JP2010161856A - 車載充電器の充電制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電気自動車が放置されるような場合であっても、当該電気自動車を常時始動可能な状態にするように電源装置を充電することのできる車載充電器の充電制御装置を提供する。
【解決手段】電源コネクタが外部電源に接続され(S1)、且つ、走行用バッテリの充電が一旦完了している状態において(S4)、充電制御手段は、走行用バッテリの電圧が所定電圧下限値以下になると再充電する(S6)。
【選択図】図2
【解決手段】電源コネクタが外部電源に接続され(S1)、且つ、走行用バッテリの充電が一旦完了している状態において(S4)、充電制御手段は、走行用バッテリの電圧が所定電圧下限値以下になると再充電する(S6)。
【選択図】図2
Description
本発明は、車載充電器の充電制御装置に係り、詳しくは、車両に搭載する充電器の充電を制御する技術に関するものである。
近年、大容量のバッテリが搭載され、当該バッテリの電力で駆動モータを作動させることで走行可能な電気自動車が広く開発されている。
このような電気自動車のバッテリへの充電方式として、車載したエンジンで発電を行い充電するものが多用されているが、最近では、家庭用の商用電源から電力を採り入れるものも開発されている。
このような電気自動車のバッテリへの充電方式として、車載したエンジンで発電を行い充電するものが多用されているが、最近では、家庭用の商用電源から電力を採り入れるものも開発されている。
このような電気自動車は、車両に搭載する電源装置として大容量で高電圧の走行用バッテリと、例えば12Vの低電圧の補機バッテリとが設けられ、さらに、当該補機バッテリを充電する際に高電圧を降圧するDC/DCコンバータと、当該走行用バッテリに充電する充電器が設けられている。そして、当該充電器は、一般に家庭等で使用される100Vまたは200Vの商用電源に電源コネクタを接続することにより、商用電源から電力が供給される。
ところで、上記充電器は、商用電源から充電している場合、電源装置を満充電まで充電すると充電を一旦止めてしまうため、満充電まで充電した後に電源コネクタを商用電源に引き続き接続している状態において、電源装置の自己放電により走行用バッテリや補機バッテリの電圧が降下した場合でも充電されないという問題がある。そのため、電気自動車の電源コネクタを商用電源に接続した状態で放置するような状況においては、当該電気自動車を常時走行可能な状態に維持することができない。
このようなことから、従来、バッテリの状態に応じてバッテリを充電する電源装置の制御方法が知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、上記公報に開示された技術では、車両のエンジンの作動開始時に、車両が放置されていた時間に応じて補機バッテリを充電するものであって、車両のエンジンが作動されずに放置されている状態においては走行用バッテリや補機バッテリを充電するものではない。また、補機バッテリは充電されるものの、走行用バッテリは充電されないことには問題がある。
本発明は、上述した課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、電気自動車が放置されるような場合であっても、当該電気自動車を常時始動可能な状態にするように電源装置を充電することのできる車載充電器の充電制御装置を提供することにある。
上記の目的を達成するべく、請求項1の車載充電器の充電制御装置は、電気自動車に搭載され、該電気自動車の動力源となる走行用バッテリと、前記走行用バッテリの充電を行うために外部電源から電力の供給を受ける電源コネクタと、前記走行用バッテリと前記電源コネクタとの間に介装され、前記外部電源から供給される電力を前記走行用バッテリに充電する充電器と、前記走行用バッテリの電圧を監視する電圧監視手段と、前記充電器による充電制御を行う充電制御手段とを備え、前記充電制御手段は、前記走行用バッテリの充電が一旦完了し且つ前記電源コネクタが前記外部電源に接続された状態にあるとき、前記電圧監視手段により検出される前記走行用バッテリの電圧が所定電圧下限値以下になると前記充電器により前記走行用バッテリの再充電を行うことを特徴とする。
請求項2の車載充電器の充電制御装置では、請求項1において、前記充電制御手段は、前記電圧監視手段により検出される前記走行用バッテリの電圧が所定電圧上限値以上になると前記走行用バッテリの再充電を停止することを特徴とする。
