JP2013058928A - パラメータ設計方法及びパラメータ設計プログラム - Google Patents

パラメータ設計方法及びパラメータ設計プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2013058928A
JP2013058928A JP2011196310A JP2011196310A JP2013058928A JP 2013058928 A JP2013058928 A JP 2013058928A JP 2011196310 A JP2011196310 A JP 2011196310A JP 2011196310 A JP2011196310 A JP 2011196310A JP 2013058928 A JP2013058928 A JP 2013058928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ber
determined
desired value
layer
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011196310A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5520269B2 (ja
Inventor
Noriko Iiyama
法子 飯山
Sang-Yuep Kim
サンヨプ キム
Tatsuya Shimada
達也 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2011196310A priority Critical patent/JP5520269B2/ja
Publication of JP2013058928A publication Critical patent/JP2013058928A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5520269B2 publication Critical patent/JP5520269B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

【課題】OLTからONUまでの伝搬環境条件(伝送距離、分岐数)のばらつきが大きい場合において、システム効率の低下を抑制、あるいは改善できるPONのパラメータを設計できるパラメータ設計方法及びそのプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】本パラメータ設計方法は、各パラメータ計算時に信号間距離比を考慮する。この結果、信号のコンスタレーションは信号間距離が一定でない形式となり、結果として対象とするPONは、階層符号化技術が下り通信に適用されたPONとなる。このため、地形やユーザ分布に応じて分岐数や最大伝送距離を複数設定することが可能となる。
【選択図】図15

Description

下り通信に多値/高次変調方式を適用したPON(Passive Optical Network)システムのパラメータ設計を行うパラメータ設計方法及びパラメータ設計プログラムに関する。
現在光アクセスネットワークとして普及しているPONシステム(図1)において、高速化に向けた研究開発が広く行われている。高速化の一手段として多値/高次変調方式を適用する研究もなされている。
多値/高次変調PONシステムを構築するに当たり、送受信する信号の総容量およびシンボルレート、符号化方式が決定しているとき、設計するパラメータは(i)符号誤り率(BER)、(ii)最小出力パワー(LP)、(iii)分岐数(SR)、(iv)最大伝送距離(Dmax)である。一方でハードウェアの構成要素として、送受信器と伝送媒体を選定する必要がある。送受信器と伝送媒体は伝送特性を決定するものであり、一般に高価な送受信器を使用すれば、よりSNRの大きい信号を生成したり、より小さい受光パワーの信号も正しく信号を復元したりすることができるため、パワーバジェット(PB)を大きくとることができる。伝送媒体は価格と性能の直接的な相関は低いが、種類により価格のばらつきは大きい。なお、本明細書では、「パワーバジェット」とは、光が送信器で出力されてから受信器で受光されるまでに許容できる伝送路損失の見積もりという意味である。
上記(i)(ii)(iii)(iv)の設計パラメータは、1つのPONシステムに対しては、通常一意に決定される。符号のコンスタレーションも、伝送路による波形の歪み補償を目的として信号を歪ませておく場合もあるが、通常は図2、図3のように、各信号の信号間距離が一定(Ds)のものを用いる。あるBERに対し、コンスタレーションの信号間距離が大きいほど、パワーバジェットは大きく設定することができる(例えば、非特許文献1を参照。)。
システムを構築する際のハードウェアの選定とパラメータ設計の手順の例として、フローチャートを図4−図11に示す。ただし、図4−図11で参照しているBERのテンプレート1、2はそれぞれ図12、図13であり、用いる計算式(1)(2)は以下である。
Figure 2013058928
Figure 2013058928
光ファイバの損失をLfib[dB/km]、光パワースプリッタの2分岐あたりの損失をLps[dB](>3dB)としている。
設計手順のフローチャートは、図4−図6が全体像である。
