JP2013088060A - 給湯器 - Google Patents
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【解決手段】通常時は商用電源11からの電力供給によって作動し、停電時には二次電池12からの電力供給によって作動する給湯器10であって、給湯器10に設けられた電動機器には、制御装置33と制御装置33を介して電力が供給される複数の被制御機器とがあって、停電時、制御装置33は二次電池12から継続的に電力が供給され、被制御機器の一部又は全部は、特定の作動スイッチによって二次電池12からの電力供給が開始される。
【選択図】図1
Description
給湯器は、商用電源からの電力によって、これらの電動機器を作動させ、給湯栓に対して所定温度の湯を供給する。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされるもので、二次電池を備え、停電時には二次電池に蓄えられた電力を用いて湯の供給を行う給湯器を提供することを目的とする。
図1に示すように、本発明の一実施の形態に係る給湯器10は、通常時は商用電源11からの電力供給によって作動し、停電時には二次電池12からの電力供給によって作動して、所定温度の湯を蛇口13及びシャワー14に供給する。以下、詳細に説明する。
バーナー15は、バーナー15に接続されたポンプ18によって液体燃料(本実施の形態では灯油)が供給され、液体燃料を燃焼して発生させた燃焼ガスによって熱交換器17を通過する水を加熱する。バーナー15の火力は、ポンプ18を介して供給される液体燃料の供給量によって調整されるので、ポンプ18の運転レベルを調節することによって、熱交換器17を通過する水の加熱量を変えることができる。
バーナー15の近傍には、バーナー15に空気を送るファン19が設けられ、バーナー15の使用時は、ファン19が作動しバーナー15に空気を供給する。なお、バーナー15には、点火装置の一例である、図示しないイグナイターが設けられている。また、本実施の形態では、バーナー15、ポンプ18及びファン19が一体となったバーナー装置19aが用いられている。
給湯流路22には、熱交換器17から送られてきた湯に水を混合し、給湯温度を調整する混合弁24と給湯する湯(即ち熱交換器17から流れ出た湯)の流量を調整する比例弁25が設けられている。
熱交換器17からの湯が設定温度を超えている場合、混合弁24で熱交換器17からの湯に水が混合され、蛇口13やシャワー14に供給される湯の温度を下げる。混合弁24は、熱交換器17からの湯と水の混合比を開度を変えることによって調整する。
比例弁25は、開度を変えて給湯流路22を流れる湯の流量を調整する。
また、給湯流路22には、混合弁24から出た湯の温度を計測する温度センサ28が設けられ、蛇口13やシャワー14に供給される湯の温度が設定温度であるか否かは、この温度センサ28の計測温度によって検知することができる。
循環ポンプ29が作動すると、追焚き回路31に浴槽20の湯が循環し、浴槽20内の湯は、熱交換器30を通過して浴槽20に戻る。熱交換器30は、バーナー15の燃焼によって発生する燃焼ガスの熱を利用して熱交換器30を通過する湯を加熱するので、熱交換器30を通過し浴槽20に戻る湯は、浴槽20から熱交換器30に向かう湯に比べて高温になる。
なお、循環ポンプ29を作動して追焚き回路31に湯を循環させているときには、開閉弁23は閉じられている。
また、給湯流路22、追焚き回路31及び給水管16には、凍結を防止するヒータ32、32a、32bがそれぞれ取付けられている。本実施の形態では、ヒータ32は給湯流路22を形成する管に取付けられ、ヒータ32aは循環ポンプ29に取付けられているが、他の場所にヒータを取付けてもよい。ヒータ32、32a、32bは、通常時(即ち、商用電源11から電力が供給されている時)、所定の作動条件によって、例えば、外気温度が所定温度以下になると作動する。
制御装置33は、商用電源11と電動機器を電気的に接続する電力供給回路33a及び各種プログラムが搭載されたマイクロコンピュータ33b(演算器の一例)を備えている。なお、電力供給回路33a及びマイクロコンピュータ33bもそれぞれ電動機器である。
マイクロコンピュータ33bは、図2に示すように、バーナー15、ポンプ18、ファン19、開閉弁23、混合弁24、比例弁25、温度センサ26〜28、循環ポンプ29及びヒータ32、32a、32bに信号接続され、指令信号を送信することによって、これらの電動機器を作動させることができる。
二次電池12は、交流電力を直流電力に変換するコンバータ35を介して商用電源11に電気的に接続され、通常時、商用電源11からの電力供給によって充電される。二次電池12としては、鉛蓄電池、リチウムイオン二次電池等を採用することができる。
スイッチ37は、商用電源11から供給されていた電源が遮断されると、インバータ36と電力供給回路33aを電気的に接続し、インバータ36と電力供給回路33aを電気的に接続している状態で商用電源11からの電力供給が再開されると、商用電源11と電力供給回路33aを電気的に接続する。スイッチ37をこのように切り替えることによって、通常時、商用電源11からの電力が電力供給回路33aに供給され、停電時に、二次電池12からの電力がインバータ36を介して電力供給回路33aに供給されるようにする。
なお、二次電池12、コンバータ35及びインバータ36は、制御装置33、バーナー15、ファン19等と共に筐体39内に配置されている。
