JP6903367B1 - 抗肥満用組成物及び経口用組成物 - Google Patents

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Abstract

本発明の課題は、褐色脂肪細胞又はそのエネルギー消費作用に関わるPGC1α及びUCP1といった蛋白質の遺伝子発現を促進でき、褐色脂肪細胞におけるエネルギー消費作用を促進する効果を有する抗肥満用組成物及び経口用組成物を提供することにある。本発明の組成物は、テクトリゲニン類及びピニトールを含有する。前記テクトリゲニン類がテクトリゲニンであることが好ましい。本発明の組成物は、抗肥満用組成物及び経口用組成物として好適に使用できる。

Description

本発明は、抗肥満用、体脂肪減少用、脂肪代謝促進用、脂肪燃焼促進用、熱産生促進用、エネルギー消費促進用、経口用に用いられる各組成物に関する。また本発明は、テクトリゲニン類及びピニトールの、肥満の改善、体脂肪減少、脂肪代謝促進、脂肪燃焼促進、熱産生促進又はエネルギー消費促進のための機能性食品の製造への使用に関する。また本発明は、テクトリゲニン類及びピニトールを含む組成物を使用する、肥満の改善、体脂肪減少、脂肪代謝促進、脂肪燃焼促進、熱産生促進又はエネルギー消費促進のための方法に関する。
肥満は体内の脂肪の消費と深い関係があるところ、脂肪の消費は具体的には以下のメカニズムからなる。
ノルアドレナリンなどの脂肪動員ホルモンが分泌されると、皮下や内臓に分布する白色脂肪細胞において脂肪分解酵素であるホルモン感受性リパーゼが活性化され、白色脂肪細胞において蓄えられたトリグリセリド(中性脂肪)が分解されて、グリセロールと遊離脂肪酸となり血液中に放出される。血中に放出された遊離脂肪酸は、肝臓・筋肉のほか、鎖骨付近や胸まわり、肩等に分布する褐色脂肪細胞のミトコンドリアに取り込まれ、熱として消費される。このように、白色脂肪細胞は体内の余分なエネルギーを脂肪として蓄積する働きを担うのに対し、褐色脂肪細胞は、脂肪を燃焼し熱を産生する働きを担っている。
エネルギー消費の自律的調節に関与する候補分子の一つとして、UCP1及びPGC1αが知られている。
UCPはミトコンドリア内膜での酸化的リン酸化反応を脱共役させ、エネルギーを熱として散逸する機能を有している。最も代表的な褐色細胞脂肪のUCP1については、1.肥満動物ではUCP1の機能が低下している、2.多食しても肥満しない動物はUCP1が増加している、3.人為的にUCP1の遺伝子発現を低下させたマウスは肥満し高発現マウスはやせるなどの事実が知られている。また、PGC1αは、褐色脂肪細胞のβアドレナリン受容体の刺激によるUCP1の活性化を仲介することや、ミトコンドリアの増生を促す作用があることが知られている(非特許文献1)。
従って、UCP1やPGC1αを活性化すれば抗肥満効果が期待できるため、UCP1やPGC1αの活性化に優れた薬物や食品が探索されている。
一方、従来、皮下脂肪等の白色脂肪組織の減少を課題としたものとして、特許文献1を含め、種々の抗肥満剤が知られている。
特開2017−171654号公報 特開2009−196931号公報
第124回日本医学会シンポジウム記録集「肥満の科学」日本医学会、2003年、p62―70
褐色脂肪細胞における脂肪酸等のエネルギーを消費して熱を産生する作用(以下「エネルギー消費作用」ともいう。)が脂質代謝にとって重要であるところ、この作用を活性化することができれば、体内におけるより多くの脂肪が熱へと変換されてより一層効果的に抗肥満作用が得られることが期待できる。
しかしながら、上記の各従来技術においては、褐色脂肪細胞におけるエネルギー消費作用を促進させることについては、検討されていない。
