録商標)Sが挙げられる。市販されているヘスペリジンの例としては、浜理薬品工業(株)から販売されているヘスペリジンが挙げられる。市販されているヘスペレチンの例としては、シグマアルドリッチから販売されているヘスペレチンが挙げられる。
これらの糖化ヘスペリジン、ヘスペリジン及びヘスペレチンは従来から食品添加物として利用されている、極めて安全性の高い化合物である。
後述の実施例に記載されるように、糖化ヘスペリジン及びヘスペリジンの代謝産物であるヘスペレチンはENaC発現抑制効果を有する。従って、体内で代謝されてヘスペレチンに変換される、糖化ヘスペリジン及びヘスペリジンも、ENaC発現抑制効果を有する。
前述の通り、ヘスペリジンは、抗酸化能や、NADH/NADPHオキシダーゼ抑制作用等を有することが知られている。しかし、これまでに、ヘスペリジンがENaC発現抑制効果を有することは全く知られておらず、ヘスペリジンや、その前駆体である糖化ヘスペリジンやヘスペリジンを有効成分とすることで、ENaC発現抑制剤を提供できることを本発明者らが見出した。さらに、ENaCを介して尿細管細胞に取り込まれたナトリウムイオンを基底膜側のナトリウムポンプで汲み出し、腎皮質集合管細胞へのナトリウムの再吸収が行われる。したがって、糖化ヘスペリジン、ヘスペリジン、及び/又はヘスペレチンを有効成分とすることで、腎ナトリウム再吸収抑制剤の提供が可能となる。さらに、ENaCの発現が過度に亢進し、腎ナトリウムの再吸収が促進されると、アルドステロン症が発症する場合がある。したがって、糖化ヘスペリジン、ヘスペリジン、及び/又はヘスペレチンを有効成分とすることで、アルドステロン症の予防又は改善剤の提供が可能となる。
本発明によれば、ENaCの発現抑制及び/又は腎ナトリウムの再吸収抑制が治療に有効な組織障害又は病態が予防又は改善される。ENaCの過剰発現や腎ナトリウムの再吸収亢進により障害を受ける組織は、生体内の任意の組織であり得、例えば、眼、耳、皮膚、上皮、血液、リンパ、食道、消化管、胃、血管、皮膚、心臓、腎臓、膀胱、小腸、大腸等が挙げられる。組織障害及び病態の例としては、過活動膀胱炎、うっ血性心不全、胃粘膜炎症、副鼻腔炎、眼乾燥症(ドライアイ)、遠位腸閉塞、口腔乾燥症、乾皮症、便秘症、喘息(咳)、慢性気管支炎、中耳炎、嚢胞性線維症、食道炎やアルドステロン症等が挙げられる(例えば、生体の科学、56巻5号(2005.10)、p.446-447;The Autonomic nervous system,43(4),p.309-314;特開2010−059210号公報;特表2010−502738号公報;国際公開第2003/070184号;特表2009−520700号公報;特開2006−232684号公報;特表2009−520729号公報;特表2005−530692号公報;等参照)。
本発明の上皮型ナトリウムチャネル発現抑制剤、腎ナトリウム再吸収抑制剤及びアルドステロン症の予防又は改善剤には、糖化ヘスペリジン、ヘスペリジン及びヘスペレチンのうちのいずれか1種を単独で用いても、2種以上を併用してもよい。
本発明の上皮型ナトリウムチャネル発現抑制剤、腎ナトリウム再吸収抑制剤及びアルドステロン症の予防又は改善剤は、医薬品としてヒト又は動物に投与できる。医薬品として使用する場合は、例えば、錠剤、被覆錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤等の経口用固形製剤や、内服液剤、シロップ剤等の経口用液体製剤とすることができる。また、本発明の上皮型ナトリウムチャネル発現抑制剤、腎ナトリウム再吸収抑制剤及びアルドステロン症の予防又は改善剤は、各種の医薬品や、飲食品、ペットフード等に有効成分として配合することができる。なお、前記飲食品は、一般飲食品の他、ENaCの過剰な発現により発症し、ENaCの発現抑制が治療に有効な症状の予防若しくは改善をコンセプトとし、必要に応じてその旨を表示した美容食品、病者用食品、栄養機能食品又は特定保健用食品等の機能性飲食品の形態とすることができる。