まず送受信器、伝送媒体等ハードウェアの選定を行う(ステップS101)。そのシステムにおけるBERデータを得るため、計算あるいは測定する(ステップS102)(図4)。光伝送シミュレータ類を内蔵し、ハードウェアの情報を入力した段階でBER計算を行うこともできる(ステップS102’、S102”)(図5)。その際、伝送距離Dtの差によるBER特性の違いを考慮する必要がない場合には図12のテンプレート1に沿い、受光パワーに対するBER結果のデータベースであるBERデータを作成する(ステップS103、S104、S105、S106、S108)。シンボルレートが高くなり、分散の影響が顕著となってきた場合等には、伝送距離の差によるBER特性の違いを考慮した、図13のテンプレート2に沿い、伝送距離、受光パワー、BER結果のデータベースであるBERデータを作成する(ステップS103、S104、S105、S107、S108)。
その後、設計するパラメータによって定義済み処理であるBER設計処理(ステップS200)、LP計算処理(ステップS300)、SR計算処理(ステップS400)、Dmax計算処理1、2(ステップS500、S600)へと分岐する。これらの処理を図7−図11に示す。図7−図11のそれぞれの処理においてパラメータの設計が終了した後、パラメータの妥当性を検討し(ステップS207、S308、S409、S509、S610)、想定の範囲にない値となった場合には所望のパラメータの再設定もしくはハードウェアの再選定を行う(ステップS211、S312、S414、S513、S613)。設計した値が想定の範囲内の値となれば設計処理を終了とする。
ディジタル変復調の基礎 関清三著 pp.150−154 A closed−form expression for the exact BER of generalized PAM and QAM constellations
従来のPONシステムにおいて、設計パラメータである分岐数SRは、通常1つのPONシステムにおいてはOLT−全ONU間で共通であり、伝送距離Dmaxは、一般にOLT10からONU20までの最大伝送距離である。しかしPONは図1に示すように光パワースプリッタ30を用いて1対多通信の形態をとっており、下り通信における伝送距離となる、OLT10から複数のONU20までの距離はさまざまである。また、地形やONU20の位置の分布によっては、図14に示すように、OLT10とある特定のONU20群の間にだけ追加で光パワースプリッタ30−2を介したほうが都合が良い場合もある。これらの場合、OLT10から伝送された下り信号が各ONU20で受信されるまでに受ける損失は、伝送距離の違いや通る光パワースプリッタ30の分岐数の違いにより異なる。しかしシステムのパラメータは、信号がONU20で受信されるまでに受ける最大の損失を想定して設計される。このとき、OLT10から比較的近くに位置するONU20や、OLT10との間に存在する光パワースプリッタ30の分岐数が少ないONU20は、想定されているよりも損失の小さい、過剰な光パワーで信号を受光することとなる。これは、一部のONU20に関しては、送受信器のスペックに対してパラメータが過小となっているか、あるいは所望のパラメータに対して過剰なスペックの送受信器が必要となっているということであり、電力面やコスト面など、システムの効率として無駄が生じている可能性がある。
そこで、上記課題を解決するために、本発明は、OLTからONUまでの伝搬環境条件(伝送距離、分岐数)のばらつきが大きい場合において、システム効率の低下を抑制、あるいは改善できるPONのパラメータを設計できるパラメータ設計方法及びそのプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、PONシステム設計中に信号間距離比Rds=Ds/Ds(0<Rds<1)というパラメータを介在させることにより、(iii)分岐数(SR)、(iv)最大伝送距離(Dmax)を複数個設定できるようなものとした。
具体的には、本発明に係るパラメータ設計方法は、1つの送信器と、複数の光パワースプリッタを介して複数の階層からなる複数の受信器と、前記送信器と前記受信器とを接続する伝送路と、を備え、多値/高次変調方式を採用し、前記階層に応じた複数の信号間距離を持つコンスタレーションの信号光を伝送するPONシステムの設計パラメータを算出するパラメータ設計方法であって、
前記PONシステムを構成するハードウェアの選定を行う選定ステップと、
少なくとも信号間距離比、受光パワー、及びビットエラー符号誤り率(BER)の関係を記載したテンプレートを利用し、BERに関するBERデータを取得するデータ取得ステップと、
所望の最小出力パワー(LP)、階層毎の分岐数(SR)及び各階層の最大伝送距離(Dmax)の所望値が入力される所望値入力ステップと、
前記データ取得ステップで取得した前記BERデータ及び前記所望値入力ステップで入力された前記所望値に基づき前記信号光の信号間距離比を決定し、前記設計パラメータとして、BER決定処理、LP計算処理、階層毎のSR計算処理、又は各階層のDmax計算処理を行う計算ステップと、
を順に行う。
本パラメータ設計方法は、各パラメータ計算時に信号間距離比を考慮する。この結果、信号のコンスタレーションは信号間距離が一定でない形式となり、結果として対象とするPONは、階層符号化技術が下り通信に適用されたPONとなる。このため、地形やユーザ分布に応じて分岐数や最大伝送距離を複数設定することが可能となる。なお、階層符号化とは、ある単一の符号により変調された多値/高次信号を、異なる複数の多値度/次数で受信する方式のことである(例えば、非特許文献2を参照。)。
従って、本発明は、OLTからONUまでの伝搬環境条件(伝送距離、分岐数)のばらつきが大きい場合において、システム効率の低下を抑制、あるいは改善できるPONのパラメータを設計できるパラメータ設計方法を提供することができる。
本発明に係るパラメータ設計方法は、前記データ取得ステップのテンプレートにさらに伝送距離との関係が記載されていることを特徴とする。信号のシンボルレートが高くなり、分散の影響が顕著となってきた場合等に、本パラメータ設計方法は各ONUまでの伝送距離の差によるBER特性の違いを考慮して各パラメータを設計できる。
