JP2013066136A - 携帯端末装置、イベント報知プログラムおよびイベント報知方法 - Google Patents

携帯端末装置、イベント報知プログラムおよびイベント報知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 携帯端末装置の使用状況に応じた報知態様にてイベントの発生を報知することが可能な技術を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するために本発明に係る携帯端末装置では、検出部260がイベントの発生を検出し、判断部270により携帯端末装置100が使用されていると判断されたとき、実行部250は表示部110への情報の表示によりイベントの発生の報知を実行し、判断部270により携帯端末装置100が使用されていないと判断されたときは、少なくとも音もしくは振動を伴う報知態様にてイベントの発生を報知する。
【選択図】図4

Description

本発明は、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)、タブレットPC(Tablet Personal Computer)、電子書籍端末、携帯ゲーム機等の携帯端末装置に関するものである。
従来から携帯端末装置においてアラームやメール受信などのイベントの報知方法に関して様々な技術が提案されている。例えば特許文献1には、携帯電話機がアラームを報知している場合に、携帯電話機を所定の開状態とするとアラームの報知を停止する技術が記載されている。
特開2006−74582公報
しかしながら、特許文献1に記載のように携帯電話機を所定の開状態とすることでアラームを停止する場合、ユーザーが携帯電話機をポケットなどにしまっている場合、アラームを停止までに時間を要する。そのため、携帯電話機が音を出力することによりイベントを報知するのであれば、音の出力が周囲に害悪を及ぼす虞がある。
本発明は、上記した課題に鑑みてなされたものであり、状況に応じて報知態様を変更してイベントの発生を報知することができる携帯電話機を提供することができる。
上記した課題を解決する本発明の実施例について説明する。本発明に係る第1の態様の携帯端末装置は、表示部と、入力を受け付ける入力部とを備える携帯端末装置であって、前記携帯端末装置が使用されているか否かを判断する判断部と、イベントの発生を検出する検出部と、少なくとも前記検出部により検出されたイベントの発生を報知する報知態様、及び、前記報知態様の切替の有無を記憶する記憶部と、前記検出部によって前記イベントの発生が検出された場合、前記記憶部に報知された報知態様にてイベントの発生を報知する実行部と、を備え、前記実行部はさらに、前記検出部によりイベントの発生が検出され、かつ、前記報知態様の切替が有に設定されている場合に、前記判断部により前記携帯端末装置が使用されていると判断されたとき、少なくとも前記表示部に情報を表示することにより前記イベントの発生を報知する。
本発明に係る携帯端末装置はさらに、前記記憶部に記憶される前記報知態様には、第1報知態様、及び、第1報知態様とは異なり少なくとも前記表示部に情報を表示することにより報知を行う第2報知態様とを含み、前記検出部によりイベントの発生が検出され、かつ、前記報知態様の切替が無に設定されている場合には、前記実行部は前記第1報知態様にて前記イベントの発生を報知し、前記検出部によりイベントの発生が検出され、かつ、前記報知態様の切替が有に設定された場合に、前記判断部により前記携帯端末装置が使用されていると判断されたときは、前記実行部は前記第2報知態様にて前記イベントの発生を報知するよう構成される。
本発明に係る携帯端末装置はさらに、前記表示部を備える第1筐体と、少なくとも前記
入力部を備える第2筐体と、第1筐体と、第2筐体とを開閉可能に接続する開閉部と、前記開閉部により前記第1筐体と前記第2筐体が開状態となったか、もしくは閉状態となったかを検出する開閉検出部と、前記判断部はさらに、前記開閉検出部が検出した結果に基づき、前記携帯端末装置が使用されているか否かを判断するよう構成される。
本発明に係る携帯端末装置はさらに、前記検出部が検出するイベントには、少なくともアラーム報知もしくはメール受信の報知のうちいずれか一方が含まれるよう構成される。
本発明に係る携帯端末装置はさらに、所定時間の経過を計測するタイマ部を備え、前記判断部はさらに、前記タイマ部が計測した結果に基づき、前記入力部が入力を受け付けてから所定時間が経過するまでを前記携帯端末装置が使用されていると判断する。
本発明に係る携帯端末装置はさらに、前記判断部はさらに、前記表示部に備えられたバックライトが点灯しているとき、前記携帯端末装置が使用されていると判断するよう構成される
本発明に係る携帯端末装置はさらに、振動する振動部と、音を出力する音出力部と、を備え、前記第1報知態様とは、少なくとも前記音出力部からの音の出力、もしくは、前記振動部からの振動による報知の態様であり、前記第2報知態様とは、前記音出力部からの音の出力、及び、前記振動部からの振動を行わずに、前記表示部に情報を表示する報知の態様であるよう構成される。
本発明に係る携帯端末装置はさらに、前記検出部によりイベントがあることが検出され、かつ、前記報知態様の切替が有に設定されている場合であって、前記判断部により前記携帯端末装置が使用されていないと判断されたときは、報知を行わない。
本発明に係る携帯端末装置はさらに、前記判断部はさらに、少なくとも特定機能が実行されているか否かを判断し、前記判断部により前記携帯端末装置が使用されていると判断された場合に、前記特定機能が実行されていると判断されたとき、前記特定機能の終了後に前記第2報知態様にて前記イベントの報知を実行するよう構成される。
本発明に係る携帯端末装置はさらに、画像を撮影する撮影部をさらに備え、前記記憶部はさらに前記撮影部が撮影した画像を記憶し、前記特定機能は前記撮影部による画像の撮影機能であるよう構成される。
本発明に係る携帯端末装置はさらに、前記画像には少なくとも動画が含まれ、前記判断部はさらに、前記撮影機能が実行されてから、前記入力部より動画を前記記憶部へ記憶することを開始するための入力が受け付けられるまでは、前記特定機能は実行されていないと判断して、前記入力部より動画を前記記憶部へ記憶することを開始するための入力が受け付けられた後、前記記憶部への動画の記憶を終了するための入力が受け付けられるまでは前記特定機能が実行されていないと判断するよう構成される。