請求項3の車載充電器の充電制御装置では、請求項1または2において、前記電圧監視手段は、経過時間を所定時間毎に計時する計時手段を備え、該計時手段により前記所定時間が計測される毎に前記走行用バッテリの電圧を繰り返し監視することを特徴とする。
請求項3の車載充電器の充電制御装置では、請求項1または2において、前記電圧監視手段は、経過時間を所定時間毎に計時する計時手段を備え、該計時手段により前記所定時間が計測される毎に前記走行用バッテリの電圧を繰り返し監視することを特徴とする。
請求項4の車載充電器の充電制御装置では、請求項1において、さらに、前記電気自動車の各種制御及び補機の動力源となる補機バッテリを備え、前記電源コネクタ及び前記充電器は前記補機バッテリの充電をも行うためのものであって、前記電圧監視手段は前記補機バッテリの電圧をも監視するものであり、前記充電制御手段は、前記補機バッテリの充電が一旦完了し且つ前記電源コネクタが前記外部電源に接続された状態にあるとき、前記電圧監視手段により検出される前記補機バッテリの電圧が第2所定電圧下限値以下になると前記充電器により前記補機バッテリの再充電を行うことを特徴とする。
請求項5の車載充電器の充電制御装置では、請求項4において、前記充電制御手段は、前記電圧監視手段により検出される前記補機バッテリの電圧が第2所定電圧上限値以上になると前記補機バッテリの再充電を停止することを特徴とする。
請求項6の車載充電器の充電制御装置では、請求項5または6において、前記電圧監視手段は、前記走行用バッテリの充電が一旦完了し且つ前記電源コネクタが前記外部電源に接続された状態になってからの経過時間を所定時間毎に経時する計時手段を備え、該計時手段により前記所定時間が計測される毎に前記走行用バッテリとともに前記補機バッテリの電圧を繰り返し監視することを特徴とする。
請求項6の車載充電器の充電制御装置では、請求項5または6において、前記電圧監視手段は、前記走行用バッテリの充電が一旦完了し且つ前記電源コネクタが前記外部電源に接続された状態になってからの経過時間を所定時間毎に経時する計時手段を備え、該計時手段により前記所定時間が計測される毎に前記走行用バッテリとともに前記補機バッテリの電圧を繰り返し監視することを特徴とする。
請求項1の車載充電器の充電制御装置によれば、走行用バッテリの電圧を監視する電圧監視手段を備えており、電源コネクタが外部電源に接続され、走行用バッテリの充電が一旦完了している状態で、電圧監視手段により検出される走行用バッテリの充電状態を監視し、電圧が所定電圧下限値以下になると充電器により再充電する。
従って、電源コネクタが接続されたままの状態で車両が放置されている場合でも、走行用バッテリの充電が行われるので、電気自動車は常時始動可能である。
従って、電源コネクタが接続されたままの状態で車両が放置されている場合でも、走行用バッテリの充電が行われるので、電気自動車は常時始動可能である。
請求項2の車載充電器の充電制御装置によれば、電圧監視手段は、走行用バッテリの電圧が予め規定された所定電圧下限値以下になると再充電を開始し、予め規定された所定電圧上限値まで充電すると再充電を停止するので、走行用バッテリの劣化を抑えつつ、電気自動車を常に始動可能な状態にすることができる。
請求項3の車載充電器の充電制御装置によれば、電圧監視手段は経過時間を所定時間毎に計時し、走行用バッテリの電圧を所定時間毎に監視するので、走行用バッテリを適切なタイミングで充電することができ、電気自動車を常に始動可能な状態にすることができる。
請求項3の車載充電器の充電制御装置によれば、電圧監視手段は経過時間を所定時間毎に計時し、走行用バッテリの電圧を所定時間毎に監視するので、走行用バッテリを適切なタイミングで充電することができ、電気自動車を常に始動可能な状態にすることができる。
また、所定時間毎に走行用バッテリの電圧を監視することにより、監視タイミングにおいて電圧が所定電圧下限値以下の場合に充電されるので、自己放電が進むことによる走行用バッテリの劣化を抑えることができる。
請求項4の車載充電器の充電制御装置によれば、さらに、補機バッテリの電圧を監視する電圧監視手段を備えており、電源コネクタが外部電源に接続され、補機バッテリの充電が一旦完了している状態で、電圧監視手段が補機バッテリの充電状態を監視し、電圧が第2所定電圧下限値以下になる場合に再充電する。
請求項4の車載充電器の充電制御装置によれば、さらに、補機バッテリの電圧を監視する電圧監視手段を備えており、電源コネクタが外部電源に接続され、補機バッテリの充電が一旦完了している状態で、電圧監視手段が補機バッテリの充電状態を監視し、電圧が第2所定電圧下限値以下になる場合に再充電する。
