JP2013061721A - 保険契約支援システム及び保険契約支援方法、並びに保険契約支援Webサーバ - Google Patents

保険契約支援システム及び保険契約支援方法、並びに保険契約支援Webサーバ Download PDF

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Abstract

【課題】 保険外交員が行う保険契約活動において、保険契約者に合った保険商品とその推奨のポイントを動的に絞り込んで提示する。
【解決手段】 質問情報データベースから保険契約対象者に対する質問を取得し、その回答内容に応じて質問情報データベースから回答コード値を取得し、取得した回答コード値に応じた推奨保険商品の商品コードと推奨度を推奨情報データベースから取得し、取得した推奨度により当該推奨保険商品の推奨度を更新する処理を繰り返し、保険契約対象者に対して推奨する保険商品を更新された推奨度によって判定し、保険契約対象者に提示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、保険外交員が保険契約対象者又は保険契約者と対話をしながら、各種の保険を総合的に提案できるようにした保険契約支援システム及び保険契約支援方法、並びに保険契約支援Webサーバに関するものである。
保険の種類は、生命保険と損害保険に大きく分けることができるが、それぞれの保険には、様々な種類があり、生命保険の場合、例えば終身保険、養老保険、定期保険、定期付き終身保険、積立保険等があり、損害保険の場合、例えば傷害保険、医療保険、介護保険、火災保険、地震保険、自動車保険等がある。これらの保険の中には、保障の幅を広げるための特約と呼ばれるオプションを付加できるものもある。特約を付加することによりさまざまな保障を行うことができるため、保険加入者は保険商品の特徴をよく吟味し、自分に必要な保障の保険に加入する必要がある。
保険外交員は保険契約対象者に必要な保障は何かを、保険営業活動を支援する端末を使用し、保険料の試算やライフプランニング支援ツールで具体的な必要保障額の試算などを行い、その内容を説明することにより、商品の販売促進を図っていくのが一般的である。
図12は、従来における保険営業の支援システムの概要を示すブロック構成図であり、一般家庭を111とし、一般家庭111に訪問する保険外交員を112、保険契約対象者を113、保険外交員が使用する携帯端末を114、端末に必要な顧客情報などを管理するホスト部を116、携帯端末114とホスト部116をやり取りするためのネットワーク部を115とする。
このような構成の保険営業の支援システムにおいては、訪問した保険外交員112が保険契約対象者の個人情報を端末装置114に入力し、保険料の試算やライフプランニングツールを使用して保険契約活動を行う。また端末装置114に入力した個人情報は、ネットワーク部115を通じてホスト部116に送信され、管理・保管される。
発明に関連する公知技術文章としては、下記特許文献1があげられる。
特開2003−36355号公報
ところで、上記の営業支援システムによる商品の販売促進に使用されるライフプランニングツールは、保険契約対象者に沿った保障額を算出するためには、家族構成、年収など多くの個人情報を必要とする。しかし、近年、顧客情報の取り扱いは非常に厳格化し、個人の意識も変化しているため、保険契約対象者から個人情報を収集するのは容易ではない。
これは、顧客情報の収集を補助するツール、例えば生年月日を必要とする占いを行うツールなどによっておぎなうことができる。しかし、近年顧客情報の取り扱いはより厳密化していて、今後も顧客情報の収集が難しくなっていくことが考えられる。