本発明に係る第2の態様のイベント報知プログラムは、表示部と、入力を受け付ける入力部とを備える携帯端末装置に備えられるプロセッサを、前記携帯端末が使用されているか否かを判断する判断処理と、イベントの発生を検出する検出処理と、少なくとも前記検出処理により検出されたイベントの発生を報知する報知態様、及び、前記報知態様の切替の有無を記憶する記憶処理と、前記検出部によって前記イベントの発生が検出された場合、前記記憶処理にて記憶された報知態様にて報知を実行する実行処理と、を備え、前記実行処理においてさらに、前記検出処理によりイベントの発生が検出され、かつ、前記設定処理により報知の切替が有に設定されている場合に、前記判断処理により前記携帯端末装置が使用されていると判断されたときは少なくとも前記表示部に情報を表示することにより報知するよう機能させるよう構成される。
本発明に係る第3の態様のイベント報知方法は、表示部と、入力を受け付ける入力部とを備える携帯端末装置に備えられるイベント報知方法であって、前記携帯端末が使用されているか否かを判断し、イベントの発生を検出し、少なくとも前記検出により検出されたイベントの発生を報知する報知態様、及び、前記報知態様の切替の有無を記憶し、前記検出によって前記イベントの発生が検出された場合、前記記憶された報知態様にて前記イベントの発生を報知し、前記イベントの発生が検出され、かつ、報知の切替が設定されている場合に、前記携帯端末装置が使用されていると判断されたときは、少なくとも前記表示部に情報を表示することにより報知するよう構成される。
本発明によれば、状況に応じて報知態様を変更してイベントの発生を報知することができる携帯端末装置、イベント報知プログラム、および、イベント報知方法を提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施の説明により明らかとなろう。ただし以下の実施の形態は、あくまでも本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の発明の実施の形態に記載されたものになんら制限を受けるものではない。
実施の形態に係る携帯端末装置100の外観図である。 実施の形態に係る携帯端末装置100のブロック構成図である。 実施の形態に係る報知情報設定プログラム340のフローチャートである。 実施の形態に係るメール報知プログラム350のフローチャートである。 実施の形態に係るアラーム報知プログラム360のフローチャートである。 実施の形態に係るアドレス記憶部370に記憶されるアドレス情報の一例である。 実施の形態に係る表示部110に表示される情報の一例である。 実施の形態に係る表示部110に表示される情報の一例である。 実施の形態に係る表示部110に表示される情報の一例である。 実施の形態に係る携帯端末装置100の外観図である。 実施の形態に係る携帯端末装置100のブロック構成図である。 実施の形態に係る表示部110に表示される情報の一例である。 実施の形態に係るメール報知プログラム350のフローチャートである。
本発明の実施の形態に係る携帯端末装置100は、ユーザーが携帯端末装置100を操作している場合には、通常の報知態様とは異なる報知態様にてイベントを報知する。具体的には、ユーザーにとってあまり緊急性が低い予定の報知は、音や振動による報知は行わずユーザーが携帯端末装置100を操作していると判断されたときに表示部110にメッセージを表示することによって行う。本発明によれば、緊急性の低い報知をユーザーの意図しない状況にも関わらず音や振動により行い周囲に迷惑を及ぼすことを防止できる。また、携帯端末装置100がかばんなどに入れられており、ユーザーが即座に携帯端末装置100を操作できない状態においては、必要以上に報知が行われることによって電力が消費されることを抑制することができる。
本発明の具体的な実施例について図1〜図13を用いて説明する。
〔構成〕
図1〜図2を用いて携帯端末装置100が備える構成について説明する。
図1は、携帯端末装置100の外観図である。図1(1)は携帯端末装置100の正面図であり、図1(2)は携帯端末装置100の背面図である。図1に示す携帯端末装置100の外観には、表示部110、タッチパネル入力部120、キー入力部130、音出力部140、音入力部150、発光部160、撮影部195が備えられている。
表示部110は、カラー表示を行うバックライト方式の液晶ディスプレイで構成され、液晶パネルと当該液晶パネルに光を照射するためにバックライトを備える。表示部110は制御部230から入力された制御信号に基づき文字、図形、記号、画像などの各種情報を表示する。表示部110は液晶ディスプレイ以外に限らず、例えば、有機ELディスプレイであってもよいし複数のLEDがマトリックス上に配列されたディスプレイであってもよい。
タッチパネル入力部120は、表示部110の表示画面上に配され、ユーザーからの画面操作を受け付ける。タッチパネル入力部120は、受け付けた画面操作を入力信号として制御部230に出力する。
キー入力部130は、携帯端末装置100の複数個所に設けられ、キー入力部130(1)、(2)、(3)はユーザーからの操作を受け付ける。キー入力部130(1)、(2)、(3)が受け付けた入力は、入力信号として制御部230に出力される。キー入力部130(1)、(2)は、例えば、音量の調整、表示部110の輝度の調整、電源のオンオフの切り替えを行うための入力を受け付けるキーである。キー入力部130(3)は、例えば、表示部110に表示された画面を切り換えるためのキーである。以後、キー入力部130(1)、(2)、(3)を特に区別する必要がない場合にはまとめて「キー入力部130」と呼ぶことがある。さらにキー入力部130とタッチパネル入力部120を特に区別する必要がない場合はまとめて「入力部」ということにする。
音出力部140は、スピーカなどで構成され信号処理部210から出力されたアナログ信号に基づき外部に音を出力する機能を有する。
音入力部150は、マイクなどで構成され音声などの外部からの音をアナログ信号に変換して信号処理部210に出力する機能を有する。
