JP2013084348A - 携帯型マイナスイオン発生器 - Google Patents

携帯型マイナスイオン発生器 Download PDF

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【課題】 マイナスイオンを放射して人体に浴びせ易くすることが可能な携帯型マイナスイオン発生器を提供する。
【解決手段】 携帯型マイナスイオン発生器1は、マイナスイオン101を放射する放射孔2aが形成された筐体2と、筐体2に内蔵された電池と、筐体2に内蔵されマイナスイオン発生回路を構成する回路実装基板及び放電電極7と、筐体2の外側に突出したプラス電極6から構成され、前記プラス電極6の突出部6aが、携帯する使用者の身体やその衣服に接触し易い配置構成となっている。
【選択図】 図8

Description

本発明は、ストラップなどで首に吊り下げて使用したり胸のポケットに入れて使用したりする携帯型マイナスイオン発生器に関する。
近年、エアコンや空気清浄機のみならず、扇風機やヘアードライヤーなどには、マイナスイオン発生機が付属するものが多くなっている。
マイナスイオン発生器とは、空気中にマイナスイオン(負イオン)を放出することで、空気中の水分子や花粉などの微粒子をマイナス帯電させるものである。パソコンなど電気製品に囲まれた生活を送る現在では、人体表面は、プラス帯電し易くなっており、また、花粉もプラス帯電している。プラス帯電したもの同士は反発するため、花粉は人体表面から浮遊しやすい状態になっている。そして、浮遊した花粉は、鼻孔から吸収されやすくなり、やがて花粉症を引き起こす、これがイオンの観点から見た花粉症発生のメカニズムである。このとき、マイナスイオン発生器を起動させると、空気中にマイナスイオンが放射されて、マイナス帯電した花粉が人体表面に吸着される。また、重くなって落下するので、花粉が鼻孔から吸収されにくくなる効果を得ることができる。
特許文献1には、空気清浄機に内蔵されて、付加的に使用されるマイナスイオン発生装置に関し、放電電極(マイナス端子)と誘導電極(プラス端子)との間に高電圧を印加することにより、コロナ放電させてマイナスイオンを発生させることが記載されている。 また、特許文献2に示すように、マイナスイオン発生装置を単独使用する構成も提案されている。
特開平10−261477号 特開2005−38731号
しかしながら、従来のマイナスイオン発生装置は、電動ファンなどの送風手段を用いることで、放射されたマイナスイオンによりマイナス帯電された微粒子を人体に向けて送り出すように構成されており、大型で消費電力も大きくなるという問題点がある。そこで、電動ファンなどの送風手段を省くとともに、電池駆動させることで、小型化されて持ち出し可能な携帯型マイナスイオン発生器が実用化され普及しはじめている。ここで、人体がプラス帯電している場合には、携帯型マイナスイオン発生器から放射されたマイナスイオン又はマイナス帯電された微粒子は、人体に吸着されることとなるが、人体は必ずしもプラス帯電しているとは限らないことから、人体に向けてマイナスイオン(マイナス帯電された微粒子を含む)を放射して人体に浴びせ易くするための、何らかの仕組みが望まれる。
そこで、本発明の目的は、マイナスイオンを放射して人体に浴びせ易くすることが可能な携帯型マイナスイオン発生器を提供することにある。
本発明の携帯型マイナスイオン発生器は、マイナスイオンを放射する放射孔が形成された筐体と、当該筐体に内蔵された電池と、当該筐体に内蔵されマイナスイオン発生回路を構成する回路実装基板及び放電電極と、当該筐体の外側に突出したプラス電極から構成され、前記プラス電極が、携帯する使用者の身体やその衣服に接触し易い配置となっていることを特徴とする。
本発明によれば、前記プラス電極が前記筐体の外側に突出し、携帯する使用者の身体やその衣服に接触し易い配置となっていることから、人体がプラス帯電し易くなり、人体に向けてマイナスイオンをより確実に送り出して人体に浴びせ易くすることができる。
上述したように、従来のマイナスイオン発生装置は、放電電極(マイナス端子)と誘導電極(プラス端子)とを近接配置させて、コロナ放電させていることからマイナスイオンのみならず、オゾンが発生していた。オゾンは、3つの酸素原子からなる酸素の同素体であり、腐食性が高く、生臭く特徴的な刺激臭を持つ有毒物質である。オゾンの発生を極力抑えるためには、放電電極(マイナス端子)と誘導電極(プラス端子)との間隔は、適度に離して配置することが好ましい。本発明では、放電電極が筐体内に配されており、プラス電極が筐体の外側に突出した配置構成であることから、マイナスイオンを放射しつつ、オゾンの発生を極力抑えることとなる。
