JP2013080000A - レンズユニット、及び撮像装置 - Google Patents

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竜太 佐々木
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【課題】光学性能が劣化することを抑えることができるレンズユニット、及び撮像装置を提供する。
【解決手段】少なくとも1つのレンズと、レンズを内周面に嵌合させて収容する円筒形状の鏡筒とを備えるレンズユニットであって、鏡筒はセラミックで構成され、該鏡筒における少なくともレンズが嵌合される部分が、レンズを構成する材料と同じ線膨張係数のセラミックで構成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、レンズユニット、及び撮像装置に関する。
現在、携帯電話に用いられるカメラや、バックモニタや前方監視に用いられる車載用カメラが普及している。
携帯電話や車載用カメラに用いられる撮像装置は、一般に、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary metal-Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの撮像素子と、撮像素子の受光面に結像するレンズユニットとを備える。
レンズユニットは、複数のレンズと、これらのレンズを収容する鏡筒とを備える。レンズユニットは、高温や低温の環境における温度ショックなど厳しい環境条件での性能安定性や耐久性が必要とされる。現在、温度変化の影響がほとんどない、セラミック製の鏡筒を備えたレンズユニットが提案されている。セラミック製の鏡筒を備えたレンズユニットとしては、例えば、特許文献1に示すものがある。
特許文献1には、複数のレンズと、これらレンズを収容する鏡筒とを備えたレンズユニットであって、鏡筒を多孔質セラミックで構成することが記載されている。
特開2010−85717号公報
ところで、セラミック製の鏡筒を備えたレンズユニットにおいて、レンズを構成する材料と、鏡筒を構成するセラミックとの線膨張係数が異なることに起因して、使用環境等の温度変化によりレンズと鏡筒の寸法変化量に差が生じやすい。そして、レンズにガタが生じることやレンズが鏡筒に圧迫されることによって、光学性能が劣化する虞がある
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、光学性能が劣化することを抑えることができるレンズユニット、及び撮像装置を提供することにある。
(1)少なくとも1つのレンズと、前記レンズを内周面に嵌合させて収容する円筒形状の鏡筒とを備えるレンズユニットであって、
前記鏡筒はセラミックで構成され、該鏡筒における少なくとも前記レンズが嵌合される部分が、前記レンズを構成する材料と同じ線膨張係数の前記セラミックで構成されているレンズユニット。
(2)(1)に記載のレンズユニットと、
前記レンズユニットの前記光学系を透過した光を受光する撮像素子と、を備える撮像装置。
本発明によれば、光学性能が劣化することを抑えることができるレンズユニット、及び撮像装置を提供できる。
本発明の撮像装置及びレンズユニットの構成を示す断面図である。 図1のレンズユニットの分解斜視図である。 図1のレンズユニットにおける、要部を示す部分断面図である。 図1のレンズユニットの変形例における、要部を示す部分断面図である。
図1は、撮像装置及びレンズユニットの構成を示している。図2は、図1のレンズユニットを分解した状態を示している。
撮像装置1は、レンズユニット10と、撮像モジュール100とを備えている。なお、図2では、撮像モジュール100は記載せずに省略している。
レンズユニット10は、複数のレンズを含む光学系と、光学系を収容する鏡筒50とを有している。光学系は、図示の例では、入射側(図中左側)から順に、第1レンズ11と、第2レンズ21と、第3レンズ31と、第4レンズ41とを備えている。
なお、光学系の構成は、図示の例に限定されず、例えばレンズの枚数は1〜3枚であってもよく、5枚以上であってもよい。
撮像モジュール100は、CMOSイメージセンサやCCDイメージセンサなどの撮像素子80を備えている。撮像素子80は、レンズユニット10の光学系の結像点に配置される。撮像モジュール100は、図示しないホルダに支持され、該ホルダがレンズユニット10に取り付けられる。
鏡筒50は、円筒形状の筒部52と、筒部52の軸方向の一方(光出射側)の端部に設けられた底部54とで構成されている。また、鏡筒50の筒部52の軸方向における底部54とは反対側(光入射側)の端部は開放されている。
鏡筒50は、セラミックにより構成されている。セラミックとしては、多孔質セラミックを用いても良い。多孔質セラミックとは、内部に無数の微細な穴を含むものである。多孔質セラミックは、その内部の穴によって、穴のないセラミックに比べて表面積が大きく、気体や液体分子を保持する性能を有している。