発光部160は、LEDなどの発光素子により構成される。発光部160は制御部230から出力された制御信号によって外部へ光を照射する。発光部160は、電話の着信、メールの受信、アラーム日時到来などを、外部へ光を照射することにより報知する。
撮影部195は、動画や静止画を撮影する。撮影部195が取得した動画や静止画は、記憶部240に記憶される。具体的には、入力部が受け付けた入力に基づいて制御部230が撮影部195を起動して撮影機能が実行される。撮影機能が実行されると撮影部195より取得されたプレビュー画像が表示部110に表示される。静止画の撮影であれば、プレビュー画像が表示部110に表示されている場合に、入力部より静止画を記憶するための入力が受け付けられたとき、表示部110に表示された画像が記憶部240に記憶される。動画の撮影であれば、プレビュー画像が表示部110に表示されている場合に、入力部より動画の記録を開始するための入力が受け付けられると、動画の撮影が開始される。動画の撮影が開始されると動画が記憶部240へ一時的に記憶される。その後、入力部より動画の撮影を終了するための入力が受け付けられた場合、動画の撮影が終了される。動画の撮影が終了されたとき、入力部からの入力に基づき動画の記憶を確定するための入力があれば、記憶部240に撮影開始時点から終了時点までの動画が記憶される。撮影部195は例えば、CCD(CHARGE COUPLED DEVICE)カメラや、CMOS(COMPLEMENTARY METAL OXIDE SEMICONDUCTOR)カメラなどにより構成される。以下では、静止画と動画を特に区別して用いないときは、静止画と動画をまとめて「画像」ということにする。
図2は、携帯端末装置100のブロック構成図である。図2に示す携帯端末装置100は、タッチパネル170、タッチパネル入力部120、キー入力部130、アンテナ部180、無線部190、振動部200、信号処理部210、音出力部140、音入力部150、発光部160、制御部230、記憶部240、電源部220により構成される。
図2に図示された構成について説明する。なお、図1に図示された構成と重複する構成については説明を省略する。
アンテナ部180は、所定の周波数の電磁波を受信して高周波信号として無線部190に出力する。また無線部190より出力された高周波信号を所定の周波数の電磁波として基地局へ出力する。
無線部190は、他携帯端末や基地局と無線通信を行う。無線部190はアンテナ部180から入力された所定の高周波信号に復調処理、及び、復号処理を施してデジタルの音声信号へと変換する。また、無線部190は、制御部230から入力されたデジタルの音声信号に符号化処理、及び、変調処理を行い高周波信号に変換してアンテナ部180へ出力する。さらに、本実施例の携帯端末装置100は、メール機能を有しており、無線部190を介して他の携帯端末などとメールの送受信を行う。
振動部200は、モーターによって構成され、制御部230から出力された制御信号によって機械的振動を生じさせる。振動部200は、例えば、電話の着信、メールの受信、アラーム日時到来などを機械的振動によって報知する。
信号処理部210は、制御部230から出力されたデジタル信号をアナログ信号に変換して、変換したアナログ信号を音出力部140へ出力する。さらに、信号処理部210は音入力部150より入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換して制御部230へ出力する。
電源部220は、リチウムイオン電池などの充放電可能な電池によって構成される。電源部220は携帯端末装置100へ電力を供給する。
制御部230は、CPU及びDSPなどで構成される。制御部230は携帯端末装置100に備えられた各構成要素を制御することによって携帯端末装置100を統括的に管理して、各種機能を実行する。例えば、制御部230は、キー入力部130、または、タッチパネル入力部120が受け付けた入力に基づいて、携帯端末装置100に備えられたメール機能、電話機能、アラーム報知機能などを実行する。さらに制御部230は、記憶部240に記憶されたプログラムを実行する。
ここで、プログラム記憶領域320に記憶されたプログラムを実行するために制御部230が備える構成について説明する。制御部230は実行部250、検出部260、判断部270、タイマ部310を備える。
実行部250は、記憶部240に記憶されたプログラムを実行する。
検出部260は、イベントの発生を検出する。検出部260が検出するイベントにはメ
ール受信、アラーム時刻の到来などが含まれる。以後、上記した設定時刻の到来、及び、メール受信を区別して使用しない場合はまとめて「イベント」と言うことにする。
判断部270は、さらに入力判断部280、端末使用判断部290、重要フラグ判断部300、特定機能判断部305を備える。
入力判断部280は、入力部より受け付けられた入力の種別を判断する。例えば、判断部270は、入力部がユーザーより受け付けた入力が報知情報を設定するための入力であるか、メールを表示するための入力であるか、動画の撮影を開始、または終了するための入力であるかなどを判断する。
端末使用判断部290は、携帯端末装置100が使用されているか否かを判断する。携帯端末装置100が使用されているとは、入力部より入力が受け付けられてから所定時間以内である場合や、表示部110に備えられたバックライトが点灯している場合を含む。
重要フラグ判断部300は、携帯端末装置100が受信したメールに重要メールであることを示すフラグが付与されているか否かを判断する。また、重要フラグ判断部300は、携帯端末装置100に予め定められたキーワードが、受信したメールの本文や件名に含まれている場合、受信したメールに重要フラグが付与されていると判断する。キーワードには、例えば、「重要」、「早急」、「早く」などの文字列が含まれる。以後、入力判断部280、端末使用判断部290、重要フラグ判断部300、特定機能判断部305を区別して使用しない場合は、まとめて「判断部270」と言うことにする。
特定機能判断部305は、携帯端末装置100で特定の機能が実行されているか否かを判断する。特定機能判断部305が実行しているか否かを判断する特定機能には、撮影機能、メール機能が含まれる。
