JP2013079983A - 検査容器、検査装置、並びに検査方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】マイクロチューブ1は、円筒管を3つに区画して、検体貯留部12、試薬セル13、試薬セル14を形成したものである。検体貯留部12と試薬セル13は血漿分離フィルタ15で区画され、試薬セル13,14は空気層17などの試薬分離構造部で区画される。試薬セル13,14には試薬R1,R2が予め封入される。検体貯留部12に血液を入れると、血漿成分が分離されて試薬セル13に移送され、試薬R1と反応する。反応後、空気層17を破壊して試薬R2と反応させる。試薬R1,R2による前処理後の反応物は、マイクロチューブ1ごと測定装置2にセットされ、吸光度測定を行う。マイクロチューブ1内に攪拌チップなどを封入しておいてもよい。
【選択図】図1
Description
検体を貯留する検体貯留部と、
第1試薬が封入されている第1試薬貯留部と、
第2試薬が封入されている第2試薬貯留部と、
前記検体貯留部および前記第1試薬貯留部の間に配置された検体分離構造部と、
前記第1試薬貯留部および前記第2試薬貯留部の間に配置された試薬分離構造部とを有し、
前記検体貯留部は前記検体を当該検体貯留部に導入するための検体導入部を備え、
前記検体分離構造部は、前記検体に含まれる所定の目的成分のみを分離して前記第1試薬貯留部内に移送できる構成であり、
前記試薬分離構造部は、前記検査容器外から所定の外力あるいは外部操作を加えることにより、前記第1試薬貯留部と前記第2試薬貯留部を区画している状態から、前記第1試薬貯留部の内容物と前記第2試薬貯留部の内容物とを混合可能な状態に変化することを特徴とする。
検体貯留部、第1試薬貯留部、および第2試薬貯留部が互いに区画されて1列に配置されており、前記第1試薬貯留部には第1試薬が予め封入され、前記第2試薬貯留部には第2試薬が予め封入されている検査容器を用いた検査方法であって、
前記検体貯留部内に検体を取り込む検体取り込み工程と、
前記検体貯留部と前記第1試薬貯留部とを区画する検体分離構造部により、前記検体貯留部内に取り込まれた検体に含まれる所定の目的成分のみを前記第1試薬貯留部内に移送する検体移送工程と、
前記第1試薬貯留部内において、前記目的成分を前記第1試薬と混合させて反応させる第1反応工程と、
前記第1試薬貯留部と前記第2試薬貯留部を区画している試薬分離構造部に所定の外力あるいは外部操作を加えることにより、前記第1試薬と前記目的成分との反応物を前記第2試薬と混合させて反応させる第2反応工程と、を行うことを特徴とする。
図1(a)は本実施形態に係る検査装置の概略構成を示す説明図、図1(b)はマイクロチューブの断面図、図2は本実施形態に係る検査方法のフローチャート、図3は測定装置のブロック図である。
図1(b)に示すように、マイクロチューブ1は、外径3mm×長さ50mm程度の大きさの細長い小型の容器本体11(管状体)を備える。マイクロチューブ1は、一端側を閉鎖した直線状の円筒管である容器本体11の内部をその長さ方向に3つに区画して、その開放端側の端部の区画を血液などの検体を入れるための検体貯留部12とし、その隣の区画を試薬R1(第1試薬)を入れるための試薬セル13(第1試薬貯留部)とし、閉鎖側の端部の区画を試薬R2(第2試薬)を入れるための試薬セル14(第2試薬貯留部)としている。なお、マイクロチューブ1の形状および寸法は、中に入れる検体や試薬の容量などに応じて、適宜変更可能である。
以上のような構成のマイクロチューブ1を用いて、図2に示すフローチャートのS1〜S4の各工程を行うことにより、本実施形態の検査方法における検体(血液)の前処理を行うことができる。
まず、診療現場において患者から血液を採取し、その場で、採取した血液をマイクロチューブ1の検体導入口16から検体貯留部12内に入れる。本実施形態では、血液が内部に保持された採血管を検体導入口16に挿入して、採血管内から必要量の血液を検体貯留部12内に移す。