前記放電電極は、マイナスイオンを放射し易い構造となっており、より具体的には、カーボンブラシ、金属ワイヤブラシ、針状電極等が挙げられる。
前記プラス電極は、例えば金網を凸形状に成形したり、金属板をプレス加工するなどして形成され、携帯する使用者の身体やその衣服に接触し易い構造となっている。
前記プラス電極の電位は、人体への影響を極力少なくするため、数V以下の低電位に設定されている。
本発明の携帯型マイナスイオン発生器は、電源をオン・オフする電源スイッチを備える。電源スイッチの本体は前記筐体に内蔵されていることが好ましいが、電源スイッチをケーブル等で前記筐体の外部に引き出す構成とすることも可能である。
本発明は、前記マイナスイオン発生回路がコロナ放電方式であるとともに、電池からの供給電圧を一定とする定電圧回路が組み込まれており、少なくとも電源スイッチを入れたときに前記プラス電極と電池のプラス側とが電気接続されることを特徴とする。
本発明によれば、前記マイナスイオン発生回路がコロナ放電方式であるとともに、電池からの供給電圧を一定とする定電圧回路が組み込まれていることで、安定して大量のマイナスイオンを放射することが容易となり、そして、少なくとも電源スイッチを入れたときに前記プラス電極と電池のプラス側とが電気接続されることで、人体への影響を極力抑えた低電位でプラス帯電する構成となる。
前記プラス電極と電池のプラス側とは、常時電気接続される構成としても良いし、前記電源スイッチを入れたときにのみ前記プラス電極と電池のプラス側とが電気接続される構成としても良い。前記プラス電極と電池のプラス側は、例えば数十kohmから数百Mohmの抵抗を介して電気接続される。この分圧回路によって、電池の消費電力を極力抑えるとともに、人体への電流値を無視しうる程度に極力抑えつつ低電位でプラス帯電する構成となる。
本発明は、前記プラス電極が、金網を前記筐体内から外側に向けて突出させて形成されており、前記プラス電極の電位が、+0.5〜+3.5Vに設定されていることを特徴とする。
本発明によれば、前記プラス電極が、金網を前記筐体内から外側に向けて突出させて形成されていることで、携帯する使用者の身体やその衣服により接触し易くなり、また、金網の接触抵抗は金属板の接触抵抗よりも比較的高い抵抗値であるから人体へ電流が流れ難い構成となる。そして、前記プラス電極の電位が、+0.5〜+3.5Vの範囲に設定されていることで、人体への影響が無視し得る程度に抑えられ、マイナスイオン発生器の消費電力も極力抑えられる。
本発明は、前記放電電極が前記回路実装基板上に固定されて前記放射孔に向けて配置されているとともに、前記電源スイッチの操作レバーが前記筐体の外側に配されており、前記放射孔が前記プラス電極と前記電源スイッチの操作レバーとの間の位置に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、前記放電電極が前記回路実装基板上に固定されて前記放射孔に向けて配置されているとともに、前記電源スイッチの操作レバーが前記筐体の外側に配されており、前記放射孔が前記プラス電極と前記電源スイッチの操作レバーとの間の位置に形成されていることで、使用者が本発明の携帯型マイナスイオン発生器を手に持って、前記電源スイッチを入れる際に、前記プラス電極が使用者の手指に接触し、前記放射孔からマイナスイオンが使用者の顔や胸などに向かって放射されることとなる。なお、ここでは、指のみならず掌を含んで手指と表現している。
本発明は、前記放射孔が前記筐体の上面側に形成されているとともに、前記電源スイッチの操作レバー並びに前記プラス電極が前記筐体の上方側に配されており、前記プラス電極と前記放射孔との間の位置には、首や手首に吊り下げて使用するストラップが取り付けられていることを特徴とする。
本発明によれば、前記放射孔が前記筐体の上面側に形成されているとともに、前記電源スイッチの操作レバー並びに前記プラス電極が前記筐体の上方側に配されており、前記プラス電極と前記放射孔との間の位置には、首や手首に吊り下げて使用するストラップが取り付けられている構成によって、前記放射孔からマイナスイオンが放射され、携帯する使用者の顔や胸など上半身に向かって効果的にマイナスイオンを浴びせることとなる。