本発明の目的は、ライフプランニングとは別の観点から保険営業担当者が保険商品販売活動を行うために、どの商品を販売するのがよいかを、保険会社が用意したライフプランニングよりも簡単な質問を生成し、保険外交員が保険契約者に質問し回答していくことにより、保険契約者に合った保険商品、保障とその推奨のポイントを動的に保険営業担当者に示すことができる保険契約支援システム及び保険契約支援方法並びにWebサーバを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る保険契約支援システムは、保険契約対象者に対する質問と回答内容に対応した回答コード値を記憶した質問情報データベースと、前記回答コード値に応じた推奨保険商品の商品コードが当該推奨保険商品の推奨度と共に記憶された推奨情報データベースとを備え、保険契約対象者に対して推奨する保険商品を選定する保険契約支援システムであって、
前記質問情報データベースから保険契約対象者に対する質問を取得し、その回答内容に応じて前記質問情報データベースから回答コード値を取得する手段と、
取得した回答コード値に応じた推奨保険商品の商品コードと推奨度を前記推奨情報データベースから取得し、取得した推奨度により当該推奨保険商品の推奨度を更新する手段と、
推奨度の更新された推奨保険商品を再表示した後、前記質問情報データベースから保険契約対象者に対する未処理の質問を取得し、その回答内容に応じた回答コード値の取得、回答コード値に応じた推奨保険商品の商品コードと推奨度の取得、取得した推奨度により当該推奨保険商品の推奨度を更新する処理を繰り返し、保険契約対象者に対して推奨する保険商品を更新された推奨度によって判定し、保険契約対象者に提示する手段とを備えることを特徴とする。
また、前記推奨情報データベースには、推奨保険商品の商品コードと共に推奨理由のメッセージが記憶され、保険契約対象者に対して推奨する保険商品を提示する際に推奨理由も提示することを特徴とする。
また、本発明に係る保険契約支援方法は、保険契約対象者に対する質問と回答内容に対応した回答コード値を記憶した質問情報データベースと、前記回答コード値に応じた推奨保険商品の商品コードが当該推奨保険商品の推奨度と共に記憶された推奨情報データベースとを備え、コンピュータにより保険契約対象者に対して推奨する保険商品を選定する保険契約支援方法であって、
前記コンピュータが、前記質問情報データベースから保険契約対象者に対する質問を取得し、その回答内容に応じて前記質問情報データベースから回答コード値を取得するステップと、
取得した回答コード値に応じた推奨保険商品の商品コードと推奨度を前記推奨情報データベースから取得し、取得した推奨度により当該推奨保険商品の推奨度を更新するステップと、
推奨度の更新された推奨保険商品を再表示した後、前記質問情報データベースから保険契約対象者に対する未処理の質問を取得し、その回答内容に応じた回答コード値の取得、回答コード値に応じた推奨保険商品の商品コードと推奨度の取得、取得した推奨度により当該推奨保険商品の推奨度を更新する処理を繰り返し、保険契約対象者に対して推奨する保険商品を更新された推奨度によって判定し、保険契約対象者に提示するステップとを備えることを特徴とする。
また、前記推奨情報データベースには、推奨保険商品の商品コードと共に推奨理由のメッセージが記憶され、保険契約対象者に対して推奨する保険商品を提示する際に推奨理由も提示することを特徴とする。
また、本発明に係る保険契約支援「Webサーバは、保険契約対象者に対する質問と回答内容に対応した回答コード値を記憶した質問情報データベースと、前記回答コード値に応じた推奨保険商品の商品コードが当該推奨保険商品の推奨度と共に記憶された推奨情報データベースとを備え、保険契約対象者に対して推奨する保険商品を選定する保険契約支援Webサーバであって、
前記質問情報データベースから保険契約対象者に対する質問を取得し、その回答内容に応じて前記質問情報データベースから回答コード値を取得する手段と、
取得した回答コード値に応じた推奨保険商品の商品コードと推奨度を前記推奨情報データベースから取得し、取得した推奨度により当該推奨保険商品の推奨度を更新する手段と、
推奨度の更新された推奨保険商品を再表示した後、前記質問情報データベースから保険契約対象者に対する未処理の質問を取得し、その回答内容に応じた回答コード値の取得、回答コード値に応じた推奨保険商品の商品コードと推奨度の取得、取得した推奨度により当該推奨保険商品の推奨度を更新する処理を繰り返し、保険契約対象者に対して推奨する保険商品を更新された推奨度によって判定し、保険契約対象者に提示する手段とを備えることを特徴とする。