(1)において検体貯留部12内に導入された血液は、血漿分離フィルタ15側に流れて血漿分離フィルタ15の表面に接触し、血漿成分のみが試薬セル13側に移送される。移送された血漿成分は、試薬セル13内に流入して試薬R1と混合される。ここで、血液と血漿分離フィルタ15を接触させただけでは血漿成分が試薬セル13側にスムーズに移送されない場合には、図1(b)に示すように測定装置2にマイクロチューブ1をセットし、矢印X方向にマイクロチューブ1を回転させて遠心力などを発生させる。これにより、血漿成分を試薬セル13側に移送できる。
試薬セル13内に流入した血漿成分は、試薬R1と混合され、反応する。ここで、血漿成分と試薬R1を十分に混合させて十分に反応させるために、マイクロチューブ1を所定の方向に向かって回転あるいは加減速させたり、振動を与えたり、外部から衝撃を与えたり、あるいは、超音波振動子を作動させて超音波により加振するとよい。なお、このような外力や外部操作による運動や加振、あるいは衝撃などは、この工程では、血漿成分と試薬R1を攪拌して混合させることが可能な程度の強さで与えればよく、試薬セル13,14の間を仕切る空気層17を破壊しない程度の強さとする。血漿成分と試薬R1の混合後、所定の反応時間の経過により、試薬セル13内において血漿成分と試薬R1が十分に反応する。
血漿成分と試薬R1が十分に反応したら、続いて、空気層17を破壊して試薬セル13,14を連通させる。空気層17を破壊するためには、例えば、マイクロチューブ1を十分に早く高速回転させて大きな遠心力を発生させたり、空気層17に強い衝撃を与えたり、空気層17の部位に集中的に超音波を照射することが考えられる。このような外力や外部操作に基づいて空気層17が破壊されると、試薬セル13,14が連通され、試薬セル13,14内の内容物が混合される。そして、第1反応工程時と同様に、空気層17の破壊後に更にマイクロチューブ1に振動などを加えることにより、血漿成分と試薬R1との反応物(以下、一次反応物という)と試薬R2を攪拌して十分に混合させる。そして、所定の反応時間の経過により、一次反応物と試薬R2を十分に反応させる。これにより、二次反応物が生成される。以上により、検体(血液)の前処理が完了する。
次に、以上説明したマイクロチューブ1をセットして回転させたり、加振したり、あるいは吸光度測定などを行うための測定装置2について説明する。測定装置2は、縦約100mm×横約150mm×厚さ約50mm程度の携帯可能な大きさに形成されている。図1(a)に示すように、測定装置2の外殻部材であるケース21の上面には、マイクロチューブ1を保持可能な可動部材22と、各種データを表示するための小型液晶モニタなどの表示部23と、この測定装置2に対する各種操作を行うためのボタンやテンキーなどの操作部24などが設けられている。
以上のような構成のマイクロチューブ1および測定装置2を用いて行われる、本実施形態の検査方法における吸光度測定について説明する。この測定は、図2に示すS5の工程を実施することにより行われる。この工程は、患者の採血が行われた診療現場において、検体(血液)の前処理工程(S1〜S4)に引き続いて行われる。
本工程では、前処理後の二次反応物が封入された状態のマイクロチューブ1を、測定孔26bにセットする。そして、操作部24を操作して分光光度計26aを作動させ、光源ユニットから特定波長の検査光をマイクロチューブ1に照射する。測定部26の分光光度計26aは、受光ユニットにより透過光を検出して、その強度および波長成分のデータを制御部27に出力する。制御部27は、測定部26からのデータに基づいて検体に含まれる成分の濃度などを算出し、測定結果を表示部23に表示する。このようにして、吸光度測定工程が完了し、検査が完了する。
