JP2013048387A - 携帯電子機器、音声出力方法及び音声出力プログラム - Google Patents

携帯電子機器、音声出力方法及び音声出力プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】良好に通話をすることができる携帯電子機器、音声出力方法及び音声出力プログラムを提供すること。
【解決手段】携帯電話機1は、通信部33と、音声の入力を受け付けるマイク12と、音声を出力するレシーバ23と、音声の音質補正を行う補正部35とを備え、通信部33を用いて通話が行われている場合に、レシーバ23は、マイク12により入力され補正部35により補正された音声と、通信部33を用いて受信された音声とを出力することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、集音機能を有する携帯電子機器、音声出力方法及び音声出力プログラムに関する。
聴力が低下した携帯電話装置のユーザが増加している。これに対して、筐体の外部から集めた音声をイヤホンに出力する第1モードと、通話先の音声をレシーバに出力する第2モードとを切り替える携帯電話装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この携帯電話装置は、第1モードを機能させることでユーザの聴力低下を補うことができる。
特開2009−267877号公報
ところで、聴力が低下したユーザは、他人の声だけでなく、自分の声も小さく聞こえてしまう。このユーザは、必要以上に大きな声で話すことにより疲れてしまう。しかしながら、特許文献1に記載の携帯電話装置では、このような問題に対応することができず、良好に通話をすることができない。
本発明は、良好に通話をすることができる携帯電子機器、音声出力方法及び音声出力プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る携帯電子機器は、筐体と、通信部と、音声の入力を受け付ける入力部と、音声を出力する出力部と、音声の音質補正を行う補正部とを備え、前記通信部を用いて通話が行われている場合に、前記出力部は、前記入力部により入力され前記補正部により補正された音声と、前記通信部を用いて受信された音声とを出力することを特徴とする。
また、本発明に係る携帯電子機器では、前記補正部は、前記通信部を用いて受信した通話に係る音声の補正を行い、前記出力部は、前記入力部により入力され前記補正部により補正が行われた音声と、前記通信部を用いて受信し前記補正部により補正が行われた音声とを出力することが好ましい。
また、本発明に係る携帯電子機器では、前記補正部は、前記入力部により入力された音声について、所定の周波数毎に補正を行うことが好ましい。
また、本発明に係る携帯電子機器は、前記入力部により入力された音声を、前記通信部側と前記補正部側とに出力することが好ましい。
また、本発明に係る携帯電子機器では、前記補正部は、前記入力部により入力された音声と、前記通信部を用いて受信した音声とをミキシングし、該ミキシングされた音声の補正を行うことが好ましい。
また、本発明に係る携帯電子機器では、前記補正部は、前記入力部により入力された音声と、前記通信部を用いて受信した音声とを補正を行い、該補正が行われた2つの音声をミキシングすることが好ましい。
また、本発明に係る携帯電子機器は、操作部を備え、前記制御部は、前記操作部による操作に応じて、前記補正部側への音声の出力を制御することが好ましい。
本発明に係る音声出力方法は、通信部と、音声の入力を受け付ける入力部と、音声を出力する出力部と、音声の音質補正を行う補正部とを備える携帯電子機器が音声を出力する音声出力方法であって、前記通信部により通話が行われている場合に、前記出力部が、前記入力部により入力され前記補正部により補正された音声と、前記通信部を用いて受信した音声とを出力するステップを含む。
本発明に係る音声出力プログラムは、通信部と、音声の入力を受け付ける音声入力部と、音声を出力する音声出力部と、音声の音質補正を行う補正部とを備える携帯電子機器に音声を出力させる音声出力プログラムであって、前記通信部により通話が行われている場合に、前記出力部が、前記入力部により入力され前記補正部により補正された音声と、前記通信部を用いて受信した音声とを出力するステップを前記携帯電子機器に実行させる。
本発明によれば、良好に通話をすることができる。
第1実施形態に係る携帯電話機の外観斜視図である。 第1実施形態に係る携帯電話装置の機能を示すブロック図である。 第1実施形態に係る補正部の機能を示すブロック図である。 音質補正の調整ターゲット特性を示す図である。 聴力が低下していない人の聴力特性を示す図である。 聴力が低下した人の聴力特性を示す図である。 聴力が低下していない人の音の聴こえ方と、聴力が低下した人の音の聴こえ方とを対比する図である。 第2実施形態に係る補正部の機能を示すブロック図である。
以下、本発明の携帯電子機器としての携帯電話機について説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る携帯電話機の外観斜視図である。