また、前記推奨情報データベースには、推奨保険商品の商品コードと共に推奨理由のメッセージが記憶され、保険契約対象者に対して推奨する保険商品を提示する際に推奨理由も提示することを特徴とする。
本発明によれば、保険外交員は保険契約者への質問を行い、回答することにより推奨商品と、その推奨理由をシステムから動的に得ることができ、保険契約者への保険契約活動をスムーズに行うことができる。またライフプランツールと比較し、顧客情報を細かく引き出す必要がない。さらに、質問に全て答えなくても推奨商品を導き出すことができるため、その保険契約者から得やすい情報に合わせて勧誘活動を行うことができる。また、ホストシステム側でDBの修正を行い、常に最新の質問文と推奨情報を作成することにより、保険会社の戦略変更に柔軟に対応することができる。
本発明に係る保険契約支援システムの実施形態を示す全体ブロック図である。 本発明に係る保険契約支援システムの移動端末の実施形態を示すブロック図である。 顧客情報DBのデータ例を示す図である。 推奨保険商品の商品名などの商品情報を記憶した商品情報DBのデータ例を示す図である。 推奨保険商品を選定するための質問情報と回答を記憶した質問内容DBのデータ例を示す図である。 推奨保険商品の情報を推奨度と共に記憶した推奨情報DBのデータ例を示す図である。 保険商品を選択するための質問画面の例を示す図である。 推奨する保険商品の選定結果の画面を示す図である。 推奨する保険商品を選定する処理の概要を示すフローチャートである。 保険商品の推奨理由の表示画面の例を示す図である。 保険商品の推奨理由を表示する処理の概要を示すフローチャートである。 従来における保険営業の支援システムの概要を示すブロック構成図である。
図1は、本発明を適用した保険契約支援システムの一実施の形態を示すシステム構成図である。図中、10は一般家庭で、保険外交員12が一般家庭10を訪問し、一般家庭10において保険契約対象者又は保険契約者11と各種保険に関する商談を行う。
この際、保険外交員12は、携帯可能な移動端末2aに内蔵する保険契約支援システム9を使用し、保険商品に関する説明などの勧誘活動を行う。
また移動端末2aは、2b・・・2nと複数台存在し、各保険外交員が使用する。また移動端末2aは無線通信機能を有し、基地局およびネットワーク3を介して通信を行い、ホストシステム4と通信する。例えば通信手段として携帯電話機を使用した場合、基地局は移動電話事業者の基地局に相当する。またホストシステム4から顧客情報を受信し、情報を追加、削除した結果をホストシステム4へ送信することが可能となっている。
一方、ホストシステム4は、移動端末2aに内蔵された保険契約支援システム9と連携する各データベース5〜8と、それらを更新したりネットワーク3を通じて送受信したりする機能を備える。
顧客情報DB5は保険契約者11に関する情報を格納しており、顧客情報管理プログラム41により移動端末2aと送受信し、顧客情報を更新する。例えば新しい顧客情報を保険外交員12が入手した場合、移動装置2aに顧客氏名、生年月日を入力し、ホストシステム4宛に送信すると、ネットワーク3を通じてホストシステム4が受信し、顧客情報管理プログラム41により顧客情報DB5に格納される。
保険商品情報DB6には販売する商品情報が格納されており、商品情報管理プログラム42により顧客情報管理プログラム41と同様に移動端末2aと連動する。また質問内容DB7、推奨情報DB8は保険契約支援システム9において、保険契約者11に最適な商品を判定するための質問と推奨される商品、その推奨理由(アピールポイント)を導き出すための情報が格納されており、顧客情報管理プログラム41と同様に移動端末2aと連動する。
