JP2013038832A - 二次電池の充電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両使用時における電池の使用状況に応じた外部充電の充電条件で充電し得る二次電池の充電システムを提供する。
【解決手段】 車両100に搭載される二次電池の充電システムCS1は、電池1と、この電流値Iを検知する電流検知装置130と、車両外の外部電源XVを用いて電池に外部充電を行う充電装置140と、前回の外部充電以降、新たな外部充電の開始までの期間TMにおいて、期間内の各時点での電流値を用いて、平均放電電流値IDから平均充電電流値ICを差し引いた、期間についての差引後平均放電電流値IFを取得する取得手段120,S13と、差引後平均放電電流値に基づいて、新たな外部充電における充電条件を決定する決定手段120,S20とを備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、車両に搭載される二次電池(以下、単に電池ともいう)の充電システムに関する。
近年、ハイブリッド自動車、電気自動車などの車両や、ノート型パソコン、ビデオカムコーダなどのポータブル電子機器の駆動用電源に、充放電可能な電池が利用されている。このような電池のうち、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車等の車両に搭載された電池への充電としては、モータからの回生電力の充電や車載エンジンによる充電のほか、車両が使用された後、車両外の外部電源を用いた外部充電が挙げられる。
このような電池を充電する装置やシステムとして、例えば、特許文献1には、走行駆動用の電動機からの回生による充電ができるほか、非車載の充電器からも外部充電可能とする一方、電動機を駆動すべく、これに向けて放電可能とされるバッテリ(電池)とを備えた車両の電動式走行駆動装置が開示されている。この車両の電動式走行駆動装置は、バッテリが充電されるときの充電処理モードを記憶した充電処理記憶部と、電動機に対するバッテリの放電の履歴を記憶した放電処理記憶部とを備える。
また、特許文献2には、蓄電部(電池)のSOCを取得し、このSOCに基づいて蓄電部を所定の充電状態にするために必要な必要充電電力を演算する必要充電電力演算部と、充電電流決定部とを備える電力システムが開示されている。このうち、充電電流決定部は、必要充電電力演算部からの必要充電電力、及び、充電可能時間取得手段で予め取得する蓄電部の充電可能時間に基づいて充電電流を決定する。
特開2007−252061号公報 特開2009−22061号公報
特許文献1の充電処理記憶部では、具体的には、放電処理記憶部で記憶されたバッテリ(電池)の放電の履歴に基づいて得た、外部充電開始前におけるバッテリの蓄電量の多寡に対応してモードが選択される。また、特許文献2の電力システムでは、外部充電開始前の電池のSOCに基づいて充電電流を決定する。つまり、特許文献1,2に開示された技術では、外部充電を開始する時点での電池の状態(SOC)によって、外部充電における充電電流の大きさ(外部充電電流の値)を決めているに過ぎない。
しかしながら、外部充電前の車両使用時における電池の使用状況(例えば、走行中の放電電流(又は充電電流)の大きさや充放電している時間の長さ等)に応じて、外部充電時の外部充電電流の大きさを適切な値とすると、電池の内部抵抗の劣化(上昇)を抑制しうるなど、電池の特性に影響を及ぼしうることが判ってきた。
本発明は、かかる知見に基づいてなされたものであって、車両使用時における電池の使用状況に応じた外部充電の充電条件で充電し得る二次電池の充電システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、車両に搭載される二次電池の充電システムであって、二次電池と、上記二次電池を流れる電流の電流値を検知する電流検知装置と、上記車両外の外部電源を用いて上記二次電池に外部充電を行う充電装置と、前回の外部充電以降、新たな外部充電の開始までの期間において、上記電流検知装置で得た上記期間内の各時点での上記電流値を用いて、上記二次電池から放電させた総放電電気量をこの放電を行った総放電時間で除した平均放電電流値から、上記二次電池に上記外部電源以外の電源から充電した総充電電気量をこの充電を行った総充電時間で除した平均充電電流値を差し引いた、上記期間についての差引後平均放電電流値を取得する取得手段と、上記差引後平均放電電流値に基づいて、上記新たな外部充電における充電条件を決定する決定手段と、を備える二次電池の充電システムである。
上述の電池の充電システムは、前回の外部充電以降、新たな外部充電を行うまでの期間についての差引後平均放電電流値を取得する取得手段と、差引後平均放電電流値に基づいて、電池への新たな外部充電における充電条件を決定する決定手段とを備える。このため、このシステムによれば、車両使用時における電池の使用状況に応じた外部充電の充電条件で充電することができる。
なお、電池の外部充電の手法としては、例えば、一定の電流値で充電を行う定電流充電(CC充電)や、電池の電圧(端子間電圧)が所定の電圧となるまで一定の電流値で充電した後、上述の所定の電圧を保ちつつ電流値を徐々に低下させて充電を行う定電流−定電圧充電(CC−CV充電)が挙げられる。また、一定の電力となる電圧と電流で充電を行う定電力充電(CP充電)や、電池の電圧が所定の電圧となるまで一定の電力値となる電圧と電流で充電した後、上述の所定の電圧を保ちつつ電流値を徐々に低下させて充電を行う定電力−定電圧充電(CP−CV充電)が挙げられる。また、CC充電とCP充電とを組み合わせることもできる。
また、この電池の充電システムの手法において、決定手段で充電条件を決定する手法としては、電池に充電を開始する前に予め充電条件を決定してしまう手法や、電池に充電を行っている各時点で、その都度、充電条件(例えば、充電電流値)を決定する手法が挙げられる。
また、電流検知装置としては、例えば、電流の大きさを検知する電流センサのほか、この電流センサを駆動する回路に加え、これらを制御し、電流センサの出力を取り込む取得部(例えば、マイクロコンピュータ)を含む装置が挙げられる。
また、充電装置としては、外部電源から供給された電力を電池に充電可能に制御して、電池に充電する装置であり、例えば、コンバータ、定電力−定電圧電源が挙げられる。
さらに、上述の二次電池の充電システムであって、前記決定手段は、前記新たな外部充電における充電条件のうち、前記外部充電により前記二次電池の電圧が上昇して充電上限電圧に達するまでの電圧上昇期間における充電条件を、上記外部充電の電流値が前記差引後平均放電電流値の0.2〜5.0倍の範囲内となる充電条件に決定する二次電池の充電システムとすると良い。