従って、電源コネクタが接続されたままの状態で車両が放置されている場合でも、走行用バッテリのみならず補機バッテリの充電も行われるので、電気自動車は常時始動可能である。
請求項5の車載充電器の充電制御装置によれば、電圧監視手段は、補機バッテリの電圧が予め規定された第2所定電圧下限値以下になると再充電を開始し、予め規定された第2所定電圧上限値まで充電すると再充電を停止するので、走行用バッテリのみならず補機バッテリの劣化をも抑えつつ、電気自動車を常に始動可能な状態にすることができる。
請求項5の車載充電器の充電制御装置によれば、電圧監視手段は、補機バッテリの電圧が予め規定された第2所定電圧下限値以下になると再充電を開始し、予め規定された第2所定電圧上限値まで充電すると再充電を停止するので、走行用バッテリのみならず補機バッテリの劣化をも抑えつつ、電気自動車を常に始動可能な状態にすることができる。
請求項6の車載充電器の充電制御装置によれば、電圧監視手段は経過時間を所定時間毎に計時し、走行用バッテリのみならず補機バッテリの電圧をも所定時間毎に監視するので、走行用バッテリのみならず補機バッテリをも適切なタイミングで充電することができ、電気自動車を常に始動可能な状態にすることができる。
また、所定時間毎に補機バッテリの電圧を監視することにより、監視タイミングにおいて電圧が第2所定電圧下限値以下の場合に充電されるので、自己放電が進むことによる補機バッテリの劣化をも抑えることができる。さらに、補機バッテリの消費電力を抑えることができる。
また、所定時間毎に補機バッテリの電圧を監視することにより、監視タイミングにおいて電圧が第2所定電圧下限値以下の場合に充電されるので、自己放電が進むことによる補機バッテリの劣化をも抑えることができる。さらに、補機バッテリの消費電力を抑えることができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、電気自動車に搭載された本発明に係る車載充電器の充電制御装置を含む車載バッテリ充電システムの概略構成図である。本願発明に直接関係のない機器(走行モータ等)については図示とその説明を省略する。
電気自動車(以下、車両と略す)1には、車両1の動力源となる高圧の走行用バッテリ10と車両の制御の動力源となる低圧の補機バッテリ20が搭載されている。詳しくは、走行用バッテリ10にはバッテリモジュール12が複数配設されており、バッテリモジュール12は、容器に電極束を格納したバッテリセルユニット14が複数個束ねられて構成されている。バッテリセルユニット14は、電圧を測定する電圧センサ(電圧測定手段)16を備えている。そして、電圧センサ16は電子コントロールユニット(以下、ECUと略す)30の入力側に接続されている。
図1は、電気自動車に搭載された本発明に係る車載充電器の充電制御装置を含む車載バッテリ充電システムの概略構成図である。本願発明に直接関係のない機器(走行モータ等)については図示とその説明を省略する。
電気自動車(以下、車両と略す)1には、車両1の動力源となる高圧の走行用バッテリ10と車両の制御の動力源となる低圧の補機バッテリ20が搭載されている。詳しくは、走行用バッテリ10にはバッテリモジュール12が複数配設されており、バッテリモジュール12は、容器に電極束を格納したバッテリセルユニット14が複数個束ねられて構成されている。バッテリセルユニット14は、電圧を測定する電圧センサ(電圧測定手段)16を備えている。そして、電圧センサ16は電子コントロールユニット(以下、ECUと略す)30の入力側に接続されている。
ECU30は、CPUやメモリ等(図示せず)からなり、計時を行うタイマ32(計時手段)を備えており、ECU30の入力側には、さらに補機バッテリ20が接続されている。
ECU30の出力側には、充電器40が接続されており、充電器40には電力を供給する電源コネクタ42の一端が接続され、電源コネクタ42の他端は外部電源に接続される。このように、電源コネクタ42が100Vまたは200Vの外部電源に接続されることにより、電源コネクタ42を介して充電器40に電力が供給され、充電器40から走行用バッテリ10へハーネス46を介して電力が供給される。詳しくは、充電器40からバッテリセルユニット14に充電される。また、補機バッテリ20は、走行用バッテリ10から供給される電力がDC/DCコンバータ48にて降圧され、ハーネス50を介して電力が供給される。
