JP2013043614A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP2013043614A
JP2013043614A JP2011184450A JP2011184450A JP2013043614A JP 2013043614 A JP2013043614 A JP 2013043614A JP 2011184450 A JP2011184450 A JP 2011184450A JP 2011184450 A JP2011184450 A JP 2011184450A JP 2013043614 A JP2013043614 A JP 2013043614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
convex
pair
convex portions
portions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2011184450A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Yoshida
泰之 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP2011184450A priority Critical patent/JP2013043614A/ja
Publication of JP2013043614A publication Critical patent/JP2013043614A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Abstract

【課題】溝内に挟まった異物を溝外に除去し易い空気入りタイヤを提供すること。
【解決手段】トレッド溝14Aの少なくとも一つに凹凸構造20が設けられている。凹凸構造20は、一対の溝側面凹凸部22と、溝底面凹凸部24とを備えている。溝側面凹凸部22は複数の側面凸部28を含んで構成され、溝底面凹凸部24は、一対の底面側方凸部32と底面中央凸部34とを含んで構成されている。最も上位に位置する一対の側面凸部28を除く残りの側面凸部28および底面側方凸部32は、それらの頂部が基部よりも開口1420に近づくように傾斜している。一対の側面凸部28の頂部間および一対の底面側方凸部32の頂部間の間隔は、底面中央凸部34に近づくほど小さい寸法かまたは等しい寸法で形成されている。底面中央凸部34の高さは、一対の底面側方凸部32の頂部間を接続する想像線の近傍に底面中央凸部34の頂部が位置する寸法で形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明はトレッド溝に凹凸構造が設けられた空気入りタイヤに関する。
トレッド面に、タイヤ周方向に延在する縦溝や、タイヤ周方向と交差する方向に延在する横溝などのトレッド溝が形成された空気入りタイヤでは、それらの溝に小石などの異物が挟まり、異物が溝外に除去されないと、異物が路面と接触することによってタイヤ騒音の増大を招く。
そこで従来では、溝に挟まった異物を除去し易くするため、縦溝または横溝に凹凸構造を設けた空気入りタイヤが提供されている。
特開2002−225510 特開2002−036822 特開2004−224143 特開2004−58936
しかしながら、従来の凹凸構造では、溝に挟まった異物を溝外に排出するため、凹凸構造を構成する凸部が十分に機能しているとは言い難く、また、縦溝または横溝の互いに対向する側面のみに凸部を設けているため、溝の底部に異物が到達してしまった場合には、異物を溝外に除去し難い。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、溝内に挟まった異物を溝外に除去し易い空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、トレッド面に複数のトレッド溝によりトレッドパターンが形成され、前記複数のトレッド溝の少なくとも一つの溝に凹凸構造が設けられた空気入りタイヤにおいて、前記凹凸構造は、前記溝の互いに対向する溝側面を構成する互いに対向する一対の溝側面凹凸部と、前記溝の溝底面を構成する溝底面凹凸部とを備え、前記溝側面凹凸部は、底部と、前記溝の深さ方向に間隔をおいて互いに対向するように前記底部から突出する複数の側面凸部を含んで構成され、前記溝底面凹凸部は、底部と、前記底部の両側から互いに対向するように突出する一対の底面側方凸部と、前記底部の中央から突出する底面中央凸部とを含んで構成され、前記溝の開口に最も近い箇所に位置する前記一対の側面凸部は、トレッド面に平行し、または、それら側面凸部の頂部が基部よりも前記開口に近づくように