また、本発明者が検討したところ、それぞれ単独では白色脂肪組織を減少できるとされた従来の抗肥満剤は、褐色脂肪細胞で行われるエネルギー消費作用を促進する点で十分とは言い難いことを知見した。
本発明者らは、褐色脂肪細胞におけるエネルギー消費作用に関わるPGC1α及びUCP1といった蛋白質の遺伝子発現を調べることで、褐色脂肪細胞におけるエネルギー消費作用を促進できる組成物の構成について鋭意検討した。その結果、特定の成分を組み合わせることで驚くべきことにこれらの遺伝子の発現を促進でき、前記のエネルギー消費を促進する優れた効果が得られることを知見した。
本発明は上記知見に基づくものであり、テクトリゲニン類及びピニトールを含有する抗肥満用組成物を提供するものである。
本発明は、テクトリゲニン類及びピニトールを含有する体脂肪減少用又は脂肪代謝促進用組成物を提供するものである。
本発明は、テクトリゲニン類及びピニトールを含有する脂肪燃焼促進用、熱産生促進用、又はエネルギー消費促進用組成物を提供するものである。
また本発明は、テクトリゲニン類及びピニトールを含有する、経口用組成物を提供するものである。
また本発明は、テクトリゲニン類及びピニトールの、肥満の改善、体脂肪減少、脂肪代謝促進、脂肪燃焼促進、熱産生促進又はエネルギー消費促進のための機能性食品の製造への使用を提供するものである。
また本発明は、テクトリゲニン類及びピニトールを含む組成物を使用する、肥満の改善、体脂肪減少、脂肪代謝促進、脂肪燃焼促進、熱産生促進又はエネルギー消費促進のための方法を提供するものである。
本発明によれば、テクトリゲニン類及びピニトールを含む組成物を含有する有用な経口用組成物を提供することができ、特に、褐色脂肪細胞におけるエネルギー消費作用に関わるPGC1α及びUCP1といった蛋白質の遺伝子発現を促進でき、褐色脂肪細胞におけるエネルギー消費作用を促進する効果を有し、有効な抗肥満用組成物、体脂肪減少用組成物、脂肪代謝促進用組成物、脂肪燃焼促進用組成物、熱産生促進用組成物及びエネルギー消費促進用組成物を提供することができる。更に上記のPGC1α及びUCP1の遺伝子の発現促進効果を介して褐色脂肪細胞におけるエネルギー消費作用を促進する効果を有し、抗肥満、体脂肪減少、脂肪代謝促進、脂肪燃焼促進、熱産生促進及びエネルギー消費促進の各作用が有効な経口用組成物を提供することができる。また本発明によればPGC1α及びUCP1の遺伝子の発現を促進でき、褐色脂肪細胞におけるエネルギー消費作用を促進でき、有効な、肥満改善のためのテクトリゲニン類及びピニトールを含有する組成物の使用、及び、テクトリゲニン類及びピニトールを有効成分として使用する、肥満を改善するための方法を提供することができる。
図1は、実施例及び比較例におけるPGC1α遺伝子の発現量を示すグラフである。 図2は、実施例及び比較例におけるUCP1遺伝子の発現量を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。以下、本発明の抗肥満用組成物、体脂肪減少用組成物、脂肪代謝促進用組成物、脂肪燃焼促進用組成物、熱産生促進用組成物、エネルギー消費促進用組成物及び経口用組成物をまとめて「本発明の組成物」と記載する。
(テクトリゲニン類)
テクトリゲニン類は、テクトリゲニン、テクトリゲニンの配糖体及びそれらの誘導体を指す。
テクトリゲニンはアヤメ科等の植物に存在するフラボノイドの1つであり、分子式C1612で表され、5,7-Dihydroxy-3-(4-hydroxyphenyl)-6-methoxy-4H-1-benzopyran-4-one又は6-Methoxy-5,7-dihydroxy-3-(4-hydroxyphenyl)-4H-1-benzopyran-4-oneと呼ばれる場合もある。本明細書中で単にテクトリゲニンという場合、このようにアグリコンの形態のものをいう。テクトリゲニンの化学式は下記のとおりである。