本発明者らの研究によれば、上述の電圧上昇期間における充電条件を、外部充電の電流値が、差引後平均放電電流値の0.2〜5.0倍の範囲内の値となる充電条件として充電を繰り返した電池は、上述の範囲から外れた外部充電の電流値で充電を繰り返した電池に比して、電池抵抗の上昇を抑制できることが判ってきた。
上述の電池の充電システムでは、決定手段は、電圧上昇期間における充電条件を、外部充電の電流値が差引後平均放電電流値の0.2〜5.0倍の範囲内となる充電条件に決定する。このため、この範囲外である差引後平均放電電流値の0.2倍未満の値、或いは、5.0倍を超える値で充電を繰り返す電池に比して、電池抵抗の上昇を抑制したシステムとなる。
なお、電圧上昇期間としては、例えば、外部充電をCC充電で行う場合、このCC充電により、電池の電圧(端子間電圧)が上昇して充電上限電圧に達するまでの全充電期間が該当する。また、例えば、外部充電をCC−CV充電で行う場合、充電期間のうち、先に行うCC充電により、電池の電圧が上昇して充電上限電圧に達するまでの期間が該当する。また、例えば、外部充電をCP充電で行う場合、このCP充電により、電圧の電圧が上昇して充電上限電圧に達するまでの全充電期間が該当する。また、例えば、外部充電をCP−CV充電で行う場合、充電期間のうち、先に行うCP充電により、電池の電圧が上昇して充電上限電圧に達するまでの期間が該当する。
実施形態及び変形形態にかかる車両の説明図である。 実施形態及び変形形態で用いる電池の斜視図である。 実施形態及び変形形態にかかり、電池の充電システムによる、前回の外部充電以降、新たな外部充電の開始までの期間における処理を示すフローチャートである。 実施形態にかかり、電池の充電システムによる外部充電の処理を示すフローチャートである。 実施形態及び変形形態における、前回の外部充電、新たな外部充電及び期間TMとの関係を示す説明図である。 実施形態及び変形形態にかかり、時刻t1にCP−CV充電を開始したと仮定した場合における、組電池の電圧及び充電電流値の時間変化を示すグラフである。 実施形態において、第1のケースで選択される充電条件によって得られる組電池の電圧及び充電電流値の変化を示すグラフである。 実施形態において、第2のケースで選択される充電条件により得られる電圧及び充電電流値の変化を示すグラフである。 実施形態において、第3のケースで選択される充電条件により得られる電圧及び充電電流値の変化を示すグラフである。 実施形態において、第4のケースで選択される充電条件により得られる電圧及び充電電流値の変化を示すグラフである。 実施形態において、第5のケースで選択される充電条件により得られる電圧及び充電電流値の変化を示すグラフである。 実施形態において、第6のケースで選択される充電条件により得られる電圧及び充電電流値の変化を示すグラフである。 実施形態にかかり、電池の充電システムによる外部充電の処理のフローチャートのうち、充電条件決定サブルーチンの処理を示すフローチャートである。 充放電試験に用いる充放電パターンを示すグラフである。 電流値倍率と内部抵抗初期比との関係を示すグラフである。 変形形態にかかり、電池の充電システムによる外部充電の処理を示すフローチャートである。
(実施形態)
次に、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
まず、本実施形態にかかる車両100について説明する。図1に車両100の斜視図を示す。
この車両100は、組電池110をなす複数の電池1,1と、組電池110(電池1)を流れる電流の電流値Iを検知する電流センサ130と、車両100の外部に配置された外部電源XVを用いて組電池110(電池1)を充電するコンバータ140とを備えるプラグインハイブリッド電気自動車である。また、これらの他に、プラグインハイブリッド自動車制御装置(以下、PHV制御装置ともいう)120、エンジン150、ケーブル160、インバータ170、フロントモータ181、リアモータ182、車体190、及び、プラグ195Pを先端に配置したプラグ付ケーブル195を備える。なお、これらのうち、組電池110(電池1)、PHV制御装置120、電流センサ130、コンバータ140、ケーブル160及びプラグ付ケーブル195が、外部充電システムCS1をなしている。
この車両100は、フロントモータ181及びリアモータ182を用いて走行することができるほか、エンジン150、フロントモータ181及びリアモータ182を併用して走行することができる。一方、停車中に、車両100の外部に設置した外部電源XVに、プラグ付ケーブル195のプラグ195Pを挿入し、外部充電システムCS1を用いて、組電池110中の複数の電池1,1に充電することができる。
車両100のPHV制御装置120は、CPU、ROM及びRAMを有し、所定のプログラムによって作動する図示しないマイクロコンピュータを含んでいる。そして、このPHV制御装置120は、電流センサ130、コンバータ140、エンジン150、インバータ170、フロントモータ181及びリアモータ182とそれぞれ通信可能となっており、各部の状況に応じて様々な制御を行う。例えば、車両100の走行状況に応じた、エンジン150の駆動力とフロントモータ181,リアモータ182の駆動力との組み合わせを制御したり、プラグ付ケーブル195及びコンバータ140を通じて、外部電源XVから組電池110(電池1)に充電する場合の充電制御を行う。
また、組電池110には、組電池ケース110A中に100個の電池1,1が配置されている。この組電池110をなす電池1は、矩形箱形の電池ケース10内に、電極体20、図示しない電解液を備える捲回形のリチウムイオン二次電池である(図2参照)。なお、これら複数の電池1,1は、図示しないバスバとのボルト締結にて、互いに直列に接続されている。
電池1の電解液は、エチレンカーボネート(EC)とエチルメチルカーボネート(EMC)との混合有機溶媒に、溶質としてLiPF6を添加し、リチウムイオンを1mol/lの濃度とした有機電解液である。また、電極体20は、帯状の正極板21及び負極板22が、ポリエチレンからなる帯状のセパレータ(図示しない)を介して扁平形状に捲回されてなる(図2参照)。
正極板21は、アルミニウムからなる帯状のアルミ箔(図示しない)と、このアルミ箔の両面に配置した正極活物質層(図示しない)とを有している。このうち、正極活物質層には、正極活物質粒子、導電材及び結着材が含まれている。
また、負極板22は、銅製の帯状の銅箔(図示しない)と、この銅箔の両面に配置した負極活物質層(図示しない)とを有する。このうち、負極活物質層には、グラファイト及び結着材が含まれている。
また、公知の直流電流センサである電流センサ130は、電池1(組電池110)を流れる直流電流の大きさ(電流値I)を検知する。なお、この電流センサ130で検知した電流値Iは、PHV制御装置120に取り込まれる。