傾斜しており、前記溝の開口に最も近い箇所に位置する前記一対の側面凸部を除いた残りの側面凸部および底面側方凸部は、それらの頂部が基部よりも前記開口に近づくように傾斜しており、前記互いに対向する前記一対の側面凸部の頂部間の寸法および一対の底面側方凸部の頂部間の間隔は、前記底面中央凸部に近づくほど小さい寸法かまたは等しい寸法で形成され、前記底面中央凸部の高さは、一対の底面側方凸部の頂部間を接続する想像線の近傍に前記底面中央凸部の頂部が位置する寸法で形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、異物が溝に挟まった際、側面凸部、底面側方凸部、底面中央凸部が弾性変形し、それら凸部が元の状態に復帰しようとする弾性力が、異物を溝外に排出する方向に作用するため、異物を溝外に除去し易くなる。
したがって、異物が路面と接触することによって生じるタイヤ騒音を抑制する上で有利となる。
トレッドパターンの展開図である。 凹凸構造が設けられた横溝の断面図である。 (A)は溝の延在方向に連続して延在する態様の側面凸部、底面側方凸部、底面中央凸部の説明図、(B)は溝の延在方向に間隔をおいて配置される態様の側面凸部、底面側方凸部、底面中央凸部の説明図、(C)は柱状に突出する態様の側面凸部、底面側方凸部、底面中央凸部の説明図である。 (A)は溝に異物が挟まった状態の断面図、(B)は溝に挟まった異物が溝外に排出された状態の断面図である。 実施例の凹凸構造の仕様、および従来例、実施例の試験結果の説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、空気入りタイヤ10が路面に接地するトレッド面12には、複数のトレッド溝14によりトレッドパターンが形成されている。
トレッド溝14は、タイヤ幅方向に間隔をおきタイヤ周方向に延在する複数の縦溝1402と、タイヤ周方向に間隔をおきタイヤ周方向と斜めに交差する方向に延在する複数の横溝1404と、タイヤ周方向に直交する方向に延在する横溝1406などを含んで構成され、図中CLはタイヤ赤道を示している。
そして、図2に示すように、複数のトレッド溝14のうちの少なくとも一つの溝14Aに凹凸構造20が設けられている。
凹凸構造20は、溝14Aの溝側面を構成する互いに対向する一対の溝側面凹凸部22と、溝14Aの溝底面を構成する溝底面凹凸部24とを備えている。
ここで凹凸構造20が適用される溝14Aの幅Wは、5〜20mmであり、深さHは、2〜15mmである。溝14Aの幅Wの最小値および深さHの最小値は、凹凸構造20を有するタイヤのタイヤ成形用金型を製造する観点から要求される寸法であり、溝14Aの幅Wの最大値および深さHの最大値は、現在市販されている空気入りタイヤ10の幅Wの最大値および深さHの最大値である。
溝側面凹凸部22は、底部26と、溝14Aの深さ方向に間隔をおいて互いに対向するように底部26から突出する複数の側面凸部28とを含んで構成されている。
側面凸部28は、複数の側面凸部28を溝14Aの延在方向と直交する平面で切断した状態で、2つの直線と、それら直線の先端を接続する曲線で囲まれた領域である。また、側面凸部28の基部2802は、それら直線の基端を接続する部分である。
また、溝14Aの深さ方向において隣り合う側面凸部28の基部2802間は、凹状の曲面2804により接続され、したがって、溝側面凹凸部22の底部26は、それら凹状の曲面2804を含んで構成されている。
互いに対向する一対の溝側面凹凸部22の底部26は、溝底面凹凸部24に至るにつれて互いに近づくように傾斜している。
なお、隣り合う側面凸部28の基部2802間を平端面で接続してもよいが、このような凹状の曲面2804で接続することにより、異物が挟まって側面凸部28が弾性変形する際の基部2802における応力集中を緩和し側面凸部28の耐久性を高める上で有利となる。
側面凸部28は、図3(A)に示すように、溝14Aの延在方向に連続状に形成されていてもよく、あるいは、図3(B)に示すように、溝14Aの延在方向に延在する帯状の側面凸部28が溝14Aの延在方向に間隔をおいて配置されていてもよく、あるいは、図3(C)に示すように、それぞれが独立して柱状に突設されたものであってもよい。
また、複数の側面凸部28は、溝14Aの延在方向と直交する平面で切断した状態で、頂部2806に至るにつれて次第に先細り状になるように形成され、異物が溝に侵入した際に側面凸部28を弾性変形し易くし、側面凸部28の耐久性が高められている。
また、複数の側面凸部28は、溝14Aの延在方向と直交する平面で切断した状態で、それらの頂部2806は丸みを帯びており、異物との接触面積を大きくし、側面凸部28の欠けを防止して側面凸部28の耐久性が高められている。この場合の丸みは、曲率半径Rが0.1〜0.5mmであると好ましい。
