JP2013083126A - アスファルト混合物製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 バーナへ燃焼用空気として循環供給する排ガスへの外気導入量を極力抑えて、高温の排ガスを出来るだけ多く有効利用することで省エネを図るようにしたアスファルト混合物製造装置を提供する。
【解決手段】 排ガスの一部をバーナ5の燃焼用空気として循環供給する循環ダクト23に外気導入ダンパー25と、酸素濃度計26とを備え、検出する酸素濃度と予め設定した目標酸素濃度値31との差値量に基づいて外気導入ダンパー25の開度を制御する外気導入ダンパー開度制御器27を備え、バーナ5へ供給する燃焼用空気中の酸素濃度を調整する。そして、燃焼用空気中の酸素濃度を例えば18〜19%程度に調整し、バーナ燃焼量に必要な酸素量を含む燃焼用空気量をバーナ5へ供給しながらバーナ燃焼を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、道路舗装材であるアスファルト混合物の素材である新規骨材または廃材を加熱するドライヤを備えたアスファルト混合物製造装置に関する。
道路舗装材であるアスファルト混合物を製造するアスファルト混合物製造装置においては、ドライヤにて骨材を加熱乾燥させる際に多くの熱エネルギーを消費するため、省エネルギーの観点から従来様々な手段にて熱回収が図られている。例えば、特許文献1(特開2010−281115号公報)や特許文献2(特開2010−281116号公報)にて開示されているように、ドライヤの排ガス導出用の排気ダクトに循環ダクトを分岐させて備え、該循環ダクトの他端部をドライヤに備えたバーナの燃焼用空気供給ファンに連結し、排ガスの一部をバーナの燃焼用空気として循環供給させることにより熱回収を図っているものがある。
ところで、ドライヤから導出される排ガス中の酸素濃度は、ドラム端部等の隙間から流れ込む外気によって多少高められるものの、バーナの燃焼用空気として供給しても適正な燃焼は困難であり、上記特許文献1、2に記載の装置においては、循環ダクトに連結した脱気ダクトや外気供給弁より適宜量の外気(脱気)を導入させることにより排ガス中の酸素濃度を高めて、バーナの燃焼用空気として利用可能なように調整している。
特開2010−281115号公報 特開2010−281116号公報
しかしながら、ドライヤから導出される排ガス中の酸素濃度は必ずしも一定ではなく、例えばバーナの燃焼量等に応じて変動するため、上記従来装置においては、適正なバーナ燃焼を安定して維持できるように循環ダクト内の排ガスに対してある程度余分に外気を導入させて酸素濃度を十二分に高めることで対応せざるを得ない。一方、省エネの観点からすれば、常温である外気の導入量を極力抑えて、高温の排ガスを出来るだけ多く有効利用する方がより好ましいと考えられる。
本発明は上記の点に鑑み、バーナへ燃焼用空気として循環供給する排ガスへの外気導入量を極力抑えて、高温の排ガスを出来るだけ多く有効利用することで省エネを図るようにしたアスファルト混合物製造装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る請求項1記載のアスファルト混合物製造装置にあっては、回転自在に傾斜支持した円筒状のドラムの一端部に熱風供給用のバーナを、他端部に排ガス導出用の排気ダクトを連結し、該排気ダクトの途中には排ガスを吸引排気する排風機を備えたアスファルト混合物製造装置において、前記排気ダクトの途中より分岐させて排ガスの一部を燃焼用空気としてバーナの燃焼用空気供給ファンへ循環供給する循環ダクトと、該循環ダクト内への外気導入量を調整する外気導入ダンパーと、該外気導入ダンパーの下流側における循環ダクト内の酸素濃度を検出する酸素濃度計と、該酸素濃度計にて検出される循環ダクト内の酸素濃度と予め設定した目標酸素濃度値との差値量に基づいて前記外気導入ダンパーの開度を制御する外気導入ダンパー開度制御器とを備えてバーナへ供給する燃焼用空気中の酸素濃度を調整するように構成したことを特徴としている。
