JP2013069523A - 誘導加熱装置及び誘導加熱方法 - Google Patents

誘導加熱装置及び誘導加熱方法 Download PDF

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Abstract

【課題】直径の異なる複数種の円筒体を予め設定された温度に、全周にわたって均等に効率良く加熱することが可能な誘導加熱装置及び誘導加熱方法を提供する。
【解決手段】誘導加熱装置1は、誘導コイル11を含むヒーターパネル10と、外クリップ5aを保持する保持装置20と、保持装置20を昇降させる昇降手段31と、制御装置4と、を備えている。保持装置20は、外クリップ5aの内周面に当接して外クリップ5aを保持する4台の爪部21と、各爪部21を貫通穴14の径方向に移動させる爪部移動装置25と、を備えている。保持装置20によって、直径の異なる複数種の外クリップ5aを保持することができるとともに、外クリップ5aを誘導コイル11に対する同芯円上に配置して、外クリップ5aの外周と誘導コイル11の内周との隙間Lを外クリップ5aの全周に沿って一定にすることができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、円筒体を焼き嵌めする誘導加熱装置及び誘導加熱方法に関するものである。
ガスタービンの燃焼器の内筒には、位置保持と空気封止のためのスプリングクリップ(リング状のバネ部品)が取り付けられている。図14に示すように、スプリングクリップ5は、外クリップ5aと内クリップ5bとを重ね合わせた二重構造を有している。
スプリングクリップ5の組み立てには、外クリップ5aを加熱して拡径した後、外クリップ5aの内周に内クリップ5bを嵌め込み、そのまま自然冷却させて、図14に示すWの範囲で全周にわたって焼き嵌めして一体化する焼き嵌め工法が採用されている。具体的には、まず、外クリップ5aを回転テーブル上に載置し、外クリップ5aを回転させながらガスバーナーで加熱する。外クリップ5aが十分に加熱されたらガスバーナーを止めて、内クリップ5bを外クリップ5aの内周に嵌め込み、スプリングクリップ5を完成させている。
ところで、焼き嵌めの方法として、例えば、特許文献1には、ベアリング外輪にローラを焼き嵌めする方法が開示されている。この方法は、誘導コイルの内側に配置されたベアリング外輪を加熱して拡径した後、ベアリング外輪の内周にローラを嵌め込むものである。
実開平1−138531号公報
しかしながら、上述したスプリングクリップの組み立て方法では、作業員が手作業で外クリップをガスバーナーで加熱するため、作業員によって加熱時間が異なり、内クリップの嵌め込み易さが外クリップ毎に異なるという問題点があった。さらに、サイズの異なるスプリングクリップを製作する場合、各サイズ毎に加熱装置の部品を交換する必要があり、装置がコスト高となり、作業が煩雑になるという問題点があった。
そして、特許文献1に記載された方法では、直径の異なる複数種のベアリング外輪を加熱することについての記載が無かった。
そこで、本発明は係る従来技術の問題点に鑑み、直径の異なる複数種の円筒体を予め設定された温度に、全周にわたって均等に効率良く加熱することが可能な誘導加熱装置及び誘導加熱方法を提供することを目的とする。
上述した問題を解決する本発明に係る誘導加熱装置は、
直径の異なる複数種の円筒体を誘導コイルで加熱する誘導加熱装置において、
前記円筒体の周りに設けられて、前記円筒体を外周側から加熱する誘導コイルと、
前記円筒体が前記誘導コイルに対して同芯円上に配置された状態を維持しながら、前記円筒体の内周面に当接可能に前記円筒体を保持する保持手段と、を備えることを特徴とする。
上記誘導加熱装置によれば、保持手段を備えているため、誘導コイルに対して同芯円上に配置された円筒体の内周面に保持手段を当接させ、当該円筒体を外側に均等に張出すことができるので、円筒体の外周と誘導コイルの内周との隙間を全周に沿って一定にできる。その結果、円筒体の外周側から円筒体全体を均等に加熱することができる。
また、保持手段は直径の異なる複数種の円筒体の内周面に当接可能なので、複数種の円筒体を誘導コイル内で保持することができる。
また、前記保持手段は、
前記円筒体の内周面に当接して前記円筒体を保持する複数の爪部と、
前記複数の前記爪部が前記誘導コイルに対して同芯円上に配置された状態を維持しながら、前記複数の前記爪部を径方向に移動させる爪部移動手段と、を備えていてもよい。