本発明に係るパラメータ設計方法の前記計算ステップのBER決定処理は、前記所望値入力ステップで入力された前記所望値から階層毎の受光パワーを決定し、前記データ取得ステップで取得した前記BERデータを参照して前記受光パワーと階層毎のDmaxに対応するBERを決定することを特徴とする。
本発明に係るパラメータ設計方法の前記計算ステップのLP計算処理は、前記所望値入力ステップで入力された前記所望値から階層のパワーバジェットの差であるパワーバジェット差を決定し、前記データ取得ステップで取得した前記BERデータを参照して決定した前記パワーバジェット差から前記所望値のBERと階層毎のDmaxに対応する階層毎の参照受光パワーを決定し、さらに前記所望値及び決定した前記参照受光パワーからLPを決定することを特徴とする。
本発明に係るパラメータ設計方法の前記計算ステップのSR計算処理は、前記所望値入力ステップで入力された前記所望値から階層毎の受光パワーを決定し、前記データ取得ステップで取得した前記BERデータを参照して前記所望値のBER、決定した前記受光パワー及び階層毎のDmaxに対応する信号間距離比を決定し、前記データ取得ステップで取得した前記BERデータを参照して前記所望値のBER、決定した前記信号間距離比及び階層毎のDmaxに対応する参照受光パワーを決定し、さらに、前記所望値のLP、前記Dmax比、決定した前記参照受光パワーから階層毎の分岐数を決定することを特徴とする。
各ONUまでの伝送距離の差によるBER特性の違いを考慮する必要がない場合のDmax計算処理は次のように行う。つまり、本発明に係るパラメータ設計方法の前記計算ステップのDmax計算処理は、前記所望値入力ステップで入力された前記所望値から階層毎の受光パワーを決定し、前記データ取得ステップで取得した前記BERデータを参照して前記所望値のBER及び決定した前記受光パワーに対応する信号間距離比を決定し、前記データ取得ステップで取得した前記BERデータを参照して前記所望値のBER及び決定した前記信号間距離比に対応する参照受光パワーを決定し、さらに、前記所望値のLP、前記所望値から得られる階層毎の分岐数、及び決定した前記参照受光パワーから階層毎のDmaxを決定することを特徴とする。
各ONUまでの伝送距離の差によるBER特性の違いを考慮する必要がある場合のDmax計算処理は次のように行う。つまり、本発明に係るパラメータ設計方法の前記計算ステップのDmax計算処理は、前記所望値入力ステップで入力された前記所望値から階層毎の受光パワーを決定し、前記データ取得ステップで取得した前記BERデータを参照して前記所望値のBER及び決定した前記受光パワーに対応する信号間距離比を決定し、前記データ取得ステップで取得した前記BERデータを参照して前記所望値のBER及び決定した前記信号間距離比に対応する参照受光パワー比を前記テンプレートに記載された伝送距離毎に決定し、さらに、前記所望値のLP、前記所望値から得られる階層毎の分岐数、及び決定した前記参照受光パワー比から階層毎のDmaxを決定することを特徴とする。
前述のパラメータ設計方法は、プログラムとしてコンピュータに実行させることができる。
本発明は、OLTからONUまでの伝搬環境条件(伝送距離、分岐数)のばらつきが大きい場合において、システム効率の低下を抑制、あるいは改善できるPONのパラメータを設計できるパラメータ設計方法及びそのプログラムを提供することができる。
PONシステムの構成を説明する図である。 多値/高次変調PONシステムにおける符号のコンスタレーションを説明する図である。 多値/高次変調PONシステムにおける符号のコンスタレーションを説明する図である。 PONシステムのパラメータ設計手順を説明する図である。 PONシステムのパラメータ設計手順を説明する図である。 PONシステムのパラメータ設計手順を説明する図である。 PONシステムのパラメータ設計手順を説明する図である。 PONシステムのパラメータ設計手順を説明する図である。 PONシステムのパラメータ設計手順を説明する図である。 PONシステムのパラメータ設計手順を説明する図である。 PONシステムのパラメータ設計手順を説明する図である。 PONシステムのパラメータ設計手順におけるBERデータを得るためのテンプレートを説明する図である。 PONシステムのパラメータ設計手順におけるBERデータを得るためのテンプレートを説明する図である。 PONシステムの構成を説明する図である。 PONシステムの構成を説明する図である。 多値/高次変調PONシステムにおける符号のコンスタレーションを説明する図である。 多値/高次変調PONシステムにおける符号のコンスタレーションを説明する図である。 多値/高次変調PONシステムにおける符号のコンスタレーションを説明する図である。 BERと受光パワーとの関係を説明する図である。 BERと受光パワーとの関係を説明する図である。 BERと受光パワーとの関係を説明する図である。 本発明に係るPONシステムのパラメータ設計手順を説明する図である。 本発明に係るPONシステムのパラメータ設計手順を説明する図である。 本発明に係るPONシステムのパラメータ設計手順を説明する図である。 本発明に係るPONシステムのパラメータ設計手順を説明する図である。 本発明に係るPONシステムのパラメータ設計手順を説明する図である。 本発明に係るPONシステムのパラメータ設計手順を説明する図である。 本発明に係るPONシステムのパラメータ設計手順におけるBERデータを得るためのテンプレートを説明する図である。 本発明に係るPONシステムのパラメータ設計手順におけるBERデータを得るためのテンプレートを説明する図である。 多値/高次変調PONシステムにおける符号のコンスタレーションを説明する図である。