Figure 0006903367
本発明におけるテクトリゲニン配糖体とは、上記のテクトリゲニンに、単糖類から選ばれる1種又は2種以上の糖、及び/又は糖酸を結合させたものを言う。単糖類としては、五炭糖、六炭糖が好ましく、グルコース、キシロース、マンノース、フラクトース、ソルボース、ガラクトース、アピオース、ラムノースから選ばれる1種又は2種以上がより好ましく、グルコース、キシロースから選ばれる1種又は2種が特に好ましい。また、糖酸としては、ウロン酸が好ましく、グルクロン酸、ガラツクロン酸が特に好ましい。配糖体においてこれらの糖及び/又は糖酸は、通常テクトリゲニンの4’位及び/又は7位のヒドロキシル基と結合している。本発明においては、7位のヒドロキシル基と結合しているものが好ましい。テクトリゲニン配糖体中の糖及び/又は糖酸の数(糖及び/又は糖酸の結合数ともいう)は、例えば1個以上5個以下が挙げられ、1個以上4個以下が好ましく、1個以上3個以下が特に好ましい。糖及び/又は糖酸の数とは、糖及び/又は糖酸の合計数を指す。ここで、テクトリゲニンにn個糖が結合しているとは、n個の糖の連結体が結合しているものであってもよく、テクトリゲニンの別の箇所に結合している糖の合計数がn個であってもよい。配糖体が糖酸を含む場合も同様である。
テクトリゲニン又はその配糖体の誘導体としては、例えば、テクトリゲニン又はその配糖体における1又は2以上の水素原子が置換基で置換された化合物が挙げられる。そのような置換基としては、アミノ基、スルホン酸基、炭素数1以上6以下のアルキル基、炭素数1以上4以下のアルコキシ基等が挙げられる。テクトリゲニン類における前記の置換基の数は8以下であることが好ましく、4以下であることがより好ましく、0であることが最も好ましい。
本発明の組成物はテクトリゲニン類として上記のテクトリゲニン、その配糖体及びそれらの誘導体のいずれか1種のみを用いてもよく、それらの2種以上の混合物を用いてもよい。特に本発明の組成物においてテクトリゲニン類がテクトリゲニン及び/又はその配糖体であることが抗肥満作用の点から好ましい。特に本発明の組成物はテクトリゲニン類としてテクトリゲニンを含むことが、褐色脂肪細胞におけるエネルギー消費作用の促進効果に優れる点及び入手容易性の点から好ましい。本発明の組成物において、テクトリゲニン類は有機合成品であってもよく、植物等から抽出したものであってもよい。
(ピニトール)
ピニトールは、3−O−メチル−D−キロ−イノシトールとも呼ばれ、イノシトールの一種である。ピニトールは、イナゴマメ、クローバーなどの植物に含まれる。本発明の組成物において、ピニトールは有機合成品であってもよく、植物等から抽出したものであってもよい。
本発明においてテクトリゲニン類とピニトールとの含有比は、特定範囲であると、PGC1α、UCP1の遺伝子発現に優れ、褐色脂肪細胞におけるエネルギー消費作用が一層高いために好ましい。褐色脂肪細胞におけるエネルギー消費作用を高めるために、テクトリゲニン類とピニトールとの含有比は、質量比にて、テクトリゲニン類:ピニトールが、1:0.01以上50以下が好ましく、1:0.05以上30以下がより好ましく、1:0.1以上26以下が特に好ましい。また、同様の理由から、テクトリゲニン類としてテクトリゲニンを含有する場合は、テクトリゲニンとピニトールとの含有比は質量比にて、テクトリゲニン:ピニトールが、1:0.01以上50以下が好ましく、特にUCP1遺伝子発現促進による褐色脂肪細胞におけるエネルギー消費作用に優れるため、1:0.5超30以下が特に好ましく、1:0.7以上30以下が更に好ましく、1:1以上26以下が最も好ましい。