このように、保持手段は複数の爪部を備えているため、円筒体を安定した状態で保持することができる。また、保持手段は爪部移動手段を備えているため、直径の異なる複数種の円筒体を誘導コイルに対して同芯円上に配置することができる。
また、前記保持手段を昇降させ、前記保持手段に保持された前記円筒体の前記誘導コイルに対する相対的な高さ位置を調整する昇降手段を更に備えていてもよい。
このように、保持手段を昇降する昇降手段を更に備えるため、円筒体を保持した保持手段を昇降させることで、円筒体の加熱したい部位のみを誘導コイル内に配置することができる。したがって、高さが異なる複数種の円筒体を加熱することができる。
また、前記誘導コイルを含むヒーターパネルと、前記ヒーターパネルを摺動自在に案内する案内レールと、を更に備え、
前記保持手段は、前記昇降手段の上部に着脱自在に接続されており、
前記昇降手段により前記保持手段を前記誘導コイルよりも下方に移動させた際に、前記保持手段の高さが前記案内レールで案内される前記ヒーターパネルの下面よりも低い位置に収まるように、前記昇降手段は加熱装置本体に支持されていてもよい。
このように、誘導コイルよりも下方に移動された保持手段は案内レールよりも低い位置に設けられているため、誘導コイルを含むヒーターパネルを案内レールに沿って移動させることが可能となる。
また、保持手段は昇降手段に対して着脱可能なので、保持手段を取り外すこともできる。
また、前記ヒーターパネルは、前記誘導コイルに供給される交流電流を受電する受電端子を含んで構成されており、
前記加熱装置本体側には、前記受電端子に着脱自在に嵌合される給電端子が設けられており、
前記ヒーターパネルは、前記加熱装置本体側に対して着脱自在に取り付けられていてもよい。
このように、ヒーターパネル、加熱装置本体はそれぞれ受電端子、給電端子を備えているため、ヒーターパネルの受電端子と加熱装置本体側の給電端子とを嵌合することで、誘導コイルに交流電流を供給することができる。
また、ヒーターパネルは誘導加熱装置本体側に対して脱着可能なので、内径の異なる誘導コイルをそれぞれ収納したヒーターパネルを準備することで、直径の異なる円筒体を加熱することが可能となる。そして、ヒーターパネルの脱着は、受電端子と給電端子との嵌合を解除したり、受電端子と給電端子とを嵌合をしたりするだけなので、短時間で容易に行うことができる。
また、前記受電端子と前記給電端子とが嵌合する位置で、前記案内レールに沿った前記ヒーターパネルの摺動を停止させるストッパーを更に備えていてもよい。
このように、受電端子と給電端子とが嵌合する位置にストッパーが設けられているため、ヒーターパネルをストッパーに当接する位置へ移動させることで受電端子と送電端子とを嵌合して導通させることができる。
また、ヒーターパネルを誘導加熱装置本体から取り外す際は、ヒーターパネルを案内レールに沿ってストッパー側とは反対の方向に移動させることにより、受電端子と送電端子との嵌合を解除することができる。
また、前記爪部移動手段は、
調整ダイアルと、
前記誘導コイルの中心軸方向に沿って配置されて、前記調整ダイアルの回転操作によって回転する回転軸と、
前記回転軸に接続された第1歯車と、
前記第1歯車に噛み合う複数の第2歯車と、
前記複数の前記第2歯車にそれぞれ取り付けられて、前記回転軸と直交するように径方向に沿って設けられた複数の送りネジと、
前記複数の前記送りネジにそれぞれ螺合し、且つ前記爪部に接続された複数の送りナットと、を備え、
前記爪部は、前記調整ダイアルの回転操作によって一括して径方向に移動することとしてもよい。
このように、調整ダイアルの回転操作によって複数の爪部を一括して同時に移動させることができるので、誘導コイルの同芯円上に配置された複数の爪部を、同芯円の状態を維持しながら径方向に移動させることができる。また、爪部移動手段は、構成が簡易なので故障が少ない。
また、前記誘導コイルの出力及び前記誘導コイルの加熱時間を制御する制御手段を更に備えることとしてもよい。
このように、制御手段で誘導コイルの出力及び誘導コイルの加熱時間を制御することで、円筒体を一定の温度にすることができる。
また、本発明に係る誘導加熱方法は、上述した誘導加熱装置の何れかを用いて、直径の異なる複数種の円筒体を加熱する誘導加熱方法において、