また、請求項2記載のアスファルト混合物製造装置にあっては、バーナへの燃料供給量と、バーナの燃焼用空気供給ファンの送風量とを調整してバーナ燃焼量を制御するバーナ燃焼制御器では、循環ダクト内の燃焼用空気中の酸素濃度に応じてバーナ燃焼に必要な酸素量を供給するように燃焼用空気供給ファンの送風量を補正制御する構成としたことを特徴としている。
また、請求項3記載のアスファルト混合物製造装置にあっては、ドラムのバーナ側内部の静圧を検出する静圧計と、該静圧計にて検出されるドラム内の静圧と予め設定した所定の負圧値との差値量に基づいて前記排気ダクトの排風機の排風量を制御する静圧制御器とを備えてドラムのバーナ側より所定量の外気をドラム内に吸引するように構成したことを特徴としている。
また、請求項4記載のアスファルト混合物製造装置にあっては、前記外気導入ダンパー開度制御器は、静圧計にて検出されるドラム内の静圧が予め設定したバーナ失火回避静圧値を超過してドラム内への外気吸引量が不足すると、外気導入ダンパーの開度を全開として酸素量の多い外気を燃焼用空気として導入するように制御してバーナの失火を回避する構成としたことを特徴としている。
また、請求項5記載のアスファルト混合物製造装置にあっては、バーナへの燃料供給量とバーナの燃焼用空気供給ファンの送風量とを調整してバーナ燃焼量を制御するバーナ燃焼制御器では、酸素濃度計にて検出される循環ダクト内の燃焼用空気中の酸素濃度にてバーナへ供給する酸素量がバーナ燃焼に必要な酸素量よりも常に上回るようにバーナ燃焼量を制御するクロスリミット燃焼制御を行うようにしてバーナの失火を回避する構成としたことを特徴としている。
本発明に係る請求項1記載のアスファルト混合物製造装置によれば、排ガスの一部を燃焼用空気としてバーナの燃焼用空気供給ファンへ循環供給する循環ダクトと、該循環ダクト内への外気導入量を調整する外気導入ダンパーと、該外気導入ダンパーの下流側における循環ダクト内の酸素濃度を検出する酸素濃度計と、該酸素濃度計にて検出される循環ダクト内の酸素濃度と予め設定した目標酸素濃度値との差値量に基づいて前記外気導入ダンパーの開度を制御する外気導入ダンパー開度制御器とを備えてバーナへ供給する燃焼用空気中の酸素濃度を調整するように構成したので、燃焼用空気中の酸素濃度を例えば18〜19%程度に調整し、バーナ燃焼量に必要な酸素量を含む燃焼用空気量を供給することで適正なバーナ燃焼を維持でき、排ガスが保有する熱エネルギーを有効に活用できると共に、酸素濃度の低い燃焼用空気を使用することによって、サーマルNOxの生成量を抑制でき低NOx化を期待することができる。
また、請求項2記載のアスファルト混合物製造装置によれば、バーナへの燃料供給量と、バーナの燃焼用空気供給ファンの送風量とを調整してバーナ燃焼量を制御するバーナ燃焼制御器では、循環ダクト内の燃焼用空気中の酸素濃度に応じてバーナ燃焼に必要な酸素量を供給するように燃焼用空気供給ファンの送風量を補正制御する構成としたので、燃焼用空気中の酸素濃度に応じて燃焼用空気供給ファンの送風量が決定され、酸素量の過不足のないバーナ燃焼が可能となる。
更に、請求項3記載のアスファルト混合物製造装置によれば、ドラムのバーナ側内部の静圧を検出する静圧計と、該静圧計にて検出されるドラム内の静圧と予め設定した所定の負圧値との差値量に基づいて前記排気ダクトの排風機の排風量を制御する静圧制御器とを備えてドラムのバーナ側より所定量の外気をドラム内に吸引するように構成したので、この侵入する外気がバーナ火炎の周りを通過することによってバーナ燃焼の二次空気として不足する酸素を補う役目を果たすと共に、排ガス中の残存酸素濃度を高める役目も果たし、例えば排ガス中の残存酸素濃度が10〜13%程度となれば、排ガスをバーナの燃焼用空気として循環使用できて好都合となる。