ECU30の出力側には、充電器40が接続されており、充電器40には電力を供給する電源コネクタ42の一端が接続され、電源コネクタ42の他端は外部電源に接続される。このように、電源コネクタ42が100Vまたは200Vの外部電源に接続されることにより、電源コネクタ42を介して充電器40に電力が供給され、充電器40から走行用バッテリ10へハーネス46を介して電力が供給される。詳しくは、充電器40からバッテリセルユニット14に充電される。また、補機バッテリ20は、走行用バッテリ10から供給される電力がDC/DCコンバータ48にて降圧され、ハーネス50を介して電力が供給される。
以下、このように構成された本発明に係る車載充電器の充電制御装置の作動内容について説明する。
図2、3には、ECU30が実行する一実施形態として充電器40の充電制御ルーチンを示すフローチャートが示されており(充電制御手段)、以下同フローチャートに基づいて説明する。
図2、3には、ECU30が実行する一実施形態として充電器40の充電制御ルーチンを示すフローチャートが示されており(充電制御手段)、以下同フローチャートに基づいて説明する。
車両1はイグニッションオフされ、タイマ32の計時は開始されている状態で、当該フローチャートに従い充電制御を実行するようにしている。
ステップS1では、電源コネクタ42を100Vまたは200Vの外部電源に接続する。
ステップS2では、充電器40が外部電源から受電しているか否かを判定する。当該判定結果が真(Yes)と判定された場合にはステップS3へ進み、当該判定結果が偽(No)と判定された場合には本充電制御ルーチンを終了する。
ステップS1では、電源コネクタ42を100Vまたは200Vの外部電源に接続する。
ステップS2では、充電器40が外部電源から受電しているか否かを判定する。当該判定結果が真(Yes)と判定された場合にはステップS3へ進み、当該判定結果が偽(No)と判定された場合には本充電制御ルーチンを終了する。
ステップS3では、充電処理が行われる。詳しくは、充電器40から走行用バッテリ10に配設されているバッテリセルユニット14へハーネス46を介して電力が供給される。また、走行用バッテリ10から供給される電力がDC/DCコンバータ48にて降圧され、ハーネス50を介して補機バッテリ20へ電力が供給される。
ステップS4では、走行用バッテリ10及び補機バッテリ20が満充電まで充電されたか否かを判定する。当該判定結果が真(Yes)と判定された場合にはステップS5へ進み、当該判定結果が偽(No)と判定された場合にはステップS2へ戻る。
ステップS4では、走行用バッテリ10及び補機バッテリ20が満充電まで充電されたか否かを判定する。当該判定結果が真(Yes)と判定された場合にはステップS5へ進み、当該判定結果が偽(No)と判定された場合にはステップS2へ戻る。
ステップS5では、タイマ32から所定時間が経過したことの通知を検出したか否かを判定する。当該判定結果が真(Yes)と判定された場合にはステップS6へ進み、当該判定結果が偽(No)である場合には、ステップS15へ進む。
続くステップS6では図3の電圧監視処理ルーチンが実行される(電圧監視手段)。 ステップS7では、走行用バッテリ10に配設されているバッテリセルユニット14の電圧センサ16によりバッテリセル電圧Ecを測定し、収集する。
続くステップS6では図3の電圧監視処理ルーチンが実行される(電圧監視手段)。 ステップS7では、走行用バッテリ10に配設されているバッテリセルユニット14の電圧センサ16によりバッテリセル電圧Ecを測定し、収集する。
ステップS8では、上記ステップS7で収集したバッテリセルユニット14のバッテリセル電圧Ecが、バッテリセルユニット14の電圧下限値(所定電圧下限値)Ecmin以下であるか否かを判定する。詳しくは、メモリに登録されている予め規定されたバッテリセルユニット14の電圧下限値Ecminを読み出して、収集したバッテリセル電圧Ecと比較する。当該判定結果が偽(No)と判定された場合にはステップS9へ進む。
ステップS9では、補機バッテリ20の電圧Esを測定する。
ステップS10では、ステップS9で測定された補機バッテリ20の電圧Esが、補機バッテリ20の電圧下限値(第2所定電圧下限値)Esmin以下であるか否かを判定する。詳しくは、メモリに登録されている予め規定された補機バッテリ20の電圧下限値Esminを読み出して、測定した補機バッテリの電圧Esと比較する。当該判定結果が偽(No)と判定された場合には本電圧監視処理ルーチンを終了し、ステップS15へ進む。