なお、図3(B)に示すように、溝14Aの延在方向に延在する帯状の側面凸部28が溝14Aの延在方向に間隔をおいて配置される場合や、図3(C)に示すように、それぞれが独立して柱状に突設される場合には、隣り合う側面凸部28の基部2802間の全ての箇所が凹状の曲面により接続される。
溝底面凹凸部24は、底部30と、底部30の両側から互いに対向するように突出する一対の底面側方凸部32と、底部30の中央から突出する底面中央凸部34とを含んで構成されている。
底面側方凸部32と底面中央凸部34は、図3(A)に示すように、溝14Aの延在方向に連続状に形成されていてもよく、あるいは、図3(B)に示すように、溝14Aの延在方向に延在する帯状の底面凸部が溝14Aの延在方向に間隔をおいて配置されていてもよく、あるいは、図3(C)に示すように、それぞれが独立して柱状に突設されたものであってもよい。
底面側方凸部32と底面中央凸部34は、図2に示すように、それらを溝14Aの延在方向と直交する平面で切断した状態で、2つの直線と、それら直線の先端を接続する曲線で囲まれた領域であり、それらの基部3202,3402は、それら直線の基端を接続する部分である。
底面側方凸部32と底面中央凸部34は、溝14Aの延在方向と直交する平面で切断した状態で、頂部3206、3406に至るにつれて次第に先細り状になるように形成され、それらの頂部3206、3406は、丸みを帯びている。この場合の丸みも、曲率半径Rが0.1mmから0.5mmであると好ましい。
なお、図2において想像線(イ)は、側面凸部28の基部2802、底面側方凸部32の基部3202、底面中央凸部34の基部3404を結んだ線を示しており、この想像線(イ)は、溝側面凹凸部22および溝底面凹凸部24が設けられる前のトレッド溝14Aの断面図に相当している。
両側の底面側方凸部32の基部3202と底面中央凸部34の基部3402とは、曲率半径REの凹状の曲面36により接続され、溝底面凹凸部24の底部30は、それら凹状の曲面36を含んで構成されている。
また、底面側方凸部32の直上に位置する側面凸部28の基部2802と底面側方凸部32の基部3202とも、凹状の曲面38により接続されている。
なお、側面凸部28の基部2802間を接続する凹状の曲面2804の曲率半径RB、RCと、側面凸部28の基部2802と底面側方凸部32の基部3202間を接続する凹状の曲面38の曲率半径RDは、側面凸部28の頂部の曲率半径Rの0.5倍から2倍の範囲の数値とすると好ましい。
また、底面側方凸部32の基部3202と底面中央凸部34の基部3402間、底面側方凸部32の基部3202と底面側方凸部32の直上に位置する側面凸部28の基部2802間を平端面で接続してもよいが、このような凹状の曲面36,38で接続することにより、異物が挟まって底面側方凸部32、底面中央凸部34、側面凸部28が弾性変形する際のそれらの基部3202、3402、2802における応力集中を緩和し底面側方凸部32、底面中央凸部34、側面凸部28の耐久性を高める上で有利となる。
また、溝14Aの底部に到達した異物を溝14A外に排出し易くするため、底面中央凸部34の高さhは、一対の底面側方凸部32の頂部間を接続する直線(ロ)の近傍に底面中央凸部34の頂部3406が位置する寸法で設定されている。この場合、底面中央凸部34の高さhは、一対の底面側方凸部32の頂部3206間を接続する直線(ロ)に対して、底面中央凸部34の頂部3406の中央が接するか、あるいは、−0.5mm程度溝底面凹凸部24の底部30側に偏位した箇所に底面中央凸部34の頂部3406の中央が位置することが好ましい。
複数の側面凸部28、底面側方凸部32、底面中央凸部34を溝14Aの延在方向と直交する平面で切断した状態で複数の側面凸部28の基部2802、底面側方凸部32の基部3202、底面中央凸部34の基部3402の厚さmは、それらの凸部28、32,34がほぼ均等な弾性力を発揮して異物が溝14A外に排出され易いように、同一寸法としている。
この場合、厚さmは、挟まった異物を溝14A外に排出する方向に力を発揮し易いように、溝14Aの深さである溝深さH(2〜15mm)に対して10%〜30%の寸法であることが好ましい。
また、底面側方凸部32の頂部3206間の寸法Lと、互いに対向する一対の側面凸部28の頂部2806間の寸法L1、L2、L3は、挟まった異物を溝14A外に排出し易いように、溝14Aの幅である溝幅W(5〜20mm)に対して10〜30%の寸法に形成され、また、底面中央凸部34に近づくものほど小さい寸法かまたは等しい寸法で形成されている。すなわち、寸法L、L1、L2、L3は、L3≧L2≧L1≧Lの関係式を満たしており、溝14Aに挟まった異物を溝14A外に排出し易くしている。