タイマ部310は、所定時間の経過を計測する。さらにタイマ部310は、現在時刻を計測する。ここでいう所定時間には、入力部より入力が受け付けられてからの時間や表示部110に備えられたバックライトが連続して点灯する時間などが含まれる。
記憶部240は、ROM(Read Only Memory)、及び、RAM(Random Access Memory)で構成される。記憶部240には、携帯端末装置100で実行されるプログラムや、表示部110に表示される画像の情報や撮影部195が撮影した動画や画像などが記憶される。以下に記憶部240が有する特徴的な構成を説明する。
記憶部240にはプログラム記憶領域320と処理情報記憶領域330が備えられている。プログラム記憶領域320には、携帯端末装置100にて実行されるプログラムが記憶されている。処理情報記憶領域330には、プログラムが実行された場合に処理される各種情報(下記にて説明)が記憶される。以後、プログラム記憶領域320と処理情報記憶領域330を区別しない場合はまとめて「記憶部240」ということにする。プログラム記憶領域320には、例えば、音声通信を行うための通話プログラム、ウェブサイトを表示するためのブラウザ、メールの作成、表示、送受信を行うためのメールプログラム等が記憶されている。さらに本発明に係る特徴的なプログラムとして、記憶部240にはメールやアラームの報知方法を設定するための報知情報設定プログラム340(図3)、メール受信時に報知処理を実行するためのメール報知プログラム350(図4)、予め設定した時刻が到来した場合に報知処理を実行するアラーム報知プログラム360(図5)が記憶されている。
処理情報記憶領域330にはアドレス記憶部370、報知情報記憶部380が備えられ
る。
アドレス記憶部370には、電話発信やメール送信を行うためのアドレス情報を含むアドレス帳が記憶される。アドレス情報とは、電話番号やメールアドレスなどを含む情報である。またアドレス情報には、図6に示すように電話番号やメールアドレスと関連付けて、例えば、氏名、メモリ番号、所属情報(例えば学校や仕事先などの所属に関する情報)などが記憶される。
報知情報記憶部380は、報知情報設定プログラム340にて設定された報知情報が記憶される。報知情報には、イベントの報知態様、イベント報知時に表示部110に表示される情報、報知切替設定の有無などが含まれる。
ここで、報知情報記憶部380に記憶される報知態様について詳しく説明する。イベント発生直後にイベントを報知するための態様を第1報知態様という。対して、イベント発生後で、かつ、携帯端末装置100が使用されている場合に当該イベントの発生を報知するための態様を第2報知態様と定義する。第1報知態様で報知するか第2報知態様で報知するかはユーザーが予め設定し、その情報は報知切替設定の有無として報知情報記憶部380に記憶される。
第1報知態様は、イベント発生後に即座に確認を要するイベントの報知に対して設定される。第1報知態様では、イベント発生後、予め定めた少なくとも音、もしくは振動または光のうち一つの方法によりイベントの報知を実行する。
対して第2報知態様は、イベント発生後、即座に確認することを要しない緊急性が低い報知に対して設定される。第2報知態様では、イベント発生後、判断部270によって携帯端末装置100が使用されていると判断されるまでは報知を実行せず、判断部270によって携帯端末装置100が使用されていると判断されたときには、少なくとも表示部110に所定の情報を表示することによってイベントの発生を報知する。表示部110に表示される所定の情報には、予め入力した日付、時間、イベントの内容、受信メールの内容、受信メールの件数などが含まれる。
イベントがメール受信である場合はさらに、受信したメールの種類によって報知態様の変更の判断を行う。具体的には、イベントがメール受信を対象とする場合、判断部270が、携帯端末装置100が使用されていないと判断した後、さらに、受信メールに重要メールフラグが付与されているか否かを判断する。そして、判断部270により受信メールに重要メールフラグが付与されていると判断された場合は、実行部250が第1の報知態様にて受信メールの発生を報知し、受信メールに重要メールフラグが付与されていない場合は、実行部250は第2報知態様にて受信メールの発生を報知する。上記態様では重要メールの判断を重要メールフラグが付与されているか否かに基づき判断することとしたが、アドレス記憶部370に記憶された所属情報やアドレスごとに携帯端末装置100に記憶された情報に基づき判断することとしてもよい。例えば、アドレス記憶部370に図5に示すアドレス情報が記憶されている場合であれば、判断部270は、所属情報が会社に関連するアドレス(山田○○、佐藤○○)が送信元の受信メールは重要メールと判断し、所属情報が会社以外(鈴木○○)に関連するアドレスが送信元の受信メールは重要メールでないと判断することとしてもよい。
なお、上記では報知態様切替設定の有無はイベントごとにユーザーが予め設定することとしたが、ユーザーが報知切替設定を「有」にしたか否かに関わらず携帯端末装置100に設定されるモードに基づき一括して報知切替設定の有無を切り換えることとしてもよい。具体的には、携帯端末装置100が通常モードに設定されている場合は報知切替設定が「無」に設定され、所定の機能が制限されるマナーモードに設定されている場合は報知切替設定が「有」に設定されていることとしてもよい。このような態様とすることにより、ユーザーは予め設定を行うことなく報知切替設定の有無を容易に変更することができる。
〔第1の実施例〕
次に、実行部250が実行する報知情報設定プログラム340について図3のフローチャートに基づき説明する。
はじめに、入力部より報知設定を行うための入力が行われた場合、実行部250が報知情報設定プログラム340を実行し、図7(1)に示すような報知設定画面を表示部110に表示する(S100)。
次に判断部270は、入力部が受け付けた入力が、メールもしくはアラームのいずれの報知設定を実行するための入力であるかを判断する(S110)。
S110の処理においてメールの報知設定が選択された場合、第1報知態様に関する情報の設定を行う(S120)。第1報知態様に関する情報とは、図7(2)に示すように、例えば、メール受信時に音出力部140からの音の出力による報知の有無、振動部200による振動による報知の有無、発光部160からの発光による報知の有無などが含まれる。