ステップS10では、ステップS9で測定された補機バッテリ20の電圧Esが、補機バッテリ20の電圧下限値(第2所定電圧下限値)Esmin以下であるか否かを判定する。詳しくは、メモリに登録されている予め規定された補機バッテリ20の電圧下限値Esminを読み出して、測定した補機バッテリの電圧Esと比較する。当該判定結果が偽(No)と判定された場合には本電圧監視処理ルーチンを終了し、ステップS15へ進む。
一方、上記ステップS8の判定結果が真(Yes)、または上記ステップS10の判定結果が真(Yes)である場合には、ステップS11へ進む。
ステップS11では、バッテリセルユニット14及び補機バッテリ20を再充電するために、充電器40またはDC/DCコンバータ48を作動させる。
ステップS12では、走行用バッテリ10または補機バッテリ20の充電を実施する。
ステップS11では、バッテリセルユニット14及び補機バッテリ20を再充電するために、充電器40またはDC/DCコンバータ48を作動させる。
ステップS12では、走行用バッテリ10または補機バッテリ20の充電を実施する。
ステップS13では、再充電終了の条件が成立したか否かを判定する。詳しくは、上記ステップS8から上記ステップS11に入った場合は、バッテリセルユニット14のバッテリセル電圧Ecを収集し、バッテリセル電圧Ecが予め規定された電圧上限値(所定電圧上限値)以上であるか否かを判定する。また、上記ステップS10から上記ステップS11に入った場合は、補機バッテリ20の電圧Esが予め規定された第2電圧上限値(第2所定電圧上限値)以上であるか否かを判定する。当該判定結果が真(Yes)と判定された場合にはステップS14へ進み、当該判定結果が偽(No)と判定された場合にはステップS12へ戻る。
ステップS14では、再充電終了の処理を行う。詳しくは、充電器40及びDC/DCコンバータ48を停止させ、本充電監視処理ルーチンを終了し、ステップS15へ進む。
図2に戻り、ステップS15では、充電器40が外部電源から受電しているか否かを判定する。当該判定結果が真(Yes)である場合にはステップS5に戻り、当該判定結果が偽(No)である場合には、本充電制御ルーチンを終了する。
図2に戻り、ステップS15では、充電器40が外部電源から受電しているか否かを判定する。当該判定結果が真(Yes)である場合にはステップS5に戻り、当該判定結果が偽(No)である場合には、本充電制御ルーチンを終了する。
このように、本実施形態によれば、充電器40が外部電源から電力を供給されている場合に、走行用バッテリ10及び補機バッテリ20が満充電まで充電された後、タイマ32により計時される一定時間毎にバッテリセルユニット14及び補機バッテリ20の電圧を測定し、測定された電圧がそれぞれ予め規定された電圧下限値、第2電圧下限値以下と判定された場合に再充電を行う。そして、走行用バッテリ10や補機バッテリ20が充電され、走行用バッテリ10及び補機バッテリ20の電圧がそれぞれ予め規定された電圧上限値、第2電圧上限値以上と判定された場合に再充電を終了するようにしている。
従って、車両1の電源コネクタ42が外部電源に接続されて充電器40が受電している場合には、バッテリセルユニット14や補機バッテリ20の再充電が行われるので、車両1を常に始動可能な状態にすることができる。
また、バッテリセルユニット14のバッテリセル電圧Ecと補機バッテリ20の電圧Esがそれぞれ電圧下限値、第2電圧下限値以下と判定された場合は再充電を開始し、バッテリセル電圧Ec及び補機バッテリ20の電圧Esがそれぞれ電圧上限値、第2電圧上限値以上と判定されるまで再充電を行うことにより、バッテリセルユニット14および補機バッテリ20の劣化を抑えることが可能である。
また、バッテリセルユニット14のバッテリセル電圧Ecと補機バッテリ20の電圧Esがそれぞれ電圧下限値、第2電圧下限値以下と判定された場合は再充電を開始し、バッテリセル電圧Ec及び補機バッテリ20の電圧Esがそれぞれ電圧上限値、第2電圧上限値以上と判定されるまで再充電を行うことにより、バッテリセルユニット14および補機バッテリ20の劣化を抑えることが可能である。
また、タイマ32の計時により、一定時間毎に走行用バッテリ10のバッテリセルユニット14及び補機バッテリ20の電圧を監視しており、監視タイミングにおいて電圧がそれぞれ電圧下限値、第2電圧下限値以下の場合に充電が行われるので、走行用バッテリ10および補機バッテリ20を適切なタイミングで充電することができ、車両1を常に始動可能な状態とすることができる。
