JP2013060992A - 制動力調整装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】精度の高いサービスブレーキを実現する機構を提供する。
【解決手段】トグルリンク18は、少なくとも2つのリンクを有する第1のリンク機構22と、第1のリンク機構22と接続され、少なくとも2つのリンクを有する第2のリンク機構24と、第1のリンク機構22および第2のリンク機構24の少なくともいずれか一方と連結されている摩擦部材と、を備える。第1のリンク機構22は、ブレーキ操作に応じた外力が入力される第1の入力部22aを有する。第2のリンク機構24は、アクチュエータによる外力が入力される第2の入力部24aを有する。第1のリンク機構22および第2のリンク機構24は、ブレーキ操作に応じた外力およびアクチュエータによる外力の少なくともいずれか一方によって各リンクが変位し、摩擦部材がディスクロータに向けて移動するように構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、制動力調整装置に関する。
従来、ブレーキキャリパのシリンダと同等の機構として、トグルリンクを用いた車両ブレーキが考案されている(特許文献1参照)。このブレーキは、圧電アクチュエータにより発生した力をトグル機構でピストンの推進力に変換し、制動力を発生させている。
特表2000−514533号公報
しかしながら、上述の車両ブレーキは、圧電アクチュエータ単独で制動力を発生させる機構であり、操作入力とは別のアシスト入力については考慮されていない。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、精度の高いサービスブレーキを実現する機構を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の制動力調整装置は、少なくとも2つのリンクを有する第1のリンク機構と、前記第1のリンク機構と接続され、少なくとも2つのリンクを有する第2のリンク機構と、前記第1のリンク機構および前記第2のリンク機構の少なくともいずれか一方と連結されている摩擦部材と、を備える。前記第1のリンク機構は、ブレーキ操作に応じた外力が入力される第1の入力部を有する。前記第2のリンク機構は、アクチュエータによる外力が入力される第2の入力部を有する。前記第1のリンク機構および前記第2のリンク機構は、前記ブレーキ操作に応じた外力および前記アクチュエータによる外力の少なくともいずれか一方によって各リンクが変位し、前記摩擦部材がディスクロータに向けて移動するように構成されている。
この態様によると、ブレーキ操作に応じた外力が入力される第1の入力部とは別の部分にアクチュエータによる外力が入力されるため、第1の入力部に大きな反力を生じさせることなく、摩擦部材を移動させ、ディスクロータとの間で制動力を発生させることができる。
前記第2のリンク機構は、前記第1のリンク機構と前記摩擦部材との間に配置されていてもよい。これにより、ブレーキ操作に応じた外力により発生する出力に対して、アクチュエータによる外力により発生する力を用いた精度の高い調整が可能となる。
前記第1のリンク機構は、前記2つのリンクが成す角が鈍角となるように連結されており、該成す角が大きくなる場合に、前記摩擦部材がディスクロータに向けて移動するように構成されており、前記第2のリンク機構は、前記2つのリンクが成す角が鈍角となるように連結されており、該成す角が大きくなる場合に、前記摩擦部材がディスクロータに向けて移動するように構成されていてもよい。
前記第1のリンク機構は、前記2つのリンクが成す角が鋭角となるように連結されており、該成す角が小さくなる場合に、前記摩擦部材がディスクロータに向けて移動するように構成されており、前記第2のリンク機構は、前記2つのリンクが成す角が鋭角となるように連結されており、該成す角が小さくなる場合に、前記摩擦部材がディスクロータに向けて移動するように構成されていてもよい。これにより、2つのリンクが成す角が鋭角となるように連結されており、リンク軸方向のスペースを小さくできる。また、制動力を発生させるべく摩擦部材を前記ディスクロータに向けて移動させる際には、2つのリンクが成す角が小さくなるように構成されているため、制動時においてもリンク軸方向のスペースを小さくできる。ここで、リンク機構は、例えば、トグルリンクであってもよい。