以上のように、本実施形態では、小型のマイクロチューブ1に2種類の試薬R1,R2を分離した状態で封入しておくことができる。また、このマイクロチューブ1は、患者から採取した血液などの検体を少量だけ入れることにより、マイクロチューブ1内において血液中から血漿成分などを分離し、更に、分離した血漿成分と試薬R1,R2を順次反応させる前処理を行うことができる。つまり、血液検査のための前処理を、患者から採血したその現場で、迅速かつ容易に行うことができる。また、試薬が最初からマイクロチューブ1にセットされているので、取り扱いが容易である。
図4(a)は第2実施形態の検査装置A1の概略構成を示す説明図、図4(b)は第2実施形態のマイクロチューブ3の断面図である。以下、本実施形態について、第1実施形態とは異なる点のみ説明する。本実施形態のマイクロチューブ3は、試薬セル31と試薬セル32との間に、所定の容積の反応層33を設けたものである。反応層33における試薬セル31,32側の面には、それぞれ、PTFE膜(ポリテトラフルオロエチレン膜)などの試薬R1,R2を透過しない膜体からなる仕切り層34,35が設けられている。これにより、使用前の状態では、試薬R1,R2が反応層33内に侵入しない。また、反応層33内の圧力は、試薬セル31,32内の圧力よりも低くなるように予め減圧されている。なお、反応層33内を真空にしておいてもよい。
図5(a)は第3実施形態の検査装置A2の概略構成を示す説明図、図5(b)は第3実施形態のマイクロチューブ5の断面図である。以下、本実施形態について、第1、第2実施形態とは異なる点のみ説明する。本実施形態のマイクロチューブ5は、試薬セル51と試薬セル52との間に、反応層53が設けられている。反応層53は、上記第2実施形態における反応層33と同様に、試薬セル51,52との間を膜体54,55によって仕切ったものであるが、その内部には、攪拌チップなどは封入されていない。また、マイクロチューブ5の検体導入口56には、上記第2実施形態におけるピストン38と同様のピストン57が取り付けられている。
図6は第4実施形態のマイクロチューブ7の断面図である。本実施形態のマイクロチューブ7は、容器本体71よりも一回り小さく、両端が閉鎖されているガラス管などの管容器72(試薬容器/試薬分離構造部)に試薬R2が封入され、試薬R1の中に浮かんでいる。本実施形態では、血漿成分などを試薬R1と混合させた後、管容器72の内外を仕切る仕切り層73を破壊することにより、試薬R2をさらに混合させる。仕切り層73の破壊は、第2実施形態における攪拌チップや第3実施形態におけるピストンのような破壊部材により行うことができる。なお、本実施形態において、ガラス管などの管容器72の代わりに、PTFE膜などの膜体で形成した袋状の試薬容器に試薬R2を封入して、試薬R1の中に浮かべても良い。
上記各実施形態は、以下のように改変することができる。
(1)試薬R1,R2が封入されている試薬セル、あるいは、反応槽を設けた場合には反応層内に、図7(a)〜(c)に示すような攪拌部材を封入しておいてもよい。図7(a)に示す攪拌部材は、直径が容器本体11の内径よりも小さい球体状のビーズ81である。このようなビーズ81を封入しておけば、容器本体11を振ったり振動させるだけで、ビーズ81を試薬などの液体中で動かすことができ、攪拌することができる。また、図8(b)に示す攪拌部材は、円盤状のオリフィス82である。このオリフィス82には貫通孔82aが多数形成されている。容器本体11を振ったり振動させると、オリフィス82が容器本体11内を摺動し、貫通孔82aを試薬などの液体が通過する。このときオリフィス82の表裏面の近傍で渦が発生するので、試薬などを混合できる。また、図8(c)に示す攪拌部材は、一端が容器本体11内に固定されたつるまきばね83である。容器本体11を振ったり振動させると、つるまきばね83が慣性力で伸縮し、試薬中を動いて攪拌する。なお、つるまきばね83以外にも、慣性力で伸縮可能な弾性部材であれば、攪拌部材として使用できる。また、これらの攪拌部材の全体あるいは一部分を磁性体で作れば、第2実施形態における攪拌チップ36と同様に、外部で磁界を発生させて攪拌部材を容器本体11内で動かし、攪拌することができる。
