JP2013060979A - リニアガイド装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】転動体保持器21に棒状の変形可能な長辺部25a、25bを形成し、長辺部25a、25bはそれぞれ長手方向の中央部において、他方の長辺部側へ向かい、長辺部25a、25bの間の中央近傍まで延在している延在部を備え、延在部の根元側に変形工具用穴部29a、29bを形成し、延在部の先端側には変形保持用穴部30a、30bを形成し、変形保持用穴部30a、30bの中間位置に面する水平板部12の部分に凹部32を形成する。
【選択図】図6
Description
本願の第1実施形態に係るリニアガイド装置を図1ないし図7を参照しつつ説明する。図1は、本願の第1実施形態に係るリニアガイド装置1を示す一部切り欠き斜視図である。
次に、本願の第2実施形態について図8を参照しつつ説明する。図8は本第2実施形態に係るリニアガイド装置1のベアリング3を示す平面図及び断面図である。図8(a)は、上下の長辺部25a、25bを両方とも変形させて、その変形を保持した状態を示している。図8(b)は、上部の長辺部25aのみを変形させて、その変形を保持した状態を示している。本第2実施形態に係るリニアガイド装置は、上記第1実施形態に係るリニアガイド装置と同じ構成をしている。しかしながら、本第2実施形態においては、変形の保持に棒状工具31を用いるのではなく、変形保持専用に準備した変形保持用工具34を用いている点において上記第1実施形態と異なっている。変形保持用工具34は、軸部35と頭部36とから形成されており、一般的なドライバー(ねじ回し)等の棒状工具に比べ全長が短く、軸部35の径を変形保持用穴部30a、30bやベアリング穴部32に適した寸法としている。これにより、変形保持用工具がボール組込み作業の邪魔とならずに、確実に変形状態を維持することができる。図8(a)、(b)に示すように、本第2実施形態においても、上記第1実施形態と同様に、枠型保持器21の両側の長辺部25a、25bを同時に変形させて、その変形を保持しながらボールを組み込むことも可能あり、また、長辺部25a、25bを片側ずつ変形させてボールを組み込むことも可能である。
次に、本願の第3実施形態について図9を参照しつつ説明する。図9は本第3実施形態に係るリニアガイド装置のベアリング100を示す平面図及び断面図である。図9(a)は上下の長辺部39a、39bを両方とも変形させて、その変形を保持した状態を示している。図9(b)は、上部の長辺部39aのみを変形させて、その変形を保持した状態を示している。本第3実施形態に係るリニアガイド装置は、基本的な構成において上記第1、第2実施形態に係るリニアガイド装置と共通しているが、ベアリング穴部として雌ねじ部37が形成され、棒状工具等の代わりにねじ38が用いられており、ねじ38を雌ねじ部37に螺入することで長辺部39a、39bの変形を保持している点において上記第1、第2実施形態に係るリニアガイド装置と異なっている。これにより、枠型保持器40の変形をより確実に保持することが可能となる。図9(a)、(b)に示すように、本第3実施形態においても、上記第1、第2実施形態と同様に、枠型保持器40の両側の長辺部39a、39bを同時に変形させて、その変形を保持しながらボールを組み込むことも可能であり、また、長辺部39a、39bを片側ずつ変形させてボールを組み込むことも可能である。なお、本第3実施形態においては、ねじ38の代わりに第1及び第2実施形態に示す棒状工具や変形保持用工具を用いることも可能である。
最後に、本願の第4実施形態について図10を参照しつつ説明する。図10は本第4実施形態に係るリニアガイド装置のベアリング200を示す平面図及び断面図である。図10(a)は上下の長辺部41a、41bを両方とも変形させて、その変形を保持した状態を示している。図10(b)は、上部の長辺部41aのみを変形させて、その変形を保持した状態を示している。本第4実施形態に係るリニアガイド装置は、基本的な構成において上記第1、第2実施形態に係るリニアガイド装置と共通しているが、ベアリング穴部の代わりに案内レールの軸線方向と平行なベアリング溝部42を設けている点において、上記第1、第2実施形態に係るリニアガイド装置とは異なる。ボールの組込み作業において弾性変形した長辺部41a、41bの復元力は棒状工具31に対して図10(a)の上下方向にかかるため、このように上下に側壁部が配置された溝であれば復元力に対抗することが可能である。ベアリング本体43は、一般に引き抜き加工によって概略の形状を形成するため、ベアリング溝部42を引き抜き加工により同時に形成すれば、後加工により穴を加工する必要がなく、生産コストの上昇を抑制することが可能となる。なお、溝の形状については図示した角型形状の他に、三角形状、U字形状などでも良い。図10(a)、(b)に示すように、本第4実施形態においても、上記第1ないし第3実施形態と同様に、枠型保持器44の両側の長辺部41a、41bを同時に変形させて、その変形を保持しながらボールを組み込むことも可能であり、また、長辺部41a、41bを片側ずつ変形させてボールを組み込むことも可能である。なお、本第4実施形態においては、棒状工具31の代わりに第2実施形態において示した変形保持用工具31を用いても良い。
2 案内レール
3、100、200 ベアリング