図1に示すように、携帯電話機1は、第1筐体2と、第2筐体3と、を備える。また、携帯電話機1は、第1筐体2と第2筐体3とを開閉可能に連結する連結部4を備える。
第1筐体2は、操作部11と、入力部としてのマイク12と、電源操作部17と、各種インターフェース(図示省略)とを備える。
操作部11は、機能キー13と、文字キー14と、操作キー15と、サイドキー16とを有する。
機能キー13は、携帯電話機1の各種設定、電話帳機能、又はメール機能等の各種機能の作動に用いられる。文字キー14は、電話番号の数字又はメールの文字等の入力に用いられる。操作キー15は、各種操作における決定又は上下左右方向のスクロール等に用いられる。サイドキー16は、携帯電話機1の各種設定、電話帳機能、又はメール機能等の各種機能の作動に用いられる。
操作部11を構成するキーのそれぞれは、機能が割り当てられる。この機能の割り当ては、携帯電話機1における開閉状態、各種モード又は起動されているアプリケーションの種類等に応じて変更される。これらのキーのそれぞれがユーザにより押圧されると、携帯電話機1は、キー押圧時に割り当てられている機能に応じて動作する。
マイク12は、第1筐体2の長手方向における端部にある。このマイク12は、連結部4と反対側にある。マイク12は、携帯電話機1が開状態である場合の一方の端部に配置される。マイク12は、ユーザが発した音声又は携帯電話機1の環境音等の入力を受け付ける。マイク12は、入力された音声を後述の制御部34に出力する。
電源操作部17は、携帯電話機1の主電源をON又はOFFにするための操作部である。
各種インターフェースは、外部機器(例えば、ホスト装置)と通信を行うためのインターフェースと、外部メモリの挿入及び取り出しが行われるインターフェースとを含む。各種インターフェースは、不使用時に、キャップにより覆われる。
第2筐体3は、表示部21と、出力部としてのレシーバ23と、サブ表示部とを備える。
表示部21は、文字情報又は画像情報等の各種情報を表示可能に構成される。
レシーバ23は、第2筐体3の長手方向における端部に配置される。レシーバ23は、連結部4側と反対側にある。レシーバ23は、携帯電話機1が開状態である場合の他方の外端部側に配置される。レシーバ23は、音声を出力する。
連結部4は、開閉ヒンジ機構を有している。連結部4は、第1筐体2の端部と第2筐体3の端部との間に配置される。連結部4は、第1筐体2と第2筐体3とを互いに回動可能に連結する。ヒンジ機構は、第1筐体2と第2筐体3との回動の回動軸Zとなる。
携帯電話機1の機能構成について説明する。
図2は、第1実施形態に係る携帯電話機の機能構成を示すブロック図である。
図2に示すように、携帯電話機1は、操作部11と、マイク12と、電源操作部17と、表示部21と、LCDドライバ22と、レシーバ23と、記憶部31と、LCD処理部32と、通信部33と、制御部34と、補正部35とを備える。
記憶部31は、複数のアプリケーションプログラムを記憶する。また、記憶部31は、携帯電話機1の内部に固定されていてもよいし、着脱可能であってもよい。
LCD処理部32は、画像処理を行う。LCD処理部は、処理後の画像データをLCDドライバ22に出力する。LCDドライバ22は、フレームメモリを備えている。LCDドライバ22は、LCD処理部32から供給された画像データをメモリに蓄える。そして、LCDドライバ22は、メモリに蓄えられた画像データを表示部21に出力する。画像処理を制御部34で行う場合、このLCD処理部32を省略してもよい。
通信部33は、アンテナ部331と通信処理部332とを備える。
アンテナ部331は、所定の周波数帯(例えば、800MHz帯)で変調された信号により基地局と無線通信を行う。アンテナ部331は、通信処理部332により変調処理が行われた音声信号を基地局に送信する。アンテナ部331は、基地局を介して他の通信機器と通信を行う。
通信処理部332は、基地局に送信する信号を所定の周波数帯で変調処理する。通信処理部332は、基地局から受信した信号を所定の周波数で復調処理する。通信処理部332は、復調処理が行われた信号を制御部34に出力する。
制御部34は、携帯電話機1の全体を制御する。
制御部34は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を含む。制御部34は、複数のマイクロプロセッサを含んでいてもよい。
制御部34は、マイク12により入力された音声を、通信部33と補正部35とに出力する。制御部34は、通信処理部332により入力された音声を補正部35に出力する。制御部34は、補正部35から補正された音声が入力されると、この補正された音声をレシーバ23に出力する。
制御部34は、操作部11による出力先を切り替える操作(切替操作)に応じて音声の出力先を変更する。制御部34は、操作部11による出力先を切り替える操作(切替操作)に応じて、通信処理部332により変調された音声の出力先を、補正部35からレシーバ23に切り替える。この場合、制御部34は、マイク12により入力された音声を通信部33のみに出力する。