Claims (19)
- 検体を貯留する検体貯留部と、
第1試薬が封入されている第1試薬貯留部と、
第2試薬が封入されている第2試薬貯留部と、
前記検体貯留部および前記第1試薬貯留部の間に配置された検体分離構造部と、
前記第1試薬貯留部および前記第2試薬貯留部の間に配置された試薬分離構造部とを有し、
前記検体貯留部は前記検体を当該検体貯留部に導入するための検体導入部を備え、
前記検体分離構造部は、前記検体に含まれる所定の目的成分のみを分離して前記第1試薬貯留部内に移送できる構成であり、
前記試薬分離構造部は、前記検査容器外から所定の外力あるいは外部操作を加えることにより、前記第1試薬貯留部と前記第2試薬貯留部を仕切っている状態から、前記第1試薬貯留部の内容物と前記第2試薬貯留部の内容物とを混合可能な状態に変化することを特徴とする検査容器。 - 請求項1に記載の検査容器において、
管状の容器本体を有し、
当該容器本体の内部には、その長さ方向の一端から他端に向けて、前記検体貯留部、前記検体分離構造部、前記第1試薬貯留部、前記試薬分離構造部、および前記第2試薬貯留部がこの順序に配置されており、
前記容器本体の前記一端に前記検体導入部が形成されていることを特徴とする検査容器。 - 請求項2に記載の検査容器において、
前記試薬分離構造部は、前記第1試薬貯留部と前記第2試薬貯留部を仕切っている仕切り層を備え、
当該仕切り層は、空気層、または、前記第1試薬および前記第2試薬が透過しない材質の膜体あるいは栓体であることを特徴とする検査容器。 - 請求項1に記載の検査容器において、
管状の容器本体と、
管状あるいは袋状の試薬容器とを有し、
前記容器本体の内部には、その長さ方向の一端から他端に向けて、前記検体貯留部、前記検体分離構造部、および前記第1試薬貯留部がこの順序に配置されており、
前記第1試薬貯留部の前記他端側の部位に前記試薬容器が内蔵されており、
当該試薬容器が前記試薬分離構造部であり、当該試薬容器の内部が前記第2試薬を貯留する前記第2試薬貯留部であることを特徴とする検査容器。 - 請求項4に記載の検査容器において、
前記試薬容器は、前記第1試薬貯留部と前記第2試薬貯留部を仕切っている仕切り層を備え、
当該仕切り層は、前記第1試薬および前記第2試薬が透過しない材質で形成されていることを特徴とする検査容器。 - 請求項3ないし5のいずれかの項に記載の検査容器において、
前記試薬分離構造部は、所定の外力あるいは外部操作を加えることにより作動して前記仕切り層の少なくとも一部を破壊する破壊部材を有していることを特徴とする検査容器。 - 請求項6に記載の検査容器において、
前記破壊部材は、前記第1試薬貯留部または前記第2試薬貯留部にその一部が前記検査容器外から挿入されているピストンであり、当該ピストンが前記仕切り層側に圧入されることにより、前記仕切り層が突き破られることを特徴とする検査容器。 - 請求項1ないし7のいずれかの項に記載の検査容器において、
前記試薬分離構造部は、前記第1試薬貯留部と前記第2試薬貯留部の間に挟まれた反応層を有し、当該反応層内の圧力は、前記第1試薬貯留部内の圧力および前記第2試薬貯留部内の圧力よりも小さいことを特徴とする検査容器。 - 請求項1ないし8のいずれかの項に記載の検査容器において、
前記検査容器内における前記第1試薬貯留部の内容物と前記第2試薬貯留部の内容物との混合領域に、所定の外力あるいは外部操作を加えることにより作動する攪拌部材が配置されていることを特徴とする検査容器。 - 請求項9に記載の検査容器において、