光学系は、その光軸を鏡筒50の筒部52の中心軸に一致させた状態で筒部52の内径面に嵌合させることにより、配置されている。光学系の光軸が通過する底部54の中央部には開口部51が設けられている。光学系を透過した光は、開口部51を通過し、撮像素子80に入射する。
第1レンズ11、第2レンズ21、第3レンズ31、第4レンズ41は、入射側からこの順の配置となるように、鏡筒50の底部54とは反対側の端部から鏡筒50の内部に配置される。
第1レンズ11は、表裏に光学面を有するレンズ部12と、レンズ部12の周囲に広がるコバ部13とで構成されている。
第2レンズ21もまた、同様に、表裏に光学面を有するレンズ部22と、レンズ部22の周囲に広がるコバ部23とで構成されている。
第3レンズ31もまた、同様に、表裏に光学面を有するレンズ部32と、レンズ部32の周囲に広がるコバ部33とで構成されている。
第4レンズ41もまた、同様に、表裏に光学面を有するレンズ部42と、レンズ部42の周囲に広がるコバ部43とで構成されている。
第1レンズ11、第2レンズ21、第3レンズ31、第4レンズ41はそれぞれ鏡筒50の内周面に嵌め込まれている。第1レンズ11、第2レンズ21、第3レンズ31、第4レンズ41の各コバ部13、23、33、43が鏡筒50の内周面に嵌合する。
第1レンズ11の直径は第2レンズ21の直径より長い。第2レンズ21の直径は第3レンズ31の直径とほぼ等しい。第3レンズ31の直径は、第4レンズ41の直径より長い。なお、以下の説明では、第1レンズ11、第2レンズ21、第3レンズ31、第4レンズ41を総称して、単にレンズともいう。
レンズの光軸方向において第1レンズ11と第2レンズ21と間に、環状のスペーサ14が設けられている。スペーサ14は、光軸方向における光入射側の端面が第1レンズ11のコバ部13と当接しており、反対側の端面が第2レンズ21のコバ部23と当接している。
レンズの光軸方向において第2レンズ21と第3レンズ31と間に、環状のスペーサ24が設けられている。スペーサ24は、光軸方向における光入射側の端面が第2レンズ21のコバ部23と当接しており、反対側の端面が第3レンズ31のコバ部33と当接している。
レンズの光軸方向において第3レンズ31と第4レンズ41と間に、環状のスペーサ34が設けられている。スペーサ34は、光軸方向における光入射側の端面が第3レンズ31のコバ部33と当接しており、反対側の端面が第4レンズ41のコバ部43と当接している。
レンズユニット10は、鏡筒50の光入射側の端部に、略円筒形状の押え環60が取り付けられている。押え環60は、鏡筒50に取り付けられることによって、第1レンズ11のコバ部13の表面に当接する。押え環60は、光入射側の面に開口部61が設けられている。レンズユニット10において、押え環60の開口部61を介して、光が第1レンズ11に入射する。
鏡筒50の筒部52の外周面には、締結部56が設けられている。レンズユニット10は、締結部56を介して、鏡筒50に押え環60が取り付けられる構造である。
レンズは、線膨張係数を鏡筒50を構成するセラミックと同等にしやすいという理由から、ガラス又は透光性セラミック材料で形成されていることが好適である。
次に、本発明の要部について説明する。
図3は、図1のレンズユニットにおける、要部を示す部分断面図である。
鏡筒50は、筒部52の外周側と内周側とで、異なる線膨張係数のセラミックを用いて形成されている。
具体的には、筒部52のうち外周側部分50Aは、内周側部分50Bと同じ材料のセラミックで構成されているが、それぞれのセラミックの線膨張係数が異なる。
筒部52の外周側部分50Aは、レンズユニットの使用環境等を考慮して、適宜セラミックの線膨張係数が選択される。
一方で、筒部52の内周側部分50Bにおいては、セラミックは第1レンズ11〜第4レンズ41の材料と同じ線膨張係数となるように形成されている。
このような鏡筒50を製造する方法としては、例えば以下の方法がある。
外周側部分50Aと内周側部分50Bとを、所謂、二色成形のように順次成形する方法によって鏡筒50を製造することができる。例えば、外周側部分50Aを成形した後、この外周側部分50Aと一体化するように内周側部分50Bを成形し、その後、焼成することで、鏡筒50を得ることができる。
ここで、図3では、外周側部分50Aと内周側部分50Bとの境界を破線で示しているが、境界の位置は特に限定されない。鏡筒50は、筒部52の外周側部分50Aを構成するセラミックと内周側部分50Bを構成するセラミックとがある程度混ざり合うように構成されていても良い。
また、鏡筒50は、筒部52の内周側部分50Bから外周側部分50Aにかけて線膨張係数が緩やかに変化するように構成されていても良い。または、外周側部分50Aと内周側部分50Bとの間に、両者と線膨張係数が異なるセラミックで構成された層が存在しても良い。
