JP2013052077A - 遊技機用携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技演出の演出効果を高め、遊技の興趣の向上に有用な遊技機用携帯端末装置を提供すること。
【解決手段】携帯端末1は、遊技機の演出動作を撮像して演出画像を取得する撮像手段と、演出画像に含まれる特定パターンを認識する特定パターン認識手段213と、遊技機による複数種類の演出動作について、それぞれ、対応する演出情報を予め記憶する記憶手段231と、認識された特定パターンに対応する演出情報を読み出して表示する情報表示手段と、を備えている。
【選択図】図7

Description

本発明は、パチンコ遊技機やスロットマシンなどの遊技機を遊技する際に利用される遊技機用携帯端末装置に関する。
従来より、パチンコ遊技機やスロットマシンなどの遊技機では、大当たりに対する遊技者の期待感を煽るために様々な演出を実行することが一般的になっている。例えば、パチンコ遊技機の中には、始動入賞口へ遊技球が入賞したときに大当たり抽選を実行し、その抽選結果を遊技者に報知する際、様々な演出用の画像を表示したり、可動役物を動作させることによって、大当たりの期待度が高いのか低いのかを示唆するパチンコ遊技機がある(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、前記従来の遊技機では、次のような問題がある。すなわち、従来の演出は、遊技盤面内に配置された役物装置や、遊技機の正面に配置された表示装置等で実行され、あくまでも遊技機のみによる限られた範囲内での演出に過ぎず演出効果を十分に確保できていないという問題がある。
特開2004−275450号公報
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、遊技演出の演出効果を高め、遊技の興趣の向上に有用な遊技機用携帯端末装置を提供するための発明である。
本発明は、所定の始動条件が成立したときに抽選を実行する抽選手段と、
この抽選手段による抽選結果を遊技者に示唆するための演出動作を実行する演出手段と、を備えた遊技機に関する遊技情報を表示する遊技機用携帯端末装置において、
前記演出手段により実行される演出動作を撮像して演出画像を取得する撮像手段と、
この撮像手段により取得された演出画像に含まれる特定パターンを認識する特定パターン認識手段と、
前記演出手段による演出動作の実行中に現れる複数種類の特定パターンについて、それぞれ、対応する演出情報を予め記憶する記憶手段と、
前記特定パターン認識手段が特定パターンを認識したときに、前記記憶手段が記憶している演出情報の中から当該特定パターンに対応する演出情報を読み出して表示する情報表示手段と、を備えたことを特徴とする遊技機用携帯端末装置にある。
本発明の遊技機用携帯端末装置は、遊技機が実行する演出動作を撮像した前記演出画像の中から前記特定パターンを認識し、対応する演出情報を表示可能である。前記遊技機を遊技する際、本発明の遊技機用携帯端末装置を用いて前記演出動作を撮像すれば、遊技機側で実際に実行された前記演出動作に関する前記演出情報を取得でき、その演出情報を前記遊技機用携帯端末装置に表示させることができる。
このように、本発明の遊技機用携帯端末装置を活用して遊技すれば、多彩な遊技演出を楽しむことができ演出効果が高められるので遊技の興趣が一層向上する。
本発明の遊技機用携帯端末装置を利用する遊技機としては、スロットマシンやパチンコ遊技機等がある。スロットマシンとしては、メダルやコイン等の遊技媒体を遊技価値として使用するスロットマシンでも良いが、遊技媒体を使用しない、いわゆる完全クレジット式のスロットマシンであっても良い。さらに、スロットマシンの場合であれば、パチンコ玉を遊技媒体として使用するパロット(R)であっても良い。パチンコ遊技機としては、遊技媒体であるパチンコ玉の払出を伴うパチンコ遊技機であっても良いが、パチンコ玉の払い出しを伴わない、いわゆる封入式のパチンコ遊技機であっても良い。