また、請求項4記載のアスファルト混合物製造装置によれば、前記外気導入ダンパー開度制御器は、静圧計にて検出されるドラム内の静圧が予め設定したバーナ失火回避静圧値を超過してドラム内への外気吸引量が不足すると、外気導入ダンパーの開度を全開として酸素量の多い外気を燃焼用空気として導入するように制御するので、例えば、バーナ燃焼量が急激に上昇したときに、静圧制御が急激に追従できずにドラム内の静圧が一時的に、例えばプラス圧になってドラム内への外気の侵入が不足すると、バーナの二次空気が遮断されると共にバーナ燃焼用空気として循環される排ガス中の残存酸素量も低下し、低酸素の燃焼用空気がバーナへ一時的に送られてバーナの失火へとつながる可能性があるが、ドラム内の静圧がバーナ失火回避静圧値を超過すれば瞬時に外気導入ダンパーの開度を全開とすることで酸素量の多い外気を燃焼用空気として一時的に導入させることができ、これによってバーナの失火を回避できる。
また、請求項5記載のアスファルト混合物製造装置によれば、バーナ燃焼制御器は、酸素濃度計にて検出される循環ダクト内の燃焼用空気中の酸素濃度にてバーナへ供給する酸素量がバーナ燃焼に必要な酸素量よりも常に上回るようにバーナ燃焼量を制御するクロスリミット燃焼制御を行うので、バーナへの燃料供給量と燃焼に必要な酸素量は互いに制限しながら段階的に増加することで酸素不足とはならず、バーナの失火を回避できる。
本発明に係るアスファルト混合物製造装置の一実施例を示す概略説明図である。 排ガス(燃焼用空気)中の酸素濃度に応じた理論空気比相当分の補正空気比と、該補正空気比を供給するのに必要な燃焼用空気供給ファンの風量倍率とを示した対応表である。
本発明に係るアスファルト混合物製造装置にあっては、排ガスの一部を燃焼用空気としてバーナの燃焼用空気供給ファンへ循環供給する循環ダクトと、該循環ダクト内への外気導入量を調整する外気導入ダンパーと、該外気導入ダンパーの下流側における循環ダクト内の酸素濃度を検出する酸素濃度計と、該酸素濃度計にて検出される循環ダクト内の酸素濃度と予め設定した目標酸素濃度値との差値量に基づいて前記外気導入ダンパーの開度を制御する外気導入ダンパー開度制御器とを備えている。前記目標酸素濃度値は、例えば、16〜20%程度、好ましくは18〜19%程度に設定し、バーナへ供給する燃焼用空気として適した酸素濃度に調整している。なお、目標酸素濃度値は、バーナの燃焼実験を行い、火炎形状の適正度等から適宜決定すると良い。
また、バーナへの燃料供給量とバーナの燃焼用空気供給ファンの送風量とを調整してバーナ燃焼量を制御するバーナ燃焼制御器を有し、該バーナ燃焼制御器では、循環ダクト内の燃焼用空気中の酸素濃度に応じてバーナ燃焼に必要な酸素量を供給するように燃焼用空気供給ファンの送風量を補正制御し、バーナ燃焼量に必要な酸素量を含む燃焼用空気量をバーナに送り込み、適正なバーナ燃焼を維持するするようにしている。
また、ドラムのバーナ側内部の静圧を検出する静圧計と、該静圧計にて検出されるドラム内の静圧と予め設定した所定の負圧値との差値量に基づいて前記排気ダクトの排風機の排風量を制御する静圧制御器とを備えている。前記静圧制御器に設定する負圧値は、例えば、−200〜−300Pa程度としてドラムとバーナとの隙間より所定量の外気をドラム内に吸引するようにしている。このドラム内に侵入する外気がバーナ火炎の周りを通過することによってバーナ燃焼の二次空気として不足する酸素を補う役目を果たすようにしていると共に、排ガス中の残存酸素濃度を高める役目も果たし、例えば排ガス中の残存酸素濃度を略10〜13%程度とし、この排ガス中に所定量の外気を導入することで酸素濃度を16%〜20%程度とし、バーナの燃焼用空気として利用できるようにしている。
そして、上記構成のアスファルト混合物製造装置にてアスファルト混合物を製造するときには、先ず、静圧制御器に所定の負圧値を設定すると共に、外気導入ダンパー開度制御器には適正なバーナ燃焼を維持するために必要な目標酸素濃度を設定する。そして、ドラム内に骨材を所定量ずつ供給しながらバーナを燃焼させてドラム内に熱風を供給して骨材を所定温度まで加熱する。このとき、ドラム下流の排気ダクトから流れる排ガスの一部を、バーナの燃焼用空気供給ファンによって吸引して燃焼用空気として循環ダクト側へと導き、酸素濃度計によって排ガス中の酸素濃度を検出する。検出された酸素濃度値は、外気導入ダンパー開度制御器に取り込まれ、予め設定した目標酸素濃度値と比較され、その差値量に基づいて外気導入ダンパーの開度調整が行われ、排ガス中に所定量の外気を導入し、例えば酸素濃度が18〜19%程度のバーナ燃焼に適した燃焼用空気とする。