また、公知の整流器からなるコンバータ140は、車両100の外部に配置された、100Vの商用電源からなる外部電源XVに、プラグ付ケーブル195を通じて接続される。そして、コンバータ140は、外部電源XVの電力を直流に変換して、電池1(組電池110)に充電する。なお、このコンバータ140は、PHV制御装置120によって、その出力電圧や出力電流、或いは、出力電圧が制御される。
次に、前述した外部充電システムCS1を用いた外部充電について、図4のフローチャート(第2ルーチンR2)を参照しつつ説明する。この外部充電とは、車両100外の外部電源XVを用いて、電池1(組電池110)を車載したまま、コンバータ140を通じて電池1に充電を行う。なお、外部充電のうち、今回の新たな外部充電の手順について、図4のフローチャートを用いて、以下に説明する。
また、図3には、今回の新たな外部充電の前に行った前回の外部充電以降、今回の新たな外部充電の開始までの期間TM(図5参照)のうち、車両100が作動している期間に実行されるフローチャート(第1ルーチンR1)を示す。
まず、図3に示す第1ルーチンR1について説明する。なお、この第1ルーチンR1は、次述するステップS2〜S8を、サイクル時間TJ(本実施形態では0.1秒)周期で繰り返す。
ステップS1では、車両100の作動が開始(キーオン)されたか否かを判別する。ここで、NO、即ちキーオンされていない場合、ステップS1を繰り返す一方、YES、即ちキーオンされた場合には、ステップS2に進み、電流センサ130を用いて電池1(組電池110)の電流値Iを測定する。
ステップS3では、測定した電流値Iが、電池1(組電池110)の充電電流の値であるか否かを判定する。
ここでYES、即ち、電流値Iが充電電流の値である場合、ステップS4に進み、このタイミング(時刻)での総充電電気量QC及び総充電時間TCを取得する。このうち、総充電電気量QCは、前述した期間TM内に、外部電源XV以外の電源(例えば、回生電力を発生させるフロントモータ181,リアモータ182)から電池1(組電池110)に充電した充電電気量の総和である。また、総充電時間TCは、期間TM内に外部電源XV以外の電源で充電を行った総時間である。
一方、NO、即ち、電流値Iが充電電流の値ではない(つまり、電流値Iが電池1(組電池110)の放電電流の値、又は、電池1(組電池110)に電流が流れていない)場合には、ステップS5に進む。
ステップS4では、現時点での総充電電気量QC及び総充電時間TCを得る。具体的には、前回の外部充電以降、RAM(図示しない)に記憶されている総充電電気量QCに、1回のサイクル時間TJの間(0.1秒間)に充電された充電電気量ΔQCを加算して、このタイミングにおける新たな総充電電気量QC(QC=QC+ΔQC)を得る。充電電気量ΔQCは、測定した電流値Iとサイクル時間TJ(=0.1秒)との積(=I×0.1)である。
また、前回の外部充電以降、RAMに記憶された総充電時間TCに、サイクル時間TJ(=0.1秒)を加算して、このタイミングにおける新たな総充電時間TCを得る(TC=TC+0.1)。この後、ステップS7に進み、それぞれ得られた総充電電気量QC及び総充電時間TCをRAMに記憶させる。
また、ステップS5では、測定した電流値Iが、電池1(組電池110)の放電電流の値であるか否かを判定する。
ここでYES、即ち、電流値Iが放電電流の値である場合、ステップS6に進み、このタイミング(時刻)での総放電電気量QD及び総放電時間TDを取得する。このうち、総放電電気量QDは、前述した期間TM内に電池1(組電池110)から放電させた放電電気量の総和である。また、総放電時間TDは、期間TM内に電池1(組電池110)の放電を行った総時間である。
一方、NO、即ち、電流値Iが放電電流の値ではない(つまり、電池1(組電池110)に電流が流れていない)場合には、ステップS8に進む。
ステップS6では、現時点での総放電電気量QD及び総放電時間TDを得る。具体的には、前回の外部充電以降、RAMに記憶されている総放電電気量QDに、1回のサイクル時間TJの間(0.1秒間)に電池1(組電池110)から放電させた放電電気量ΔQDを加算して、このタイミングにおける新たな総放電電気量QDを得る(QD=QD+ΔQD)。放電電気量ΔQDは、測定した電流値Iとサイクル時間TJ(=0.1秒)との積(=I×0.1)である。
また、前回充電X1以降、RAMに記憶された総放電時間TDに、サイクル時間TJ(=0.1秒)を加算して、このタイミングにおける総放電時間TDを得る(TD=TD+0.1)。この後、ステップS7に進み、それぞれ得られた総放電電気量QD及び総放電時間TDをRAMに記憶させる。
なお、ステップS8では、車両100の作動を終了(キーオフ)したか否かを判定する。ここで、NOであれば、ステップS2に戻って、ステップS2〜S8を繰り返す一方、YESであれば、第1ルーチンR1を終了する。
以上により、車両100のPHV制御装置120は、期間TM(前回の外部充電の後、次述する第2ルーチンR2に示す今回の新たな外部充電を迎えるまでの間)における、前述した総放電電気量QD、総放電時間TD、総充電電気量QC及び総充電時間TCを予め取得し、記憶している。
次いで、今回の新たな外部充電について、図4の第2ルーチンR2を参照しつつ説明する。
まず、ステップS11では、車両100のプラグ付ケーブル195のプラグ195Pが、外部電源XVに挿入されたか否かを判別する。ここで、NO、即ちプラグ195Pが外部電源XVに挿入されていない場合、ステップS11を繰り返す一方、YES、即ちプラグ195Pが外部電源XVに挿入された場合には、ステップS12に進む。
ステップS12では、期間TMにおける、電池1(組電池110)の平均放電電流値ID及び平均充電電流値ICをそれぞれ取得する。このうち、平均放電電流値IDは、総放電電気量QDを総放電時間TDで除した値(ID=QD/TD)である。具体的には、RAMに記憶させた総放電電気量QD及び総放電時間TDを用いて、平均放電電流値IDを算出する。
また、平均充電電流値ICは、総充電電気量QCを総充電時間TCで除した値(IC=QC/TC)である。具体的には、RAMに記憶させた総充電電気量QC及び総充電時間TCを用いて、平均充電電流値ICを算出する。
次いで、電池1(組電池110)についての差引後平均放電電流値IFを取得する(ステップS13)。具体的には、差引後平均放電電流値IFを、ステップS12でそれぞれ取得した、電池1(組電池110)の平均放電電流値IDから平均充電電流値ICを差し引いて得る(IF=ID−IC)。