前記保持手段を前記円筒体の内周面に当接させて前記円筒体を保持するとともに、前記円筒体を前記誘導コイルに対する同芯円上に配置して、前記円筒体の外周と前記誘導コイルの内周との隙間を前記円筒体の全周に沿って一定にすることを特徴とする。
本発明に係る誘導加熱方法によれば、保持手段で、円筒体を誘導コイルに対して同芯円上に配置しつつ円筒体を保持し、且つ円筒体の外周と誘導コイルの内周との隙間を円筒体の全周に沿って一定にするため、円筒体の外周側から円筒体全体を均等に加熱することができる。また、保持手段で、直径の異なる複数種の円筒体を誘導コイル内で保持することができる。
また、前記保持手段を昇降させる昇降手段で、前記保持手段に保持された前記円筒体の前記誘導コイルに対する相対的な高さ位置を調整して、前記円筒体の加熱したい部位のみを誘導コイル内に配置することとしてもよい。
このように、円筒体を保持した保持手段を昇降手段で昇降させることで、円筒体の加熱したい部位のみを誘導コイル内に配置することができる。したがって、高さが異なる複数種の円筒体を加熱することができる。
本発明によれば、直径の異なる複数種の円筒体を予め設定された温度に、全周にわたって均等に効率良く加熱することが可能な誘導加熱装置及び誘導加熱方法を提供することができる。
第1実施形態に係る誘導加熱装置の斜視図である。 第1実施形態に係る誘導加熱装置の側面図である。 第1実施形態に係る誘導加熱装置の正面図である。 誘導加熱装置のヒーターパネル部分を拡大した平面図である。 図4のA−A矢視図である。 誘導コイルと外クリップとの位置関係を示す概略断面図である。 電極部の平面図である。 電極部の側面図である。 スプリングクリップの組み立て順を示すフローである。 ヒーターパネルの交換手順を示すフローである。 第2実施形態に係る誘導加熱装置のヒーターパネル部分を拡大した平面図である。 図11のB−B矢視図である。 爪部の斜視図である。 スプリングクリップの外形断面図である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を例示的に詳しく説明する。なお、以下の説明では、本発明に係る誘導加熱装置をガスタービンの燃焼器に用いられるスプリングクリップの外クリップに適用した例について説明するが、ガスタービン用の外クリップに限定されるものではなく、円筒体の形状を有するものであれば適用可能である。また、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
(第1実施形態)
図1〜図3は、それぞれ第1実施形態に係る誘導加熱装置の斜視図、側面図、正面図である。本実施形態に適用する処理対象物は、背景技術で説明した図14に示すスプリングクリップ5と同じである。加熱処理される外クリップ5aは、図14に示す図の下端において、φ150〜400mmの直径を有する複数の異なる寸法の円筒状材料である。
図1〜図3に示すように、誘導加熱装置1は、作業台2と、誘導コイル11を含むヒーターパネル10と、作業台2及びヒーターパネル10を支持する誘導加熱装置本体3と、誘導コイル11の出力及び誘導コイル11の加熱時間等を制御する制御装置4と、外クリップ5aを送給するコンベア6と、を備えている。
誘導加熱装置1は、コンベア6によって搬送された外クリップ5aをヒーターパネル10内で加熱した後、外クリップ5aの内周に内クリップ5bを嵌め込んでスプリングクリップ5を組み立てる際に用いられる。その後、ヒーターパネル10からスプリングクリップ5を取り出して作業台2に載置し、自然冷却する。
図4は、誘導加熱装置1のヒーターパネル10部分を拡大した平面図である。また、図5は、図4のA−A矢視図である。
図4及び図5に示すように、ヒーターパネル10は、複数のヒーターパネル固定用ボルト12で誘導加熱装置本体3に固定されている。また、ヒーターパネル10には、その中央部に貫通穴14が形成されており、当該貫通穴14を囲うように誘導コイル11がヒーターパネル10内に内包されている。貫通穴14内に外クリップ5aを配置し、加熱する。また、貫通穴14内には、外クリップ5aを保持する保持装置20が設けられている。
保持装置20は、外クリップ5aの内周面に当接して外クリップ5aを保持する4台の爪部21と、各爪部21を貫通穴14の径方向に移動させる爪部移動装置25と、を備えている。
