JP2013042898A - 投入防止プレート付き郵便受箱 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】郵便受箱11の郵便受箱本体2に回動可能に取り付けられた扉14の正面側14Aには郵便受箱投入防止プレート取付溝16が形成されている。郵便受箱投入防止プレート取付溝16の一端部16Aには第1係止突起18が形成され、他端部16Bには第2係止突起20が形成されている。郵便受箱本体12の扉14の上方にはフラップ28が回動可能に取り付けられている。郵便受箱11に取り付けられる郵便受箱投入防止プレート26のプレート本体28にはリブ30が形成されている。リブ30の一端部には第1係止体32が突設され、リブ30の他端部には第2係止体34が突設されている。
【選択図】図1
Description
このタイプの郵便受箱においては郵便物を常時投入できるように前記フラップは回動自在に設けられているので、フラップを回動させて投入口から不要なチラシやビラ等を投入することができる。
このためマンションやアパート等の集合住宅のエントランス等に設置される郵便受箱であって未入居室や空室の郵便受箱のように長期間に渡って使用されていない郵便受箱においては投入口に大量のチラシやビラ等が差し込まれてしまう場合が多く、郵便受箱が見苦しくなると共に前記エントランスの雰囲気が悪くなる。
また、郵便受箱が見苦しくなったりエントランスの雰囲気が悪くなるのを防ぐために集合住宅の管理人が郵便受箱に差し込まれたチラシやビラ等を引き抜いて片付けることは管理人にとって余計な仕事が増えることになる。
そこで、郵便受箱の投入口からチラシやビラ等が投入されるのを防止する郵便受箱投入防止プレートが提案されている(特許文献1)。
しかし、この郵便受箱投入防止プレートはフラップを回動させて投入口から差し込むことにより容易に取り付けることができるが、取り付けられた郵便受箱投入防止プレートは手前側に強く引っ張れば容易に引き抜いて取り外すことができる。
このため、郵便受箱に取り付けられた郵便受箱投入防止プレートを引き抜いて取り外し、投入口からチラシやビラ等が投入されてしまうという不具合がある。
また、前記郵便受箱投入防止プレートは容易に取り外すことができるので盗まれてしまうおそれもある。
請求項2の発明は、郵便受箱と郵便受箱投入防止プレートを備えてなる投入防止プレート付き郵便受箱であって、前記郵便受箱の郵便受箱本体に回動可能に取り付けられた扉と、この扉の上方で前記郵便受箱本体に回動可能に取り付けられたフラップと、前記扉の上部正面側に形成された溝と、この溝の一端部に形成された第1係止突起と、前記溝の他端部に形成された第2係止突起と、前記溝に着脱可能に取り付けられると共に可撓性材料で形成された前記郵便受箱投入防止プレートと、この郵便受箱投入防止プレートのプレート本体の背面に突設されると共にプレート本体の長手方向に沿って形成されたリブと、このリブの一端部に突設されると共に前記第1係止突起と係止可能な第1係止体と、前記リブの他端部に突設されると共に前記第2係止突起と係止可能な第2係止体と、を有してなることを特徴としている。
請求項3の発明は、郵便受箱と郵便受箱投入防止プレートを備えてなる投入防止プレート付き郵便受箱であって、前記郵便受箱の郵郵便受箱本体に回動可能に取り付けられた扉と、この扉の上方で前記郵便受箱本体に回動可能に取り付けられたフラップと、前記扉の上部正面側に形成された溝と、この溝の一端部に形成された第1係止突起と、前記溝の他端部に形成された第2係止突起と、前記溝に着脱可能に取り付けられると共に可撓性材料で形成された前記郵便受箱投入防止プレートと、この郵便受箱投入防止プレートを構成すると共に正面側方向に反って形成された長方形状のプレート本体と、このプレート本体の背面に突設されると共にプレート本体の長手方向に沿って形成されたリブと、このリブの一端部に突設されると共に前記第1係止突起と係止可能な第1係止体と、前記リブの他端部に突設されると共に前記第2係止突起と係止可能な第2係止体と、を有してなることを特徴としている。
本発明の投入防止プレート付き郵便受箱は、勝手にチラシやビラ等が郵便受箱に投入されるのを防止できるので、郵便受箱が見苦しくなるのを防止できると共に郵便受箱が設置された集合住宅のエントランスの美感や雰囲気が損なわれるのを防止できるという優れた効果を有する。
本発明の投入防止プレート付き郵便受箱は、郵便受箱の扉を開けないと郵便受箱投入防止プレートを取り外すことができないので、郵便受箱投入防止プレートが悪戯されたり盗まれたりするのを防止できるという優れた効果を有する。