そして、バーナ燃焼制御器では、燃焼用空気中の酸素濃度に応じて燃焼用空気供給ファンの送風量を補正制御し、バーナ燃焼量に必要な酸素量を含む燃焼用空気量をバーナに供給し、酸素量の過不足のない適正なバーナ燃焼を維持する。
また、ドラムのバーナ側内部に配設した静圧計によって静圧値を逐次検出し、検出した静圧値を静圧制御器に取り込み、予め設定した所定の負圧値と比較し、その差値量に基づいて排気ダクトの排風機の排風量を制御し、ドラムのバーナ側の静圧を、例えば、−200〜−300Pa程度とし、所定量の外気をドラム内に吸引する。
前記ドラム内に侵入した外気は、バーナ火炎の周りを通過することによってバーナ燃焼の二次空気として不足する酸素を補う役目も果たし、適正なバーナ燃焼を維持する。また、ドラム内への侵入外気は、ドラム内を通過して排ガスとして排出されるが、排ガス中の残存酸素濃度を高める役目も果たし、例えば、排ガス中の残存酸素濃度が10〜13%程度となれば、排ガスをバーナの燃焼用空気として循環使用することを可能とする。
また、ドラム内に供給する骨材量が急激に増加すれば、これに追従してバーナ燃焼量が急激に上昇し、ドラム内の静圧がプラス側に変動してドラム内への侵入外気量も低下することから排ガス中の酸素量が急激に低下することも起こり得る。このとき、循環ダクト内の酸素濃度を酸素濃度計にて検出して目標酸素濃度値となるように外気導入を行って濃度調整を行おうとするものの、濃度調整できない低酸素の燃焼空気がバーナへ一時的に送り込まれ、燃焼用空気の酸素量不足が生じてバーナの失火や不完全燃焼が起こり得る。
前記バーナ失火や不完全燃焼の防止対策として、外気導入ダンパー開度制御器には、バーナ失火回避静圧値を予め設定する。このバーナ失火回避静圧値としては、ドラム隙間から適当な外気の侵入がないとバーナ失火になることを考慮し、例えば大気圧またはプラス圧、好ましくは大気圧よりも僅かに低い静圧値に設定するなど、適宜決定する。そして、外気導入ダンパー開度制御器では、静圧計にて検出されるドラム内の静圧値が前記バーナ失火回避静圧値を上回ると、外気導入ダンパーの開度を瞬時に全開となるように制御する。これによって、酸素量の多い外気が一気に導入されてバーナ燃焼用空気として供給され、バーナ失火を回避できる。
また、バーナ失火や不完全燃焼の防止対策として、バーナ燃焼制御器では、酸素濃度計にて検出される循環ダクト内の燃焼用空気中の酸素濃度にてバーナへ供給する酸素量がバーナ燃焼に必要な酸素量よりも常に上回るようにバーナ燃焼量を制御するクロスリミット燃焼制御を行うようにしても良い。例えば、酸素濃度計にて検出される燃焼用空気中の酸素濃度が目標酸素濃度となるのを待ちながらバーナの燃焼量を段階的に増加させる制御を行うと、バーナへの燃料供給量と燃焼に必要な酸素量は互いに制限しながら段階的に増加することで酸素不足とはならず、バーナの失火や不完全燃焼が生じることを回避できる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図中の1は、本発明のアスファルト混合物製造装置の概略説明図であり、骨材加熱乾燥装置であるドライヤ2を主体に構成している。前記ドライヤ2は、内周部に多数の掻き上げ羽根(図示せず)を周設した円筒状のドラム3を機台(図示せず)上に回転自在に傾斜支持し、駆動用モータ(図示せず)にて所定速度で回転させるようにしており、ドラム3一端側のホットホッパ4に備えたバーナ5よりドラム3内に熱風を供給する一方、ドラム3他端側のコールドホッパ6に連結した排気ダクト7の下流に介在させた排風機8にて吸引することによりドラム3内を通過する高温ガス流を維持している。