爪部21は、外クリップ5aを支持する支持体と、支持体の上面に設けられた当接体と、から構成されている。当接体の径方向の長さは、支持体の径方向の長さよりも短い。このため、爪部21の外方側の側部には段差24が形成されている。爪部21で外クリップ5aを保持する際は、この段差24に外クリップ5aを配置する。具体的には、段差24の支持体の上面で外クリップ5aが落下しないように支持しつつ、段差24の当接体の側面を外クリップ5aの内周面に当接させて、外クリップ5aが水平方向へ移動しないように保持する。本実施形態においては、4台の爪部21を用いているため、外クリップ5aを安定して保持することができる。
爪部移動装置25は、4台の爪部21を一括して径方向(図4及び図5の矢印方向)へ向かって同じ距離だけ移動させることができる。この爪部移動装置25の移動機構について以下で説明する。
爪部移動装置25は、第1調整ダイアル26と、誘導コイル11の中心軸方向に沿って配置されて、第1調整ダイアル26の回転操作によって回転する回転軸27と、回転軸27に接続された第1かさ歯車28と、第1かさ歯車28に噛み合う4個の第2かさ歯車29と、各第2かさ歯車29にそれぞれ取り付けられて、回転軸27と直交するように径方向に沿って設けられた送りネジ30と、各送りネジ30にそれぞれ螺合し、且つ爪部21に接続された送りナット31と、を備えている。
第1調整ダイアル26を回転させると、回転軸27に噛み合う4個の第2かさ歯車29が回転するとともに、各第2かさ歯車29にそれぞれ接続されている送りネジ30も回転する。これらの送りネジ30が回転すると、各送りネジ30にそれぞれ螺合している送りナット31が縮径方向又は拡径方向へ移動する。4個の爪部21はそれぞれ各送りネジ30に接続されているので、各爪部21は、第1調整ダイアル26の回転操作によって一括して拡径方向又は縮径方向に移動することとなる。第1調整ダイアル26は、保持装置20の中央部に設けられているため、操作性に優れている。この例では、爪部21が4個の場合を説明したが、少なくとも3個以上であればよく、4個に限定されない。
保持装置20によって、直径の異なる複数種の外クリップ5aを保持することができるとともに、外クリップ5aを誘導コイル11に対する同芯円上に配置して、図6に示すように、外クリップ5aの外周と誘導コイル11の内周との隙間Lを外クリップ5aの全周に沿って一定にすることができる。したがって、外クリップ5aの外周側から外クリップ5a全体を均等に加熱することができる。また、爪部移動装置25を備えているため、直径の異なる複数種の外クリップ5aを保持することができる。
また、直径の異なる複数種の外クリップ5aを加熱する際に、外クリップ5aの外周と誘導コイル11の内周との隙間Lの長さが、予め設定された所定範囲(例えば、10mm〜15mm)内に入っていることを確認する。隙間Lが所定範囲内でないと外クリップ5aを十分に加熱できないためである。なお、隙間Lが、所定判以内に入らない(即ち誘導コイル11の内径が外クリップ5aの直径に対して大きすぎる)場合は、内径の小さい誘導コイル11を内包するヒーターパネル10に交換する。ヒーターパネル10の交換方法については後述する。
図5に示すように、保持装置20の下側に、保持装置20を昇降させる昇降装置31が設けられている。昇降装置31は、第2調整ダイアル32と、第2調整ダイアル32の回転操作によって回転するピニオンギア33と、ピニオンギア33に係合されて上下方向に移動自在に設けられ、且つ上端部が保持装置20の下端部に接続されたラックギア34と、を備えている。
第2調整ダイアル32を回転させると、ピニオンギア33が回転するとともに、ピニオンギア33に係合するラックギア34が上方向又は下方向へ移動する。ラックギア34の上端部は保持装置20の下端部底板20aに接続されているので、保持装置20は、第2調整ダイアル32の回転操作によって上方向又は下方向へ移動することとなる。第2調整ダイアル32は、誘導加熱装置1の正面側、即ち作業員が作業する側に設けられているため、操作性に優れている。
昇降装置31によって、保持装置20で保持された外クリップ5aの誘導コイル11に対する相対的な高さ位置を調整することができる。したがって、図6に示すように、外クリップ5aの加熱したい範囲Wをヒーターパネル10内に設置することにより、所望の範囲のみを加熱することができる。
保持装置20は、下端部底板20aで複数の保持装置固定用ボルト35で昇降装置31に固定されている。これにより、保持装置20は昇降装置31に対して着脱可能である。