補正部35は、入力された音声の音質補正を行う。
補正部35の詳細な機能について図3を用いて説明する。図3は、第1実施形態に係る補正部35の機能を示すブロック図である。補正部35は、バランサ351と、ミキサ352と、調整部353とを備える。
バランサ351は、マイク12から入力された音声の音量と、通話相手からの音声の音量とを調整する。バランサ351は、マイク12から入力された音声の全周波数成分を小さくしたり、大きくしたりする。
ミキサ352は、マイク12から入力された音声と、通信部33を用いて受信した音声とをミキシングする。
調整部353は、入力された音声の音質補正を行う。調整部353は、音質補正が行われた音声を制御部34に出力する。
図4は、音質補正の調整ターゲット特性を示す概念図である。調整部353は、図4のグラフに表示されている2本の折れ線の間の大きさに対応する音声となるように周波数毎に調整を行う。ここでは、周波数帯域で補正パラメータを設定している。例えば、調整部353は、1,600Hzの音声に対して、40dB(デシベル)以上90dB以下となるように調整する。
調整部353の音質補正の方法について説明する。図5は、聴力が低下していない人の聴力特性を示す図である。図6は、聴力が低下した人の聴力特性を示す図である。図7は、聴力が低下していない人の音の聴こえ方と、聴力が低下した人の音の聴こえ方とを対比する図である。
図5に示されるように、90dB以上の領域と40dB以下の領域とが区分けされている。図5に示されるように、40dB以下の音は、聴力が低下していない人が聴き難いと感じる音である。90dB以上の音は、一般的に、聴力が低下していない人がうるさいと感じる音である。図6に示されるように、聴力が低下した人が良好に聴こえる音の大きさは、聴力が低下していない人が良好に聴こえる音の大きさと比べた場合、高い周波数において異なる。例えば、聴力が低下した人は、周波数が3,000Hzにおいて、約65dB以下の音が聴き難いと感じる。聴力が低下した人は、4,000Hzにおいて、約100dBの音でもうるさいと感じない。
図5及び図6には、母音、有声子音、無声子音の音の大きさが示されている。図5及び図6に示すように、母音及び有声子音は、通常、40dBから90dBの範囲に入る。無声子音は、通常、高周波数域の30dBから60dBの範囲に入る。無声子音は、母音及び有声子音に比べて小さい音と聴こえる傾向がある。
聴力が低下していない人は、図5に示すように、300Hzから3,400Hzまでの音について、40dBから90dBまで音声を聴くことができる。聴力が低下した人は、図6に示すように、音声の周波数が高くなるに従って、聴こえ難くなる傾向がある。聴力が低下した人は、母音が聴こえるものの、有声子音及び無声子音が聴こえ難くなってしまう傾向にある。
聴力が低下した人は、図7に示すように、所定の大きさの音より小さい音については、殆ど聴こえない。聴力が低下した人は、所定の大きさの音より大きい音については、聴力が低下していない人と同じように音を感じることができる。例えば、図7の範囲Aに対応する大きさの音は、聴力が低下した人も聴力が低下していない人と同じように聴こえる。
調整部353は、聴こえる音圧の境界が大きくなった周波数の音を、境界よりも大きくなるようにゲイン調整を行う。このゲイン調整によって、聴力が低下した人にとって有声子音及び無声子音が聴きやすくなる。調整部353は、うるさく感じる音圧の境界が大きくなった周波数の音を、境界よりも小さくなるようにゲイン調整を行う。このゲイン調整によって、聴力が低下した人にとって相対的に大きい音も聴きやすくなる。
携帯電話機1は、音質補正の調整ターゲット特性を、年齢毎に設けるような構成でもよい。補正部35は、操作部11を介して年齢を受け付けたことに応じて、該年齢に対応する調整ターゲット特性に基づいて補正を行う。
携帯電話機1は、音質補正の調整ターゲット特性を、聴力の低下度合いに応じて複数段階で設定してもよい。このような構成の場合、補正部35は、操作部11を介して選択を受け付け、該選択された調整ターゲット特性に基づいて補正を行う。
以上、第1実施形態によれば、以下のような作用効果を奏する。
レシーバ23は、マイク12により入力されることにより補正部35において補正された音声と、通信部33を用いて受信された音声とを出力する。携帯電話機1では、補正後の自身の音声をレシーバ23で聴くことができる。補正後の音声は、聴力が低下している人でも聴きやすい。聴力が低下している人は、通話時の自身の声を聴くことで、自身の声が相手に伝わっていることを認識できる。携帯電話機1では、適度な音量の声で通話できる。
レシーバ23は、マイク12により入力され補正部35により補正が行われた音声と、通信部33を用いて受信し補正部35により補正が行われた音声とを出力する。携帯電話機1では、補正された通話相手の音声が出力されるので、相手の声を聴きやすい。