なお、図面において“/”は「又は」を意味する。例えば、「Dmax1/Dmax2に対応するRPDS1/RPDS2の値」と記載されている場合、「Dmax1に対応するRPDS1の値、又はDmax2に対応するRPDS2の値」という意味である。
本実施形態でパラメータ設計の対象とするPONシステムは、1チャネル中でTDMにより複数の宛先の信号が多重されているものである。ただし、WDM等他の多重技術と組み合わせて複数チャネルが並列伝送されるもの(WDM/TDM−PON等)も含む。
開発技術を適用したPONのパラメータ設計プログラムに関して、信号間距離の比Rds=Ds/Ds(0<Rds<1)というパラメータを介在させ、分岐数と最大伝送距離を複数個設定する場合の具体的な構成例について、分岐数と伝送距離をそれぞれ2つづつ設定する場合の例を以下に示す。
まずPONシステムの全体像は図15のようになる。1つのOLT10に対し複数のONU20が1つあるいは複数の光パワースプリッタ30を介して接続されている点は従来のPONシステム(図1)と同様である。本例ではONUが2つのグループに分かれており、ここでは大容量階層と小容量階層と呼ぶ。大容量階層に対し、小容量階層のほうが伝送距離や分岐数が大きく、信号を受光するまでの損失が大きいものとする。対応する符号のコンスタレーションも、図16(4ASK)、図17(16QAM)に示す例のように、Ds<Ds<Dsとなるように信号間距離に2段階の傾斜がついている。大容量階層のONUは識別できる最小の信号間距離がDsであり、信号間距離がDs以上の信号を全て識別できるため、図16、図17の信号をそれぞれ4ASK、16QAMとして受信できる。小容量階層のONUは識別できる最小の信号間距離がDsであり、信号間距離がDs以上の信号のみが識別でき、信号間距離がDsの信号は同じ信号として認識するため、図16、図17の信号をそれぞれOOK、QPSKとして受信する。
ONUの階層数と信号間距離は2種類である必要はなく、3種類以上に分けることも可能である。また、通常の階層符号化と同様ではあるが、ビットマッピングに際しては、どの階層を受信しても、送信した複数ビットのうちある特定のビット位置を受信できているようにビット列と符号を対応させることが必要である。例えば4ASKにおいて図18のようなビットマッピングにしてしまうと、Dsの信号間間隔で閾値判定をする小容量階層の受信器はどのビット位置の情報も取り出せない結果となってしまうので、用いるべきでない。
上記のような構成と符号化方式を用いるときの、BERのグラフを図19に示す。図19は、所望のBERであるBdes、信号間距離の比Rds=Ds/Ds(0<Rds<1)が決定している状態である。LPとRdsが決定していれば、最小信号間距離Ds、Dsも一意に決まる。図19においては、信号間距離が大きいほどBERが小さくなるように並んでいる。Rdsを変化させると、BERのグラフは図20のように、信号間距離がDsのBERを中心としてRdsに応じて左右に対で広がる。さらに伝送距離によるBERの変化を考慮した場合には、図21のようにひとつの信号間距離に対して複数本のBERの束が並ぶこととなる。
本実施形態の具体的な構成として、上記のようなPONシステムのパラメータ設計プログラムのフローチャートを図4、図5、図22−図27に示す。ただし、図4、図5、図22−図27で参照しているBERのテンプレート1、2はそれぞれ図28、図29であり、図4、図5、図22−図27で用いる計算式(3)−(8)は以下である。
Figure 2013058928
Figure 2013058928
Figure 2013058928
Figure 2013058928
Figure 2013058928
Figure 2013058928
BERのテンプレートには、それぞれ新たに信号間距離比Rdsに関する列が増え、受光パワーRPDSは階層の数だけ入力ができるように列が増えている。
設計手順の全体像は図4、図5、図22である。本実施形態のパラメータ設計方法は、1つのOLT10と、複数の光パワースプリッタ30を介して複数の階層からなる複数のONU20と、OLT10とONU20とを接続する伝送路と、を備え、多値/高次変調方式を採用し、前記階層に応じた複数の信号間距離を持つコンスタレーションの信号光を伝送するPONシステムの設計パラメータを算出する。
具体的には、本実施形態のパラメータ設計方法は、PONシステムを構成するハードウェアの選定を行う選定ステップ(ステップS101、S102、S102’)と、
少なくとも信号間距離比、受光パワー、及びビットエラー符号誤り率(BER)の関係を記載したテンプレートを利用し、BERに関するBERデータを取得するデータ取得ステップ(ステップS106、S108、S102”)と、
所望の最小出力パワー(LP)、階層毎の分岐数(SR)及び各階層の最大伝送距離(Dmax)の所望値が入力される所望値入力ステップ(図23〜図27のステップS1202、S1302、S1402、S1502、S1602)と、
データ取得ステップで取得したBERデータ及び所望値入力ステップで入力された所望値に基づき信号光の信号間距離比を決定し(図23〜図27のステップS1204、S1304、S1404、S1504、S1604)、設計パラメータとして、BER決定処理(ステップS1200)、LP計算処理(ステップS1300)、階層毎のSR計算処理(ステップS1400)、又は各階層のDmax計算処理(ステップS1500、S1600)を行う計算ステップと、
を順に行う。
なお、ONU20の伝送距離Dtの差によるBER特性の違いを考慮する場合、データ取得ステップでは伝送距離との関係も記載されているテンプレーを使用する(ステップS107、S108、S102”)。