例えば保険外交員12が移動端末2aの保険契約支援システム9を起動すると、保険契約支援システム9はホストシステム4の保険商品情報DB6、質問内容DB7、推奨情報DB8から最新の情報を受信し、付属の外部記憶装置に格納する。そして、受信した情報のうち質問内容DBから取得した質問内容を移動端末2aの画面に表示する。保険外交員12は表示された質問内容を見て保険契約者11に質問し、その回答を得た後、その回答を画面に入力する。保険契約者11に質問した質問内容にはそれぞれの質問内容に対する回答に応じて複数の推奨保険商品が推奨度を付けて関連付けられ、推奨情報DB8に格納されている。この情報は移動端末2aを起動した際に、保険契約支援システム9がホストシステム4から受信し、移動端末2aの外部記憶装置に格納されている。
そこで、質問に対する回答が保険外交員により入力されると、回答に応じて、推奨度の高い推奨保険商品を抽出し、画面に表示する。この場合、推奨度の高い推奨保険商品は、質問に対する回答に応じた複数の推奨保険商品のうち推奨度の高いものが選択されて表示される。
図2は、移動端末2a、2b、2nの内部構成の例を示したブロック図である。
端移動末2a、2b、2nは、ホストシステム4とデータを送受信する送受信部21、送受信部21が受信したデータを一時的に保管する外部記憶装置22とを備え、この外部記憶装置22には、それぞれ顧客情報DB5の情報が顧客情報221、保険商品情報DB6の情報が商品情報222、質問内容DB7の情報が質問情報223、推奨情報DB6の情報が推奨情報224として格納されるようになっている。
さらに、保険外交員12に商品情報や保険契約支援システム9による質問、回答、結果(推奨商品)を表示する表示部23、顧客情報や商品設計条件、または保険契約支援システム9において質問の回答の入力を行う入力部24、各種入力データの処理や保険契約支援システムを処理するデータ処理部25を備えている。
データ処理部25は、保険契約支援システム処理部251と入力情報処理部252とから構成され、外部記憶装置22に記憶されている顧客情報221、商品情報222、質問情報223、推奨情報224と入力部24から入力した質問の回答状態を組み合わせて表示部24へ販売推奨商品を動的に変化させて表示するようになっている。
図3は、ホストシステム4上の顧客情報DB5の構成例を示したものである。
この顧客情報DBの情報は、そのまま顧客情報221で使用されるものと考えてよい。保険外交員12が入手した顧客情報の名前が51、住所情報が52、生年月日が53、性別が54、顧客の家族の情報が55である。これらの顧客情報は、保険契約支援システム9上の推奨保険商品の選別に使用される。例えば保険契約対象者11が中高齢者である場合、「養老保険」をより高く推奨するという風に使用する。
図4は、ホストシステム4上の保険商品情報DB6の構成例を示したものである。この保険商品情報DB6の情報はそのまま移動端末2aにおける商品情報222で使用される。このデータベースは、1レコード当たり1商品で構成されている。61は商品名で、保険契約支援システム9で商品として表示する際の名称である。62は主契約名、63は主契約コードであり、推奨情報DB7に定義されるコード値と紐付き利用する。64の特約名1、65の特約コード1も同様に利用する。以降、特約名2、特約コード2、として複数定義することもできる。
図5は、ホストシステム4上の質問内容DB7の構成例を示したものである。この質問DB7の情報はそのまま質問情報223で使用される。このデータベースでも1レコードに一つ質問を定義する。71は質問番号で、保険契約支援システム9に表示される順番で定義し他のレコードと重複できない。質問文72、回答(1)73、回答(1)コード74、回答(2)75、回答(2)コード76は保険契約支援システム9上に表示される質問とその回答である。回答は二つ以上定義する必要がある。また回答にはそれぞれコード値を定義する必要があり、回答(1)コード74、回答(2)コード76のようにそれぞれの回答に定義する。これらのコード値は推奨情報DB8の情報と紐付けて使用する。
図6は、ホストシステム4上の推奨情報DB8の構成例を示したものである。この推奨情報DB8の情報はそのまま推奨情報224で使用されるものと考えてよい。
81は回答コードで、質問DB7における回答コード値74、76と紐付く。82はアピール文で、推奨商品の推奨理由となる。83は保険商品情報DBの商品コード、84は推奨度であり、商品情報DBにおける63の主契約コード、65の特約コード1などのコード値と紐付けて使用する。85の商品コード2、86の推奨度2は必要に応じて定義する。