本発明の好適な一態様の遊技機用携帯端末装置は、前記撮像手段により取得された演出画像を表示する画像表示手段を備え、前記情報表示手段は、前記画像表示手段が表示する演出画像に重ね合わせて前記演出情報を表示することが好ましい。
この場合には、遊技者に対して前記演出情報を一層わかり易く表示できる。また、前記遊技機用携帯端末装置を利用して前記演出情報を把握する際にも遊技機の演出動作を見続けることができるようになるので、演出動作を見る楽しみが損なわれることがない。
本発明の好適な一態様の遊技機用携帯端末装置を利用可能な遊技機は、前記抽選手段として、当否を決定するための抽選を実行する手段を備えているほか、この抽選手段による抽選の結果を前記演出動作の実行後に遊技者に対して表示する抽選結果表示手段と、この抽選結果表示手段により表示された抽選結果が当たりの場合に、遊技者側に有利な特別状態を発生する特別状態発生手段と、を備え、
前記遊技機用携帯端末装置は、当該遊技機に関する遊技情報を表示することが好ましい。
この場合には、前記遊技機用携帯端末装置が表示する演出情報が前記特別状態に関連する情報となる。そのため、遊技機を遊技する上で、前記遊技機用携帯端末装置が一層有用になる。
本発明の好適な一態様の遊技機用携帯端末装置における記憶手段が記憶している演出情報は、前記抽選結果が当たりである期待度を表す情報を含むことが好ましい。
この場合には、前記遊技機用携帯端末装置が表示する演出情報に応じて、前記特別状態に対する遊技者の期待感が高揚できるようになる。
実施例における、パチンコ遊技機を示す正面図。 実施例における、表示装置による演出画面を示す正面図。 実施例における、パチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図。 実施例における、表示装置によるリーチ演出画面を示す正面図。 実施例における、遊技機用携帯端末装置を示す正面図。 実施例における、遊技機用携帯端末装置を示す背面図。 実施例における、遊技機用携帯端末装置の電気的構成を示すブロック図。 実施例における、遊技機用携帯端末装置が記憶する演出データを示す説明図。 実施例における、遊技機用携帯端末装置による演出情報の表示画面を示す正面図。
本発明の実施の形態につき、以下の実施例を用いて具体的に説明する。
(実施例)
本例は、パチンコ遊技機(遊技機)4を遊技する際に有用となる携帯端末(遊技機用携帯端末装置)1に関する例である。この内容について、図1〜図9を用いて説明する。
本例の携帯端末1を用いてパチンコ遊技機4の演出動作を撮像すれば、その演出動作に関する演出情報を取得できる。このように携帯端末1を活用すれば、パチンコ遊技機4の遊技を一層楽しむことができる。以下の説明では、まず、本例の携帯端末1を利用可能なパチンコ遊技機4について説明し、続いて本例の携帯端末1について説明する。
本例のパチンコ遊技機4は、図1のごとく外観的な構成を備えている。パチンコ遊技機4は、図示しない台枠に取り付けられた開閉扉43と、開閉扉43の内側の遊技盤面に形成された略円形状の遊技領域430と、遊技領域430の下部両側に配置された一対のスピーカ431と、遊技領域430の下側に設けられた上皿435及び下皿437と、上皿435の右下に配置された操作ハンドル45と、を備えている。
開閉扉43は、パチンコ遊技機4に対面して左側のヒンジ433を介して回動可能な状態で台枠に固定されている。開閉扉43には、遊技領域430に対応する略円形状の透明窓439と、透明窓439の上部両側に配置された装飾ランプ類436と、が設けられている。
上皿435は、入賞に応じて払い出された賞球や、貸玉等を受け入れるための受け皿である。上皿435は、遊技者側に向けて張り出すように形成されている。上皿435の玉は、図示しない供給通路を経由して発射装置641に供給されるようになっている。
下皿437は、上皿435の玉が一杯になったときに賞球を払い出したり、遊技者の操作に応じて上皿435の玉を回収するための受け皿である。
