JP2013079780A - 静電霧化装置及び空気調節装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力を小さくして帯電微粒子水を容易に発生させる静電霧化装置を提供する。
【解決手段】針状の放電電極11と放電電極11を冷却する冷却部13とを備え、冷却部13の冷却により結露した前記放電電極11に高電圧を印加し、放電電極11の先端部11aから放電して結露した水を霧化させる静電霧化装置10において、放電電極11の先端部11aを除く周面を覆う断熱部25を設けた。
【選択図】図3

Description

本発明は、結露させた放電電極の放電により帯電微粒子水を発生する静電霧化装置及び空気調節装置に関する。
特許文献1には静電霧化装置を備えた従来の空気清浄機が開示されている。この空気清浄機は筐体に吸込口及び吹出口を開口し、筐体内に吸込口と吹出口とを連通させる送風ダクトが設けられる。送風ダクト内には送風機が配される。送風機の上流側には塵埃を捕集する集塵フィルタが配され、送風機の下流側には静電霧化装置が配される。
静電霧化装置は放電電極、対向電極及びペルチェ素子(冷却部)を備えている。放電電極は平板状の平板部と平板部に立設される円柱部とを有している。対向電極は円柱部の先端に対向した円筒状に形成される。ペルチェ素子は放電電極の平板部に接して配される。
ペルチェ素子に通電すると放電電極が冷却されるため、放電電極の表面に結露による水が生成される。次に、放電電極を負極として対向電極を正極とし、放電電極と対向電極との間に高電圧が印加される。これにより、放電電極にマイナスの電荷が集中し、水と対向電極との間にクーロン力が働いて表面張力を超えて水の分裂及び飛散が繰り返される。その結果、マイナス電荷に帯電した霧状の帯電微粒子水が生成される。
上記構成の空気清浄機において、送風機の駆動によって吸込口から送風ダクト内には室内の空気が取り込まれ、空気に含まれる塵埃が集塵フィルタにより捕集される。塵埃を除去された空気には静電霧化装置により発生した帯電微粒子水が含まれ、吹出口から送出される。帯電微粒子水を含む空気によって室内の殺菌等を行うことができる。
特開2011−33293号公報 特開2009−45551号公報
しかしながら、上記従来の静電霧化装置によると、冬場等の湿度が低い状態ではペルチェ素子が結露し難くなる。このため、十分な量の帯電微粒子水を発生させるためにペルチェ素子をより低温にすると、静電霧化装置の消費電力が大きくなるという問題がある。
本発明は、低湿度環境において低消費電力で帯電微粒子水を発生させることができる静電霧化装置及び空気調節装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の静電霧化装置は、針状の放電電極と前記放電電極を冷却する冷却部とを備え、前記冷却部の冷却により結露した前記放電電極に高電圧を印加し、前記放電電極の先端部から放電して結露した水を霧化させて帯電微粒子水を発生させる静電霧化装置において、前記放電電極の先端部を除く周面を覆う断熱部を設けたことを特徴とする。
この構成によると、放電電極は断熱材によって吸熱を抑制され、冷却部の冷却によって結露が発生する。結露した放電電極は高電圧の印加によって先端部から放電し、結露が霧化して帯電微粒子水が発生する。
また本発明は、上記構成の静電霧化装置において、前記放電電極の底部に平板状の平板部を設けるとともに、前記断熱部が前記平板部上に延設される延設部を有し、前記平板部と前記延設部とを一体に挟持したことを特徴とする。
また本発明は、上記構成の静電霧化装置において、前記断熱部が可撓性の材料からなることを特徴とする。
また本発明の空気調節装置は、前記静電霧化装置を備えたことを特徴とする。
本発明によると、放電電極の先端部を除く周面を覆う断熱部を設けたため、放電電極は断熱部によって吸熱を抑制され、低湿度環境において低消費電力で帯電微粒子水を発生させることができる。
本発明の第1実施形態の空気清浄機を示す側面断面図 本発明の第1実施形態の空気清浄機のイオン送出装置を示す正面断面図 本発明の第1実施形態の静電霧化装置を示す側面断面図 本発明の第2実施形態の静電霧化装置を示す側面断面図
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態の空気清浄機(空気調節装置)の側面断面図を示している。空気清浄機20は筐体21内にイオン送出装置1が配される。図2はイオン送出装置1の正面断面図を示し、図1は図2のA−A断面図になっている。
筐体21は背面に吸込口2が開口し、上面に吹出口3が開口する。筐体21内に配されるイオン送出装置1は送風ダクト4、送風機5及び静電霧化装置10を備えている。送風ダクト4は樹脂成形品により形成され、吸込口2と吹出口3とを連通させる。
送風機5はモータ5aにより駆動されるシロッコファンにより形成され、吸気側を吸込口2に面して配置される。送風ダクト4は送風機5の上流側に吸気路4aが形成され、下流側に排気路4bが形成される。
また、送風ダクト4内には吸込口2に面して塵埃を捕集するフィルタ22が配されている。
図3は静電霧化装置10の側面断面図を示している。静電霧化装置10はカップ状のハウジング41の下面の開口面が放熱フィン14により塞がれ、ハウジング41内に放電電極11及びペルチェ素子13が配される。また、ハウジング41の上面中央部は開口し、開口面には環状の対向電極12が取り付けられる。
ハウジング41はPBT樹脂、ポリカーボネート樹脂、PPS樹脂、液晶ポリマー等の絶縁材料を用いて形成される。
放電電極11は平板状の平板部11c上に針状の針状部11bが立設される。針状部11bの上部には径方向に突出する段差部11dが設けられる。段差部11dの上方に形成される先端部11aの周囲に対向電極12が配される。詳細を後述するように、放電電極11と対向電極12との間に高電圧を印加すると、先端部11aからコロナ放電する。