本発明の組成物におけるテクトリゲニン類の量の測定は、高速液体クロマトグラフ法(HPLC法)にて行うことができる。
例えば、株式会社ワイエムシィ製のYMC‐Pack ODS AM12S05‐2546WT(φ4.6×250mm)を用い、移動相の液媒として、アセトニトリル/水/酢酸混合液(移動相A 体積比=15:85:0.1、移動相B 体積比=35:65:0.1)を用い、カラム温度は35℃、流量1.0ml/分とすることができる。
グラディエント条件は以下の表Aのとおりとすることができる。
Figure 0006903367
本発明の組成物におけるピニトールの量の測定は、HPLC法にて行うことができる。
例えば、カラムとしてジーエルサイエンス株式会社製のInertSustain NH2(3μm、φ3×250mm)を用い、移動相の液媒として、1mM塩酸/クロマトグラフィー用アセトニトリル(体積比=30/70)を用い、カラム温度は40℃、流量0.5ml/分とすることができる。
本発明の組成物は、テクトリゲニン類及びピニトール以外に、通常使用される他の成分を、本発明の効果を損なわない範囲で含有してもよい。このような成分としては、種々の賦形剤、結合剤、光沢剤、滑沢剤、安定剤、希釈剤、増量剤、増粘剤、乳化剤、酸化防止剤、pH調整剤、着色料、香料、添加剤などを挙げることができる。その他の成分の含有量は、本発明の組成物の形態等に応じて適宜選択することができる。
本発明の組成物は経口用及び非経口用のいずれの用途にも用いることができる。非経口の剤としては、例えば胃にカテーテル等で直接投与する方法により投与される剤等が挙げられる。しかしながら本発明の組成物は、経口用とすることが、エネルギー消費の促進に係る本発明の作用を簡便に得られる点で好ましい。
経口剤として用いる場合、その形態としては、例えば、錠剤、カプセル剤、粉末剤、顆粒剤、液剤、粒状剤、棒状剤、板状剤、ブロック状剤、固形状剤、丸状剤、ペースト状剤、クリーム状剤、カプレット状剤、ゲル状剤、チュアブル状剤、スティック状剤等を挙げることができる。これらの中でも、錠剤、カプセル剤、粉末剤、顆粒剤、液剤の形態が特に好ましい。錠剤、カプセル剤、粉末剤、顆粒剤、液剤として用いられる経口用組成物の例としては、サプリメント;食品添加剤:ペットボトル、缶、瓶等に充填された容器詰飲料:水(湯)、牛乳、果汁等に溶解して飲むための粉末飲料等を例示することができる。これらは食事の際などに手軽に飲食しやすく、また嗜好性を高めることができるという点で好ましい。
また本発明の経口用組成物の具体例としては、飲食用組成物として食品を含めることができる。食品としては、ティーバッグ、パン・菓子類、麺類などの各種食品、調理品等も挙げることができる。パン・菓子類としては、食パン、菓子パン、フランスパン、イギリスパン、マフィン、蒸しパン、ドーナツ、ワッフル等のパン類や、バターケーキ、スポンジケーキ、シフォンケーキ、ホットケーキ等のケーキ類、チョコ、シャーベット、アイス等の冷菓、ゼリー、クッキー等を挙げることができる。麺類としては、うどんや素麺等が挙げられる。調理品としては、カレー、シチュー、味噌汁、野菜スープ等のスープやそれらのもと、調味料等を挙げることができる。
本発明の組成物は、その固形分中に、ピニトール及びテクトリゲニン類を合計で0.001質量%以上40質量%以下含むことが、褐色脂肪細胞におけるエネルギー消費の促進作用の点及び、日常生活において継続的に経口摂取しやすい点で好ましく、0.005質量%以上35質量%以下含むことがより好ましく、0.01質量%以上30質量%以下含むことが特に好ましい。なお、固形分とは、組成物から水を除いた量とする。