補正部35は、マイク12により入力された音声について、所定の周波数毎に補正を行う。携帯電話機1は、例えば、聴力が低下した人にとって聴き難い有声子音及び無声子音を増幅できる。携帯電話機1は、有声子音及び無声子音を、聴力が低下した人にとって聴こえやすくできる。
通信部33は、マイク12に入力された音声を補正することなく送信することができる。
補正部35は、マイク12により入力された音声と、通信部33を用いて受信した音声とがミキシングされた音声の補正を行う。携帯電話機1は、マイク12により入力された音声と、通信部33を用いて受信した音声とを同時に補正することができる。携帯電話機1では、補正処理を簡便にして、処理遅れを起因とした音声の遅れが生じるのを低減することができる。
制御部34は、操作部11による操作に応じて、補正部35側に音声の出力を行うか否かの切り替えを行う。携帯電話機1は、ユーザが音声の補正を所望する場合のみ、音声の補正を行うことができる。例えば、聴こえ方の異なる複数の人で使用する場合に、これら複数の人それぞれは、自身の状況に合わせて音声の補正を行うことができる。
[第2実施形態]
図8を用いて第2実施形態について説明する。
図8は、第2実施形態に係る補正部の機能を示すブロック図である。
第2実施形態に係る携帯電話機では、2つの点が第1実施形態と異なり、その他の構成は第1実施形態と同様である。なお、第1実施形態の携帯電話機1と同一の構成については、同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。1点目は、マイク12から入力された音声の補正、及び通信部33を用いて受信した音声の補正をそれぞれ独立して行う点である。2点目は、補正された2つの音声のミキシングを行う点である。
図8に示すように、補正部35Aは、第1調整部353Aと、第2調整部353Bと、ミキサ352とを備える。
第1調整部353Aは、入力された音声の音質補正を行う。入力された音声とは、通信処理部332により復調処理された音声信号のことである。第1調整部353Aは、第1実施形態で説明した方法と同様の方法で入力された音声の補正を行う。第1調整部353Aは、音質補正が行われた音声をミキサ352に出力する。
第2調整部353Bは、入力された音声の調整を行う。入力された音声とは、マイク12により入力された音声のことである。第2調整部353Bは、第1実施形態のバランサ351と同様の機能を有する。第2調整部353Bは、マイク12から入力された音声の音量を調整して、マイク12から入力された音声の音量と、通話相手からの音声の音量とのバランスを調整する。第2調整部353Bは、マイク12から入力された音声の全周波数成分を小さくしたり、大きくしたりする。そして、第2調整部353Bは、第1実施形態で説明した方法と同様の方法で入力された音声の補正を行う。第2調整部353Bは、音質補正が行われた音声をミキサ352に出力する。
第1調整部353Aにおいて用いられる音質補正の調整ターゲット特性と、第2調整部353Bにおいて用いられる音質補正の調整ターゲット特性とは、それぞれ異なるものであってよい。
ミキサ352は、補正が行われた2つの音声をミキシングする。ミキサ352は、ミキシングされた音声をレシーバ23に出力する。
以上、第2実施形態によれば、通信部33を用いて通話が行われている場合に、マイク12により入力された音声と、通信部33を用いて受信した音声との補正を行い、該補正が行われた2つの音声をミキシングする。携帯電話機は、マイク12により入力された音声と、通信部33を用いて受信した音声とのそれぞれについて、個別に最適な補正を行うことができる。
以上、好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。例えば、上述の実施形態において、携帯電子機器として携帯電話機1について説明しているが、これに限定されない。例えば、携帯電子機器は、PHS(登録商標:Personal Handy phone System)等であってもよい。
上述の実施形態において、制御部34は、マイク12から入力された音声と、復調処理された音声とが補正部35に出力されている場合に操作部11により切替操作が行われたとき、当該音声の出力先をレシーバ23に切り替えることとしたが、これに限定されない。制御部34は、マイク12から入力された音声と、復調処理された音声とが補正部35に出力されている場合に操作部11により切替操作が行われたとき、通信処理部332側から入力された音声をレシーバ23に出力すると共に、マイク12側から入力された音声を補正部35に出力するようにしてもよい。
制御部34は、マイク12から入力された音声と、復調処理された音声とが補正部35に出力されている場合に操作部11により切替操作が行われたとき、マイク12から入力された音声と、通信処理部332側から入力された音声とをレシーバ23に出力するようにしてもよい。
制御部34は、操作部11により、上述したレシーバ23、補正部35、及び通信部33への出力パターンから、選択を受け付けるようにしてもよい。この場合、制御部34は、選択された出力パターンに基づいて、レシーバ23、補正部35、及び通信部33への音声の出力制御を行う。