図5に示すように、誘導加熱装置1は、ヒーターパネル10を摺動自在に案内する一対の案内レール40を更に備えている。なお、昇降装置31は、その上端の高さ位置が案内レール40で案内されるヒーターパネル10の下面よりも低い位置に収まるように誘導加熱装置本体3に取り付けられている。一対の案内レール40は、ヒーターパネル10の両側面にそれぞれ当接するように設けられている。ヒーターパネル10の貫通穴14内には、保持装置20が配置されているため、ヒーターパネル10を案内レール40に沿って摺動させる場合には、予め保持装置20を第2調整ダイアル32の回転操作によって、保持装置20の第1調整ダイアル26とヒーターパネル10が干渉しない位置まで下方向に下げておく。
図7及び図8は、それぞれ電極部46の平面図、側面図である。
図7及び図8に示すように、ヒーターパネル10は、誘導コイル11に供給される交流電流を受電する受電端子42を備えている。また、誘導加熱装置本体3には、受電端子42を接続するための電極部46が設けられている。電極部46は、受電端子42に着脱自在に嵌合される給電端子44を備えている。受電端子42と給電端子44とを嵌合することにより、ヒーターパネル10を電極部46に取り付けることができる。また、受電端子42と給電端子44との嵌合を解除することにより、ヒーターパネル10を電極部46から取り外すことができる。受電端子42及び給電端子44に作業員が接触しないように電極部46には電極カバー48(図7及び図8には図示していない)が設けられている。
ヒーターパネル10を案内レール40に沿って作業台2側へ向かって摺動させることにより、ヒーターパネル10を誘導加熱装置本体3から取り外すことができる。また、ヒーターパネル10を取り付ける際には、ヒーターパネル10を案内レール40に沿って作業台2側から電極部46側へ向かって摺動させることにより、ヒーターパネル10を誘導加熱装置本体3に取り付けることができる。ヒーターパネル10を取り付ける際には、ヒーターパネル10の受電端子42が給電端子44に嵌合するまで移動させることにより、それ以上摺動することはない。即ち電極部46は、受電端子42と給電端子44とが嵌合する位置でヒーターパネル10を停止させるストッパーの機能を有している。なお、電極部46にストッパーとしての機能を持たせずに、案内レール40の電極部46側の端部にストッパーを別途設けてもよい。
上述したように、ヒーターパネル10は着脱可能なので、内径の異なる誘導コイル11をそれぞれ内包する複数種のヒーターパネル10を準備しておくことにより、直径の異なる複数種の外クリップ5aを加熱することができる。
図1〜図3に示すように、誘導加熱装置1の制御装置4は、ヒーターパネル10の下方に設置されている。制御装置4によって、誘導コイル11の出力及び誘導コイル11の加熱時間等を制御する。制御装置4の正面側には、誘導コイル11の出力を調整する第3調整ダイアル62と、誘導コイル11の加熱時間を調整するタイマー64と、が設けられている。第3調整ダイアル62には、誘導コイル11の出力に応じた目盛が記されており、所望の温度に対応した出力の目盛を選択することで外クリップ5aを所望の温度に加熱することができる。また、タイマー64に加熱時間を設定すると、その加熱時間経過後は、誘導コイル11の加熱が停止される。第3調整ダイアル62及びタイマー64は、誘導加熱装置1の正面側、即ち作業員が作業する側に設けられているため、操作性に優れている。
誘導加熱装置1は、冷却水を貯留するためのタンク7と、冷却水を誘導コイル11へ供給するポンプ8と、加熱を開始及び停止する各種スイッチと、を更に備えている。
冷却水は、ポンプ8で誘導コイル11に送給され、誘導コイル11内を流れてタンク7内へ戻る。
次に、上述した構成からなる誘導加熱装置1を用いた加熱方法について説明する。
図9は、スプリングクリップの組み立て順を示すフローである。
図9に示すように、まず、誘導加熱装置本体3に設けられた電源スイッチ66(図1参照)をONにして誘導加熱装置1を稼働させる(ステップS10)。これにより、ポンプ8が稼働して冷却水の供給を開始する。
次に、誘導加熱装置1の使用前点検を行う(ステップS12)。例えば、冷却水の流量が十分であるか、冷却ファンは作動しているか等を確認する。
次に、外クリップ5aを加熱する設定条件をチェックする(ステップS14)。例えば、誘導コイル11の第3調整ダイアル62が予め設定された出力値に設定されているか、タイマー64の加熱時間が予め設定された時間に設定されているか等を確認する。