次いで、ステップS20の充電条件決定サブルーチンでは、上述した差引後平均放電電流値IFに基づいて、今回の新たな外部充電の充電条件を決定する。具体的には、今回の新たな外部充電により、電池1(組電池110)の電圧V(t)が充電当初の充電開始時電圧VSから上昇して充電上限電圧VMに達するまでの電圧上昇期間TVにおいて、外部充電の電流値(充電電流値IX(t))が差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の範囲内となるように充電条件を決定する。
なお、本実施形態では、電池1(組電池110)の外部充電の手法として、定電力−定電圧充電(CP−CV充電)を行うことを基本とする。但し、後半のCV充電に先立つ、電圧上昇期間TVでの外部充電において、充電電流値IX(t)を差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の値の範囲内とするため、CP充電でなく定電流充電(CC充電)を行うこともある。即ち、電圧上昇期間TVにおける充電電流値IX(t)が、差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の範囲内となる充電条件を、ステップS20の充電条件決定サブルーチンで決定し、これに基づいて外部充電を行う。
まず、電池1(組電池110)をCP−CV充電で充電したときの、電池1(組電池110)の電圧V(t)及び充電電流値IX(t)の時間変化(充電時間の経過に伴う変化)のグラフを図6に示す。
第1時刻t1でCP充電を開始し、一定の電力Pで電池1(組電池110)に充電を行う。すると、電池1(組電池110)への充電が進むにつれて、電池1(組電池110)の電圧V(t)が充電開始時電圧VSから徐々に上昇すると共に、電力Pを一定とすべく充電電流値IX(t)は徐々に小さくなる。このCP充電において、充電上限電圧(目標電圧)VMに達する時刻tを第2時刻t2とすれば、第1時刻t1から第2時刻t2までの期間が電圧上昇期間TVに該当する(なお、VM=V(t2))。
また、この電圧上昇期間TVにおいて、充電電流値IX(t)は、第1電流値IP1(=IX(t1))から第2電流値IP2(=IX(t2))まで単調減少する。なお、第1電流値IP1と充電開始時電圧VSとの積、及び、第2電流値IP2と充電上限電圧VMとの積は、同じ電力Pである(VS・IP1=VM・IP2=P)。
なお、本実施形態では、今回の新たな外部充電を開始する(第2ルーチンR2のステップS14)前に、充電条件決定サブルーチンS20において、上述した電圧上昇期間TVにおける充電電流値IX(t)が、差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の範囲内になる充電条件に決定する。具体的には、CP充電で充電すると仮定した場合に、充電開始時電圧VS及び充電上限電圧VMによってそれぞれ決まる第1電流値IP1及び第2電流値IP2と、前述した差引後平均放電電流値IFを0.2〜5.0倍とした値との大小関係に基づいて、CV充電に先立つ充電における充電条件(具体的には、CP充電とCC充電の使い分け)を決定する。
従って、もし、今回の新たな外部充電を開始するときの電池1(組電池110)の充電開始時電圧VSが同じである場合には、第1電流値IP1及び第2電流値IP2の値もまた同じになる。しかしながら、差引後平均放電電流値IFは、前述した期間TMにおける車両100の使用状況によって変化するため、第1電流値IP1及び第2電流値IP2が、差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の範囲とどのような関係になるかは、差引後平均放電電流値IFの大きさによって異なる。
そこで、以下に、複数のケース(第1〜第6のケース)についてそれぞれ詳述する。
(第1のケース)
まず、第1電流値IP1が差引後平均放電電流値IFの5.0倍以下の値(IP1≦5.0×IF)で、かつ、第2電流値IP2が差引後平均放電電流値IFの0.2倍以上の値(IP2≧0.2×IF)である場合について、図7を用いて説明する。
この場合には、図7のグラフに示すように、電圧上昇期間TVの全期間において、一定電力PのCP充電を行う。これにより、電圧上昇期間TVの全期間において、電池1(組電池110)を流れる充電電流値IX(t)は、差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の範囲内に収まるからである。これにより、後に詳述するが、差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の範囲から外れた値の充電電流値IX(t)で外部充電を行った電池に比して、電池1(組電池110)における電池抵抗の上昇を抑制できる。
(第2のケース)
次に、第1電流値IP1が差引後平均放電電流値IFの5.0倍以下、0.2倍以上の範囲内(0.2×IF≦IP1≦5.0×IF)であるが、第2電流値IP2が差引後平均放電電流値IFの0.2倍より小さい値(IP2<0.2×IF)である場合について、図8を用いて説明する。この場合には、電池1(組電池110)を一定電力PのCP充電で充電すると、充電電流値IX(t)は、当初は、差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の範囲内に収まる。しかし、その後、電池1(組電池110)の電圧V(t)が上昇すると、電圧V(t)が充電上限電圧VMに達する前に、充電電流値IX(t)が、上記の範囲を下回る(IX(t)<0.2×IF)ことになる(図8参照)。
そこで、この場合には、当初は、一定電力PでのCP充電で電池1(組電池110)を充電するが、充電電流値IX(t)が差引後平均放電電流値IFの0.2倍(IX(t)=0.2×IF)の大きさになった第3時刻t3で、定電流(=0.2×IF)による定電流充電(CC充電)に切り換える(図8中の実線部分)。このような充電条件で充電すれば、電圧上昇期間TVの全期間にわたり、充電電流値IX(t)を差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の範囲内に収めることができる。これにより、差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の範囲から外れた値の充電電流値IX(t)で外部充電を行った電池に比して、電池1(組電池110)における電池抵抗の上昇を抑制できる。
(第3のケース)
次に、第2電流値IP2に加え、第1電流値IP1も差引後平均放電電流値IFの0.2倍以下の値(IP2<IP1≦0.2×IF)である場合について、図9を用いて説明する。この場合には、一定電力PのCP充電で電池1(組電池110)を充電しようとすると、充電電流値IX(t)は、当初から、差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の範囲から外れる(下回る)こととなる(図9参照)。