上述の実施形態において、制御部34は、マイク12により入力された音声を、通信部33に直接出力することとしたが、これに限らない。制御部34は、補正部35により補正された音声を通信部33に出力するようにしてもよい。
本実施形態では、いわゆる折り畳み型の携帯電話装置の形態を示したが、これに限定されない。本発明に係る携帯電話機は、第1筐体2と第2筐体3とが一つの筐体に配置され連結部を有さない型式(ストレートタイプ)であってもよい。本発明に係る携帯電話機は、第1筐体2と第2筐体3とを重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式であってもよい。本発明に係る携帯電話装置は、第1筐体2と第2筐体3との重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転式であってもよい。
本発明には、通信部と、音声の入力を受け付ける入力部と、音声を出力する出力部と、音声の音質補正を行う補正部とを備える携帯電子機器が音声を出力する音声出力方法であって、前記通信部により通話が行われている場合に、前記出力部が、前記入力部により入力され前記補正部により補正された音声と、前記通信部を用いて受信した音声とを出力するステップを含む音声出力方法が含まれる。
本発明には、通信部と、音声の入力を受け付ける音声入力部と、音声を出力する音声出力部と、音声の音質補正を行う補正部とを備える携帯電子機器に音声を出力させる音声出力プログラムであって、前記通信部により通話が行われている場合に、前記出力部が、前記入力部により入力され前記補正部により補正された音声と、前記通信部を用いて受信した音声とを出力するステップを前記携帯電子機器に実行させる音声出力プログラムが含まれる。
1 携帯電話機(携帯電子機器)
12 マイク(入力部)
23 レシーバ(出力部)
33 通信部
34 制御部
35、35A 補正部

Claims (9)

  1. 筐体と、
    通信部と、
    音声の入力を受け付ける入力部と、
    音声を出力する出力部と、
    音声の音質補正を行う補正部とを備え、
    前記通信部を用いて通話が行われている場合に、前記出力部は、前記入力部により入力され前記補正部により補正された音声と、前記通信部を用いて受信された音声とを出力することを特徴とする携帯電子機器。
  2. 前記補正部は、前記通信部を用いて受信した通話に係る音声の補正を行い、
    前記出力部は、前記入力部により入力され前記補正部により補正が行われた音声と、前記通信部を用いて受信し前記補正部により補正が行われた音声とを出力する、
    請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記補正部は、前記入力部により入力された音声について、所定の周波数毎に補正を行う、
    請求項1又は2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記入力部により入力された音声を、前記通信部側と前記補正部側とに出力する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
  5. 前記補正部は、前記入力部により入力された音声と、前記通信部を用いて受信した音声とをミキシングし、該ミキシングされた音声の補正を行う、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
  6. 前記補正部は、前記入力部により入力された音声と、前記通信部を用いて受信した音声とを補正を行い、該補正が行われた2つの音声をミキシングする、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
  7. 操作部を備え、
    前記制御部は、前記操作部による操作に応じて、前記補正部側への音声の出力を制御する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
  8. 通信部と、音声の入力を受け付ける入力部と、音声を出力する出力部と、音声の音質補正を行う補正部とを備える携帯電子機器が音声を出力する音声出力方法であって、
    前記通信部により通話が行われている場合に、前記出力部が、前記入力部により入力され前記補正部により補正された音声と、前記通信部を用いて受信した音声とを出力するステップを含む音声出力方法。
  9. 通信部と、音声の入力を受け付ける入力部と、音声を出力する出力部と、音声の音質補正を行う補正部とを備える携帯電子機器に音声を出力させる音声出力プログラムであって、
    前記通信部により通話が行われている場合に、前記出力部が、前記入力部により入力され前記補正部により補正された音声と、前記通信部を用いて受信した音声とを出力するステップを前記携帯電子機器に実行させる音声出力プログラム。
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