本発明の投入防止プレート付き郵便受箱は、郵便受箱投入防止プレートを郵便受箱に取り付けた場合、郵便受箱投入防止プレートの上部は郵便受箱のフラップの下部に位置し、郵便受箱投入防止プレートの下部は郵便受箱の扉の上部に位置するため、郵便受箱投入防止プレートがフラップを大きく覆うようなことはないので郵便受箱のデザインを可及的に生かすことができると共に外観品質を損なうこともないという優れた効果を有する。
図1には投入防止プレート付き郵便受箱10が示されている。この投入防止プレート付き郵便受箱10は郵便受箱11と後述する郵便受箱投入防止プレートを備えている。
図2に示されるように、前記郵便受箱11の郵便受箱本体12の正面側には扉14がヒンジ(図示せず)を介して矢印A1、矢印A2方向に回動可能に取り付けられている。この扉14を開けることにより前記郵便受箱本体12の内部に設けられた郵便物収容部12Aから郵便物を取り出すことができるようになっている。
図3に示されるように、前記扉14の正面側14Aの上端部には扉14の幅方向に向かって溝としての郵便受箱投入防止プレート取付溝16が形成されている。この郵便受箱投入防止プレート取付溝16の一端部16Aには第1係止突起18が郵便受箱投入防止プレート取付溝16の他端部16Bに向かって突設されている。これにより、郵便受箱投入防止プレート取付溝16の一端部16Aには第1係止凹部16Aが形成される。また、この郵便受箱投入防止プレート取付溝16の他端部16Bには第2係止突起20が郵便受箱投入防止プレート取付溝16の一端部16Aに向かって突設されている。これにより、郵便受箱投入防止プレート取付溝16の他端部16Bには第2係止凹部20Aが形成される。
また、前記郵便受箱投入防止プレート取付溝16の正面16Cは扉14の上端面14Bに近づくに従って扉14の背面14C側に傾斜するように形成されている。
図2に示されるように、前記扉14にはボタン錠22が設けられている。また、前記扉14の上方には郵便受箱本体12の投入口12Bを閉じたり開けたりできるフラップ24が設けられている。このフラップ24はヒンジ(図示せず)を介して矢印B1、矢印B2方向に回動可能に取り付けられている。このフラップ24を開けることにより投入口12Bから郵便受箱本体12内の郵便物収容部12Aに郵便物を投入できるようになっている。
図5及び図6に示されるように、郵便受箱投入防止プレート26は可撓性材料であるプラスチックで一体形成されている。従って、この郵便受箱投入防止プレート26は少し撓ませることができるようになっている(図4に想像線で示す)。
前記郵便受箱投入防止プレート26のプレート本体28は横長の長方形状に形成され、図5に示されるように正面28A側に少し反るように形成されている。このプレート本体28の背面28Bにはリブ30がプレート本体28の長手方向に沿って形成されている。
前記リブ30の一端部には前記第1係止凹部18Aに差し込めることができると共に第1係止突起18と係止可能な第1係止体32が突設され、前記リブ30の他端部には前記第2係止凹部20Aに差し込めることができると共に第2係止突起20と係止可能な第2係止体34が突設されている。
例えば、マンションに未入居室や空室がある場合にその実入居室や空室の投入防止プレート付き郵便受箱10にマンション管理人等が郵便受箱投入防止プレート26を取り付ける場合は図4に想像線で示すように郵便受箱投入防止プレート26をプレート本体28の背面28B側に反るように少し撓ませる。
そして、郵便受箱投入防止プレート26のリブ30の一端部に突設された第1係止体32を扉14の第1係止凹部18Aに差し込んで第1係止突起18と係止させる。また、前記リブ30の他端部に突設された第2係止体34を扉14の第2係止凹部20Aに差し込んで第2係止突起20と係止させる。
これにより、図1に示されるように前記郵便受箱投入防止プレート26は郵便受箱11に取り付けられる。しかも、郵便受箱投入防止プレート26は取り付けた後にプレート本体28の正面28A側に少し反るように弾性復帰するため、プレート本体28の正面28Aは前記第1係止突起18及び第2係止突起20と密着当接する。
また、取り付けられた郵便受箱投入防止プレート26は上部が郵便受箱11のフラップ24の下部の正面側に位置し、下部が郵便受箱11の扉14の上部の正面側に位置した状態で郵便受箱11に取り付けられる。
このため、フラップ24を図2矢印B1方向に回動させて投入口12Bを開けようとしてもフラップ24は郵便受箱投入防止プレート26によって回動を阻止される。この結果、フラップ24を図2矢印B1方向に回動させて投入口12Bを開けることができないのでチラシやビラ等を投入口12Bに投入することができない。