遊技領域430は、遊技媒体であるパチンコ玉が流下する領域である。遊技領域430には、液晶表示部490を含む表示装置49を中心として、始動口42、通過ゲート441、大入賞装置46等が配置されている。遊技領域430の最下部には、入賞することなく流下した玉を回収するためのアウト孔438が開口している。遊技領域430の左縁部分には、LEDよりなる特図表示部481及び普図表示部482が配置されている。
通過ゲート441は、通過玉を検知するゲートである。玉を通過させるのみの通過ゲート441には、賞球の払い出しが設定されていない。通過ゲート441が通過玉を検知すると、普通図柄の当否判定(以下、普図判定という。)用の抽選用乱数が抽出され、普図判定が実行される。
始動口42は、大当たりの当否判定(特別図柄の当否判定。以下、大当たり判定という。)の契機となる入賞口である。始動口42は、一対の可動羽根421を開口部420に設けた電チュー(電動チューリップ)である。通常時の一対の可動羽根421は、隙間を空けて相互に対面するように起立する状態(図1中、実線で示す状態。)にある。この状態では、上方に向けて開口する玉1個分の隙間を介してのみ、玉が入賞可能である。一方、相互に離隔するように回動した一対の可動羽根421(図1中、点線で示す状態。)は、開口部420への玉の流入をガイドする受け皿のように作用する。この状態では、始動口42への入賞が容易に発生する。始動口42に玉が入賞すると、大当たり判定用の抽選用乱数が抽出される。
特図表示部481は、大当たり判定の当否を表示する抽選結果表示手段である。特図表示部481は、いわゆる7セグメントと呼ばれる数字の表示器を含み、この表示器に表示された内部制御コードによって大当たり判定の当否を表示する。特図表示部481に表示される内部制御コードは、後述する表示装置49による演出表示とは異なり、一般の遊技者にとっては理解が難しいデータとなっている。
普図表示部482は、普図判定の当否の表示部である。普図表示部482は、LEDを点灯させることにより当選を表示し、消灯に応じてハズレを表示する。
大入賞装置46は、大入賞口460を開口する、いわゆるアタッカーと呼ばれる可変入賞装置である。この大入賞装置46は、始動口42の下側に配置されている。大入賞装置46は、横長略矩形状を呈する大入賞口460と、該大入賞口460の下辺を中心として手前に回動する蓋部材461と、を有している。大入賞装置46では、遊技領域430をなす盤面と略面一をなすように蓋部材461が位置したときに大入賞口460が閉鎖状態となる。一方、蓋部材461が手前に回動したときに大入賞口460が開放状態となる。
表示装置49は、図1に示すごとく、略中央に液晶表示部490が配置された表示装置である。この液晶表示部490は、大当たり判定の当否を遊技者に分かり易く演出を加えて報知する演出手段としての機能を備えている。液晶表示部490は、横方向に延設された変動領域493において3つの数字を変動表示させる演出動作を実行した後、図2に例示するごとく、3桁のアラビア数字を確定的に表示することで大当たり判定の当否を報知する。
液晶表示部490の表示画面491の下部には、特図保留表示部495が配置されている。特図保留表示部495は、略等間隔で水平方向に配置された4個の○印により形成されている。特図保留表示部495は、大当たり判定用の抽選用乱数の保留数(上限保留数4個)を明るい○印(図2では、ハッチングの○印として表示。)の個数により表示する。
次に、パチンコ遊技機4の電気的な構成について、図3を用いて説明する。パチンコ遊技機4は、主回路50を中心として構成されている。主回路50に対しては、玉の払出を制御する払出制御回路63、玉の打込を制御する発射制御回路64、遊技演出を制御する演出制御部65、液晶表示部490を制御する表示制御回路66、入賞玉あるいは通過玉の検出器612〜614、始動口(電チュー)42を開放する電チューソレノイド622、大入賞装置46を開放させる大入賞ソレノイド624、特図表示部481や普図表示部482等を構成する各種のLED626、及び電力供給のための電源回路628等が電気的に接続されている。