前記ドライヤ2の近傍には各種粒径の骨材を貯蔵する骨材ホッパ(図示せず)を設置しており、該骨材ホッパから払い出される骨材をベルトコンベヤ9を介してドラム3内に供給し、骨材がドラム3内を転動流下する間に高温ガス流と接触させて所望温度まで加熱乾燥させ、ホットホッパ4下部の排出口より順次排出させる。また、前記排気ダクト7の下流には、排ガス中のダストを捕集するバグフィルタ等の集塵機10を備えていると共に、その下流端は風量調整ダンパー11と排風機8とを介して煙突12に連結しており、前記集塵機10にて清浄化した排ガスを煙突12から大気中に放出させるようにしている。
前記バーナ5には、燃料供給量と燃焼用空気供給量とを調節することによってバーナ燃焼量を制御するバーナ燃焼制御器13を備えており、ドライヤ2のホットホッパ4出口に備えた骨材温度計14にて検出される加熱骨材温度に基づいて、コントロールモータ15を介して燃料供給弁16の開度を調整すると共に、インバータ17を介してバーナ5の燃焼用空気供給ファン18の送風量を調整してバーナ燃焼量を制御している。なお、燃焼用空気供給ファン18の送風量の調整は、インバータ制御に代えて風量調整用ダンパーの開度制御によって行っても良い。
19はドラム3内のバーナ5側の静圧を制御する静圧制御器であって、ドライヤ2のホットホッパ4の隅部に備えた静圧計20にて検出されるドラム3内の静圧と、静圧制御器19に予め設定される所定の負圧値21との差値量に基づいて、排気ダクト7下流の排風機8の排風量をインバータ22または風量調整用ダンパー11によって調整し、ドラム3内の静圧を設定負圧値21に維持させるように制御する。前記静圧制御器19に設定する負圧値21としては、大気圧よりもある程度低い圧力値(例えば、−200〜−300Pa程度)に設定し、ドラム3のバーナ5側の隙間から所定量の外気をドラム3内に吸引する。この侵入する外気によってバーナ火炎の周りを通過させてバーナ燃焼の二次空気として不足する酸素を補うと共に、ドラム排ガス中の残存酸素濃度を、例えば10〜13%程度とし、排ガスをバーナの燃焼用空気として循環使用できるようにする。
23は排気ダクト7の集塵機10よりも下流側から分岐させて備えた循環ダクトであって、該循環ダクト23の他端部を前記ドライヤ2のバーナ5の燃焼用空気供給ファン18に連結していると共に、循環ダクト23の途中には風量調整ダンパー24と、循環ダクト23内への外気導入量を調整する外気導入ダンパー25と、該外気導入ダンパー25の下流側には循環ダクト23内を流下する排ガス中の酸素濃度を検出する酸素濃度計26とを備えている。
27は前記外気導入ダンパー25の開度を制御する外気導入ダンパー開度制御器であって、各種の検出値や制御信号を入出力する入出力部28と、制御用の各種設定値を登録する設定記憶部29と、これら各種の検出値や設定値等を基に各種制御を実行する制御部30とを主体に構成している。そして、前記設定記憶部29には、適正なバーナ燃焼を維持するために必要な酸素濃度である目標酸素濃度値31(例えば、18〜19%程度)を予め設定しておき、該目標酸素濃度値31と前記酸素濃度計26にて検出される循環ダクト23内の酸素濃度値との差値量に基づいて外気導入ダンパー25の開度をコントロールモータ32を介して調整し、バーナ5の燃焼用空気供給ファン18へ循環供給する排ガス中の酸素濃度を適正なバーナ燃焼を維持可能な程度に調整する。
また、前記バーナ燃焼制御器13は、燃焼用空気中の酸素濃度に応じて燃焼用空気供給ファン18の送風量を補正制御し、バーナ燃焼量に必要な酸素量を含む燃焼用空気量をバーナ5に供給し、酸素量の過不足のない適正なバーナ燃焼を維持するようにしている。燃焼用空気中の酸素濃度としては、外気導入ダンパー開度制御器27に設定された目標酸素濃度値、或いは酸素濃度計26にて検出して取り込んだ酸素濃度とし、この酸素濃度に応じて燃焼用空気供給ファン18の送風量を補正制御している。