そこで、この場合には、当初から定電流(=0.2×IF)によるCC充電を行う(図9中の実線部分で示す第1CC充電)。このような充電条件で充電すれば、電圧上昇期間TVの全期間にわたり、充電電流値IX(t)を差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の範囲内に収めることができる。これにより、この範囲から外れた値の充電電流値IX(t)で外部充電を行った電池に比して、電池1(組電池110)における電池抵抗の上昇を抑制できる。
(第4のケース)
次に、第1電流値IP1が差引後平均放電電流値IFの5.0倍より大きな値(IP1>5.0×IF)で、かつ、第2電流値IP2が差引後平均放電電流値IFの0.2倍より小さい値(IP2<0.2×IF)である場合について、図10を用いて説明する。この場合には、一定電力PのCP充電で電池1(組電池110)を充電しようとすると、充電電流値IX(t)は、充電当初、及び、充電終期において、差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の範囲から外れることとなる(図10参照)。
そこで、この場合には、例えば、図10のグラフに示すように、当初から電圧V(t)が充電上限電圧VMになるまで、定電流(=5.0×IF)によるCC充電を行う(図10中の実線部分で示す第2CC充電)。このような充電条件で充電すれば、電圧上昇期間TVの全期間にわたり、充電電流値IX(t)を差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の範囲内に収めることができる。これにより、この範囲から外れた値の充電電流値IX(t)で外部充電を行った電池に比して、電池1(組電池110)における電池抵抗の上昇を抑制できる。
なお、このケースでは、例えば、当初は定電流(=5.0×IF)によるCC充電を行い、電圧V(t)と充電電流値IX(t)との積が電力Pになった時刻以降、充電電流値IX(t)が差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の値の範囲内で、一定電力PのCP充電を行う。さらに、充電電流値IX(t)が差引後平均放電電流値IFの0.2倍(IX(t)=0.2×IF)の大きさになった時刻以降、定電流(=0.2×IF)によるCC充電を行う手法をとることもできる(図10中の二点鎖線で示す充電手法)。
(第5のケース)
次に、第1電流値IP1が差引後平均放電電流値IFの5.0倍より大きな値(IP1>5.0×IF)であるが、第2電流値IP2が差引後平均放電電流値IFの0.2倍以上、5.0倍以下の範囲内(0.2×IF≦IP2≦5.0×IF)である場合について、図11を用いて説明する。この場合には、一定電力PのCP充電で電池1(組電池110)を充電しようとすると、充電電流値IX(t)は、充電当初において、差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の範囲から外れる(上回る)こととなる(図11参照)。
そこで、この場合には、例えば、図11のグラフに示すように、当初から電圧V(t)が充電上限電圧VMになるまで、定電流(=5.0×IF)によるCC充電を行う(図11中の実線部分)。このような充電条件で充電すれば、電圧上昇期間TVの全期間にわたり、充電電流値IX(t)を差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の範囲内に収めることができる。これにより、この範囲から外れた値の充電電流値IX(t)で外部充電を行った電池に比して、電池1(組電池110)における電池抵抗の上昇を抑制できる。
なお、このケースでは、例えば、当初は定電流(=5.0×IF)によるCC充電を行い、電圧V(t)と充電電流値IX(t)との積が電力Pになった時刻以降、一定電力PのCP充電を行う手法をとることもできる(図11中の二点鎖線で示す充電手法)。
(第6のケース)
次に、第1電流値IP1に加え、第2電流値IP2も差引後平均放電電流値IFの5.0倍より大きな値(IP1>IP2>5.0×IF)である場合について、図12を用いて説明する。この場合にも、一定電力PのCP充電で電池1(組電池110)を充電しようとすると、充電電流値IX(t)は、当初から、差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の範囲から外れる(上回る)こととなる(図12参照)。
そこで、この場合にも、当初から電圧V(t)が充電上限電圧VMになるまで、定電流(=5.0×IF)によるCC充電を行う(図12中の実線部分)。このような充電条件で充電すれば、電圧上昇期間TVの全期間にわたり、充電電流値IX(t)を差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の範囲内に収めることができる。これにより、この範囲から外れた値の充電電流値IX(t)で外部充電を行った電池に比して、電池1(組電池110)における電池抵抗の上昇を抑制できる。
本実施形態では、以上に示した第1〜第6のケースを踏まえて、ステップS20の充電条件決定サブルーチンについて、図13を用いて説明する。
具体的には、まず、ステップS21で、組電池110(電池1)の電圧V(t)のうち、充電開始時電圧VSを検知する。具体的には、図示しない電圧センサを用いて100個の電池1,1の総電圧を測定して、充電開始時電圧VSとする。
次いで、ステップS22では、前述した第1電流値IP1及び第2電流値IP2をそれぞれ算出する。なお、第1電流値IP1及び第2電流値IP2は、一定電力PのCP充電で充電する場合おける、充電開始時電圧VS及び充電上限電圧VMのときの充電電流値である。具体的には、第1電流値IP1はIP1=P/VSにより、第2電流値IP2はIP2=P/VMによりそれぞれ得る。
ステップS23では、第1電流値IP1と、差引後平均放電電流値IFの0.2倍の値(0.2×IF)及び5.0倍の値(5.0×IF)との比較を行う。
ここで、第1電流値IP1が差引後平均放電電流値IFの0.2倍よりも小さい(IP1<0.2×IF)場合には、ステップS24に進み、電圧上昇期間TVの外部充電を、前述の第3のケース(図9参照)に示した定電流(=0.2×IF)によるCC充電(第1CC充電)に決定する。
第1電流値IP1及び差引後平均放電電流値IFが上述の関係にある場合には、第3のケースに示したように、この第3のケースとして示す第1CC充電で充電すれば、電圧上昇期間TVの全期間にわたり、組電池110(電池1)に流れる充電電流値IX(t)を差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の範囲内に収めることができる。