入賞玉あるいは通過玉の検出器としては、図1及び図3に示すごとく、通過ゲート441の通過玉を検出するゲート通過検出器612、始動口42への入賞玉を検出する始動入賞検出器613、及び大入賞装置46への入賞玉を検出する大入賞検出器614がある。
払出制御回路63は、主回路50からの指示を受けて払出装置631を制御し、所定数の玉の払出を実行させる制御回路である。
発射制御回路64は、操作ハンドル45の操作量に応じて発射装置641を制御することで、玉の打ち出し強さをコントロールする制御回路である。
演出制御部65には、駆動アンプを含むスピーカ装置431、装飾ランプなどの装飾ランプ類436、及び液晶表示部490の表示等を制御する表示制御回路66が電気的に接続されている。
主回路50は、図3に示すごとく、CPU(Central Processing Unit)51、記憶素子であるROM(Read Only Memory)52・RAM(Random Access Memory)54、所定範囲の乱数を発生する乱数発生部57、抽選用乱数を抽出する乱数抽出部56、及び入出力インタフェースをなすI/O(Input/Output)55等を備えている。
ROM52は、CPU51に実行させる各種の処理プログラムを記憶しているほか、図示しない大当たり判定用の抽選テーブル及び普図判定用の抽選テーブルを記憶している。大当たり判定用の抽選テーブルでは、通常状態における大当たりの当選乱数(当選確率1/300)、及び確変状態における大当たりの当選乱数(当選確率1/30)が規定されている。
本例では、大当たりの当選乱数のうちの1/2が確変大当たりに対応する確変当選乱数となっており、大当たりのうちの確変大当たりの割合が約50%となっている。一方、本例の普図判定用の抽選テーブルでは、99/100の乱数が当選乱数となっている。
RAM54は、CPU51のワークエリアや一時書き込みに利用される読み書き可能な記憶素子である。RAM54の記憶エリアには、各4データ分の特図保留エリア541・普図保留エリア542、及び各1データ分の特図読出エリア545・普図読出エリア546が割り当てられている。
特図保留エリア541は、大当たり判定の当否を表す保留乱数の記憶領域である。普図保留エリア542は、普図判定の保留乱数の記憶領域である。特図読出エリア545は、特図保留エリア541から読み出された保留乱数の格納領域である。普図読出エリア546は、普図保留エリア542から読み出された保留乱数の格納領域である。
本例の主回路50は、ROM52から読み出したプログラムをCPU51に実行させることにより、大当たり判定用及び普図判定用の抽選用乱数を保留する保留手段511、大当たり判定用の抽選用乱数を読み出す読出手段512、所定の始動条件が成立したとき抽選を実行する抽選手段513、特別状態を発生させる特別状態発生手段515、確変大当たりの当選に応じて確変状態を発生させる確変状態発生手段516としての各機能を実現する。
以上のように構成された本例のパチンコ遊技機4は、操作ハンドル45が右回転方向に操作されたとき、その操作量に応じた強度で玉を発射する。発射された玉は、通過ゲート441などが配置された遊技領域430を流下する。入賞しなかった玉は、遊技領域430の最下部に設けられたアウト孔438から回収される。
玉が流下する間に通過ゲート441を通過した場合には、乱数発生部57が発生する乱数の中から普図判定用の抽選用乱数を抽出する抽選が実行される。抽選用乱数は、普図判定用の抽選テーブルと照合され、普図判定の当否が決定される。普図判定に当選した場合には、普図表示部482を構成するLEDが点滅する期間の後、点灯状態になる。ハズレの場合には、同様の期間の後、消灯状態になる。普図判定に当選した場合には、電チューである始動口42の可動羽根421が開放される。
なお、普図の変動時間は、通常状態で30秒、確変状態及び時短状態において5秒となっている。また、普図判定の当選に応じた可動羽根421の開放時間は、通常状態において0.3秒、確変状態及び時短状態では3秒となっている。