また、図2に示すように、側面凸部28を、複数の側面凸部28を溝14Aの延在方向と直交する平面で切断した状態で、複数の側面凸部28の基部2802を接続する想像線(イ)に対して、側面凸部28の基部2802の中心と側面凸部28の頂部2806の中心とを結ぶ中心線が交差する角度αは、α≧90°であり、この角度αは溝底の側面凸部28ほど鋭角を有し、したがって、溝底面凹凸部24寄りに設けられる側面凸部28ほどトレッド面12側に傾いている。この場合、上下に隣り合う側面凸部28において、下位の側面凸部28は、上位の側面凸部28に対して、0〜30°好ましくは10〜20°の範囲でより多く傾いていることが望ましい。
言い換えると、溝14Aの開口1420に最も近い箇所に位置する一対の側面凸部28は、トレッド面12に平行し、または、側面凸部28の頂部2806が基部2802よりも開口1420に近づくように傾斜している。横溝1404の開口1420に最も近い箇所に位置する一対の側面凸部28を除いた残りの側面凸部28および底面側方凸部32は、それらの頂部2806、3206が基部2802、3202よりも開口1420に近づくように傾斜している。このように構成することで、溝14Aに挟まった異物を溝14A外に排出し易くしている。
また、溝14Aの深さ方向において隣り合う側面凸部28間、側面凸部28と底面側方凸部32間、底面側方凸部32と底面中央凸部34間の寸法は、底面中央凸部34に近づくほど大きい寸法で形成されている。
すなわち、図2に示すように、隣り合う側面凸部28の基部2802間の寸法Q1、Q2、側面凸部28の基部2802と底面側方凸部32の基部3202間の寸法Q3、底面側方凸部32の基部3202と底面中央凸部34の基部3402間の寸法Q4は、Q1<Q2<Q3<Q4の関係式を満たすように設けられている。この場合、Q1を1mmとすると、Q2、Q3、Q4は0.1〜0.5mmの範囲で大きくすることが好ましい。
このように構成することで、溝底面凹凸部24への異物の噛み込みを阻止し、溝底面凹凸部24に到達した異物を溝14A外に排出し易いようにしている。
本実施の形態によれば、図4(A)に示すように、溝14Aに小石などの異物FMが挟まった際に、側面凸部28、底面側方凸部32は異物FMにより溝14Aの溝底側に弾性変形し、それら凸部28、32が元の状態に戻ろうとする弾性力が異物FMを溝14A外に排出する方向に作用する。
そして、傾きα、間隔L、厚さmが上記のように設定されていることから、異物FMが挟まったトレッド面12の箇所が路面から離れた際に、上記の弾性力に、異物FMに作用する遠心力が加わり、図4(B)に示すように、異物FMは溝14A外に排出され易くなる。
また、異物FMが溝14Aの溝底に到達した場合であっても、一対の底面側方凸部32および底面中央凸部34が弾性変形し、それら凸部32、34が元の状態に戻ろうとする弾性力が異物FMを溝14A外に排出する方向に作用する。
このようなことから、異物FMが挟まったトレッド面12の箇所が路面から離れた際に、上記の弾性力に、異物FMに作用する遠心力が加わって異物FMは溝14A外に排出され易くなる。
したがって、空気入りタイヤ10のトレッド面12のトレッド溝14に挟まった異物FMが路面と接触することによって生じるタイヤ騒音を抑制する上で有利となる。
なお、本発明の凹凸構造20は、例えば、ウェアインジケータやプラットホームが設けられる箇所においては、それらを視認し易いように省くなど任意である。
タイヤサイズが225/65R17の試験タイヤを17×6.5Jのホイール組み付け、内圧を220kPaに調整し、排気量2400ccでFF駆動方式の車両に装着した。
トレッドパターンは、従来例、実施例1〜4共に図1の構造のものを用い、従来例は、トレッド溝に凹凸構造20が設けられていない従来の空気入りタイヤとし、実施例1〜4は、本発明の凹凸構造20を横溝1404に設けた空気入りタイヤ10とした。
粒径が1〜10mmの小石を散布した路面を、時速40kmで走行後、横溝1404に挟まった小石を数えた。そして、このような試験を繰り返して3回行ない、横溝1404に挟まった小石の数の平均値をとり、石噛み個数とした。
実施例1〜4に用いた凹凸構造20は図2に示す構造と同様であり、各部の寸法は下記の通りである。また、実施例1〜4において、側面凸部28の傾斜角度αと、曲面2804,38の曲率半径RB、RC、RDは図5の通りであり、凹凸構造20は、溝の延在方向と直交する平面で切断した断面構造が、溝の延在方向に連続している。
溝幅W:15mm
溝深さH:10mm
側面凸部28、底面側方凸部32、底面中央凸部34の頂部の曲率半径R:0.3mm
側面凸部28、底面側方凸部32、底面中央凸部34の基部の厚さm:1.5mm
頂部間距離L、L1、L2、L3:7mm
底面中央凸部34の高さh:2.0mm