本発明によれば、前記プラス電極が前記筐体の外側に突出していることで、携帯する使用者の身体やその衣服に接触し易い配置となっていることから、人体に向けてマイナスイオンをより確実に浴びせることができる。そして、前記放電電極が筐体内に配されており、プラス電極が筐体の外側に突出した配置構成であることから、効果的にマイナスイオンを放射しつつ、オゾンの発生を極力抑えることとなる。
本発明によれば、前記プラス電極が、金網を前記筐体内から外側に向けて突出させて形成されていることで、携帯する使用者の身体やその衣服に接触し易いが、人体へ電流が流れ難い構成となる。そして、前記プラス電極の電位が、+0.5〜+3.5Vに設定されていることで、人体への影響が無視し得る程度に抑えられ、マイナスイオン発生器の消費電力も極力抑えられる。そして、本発明によれば、前記放射孔からマイナスイオンが使用者の顔や胸など上半身に向かって継続的に安定して大量に放出される。
本発明の実施形態の携帯型マイナスイオン発生器を正面側から示す斜視図である。 上記実施形態の携帯型マイナスイオン発生器を背面側から示す斜視図である。 上記実施形態の携帯型マイナスイオン発生器の内部を示す要部構造図である。 上記実施形態の携帯型マイナスイオン発生器のプラス電極を示す図であり、(a)は正面図であり、(b)は平面図である。 上記実施形態の携帯型マイナスイオン発生器の回路構成図である。 上記実施形態の携帯型マイナスイオン発生器の詳細な回路図である。 上記実施形態の携帯型マイナスイオン発生器の回路構成図の他の例である。 上記実施形態の携帯型マイナスイオン発生器の電源スイッチを入れた状態を説明する図である。 上記実施形態の携帯型マイナスイオン発生器を首に吊り下げて起動させた状態を説明する図である。
以下、本発明を実施するための具体的な実施形態を図面を引用しながら説明する。
本実施の形態の携帯型マイナスイオン発生器1は、図1と図2に示すように、丸みを帯びた直方体形状の筐体2にストラップ28が取り付けられたものであり、筐体2は掌に収まる程度の大きさとなっている。前記筐体2は、プラスチック製の正面側ケース21と背面側ケース22とを嵌め合わせて構成される。前記正面側ケース21の上方側の内側には上下方向にスライドさせて電源をオン・オフさせる電源スイッチ29が配されており、電源スイッチ29の操作レバー291が前記正面側ケース21の上方側の外側に配されている(図1)。そして、前記正面側ケース21の下方側にはマイナスイオン発生回路が作動中に点灯するランプ(LED)の光が外から見えるように半透明の窓27が一体的に取り付けられている(図1)。なお、正面側ケース21全体を透明(又は半透明)のプラスチックケースとしても良い。
前記筐体2の背面側ケース22の中ほどには電池を出し入れするためのスライド式の電池蓋27が配置されている(図2)。前記背面側ケース22の上方側にはプラス電極6の突出部6aが配置されており、このプラス電極6の上方側には、ストラップ28を通すためのガイド孔26が背面側ケース22と一体的に形成され、ストラップ28が通されている(図2)。ストラップ28は、紐状でも良いし、細幅織物でも良い。
前記筐体2の上面には、マイナスイオンを放射する放射孔2aが形成されている。図1と図2に示す例では、正面側ケース21に形成された半円状の切り欠きと、背面側ケース22に形成された半円状の切り欠きとが合わさって放射孔2aが形成されているが、この例に限られず、正面側ケース21に放射孔2aが形成されていても良いし、背面側ケース22に放射孔2aが形成されていても良い。
前記筐体2の上面の放射孔2aの下方には、マイナスイオンを放射する放電電極7が配置されている(図1、図2)。本実施形態では、オゾンの発生を極力抑えるために、放電電極7とプラス電極6の突出部6aとの間隔は、適度に離して配置されており、両者の間にはストラップ28を通すためのガイド孔26が配されている(図2)。
図3は、上記実施形態の携帯型マイナスイオン発生器1の内部を示す要部構造図であり、正面側ケース21と背面側ケース22とを離して広げた展開図となっている。図3に示す例では、正面側ケース21にはスライド式の電源スイッチ29が配置されており、それ以外の主要回路は背面側ケース22に配置されている。図3に示す例では、背面側ケース22の左側には電池ボックス25が配置されており、背面側ケース22の右側には前記マイナスイオン発生回路を構成する回路基板41が配置されており、背面側ケース22の上方側には、プラス電極6が配置されている。前記放電電極7は、回路基板41上に実装固定されて、放射孔2aに向けて配されている(図3)。これは、放電電極7の先端7aから発せられるマイナスイオンを放射孔2aからスムーズに空気中に放射するとともに、放電電極7とプラス電極6との間隔を適度に離した状態を保つためである。