設定された情報は報知情報記憶部380に記憶される。
次に判断部270は報知切替設定が「有」に設定、または、変更されたか否かを判断する(S130)。本実施例では、初期状態において、報知切替設定は「無」に設定されていることとする。
判断部270は、報知切替設定が「有」に設定されていると判断した場合、入力部が受け付けた入力に基づき第2報知態様で報知を行うための情報を設定する(S140)。第2報知態様で報知を行うための情報としては例えば、受信したメールに関連する情報のうち、受信件数、受信メールの内容、受信メールの件名、メールの送信者名などのいずれの情報を表示部110に表示するかを設定する。設定された情報は報知情報記憶部380に記憶される。
一方、判断部270が、報知切替設定が「有」に設定されていないと判断した場合、報知切替設定を「無」に設定する(S145)。
次に判断部270が、設定を終了するための入力が入力部より受け付けられたか否かを判断し(S150)、受け付けられたと判断した場合は、報知設定処理を終了し、受け付けられなかった場合は、S120の処理に戻る。
S130の処理において、報知切替設定が「無」に設定されていると判断部270が判断した場合、S140の処理は行わずS150の処理を実行する。
S110の処理において、アラームの報知設定が選択された場合、入力部よりアラーム時刻の設定の入力(S160)、及び、第1報知態様に関する情報の入力を受け付ける(S170)。第1報知態様に関する情報としては、図7(3)に示すように、例えば、アラームの報知時に音出力部140からの音の出力による報知の有無、振動部200による振動による報知の有無、発光部160からの発光による報知の有無などが含まれる。設定された情報は報知情報記憶部380に記憶される。
次に判断部270は報知切替設定が「有」に設定、または、変更されたか否かを判断する(S180)。本実施例では、初期状態においては報知切替設定が「無」に設定されていることとする。
判断部270により、報知切替設定が「有」に設定されていないと判断した場合、報知切替設定を「無」に設定する(S185)。
一方、判断部270により報知切替設定が「有」に設定されていると判断された場合、入力部より第2報知態様にて報知を行うための情報の入力を受け付けて設定する(S190)。第2報知態様で報知を行うための情報としては、例えば、アラーム報知時に表示部110に表示するアラームの内容に関するテキスト情報やアラーム日時の表示の有無などが含まれる。設定された情報は報知情報記憶部380に記憶される。
次に判断部270が、設定を終了するための入力が入力部より受け付けられたか否かを判断し(S200)、受け付けられたと判断した場合は、報知設定処理を終了し。受け付けられなかった場合は、S160の処理に戻る。
報知切替設定が「無」に設定されていると判断部270が判断した場合、S190の処理は行わずS200の処理を実行する。
次に図4のフローチャートを用いて実行部250により実行されるメール報知プログラム350について説明する。
まず検出部260が無線部190からのメールの受信の有無を定期的に検出する(S300)。
検出部260がメールの受信を検出した場合、判断部270は報知切替設定の有無を判断する(S310)。
S310において判断部270により報知切替設定が「有」と判断された場合、次に判断部270は携帯端末装置100が使用されているか否かを判断する(S320)。
S320において、判断部270が、携帯端末装置100が使用されていると判断した場合、実行部250は報知情報記憶部380に記憶された第2報知態様に基づきメール受信の報知を実行する(S330)。表示部110に表示されることにより報知される情報の一例を図8に示す。
次に、第2報知態様にてメールの受信が報知されている場合に、入力部より表示部110に表示された情報を消去する入力が受け付けられたか否かを判断部270が判断する(S340)。
入力部より表示部110に表示された情報を消去する入力が受け付けられたと判断部270が判断した場合、実行部250は表示部110に表示された情報を消去し(S350)、メール受信の報知前に表示部110に表示されていた画面を表示部110に表示して処理を終了する(S360)。
S320の処理において、判断部270により携帯端末装置100が使用されていないと判断された場合、判断部270が受信したメールに重要メールのフラグが付与されているか否かを判断する(S370)。
判断部270が受信したメールに重要メールフラグが付与されていないと判断しなかった場合、実行部250はS390の処理を実行する。
判断部270が受信したメールに重要メールフラグが付与されていると判断した場合、判断部270はタイマ部310により計測されたメールを受信してからの経過時間が所定時間に達したか否か判断する(S380)。
判断部270がメールを受信してからの経過時間が所定時間を経過していると判断した場合、実行部250は報知情報記憶部380に記憶された第1報知態様にてメールの受信を報知する(S390)。
S390の処理において受信メールの発生が報知されている場合、判断部270は入力部より報知を停止するための入力が受け付けられたか否かを判断し(S400)、停止するための入力が受け付けられた場合、実行部250は報知の実行を停止する(S410)。
S400の処理において、判断部270が停止するための入力が受け付けられていないと判断した場合、実行部250はS390の処理を継続する。
〔アラーム報知プログラム360の処理〕
次に図5のフローチャートを用いて実行部250により実行されるアラーム報知プログラム360について説明する。
まず、判断部270が報知情報記憶部380にアラームの設定が記憶されているか否かを判断する(S500)。次に検出部260が、タイマ部310により計測される現在時刻と設定されたアラームの報知時刻とを比較して、アラーム報知時刻の到来を検出する(S510)。
判断部270は報知情報記憶部380に記憶された情報に基づき報知切替の設定の有無を判断する(S520)。
判断部270により報知切替の設定が「有」に設定されていると判断された場合は、次に判断部270は携帯端末装置100が使用されているか否かを判断する(S530)。