始動口42への入賞が発生した場合には、大当たり判定(特図判定)用の抽選用乱数を抽出することで大当たり判定が実行される。この大当たり判定の抽選結果を表す乱数は、特図保留エリア541に随時、格納(保留)される。ただし、特図保留エリア541の保留数が4個である場合には、特図保留エリア541に格納されることなく消去される。特図保留エリア541の保留乱数(特図保留)は、図柄変動が停止中であって、かつ、大当たり状態の発生中ではないとき、記憶されたタイミングが古いものから順番に1つずつ読み出され、特図読出エリア545に格納される。
読み出された大当たり判定用の抽選用乱数については、大当たり判定用の抽選テーブルとの照合により大当たり判定の当否を判断できる。大当たり判定の当否は、特図表示部481に表示されるほか、表示装置49に停止表示された図柄の組合せに応じて報知される。大当たりの場合、表示装置49では、所定の図柄変動時間に渡る図柄の変動表示後、ゾロ目の3桁のアラビア数字が表示される。
ここで、大当たりとしては、確変状態が後続する確変大当たり状態の契機となる確変大当たりと、終了に応じて直ちに通常状態に復帰する通常大当たり状態の契機となる通常大当たりと、がある。通常大当たりに当選したときには表示装置49に偶数のゾロ目が表示され、確変状態を伴う確変大当たりに当選したときには奇数のゾロ目が停止表示される。
確変状態は、大当たりの当選確率が高く遊技者側に有利な状態である。この確変状態は、特図表示部481及び普図表示部482による図柄変動時間が短縮されると共に始動口42の入賞率が高まる時短状態を伴って発生し、新たな大当たり状態が発生するまで継続する。
本例のパチンコ遊技機4が大当たり判定の当否を表示する際の演出動作について説明する。上記のごとく、本例のパチンコ遊技機4は、表示装置49の表示画面491上の変動領域493内で、演出用図柄である3桁のアラビア数字を変動表示させた後、各数字を停止させて確定表示することで大当たり判定の当否を遊技者に判り易く報知する。
特に、変動領域493において2つのゾロ目のアラビア数字が停止し、変動中の1カ所で同じ数字が停止すれば大当たりが確定するリーチの際には、図4に例示するごとく、液晶表示部490によりリーチ演出が実行される。このリーチ演出の実行中には、特定のキャラクタ画像(特定パターン)497が現れる場合がある。キャラクタ画像497は、大当たり当選の期待度の度合いに応じて3種類が用意されている。3種類のキャラクタ画像497は、それぞれ、大当たり当選の期待度が高い”激アツ”、期待度が少し高めの”ちょいアツ”、期待度がそこそこの”普通”に対応している。
次に、携帯端末(遊技機用携帯端末装置)1について説明する。携帯端末1は、図5〜図7のごとく、厚さ1cm程度の平板状の端末である。その正面(図5参照。)側には、液晶表示部151の表示画面150が配置され、その左右両側には、ボタン群12が配置された操作面120とスピーカ131とが配置されている。携帯端末1の背面(図6参照。)側には、撮像手段を構成するカメラ基板に固定されたレンズの開口部111が設けられている。
液晶表示部151は、パチンコ遊技機4の演出動作を撮像した演出画像を表示する画像表示手段、及びその演出画像に対応する演出情報を表示する情報表示手段としての機能を備えている。また、この液晶表示部151の表示画面150には、シート状のタッチパネル153(図7参照。)が積層されている。
操作面120には、電源ボタン121、カメラのズームボタン123・124、撮像を開始する撮像開始ボタン125等のボタン群12が配置されている。
携帯端末1の内部には、図7のごとく、制御部20をなす電気回路が形成された制御基板が収容されている。この制御基板に対しては、CCD素子やレンズ等が実装されたカメラ基板11、オーディオ用ICが実装されたアンプ基板133のほか、操作面120に配置されたボタン群12、タッチパネル153、液晶表示部151等が電気的に接続されている。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)21、記憶素子であるROM(Read Only Memory)22・RAM(Random Access Memory)23、及び入出力インタフェースをなすI/O(Input/Output)24等を備えている。