前記電池ボックス25内には電池3が内蔵されており、電池3のマイナス電極32がプラス電極6から離れた配置構成となっている(図3)。符号31は電池3のプラス電極である。電池3は、例えば、単三電池や単四電池が使用されるがボタン電池としても良いし、充電式電池としても良い。
図4は、上記実施形態の携帯型マイナスイオン発生器1のプラス電極6を示す図であり、図4(a)は正面図であり、図4(b)は平面図である。前記プラス電極6は、ステンレス製や鋼製の金網の一部を凸形状に成形し、得られた凸部6aを筐体2の背面側ケース22の上方側に形成された取付け窓2bに取り付けて、金網製の凸部6aを筐体2内から外側に向けて突出させて形成されている(図2、図3)。本実施形態によれば、前記プラス電極6の金網製の凸部6aが筐体2から外側に向けて突出させている構成によって、携帯する使用者の身体やその衣服に接触し易く、また、金網の接触抵抗は金属板の接触抵抗よりも比較的高い抵抗値であるから人体へ電流が流れ難い構成となっている。
図5は、上記実施形態の携帯型マイナスイオン発生器1の回路構成図である。図6は、上記実施形態の携帯型マイナスイオン発生器1の詳細な回路図である。本実施形態のマイナスイオン発生回路4は、電池3、電源スイッチ29、定電圧回路9、ランプ回路5、高圧発生回路8、放電電極7、プラス電極6及び高抵抗601とから構成される(図5、図6)。
図5と図6に示す例では、電池3のプラス側が高抵抗601を介して金網製のプラス電極6に接続されている。高抵抗601の抵抗値は、人体への電流値を無視しうる程度に極力抑えつつ低電位でプラス帯電する構成となる。前記高抵抗の値としては、数十kohmから数百Mohmの範囲で設定され、例えば10Mohmや100Mohmの高抵抗が直列に電気接続される。
前記電池3の電源電圧はDC1V〜DC3Vに設定されており、前記プラス電極6の電位が、+0.5〜+3.5Vの範囲に設定されている。これによって、人体への影響が無視し得る程度に抑えられ、マイナスイオン発生器1の消費電力も極力抑えられる構成となっている。
図5と図6に示す例では、電池3のプラス側がランプ回路5に接続されている。ランプ回路5は、LED51と抵抗とコンデンサ等から構成され、電池3の電圧が基準値以上の場合は、LED51が点灯し、電池3の電圧が基準値を下回るとLED51が点滅し、電池3の電圧が下限値を下回るとLED51が消灯する仕組みとなっている。
図5と図6に示す例では、電池3のプラス側が高圧発生回路8の入力側に接続され、高圧発生回路8の出力側が放電電極7に接続されている。そして、電池3のマイナス側が電源スイッチ29を介して定電圧回路9に接続され、定電圧回路9のGND側が高圧発生回路8の入力側トランジスタのエミッタ側に接続されている(図6)。定電圧回路9は、三端子レギュレータを用いている。高圧発生回路8は、コロナ放電方式であり、ここでは、昇圧トランスとコッククロフトウォルトン回路とを組み合わせて、マイナス数千Vからマイナス数万Vのマイナス高電圧を発生させる。本実施形態によれば、前記マイナスイオン発生回路4がコロナ放電方式であるとともに、電池3からの供給電圧を一定とする定電圧回路9が組み込まれていることで、安定して大量のマイナスイオンを放射することが容易となり、そして、電池3のプラス側が高抵抗601を介してプラス電極6と電気接続されている分圧回路とすることで、人体への電流値を無視しうる程度に極力抑えつつ低電位でプラス帯電する構成となる。前記高抵抗の値としては、例えば数十kohmから数百Mohmの範囲で設定される。
図7は、上記実施形態の携帯型マイナスイオン発生器1の回路構成図の他の例である。ここで、同一の符号は同じ機能を表しており、その説明を省略する。図7に示す例では、電池3のプラス側が電源スイッチ29を介して、定電圧回路9の入力側、ランプ回路5、高圧発生回路8の入力側、及びプラス電極6に接続された高抵抗601に接続されている。図7の回路構成によれば、電源スイッチ29を入れるまでは、プラス電極6は電池3と電気接続されないので、図5の回路構成と比較して、電池3の寿命がより長持ちする。その一方で、図5の回路構成によれば、電源3のマイナス側が定電圧回路9の入力側に電気接続されているので、図7の回路構成と比較して、マイナス高電圧の絶対値がより大きな値となる。いずれの回路構成でも支障なく、使用することができる。