図5から明らかなように、実施例1〜4から、本発明の凹凸構造20を用いることで、石噛みを阻止する上で有利となることが明らかである。
また、実施例3,4から、溝底に近い側面凸部28ほどその傾斜角度を大きくすると、石噛みを阻止する上でより有利となることが明らかである。
10……空気入りタイヤ、12……トレッド面、14……トレッド溝、14A……凹凸構造が設けられた溝、1402……縦溝、1404……横溝、20……凹凸構造、22……溝側面凹凸部、24……溝底面凹凸部、26……溝側面凹凸部の底部、28……側面凸部、2802……側面凸部の基部、2806……側面凸部の頂部、30……溝底面凹凸部の底部、32……底面側方凸部、3202……底面側方凸部の基部、3206……底面側方凸部の頂部、34……底面中央凸部、3402……底面中央凸部の基部、3406……底面中央凸部の頂部。

Claims (7)

  1. トレッド面に複数のトレッド溝によりトレッドパターンが形成され、前記複数のトレッド溝の少なくとも一つの溝に凹凸構造が設けられた空気入りタイヤにおいて、
    前記凹凸構造は、前記溝の互いに対向する溝側面を構成する互いに対向する一対の溝側面凹凸部と、前記溝の溝底面を構成する溝底面凹凸部とを備え、
    前記溝側面凹凸部は、底部と、前記溝の深さ方向に間隔をおいて互いに対向するように前記底部から突出する複数の側面凸部を含んで構成され、
    前記溝底面凹凸部は、底部と、前記底部の両側から互いに対向するように突出する一対の底面側方凸部と、前記底部の中央から突出する底面中央凸部とを含んで構成され、
    前記溝の開口に最も近い箇所に位置する前記一対の側面凸部は、トレッド面に平行し、または、それら側面凸部の頂部が基部よりも前記開口に近づくように傾斜しており、
    前記溝の開口に最も近い箇所に位置する前記一対の側面凸部を除いた残りの側面凸部および底面側方凸部は、それらの頂部が基部よりも前記開口に近づくように傾斜しており、
    前記互いに対向する前記一対の側面凸部の頂部間および一対の底面側方凸部の頂部間の間隔は、前記底面中央凸部に近づくほど小さい寸法かまたは等しい寸法で形成され、
    前記底面中央凸部の高さは、一対の底面側方凸部の頂部間を接続する想像線の近傍に前記底面中央凸部の頂部が位置する寸法で形成されている、
    ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記複数の側面凸部および一対の底面側方凸部ならびに底面中央凸部を前記溝の延在方向と直交する平面で切断した状態で前記複数の側面凸部および一対の底面側方凸部ならびに底面中央凸部の基部の厚さは同一である、
    ことを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記溝の深さ方向において隣り合う前記側面凸部の基部間、前記側面凸部の基部と前記前記底面側方凸部の基部間、前記底面側方凸部の基部と前記底面中央凸部の基部間の寸法は、前記底面中央凸部に近づくほど大きい寸法で形成されている、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記溝の深さ方向において隣り合う前記溝側面凸部の基部間は、凹状の曲面により接続され、前記溝側面凹凸部の底部は前記凹状の曲面を含んで構成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至3に何れか1項記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記一対の底面側方凸部の基部と底面中央凸部の基部間は、凹状の曲面により接続され、前記溝底面凹凸部の底部は前記凹状の曲面を含んで構成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至4に何れか1項記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記複数の側面凸部および一対の底面側方凸部ならびに底面中央凸部を前記溝の延在方向と直交する平面で切断した状態で、前記複数の側面凸部、底面側方凸部、底面中央凸部の頂部は丸みを帯びている、
    ことを特徴とする請求項1乃至5に何れか1項記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記複数の側面凸部および一対の底面側方凸部ならびに底面中央凸部を前記溝の延在方向と直交する平面で切断した状態で、前記複数の側面凸部、底面側方凸部、底面中央凸部はそれぞれ先細り状に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至6に何れか1項記載の空気入りタイヤ。