次に、外クリップ5aをヒーターパネル10内に設置する(ステップS16)。保持装置20の爪部21を外クリップ5aの内周面に当接させて外クリップ5aを保持するとともに、爪部移動装置25を拡縮して外クリップ5aを誘導コイル11に対する同芯円上に配置して、外クリップ5aの外周と誘導コイル11の内周との隙間Lを外クリップ5aの全周に沿って一定にする。
続いて、昇降装置31で、外クリップ5aの誘導コイル11に対する相対的な高さ位置を調整して、外クリップ5aの加熱したい範囲Wを誘導コイル11内に配置する。
次に、誘導コイル11の起動スイッチ68(図1参照)をONにして誘導コイル11に交流電流を供給し、外クリップ5aの加熱を開始する(ステップS18)。起動スイッチ68をONにすると同時に、タイマー64が作動し、加熱時間の計測を開始する。誘導コイル11の出力が、予め設定された出力値に固定されているため、外クリップ5aを所定の温度に加熱することができる。
タイマー64による計測時間が、予め設定された時間に到達したら、加熱が自動的に停止するとともに、アラームが発報する(ステップS20)。
アラームが発報したら、作業員は、外クリップ5aの内周面に内クリップ5bを嵌め込んで、スプリングクリップ5を組み立てる(ステップS22)。
次に、ヒーターパネル10内で組み立てられたスプリングクリップ5を取り出して、作業台2に載置する(ステップS24)。そして、スプリングクリップ5を作業台2上で自然冷却させる。
上述したステップS16からステップS24までを所定の回数だけ繰り返した後、誘導加熱装置1の電源をOFFにして(ステップS26)、作業を終了する。
次に、ヒーターパネル10の交換方法について説明する。
図10は、ヒーターパネル10の交換手順を示すフローである。
図10に示すように、まず、誘導加熱装置1の電源がOFF状態であることを確認する(ステップS30)。
次に、ヒーターパネル10を誘導加熱装置本体3に固定しているヒーターパネル固定用ボルト12を取り外して(ステップS32)、ヒーターパネル10を摺動可能な状態にする。
続いて、保持装置20の第1調整ダイアル26とヒーターパネル10が干渉しない位置まで昇降装置31を下方向に下げておく(ステップS34)。
次に、電極カバー48を開放して、受電端子42と給電端子44を露出させる(ステップS36)。
続いて、ヒーターパネル10を案内レール40に沿って作業台2側へ向かって摺動させて、受電端子42と給電端子44との嵌合を解除するとともに、誘導加熱装置本体3からヒーターパネル10を取り外す(ステップS38)。
次に、誘導コイル11の内径が異なる他のヒーターパネル10を案内レール40に沿って作業台2側から電極部46側へ向かって、受電端子42が給電端子44に嵌合するまで摺動させる(ステップS40)。電極部46は、受電端子42と給電端子44とが嵌合する位置でヒーターパネル10を停止させるストッパーの機能を有しているため、ヒーターパネル10は、それ以上摺動しない。
次に、作業員が受電端子42及び給電端子44に接触しないように電極カバー48を閉じる(ステップS42)。
次に、保持装置20がヒーターパネル10内に配置されるまで昇降装置31を上昇させる(ステップS44)。
続いて、ヒーターパネル固定用ボルト12を取り付けて(ステップS46)、ヒーターパネル10を誘導加熱装置本体3に固定する。
その後、外クリップ5aを加熱する場合には、上述したステップS10以降を実施する。
上述したように、本実施形態に係る誘導加熱装置1によれば、保持装置20を備えているため、誘導コイル11に対して同芯円上に配置された外クリップ5aの内周面に保持装置20を当接させ、外クリップ5aを外側に均等に張出すことができるので、スプリングクリップ5の外周と誘導コイル11の内周との隙間を全周に沿って一定にできる。そのため、外クリップ5aを安定した状態で保持することができるとともに、直径の異なる複数種の外クリップ5aを保持することができる。即ち、外クリップ5aを保持しつつ、外クリップ5aを誘導コイル11に対して同芯円上に配置し、且つ外クリップ5aの外周と誘導コイル11の内周との隙間Lを外クリップ5aの全周に沿って一定にすることができる。これにより、外クリップ5aの外周側から外クリップ5a全体を均等に加熱することができる。そして、保持装置20の操作は、第1調整ダイアル26の回転操作によって複数の爪部21を一括して同時に移動させることができるので、誘導コイル11の同芯円上に配置された複数の爪部21を、同芯円の状態を維持しながら径方向に移動させることができる。また、爪部移動装置25は、構成が簡易なので故障が少ない。