本発明の組成物を経口的に摂取する場合、褐色脂肪細胞におけるエネルギー消費の促進作用の点及び、日常生活において継続的に経口摂取しやすい点で、その経口投与量は、上記ピニトール及びテクトリゲニン類を合計で、成人1日当りおよそ0.1mg以上500mg以下であることが好ましく、0.5mg以上300mg以下であることがより好ましい。また本発明の組成物の1回の摂取量は、好ましくは、上記ピニトール及びテクトリゲニン類の合計量で、成人1日当りおよそ1mg以上300mg以下であることが好ましい。
本発明の組成物の利用形態としては、具体的には、医薬品(医薬部外品を含む)、一般食品、栄養機能食品、所定機関により効能の表示が認められた特定保健用食品、機能性表示食品等のいわゆる健康食品を挙げることができる。効能を表示した食品は「機能性食品」と総称されることがある。
本発明の組成物は、後述する実施例に示すとおり、褐色脂肪細胞においてエネルギー消費に関連する複数のタンパク質の遺伝子の発現を促進することにより、褐色脂肪細胞及びそれを含む褐色脂肪組織におけるエネルギー消費を促進することが可能である。そのような遺伝子としては、PGC1α遺伝子、UCP1遺伝子が挙げられる。
PGC1α遺伝子がコードするタンパク質であるPGC1α(PPARγコアクチベーター1α)は核内受容体PPARγによる転写を活性化する転写共役因子として同定されたタンパク質である。PGC1αは、転写因子NRF(nuclear respiratory factor)1/NRF2を活性化し、NRFはTFAM(mitochondria transcription factor)の転写を促すことにより、ミトコンドリアの生合成を活性化する。PGC1αの遺伝子発現を促進することにより、ミトコンドリアが増加することが知られている。またPGC1αは褐色脂肪細胞の核内受容体を束ねる因子であり、UCP1遺伝子発現の促進に関与する。従って、PGC1αの遺伝子発現を促進することにより、褐色脂肪細胞におけるミトコンドリア増加作用やUCP1遺伝子発現促進作用を介してエネルギー消費促進作用等が期待できる。PGC1αの遺伝子はPgc1αと記載されることもある。
またUCP1遺伝子は、分子脱共役タンパク質1(uncoupling protein 1、UCP1)をコードする遺伝子であり、Ucp1と記載されることもある。褐色脂肪細胞には、当該細胞のミトコンドリアに特異的に、UCP1遺伝子が発現している。UCP1遺伝子は、ミトコンドリアでの酸化的リン酸化を脱共役させる活性をもっており、これが活性化されると脂肪酸やグルコースの酸化分解で生じたエネルギーがATP合成に向かわずに直接熱へと変換され散逸消費される。UCP1遺伝子の発現を促進することにより、褐色脂肪細胞における脂肪酸の消費を促進して、肥満を抑制又は解消しうる。
本発明の作用は、PGC1α遺伝子、UCP1遺伝子のいずれか1つのみの発現を促進するものであってもよく、PGC1α遺伝子、UCP1遺伝子のうち両方の発現を促進するものであってもよい。本発明の組成物はPGC1α遺伝子、UCP1遺伝子の発現促進用途のほか、脂肪燃焼促進用、熱産生促進用、脂肪代謝促進用、体脂肪減少用、エネルギー消費促進用等の各種の用途に使用できる。脂肪燃焼促進用とは、褐色脂肪細胞による脂肪酸を熱に変換させる作用の促進を指す。熱産生促進とは、例えば、褐色脂肪細胞による中性脂肪からの熱産生を促進することをいう。脂肪代謝促進作用とは、例えば、肥満状態を形成する脂肪細胞や脂肪組織を小型の正常な脂肪細胞に質的変換する作用、又は、褐色脂肪細胞による脂肪酸の代謝作用をいう。体脂肪減少作用とは、例えば、脂肪酸を熱に変えることにより体脂肪を減少させる作用をいう。また抗肥満用途とは、例えば、褐色脂肪細胞や褐色脂肪組織における脂肪酸の代謝を促進することで、体脂肪を減少又は体脂肪の増加を抑制する作用をいう。エネルギー消費促進用とは、例えば、褐色脂肪細胞による脂肪酸等の化学エネルギーを消費する作用の促進を指す。これらの作用は、褐色脂肪細胞におけるPGC1α、UCP1の活性化を介して行われる。