S530の処理において、判断部270により携帯端末装置100が使用されていると判断された場合、実行部250は、報知情報記憶部380に記憶された第2報知態様にてアラームの報知を実行する(S540)。表示部110に表示されるアラームの報知情報の一例を図9に示す。
次に、第2報知態様に基づきアラーム時刻の到来が報知されている場合、判断部270は入力部より表示部110に表示された情報を消去する、つまり、アラームの報知を停止する入力が受け付けられたか否かを判断する(S550)。
判断部270が、入力部より表示部110に表示された情報を消去する入力が受け付けられたと判断した場合、実行部250は表示部110に表示された情報を消去する(S560)
そして実行部250は、アラーム時刻の到来の報知前に表示部110に表示されていた画面を表示部110に表示して処理を終了する(S570)。
S530の処理において、判断部270により携帯端末装置100が使用されていない
と判断された場合、次に判断部270は、アラーム時刻の到来の報知を開始してから所定時間が経過しているか否かをタイマ部310が計測した結果に基づき判断する(S580)。
判断部270が、アラームを報知してからの経過時間が所定時間を経過していると判断した場合、実行部250は報知情報記憶部380に記憶された第1報知態様にてアラームを報知する(S590)。
S590の処理において実行部250によりアラーム時刻の到来が報知されている場合、判断部270は入力部より報知を停止するための入力が受け付けられたか否かを判断する(S600)。
そして判断部270が、入力部より報知を停止するための入力が受け付けられたと判断した場合、実行部250は報知を停止し(S610)、S570の処理を実行する。
一方、S600の処理において、判断部270が入力部より報知を停止するための入力が受け付けられていないと判断した場合、実行部250はS590の処理を継続する。
本発明の上記した実施例では、例えば、親が子供に持たせた携帯端末装置100に予めアラームを設定し、アラームの設定された時間に子供が携帯端末装置100を操作(使用)すると、例えば予め設定された「そろそろ家に帰る時間ですよ。」との情報が表示部110に表示される。上記の場合、子供が自身で携帯電話を操作した時にアラームの報知が行われるため、友達との会話等の子供の周囲の雰囲気に配慮した報知が行われる。しかしながら、子供が携帯端末装置100を操作しなかった場合、アラームに気づかない場合があるかもしれない。そこで、アラーム報知時間からアラーム設定時に予め定められた時間を過ぎたときは、表示部110に表示される情報の内容を変更することとしてもよい。例えば、アラーム報知時間より所定時間内に携帯端末装置100が使用されている場合は、「そろそろ家に帰る時間ですよ。」と表示部110に表示され、所定時間を越えると、「早く帰ってきなさい。」のように表示部110に表示される情報を切り換えることとしてもよい。さらに、上記のように表示部110に表示された情報を変更すると共に、音や振動や光による報知を実行することとしてもよい。なお、所定時間、及び、所定時間を越えた場合に切り換えられる情報は報知情報記憶部380に記憶される。上記した態様によれば、ユーザーが予め設定されたアラームに確実に気づくことができる効果を奏する。
〔第2の実施例〕
本発明は図10に示すような折り畳み型の携帯端末装置100に適用することとしてもよい。具体的な実施例について以下に説明する。以下では実施例1と共通する構成の符号は同じ符号を付し、説明を省略する。
本実施例に係る携帯端末装置100は図1の構成に加えて、図10に示すように筐体1
382、筐体2 384、開閉部386を備える。図10(1)、は携帯端末装置100が開かれた状態の正面図であり、筐体1 382には表示部110、筐体2 384にはキー入力部130が備えられており、開閉部386により折り畳み可能に接続されている。
本実施例に係る携帯端末装置100はさらに図11に示すように、図2に示す構成に加えて開閉検出部265、開閉情報記憶部390を備える。
開閉検出部265は開閉部386により端末が図10(1)、(2)に示すような開状態から図10(3)に示すような閉状態、また閉状態から開状態に開閉状態が変更された
ことを検出する。開閉検出部265が検出した開閉情報は開閉情報記憶部390に記憶される。
さらに、端末使用判断部290は実施例1の構成に加えて、開閉検出部265が検出した情報に基づき携帯端末装置100が使用されているか否かを判断する。具体的には、携帯端末装置100が開状態となっている場合、端末使用判断部290は、携帯端末装置100が使用されていると判断し、携帯端末装置100が閉状態となっている場合は携帯端末装置100が使用されていないと判断する。
本実施例に係る携帯端末装置100は、状況に応じてユーザーの所望する報知態様にてイベントの報知を実行することができる。
〔第3の実施例〕
図4に示したメール報知プログラム350の変形例を図13に示す。図4と異なる点はS322、S324の処理を実行する点である。以下では図4と異なる処理を具体的に説明する。
図13に示すS320の処理にて、判断部270が、携帯端末装置100が使用されていると判断した場合、判断部270(ここでは特定機能判断部305)は、携帯端末装置100で特定機能が実行されているか否かを判断する(S322)。
携帯端末装置100で特定機能が実行されている場合、実行部250は特定機能が終了されるまで報知の実行を行わず待機し(S324)、特定機能が終了されると実行部250は第2報知態様にてメールの受信を報知する(S330)。
また、携帯端末装置100で特定機能が実行されていない場合も、実行部250は第2報知態様にてメールの受信を報知する(S330)。
判断部270が、特定機能が終了されたと判断した場合、実行部250は第2報知態様にてメールの受信を報知する。特定機能が携帯端末装置100にて終了されていないと判断部270が判断したときは、S322の処理を再度実行する。