本発明によれば、精度の高いサービスブレーキを実現することができる。
第1の実施の形態に係るディスクブレーキの側面図である。 図1の範囲Aに含まれているトグルリンクの拡大図である。 各リンク機構における力点と作用点との関係を説明するための模式図である。 図3に示すリンク機構における変位と出力との関係を示す図である。 第2の実施の形態に係るトグルリンクの概略構成を示す模式図である。 第2の実施の形態の変形例に係るトグルリンクの概略構成を示す模式図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。以下の実施の形態で説明する制動力調整機構は、車両のブレーキに適用することができる。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係るディスクブレーキの側面図である。図1に示すように、ディスクブレーキ10は、回転軸Axを中心とする円板状のディスクロータ12と、車両に支持されるキャリパ14と、キャリパ14が備える一対のブレーキパッド16a,16bと、ブレーキパッド16aとシリンダ17とを連結するトグルリンク18と、を備える。キャリパ14は、前述の一対のブレーキパッド16a,16bと、一対のブレーキパッド16a,16bがディスクロータ12に向かって移動できるようにガイドするスライドピン20と、を有する。ブレーキパッド16a,16bは、ディスクロータ12に付勢されることでディスクロータ12との摩擦力により制動力を発生させる摩擦部材として機能する。
制動力調整装置として機能するトグルリンク18は、シリンダ17に連結されている第1のリンク機構22と、第1のリンク機構22と接続されるとともにブレーキパッド16aと連結されている第2のリンク機構24と、を備える。なお、第1のリンク機構22や第2のリンク機構24が、シリンダ17やブレーキパッド16aと連結されているとは、各リンク機構を構成するリンクが直接シリンダやブレーキパッドに連結されている場合だけでなく、他の部材(例えば、ピストン、キャリパ、その他のリンク等)を介して連結している場合も含まれる。
次に、トグルリンクについて説明する。トグルリンクが有する特徴としては、例えば、(i)入力はリンク系によって伝達される、(ii)入力によって部材が入力方向に移動する、(iii)リンクが一直線になったときには入力が除去されても、部材は反入力方向に戻らず位置が保持される、(iv)位置が保持された後、反入力方向の外力に対して大きな抗力を持つ、などが挙げられる。このようなトグルリンクを実施の形態に係るディスクブレーキに適用することで、通常の油圧で作動するブレーキキャリパの(a)力を発生させる機能、(b)ストロークする機能を置き換えることができる。また、前述の(iii)の特徴により、駐車ブレーキとしての使用にも適している。
図2は、図1の範囲Aに含まれているトグルリンクの拡大図である。図2に示すように、トグルリンク18は、少なくとも2つのリンクを有する第1のリンク機構22と、第1のリンク機構22と接続され、少なくとも2つのリンクを有する第2のリンク機構24と、を備えている。なお、第2のリンク機構24の一端には、前述のブレーキパッド16aが連結されている。
第1のリンク機構22は、互いに回動可能に端部で接続されているリンク26およびリンク28から構成されている。また、第1のリンク機構22は、ブレーキペダルなどのブレーキ操作に応じた外力F1が入力される第1の入力部22aを有する。
第2のリンク機構24は、互いに回動可能に端部で接続されているリンク30およびリンク32から構成されている。また、第2のリンク機構24は、アクチュエータによる外力F2が入力される第2の入力部24aを有する。ここで、アクチュエータは、油圧装置やモータなどの駆動装置が挙げられる。
第1のリンク機構22および第2のリンク機構24は、外力F1および外力F2の少なくともいずれか一方によって各リンクが変位し、ブレーキパッド16aがディスクロータ12に向けて移動するように構成されている。
本実施の形態に係るトグルリンク18においては、第1のリンク機構22は、2つのリンク26,28が成す角が鈍角となるように連結されており、その成す角が大きくなる場合に、ブレーキパッド16aがディスクロータ12に向けて移動するように構成されている。また、第2のリンク機構24は、2つのリンク30,32が成す角が鈍角となるように連結されており、その成す角が大きくなる場合に、ブレーキパッド16aがディスクロータ12に向けて移動するように構成されている。
