JP2013087426A - カッタビット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】母材10と母材10の先端面に固定された刃材20とを備えるカッタビット1であって、母材10には先端面に面して開口する凹部12が形成されているとともに、外面に硬化肉盛りまたは硬チップの貼着がなされており、刃材20はその一部が凹部12に埋め込まれた状態で、母材10にろう付けあるいは加圧圧着されている。
【選択図】図1
Description
そのため、長距離掘削に耐え得る機能を有しており、交換作業を省略あるいは交換作業の回数を低減させることを可能とした安価なカッタビットが開発されている。
本実施形態の母材10は、刃材20よりも膨張係数が大きく、かつ、構造部材として十分な剛性、強度を有する材料により構成されている。本実施形態では、母材10を構成する材料として、SS材やS45C材等を使用するが、母材10を構成する材料は限定されるものではない。
本実施形態の刃材20は、先端面13に固着された上段刃部21と凹部12に埋め込まれた下段刃部22とが一体に形成された2段構造からなる。
図2の(a)に示すように、第一チップ背面21aは母材10の背面14と直線を呈しているとともに、第一チップ前面21bは前面15と直線を呈している。すなわち、第一チップ背面21aは、背面14と面一であり、第一チップ前面21bは、前面15と面一である。上段刃部21は、第一チップ背面21aと第一チップ前面21bとにより、先端が鋭角を呈している。
なお、上段刃部21の固定方法はろう付けに限定されるものではなく、例えば、加圧圧着により固定してもよい。
なお、下段刃部22の固定方法は、ろう付けに限定されるものではなく、例えば、加圧圧着により固定してもよい。
下段刃部22を凹部12に挿入すると、刃材20の中央部のくびれ部分が、凹部12の開口部に位置するようになる。
第二チップ背面22aと第二チップ前面22bは、母材10の背面14と前面15の形状に応じて傾斜しているため、下段刃部22の露出とともに刃材20の鋭さが復帰する。
また、刃材20が脱落することもないため、回収作業や回収装置が不要である。
また、母材10の背面14に肉盛り溶接19が施されているため、刃部20よりも柔らかい素材からなる母材10のみが先行して磨耗してしまうことが防止されている。
このように、補助チップ18の貼着および肉盛り溶接19が施されていることで、カッタビット1をより長く使用することができる。
第二の実施の形態の母材10の構成は、第一の実施の形態の母材10と同様なため、詳細な説明は省略する。
本実施形態の刃材20は、先端面13に固着された上段刃部21と凹部12に埋め込まれた下段刃部22とを備える2層構造により構成されているが、一体成型されたものではなく、二部材からなる。
図4の(a)に示すように、第一チップ背面21aは母材10の背面14と直線を呈しているとともに、第一チップ前面21bは前面15と直線を呈している。上段刃部21は、第一チップ背面21aと第一チップ前面21bとにより、先端が鋭角を呈している。
なお、第一チップ底面21cと第一チップ後面21dは、直角を呈している。
なお、溝21eに挿入された下段刃部22と上段刃部21との間は、固定されていない。
なお、上段刃部21の固定方法はろう付けに限定されるものではなく、例えば、加圧圧着により固定してもよい。
下段刃部22の先端部(第二チップ背面22aと第二チップ前面22bの角部)は、上段刃部21の溝21eに挿入されているのみで、固定されていない。
なお、下段刃部22の固定方法は、ろう付けに限定されるものではなく、例えば、加圧圧着により固定してもよい。
そして、第二チップ背面22aは、第一チップ背面21aからオフセットされており、刃材20の背面側は段差を有していて、第二チップ前面22bは、第一チップ前面21aからオフセットされており、刃材20の前面側は段差を有している。なお、第二チップ背面22aは第一チップ背面21aと平行であり、第二チップ前面22bは第一チップ前面21bと平行である。
また、刃材20が脱落することもないため、回収作業や回収装置が不要である。
また、母材10の背面14に肉盛り溶接19が施されているため、刃部20よりも柔らかい素材からなる母材10のみが先行して磨耗してしまうことが防止されている。
このように、補助チップ18の貼着および肉盛り溶接19が施されていることで、カッタビット1をより長く使用することができる。
また、カッタビット1は、先行ビット、メインビット、双頭ビット等、あらゆる種類のカッタビットに適用することができる。
また、補助チップ18の貼着または肉盛り溶接19のいずれか一方のみを行ってもよい。また、母材10の前面15や側面に対しても、肉盛り溶接を施したり超硬チップを貼着させてもよい。
10 母材
12 凹部
13 先端面
18 補助チップ(超硬チップ)
19 肉盛り溶接
20 刃材
21 上段刃部
22 下段刃部
30 ろう付け
Claims (4)
- 母材と前記母材に固定された刃材とを備えるカッタビットであって、
前記母材には、その先端面に開口する凹部が形成されており、
前記刃材は、前記先端面に固着された上段刃部と凹部に埋め込まれた下段刃部とを有することを特徴とする、カッタビット。 - 前記刃材が、中央部にくびれ部分を有しており、
前記くびれ部分は、前記凹部の開口部に位置していることを特徴とする、請求項1に記載のカッタビット。 - 前記刃材が、前記母材にろう付けされていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のカッタビット。
- 前記母材の背面に肉盛り溶接が施されるか、または、超硬チップが貼着されていることを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のカッタビット。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017166216A (ja) * | 2016-03-16 | 2017-09-21 | 大成建設株式会社 | カッタビット |
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2011
- 2011-10-13 JP JP2011226044A patent/JP5715541B2/ja active Active
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