このステップS24の後、第2ルーチンR2に戻る。
一方、ステップS23において、第1電流値IP1が差引後平均放電電流値IFの5.0倍以下、0.2倍以上の範囲内(0.2×IF≦IP1≦5.0×IF)である場合には、ステップS25に進み、第2電流値IP2が差引後平均放電電流値IFの0.2倍(0.2×IF)以上であるか否かを判別する。
ここで、YES、即ち第2電流値IP2が差引後平均放電電流値IFの0.2倍以上の値(IP2≧0.2×IF)である場合、ステップS26に進み、電圧上昇期間TVの外部充電を、一定電力PのCP充電に決定する。
第2電流値IP2及び差引後平均放電電流値IFが上述の関係にある場合には、前述の第1のケース(図7参照)に示したように、CP充電で充電すれば、電圧上昇期間TVの全期間において、充電電流値IX(t)を差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の範囲内に収めることができる。
このステップS26の後、第2ルーチンR2に戻る。
一方、ステップS25において、NO、即ち第2電流値IP2が差引後平均放電電流値IFの0.2倍よりも小さい値(IP2<0.2×IF)である場合には、ステップS27に進み、電圧上昇期間TVの外部充電を、前述の第2のケース(図8参照)に示すCP−CC充電に決定する。即ち、当初は、一定電力PのCP充電で組電池110に充電を行うが、充電電流値IX(t)が差引後平均放電電流値IFの0.2倍(IP(t)=0.2×IF)の大きさになった時刻(前述の第2時刻t2)以降、定電流(=0.2×IF)によるCC充電を行う充電に決定する。
第1電流値IP1、第2電流値IP2及び差引後平均放電電流値IFが上述の関係にある場合には、第2のケースに示すCP−CC充電で充電すれば、電圧上昇期間TVの全期間にわたり、充電電流値IX(t)を差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の範囲内に収めることができる。
このステップS27の後、第2ルーチンR2に戻る。
他方、ステップS23において、第1電流値IP1が差引後平均放電電流値IFの5.0倍よりも大きい(IP1>5.0×IF)場合には、ステップS28に進み、電圧上昇期間TVの外部充電を、前述の第4,5,6のケース(図10,11,12参照)に示した定電流(=5.0×IF)によるCC充電(第2CC充電)に決定する。
第4〜6のケースに示したように、第1電流値IP1及び差引後平均放電電流値IFが上述の関係にある場合には、第2電流値IP2と5.0×IF、及び、0.2×IFとの大小関係に拘わらず、第2CC充電で充電すれば、電圧上昇期間TVの全期間にわたり、充電電流値IX(t)を差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の範囲内に収めることができる。
このステップS25の後、第2ルーチンR2に戻る。
なお、本実施形態では、第1電流値IP1がIP1<0.2×IFである第4〜6のケースの場合の外部充電の手法を、いずれも定電流(=5.0×IF)による第2CC充電とした。即ち、これらのケースでは、第2電流値IP2と5.0×IF及び0.2×IFとの大小関係に拘わらず、電圧上昇期間TVにおける外部充電の条件を、第2CC充電に決定した。しかしながら、第4〜6のケースで、互いに異なる外部充電の手法を採用しても良く、この場合には、第2電流値IP2と5.0×IF及び0.2×IFとの大小関係を特定した上で、これに基づいて電圧上昇期間TVにおける外部充電の充電条件を決定すると良い。
具体的には、第2電流値IP2が差引後平均放電電流値IFの0.2倍よりも小さい(IP2<0.2×IF)場合(第4のケースに相当)には、電圧上昇期間TVにおける外部充電を、例えば、図10中の二点鎖線で示すように、当初は、定電流(=5.0×IF)の充電を行うが、電圧V(t)が電力P/(5.0×IF)の大きさになった時刻以降、一定電力PによるCP充電を行い、さらに、充電電流値IX(t)がIX(t)=0.2×IFの大きさになった時刻以降、定電流(=0.2×IF)の充電を行う充電の手法に決定しても良い。また、第2電流値IP2が差引後平均放電電流値IFの5.0倍以下、0.2倍以上の範囲内(0.2×IF≦IP2≦5.0×IF)である場合(第5のケースに相当)にも、電圧上昇期間TVの外部充電を、例えば、図11中の二点鎖線で示すように、当初は、定電流(=5.0×IF)の充電を行うが、電圧V(t)が電力P/(5.0×IF)の大きさになった時刻以降、一定電力PによるCP充電を行う充電の手法に決定することもできる。
さて、第2ルーチンR2のステップS14では、組電池110(電池1)に充電を行う。具体的には、組電池110(電池1)について、まず、電圧上昇期間TVの間、前述した充電条件決定サブルーチンS20で決定した、前述のCP充電、CP−CC充電、第1CC充電又は第2CC充電を行い、その後、CV充電を行う。
上述の充電後、ステップS15では、RAMに記憶した総放電電気量QD、総放電時間TD、総充電電気量QC及び総充電時間TCをリセットする。これにより、今回の新たな外部充電以降、次回の新たな外部充電までの期間における総放電電気量QD、総放電時間TD、総充電電気量QC及び総充電時間TCを、改めてRAMに記憶することができる。
なお、本実施形態では、ステップS13を実行するPHV制御装置120が取得手段に、充電条件決定サブルーチンS20を実行するPHV制御装置120が決定手段に、PHV制御装置120及びコンバータ140が充電装置に、それぞれ対応する。
ところで、本発明者らは、車載した電池1(組電池110)について、外部充電の手法を変えて、電池1の特性(内部抵抗の変化)を調査した。
まず、製造して間もない新品(初期)の100個の電池1,1を、図示しないバスバを用いて直列接続しつつ組電池ケース110Aに収容し、前述した車両100に用いる組電池110とした。そして、この組電池110の総+電極及び総−電極を、図示しない外部電源装置に接続して、組電池110の内部抵抗を測定した。
具体的には、SOC60%にした組電池110について、外部電源装置を用いて、30Cの定電流放電を行い、放電開始から10秒経過時点の電圧を測定した。そして、定電流放電による電圧変化分を、定電流放電の電流値(30C)で除して、組電池110の内部抵抗の値を算出した。なお、このときの内部抵抗の値を、組電池110の「初期内部抵抗値R0」とする。
次いで、組電池110について、充放電試験と外部充電とを交互に繰り返した(以下、実施例1という)。