以上の構成に係る動作について説明する。
図7は、移動端末2aにおける保険契約支援システム9の画面例を示す図である。
図において、91は質問表示欄で、質問911、回答912から構成され、ここで表示する質問は外部記憶装置22に格納した質問情報223から取得し表示する。質問911が長文になり、表示領域を上回った場合、スクロールバー913により全て表示する。別の質問に移動する場合、矢印ボタン914aで前の質問、914bで次の質問を表示することができる。また矢印ボタン914Cで最初の質問まで戻ることができ、914dで現時点での回答内容で、結果画面を出力することができる。回答912が未回答の場合でも、次の質問や結果画面(図8)に遷移できる。95a、95b、96Cは顧客情報、現在の回答内容から最も推奨できる商品を3つ表示するものである。またこれらはマウスカーソルでクリックするなどで選択することにより、顧客情報、現在の回答内容から導いた推奨理由(アピールポイント)(図10)を表示することができる。
図8は結果画面の例を示す図であり、図7から次以降へ遷移する矢印ボタン914C、914d以外の機能は同じであるが、レイアウトについてはより推奨する商品を強調した画面とする。また推奨商品と推奨理由を出力する帳票を印刷することができる印刷ボタン96が用意されている。
図9は保険契約支援システム(プログラム)9における、推奨度の高い商品を動的に検索し表示する処理の概要を示すフローチャートである。
保険契約支援システム9を起動した際、画面に表示する可能性のある全ての商品ごとに優先順位を設定する。以降これを判定する基準を推奨度と呼称し、推奨度が大きい順に優先順位が高いものとする。商品情報222に定義されている全ての商品に推奨度を定義する。保険会社の戦略、または顧客情報221の傾向から商品ごとに初期推奨度を決めて、初期表示される商品を決めてもよい(ステップ101)。
次に現在の設定されている推奨度が高い順に例えば3つまで商品を画面に表示する。これは、画面初期表示時と質問の回答があったときに行われる(ステップ102)。
次に、画面に質問と回答の表示を行う。この場合、質問に対する回答がなされずに質問の移動が行われたときに、画面更新として扱われる(ステップ103)。
質問と回答が表示されたとき、保険外交員により画面の操作が行われる(ステップ104)。
画面には3種類の機能があり、質問の回答、質問の移動、回答の完了を行うことができる(ステップ105)。
ここで質問の回答が行われた場合、保険外交員112が回答内容を入力部24から入力する。すると、保険契約支援システム9は入力された回答内容に対応した回答コード値を質問情報223から取得する(ステップ106)。例えば、「老後に不安を感じますか」という質問に対し、「はい」という回答があった場合に、保険外交員112がその回答内容を入力部24から入力すると、回答コード値として「1」を質問情報223から取得する。
保険契約支援システム9は、次にそのコード値で推奨情報224から推奨保険商品の商品コードを検索する(ステップ107)。例えば、回答コード値=「1」であった場合、推奨度が高い順に複数の商品コードの保険商品を推奨商品として表示する。
次に、推奨されている各商品の推奨度を取得し、この推奨度を加算、あるいは減算し、再度推奨商品の表示を更新する(ステップ108)。
全ての質問に回答、あるいは回答の途中で完了画面に遷移した場合、質問を遷移するボタンを操作することにより過去の画面に戻ることができる(ステップ109)。
このようにして質問に対する回答に応じて推奨商品を提示すると共に、その提示した推奨商品の推奨度を加算または減算して再表示することを未処理の質問がなくなるまで繰り返すことにより、主たる推奨商品の推奨度と関連する特約保険などの従属商品が段々と高い値に更新される。そして、推奨度が最高値に達したときの商品が保険契約対象者に対して最適な保険商品として動的に選定される。この最適商品の探索は保険契約対象者の個人情報を確認することなく実現することができる。なお、質問は未処理のものが全て無くなるまで繰り返す必要はなく、保険契約対象者が中断を指示した時点、あるいは保険外交員が絞込みが十分にできたと考えた段階で終了することができる。