ROM22は、CPU21に実行させる各種の処理プログラムを記憶している。
RAM23は、CPU21のワークエリアや一時書き込みにも利用される読み書き可能な記憶素子である。本例のRAM23は、パチンコ遊技機4が実行する複数種類のリーチ演出(演出動作)中に現れるキャラクタ画像497(図4参照。)の名称、大当たり期待度及び出現回数等の演出情報を含む図8の演出データを記憶する記憶手段231としての機能を備えている。なお、演出データを取得する方法としては、遊技機メーカが管理するサーバ装置(図示略)からダウンロードする方法や、遊技場に設置された管理装置(図示略)から受信する方法や、パチンコ遊技機4との間の相互通信によって取り込む方法等がある。
制御部20は、ROM22から読み出したプログラムをCPU21に実行させることにより、液晶表示部151の表示を制御する表示制御手段211、演出動作を撮像した演出画像中のキャラクタ画像(特定パターン)497を認識する特定パターン認識手段213、図8の演出データを参照して認識されたキャラクタ画像497に対応する演出情報等を取得する演出情報参照手段215としての機能を実現する。
この携帯端末1は、例えば、パチンコ遊技機4でリーチが発生し、図4に例示するようなリーチ演出(演出動作)が実行されたとき等に特に有用である。携帯端末1を利用すれば、そのリーチ演出に関する演出情報を取得できるからである。
リーチ演出に関する演出情報を取得するには、まず、パチンコ遊技機4の正面側で携帯端末1を構えて撮像開始ボタン125を操作し、実行中のリーチ演出を撮像する。このとき、液晶表示部490の表示画面491の全体が含まれるように、パチンコ遊技機4と携帯端末1との距離を調整するか、あるいはズームボタン123・124を適宜調整する。
リーチ演出を撮像して取得された演出画像は、図9のごとく、携帯端末1の表示画面150に表示される。この演出画像については、携帯端末1の内部処理により所定の画像認識処理が施される。この画像認識処理では、まず、演出画像に映り込んだ表示画面491の大きさに基づいて演出画像のサイズが正規化されると共に、撮像時の傾きがソフト的に修正される。その後、キャラクタ画像497に対応して予め準備された画像パターンを利用したパターンマッチング手法により演出画像中のキャラクタ画像497が検出され、その種類が特定される。
リーチ演出中に現れたキャラクタ画像497の種類が特定されると、RAM23が記憶する図8の演出データが参照され、認識されたキャラクタ画像497の名称、大当たり期待度、出現回数等の演出情報が読み出される。一方、携帯端末1の表示画面150においては、図9のごとく、認識されたキャラクタ画像497に対応する吹き出し155がオーバーレイ表示(重ね合わせ表示)される。
吹き出し155の枠内には、上記のごとく読み出されたキャラクタ画像497の名称、大当たり期待度、出現回数の各データが表示される。なお、キャラクタ画像497の名称、及び大当たり期待度については、RAM23から読み出された演出情報がそのまま表示される。一方、出現回数については、読み出された出現回数に新たな1回が加算されて表示される。その後、リーチ演出が終了すると、図8の演出データ中、認識されたキャラクタ画像497に対応する出現回数が1回加算更新される。
以上のように、本例の携帯端末1を活用すれば、パチンコ遊技機4の演出動作の内容を携帯端末1の表示画面150に表示させることができる。遊技するパチンコ遊技機4の演出動作を把握してなくても遊技を十分に楽しむことができるようになる。