図2は、排ガス中の酸素濃度(燃焼用空気中の酸素濃度)と、適正なバーナ燃焼を維持するのに必要な補正空気比と、該補正空気比をバーナ5へ供給する際に必要とされる燃焼用空気供給ファン18の風量倍率の対応表であり、風量倍率は、酸素濃度20.9%の燃焼用空気にて空気比1.20にてバーナ燃焼を行う場合の送風量を基準としている。バーナ燃焼制御器13には、前記の排ガス中の酸素濃度(燃焼用空気中の酸素濃度)と、その酸素濃度に応じた風量倍率または風量倍率から換算される必要燃焼空気量の関係が設定記憶されており、燃焼用空気中の酸素濃度に応じて燃焼用空気供給ファン18の送風量を補正制御し、バーナ燃焼量に必要な酸素量を過不足のないように供給する。
また、バーナ失火や不完全燃焼の防止対策として、前記設定記憶部29には、バーナ失火回避設定値33を予め設定している。バーナ失火回避設定値33は、ドラム3内への適当な侵入空気がないとバーナ失火が起こり得ることを考慮し、例えば大気圧またはプラス圧、好ましくは大気圧よりも僅かに低い静圧値に設定するなど、適宜決定する。そして、外気導入ダンパー開度制御器27では、静圧計20にて検出されるドラム3内の静圧値が前記バーナ失火回避静圧値33を上回ると、外気導入ダンパー25の開度を瞬時に全開にするように制御するようにし、多量の外気を一気に循環ダクト23内に導入させてバーナ失火を回避する。
そして、上記構成のアスファルト混合物製造装置1にてアスファルト混合物を製造するときには、先ず、静圧制御器19に所定の負圧値21を設定すると共に、外気導入ダンパー開度制御器27には目標酸素濃度値31、及びバーナ失火回避設定値33をそれぞれ設定して記憶させる。そして、バーナ5の燃焼を開始してドラム3内に熱風を供給する一方、ベルトコンベヤ9によって骨材をドラム3内に所定量ずつ供給し、ドラム3から排出される加熱骨材温度に応じてバーナ燃焼量を制御しながら骨材を所定温度に加熱乾燥処理する。
このとき、バーナ5の燃焼用空気供給ファン18によって、ドラム3下流の排気ダクト7から流れる排ガスの一部を吸引して循環ダクト23側へと導き、排ガス中の酸素濃度を酸素濃度計26によって逐次検出する。外気導入ダンパー開度制御器27は、前記検出した酸素濃度を取り込み、予め設定した目標酸素濃度値31と比較し、その差値量に基づいて外気導入ダンパー25の開度調整を行い、排ガス中に所定量の外気を導入し、酸素濃度、例えば18〜19%程度のバーナ燃焼に適した燃焼用空気とする。
そして、バーナ燃焼制御器13では、燃焼用空気中の酸素濃度に応じて燃焼用空気供給ファン18の送風量を補正制御し、バーナ燃焼量に必要な酸素量を含む燃焼用空気量をバーナ5に供給し、酸素量の過不足のない適正なバーナ燃焼を維持する。
また、静圧制御器19では、静圧計20によって検出されるドラム3内の静圧値を取り込み、検出され4る静圧値が設定負圧値、例えば、−200〜−300Pa程度となるように排風機の排風量を制御する。これによって、ドラム3のバーナ5側の隙間より外気を吸引し、この侵入した外気がバーナ火炎の周りを通過することによってバーナ燃焼の二次空気として不足する酸素を補う役目を果たすと共に、ドラム排ガス中の残存酸素濃度を高める役目も果たす。この侵入外気によって排ガス中の残存酸素濃度が10〜13%程度とすることによって、バーナの燃焼用空気として循環利用できるようになる。
一方、ドライヤ2の運転中に、例えば、ドラム3内への骨材供給量を増加変動させると、これに追従するように、バーナ燃焼量も急激に増加し、これに伴ってドラム3内の静圧が一時的にプラス側に変動してドラム3内への侵入空気も低下する。このとき、外気導入ダンパー開度制御器19では、静圧計20によって検出される静圧値がバーナ失火回避静圧値33を上回ると、コントロールモータ32を介して外気導入ダンパー25の開度を瞬時に全開とするように制御し、多量の外気を一気に循環ダクト23内に導入させてバーナ失火を回避する。そして、静圧値がバーナ失火回避静圧値33を下回ると、循環ダクト23内の燃焼用空気中の酸素濃度が目標酸素濃度値となるように、通常の外気導入ダンパー25の開度制御に戻る。