図8は、本実施形態の携帯型マイナスイオン発生器1の電源スイッチ29を入れた状態を説明する図である。上述のように、本実施の形態の携帯型マイナスイオン発生器1は、手で持ちやすいサイズの略直方体形状であり、プラス電極6が筐体2の上方に配置され、また、金属網で構成されていることで、図8に示すように、手指がプラス電極6に接触するのに適した構成となっている。また、プラス帯電したプラス電極6と身体との接触においては、身体の安全面を考慮すると、身体のうち、特に、心臓から遠い指先と接触することが最も安全とされている。
図5に示す例では、本実施の形態の携帯型マイナスイオン発生器1を左手201に持ち、左手201の親指で電源スイッチ29の操作レバー291を上方向にスライドさせて電源を入れると、自然に、左手201の人差指がプラス電極6の突出部6aに接触し、筐体2に内蔵された放電電極7の先端部7aから放射孔2aを介して、マイナスイオン101が使用者200の顔や胸など上半身に向かって大量に放出される。携帯型マイナスイオン発生器1を持つ際には、左手で持っても良いし、右手で持っても良い。図8では、電源スイッチ29が入っており、手指のいずれかの部位がプラス電極6と接触している状態で筐体2の上面に形成された放射孔2aを使用者200に向けると、マイナスイオン101が使用者200に向かって大量に放出されることを示している。
図9は、本実施形態の携帯型マイナスイオン発生器1をストラップ28によって首に吊り下げて起動させた状態を説明する図である。本実施形態では、携帯型マイナスイオン発生器1がストラップ8を用いて首にかけたときに、図2に示すように、ストラップ28の取付け部の下方近傍にプラス電極6の突出部6aが配置されていることで、身体や衣服に接触しやすい配置構成となっている。また、筐体2の上方面には、マイナスイオン101を放射する放射孔2aが配置されている。
したがって、本実施形態の携帯型マイナスイオン発生器1をストラップ28によって首に吊り下げると、マイナスイオン101を放射する放射孔2aが使用者200の顔や胸など上半身に向けられて位置し、電源スイッチ29を入れる際に使用者200の手指のいずれかの部位がプラス電極6と接触して使用者200が低電位でプラス帯電することから、マイナスイオン発生器1から放射されたマイナスイオン101が、使用者200の顔や胸など上半身に向かって大量に放出され、放射されたマイナスイオン101が使用者200の顔や胸など上半身に向けられて浴びせられ、人体に付着し易くなる(図9)。なお、図9に示す使用態様では、携帯型マイナスイオン発生器1をストラップ28によって首に吊り下げる例で説明したが、ストラップ28によって手首から吊り下げて使用しても良い。また、携帯型マイナスイオン発生器1は、胸のポケットに入れて使用しても良く、この場合は、衣服の一部とプラス電極6の突出部6aとが接触する状態におかれるので、上記と同様に、使用者200が低電位でプラス帯電することとなり、マイナスイオン発生器1から放射されたマイナスイオン101が、使用者200の顔や胸など上半身に向かって大量に放出され、放射されたマイナスイオン101が使用者200の顔や胸など上半身に向けられて浴びせられ、人体に付着し易くなる。
以上、上記実施の形態では、筐体2をストラップ28を使用して首や手首から吊り下げる構成例や胸のポケットに入れて使用する構成例で説明したが、これに限定されるものではなく、例えば腕輪形状として手首に配された携帯型マイナスイオン発生器からマイナスイオンを使用者に向けて放射する構成とすることも可能である。また、上記実施の形態では、プラス電極6の突出部6aが筐体2の外周面に1つ配されている構成例で説明したが、プラス電極6の突出部6aを複数配置することで、携帯する使用者の身体やその衣服に接触する確率を高めた構成とすることもできる。上記実施の形態では、マイナスイオン発生回路4がコロナ放電方式であるとして説明したが、これに限られず、例えば電子放射方式とすることも可能である。このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもない。