4 案内レール取付け穴
5 ボール
6 転動溝
7 逃げ溝
8、43 ベアリング本体
9a、9b エンドキャップ
10a、10b サイドシール
11 グリースニップル
12 胴部
13a、13b 脚部
14 転動路
15a 湾曲路
16 循環路
17 環状路
18 棒型保持器
19 供給路
20 シールリップ
21、40、44 枠型保持器
22a、22b 係合部
23a、23b 凹部
24a、24b 延在部
25a、25b、39a、39b、41a、41b 長辺部
26a、26b 短辺部
27a、27b 保持面
28a、28b 平板部
29a、29b 変形工具用穴部
30a、30b 変形保持用穴部
31 棒状工具
32 ベアリング穴部
33a、33b ボール用隙間部
34 変形保持用工具
35 軸部
36 頭部
37 雌ねじ部
38 ねじ
42 ベアリング溝部
Claims (7)
- 案内レールと、
該案内レールとの間に複数のボールを介して該案内レールと相対移動可能に跨架し、前記案内レールに沿って配置された胴部と、該胴部から前記案内レールの両側に延在する一対の脚部とから成るベアリングと、
前記一対の脚部と前記胴部と前記案内レールとに囲まれた空間に配置され、前記一対の脚部の前記案内レールに対向する面に形成された転動溝を転動するボールを保持する枠型のボール保持器と、を備え、
前記ボール保持器には、変形可能なボール保持部が、前記一対の脚部の前記転動溝に対向して一対形成してあり、
該一対のボール保持部はそれぞれ長手方向の中央部において、他方の前記ボール保持部側へ向かって延在している平板状の延在部を備えてあるリニアガイド装置において、
前記延在部のそれぞれには前記案内レール側から前記胴部側へ貫通した変形保持用穴部が形成してあり、
前記ボールを前記ベアリングに組み込むために前記ボール保持器を他方の前記ボール保持器の側に変形させた際に前記変形保持用穴部に面する前記胴部の部分に凹部が形成してあることを特徴とするリニアガイド装置。 - 前記凹部は、一対の前記変形保持用穴部の中間位置に面する前記胴部の部分に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のリニアガイド装置。
- 前記変形保持用穴部は前記延在部の先端側にそれぞれ形成してあり、
前記延在部の根元側には前記案内レール側から前記胴部側へ貫通した変形工具用穴部がそれぞれ形成してあることを特徴とする請求項1又は2に記載のリニアガイド装置。 - 一対の前記延在部は、端部が非対向となる程度に厚さ方向に位置をずらして配置してあることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のリニアガイド装置。
- 前記凹部は、内周面が雌ねじであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のリニアガイド装置。
- 前記凹部は、前記案内レールの軸線方向に延在していることを特徴とする請求項1ないし4に記載のリニアガイド装置。
- 前記ボール保持器は、合成樹脂からなることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のリニアガイド装置。
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JP2011198386A JP5772421B2 (ja) | 2011-09-12 | 2011-09-12 | リニアガイド装置 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0619855Y2 (ja) * | 1988-05-31 | 1994-05-25 | 日本精工株式会社 | リニアガイド装置のボール保持器 |
JP3096207U (ja) * | 2003-02-28 | 2003-09-12 | 鼎耀科技股▲分▼有限公司 | 線性摺動軌の摺動ブロック |
JP2008128309A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Shangyin Sci & Technol Co Ltd | リニアガイドウェイの保持器定位構造及びその保持器 |
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2011
- 2011-09-12 JP JP2011198386A patent/JP5772421B2/ja active Active
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JPH0619855Y2 (ja) * | 1988-05-31 | 1994-05-25 | 日本精工株式会社 | リニアガイド装置のボール保持器 |
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JP2008128309A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Shangyin Sci & Technol Co Ltd | リニアガイドウェイの保持器定位構造及びその保持器 |
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