図9のフローチャートに従い保険契約支援システム9の具体例を示すため、次の条件を設定する。
まず、顧客情報DB5に保険契約対象者が2人登録されており、保険契約対象者1の年齢が35歳、保険契約対象者2の年齢が50歳とする。本実施形態においては、保険契約対象者1を使用する。次に商品情報DB6に5種類の保険商品((1)積立保険、(2)医療保険、(3)終身保険、(4)終身保険+医療保険、(5)養老保険)が定義されているものとする。
次に、質問内容DB7に質問A、質問Bが定義されているものとし、質問Aは質問番号が1であり、回答は回答Al、回答A2が存在する。回答Alは回答コードが1であり、回答A2は回答コードが2である。質問Bは質問番号が2であり、回答Bl、回答B2が存在する。回答Blは回答コードが3であり、回答B2は回答コードが4である。次に推奨情報DB8に推奨情報1、推奨情報2、推奨情報3が定義されており、推奨情報1は回答コードが1のとき、医療保険の推奨度に50ポイント加算すると定義されており、推奨情報2は回答コードが2のとき「終身保険」または「終身保険+医療保険」の推奨度に100ポイント加算すると定義されており、推奨情報3は回答コードが3のとき「積立保険」の推奨度に100ポイント減算するとして定義されているものとする。またステップ101における保険商品の初期推奨度5種類の保険商品の初期推奨度を(1)積立保険を100、(2)医療保険を60、(3)終身保険を30、(4)終身保険+医療保険を40、(5)養老保険を20とする。また50歳以上の場合は(6)養老保険の推奨度に70ポイントを加算するというように設定するように定義する。以上の前提条件に従い具体例を説明する。
まずステップ101において、保険契約対象者1は35歳であるため、初期推奨度を(1)積立保険を100、(2)医療保険を60、(3)終身保険を30、(4)終身保険+医療保険を40、(5)養老保険を20として設定し、ステップ102へ移行する。
ステップ102では、推奨度が高い順から(1)積立保険、(2)医療保険、(4)終身保険+医療保険の順に3商品を表示し、ステップ103へ移行する。なお保険契約対象者2の場合、50歳以上であるので、前提条件に従い初期推奨度を(1)積立保険(推奨度100)、(5)養老保険(推奨度20+70=90ポイント)、(2)医療保険(推奨度60)の順に表示する。このようにして、保険契約対象者の年齢層により初期表示される保険商品を可変させることができる。
ステップ103では、質問番号が1である質問A、回答Al、回答A2を表示し、ステップ104へ移行して保険外交員の操作を待つ。
ステップ104では、例えば回答Alが回答されたとする。するとステップ105へ移行し、操作された機能を判定し、質問が回答されているので、ステップ106へ移行する。ステップ106では、保険外交員12によって入力された回答Alの回答コード値の1を判定し、ステップ107へ移行する。ステップ107では、推奨情報DB8から回答コードが1であるレコードを検索し、ステップ108へ移行する。ステップ108では回答コードが1である推奨情報1に従い、医療保険の推奨度を50ポイント加算し、ステップ102へ移行する。
ステップ102では、推奨度が変化しているので、(2)医療保険(推奨度110)、(1)積立保険(推奨度100)、(5)養老保険(推奨度90)の順に画面に表示し、ステップ103へ移行する。ステップ103では、質問Nolは回答済みなので質問N02を表示するため、質問Bと回答Bl、回答B2を表示し、ステップ104へ移行して保険外交員の操作を待つ。
またステップ104にて回答A2が回答された場合、先ほどと同様にステップ105〜108を経由し、(3)終身保険、(4)終身保険+医療保険に推奨度を100加算し、ステップ102にて(4)終身保険+医療保険(推奨度140)、(3)終身保険(推奨度130)、(1)積立保険(推奨度100)を表示し、ステップ103へ移行する。