また、昇降装置31を更に備えるため、外クリップ5aを保持した保持装置20を昇降させることで、外クリップ5aの加熱したい範囲Wのみを誘導コイル11内に配置することができる。したがって、高さが異なる複数種の外クリップ5aを加熱することができる。
また、ヒーターパネル10、誘導加熱装置本体3はそれぞれ受電端子42、給電端子44を備えているため、受電端子42と給電端子44とを嵌合することで、誘導コイル11に交流電流を供給することができる。
また、ヒーターパネル10を誘導加熱装置本体3から取り外す際は、ヒーターパネル10を案内レール40に沿って作業台2側へ摺動させることにより、受電端子42と送電端子との嵌合を解除することができる。さらに、ヒーターパネル10を案内レール40に沿って電極部46側へ摺動させることにより、受電端子42と送電端子とを嵌合して導通させることができる。
また、ヒーターパネル10は誘導加熱装置本体3側に対して脱着可能なので、内径の異なる誘導コイル11をそれぞれ収納したヒーターパネル10を準備することで、直径の異なる外クリップ5aを加熱することが可能となる。そして、ヒーターパネル10の脱着は、受電端子42と給電端子44との嵌合を解除したり、受電端子42と給電端子44との嵌合をしたりするだけなので、短時間で容易に行うことができる。
さらに、制御手段で誘導コイル11の出力及び誘導コイル11の加熱時間を制御することで、外クリップ5aを一定の温度に加熱することができる。
(第2実施形態)
以下に、爪部移動装置25を備えない簡易な構造の保持装置を備えた誘導加熱装置を第2実施形態として説明する。本実施形態は、異なる直径の外クリップ5aを加熱する場合は、ヒーターパネルと爪部をその都度交換する必要がある。以下の説明において、上記の第1実施形態に対応する部分には同一の符号を付して説明を省略し、主に相違点について説明する。
図11は、第2実施形態に係る誘導加熱装置のヒーターパネル部分を拡大した平面図である。また、図12は、図11のB−B矢視図であり、図13は、爪部の斜視図である。
図11〜図13に示すように、誘導加熱装置49のヒーターパネル50には、ヒーターパネル10と同様に、その中央部に貫通穴54が形成されている。当該貫通穴54を囲うように誘導コイル51がヒーターパネル50内に内包されている。誘導コイル51は、誘導コイル11よりも内径の小さいものを用いる。ヒーターパネル50の外形や寸法等は、ヒーターパネル10と同じに形成されている。また、貫通穴54内には、外クリップ5aを保持する保持装置60が設けられている。
保持装置60は、4台の爪部61を備えている。保持装置60は、外クリップ5aを保持するため、図13に示す爪部61を取付板20b上に固定し、径方向にスライド可能な構造としている。爪部61は、長孔61aを介して取付板20b上を径方向にスライドさせ、爪部61の先端が所定の位置となる位置でボルト固定(図示しない)する。この保持装置60は、保持装置20と同様に、昇降装置31に保持装置固定用ボルト35で接続されているため、昇降装置31に対して着脱可能である。
外クリップ5aを保持装置60の爪部61に載せた後、爪部61を径方向の外側にスライドさせ、外クリップ5aの内周面に爪部61の先端を当接させることにより、外クリップ5aを径方向の外側に張出させ、外クリップ5aの外周と誘導コイル11の内周との隙間Lを全周に沿って一定にできる。
誘導加熱装置49を用いた加熱方法およびヒーターパネル10の交換方法は、本実施形態が爪部移動装置25を備えないため、爪部移動装置25の操作を除き、第1実施形態と同様の方法を採用できる。
本実施形態では、爪部移動装置25を備えないため、第1実施形態より構造が簡単になり、装置コストが安価ですむ。その他の作用及び効果は、第1実施形態と同様である。
1 誘導加熱装置
2 作業台
3 誘導加熱装置本体
4 制御装置
5 スプリングクリップ
5a 外クリップ
5b 内クリップ
6 コンベア
7 タンク
8 ポンプ
10 ヒーターパネル
11 誘導コイル
12 ヒーターパネル固定用ボルト
14 貫通穴
20 保持装置
20a 下端部底板
20b 爪部取付板
21 爪部
24 段差
25 爪部移動装置
26 第1調整ダイアル
27 回転軸
28 第1かさ歯車
29 第2かさ歯車
30 送りネジ