本実施形態のパラメータ設計方法は、設計パラメータが(i)BER、(ii)最小出力パワー(LP)、(iii)小容量階層の分岐数(SR)、(iv)小容量階層の最大伝送距離(Dmax1)、(v)大容量階層の分岐数(SR)、(vi)大容量階層の最大伝送距離(Dmax2)の6つに増えている以外は図4で説明したパラメータ設計方法と大きな差異はない。
設計したいパラメータごとに、それぞれ図23〜図27へと分岐し、それぞれの定義済み処理に沿ってパラメータを設計する(ステップS1200〜S1600)。
図23は、BER決定処理(ステップS1200)を説明する図である。BER決定処理は、所望値入力ステップ(ステップS1201)で入力された所望値から階層毎の受光パワーを決定し(ステップS1203)、データ取得ステップ(ステップS108)で取得したBERデータを参照して階層毎の受光パワー(RPDS1、RPDS2)と階層毎の最大伝送距離(Dmax1、Dmax2)に対応する信号間距離比Rds及びBERを決定する(ステップS1203、S1204)。
図24は、LP計算処理(ステップS1300)を説明する図である。LP計算処理は、所望値入力ステップ(ステップS1201)で入力された所望値から各階層のパワーバジェットのパワーバジェット差PBdiffを決定し(ステップ1303)、データ取得ステップ(ステップS108)で取得したBERデータを参照して決定したパワーバジェット差PBdiffから所望値のBERと階層毎の最大伝送距離(Dmax1、Dmax2)に対応する階層毎の参照受光パワー(RPDS1、RPDS2)及び信号間距離比Rdsを決定し(ステップS1304)、さらに所望値及び決定した階層毎の参照受光パワー(RPDS1、RPDS2)からLPを決定する(ステップS1305)。
図25は、階層毎のSR計算処理(ステップS1400)を説明する図である。SR計算処理は、所望値入力ステップ(ステップS1201)で入力された所望値から階層毎の受光パワー(RPDS2、RPDS1)を決定し(ステップS1403)、データ取得ステップ(ステップS108)で取得したBERデータを参照して所望値のBER、決定した受光パワー(RPDS2、RPDS1)及び階層毎の最大伝送距離(Dmax2、Dmax1)に対応する信号間距離比Rdsを決定し(ステップS1404)、データ取得ステップ(ステップS108)で取得したBERデータを参照して所望値のBER、決定した信号間距離比Rds及び最大伝送距離(Dmax2、Dmax1)に対応する参照受光パワー比(RPDS1、RPDS2)を決定し(ステップS1405)、さらに、所望値のLP、最大伝送距離(Dmax2、Dmax1)、決定した階層毎の参照受光パワー(RPDS1、RPDS2)から階層毎の分岐数(SR、SR)を決定する(ステップS1406)。
図26は、ONU20の伝送距離Dtの差によるBER特性の違いを考慮しない場合の階層毎のDmax計算処理(ステップS1500)を説明する図である。Dmax計算処理は、所望値入力ステップ(ステップS1201)で入力された所望値から階層毎の受光パワー(RPDS2、RPDS1)を決定し(ステップS1503)、データ取得ステップ(ステップS108)で取得したBERデータを参照して所望値のBER及び決定した階層毎の受光パワー(RPDS2、RPDS1)に対応する信号間距離比Rdsを決定し(ステップS1504)、データ取得ステップ(ステップS108)で取得したBERデータを参照して所望値のBER及び決定した信号間距離比Rdsに対応する階層毎の参照受光パワー(RPDS1、RPDS2)を決定し(ステップS1505)、さらに、所望値のLP、所望値から得られる階層毎の分岐数(SR、SR)、及び決定した階層毎の参照受光パワー(RPDS1、RPDS2)から階層毎の最大伝送距離(Dmax1、Dmax2)を決定する(ステップS1506)。
図27は、ONU20の伝送距離Dtの差によるBER特性の違いを考慮する場合の階層毎のDmax計算処理(ステップS1600)を説明する図である。Dmax計算処理は、所望値入力ステップ(ステップS1201)で入力された所望値から階層毎の受光パワー(RPDS2、RPDS1)を決定し(ステップS1603)、データ取得ステップ(ステップS108)で取得したBERデータを参照して所望値のBER及び決定した階層毎の受光パワー(RPDS2、RPDS1)に対応する信号間距離比Rdsを決定し(ステップS1604)、データ取得ステップ(ステップS108)で取得したBERデータを参照して所望値のBER及び決定した信号間距離比Rdsに対応する階層毎の参照受光パワー(RPDS1、RPDS2)をテンプレートに記載された伝送距離毎に決定し(ステップS1606)、さらに、所望値のLP、所望値から得られる階層毎の分岐数(SR、SR)、及び決定した階層毎の参照受光パワー(RPDS1、RPDS2)から階層毎の最大伝送距離(Dmax1、Dmax2)を決定する(ステップS1606)。
それぞれのパラメータの設計を終了すると、パラメータの妥当性を検討し(ステップS1207、S1308、S1409、S1509、S1610)、想定の範囲にない値となった場合には所望のパラメータの再設定もしくはハードウェアの再選定を行う(ステップS1211、S1312、S1414、S1513、S1613)。設計した値が想定の範囲内の値となれば設計処理を終了し、BER、LP、SR、SR、Dmax1、Dmax2、及びRdsを出力する。
本実施形態では、信号間距離比Rds=Ds2/Ds1(0<Rds<1)をひとつ設けて階層を2つに分ける例を示したが、信号間距離比を複数設定し、階層を3つ以上に増やすことも可能である。たとえば図30のように、64QAM、16QAM、QPSKの3階層に分け、信号間距離がDs1、Ds2、Ds3となる場合であれば、信号間距離はDs2/Ds1、Ds3/Ds2、Ds3/Ds1のうちのいずれか2つを設定する。