なお、上記実施例においては、静圧計20によって検出される静圧値がバーナ失火回避静圧値33を上回ると、外気導入ダンパー25の開度を瞬時に全開としてバーナ失火や不完全燃焼を回避するようにしたが、これに代えて、バーナ燃焼制御器13では、酸素濃度計26にて検出される燃焼用空気中の酸素濃度が目標酸素濃度値31となるのを待ちながらバーナ5の燃焼量を段階的に増加させるクロスリミット燃焼制御を行うこともできる。このクロスリミット燃焼制御によって、バーナ5への燃料供給量と燃焼に必要な酸素量は互いに制限しながら段階的に増加することで酸素不足とはならず、バーナの失火や不完全燃焼が生じることを回避できる。
なお、上記実施例において、目標酸素濃度値、設定負圧値、ドラム排ガス中の好ましい残存酸素濃度、及びバーナ失火回避静圧値の数値範囲を記載したが、何ら限定するものではなく、バーナ燃焼実験等を行い、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
1…アスファルト混合物製造装置 2…ドライヤ
3…ドラム 5…バーナ
7…排気ダクト 8…排風機
13…バーナ燃焼制御器 14…骨材温度計
16…燃料供給弁 18…燃焼用空気供給ファン
19…静圧制御器 20…静圧計
23…循環ダクト 25…外気導入ダンパー
26…酸素濃度計 27…外気導入ダンパー開度制御器

Claims (5)

  1. 回転自在に傾斜支持した円筒状のドラムの一端部に熱風供給用のバーナを、他端部に排ガス導出用の排気ダクトを連結し、該排気ダクトの途中には排ガスを吸引排気する排風機を備えたアスファルト混合物製造装置において、前記排気ダクトの途中より分岐させて排ガスの一部を燃焼用空気としてバーナの燃焼用空気供給ファンへ循環供給する循環ダクトと、該循環ダクト内への外気導入量を調整する外気導入ダンパーと、該外気導入ダンパーの下流側における循環ダクト内の酸素濃度を検出する酸素濃度計と、該酸素濃度計にて検出される循環ダクト内の酸素濃度と予め設定した目標酸素濃度値との差値量に基づいて前記外気導入ダンパーの開度を制御する外気導入ダンパー開度制御器とを備えてバーナへ供給する燃焼用空気中の酸素濃度を調整するように構成したことを特徴とするアスファルト混合物製造装置。
  2. バーナへの燃料供給量と、バーナの燃焼用空気供給ファンの送風量とを調整してバーナ燃焼量を制御するバーナ燃焼制御器では、循環ダクト内の燃焼用空気中の酸素濃度に応じてバーナ燃焼に必要な酸素量を供給するように燃焼用空気供給ファンの送風量を補正制御する構成としたことを特徴とする請求項1記載のアスファルト混合物製造装置。
  3. ドラムのバーナ側内部の静圧を検出する静圧計と、該静圧計にて検出されるドラム内の静圧と予め設定した所定の負圧値との差値量に基づいて前記排気ダクトの排風機の排風量を制御する静圧制御器とを備えてドラムのバーナ側より所定量の外気をドラム内に吸引するように構成したことを特徴とする請求項1または2記載のアスファルト混合物製造装置。
  4. 前記外気導入ダンパー開度制御器は、静圧計にて検出されるドラム内の静圧が予め設定したバーナ失火回避静圧値を超過してドラム内への外気吸引量が不足すると、外気導入ダンパーの開度を全開として酸素量の多い外気を燃焼用空気として導入するように制御してバーナの失火を回避する構成としたことを特徴とする請求項3記載のアスファルト混合物製造装置。
  5. バーナへの燃料供給量と、バーナの燃焼用空気供給ファンの送風量とを調整してバーナ燃焼量を制御するバーナ燃焼制御器では、酸素濃度計にて検出される循環ダクト内の燃焼用空気中の酸素濃度にてバーナへ供給する酸素量がバーナ燃焼に必要な酸素量よりも常に上回るようにバーナ燃焼量を制御するクロスリミット燃焼制御を行うようにしてバーナの失火を回避する構成としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のアスファルト混合物製造装置。
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