針状部11bは先端部11aを除く周面を断熱部25により覆われる。断熱部25は筒状のシリコンゴム、発泡ゴム、発泡プラスチック断熱材などの可撓性の材料により形成され、段差部11dと平板部11cとの間に配される。
段差部11dによって断熱部25を容易に抜け止めすることができる。また、断熱部25を可撓性の材料により形成すると、断熱部25の弾性によって断熱部25と放電電極11とを容易に密着させることができる。さらに、断熱部25と放電電極11との間の摩擦力によって断熱部25を容易に抜け止めすることができる。
ペルチェ素子13(冷却部)は平板部11cの下面に接して配され、放電電極11を冷却する。放熱フィン14はペルチェ素子13の下面に接し、吸気路4aに臨んで配される。平板部11cはペルチェ素子13とペルチェ素子13上に配される支持部材40とによって挟持される。これにより、放電電極11が支持される。
上記構成の空気清浄機20において、空気清浄機20の運転が開始されると送風機5及び静電霧化装置10が駆動される。送風機5の駆動によって室内の空気が矢印D1に示すように吸込口2から送風ダクト4に流入する。送風ダクト4に流入した空気はフィルタ22により塵埃が捕集され、排気路4bを流通する。
静電霧化装置10が駆動されるとペルチェ素子13に通電される。ペルチェ素子13の通電によって放電電極11から放熱フィン14に伝熱し、外気との熱交換により放熱される。これにより、放電電極11が冷却され、放電電極11の表面に結露による水が生成される。この時、放電電極11は断熱部25によって吸熱を抑制され、低消費電力で結露させることができる。
次に、放電電極11を負極として対向電極12を正極とし、放電電極11と対向電極12との間に高電圧が印加される。これにより、放電電極11にマイナスの電荷が集中し、水と対向電極12との間にクーロン力が働いて表面張力を超えて水の分裂及び飛散が繰り返される。その結果、マイナス電荷に帯電した霧状の帯電微粒子水が生成される。帯電微粒子水は粒子径を数nm程度に形成すると容易に消滅するため、数十nm程度の粒子径に形成される。
これにより、排気路4bを流通する空気に帯電微粒子水が含まれ、吹出口3から矢印D2に示すように室内に向けて送出される。そして、帯電微粒子水によって室内の殺菌が行われる。
本実施形態によると、放電電極11の先端部11aを除く周面を覆う断熱部25を設けたため、放電電極11は断熱部25によって吸熱を抑制され、低湿度環境においても低消費電力で帯電微粒子水を発生させることができる。
また、断熱部25が可撓性の材料からなるため、断熱部25の弾性によって断熱部25と放電電極11とを容易に密着させることができる。さらに、断熱部25と放電電極11との間の摩擦力によって断熱部25を容易に抜け止めすることができる。
また、空気清浄機20は静電霧化装置10を備えたため、静電霧化装置10により発生した帯電微粒子水を室内へ送出する。これにより、室内の殺菌効果を得ることができる。
(第2実施形態)
次に図4は第2実施形態の静電霧化装置10の側面断面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜3を示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態では断熱部25の形状が異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
断熱部25には平板部11cの上面に延設した延設部25aが設けられる。平板部11cは延設部25aとともに一体にペルチェ素子13と支持部材40とによって挟持される。これにより、放電電極11及び断熱部25が支持される。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、断熱部25が平板部11c上に延設される延設部25aを有し、平板部11cと延設部25cとを一体に挟持したため、断熱部25をより確実に抜け止めすることができる。
第1、第2実施形態において、放電電極11をペルチェ素子13により冷却しているが、他の冷却手段を用いてもよい。
本発明によると、静電霧化装置を有する空気清浄機、冷暖房機、加湿器、除湿機等の空気調節装置に利用することができる。
1 イオン送出装置
2 吸込口
3 吹出口
4 送風ダクト
4a 吸気路
4b 排気路
5 送風機
5a モータ
10 静電霧化装置
11 放電電極
11a 先端部
11b 針状部
11c 平板部
11d 段差部
12 対向電極
13 ペルチェ素子(冷却部)
14 放熱フィン
20 空気清浄機(空気調節装置)
21 筐体
25 断熱部
25a 延設部

Claims (4)

  1. 針状の放電電極と前記放電電極を冷却する冷却部とを備え、前記冷却部の冷却により結露した前記放電電極に高電圧を印加し、前記放電電極の先端部から放電して結露した水を霧化させて帯電微粒子水を発生させる静電霧化装置において、前記放電電極の先端部を除く周面を覆う断熱部を設けたことを特徴とする静電霧化装置。
  2. 前記放電電極の底部に平板状の平板部を設けるとともに、前記断熱部が前記平板部上に延設される延設部を有し、前記平板部と前記延設部とを一体に挟持したことを特徴とする請求項1に記載の静電霧化装置。
  3. 前記断熱部が可撓性の材料からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の静電霧化装置。
  4. 前記静電霧化装置を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空気調節装置。
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WO2017120951A1 (zh) * 2016-01-17 2017-07-20 吴鹏 一种带降尘排烟功能的空调系统

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