なお、経口用固形製剤を調製する場合は、糖化ヘスペリジン、ヘスペリジン及びヘスペレチンからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物と、賦形剤、必要に応じて結合剤、崩壊剤、滑沢剤、希釈剤、浸透圧調整剤、pH調整剤、乳化剤、防腐剤、安定剤、酸化防止剤、着色剤、紫外線吸収剤、保湿剤、増粘剤、光沢剤、矯味剤、矯臭剤等とを混合した後、常法により錠剤、被覆錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル等を製造することができる。また、経口用液体製剤を調製する場合は、糖化ヘスペリジン、ヘスペリジン及びヘスペレチンからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物と、矯味剤、緩衝剤、安定化剤等とを混合した後、常法により内服液剤、シロップ剤等を製造することができる。
本発明の上皮型ナトリウムチャネル発現抑制剤、腎ナトリウム再吸収抑制剤及びアルドステロン症の予防又は改善剤中の糖化ヘスペリジン、ヘスペリジン及びヘスペレチンからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物の配合量は、その使用形態により異なるが、医薬品、例えば、錠剤、被覆錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤等の経口用固形製剤、内服液剤、シロップ剤等の経口用液体製剤の場合は、0.001〜50質量%が好ましく、0.01〜25質量%がより好ましく、0.05〜10質量%がさらに好ましい。飲食品やペットフード等に配合する場合は、0.001〜10質量%が好ましく、0.01〜5質量%がより好ましく、0.05〜2.5質量%がさらに好ましい。
本発明の上皮型ナトリウムチャネル発現抑制剤、腎ナトリウム再吸収抑制剤及びアルドステロン症の予防又は改善剤の投与又は摂取量は、個体の状態、体重、性別、年齢、又はその他の要因に従って変動し得る。成人(体重60kg)の1日当りの投与又は摂取量は、0.001〜10gが好ましく、0.005〜5gがより好ましく、0.01〜0.5gがさらに好ましい。本発明の上皮型ナトリウムチャネル発現抑制剤、腎ナトリウム再吸収抑制剤及びアルドステロン症の予防又は改善剤は、1日に3回、1日に2回、1日1回、2日に1回、3日に1回、1週間に1回、又は任意の期間及び間隔で投与又は摂取され得る。
以下、本発明を実施例に基づきさらに詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
(1) ENaC発現の抑制
培養液として、増殖因子添加培地(D-MEM/Ham’s F-12(1:1、インビトロジェン社製)に10%ウシ胎児血清(FBS、インビトロジェン社製)及び1%ペニシリンストレプトマイシン溶液(インビトロジェン社製)を添加したもの)を用いた。マウス腎皮質集合管細胞(商品名:M-1、DSファーマバイオメディカル社製)を細胞数が1×104cells/wellとなるように24well細胞培養用マルチウェルプレート(平底、ファルコン社製)に播き、前記培養液で3日間培養した。その後、FBSを添加していないD-MEM/Ham’s F-12(FBS(-))で1日培養し、培地交換を行った。
前記のように培養し、グルココルチコイドレセプター(GR)を介した経路でシグナル伝達が行われるという報告がされているM-1細胞に、GRに作用し、ミネラロコルチコイドレセプター(MR)に作用するアルドステロンと同様にENaC発現促進作用を有するデキサメタゾン(50nM)、及びヘスペレチン(0〜100μM、シグマアルドリッチ社)を含有するFBS(-)を添加し、24時間培養した。