なお本発明において褐色脂肪細胞の位置は、肝臓、筋肉のほか、鎖骨付近や胸(胸まわり)、肩(肩甲骨やその周辺)等が挙げられる。
また、本発明の組成物は、脂肪分解促進、抗肥満、ダイエットの用途に用いられる点において、製品として他の製品と区別できるものであればよく、例えば、脂肪分解促進の機能がある旨の表示とは、肥満が気になる方に、お腹まわりが気になる方に、体重が気になる方に、お腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪など)が気になる方に、などのように体脂肪を気にする対象者に訴えかける表示や、体重を減らすのを助ける、お腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪など)を減らすのを助ける、ウエスト周囲径を減らすのを助ける、肥満解消をサポートする、ダイエットをサポートする、脂肪を消費しやすくする、脂肪を燃焼しやすくする、脂肪の消費を助ける、脂肪の燃焼を助ける、脂肪の分解を促進する、脂肪を分解しやすくする、脂肪の分解を助ける、などのように体の脂肪を低減するのに役立つことを表示するものをいう。
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。しかし本発明の範囲はかかる実施例に限定されない。以下、特に断らない場合「%」は質量%、「部」は質量部を表す。
PGC1α遺伝子発現量の測定
〔実施例1並びに比較例1及び2〕
(1)被験物質としては、テクトリゲニン類として、テクトリゲニン(東京化成工業製)を用いた。またピニトールとして、D−ピニトール(東京化成工業製)を用いた。
(2)増殖培地として増殖用メディウム、分化誘導培地として分化誘導用メディウム、分化維持培地として脂肪細胞維持メディウムを用いた。上記3種の培地は、全て褐色脂肪細胞培養キットF−8(ラット)(コスモ・バイオ製、肩甲骨間褐色脂肪組織由来)のものを用いた。なお、肩甲骨間褐色脂肪組織由来の褐色脂肪細胞は、脂肪燃焼に関わる褐色脂肪細胞機能を調べる際に頻用されている。
(3)被験物質含有の分化誘導培地は以下のとおりに調製した。すなわち、各被験物質をDMSOに溶解後、分化誘導培地で希釈して、DMSO終濃度が0.5vol%となるように調製し、フィルター滅菌した。滅菌後、0.5vol%DMSO含有分化誘導培地を用いてテクトリゲニンとピニトールを下記表1の濃度となるように希釈した。
(4)被験物質含有の分化維持培地は以下のとおりに調製した。すなわち、各被験物質をDMSOに溶解後、分化維持培地で希釈して、DMSO終濃度が0.5vol%となるように調製し、フィルター滅菌した。滅菌後、0.5vol%DMSO含有の分化維持培地を用いてテクトリゲニンとピニトールを下記表1の濃度となるように希釈した。
(5)ラット褐色脂肪前駆細胞(コスモ・バイオ製)をコラーゲンコートした24ウェルプレートに、増殖培地を用いて3.0×10cells/wellとなるように500μl/wellで播種し、37℃、5(vol/vol)%COインキュベーター内で、細胞密度が90%程度になるまで培養した。
(6)培地を除去後、被験物質含有の分化誘導培地を500μL/well添加し、37℃、5(vol/vol)%COインキュベーター内で48時間培養し、褐色脂肪細胞への分化を誘導した。
(7)培地を除去後、被験物質含有の分化維持培地を500μL/well添加し、37℃、5(vol/vol)%COインキュベーター内で72時間培養した。