上記した実施例によれば、例えば、特定機能が撮影機能であると、撮影中にメールが受信されたときは撮影の終了後にメールの受信を第2報知態様にて報知する。例えば、特定機能がメール作成機能であれば、メール作成機能の終了後にメールの受信を第2報知態様にて報知することができる。このような態様により、携帯端末装置100にて特定機能が実行されている場合、ユーザーは特定機能の利用が妨げられることがないタイミング(特定機能の終了後)でメール受信の報知を受けることができる効果を奏する。
なお、特定機能が撮影機能であり動画の撮影を対象とした場合、判断部270は、撮影機能が実行され、プレビュー画像が表示されて、入力部より動画の記憶を開始するための入力が受け付けられる前までは、特定機能が実行されていないと判断することとしてもよい。さらに、判断部270は、入力部より動画の記憶を開始するための入力が受け付けられてから動画の記憶を終了する入力が受け付けられるまでの間を、特定機能が実行されていると判断することとしてもよい。上記した場合は、撮影機能が実行され、プレビュー画像が表示されて、入力部より動画の記憶を開始するための入力が受け付けられる前までは、第2の報知態様にて報知が実行され、入力部より動画の記憶を開始するための入力が受け付けられてから動画の記憶を終了する入力が受け付けられるまでの間は実行部250によりメール受信の発生の報知は実行されない。このような態様により、ユーザーは、動画の記憶の実行を妨げられることがないタイミングでメールの受信の報知を受けることができる効果を奏する。
なお、第3の実施例では、メール報知プログラム350の変形例について説明したが、同様の変形例をアラーム報知プログラム360に対しても適用することとしてもよい、具体的には、上記した、S322とS324の処理を、図5に示すS530(図13のS320の処理に対応)、図5に示すS540(図13のS330の処理に対応)の間に適用する。
〔その他の実施例〕
その他の実施例について以下に説明する。
メールを複数受信した場合に第2報知態様にてメールの受信を報知する場合、表示部110に表示された受信メールに関する報知情報を入力部からの入力に基づき切り換えることができてもよい。具体的には、メール受信の報知時に図12に示す画面が表示部110に表示されている場合、画面上の「次へ」を入力部により選択することにより受信したメールに関する報知情報を順次切り換えることができてもよい。例えば図12に示す画面が表示部110に表示されている状態で「次へ」が選択されると、メール受信件数3件のうちの1件目から2件目の表示へ表示部110の表示が切り替えられる。なお、表示部110に表示される「次へ」の項目は受信メールが1つである場合は表示されないこととしてもよい。
第2報知態様にてメールの受信が報知された場合に表示部110に情報が表示されているとき、報知されたメールに対して返信する処理を実行することができてもよい。図12に示すような情報が表示部110に表示されている場合において、ユーザーによる入力部からの入力に基づいて画面内の「返信」が選択された場合、当該メールの送信者の宛先が入力された返信メールの作成画面が表示部110に表示される。ユーザーは、表示部110に表示された返信メールの作成画面に入力部により文字を入力することによりメールを作成することができる。本実施例では、第2報知態様にて受信したメールの報知を受けて即座にメール返信を実行することができるため、ユーザーの利便性が向上する効果を奏する。
第2報知態様にてイベントの報知が実行されている場合に、判断部270により携帯端末装置100が所定回数使用されたと判断された場合、報知を停止するための入力に関わらず第2報知態様による報知を停止することとしてもよい。また、開閉検出部265により携帯端末装置100が開状態から閉状態、もしくは、閉状態から開状態へと状態が変化されたと所定の回数判断した場合、報知を停止するための入力に関わらず第2報知態様による報知を停止することとしてもよい。本実施例によれば、例えば、ユーザーが表示部110に表示された情報を所定回数確認した場合、ユーザーが操作することなく表示部110に表示された情報が消去される。上記した所定の回数は報知情報記憶部380に記憶される。上記実施例では表示部110に表示された情報を消去するための煩わしい操作を行うことなく報知を停止することができる効果を奏する。
なお、例えば、ユーザーが消費電力や周囲状況などを気にする必要が無いと判断したときは、第1の報知態様と、第2の報知態様とを同一とすることとしてもよい。
第2の実施例では折り畳み型の携帯端末装置に関する実施例を説明したが、同様の実施例をスライド型の携帯端末に適用することとしてもよい。
また、本実施例で説明した複数のプログラムは、データ配信用のサーバのHDDに記憶され、ネットワークを介して携帯端末装置100に配信されてもよい。また、CD,DV
D,BD(Blu−ray Disc)などの光学ディスク、USBメモリおよびメモリカードなどの記憶媒体に複数のプログラムを記憶させた状態で、その記憶媒体が販売または配布されてもよい。そして、上記したサーバや記憶媒体などを通じてダウンロードされた、当該複数のプログラムが本実施例と同等の構成を備える電子文書端末にインストールされた場合、本実施例と同等の効果が得られる。
さらに、本実施例は、上記実施例に限らず、いわゆるスマートフォンやPDA(Personal Digital Assistant)やノートブック型PCなどに適用されてもよい。
携帯端末装置100
表示部110
タッチパネル入力部120
キー入力部130
音出力部140
音入力部150
発光部160
タッチパネル170
アンテナ部180
無線部190
振動部200
信号処理部210
電源部220
制御部230
記憶部240
実行部250
検出部260
開閉検出部265
判断部270
入力判断部280
端末使用判断部290
重要フラグ判断部300
タイマ部310
プログラム記憶領域320
処理情報記憶領域330
報知情報設定プログラム340
メール報知プログラム350
アラーム報知プログラム360
アドレス記憶部370
報知情報記憶部380
筐体1 382
筐体2 384
開閉部 386
開閉情報記憶部390

Claims (13)

  1. 表示部と、入力を受け付ける入力部とを備える携帯端末装置であって、
    前記携帯端末装置が使用されているか否かを判断する判断部と、
    イベントの発生を検出する検出部と、
    少なくとも前記検出部により検出されたイベントの発生を報知する報知態様、及び、前記報知態様の切替の有無を記憶する記憶部と、