31 昇降装置
32 第2調整ダイアル
33 ピニオンギア
34 ラックギア
35 保持装置固定用ボルト
40 案内レール
42 受電端子
44 給電端子
46 電極部
48 電極カバー
49 誘導加熱装置
50 ヒーターパネル
51 誘導コイル
54 貫通穴
60 保持装置
61 爪部
61a 長孔
62 第3調整ダイアル
64 タイマー
66 電源スイッチ
68 起動スイッチ

Claims (10)

  1. 直径の異なる複数種の円筒体を誘導コイルで加熱する誘導加熱装置において、
    前記円筒体の周りに設けられて、前記円筒体を外周側から加熱する誘導コイルと、
    前記円筒体が前記誘導コイルに対して同芯円上に配置された状態を維持しながら、前記円筒体の内周面に当接可能に前記円筒体を保持する保持手段と、を備えることを特徴とする誘導加熱装置。
  2. 前記保持手段は、
    前記円筒体の内周面に当接して前記円筒体を保持する複数の爪部と、
    前記複数の前記爪部が前記誘導コイルに対して同芯円上に配置された状態を維持しながら、前記複数の前記爪部を径方向に移動させる爪部移動手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱装置。
  3. 前記保持手段を昇降させ、前記保持手段に保持された前記円筒体の前記誘導コイルに対する相対的な高さ位置を調整する昇降手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の誘導加熱装置。
  4. 前記誘導コイルを含むヒーターパネルと、前記ヒーターパネルを摺動自在に案内する案内レールと、を更に備え、
    前記保持手段は、前記昇降手段の上部に着脱自在に接続されており、
    前記昇降手段により前記保持手段を前記誘導コイルよりも下方に配置した際に、前記保持手段の高さが前記案内レールで案内される前記ヒーターパネルの下面よりも低い位置に収まるように、前記昇降手段は加熱装置本体に支持されていることを特徴とする請求項3に記載の誘導加熱装置。
  5. 前記ヒーターパネルは、前記誘導コイルに供給される交流電流を受電する受電端子を含んで構成されており、
    前記加熱装置本体側には、前記受電端子に着脱自在に嵌合される給電端子が設けられており、
    前記ヒーターパネルは、前記加熱装置本体側に対して着脱自在に取り付けられていることを特徴とする請求項4に記載の誘導加熱装置。
  6. 前記受電端子と前記給電端子とが嵌合する位置で、前記案内レールに沿った前記ヒーターパネルの摺動を停止させるストッパーを更に備えることを特徴とする請求項5に記載の誘導加熱装置。
  7. 前記爪部移動手段は、
    調整ダイアルと、
    前記誘導コイルの中心軸方向に沿って配置されて、前記調整ダイアルの回転操作によって回転する回転軸と、
    前記回転軸に接続された第1歯車と、
    前記第1歯車に噛み合う複数の第2歯車と、
    前記複数の前記第2歯車にそれぞれ取り付けられて、前記回転軸と直交するように径方向に沿って設けられた複数の送りネジと、
    前記複数の前記送りネジにそれぞれ螺合し、且つ前記爪部に接続された複数の送りナットと、を備え、
    前記爪部は、前記調整ダイアルの回転操作によって一括して径方向に移動することを特徴とする請求項2に記載の誘導加熱装置。
  8. 前記誘導コイルの出力及び前記誘導コイルの加熱時間を制御する制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1から7のうち何れか一項に記載の誘導加熱装置。
  9. 請求項1から8のうち何れか一項に記載の誘導加熱装置を用いて、直径の異なる複数種の円筒体を加熱する誘導加熱方法において、
    前記保持手段を前記円筒体の内周面に当接させて前記円筒体を保持するとともに、前記円筒体を前記誘導コイルに対する同芯円上に配置して、前記円筒体の外周と前記誘導コイルの内周との隙間を前記円筒体の全周に沿って一定にすることを特徴とする誘導加熱方法。
  10. 前記保持手段を昇降させる昇降手段で、前記保持手段に保持された前記円筒体の前記誘導コイルに対する相対的な高さ位置を調整して、前記円筒体の加熱したい部位のみを誘導コイル内に配置することを特徴する請求項9に記載の誘導加熱方法。
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