マイクロコンピュータ33bには、温度センサ41が信号接続されている。温度センサ41は、電動機器の1つであって、商用電源11あるいは二次電池12から電力供給回路33aを介して電力を供給されて作動し、二次電池12の表面温度を計測する。
従って、二次電池12は、高温状態が継続するのを抑制される。
二次電池は一般的に高温状態が継続すると短命になるので、このファン19による空冷は、二次電池12の寿命を長くするのに有効である。
なお、給湯リモコン42及び浴室リモコン43も、図1に示すように、電力供給回路33aに電気的に接続された電動機器であり、通常時は、商用電源11から電力を供給され、停電時には、二次電池12から電力を供給されて作動する。
ここで、電動機器には、制御装置33(マイクロコンピュータ33b及び電力供給回路33a)と、制御装置33を介して電力が供給される被制御機器とがある。以下、制御装置33とこれらの被制御機器とを区別して、停電時における給湯器10の動きについて説明する。また、浴槽20への湯張り、あるいは浴槽20の追焚きが行われる際に作動する被制御機器を浴槽関連機器とする。本実施の形態では、開閉弁23及び循環ポンプ29が浴槽関連機器にあたる。
また、停電時は、ヒータ32、32a、32b及び温度センサ41に対しても、二次電池12からの電力供給を行わないようにして、ヒータ32、32a、32b及び温度センサ41を停電が終わるまで停止状態にし、停電時に二次電池12の電力消費を抑制している。従って、ヒータ32、32a、32bは、停電時に、外気温度が所定温度以下になっても作動することはない。
特定の作動スイッチとは、給湯リモコン42及び浴室リモコン43にそれぞれ設けられた特定の入力ボタンであり、停電時は、この入力ボタンを操作することによって二次電池12からの電力供給が開始される。以下、バーナー15、ポンプ18、ファン19、混合弁24、比例弁25及び温度センサ26〜28をまとめて「一部の被制御機器」ともいう。
マイクロコンピュータ33bは、給湯リモコン42又は浴室リモコン43において特定の作動スイッチがなされたことを検出すると、電力供給回路33aの状態を切り替える。この切り替えによって、二次電池12からの電力供給が停止されていた一部の被制御機器に対して、二次電池12からの電力供給が開始され、蛇口13及びシャワー14は給湯が可能な状態となる。
そして、二次電池12に余力がある場合(即ち、二次電池12に電力が蓄えられている場合)、新たな特定の作動スイッチによって、二次電池12から一部の被制御機器への電力供給は再開され、蛇口13及びシャワー14への給湯が可能な状態になる。
停電時、給湯温度として、給湯リモコン42又は浴室リモコン43で設定可能な温度の上限値は、通常時に比べて低い値となる。例えば、通常時に60℃であった上限値は、停電時に40℃になる。このような制御を行うことによって、ポンプ18の運転レベルの上限を制限し、二次電池12に充電されている電力の消費を抑制するようにしている。
例えば、バーナーは、ガス燃料式のものであってもよい。
また、停電時、特定の作動スイッチによって二次電池からの電力供給を開始する対象を、被制御機器の一部でなく、被制御機器の全部にすることもできる。
Claims (7)
- 通常時は商用電源からの電力供給によって作動し、停電時には二次電池からの電力供給によって作動する給湯器であって、
該給湯器に設けられた電動機器には、制御装置と該制御装置を介して電力が供給される複数の被制御機器とがあって、停電時、前記制御装置は前記二次電池から継続的に電力が供給され、前記被制御機器の一部又は全部は、特定の作動スイッチによって前記二次電池からの電力供給が開始されることを特徴とする給湯器。 - 請求項1記載の給湯器において、前記特定の作動スイッチによって開始された前記被制御機器への電力供給は、タイマーによって所定時間後に遮断され、前記被制御機器への電力供給は、新たな前記特定の作動スイッチによって再開されることを特徴とする給湯器。
- 請求項2記載の給湯器において、前記特定の作動スイッチによって開始された前記被制御機器への電力供給が遮断される前に、音を発することを特徴とする給湯器。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の給湯器において、前記被制御機器には、浴槽への湯張り、あるいは該浴槽の追焚きが行われる際に作動する浴槽関連機器があって、停電時、前記二次電池から前記浴槽関連機器への電力供給は、前記特定の作動スイッチによっても開始されないことを特徴とする給湯器。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の給湯器において、前記被制御機器には、通常時に所定の作動条件によって作動を開始し凍結を防止するヒータがあって、停電時、前記二次電池から前記ヒータへの電力供給は、前記所定の作動条件によっても開始されず、該ヒータは停電が終わるまで停止状態を維持することを特徴とする給湯器。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の給湯器において、給湯温度として設定可能な温度の上限値は、停電時が、通常時に比べて低い値となることを特徴とする給湯器。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の給湯器において、前記被制御機器には、給湯温度を調整する混合弁及び給湯する湯の流量を調整する比例弁があって、前記混合弁及び前記比例弁は、通常時に作動が可能な状態を保ち、停電時は所定の開度を確保して停止状態となることを特徴とする給湯器。
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