またステップ104にて質問Aを回答せず、次の質問ボタンを押下した場合はステップ103へ移行し、質問番号が2である質問Bと回答Bl、回答B2を表示する。
またステップ104にて終了ボタンを押下した場合、ステップ109へ移行し、終了画面を表示する。
以上のように保険契約支援システム9は、質問と回答、推奨商品の推奨度の更新を繰り返し、現時点での最良の推奨商品を動的に表示する。
図10は、推奨理由の表示画面の例を示す図である。951は選択した商品名、952a、952、952Cはこの商品を推奨する条件と同時に設定されているアピール文言を推奨情報224から取得して表示する。これらは、選択した商品へ推奨情報DB8の推奨度(推奨度1(84)、推奨度2(84))において、加算したもの(推奨度が1以上)で大きい順に3つまで、アピール文82を表示する。
図11は、推奨理由選択処理の概要を示すフローチャートである。
この処理は図9の処理と基本的には同じである。異なるのは、図9のステップ101において各保険商品の推奨度の初期設定を行っていたものが、顧客情報の選択処理(ステップ101A)に変わっただけのものである。推奨理由を提示する場合、特定の顧客に対するものであるので、少なくとも顧客氏名を提示してもらい、図9の処理と同様にして複数の質問を繰り返し、推奨する保険商品を絞り込む。そして、最終的に絞り込んだ保険商品の推奨理由を表示して処理を終了する。
なお、上記実施形態において、移動端末において行う保険商品の選定処理及び推奨理由の選定処理はホストシステム4で行うようにしてもよい。
また、ホストシステムに備えられている各データベースは移動端末に設け、移動端末内で保険商品選定のための全ての処理を行うように構成にしてもよい。
また、保険商品選定のためのWebサイト(Webサーバ)を開設し、このWebサイトで保険契約支援システム9が行っている処理と同様の処理を行い、推奨保険商品を提示するようにしてもよい。
このWebサイトは、保険契約対象者に対する質問と回答内容に対応した回答コード値を記憶した質問情報データベースと、前記回答コード値に応じた推奨保険商品の商品コードが当該推奨保険商品の推奨度と共に記憶された推奨情報データベースとを備え、保険契約対象者に対して推奨する保険商品を選定する保険契約支援Webサーバであって、
前記質問情報データベースから保険契約対象者に対する質問を取得し、その回答内容に応じて前記質問情報データベースから回答コード値を取得する手段と、取得した回答コード値に応じた推奨保険商品の商品コードと推奨度を前記推奨情報データベースから取得し、取得した推奨度により当該推奨保険商品の推奨度を更新する手段と、推奨度の更新された推奨保険商品を再表示した後、前記質問情報データベースから保険契約対象者に対する未処理の質問を取得し、その回答内容に応じた回答コード値の取得、回答コード値に応じた推奨保険商品の商品コードと推奨度の取得、取得した推奨度により当該推奨保険商品の推奨度を更新する処理を繰り返し、保険契約対象者に対して推奨する保険商品を更新された推奨度によって判定し、保険契約対象者に提示する手段とを備えて構成される。
Webサイトを開設した場合、保険外交員がWebサイトとの対話処理で保険商品を絞り込む操作を行ってもよいが、保険契約対象者が保険商品を絞り込む操作を行ってもよい。
2a,2b,2n 移動端末
4 ホストシステム
5 顧客情報DB
6 保険商品情報DB
7 質問内容DB
8 推奨情報DB
9 保険契約支援システム
11 保険契約者
12 保険外交員
21 送受信部
22 外部記憶装置
23 表示部
24 入力部
25 データ処理部

Claims (6)

  1. 保険契約対象者に対する質問と回答内容に対応した回答コード値を記憶した質問情報データベースと、前記回答コード値に応じた推奨保険商品の商品コードが当該推奨保険商品の推奨度と共に記憶された推奨情報データベースとを備え、保険契約対象者に対して推奨する保険商品を選定する保険契約支援システムであって、
    前記質問情報データベースから保険契約対象者に対する質問を取得し、その回答内容に応じて前記質問情報データベースから回答コード値を取得する手段と、