さらに、バッテリセルユニット14と補機バッテリ20の自己放電が進むことによるバッテリの劣化を抑えることができる。そして、タイマ32の計時により一定時間毎にバッテリセルユニット14と補機バッテリ20の電圧を監視していることから、補機バッテリ20の消費電力を抑えることができる。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では走行用バッテリ10のバッテリセルユニット14の電圧を監視してから補機バッテリ20の電圧を監視するようにしているが、バッテリセルユニット14と補機バッテリ20の電圧を監視することができれば、監視する順番はこれに限定されるものではなく、バッテリセルユニット14と補機バッテリ20の電圧を個別に並行して監視するようにしてもよい。
また、上記実施形態では充電制御前にタイマ32の計時を開始しているが、ECU30がタイマ通知検出判定を行う前までにタイマ32の計時を開始することができれば、これに限定されるものではない。
さらに、タイマ32は所定時間毎に走行用バッテリ10と補機バッテリ20の充電状態を監視しているが、走行用バッテリ10と補機バッテリ20のそれぞれの監視タイミングを第1及び第2所定時間毎に分けて実施してもよい。
さらに、タイマ32は所定時間毎に走行用バッテリ10と補機バッテリ20の充電状態を監視しているが、走行用バッテリ10と補機バッテリ20のそれぞれの監視タイミングを第1及び第2所定時間毎に分けて実施してもよい。
1 電気自動車
10 走行用バッテリ
14 バッテリセルユニット
16 電圧センサ(電圧測定手段)
20 補機バッテリ
30 ECU
32 タイマ(計時手段)
40 充電器
42 電源コネクタ
48 DC/DCコンバータ
10 走行用バッテリ
14 バッテリセルユニット
16 電圧センサ(電圧測定手段)
20 補機バッテリ
30 ECU
32 タイマ(計時手段)
40 充電器
42 電源コネクタ
48 DC/DCコンバータ
Claims (6)
- 電気自動車に搭載され、該電気自動車の動力源となる走行用バッテリと、
前記走行用バッテリの充電を行うために外部電源から電力の供給を受ける電源コネクタと、
前記走行用バッテリと前記電源コネクタとの間に介装され、前記外部電源から供給される電力を前記走行用バッテリに充電する充電器と、
前記走行用バッテリの電圧を監視する電圧監視手段と、
前記充電器による充電制御を行う充電制御手段とを備え、
前記充電制御手段は、前記走行用バッテリの充電が一旦完了し且つ前記電源コネクタが前記外部電源に接続された状態にあるとき、前記電圧監視手段により検出される前記走行用バッテリの電圧が所定電圧下限値以下になると前記充電器により前記走行用バッテリの再充電を行うことを特徴とする車載充電器の充電制御装置。 - 前記充電制御手段は、前記電圧監視手段により検出される前記走行用バッテリの電圧が所定電圧上限値以上になると前記走行用バッテリの再充電を停止することを特徴とする、請求項1に記載の車載充電器の充電制御装置。
- 前記電圧監視手段は、経過時間を所定時間毎に計時する計時手段を備え、該計時手段により前記所定時間が計測される毎に前記走行用バッテリの電圧を繰り返し監視することを特徴とする、請求項1または2に記載の車載充電器の充電制御装置。
- さらに、前記電気自動車の各種制御及び補機の動力源となる補機バッテリを備え、前記電源コネクタ及び前記充電器は前記補機バッテリの充電をも行うためのものであって、前記電圧監視手段は前記補機バッテリの電圧をも監視するものであり、
前記充電制御手段は、前記補機バッテリの充電が一旦完了し且つ前記電源コネクタが前記外部電源に接続された状態にあるとき、前記電圧監視手段により検出される前記補機バッテリの電圧が第2所定電圧下限値以下になると前記充電器により前記補機バッテリの再充電を行うことを特徴とする、請求項1に記載の車載充電器の充電制御装置。 - 前記充電制御手段は、前記電圧監視手段により検出される前記補機バッテリの電圧が第2所定電圧上限値以上になると前記補機バッテリの再充電を停止することを特徴とする、請求項4に記載の車載充電器の充電制御装置。
- 前記電圧監視手段は、前記走行用バッテリの充電が一旦完了し且つ前記電源コネクタが前記外部電源に接続された状態になってからの経過時間を所定時間毎に経時する計時手段を備え、該計時手段により前記所定時間が計測される毎に前記走行用バッテリとともに前記補機バッテリの電圧を繰り返し監視することを特徴とする、請求項4または5に記載の車載充電器の充電制御装置。
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