このうち、充放電試験は、図示しない充放電装置を用いて、組電池110について充放電を行った。具体的には、図14に示すような、連続420秒間の充放電パターンを実行するよう、充放電装置を制御した(図14中に示す充放電パターンの縦軸は組電池110の電流値Iであり、+側が充電電流を、−側が放電電流を表している)。この充放電パターンは、最大約70Aのパルス放電と最大約40Aのパルス充電とを交互に繰り返すパターンである。この充放電パターンにおける差引後平均放電電流値IFに相当するテスト値IFTを予め求めておく。
また、外部充電は、外部電源装置を用いて、充電上限電圧VMまで、一定の充電電流値ITのCC充電で組電池110を充電した。なお、この充電電流値ITは、上述した充放電試験におけるテスト値IFTの大きさと等しくしている(IT=IFT)。つまり、充電電流値ITを、テスト値IFTで割った電流値倍率IJ(=IT/IFT)は1.0である。
上述した充放電試験及び外部充電を交互に100回繰り返した後、組電池110の内部抵抗の値を、上述した手法と同様にして、再度測定した。なお、このときの内部抵抗の値を、組電池110の「試験後内部抵抗値R1」とする。
そして、この組電池110について、試験の前後間の内部抵抗初期比HRを算出した。具体的には、内部抵抗初期比HRは、試験後内部抵抗値R1を初期内部抵抗値R0で除して得る(HR=R1/R0)。
また、本発明者らは、新たな組電池110を複数用意し、これらの組電池110についても、充放電試験及び外部充電を交互に繰り返し、試験の前後間の内部抵抗初期比HRを算出した。
但し、充電電流値ITの大きさを変更して、組電池110に外部充電を行った点で上述の実施例1とは異なる。
具体的には、充電電流値ITをテスト値IFTの0.12倍の値にして、充放電試験及び外部充電を交互に100回繰り返した(比較例1)。また、充電電流値ITをテストIFTの0.2倍の値にして、充放電試験及び外部充電を交互に繰り返した(実施例2)。同様にして、充電電流値ITをテストIFTの0.32倍の値(実施例3)、3.0倍の値(実施例4)、5.0倍の値(実施例5)及び8.0倍の値(比較例2)にして、充放電試験及び外部充電を交互に繰り返した。つまり、実施例2、実施例3、実施例4、実施例5、比較例1及び比較例2の電流値倍率IJ(=IT/IFT)はそれぞれ、0.2、0.32、3.0、5.0、0.12及び8.0である。
そして、各実施例2〜5及び比較例1,2を行った各組電池110について、充放電試験を行い、試験の前後間の内部抵抗初期比HRをそれぞれ算出した。
図15に、実施例1〜5及び比較例1,2の各組電池110における、電流値倍率IJ及び内部抵抗初期比HRの関係を示す。
図15によれば、電流値倍率IJを0.2〜5.0の範囲内とした場合、各内部抵抗初期比HRは、電流値倍率IJをIJ<0.2、または、IJ>5.0とした場合の内部抵抗初期比HRに比べて小さいことが判る。
このことを踏まえると、外部充電の際に、その充電条件を、充電電流値IX(t)が差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の範囲内の値となる充電条件として、組電池110の外部充電を繰り返した場合には、この範囲から外れた充電電流値IX(t)で外部充電を繰り返した組電池110に比して、電池抵抗の上昇を抑制できることが判る。
以上より、本実施形態にかかる外部充電システムCS1は、前回の外部充電以降、新たな外部充電を行うまでの期間TMについての差引後平均放電電流値IFを取得する取得手段(ステップS13を実行するPHV制御装置120)と、この差引後平均放電電流値IFに基づいて、電池1への新たな外部充電における充電条件を決定する決定手段(充電条件決定サブルーチンS20を実行するPHV制御装置120)とを備える。これにより、差引後平均放電電流値IFに基づき、車両100の使用時における電池1(組電池110)の使用状況に応じた外部充電における充電条件を適切に設定し、電池1(組電池110)を充電することができる。
また、外部充電システムCS1では、決定手段(充電条件決定サブルーチンS20を実行するPHV制御装置120)は、電圧上昇期間TVにおける充電条件を、外部充電の充電電流値IX(t)が差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の値の範囲内となる充電条件に決定する。このため、このシステムによれば、この範囲外である差引後平均放電電流値IFの0.2倍未満の値、或いは、5.0倍を超える値で充電を繰り返す電池に比して、電池抵抗の上昇を抑制することができる。
(変形形態)
次に、本発明の変形形態について、図面を参照しつつ説明する。
なお、本変形形態にかかる外部充電システムCS2は、組電池110(電池1)に充電を行っているときに、その都度、充電条件(充電電流値)を決定する点で、上述した実施形態とは異なる。
そこで、実施形態と異なる点を中心に説明し、実施形態と同様の部分の説明は省略または簡略化する。なお、実施形態と同様の部分については同様の作用効果を生じる。また、同内容のものには同番号を付して説明する。
本変形形態にかかる外部充電システムCS2は、実施形態の外部充電システムCS1と同様、組電池110(電池1)、PHV制御装置220、電流センサ130、コンバータ140、ケーブル160及びプラグ付ケーブル195で構成されている(図1参照)。
この外部充電システムCS2を用いた外部充電について、図16のフローチャート(第3ルーチンR3)を参照しつつ説明する。なお、本変形形態では、実施形態と同様、電池1(組電池110)の外部充電の手法として、定電力−定電圧充電(CP−CV充電)を行うことを基本とする。但し、後半のCV充電に先立つ、電圧上昇期間TVでの外部充電において、充電電流値IX(t)を差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の値の範囲内とするため、サイクル時間TJ(本変形形態では0.1秒)毎に、充電電流値IX(t)を決定する点で、充電の前に、予め充電条件を決定する実施形態とは異なる。
まず、ステップS11〜S13については、前述した実施形態の第2ルーチンR2と同様に行う。
次いで、ステップS31では、図示しない電圧センサを用いて組電池110(電池1)の電圧V(t)を検知する。
続いて、測定した電圧V(t)が充電上限電圧VMに到達したか否かを判別する。
ここで、NO、即ち電圧V(t)が充電上限電圧VMに到達していない場合、ステップS33に進む。一方、YES、即ち電圧V(t)が充電上限電圧VMに到達した場合には、ステップS39に進み、更にCV充電で組電池110(電池1)を充電する。
また、ステップS33では、測定した電圧V(t)から、一定電力PのCP充電を行うとした場合に流す仮充電電流値IY(t)を算出する。具体的には、仮充電電流値IY(t)は、電力PをステップS31で測定した電圧V(t)で割った商である(IY(t)=P/V(t))。