前記攪拌部材は、前記検査容器全体が移動したことによる慣性力に基づいて、あるいは、前記検査容器外に配置された磁界発生機構により発生した磁界に基づいて作動することを特徴とする検査容器。 - 請求項9に記載の検査容器において、
前記攪拌部材は、前記検査容器内に前記検査容器外から挿入されているピストン、または、前記検査容器内に予め封入されている球体、オリフィス、およびばね部材のいずれかであることを特徴とする検査容器。 - 請求項9ないし11のいずれかの項に記載の検査容器において、
前記攪拌部材が、前記仕切り層の少なくとも一部を突き破るための突起部を有することを特徴とする検査容器。 - 請求項1ないし12のいずれかの項に記載の検査容器において、
前記検査容器は、前記目的成分と前記第1試薬および前記第2試薬との反応物が貯留される貯留領域に、前記検査容器の外部から吸光度測定のための検査光を照射できる構成であり、且つ、前記貯留領域において吸光度測定に必要な光路長を確保できるように構成されていることを特徴とする検査容器。 - 請求項1ないし13のいずれかの項に記載の検査容器において、
前記検査容器内における前記目的成分と前記第1試薬および前記第2試薬との反応物が貯留される貯留領域に、前記検査容器外に接続するための電極が設けられていることを特徴とする検査容器。 - 請求項1ないし14のいずれかの項に記載の検査容器において、
前記検体導入部は、前記検体貯留部内外を連通する孔部であり、
当該孔部は、前記検体を毛細管現象により直接吸い込み可能な毛細管形状、前記検体が保持された検体保持具を前記検体貯留部内に挿入可能な形状、前記検体を採取するための検体採取具を取付可能な形状、のいずれかであることを特徴とする検査容器。 - 請求項1ないし15のいずれかの項に記載の検査容器と、
前記検体に含まれる前記目的成分と前記第1試薬および前記第2試薬との反応物に対して、前記検査容器に封入したままの状態で生化学検査に関する所定の測定を行うことが可能な測定装置と、を備えたことを特徴とする検査装置。 - 請求項16に記載の検査装置において、
前記測定装置は、前記検査容器の回転、加速、減速、振動、あるいは、前記検査容器外に配置された磁界発生機構または超音波振動子の作動、の少なくともいずれかを行う可動部と、
前記検査容器に検査光を照射して当該検査光に対する応答出力を検知する吸光度測定手段、前記検査容器に測定用電流を印加して前記測定用電流に対する応答出力を検知する電気特性測定手段、の少なくとも一方を備えた測定部と、
前記応答出力に基づいて算出された測定値が表示される表示部と、
前記可動部、前記測定部、前記表示部の少なくともいずれかに対する操作を行うための操作部と、を備えることを特徴とする検査装置。 - 検体貯留部、第1試薬貯留部、および第2試薬貯留部が互いに区画されて1列に配置されており、前記第1試薬貯留部には第1試薬が予め封入され、前記第2試薬貯留部には第2試薬が予め封入されている検査容器を用いた検査方法であって、
前記検体貯留部内に検体を取り込む検体取り込み工程と、
前記検体貯留部と前記第1試薬貯留部とを区画する検体分離構造部により、前記検体貯留部内に取り込まれた検体に含まれる所定の目的成分のみを前記第1試薬貯留部内に移送する検体移送工程と、
前記第1試薬貯留部内において、前記目的成分を前記第1試薬と混合させて反応させる第1反応工程と、
前記第1試薬貯留部と前記第2試薬貯留部を区画している試薬分離構造部に所定の外力あるいは外部操作を加えることにより、前記第1試薬と前記目的成分との反応物を前記第2試薬と混合させて反応させる第2反応工程と、を行うことを特徴とする検査方法。 - 請求項18に記載の検査方法において、
前記第2反応工程における反応物を、前記検査容器に封入したままの状態で測定装置にセットして、生化学検査に関する所定の測定を行うことを特徴とする検査方法。
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