このレンズユニット10によれば、使用環境の温度変化によって第1レンズ11から第4レンズ41及び鏡筒50の間で寸法変化量に差が生じにくくなる。このため、レンズにガタが生じることやレンズが鏡筒に圧迫されることを抑え、光学性能が劣化することを抑えることができる。
図3に示すレンズユニットでは、鏡筒50の筒部52の内周側部分のセラミック全体をレンズの線膨張係数に合わせた構成としたが、この構成に限定されない。
図4は、図1のレンズユニットの変形例における、要部を示す部分断面図である。
鏡筒50は、筒部52全体が同じ材料のセラミックで構成され、内周側部分が筒部52の軸方向の位置に応じて、4つの部位50B1、50B2、50B3、50B4に分類され、各部位50B1、50B2、50B3、50B4はそれぞれセラミックの線膨張係数が異なる。各部位50B1、50B2、50B3、50B4はそれぞれ、筒部52の内周面の周方向に沿って全周にわたって形成されている。
筒部52の内周側部分において、部位50B1には、第1レンズ11のコバ部13の外周面とスペーサ14の外周面とが嵌合される。部位50B1を構成するセラミックは、第1レンズ11を構成する材料の線膨張係数と同じである。
部位50B2には、第2レンズ21のコバ部23の外周面とスペーサ24の外周面とが嵌合される。部位50B2を構成するセラミックは、第2レンズ21を構成する材料の線膨張係数と同じである。
部位50B3には、第3レンズ31のコバ部33の外周面とスペーサ34の外周面とが嵌合される。部位50B3を構成するセラミックは、第3レンズ31を構成する材料の線膨張係数と同じである。
部位50B4には、第4レンズ41のコバ部43の外周面とスペーサ44の外周面とが嵌合される。部位50B4を構成するセラミックは、第4レンズ41を構成する材料の線膨張係数と同じである。
このレンズユニット10によれば、使用環境の温度変化によって第1レンズ11から第4レンズ41及び鏡筒50の寸法変化量に差が生じにくくなる。このため、レンズにガタが生じることやレンズが鏡筒に圧迫されることを抑え、光学性能が劣化することを抑えることができる。
また、図4のレンズユニット10によれば、各レンズの寸法や材質の相違によって線膨張係数が異なっている場合でも、レンズごとに、レンズと該レンズが嵌め込まれる部分のセラミックとを同じ線膨張係数とすることができる。
図4のレンズユニット10において、筒部52の、第1レンズ11のコバ部13の外周面が嵌合される部分を部位50B1とし、この部位50B1が、第1レンズ11を構成する材料の線膨張係数と同じ線膨張係数のセラミックで構成されていても良い。同様に、部位50B2、50B3、50B4はそれぞれ、第2レンズ21、第3レンズ31、第4レンズ41が嵌合される部分のみに設けられ、各レンズの線膨張係数と同じ線膨張係数のセラミックで構成されていても良い。
図4のレンズユニット10において、鏡筒50における少なくともレンズが嵌合される部分が、レンズを構成する材料と同じ線膨張係数のセラミックで構成されていれば良い。
本明細書は次の事項を開示する。
(1)少なくとも1つのレンズと、前記レンズを内周面に嵌合させて収容する円筒形状の鏡筒とを備えるレンズユニットであって、
前記鏡筒はセラミックで構成され、該鏡筒における少なくとも前記レンズが嵌合される部分が、前記レンズを構成する材料と同じ線膨張係数の前記セラミックで構成されているレンズユニット。
(2)(1)に記載のレンズユニットであって、
前記レンズを構成する材料がガラス又は透光性セラミックであるレンズユニット。
(3)(1)又は(2)に記載のレンズユニットと、
前記レンズユニットの前記レンズを透過した光を受光する撮像素子と、を備える撮像装置。
1 撮像装置
10 レンズユニット
11 第1レンズ
21 第2レンズ
31 第3レンズ
41 第4レンズ
50 鏡筒
60 押え環
80 撮像素子

Claims (3)

  1. 少なくとも1つのレンズと、前記レンズを内周面に嵌合させて収容する円筒形状の鏡筒とを備えるレンズユニットであって、
    前記鏡筒はセラミックで構成され、該鏡筒における少なくとも前記レンズが嵌合される部分が、前記レンズを構成する材料と同じ線膨張係数の前記セラミックで構成されているレンズユニット。
  2. 請求項1に記載のレンズユニットであって、
    前記レンズを構成する材料がガラス又は透光性セラミックであるレンズユニット。
  3. 請求項1又は2に記載のレンズユニットと、
    前記レンズユニットの前記レンズを透過した光を受光する撮像素子と、を備える撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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