1 携帯型マイナスイオン発生器、
2 筐体、 2a 放射孔、
3 電池、
4 マイナスイオン発生回路、
6 プラス電極、 6a 突出部、
7 放電電極、
28 ストラップ、
29 電源スイッチ、 291 操作レバー
本発明の携帯型マイナスイオン発生器は、筐体と、マイナスイオンを放射するため当該筐体の上面側に形成され放射孔と、当該筐体に内蔵された電池と、当該筐体に内蔵されマイナスイオン発生回路を構成する回路実装基板及び放電電極と、当該筐体の内側から外側に突出した低電位のプラス電極から構成され、前記放電電極が前記筐体の内側から前記放射孔に向けて配されているとともに、前記プラス電極が前記筐体の側面側に配されており、かつ、前記プラス電極が、携帯する使用者の身体やその衣服に接触し易い配置となっていることを特徴とする。
本発明は、前記マイナスイオン発生回路がコロナ放電方式であるとともに、電池からの供給電圧を一定とする定電圧回路が組み込まれており電源スイッチを入れたときに前記プラス電極と電池のプラス側とが電気接続されるとともに、前記筐体に内蔵されたLEDが点灯することを特徴とする。例えば、本発明は、前記電池の電圧が基準値以上の場合は、前記筐体に内蔵されたLEDが点灯し、前記電池の電圧が基準値を下回ると前記LEDが点滅し、前記電池の電圧が下限値を下回ると前記LEDが消灯する仕組みとなる。
本発明によれば、前記マイナスイオン発生回路がコロナ放電方式であるとともに、電池からの供給電圧を一定とする定電圧回路が組み込まれていることで、安定して大量のマイナスイオンを放射することが容易となり、そして電源スイッチを入れたときに前記プラス電極と電池のプラス側とが電気接続されることで、人体への影響を極力抑えた低電位でプラス帯電する構成となる。
本発明は、前記プラス電極が、金網製の凸部が前記筐体内から外側に向けて突出して形成されており、かつ、前記プラス電極と前記電池のプラス側とが高抵抗を介して接続されている構成とされ、前記プラス電極の電位が、+0.5〜+3.5Vに設定されていることを特徴とする。
本発明は、前記プラス電極が配されている前記筐体の側面側と反対側の側面側には、電源スイッチの操作レバーが配されており、この電源スイッチの操作レバーと前記プラス電極との間の位置に前記放射孔が形成されていることを特徴とする。
本発明は、前記放射孔が前記筐体の上面側に形成されているとともに電源スイッチの操作レバー並びに前記プラス電極が前記筐体の上方側に配されており、前記プラス電極と前記放射孔との間の位置には、首や手首に吊り下げて使用するストラップが取り付けられていることを特徴とする。

Claims (5)

  1. マイナスイオンを放射する放射孔が形成された筐体と、当該筐体に内蔵された電池と、当該筐体に内蔵されマイナスイオン発生回路を構成する回路実装基板及び放電電極と、当該筐体の外側に突出したプラス電極から構成され、前記プラス電極が、携帯する使用者の身体やその衣服に接触し易い配置となっていることを特徴とする携帯型マイナスイオン発生器。
  2. 前記マイナスイオン発生回路がコロナ放電方式であるとともに、電池からの供給電圧を一定とする定電圧回路が組み込まれており、少なくとも電源スイッチを入れたときに前記プラス電極と電池のプラス側とが電気接続されることを特徴とする請求項1記載の携帯型マイナスイオン発生器。
  3. 前記プラス電極が、金網を前記筐体内から外側に向けて突出させて形成されており、前記プラス電極の電位が、+0.5〜+3.5Vに設定されていることを特徴とする請求項1または2記載の携帯型マイナスイオン発生器。
  4. 前記放電電極が前記回路実装基板上に固定されて前記放射孔に向けて配置されているとともに、前記電源スイッチの操作レバーが前記筐体の外側に配されており、前記放射孔が前記プラス電極と前記電源スイッチの操作レバーとの間の位置に形成されていることを特徴とする請求項2または3記載の携帯型マイナスイオン発生器。
  5. 前記放射孔が前記筐体の上面側に形成されているとともに、前記電源スイッチの操作レバー並びに前記プラス電極が前記筐体の上方側に配されており、前記プラス電極と前記放射孔との間の位置には、首や手首に吊り下げて使用するストラップが取り付けられていることを特徴とする請求項2から4のいずれか一項記載の携帯型マイナスイオン発生器。
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