(本実施形態の効果)
PONシステムの下り通信において、従来のシステムと送受信するシンボルレート、符号化方式が同一であった場合に、以下2通りの効果が期待できる。
(1)ハードウェア(送受信器、伝送媒体の種類)の条件が同じである場合
設計パラメータ(BER、最小出力パワー、全分岐数、最大伝送距離)を改善することができる。これらのパラメータの改善は、それぞれ以下の効果を生じさせる。
BERの改善:より訂正能力の低いFECを組み合わせることができ、スループットの向上につながる。
LPの抑制:省電力効果が期待できる。
SRの増大:収容できるユーザを増やすことができる。
maxの増大:収容できる範囲を拡大することができる。
(2)設計パラメータ(BER、最小出力パワー、全分岐数、最大伝送距離)が同じである場合
ハードウェア(送受信器、伝送媒体)をより性能の低いもので実現することができ、システムの低コスト化が期待できる。
10:光送信器(OLT)
20、20−1、20−2、・・・、20−m、・・・20−n:光受信器(ONU)
30、30−1、30−2:光パワースプリッタ
Ds、Ds、Ds:信号の信号間距離(それぞれの階層における信号間距離)
RPDS:信号の受光パワー
RPDS1、RPDS2:それぞれの信号間距離を持つ信号の受光パワー(それぞれの階層における受光パワー)

Claims (8)

  1. 1つの送信器と、複数の光パワースプリッタを介して複数の階層からなる複数の受信器と、前記送信器と前記受信器とを接続する伝送路と、を備え、多値/高次変調方式を採用し、前記階層に応じた複数の信号間距離を持つコンスタレーションの信号光を伝送するPONシステムの設計パラメータを算出するパラメータ設計方法であって、
    前記PONシステムを構成するハードウェアの選定を行う選定ステップと、
    少なくとも信号間距離比、受光パワー、及びビットエラー符号誤り率(BER)の関係を記載したテンプレートを利用し、BERに関するBERデータを取得するデータ取得ステップと、
    所望の最小出力パワー(LP)、階層毎の分岐数(SR)及び各階層の最大伝送距離(Dmax)の所望値が入力される所望値入力ステップと、
    前記データ取得ステップで取得した前記BERデータ及び前記所望値入力ステップで入力された前記所望値に基づき前記信号光の信号間距離比を決定し、前記設計パラメータとして、BER決定処理、LP計算処理、階層毎のSR計算処理、又は各階層のDmax計算処理を行う計算ステップと、
    を順に行うパラメータ設計方法。
  2. 前記データ取得ステップのテンプレートにさらに伝送距離との関係が記載されていることを特徴とする請求項1に記載のパラメータ設計方法。
  3. 前記計算ステップのBER決定処理は、
    前記所望値入力ステップで入力された前記所望値から階層毎の受光パワーを決定し、前記データ取得ステップで取得した前記BERデータを参照して前記受光パワーと階層毎のDmaxに対応するBERを決定することを特徴とする請求項1又は2に記載のパラメータ設計方法。
  4. 前記計算ステップのLP計算処理は、
    前記所望値入力ステップで入力された前記所望値から階層のパワーバジェットの差であるパワーバジェット差を決定し、前記データ取得ステップで取得した前記BERデータを参照して決定した前記パワーバジェット差から前記所望値のBERと階層毎のDmaxに対応する階層毎の参照受光パワーを決定し、さらに前記所望値及び決定した前記参照受光パワーからLPを決定することを特徴とする請求項1又は2に記載のパラメータ設計方法。
  5. 前記計算ステップのSR計算処理は、
    前記所望値入力ステップで入力された前記所望値から階層毎の受光パワーを決定し、前記データ取得ステップで取得した前記BERデータを参照して前記所望値のBER、決定した前記受光パワー及び階層毎のDmaxに対応する信号間距離比を決定し、前記データ取得ステップで取得した前記BERデータを参照して前記所望値のBER、決定した前記信号間距離比及び階層毎のDmaxに対応する参照受光パワーを決定し、さらに、前記所望値のLP、前記Dmax比、決定した前記参照受光パワーから階層毎の分岐数を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載のパラメータ設計方法。
  6. 前記計算ステップのDmax計算処理は、
    前記所望値入力ステップで入力された前記所望値から階層毎の受光パワーを決定し、前記データ取得ステップで取得した前記BERデータを参照して前記所望値のBER及び決定した前記受光パワーに対応する信号間距離比を決定し、前記データ取得ステップで取得した前記BERデータを参照して前記所望値のBER及び決定した前記信号間距離比に対応する参照受光パワーを決定し、さらに、前記所望値のLP、前記所望値から得られる階層毎の分岐数、及び決定した前記参照受光パワーから階層毎のDmaxを決定することを特徴とする請求項1に記載のパラメータ設計方法。
  7. 前記計算ステップのDmax計算処理は、
    前記所望値入力ステップで入力された前記所望値から階層毎の受光パワーを決定し、前記データ取得ステップで取得した前記BERデータを参照して前記所望値のBER及び決定した前記受光パワーに対応する信号間距離比を決定し、前記データ取得ステップで取得した前記BERデータを参照して前記所望値のBER及び決定した前記信号間距離比に対応する参照受光パワー比を前記テンプレートに記載された伝送距離毎に決定し、さらに、前記所望値のLP、前記所望値から得られる階層毎の分岐数、及び決定した前記参照受光パワー比から階層毎のDmaxを決定することを特徴とする請求項2に記載のパラメータ設計方法。