従って、マンションやアパート等の集合住宅のエントランス等に設置されると共に使用されていない郵便受箱11にチラシやビラ等が差し込まれるのを防止できるので、郵便受箱11が見苦しくなるのを防ぐことができると共に郵便受箱11を設置した集合住宅のエントランスの美感や雰囲気が損なわれるのを防止できる。
また、前記郵便受箱11に取り付けられた前記郵便受箱投入防止プレート26を取り外そうとして郵便受箱投入防止プレート26を摘んで手前側に引っ張ったりしても郵便受箱投入防止プレート26の第1係止体32は第1係止突起18と係止状態を維持し、前記第2係止体34は第2係止突起20と係止状態を維持しているので、郵便受箱投入防止プレート26を取り外すことは困難なため郵便受箱投入防止プレート26を悪戯したり盗んだりすることを防止できる。
さらに、上述したように前記郵便受箱投入防止プレート26の上部は郵便受箱11のフラップ24の下部の正面側に位置し、郵便受箱投入防止プレート26の下部は郵便受箱11の扉24の上部の正面側に位置するため、郵便受箱投入防止プレート26がフラップ24を大きく覆うようなことはないので郵便受箱11のデザインを可及的に生かすことができると共に外観品質を損なうようなこともない。
また、上述したように前記郵便受箱投入防止プレート26は容易に郵便受箱11に着脱できるので、当該投入防止プレート付き郵便受箱10の部屋の住人が旅行等で数日間留守にする場合等に予め郵便受箱投入防止プレート26を郵便受箱11に取り付けておけば留守中にチラシやビラ等が勝手に郵便受箱11に投入されるのを防止することができる。
なお、前記郵便受箱11から郵便受箱投入防止プレート26を取り外したい場合はマンション管理人等が前記ボタン錠22を操作、開錠して扉14を開け(図2の状態)、郵便受箱投入防止プレート26を上方に引っ張れば容易に郵便受箱投入防止プレート26を取り外すことができる。
11 郵便受箱
12 郵便受箱本体
14 扉
16 郵便受箱投入防止プレート取付溝
18 第1係止突起
20 第2係止突起
24 フラップ
26 郵便受箱投入防止プレート
28 プレート本体
30 リブ
32 第1係止体
34 第2係止体
Claims (3)
- 郵便受箱と郵便受箱投入防止プレートを備えてなる投入防止プレート付き郵便受箱であって、前記郵便受箱の郵便受箱本体に回動可能に取り付けられた扉と、この扉の上方で前記郵便受箱本体に回動可能に取り付けられたフラップと、前記扉の上部正面側に形成された溝と、この溝の一端部に形成された第1係止突起と、前記溝の他端部に形成された第2係止突起と、前記溝に着脱可能に取り付けられると共に可撓性材料で形成された前記郵便受箱投入防止プレートと、この郵便受箱投入防止プレートのプレート本体の一端部に突設されると共に前記第1係止突起と係止可能な第1係止体と、前記プレート本体の他端部に突設されると共に前記第2係止突起と係止可能な第2係止体と、を有してなることを特徴とする投入防止プレート付き郵便受箱。
- 郵便受箱と郵便受箱投入防止プレートを備えてなる投入防止プレート付き郵便受箱であって、前記郵便受箱の郵便受箱本体に回動可能に取り付けられた扉と、この扉の上方で前記郵便受箱本体に回動可能に取り付けられたフラップと、前記扉の上部正面側に形成された溝と、この溝の一端部に形成された第1係止突起と、前記溝の他端部に形成された第2係止突起と、前記溝に着脱可能に取り付けられると共に可撓性材料で形成された前記郵便受箱投入防止プレートと、この郵便受箱投入防止プレートのプレート本体の背面に突設されると共にプレート本体の長手方向に沿って形成されたリブと、このリブの一端部に突設されると共に前記第1係止突起と係止可能な第1係止体と、前記リブの他端部に突設されると共に前記第2係止突起と係止可能な第2係止体と、を有してなることを特徴とする投入防止プレート付き郵便受箱。
- 郵便受箱と郵便受箱投入防止プレートを備えてなる投入防止プレート付き郵便受箱であって、前記郵便受箱の郵郵便受箱本体に回動可能に取り付けられた扉と、この扉の上方で前記郵便受箱本体に回動可能に取り付けられたフラップと、前記扉の上部正面側に形成された溝と、この溝の一端部に形成された第1係止突起と、前記溝の他端部に形成された第2係止突起と、前記溝に着脱可能に取り付けられると共に可撓性材料で形成された前記郵便受箱投入防止プレートと、この郵便受箱投入防止プレートを構成すると共に正面側方向に反って形成された長方形状のプレート本体と、このプレート本体の背面に突設されると共にプレート本体の長手方向に沿って形成されたリブと、このリブの一端部に突設されると共に前記第1係止突起と係止可能な第1係止体と、前記リブの他端部に突設されると共に前記第2係止突起と係止可能な第2係止体と、を有してなることを特徴とする投入防止プレート付き郵便受箱。
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