    取得した回答コード値に応じた推奨保険商品の商品コードと推奨度を前記推奨情報データベースから取得し、取得した推奨度により当該推奨保険商品の推奨度を更新する手段と、
    推奨度の更新された推奨保険商品を再表示した後、前記質問情報データベースから保険契約対象者に対する未処理の質問を取得し、その回答内容に応じた回答コード値の取得、回答コード値に応じた推奨保険商品の商品コードと推奨度の取得、取得した推奨度により当該推奨保険商品の推奨度を更新する処理を繰り返し、保険契約対象者に対して推奨する保険商品を更新された推奨度によって判定し、保険契約対象者に提示する手段とを備えることを特徴とする保険契約支援システム。
  2. 前記推奨情報データベースには、推奨保険商品の商品コードと共に推奨理由のメッセージが記憶され、保険契約対象者に対して推奨する保険商品を提示する際に推奨理由も提示することを特徴とする請求項1に記載の保険契約支援システム。
  3. 保険契約対象者に対する質問と回答内容に対応した回答コード値を記憶した質問情報データベースと、前記回答コード値に応じた推奨保険商品の商品コードが当該推奨保険商品の推奨度と共に記憶された推奨情報データベースとを備え、コンピュータにより保険契約対象者に対して推奨する保険商品を選定する保険契約支援方法であって、
    前記コンピュータが、質問情報データベースから保険契約対象者に対する質問を取得し、その回答内容に応じて前記質問情報データベースから回答コード値を取得するステップと、
    取得した回答コード値に応じた推奨保険商品の商品コードと推奨度を前記推奨情報データベースから取得し、取得した推奨度により当該推奨保険商品の推奨度を更新するステップと、
    推奨度の更新された推奨保険商品を再表示した後、前記質問情報データベースから保険契約対象者に対する未処理の質問を取得し、その回答内容に応じた回答コード値の取得、回答コード値に応じた推奨保険商品の商品コードと推奨度の取得、取得した推奨度により当該推奨保険商品の推奨度を更新する処理を繰り返し、保険契約対象者に対して推奨する保険商品を更新された推奨度によって判定し、保険契約対象者に提示するステップとを備えることを特徴とする保険契約支援方法。
  4. 前記推奨情報データベースには、推奨保険商品の商品コードと共に推奨理由のメッセージが記憶され、保険契約対象者に対して推奨する保険商品を提示する際に推奨理由も提示することを特徴とする請求項3に記載の保険契約支援方法。
  5. 保険契約対象者に対する質問と回答内容に対応した回答コード値を記憶した質問情報データベースと、前記回答コード値に応じた推奨保険商品の商品コードが当該推奨保険商品の推奨度と共に記憶された推奨情報データベースとを備え、保険契約対象者に対して推奨する保険商品を選定する保険契約支援Webサーバであって、
    前記質問情報データベースから保険契約対象者に対する質問を取得し、その回答内容に応じて前記質問情報データベースから回答コード値を取得する手段と、
    取得した回答コード値に応じた推奨保険商品の商品コードと推奨度を前記推奨情報データベースから取得し、取得した推奨度により当該推奨保険商品の推奨度を更新する手段と、
    推奨度の更新された推奨保険商品を再表示した後、前記質問情報データベースから保険契約対象者に対する未処理の質問を取得し、その回答内容に応じた回答コード値の取得、回答コード値に応じた推奨保険商品の商品コードと推奨度の取得、取得した推奨度により当該推奨保険商品の推奨度を更新する処理を繰り返し、保険契約対象者に対して推奨する保険商品を更新された推奨度によって判定し、保険契約対象者に提示する手段とを備えることを特徴とする保険契約支援Webサーバ。
  6. 前記推奨情報データベースには、推奨保険商品の商品コードと共に推奨理由のメッセージが記憶され、保険契約対象者に対して推奨する保険商品を提示する際に推奨理由も提示することを特徴とする請求項5に記載の保険契約支援Webサーバ。
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