    前記検出部によって前記イベントの発生が検出された場合、前記記憶部に報知された報知態様にてイベントの発生を報知する実行部と、を備え、
    前記実行部はさらに、前記検出部によりイベントの発生が検出され、かつ、前記報知態様の切替が有に設定されている場合に、前記判断部により前記携帯端末装置が使用されていると判断されたとき、少なくとも前記表示部に情報を表示することにより前記イベントの発生を報知することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記記憶部に記憶される前記報知態様には、第1報知態様、及び、第1報知態様とは異なり少なくとも前記表示部に情報を表示することにより報知を行う第2報知態様とを含み、前記検出部によりイベントの発生が検出され、かつ、前記報知態様の切替が無に設定されている場合には、前記実行部は前記第1報知態様にて前記イベントの発生を報知し、
    前記検出部によりイベントの発生が検出され、かつ、前記報知態様の切替が有に設定された場合に、前記判断部により前記携帯端末装置が使用されていると判断されたときは、前記実行部は前記第2報知態様にて前記イベントの発生を報知することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記表示部を備える第1筐体と、
    少なくとも前記入力部を備える第2筐体と、
    第1筐体と、第2筐体とを開閉可能に接続する開閉部と、
    前記開閉部により前記第1筐体と前記第2筐体が開状態なったか、もしくは閉状態となったかを検出する開閉検出部と、
    前記判断部はさらに、前記開閉検出部が検出した結果に基づき、前記携帯端末装置が使用されているか否かを判断することを特徴とする請求項1及至2のいずれかに記載の携帯端末装置。
  4. 前記検出部が検出するイベントには、少なくともアラーム報知もしくはメール受信の報知のうちいずれか一方が含まれることを特徴とする請求項1及至3のいずれかに記載の携帯端末装置。
  5. 所定時間の経過を計測するタイマ部を備え、
    前記判断部はさらに、前記タイマ部が計測した結果に基づき、前記入力部が入力を受け付けてから所定時間が経過するまでを前記携帯端末装置が使用されていると判断することを特徴とする請求項1及至4のいずれかに記載の携帯端末装置。
  6. 前記判断部はさらに、前記表示部に備えられたバックライトが点灯しているとき、前記携帯端末装置が使用されていると判断することを特徴とする請求項1及至3のいずれかに記載の携帯端末装置。
  7. 振動する振動部と、
    音を出力する音出力部と、を備え、
    前記第1報知態様とは、少なくとも前記音出力部からの音の出力、もしくは、前記振動部からの振動による報知の態様であり、
    前記第2報知態様とは、前記音出力部からの音の出力、及び、前記振動部からの振動を行
    わずに、前記表示部に情報を表示する報知の態様であることを特徴とする請求項1及至6のいずれかに記載の携帯端末装置。
  8. 前記検出部によりイベントがあることが検出され、かつ、前記報知態様の切替が有に設定されている場合であって、前記判断部により前記携帯端末装置が使用されていないと判断されたときは、報知を行わないことを特徴とする請求項1及至6のいずれかに記載の携帯端末装置。
  9. 前記判断部はさらに、少なくとも特定機能が実行されているか否かを判断し、
    前記判断部により前記携帯端末装置が使用されていると判断された場合に、前記特定機能が実行されていると判断されたとき、前記特定機能の終了後に前記第2報知態様にて前記イベントの報知を実行することを特徴とする請求項1及至3のいずれかに記載の携帯端末装置。
  10. 画像を撮影する撮影部をさらに備え、
    前記記憶部はさらに前記撮影部が撮影した画像を記憶し、
    前記特定機能は前記撮影部による画像の撮影機能であることを特徴とする請求項9に記載の携帯端末装置。
  11. 前記画像には少なくとも動画が含まれ、
    前記判断部はさらに、前記撮影機能が実行されてから、前記入力部より動画を前記記憶部へ記憶することを開始するための入力が受け付けられるまでは、前記特定機能は実行されていないと判断して、前記入力部より動画を前記記憶部へ記憶することを開始するための入力が受け付けられた後、前記記憶部への動画の記憶を終了するための入力が受け付けられるまでは前記特定機能が実行されていないと判断することを特徴とする請求項10に記載の携帯端末装置。
  12. 表示部と、入力を受け付ける入力部とを備える携帯端末装置に備えられるプロセッサに、前記携帯端末が使用されているか否かを判断する判断処理と、
    イベントの発生を検出する検出処理と、
    少なくとも前記検出処理により検出されたイベントの発生を報知する報知態様、及び、前記報知態様の切替の有無を記憶する記憶処理と、
    前記検出部によって前記イベントの発生が検出された場合、前記記憶処理にて記憶された報知態様にて報知を実行する実行処理と、を備え、
    前記実行処理においてさらに、前記検出処理によりイベントの発生が検出され、かつ、前記設定処理により報知の切替が有に設定されている場合に、前記判断処理により前記携帯端末装置が使用されていると判断されたときは少なくとも前記表示部に情報を表示することにより報知する報知処理とを実行させるイベント報知プログラム。
  13. 表示部と、入力を受け付ける入力部とを備える携帯端末装置に備えられるイベント報知方法であって、
    前記携帯端末が使用されているか否かを判断する判断し、
    イベントの発生を検出し、
    少なくとも前記検出により検出されたイベントの発生を報知する報知態様、及び、前記報知態様の切替の有無を記憶し、
    前記検出によって前記イベントの発生が検出された場合、前記記憶された報知態様にて前記イベントの発生を報知し、
    前記イベントの発生が検出され、かつ、報知の切替が設定されている場合に、前記携帯端末装置が使用されていると判断されたときは、少なくとも前記表示部に情報を表示することにより報知する、イベント報知方法。
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