図3は、各リンク機構における力点と作用点との関係を説明するための模式図である。図4は、図3に示すリンク機構における変位と出力との関係を示す図である。なお、第1のリンク機構22と第2のリンク機構24とはその構成が同じため、以下では第1のリンク機構について説明する。図3に示す第1のリンク機構22は、2つのリンク26,28が角度θで連結されている。リンク26は、その一端が支点に支持されており、その他端がリンク28と連結されている。リンク26の他端とリンク28の一端との連結部は力点として機能し、その力点に矢印の方向から力Fが入力されると、リンク28の他端である作用点において力Pが矢印の方向に出力される。
ここで、力Fと力Pとの関係は以下の式(1)で示される。
P=(1/2)×F×tan(θ/2)・・・式(1)
図4は、力点の変位に対する作用点の変位、および、力点の変位に対する入力/出力の比の関係を示したグラフである。図4に示すように、力点の変位の増加に伴い入力/出力の比は増加する。そして、2つのリンクが成す角θが170°を超えた辺りで入力/出力の比が10倍程度となる。したがって、力点の変位が5.5mm前後、2つのリンクが成す角θが170°を超えた辺りまでの範囲では、通常のサービスブレーキに適した制御が可能となる。
力点の変位が大きな範囲では、力点の変位に対する作用点の変位は徐々に小さくなり、2つのリンクが成す角θが180°前後ではほとんど変化しなくなる。このように、トグル機構の不可逆特性を利用して、パーキングブレーキ作動時の入力を低減するためには、そのストローク(力点変位)が最大となる付近で利用することになる。
次にトグルリンク18の動作について説明する。第1のリンク機構22のリンク26の一端26aは、シリンダ17に固定され支点として機能する。一方、第2のリンク機構24のリンク32の一端32aは、ブレーキパッド16aに固定され作用点として機能する。また、第1のリンク機構22のリンク28の一端と第2のリンク機構24のリンク30一端とは移動部材34に互いに接続されている。そして、移動部材34は、各リンクの動きに応じてガイド36に沿って移動する。
このように構成されたトグルリンク18は、第1のリンク機構22の第1の入力部22aに外力F1が入力されると、リンク26とリンク28との成す角が広がり、移動部材34がガイド36に沿って、図の右方向に向かって移動する。その結果、第2のリンク機構24を介してブレーキパッド16aも右方向へ移動し、ディスクロータ12に押圧されることで制動力が発生する。
また、トグルリンク18は、外力F1が入力される第1の入力部22aとは別の部分である第2の入力部24aに外力F2が入力されるため、第1の入力部22aに大きな反力を生じさせることなく、ブレーキパッド16aを移動させ、ディスクロータ12との間で制動力を発生させることができる。
より詳述すると、トグルリンク18は、液圧によって伝達されたブレーキペダルの踏力が外力F1として入力されると、外力F1を増幅して出力することができる。また、ブレーキペダルの動作をセンサなどにより検出し、その検出結果に基づいてECU(Electronic Control Unit)がブレーキペダルを踏み込む速度や量を算出し、緊急ブレーキが必要な状態か否かを判別する。緊急ブレーキが必要な状態と判別されると、アクチュエータを駆動し、発生した外力F2が第2の入力部24aに入力され、ブレーキペダルによる直接的な踏力に加えてアシスト力がブレーキパッド16aに伝達される。このように、図1に示すディスクブレーキ10と、センサと、ECUと、アクチュエータとを組み合わせることで、ブレーキアシストシステムを構成することができる。
また、このようなシステムは、車輪速センサや車速センサなどにより車輪のスリップを検出することで、各輪のディスクブレーキの制動力を調整し、タイヤロックを制御するABS(アンチロックブレーキシステム)としても機能することができる。このような場合は、スリップ量の情報に基づいてアクチュエータにより発生する外力F2を制御すればよい。
なお、本実施の形態に係るトグルリンク18では、第1のリンク機構22および第2のリンク機構24が直列に接続されており、第2のリンク機構24は、第1のリンク機構22とブレーキパッド16aとの間に配置されている。これにより、ブレーキ操作部材などから伝達された外力F1により発生する出力に対して、アクチュエータによる外力F2により発生する力を用いた精度の高い調整が可能となる。