培養細胞を回収し、RNeasy(登録商標)mini kit(キアゲン社)を用いてtotal RNAを抽出した。さらに、得られたRNAを鋳型として用い、Omniscript(登録商標)Reverse Transcriptase(インビトロジェン社製)(RNase-free water 1.6μL、5×First strant bffer 4μL、0.1M dTT 2μL、10mM dNTP Mix 1μL、0.5μg/μL oligo(dT) 0.4μL、200unit/μL M-MLVRT 1μL)を混合して逆転写反応を行い、cDNAサンプルを合成した。合成したcDNAサンプルを鋳型とし、ENaCのαサブユニット(αENaC)の遺伝子発現量をTaqMan Fast Universal PCR Master Mix(商品名、アプライドバイオシステムズ社製)を用いて解析した(試薬:TaqMan Fast Universal PCR Master Mix、装置:ABIPRISM7500Sequence Detector(商品名、アプライドバイオシステムズ社製))。αENaC遺伝子の発現量は、内部標準として36B4(ハウスキーピング遺伝子)を用いて補正し、36B4の発現量に対する相対値とした。また、PCRプライマー及びTaqManプローブとして、TaqMan(登録商標)gene expression assays(商品番号:Mm00803386_m1(αENaC)、Mm99999223_gH(36B4))を用いた。得られた解析結果は、平均値±標準偏差を用いて示し、dunnettによりコントロール群に対する有意差検定を行った。
結果を表1に示す。
Figure 2013091616
表1の結果から明らかなように、αENaC遺伝子の発現量は、ヘスペレチンにより有意に抑制される。
上記実施例から明らかなように、ヘスペレチンはαENaC遺伝子の発現抑制作用を奏し、ENaCの発現を抑制する。したがって、ヘスペレチンを有効成分とするENaC発現抑制剤は、優れたENaC発現抑制効果を有する。
前述したように、糖化ヘスペリジンが経口摂取された場合、腸管でヘスペリジン、ついでアグリコンであるヘスペレチンへと代謝される。従って、ヘスペレチンを有効成分とするENaC発現抑制剤同様、糖化ヘスペリジン及び/又はヘスペリジンを有効成分とするENaC発現抑制剤もENaC発現抑制効果を有する。さらに、ENaCを介して、腎皮質集合管細胞へのナトリウムの再吸収が行われ、ENaCの発現が過度に亢進するとアルドステロン症が発症する場合がある。したがって、ENaC発現抑制作用を奏する、糖化ヘスペリジン、ヘスペリジン及びヘスペレチンからなる群より選ばれる少なくとも1種を有効成分とすることで、腎ナトリウム再吸収抑制剤、アルドステロン症の予防又は改善剤の提供が可能となる。
(処方例)
糖化ヘスペリジン、ヘスペリジン及びヘスペレチンからなる群より選ばれる少なくとも1種を有効成分とする腎ナトリウム再吸収抑制剤、及びアルドステロン症の予防又は改善剤として、下記に示す組成の軟カプセル剤、コーヒー飲料、キャンディを常法により各々調製した。
1.軟カプセル剤の調製
ゼラチン70質量%、グリセリン22.9質量%、パラオキシ安息香酸メチル0.15質量%、パラオキシ安息香酸プロピル0.51質量%、水6.44質量%の組成からなる軟カプセル剤皮の中に、大豆油400mgとヘスペレチン50mgを充填し、軟カプセル剤を製造した。
2.コーヒー飲料の調製
(成分) (配合:質量%)
ヘスペレチン 0.00002
コーヒー豆 5.5
牛乳 7.0
砂糖 6.0
香料 適量
水 残分
3.キャンディの調製
(成分) (配合:質量%)
ヘスペレチン 0.002%
ショ糖エステル 0.2
水飴 35
砂糖 35
小麦粉 5
練乳 17
ミルク 6
バター 2
香料 適量


Claims (3)

  1. 糖化ヘスペリジン、ヘスペリジン及びヘスペレチンからなる群より選ばれる少なくとも1種を有効成分とする、上皮型ナトリウムチャネル発現抑制剤。
  2. 糖化ヘスペリジン、ヘスペリジン及びヘスペレチンからなる群より選ばれる少なくとも1種を有効成分とする、腎ナトリウム再吸収抑制剤。
  3. 糖化ヘスペリジン、ヘスペリジン及びヘスペレチンからなる群より選ばれる少なくとも1種を有効成分とする、アルドステロン症の予防又は改善剤。


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