(8)培地を除去後、被験物質含有の分化維持培地を500μL/well添加し、37℃、5(vol/vol)%COインキュベーター内で更に72時間培養した。
(9)培地を除去後、PBSで2回洗浄し、RNeasy Mini Kit(QIAGEN製)を用いてRNAを回収し、ReverT raAce(R)qPCR RT Master Mix(TOYOBO製)を用いてcDNAを合成した。
(10)得られたcDNAを鋳型として、PGC1α遺伝子のプライマー(QIAGEN製)を用いて、QuantiNova SYBR Green PCR Kit(QIAGEN製)により定量リアルタイムPCRを行い、PGC1αのmRNA遺伝子発現量を測定した。実施例1並びに比較例1及び2に係るPGC1αのmRNA遺伝子発現量について、比較例1の値を1としたときの相対値を図1に示す。
Figure 0006903367
UCP1遺伝子発現量の測定
〔実施例2〜4並びに比較例3及び4〕
Pgc1αの代わりにUCP1遺伝子のプライマー(QIAGEN製)を用いた。また被験物質として、下記表2に記載の組成の被験物質を用いた。分化誘導培地及び分化維持培地における被験物質の濃度は50μMであった。その点以外は、〔実施例1並びに比較例1及び2〕と同様にして、UCP1のmRNA遺伝子発現量を測定した。実施例2〜4並びに比較例3及び4に係るUCP1のmRNA遺伝子の発現量について、比較例3の値を1としたときの相対値を図2に示す。
Figure 0006903367
図1及び図2に示すように、テクトリゲニン類及びピニトールを組み合わせた本発明の組成物の存在下で褐色前記脂肪細胞を分化誘導及び分化維持させた場合、PGC1α遺伝子、UCP1遺伝子の発現量が、テクトリゲニン類及びピニトールをそれぞれ単独で用いた場合をいずれも大きく上回った。特に、エネルギー消費において重要な役割を果たすUCP1遺伝子については、テクトリゲニン類及びピニトールを組み合わせて用いることで相乗的な発現促進効果が示された。
従って本発明の組成物が褐色脂肪細胞におけるエネルギー消費の促進に優れた作用を示し、抗肥満剤として優れたものであることが明らかである。
下記成分からなる顆粒剤(1包あたり3000mg)を製造した。得られた顆粒剤を1日2回、1回あたり1包を水に懸濁して摂取することで、優れた抗肥満効果が得られる。
Figure 0006903367
下記成分からなる顆粒剤(1包あたり2000mg)を製造した。得られた顆粒剤を1日3回、1回あたり1包を湯に懸濁して摂取することで、優れた抗肥満効果が得られる。
Figure 0006903367
下記成分からなる錠剤(1粒あたり200mg)を製造した。得られた錠剤を1日2回、1回あたり4粒を摂取することで、優れた抗肥満効果が得られる。
Figure 0006903367
下記成分からなる錠剤(1粒あたり300mg)を製造した。得られた錠剤を1日1回、1回あたり5粒を摂取することで、優れた抗肥満効果が得られる。
Figure 0006903367
下記成分からなるカプセル剤(1粒あたり300mg)を製造した。得られたカプセル剤を1日2回、1回あたり2粒を摂取することで、優れた抗肥満効果が得られる。
Figure 0006903367
本発明の組成物は、高度な抗肥満効果が期待できるものであるから、産業上の有用性は高い。

Claims (3)

  1. テクトリゲニ及びピニトールを含有する抗肥満用組成物。
  2. テクトリゲニン及びピニトールを含有する体脂肪減少用又は脂肪代謝促進用組成物。
  3. テクトリゲニ及びピニトールを含有する脂肪燃焼促進用、熱産生促進用、又はエネルギー消費促進用組成物。
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