このように、本実施の形態に係るトグルリンク18は、精度の高いサービスブレーキを実現することができる。
(第2の実施の形態)
前述の第1の実施の形態に係るトグルリンク18は、2つのリンク機構を直列に接続してある。一方、第2の実施の形態に係るトグルリンクは、2つのリンク機構を並列に接続している点が大きく異なる。図5は、第2の実施の形態に係るトグルリンクの概略構成を示す模式図である。
トグルリンク40は、少なくとも2つのリンクを有する第1のリンク機構42と、第1のリンク機構42と接続され、少なくとも2つのリンクを有する第2のリンク機構44と、を備えている。
第1のリンク機構42は、互いに回動可能に端部で接続されているリンク46およびリンク48から構成されている。また、第1のリンク機構42は、ブレーキペダルなどのブレーキ操作部材の操作に応じた外力F1が入力される第1の入力部42aを有する。
第2のリンク機構44は、互いに回動可能に端部で接続されているリンク50およびリンク52から構成されている。また、第2のリンク機構44は、前述のアクチュエータによる外力F2が入力される第2の入力部44aを有する。
第1のリンク機構42のリンク46と第2のリンク機構24のリンク52の端部は、共に移動部材54aに接続されている。また、第1のリンク機構42のリンク48と第2のリンク機構24のリンク50の端部は、共に移動部材54bに接続されている。移動部材54aには、図1に示すブレーキパッド16aが連結されている。また、移動部材54bには、図1に示すブレーキパッド16bが連結されている。
第1のリンク機構42および第2のリンク機構44は、外力F1および外力F2の少なくともいずれか一方によって各リンクが変位し、ブレーキパッド16aがディスクロータ12に向けて移動するように構成されている。
本実施の形態に係るトグルリンク40においては、第1のリンク機構42は、2つのリンク46,48が成す角が鋭角となるように連結されており、成す角が小さくなる場合に、ブレーキパッド16aがディスクロータ12に向けて移動するように構成されている。また、第2のリンク機構44は、2つのリンク50,52が成す角が鋭角となるように連結されており、成す角が小さくなる場合に、ブレーキパッド16bがディスクロータ12に向けて移動するように構成されている。
このようにトグルリンク40の各リンク機構は、2つのリンクが成す角が鋭角となるように連結されており、リンク軸方向のスペースを小さくできる。また、制動力を発生させるべくブレーキパッド16a,16bをディスクロータ12に向けて移動させる際には、2つのリンクが成す角が小さくなるように構成されているため、制動時においてもリンク軸方向のスペースを小さくできる。
次にトグルリンク40の動作について説明する。トグルリンク40は、第1のリンク機構42の第1の入力部42aに外力F1が入力されると、リンク46とリンク48との成す角が狭まり、移動部材54aがガイド56に沿って、図の右方向に向かって移動する。一方、移動部材54bがガイド56に沿って、図の左方向に向かって移動する。その結果、ブレーキパッド16aは右方向へ移動し、ブレーキパッド16bは左方向へ移動し、ディスクロータ12にそれぞれ押圧されることで制動力が発生する。このように、2つのブレーキパッド16a,16bによりディスクロータ12が挟圧されることで安定した制動が可能となる。
また、トグルリンク40は、外力F1が入力される第1の入力部42aとは別の部分である第2の入力部44aに外力F2が入力されるため、第1の入力部42aに大きな反力を生じさせることなく、ブレーキパッド16a,16bを移動させ、ディスクロータ12との間で制動力を発生させることができる。
図6は、第2の実施の形態の変形例に係るトグルリンクの概略構成を示す模式図である。図6に示すトグルリンク60は、2つのリンク機構がガイド56を挟んで図6の上下に配置されている点が、図5に示すトグルリンク40と大きく異なる。ただし、トグルリンク60を構成している個々の部材は、レイアウトを除いてトグルリンク40と同じである。したがって、図6におけるトグルリンク60において、トグルリンク40と同じ部材については同じ符号を付して説明を省略する。