なお、本例では、遊技機としてパチンコ遊技機4を設定しているが、遊技機はスロットマシンであっても良い。スロットマシンの場合であれば、抽選手段513による抽選として、内部当選役を入賞させるためのストップボタンの押し順を決定するための抽選を設定することも良い。この場合には、決定された押し順に対応する特定パターンを予め準備しておき、演出動作の実行中に表示させることが良い。携帯端末により演出動作を撮像すれば、現れた特定パターンに対応する押し順を報知あるいは示唆する演出を実行可能である。
本例では、特定パターンとしてキャラクタ画像497を採用している。本例に代えて、可動役物の特定動作を特定パターンとして採用することもできる。
なお、携帯端末としては、本例において説明したような機能を実現した専用機であっても良いが、ゲーム機やスマートフォン等、所定のソフトウェアをインストールすることで上記の機能を実現できる汎用機であっても良い。
以上、実施例のごとく本発明の具体例を詳細に説明したが、これらの具体例は、特許請求の範囲に包含される技術の一例を開示しているにすぎない。言うまでもなく、具体例の構成や数値等によって、特許請求の範囲が限定的に解釈されるべきではない。特許請求の範囲は、公知技術や当業者の知識等を利用して前記具体例を多様に変形あるいは変更した技術を包含している。
1…遊技機用携帯端末装置、11…カメラ基板(撮像手段)、150…表示画面、151…液晶表示部(情報表示手段、画像表示手段)、20…制御部、21…CPU、211…表示制御手段、213…特定パターン認識手段、215…演出情報参照手段、22…ROM、23…RAM、231…記憶手段、24…I/O、4…パチンコ遊技機、42…始動口、430…遊技領域、45…操作ハンドル、46…大入賞装置、481…特図表示部(抽選結果表示手段)、49…表示装置、490…液晶表示部(演出手段)、491…表示画面、493…変動領域、497…キャラクタ画像(特定パターン)、50…主回路、51…CPU、513…抽選手段、515…特別状態発生手段、516…確変状態発生手段、613…始動入賞検出器、63…払出制御回路、641…発射装置

Claims (4)

  1. 所定の始動条件が成立したときに抽選を実行する抽選手段と、
    この抽選手段による抽選結果を遊技者に示唆するための演出動作を実行する演出手段と、を備えた遊技機に関する遊技情報を表示する遊技機用携帯端末装置において、
    前記演出手段により実行される演出動作を撮像して演出画像を取得する撮像手段と、
    この撮像手段により取得された演出画像に含まれる特定パターンを認識する特定パターン認識手段と、
    前記演出手段による演出動作の実行中に現れる複数種類の特定パターンについて、それぞれ、対応する演出情報を予め記憶する記憶手段と、
    前記特定パターン認識手段が特定パターンを認識したときに、前記記憶手段が記憶している演出情報の中から当該特定パターンに対応する演出情報を読み出して表示する情報表示手段と、を備えたことを特徴とする遊技機用携帯端末装置。
  2. 前記撮像手段により取得された演出画像を表示する画像表示手段を備え、前記情報表示手段は、前記画像表示手段が表示する演出画像に重ね合わせて前記演出情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の遊技機用携帯端末装置。
  3. 前記遊技機は、前記抽選手段として、当否を決定するための抽選を実行する手段を備えているほか、この抽選手段による抽選の結果を前記演出動作の実行後に遊技者に対して表示する抽選結果表示手段と、この抽選結果表示手段により表示された抽選結果が当たりの場合に、遊技者側に有利な特別状態を発生する特別状態発生手段と、を備え、
    当該遊技機に関する遊技情報を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機用携帯端末装置。
  4. 前記記憶手段が記憶している演出情報は、前記抽選結果が当たりである期待度を表す情報を含むことを特徴とする請求項3に記載の遊技機用携帯端末装置。
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