  8. 請求項1から7に記載のいずれかのパラメータ設計方法をコンピュータに実行させるパラメータ設計プログラム。
JP2011196310A 2011-09-08 2011-09-08 パラメータ設計方法及びパラメータ設計プログラム Active JP5520269B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011196310A JP5520269B2 (ja) 2011-09-08 2011-09-08 パラメータ設計方法及びパラメータ設計プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011196310A JP5520269B2 (ja) 2011-09-08 2011-09-08 パラメータ設計方法及びパラメータ設計プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013058928A true JP2013058928A (ja) 2013-03-28
JP5520269B2 JP5520269B2 (ja) 2014-06-11

Family

ID=48134410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011196310A Active JP5520269B2 (ja) 2011-09-08 2011-09-08 パラメータ設計方法及びパラメータ設計プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5520269B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013085039A (ja) * 2011-10-06 2013-05-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 下り通信伝送帯域割り当て方法
JP2015061173A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 日本電信電話株式会社 通信システム及びその省電力方法
JP6261825B1 (ja) * 2016-12-27 2018-01-17 三菱電機株式会社 光通信装置および光通信システム
CN114614886A (zh) * 2017-09-29 2022-06-10 瞻博网络公司 用于在光转发器处使用预前向纠错误比特率来检测信号退化的方法和装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006287852A (ja) * 2005-04-05 2006-10-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光通信システム、その光出力レベルおよび分岐比率の調整方法
JP2008252435A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Hitachi Ltd データ伝送装置および伝送符号の生成方法
JP2008277893A (ja) * 2007-04-25 2008-11-13 Sumitomo Electric Ind Ltd マルチレートponシステムとその局側装置、端末装置及び伝送レート設定方法
JP2010154076A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線通信方法、無線通信システム及び無線基地局
JP2011087190A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Nec Corp 局内装置、光通信システム、構成検出方法、および装置のプログラム
JP2012105180A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Mitsubishi Electric Corp 光通信システム、局側通信装置および加入者側通信装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006287852A (ja) * 2005-04-05 2006-10-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光通信システム、その光出力レベルおよび分岐比率の調整方法
JP2008252435A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Hitachi Ltd データ伝送装置および伝送符号の生成方法
JP2008277893A (ja) * 2007-04-25 2008-11-13 Sumitomo Electric Ind Ltd マルチレートponシステムとその局側装置、端末装置及び伝送レート設定方法
JP2010154076A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線通信方法、無線通信システム及び無線基地局
JP2011087190A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Nec Corp 局内装置、光通信システム、構成検出方法、および装置のプログラム