続いて、ステップS34では、算出した仮充電電流値IY(t)と、差引後平均放電電流値IFの0.2倍の値(0.2×IF)及び5.0倍の値(5.0×IF)との比較を行う。
ここで、仮充電電流値IY(t)が差引後平均放電電流値IFの0.2倍よりも小さい(IY(t)<0.2×IF)場合には、ステップS35に進み、0.2×IFを充電電流値IX(t)に決定する(IX(t)=0.2×IF)。
このステップS35の後、ステップS38に進む。
一方、仮充電電流値IY(t)が差引後平均放電電流値IFの5.0倍以下、0.2倍以上の範囲内(0.2×IF≦IY(t)≦5.0×IF)である場合には、ステップS36に進み、仮充電電流値IY(t)を充電電流値IX(t)に決定する(IX(t)=IY(t))。
このステップS36の後、ステップS38に進む。
他方、仮充電電流値IY(t)が差引後平均放電電流値IFの5.0倍よりも大きい(IY(t)>5.0×IF)場合、ステップS37に進み、5.0×IFを充電電流値IX(t)に決定する(IX(t)=5.0×IF)。
このステップS37の後、ステップS38に進む。
かくして、ステップS35〜S37のいずれの場合でも、今回のサイクル時間TJの間、組電池110(電池1)に流れる充電電流値IX(t)を差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の範囲内に収めることができる。
ステップS38では、今回のサイクル時間TJの間、上述したステップS35、S36又はS37で決定した充電電流値IX(t)で、組電池110(電池1)に充電を行い、ステップS31に戻って、組電池110(電池1)の電圧V(t)を再度測定する。
また、ステップS39のCV充電の後には、前述の実施形態と同様、ステップS15を実行して、第3ルーチンR3を終了する。
なお、本変形形態では、ステップS13を実行するPHV制御装置220が取得手段に、ステップS35,S36,S37を実行するPHV制御装置220が決定手段に、それぞれ対応する。
以上より、本変形形態にかかる外部充電システムCS2は、前回の外部充電以降、新たな外部充電を行うまでの期間TMについての差引後平均放電電流値IFを取得する取得手段(ステップS13を実行するPHV制御装置220)と、この差引後平均放電電流値IFに基づいて、電池1への新たな外部充電における充電条件(充電電流値IX(t))を決定する決定手段(ステップS35,S36,S37を実行するPHV制御装置220)とを備える。これにより、差引後平均放電電流値IFに基づき、車両100の使用時における電池1(組電池110)の使用状況に応じた外部充電における充電条件を適切に設定し、電池1(組電池110)を充電することができる。
また、外部充電システムCS2では、決定手段(ステップS35,S36,S37を実行するPHV制御装置220)は、電圧上昇期間TVにおける充電条件を、外部充電の充電電流値IX(t)が差引後平均放電電流値IFの0.2〜5.0倍の値の範囲内となる充電条件に決定する。このため、このシステムによれば、この範囲外である差引後平均放電電流値IFの0.2倍未満の値、或いは、5.0倍を超える値で充電を繰り返す電池に比して、電池抵抗の上昇を抑制することができる。
以上において、本発明を実施形態及び変形形態に即して説明したが、本発明は上記実施形態等に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることは言うまでもない。
例えば、実施形態では、電池1(組電池110)の外部充電の手法として、CP−CV充電を行うことを基本とした。しかし、例えば、一定の電流値で充電を行うCC充電や、電池の電圧(端子間電圧)が所定の電圧となるまで一定の電流値で充電した後、上述の所定の電圧を保ちつつ電流値を徐々に低下させて充電を行うCC−CV充電を行っても良い。この場合も、充電電流値IX(t)が(0.2×IF)〜(5.0×IF)の範囲内となるようにすれば良い。
なお、CC充電の具体例として、充電開始に先立って、仮充電電流値IZを設定し、この仮充電電流値IZが0.2×IF≦IZ≦5.0×IFのときには、そのままこの仮充電電流値IZを充電電流値IX(t)とする(IX(t)=IZ)。一方、IZ<0.2×IFのときには、IX(t)=0.2×IFとする。他方、IZ>5.0×IFのときには、IX(t)=5.0×IFとするものが挙げられる。
1 電池(二次電池)
100 車両
120,220 プラグインハイブリッド自動車制御装置(取得手段,決定手段)
130 電流センサ(電流検知装置)
140 コンバータ(充電装置)
150 エンジン(外部電源以外の電源)
181 フロントモータ(外部電源以外の電源)
182 リアモータ(外部電源以外の電源)
CS1,CS2 外部充電システム(二次電池の充電システム)
I 電流値
IC 平均充電電流値
ID 平均放電電流値
IF 差引後平均放電電流値
IX(t) 充電電流値(外部充電の電流値)
QC 総充電電気量
QD 総放電電気量
TC 総充電時間
TD 総放電時間
TM 期間
TV 電圧上昇期間(期間)
V(t) 電圧
VM 充電上限電圧
XV 外部電源

Claims (2)

  1. 車両に搭載される二次電池の充電システムであって、
    二次電池と、
    上記二次電池を流れる電流の電流値を検知する電流検知装置と、
    上記車両外の外部電源を用いて上記二次電池に外部充電を行う充電装置と、
    前回の外部充電以降、新たな外部充電の開始までの期間において、
    上記電流検知装置で得た上記期間内の各時点での上記電流値を用いて、
    上記二次電池から放電させた総放電電気量をこの放電を行った総放電時間で除した平均放電電流値から、上記二次電池に上記外部電源以外の電源から充電した総充電電気量をこの充電を行った総充電時間で除した平均充電電流値を差し引いた、
    上記期間についての差引後平均放電電流値を取得する取得手段と、
    上記差引後平均放電電流値に基づいて、上記新たな外部充電における充電条件を決定する決定手段と、を備える
    二次電池の充電システム。
  2. 請求項1に記載の二次電池の充電システムであって、
    前記決定手段は、
    前記新たな外部充電における充電条件のうち、前記外部充電により前記二次電池の電圧が上昇して充電上限電圧に達するまでの電圧上昇期間における充電条件を、上記外部充電の電流値が前記差引後平均放電電流値の0.2〜5.0倍の範囲内となる充電条件に決定する
    二次電池の充電システム。
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