JP2011184450A 2011-08-26 2011-08-26 空気入りタイヤ Withdrawn JP2013043614A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011184450A JP2013043614A (ja) 2011-08-26 2011-08-26 空気入りタイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011184450A JP2013043614A (ja) 2011-08-26 2011-08-26 空気入りタイヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013043614A true JP2013043614A (ja) 2013-03-04

Family

ID=48007833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011184450A Withdrawn JP2013043614A (ja) 2011-08-26 2011-08-26 空気入りタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013043614A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016199073A (ja) * 2015-04-07 2016-12-01 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
EP4389460A1 (de) * 2022-12-19 2024-06-26 Continental Reifen Deutschland GmbH Fahrzeugluftreifen
JP7508891B2 (ja) 2020-06-24 2024-07-02 住友ゴム工業株式会社 タイヤ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016199073A (ja) * 2015-04-07 2016-12-01 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
JP7508891B2 (ja) 2020-06-24 2024-07-02 住友ゴム工業株式会社 タイヤ
EP4389460A1 (de) * 2022-12-19 2024-06-26 Continental Reifen Deutschland GmbH Fahrzeugluftreifen

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6378084B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2008074346A (ja) 悪路走行用空気入りタイヤ
CA2911606C (en) Pneumatic tire
JP6774307B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6204838B2 (ja) 不整地走行用の自動二輪車用タイヤ
JP2008087626A (ja) 空気入りタイヤ
WO2013122232A1 (ja) タイヤ及びタイヤ製造方法
JP2016155448A (ja) 空気入りタイヤ
JP2015009798A (ja) 空気入りタイヤ
JP2013147115A (ja) 空気入りタイヤ
JP6449005B2 (ja) 空気入りタイヤ
CN111546836A (zh) 一种轮胎花纹沟结构及轮胎
JP2013043614A (ja) 空気入りタイヤ
TWI480182B (zh) Tire tire groove of the anti-folder structure
US10442249B2 (en) Pneumatic tire
JP2013244854A (ja) 空気入りタイヤ
JP5575560B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4891614B2 (ja) 不整地走行用空気入りタイヤ
JP5337566B2 (ja) タイヤ
JP6387144B1 (ja) 空気入りタイヤ
JP2004210043A (ja) 空気入りタイヤ
KR20130032691A (ko) 중하중용 공기입 스노우 타이어
JP2013043619A (ja) 空気入りタイヤ
CN108068559B (zh) 充气轮胎
US8739848B2 (en) Pneumatic tire

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20141104