図6に示すトグルリンク60は、ガイド56を挟んで2つのリンク機構が上下に配置されているため、ディスクロータ12の回転軸方向の配置スペースを小さくできる。また、トグルリンク60は外力F2が図の下側から加わる構成のため、アクチュエータを下方に配置することが可能となり、レイアウトの自由度が向上する。
上述のように、各実施の形態に係るディスクブレーキは、トグルリンクにおいて2つのリンク機構が直列又は並列に配置されている。そして、各リンク機構に入力部を設け、一方の入力部にはドライバの操作などに応じた力が入力され、他方の入力部にはアクチュエータによるアシスト力が入力される。そのため、アクチュエータによるアシスト力が直接リンク機構に伝わるため、ドライバの操作などに応じた入力側に大きな反力を生じさせることなく、力の追加、制御ができる。その結果、制動時の操作フィーリングが向上する。
また、ブレーキパッド16a,16bの摩耗を考慮し、各リンク機構の基準位置における2つのリンクの成す角を調整できるように、各トグルリンクは、第2の入力部とアクチュエータとの距離を調整する摩耗調整機構を兼ね備えてもよい。
以上、本発明を上述の各実施の形態を参照して説明したが、本発明は上述の各実施の形態に限定されるものではなく、各実施の形態の構成を適宜組み合わせたものや置換したものについても本発明に含まれるものである。また、当業者の知識に基づいて各実施の形態における組合せや処理の順番を適宜組み替えることや各種の設計変更等の変形を各実施の形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれうる。
なお、上述のディスクブレーキは、車両だけではなく、産業用の設備において制動力が必要な用途にも適用できる。
F1,F2 外力、 10 ディスクブレーキ、 12 ディスクロータ、 16a,16b ブレーキパッド、 18 トグルリンク、 22 第1のリンク機構、 22a 第1の入力部、 24 第2のリンク機構、 24a 第2の入力部、 26,28,30,32 リンク、 34 移動部材、 36 ガイド。

Claims (4)

  1. 少なくとも2つのリンクを有する第1のリンク機構と、
    前記第1のリンク機構と接続され、少なくとも2つのリンクを有する第2のリンク機構と、
    前記第1のリンク機構および前記第2のリンク機構の少なくともいずれか一方と連結されている摩擦部材と、を備え、
    前記第1のリンク機構は、ブレーキ操作に応じた外力が入力される第1の入力部を有し、
    前記第2のリンク機構は、アクチュエータによる外力が入力される第2の入力部を有し、
    前記第1のリンク機構および前記第2のリンク機構は、前記ブレーキ操作に応じた外力および前記アクチュエータによる外力の少なくともいずれか一方によって各リンクが変位し、前記摩擦部材がディスクロータに向けて移動するように構成されている、
    ことを特徴とする制動力調整装置。
  2. 前記第2のリンク機構は、前記第1のリンク機構と前記摩擦部材との間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の制動力調整装置。
  3. 前記第1のリンク機構は、前記2つのリンクが成す角が鈍角となるように連結されており、該成す角が大きくなる場合に、前記摩擦部材がディスクロータに向けて移動するように構成されており、
    前記第2のリンク機構は、前記2つのリンクが成す角が鈍角となるように連結されており、該成す角が大きくなる場合に、前記摩擦部材がディスクロータに向けて移動するように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の制動力調整装置。
  4. 前記第1のリンク機構は、前記2つのリンクが成す角が鋭角となるように連結されており、該成す角が小さくなる場合に、前記摩擦部材がディスクロータに向けて移動するように構成されており、
    前記第2のリンク機構は、前記2つのリンクが成す角が鋭角となるように連結されており、該成す角が小さくなる場合に、前記摩擦部材がディスクロータに向けて移動するように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の制動力調整装置。
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