JP2012105180A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Mitsubishi Electric Corp 光通信システム、局側通信装置および加入者側通信装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013085039A (ja) * 2011-10-06 2013-05-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 下り通信伝送帯域割り当て方法
JP2015061173A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 日本電信電話株式会社 通信システム及びその省電力方法
JP6261825B1 (ja) * 2016-12-27 2018-01-17 三菱電機株式会社 光通信装置および光通信システム
WO2018122987A1 (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 三菱電機株式会社 光通信装置および光通信システム
CN110089051A (zh) * 2016-12-27 2019-08-02 三菱电机株式会社 光通信装置和光通信系统
CN110089051B (zh) * 2016-12-27 2021-06-29 三菱电机株式会社 光通信装置和光通信系统
CN114614886A (zh) * 2017-09-29 2022-06-10 瞻博网络公司 用于在光转发器处使用预前向纠错误比特率来检测信号退化的方法和装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5520269B2 (ja) 2014-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106332256B (zh) 一种非正交多址接入功率分配方法
JP6435759B2 (ja) 仮想光ネットワークプロビジョニング
US9853728B2 (en) Method for determining numbers of bits allocated to subcarriers and optical transmission system
JP6569419B2 (ja) ネットワークのプロビジョニングのための方法、システム及びメモリデバイス
CN105264853B (zh) 一种应用于无源光网络pon通信的方法、装置及系统
JP5520269B2 (ja) パラメータ設計方法及びパラメータ設計プログラム
KR20150125299A (ko) 시간 및 파장분할 다중화 방식의 수동형 광가입자망을 위한 광망종단장치의 광송신기 파워 제어방법 및 시스템
De Andrade et al. Optimization of long-reach TDM/WDM passive optical networks
Casellas et al. GMPLS/PCE control of flexi-grid DWDM optical networks using CO-OFDM transmission
CN101895367A (zh) 一种数据传输方法、网络设备和系统
US20190097747A1 (en) Method and system for assigning modulation format in optical networks
US10355779B2 (en) Virtual optical network service with guaranteed availability
TWI539765B (zh) 接收光纖存取網路中之波長分割多工光學上游信號的方法
Dong et al. Multiple channel interference cancellation of digital filter multiple access PONs
CN116347275A (zh) 一种多维复用的超大容量自相干数字模拟光载无线接入网
KR20130093786A (ko) 광모뎀의 변조 방법 및 이를 수행하는 신호 전송 장치
Ribeiro Barbio Corrêa et al. Passive OFE multi‐Gbps VLC transmission using POF as a feeder line
CN104954898A (zh) 一种环形子网扩展的twdm-pon结构、设备及控制方法
US9641277B2 (en) Optical signal transmission method, apparatus and system
JP5775105B2 (ja) 受動光通信網における送信装置/方法及び受信装置/方法
CN104936047A (zh) 基于滤波器多载波调制技术的无源光网络上行传输系统
CN101635700B (zh) 一种ask/dpsk混合调制方法、装置及系统
CN103402146B (zh) 正交频分复用无源光网络的下行节能的传输系统
CN104935384A (zh) 基于副载波调制的oqam-ofdm波长堆叠pon下行传输系统
De Carvalho et al. Optical Fiber Network Submarine Design in Timor Leste-based on the Palapa Ring Project

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140401

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140404

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5520269

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150