JP2013038681A - スピーカ装置及び電子機器 - Google Patents

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康晴 大西
Atsushi Kuroda
淳 黒田
Yuichiro Kishinami
雄一郎 岸波
Shigeo Sato
重夫 佐藤
Yukio Murata
行雄 村田
Daisuke Sugii
大介 杉井
Motoyoshi Komoda
元喜 菰田
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Abstract

【課題】音孔の防水性の向上を図る。
【解決手段】筐体3と、筐体3の内部に配された振動フィルム4とを備え、筐体3の壁には、振動フィルム4が発する音が通る音孔11が設けられたスピーカ装置1において、音孔11は、筐体3の外面側の、音孔11の周縁部に、音孔11の径を拡げるように形成された拡径部12を有する。筐体3の外面に親水膜13が形成されると共に、音孔11の内面の少なくとも一部に撥水膜14が形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、防水構造を有するスピーカ装置、及びこのスピーカ装置を備える電子機器に関する。
近年、携帯電話機の利用環境の拡大に伴い、防水型の携帯電話機が増えている。防水型の携帯電話機には、防水構造を有するスピーカ装置を備えるものがある。
この種のスピーカ装置としては、図6に示すように、音孔111を有する前面側筐体103と、筐体103の内部に配された振動板104と、音孔111と振動板104とを仕切るように配された防水膜110と、振動板104及び防水膜110を支持する背面側筐体106と、を備える構成が知られている(特許文献1参照)。防水膜110の外周部は、粘着剤によって背面側筐体106に固定されている。音孔111から前面側筐体103の内部に向かって液体が浸入した場合であっても、防水膜110によって、液体が振動板104に付着することが防止されている。
特開平8−79865号公報
ところで、上述した特許文献1に記載のスピーカ装置においても、音孔から前面側筐体の内部に向かう液体の浸入を防ぐことができず、音孔から浸入した液体が防水膜に付着し、前面側筐体の内部に浸入した液体が除去されにくいという問題があった。
また、特許文献1に記載の構成では、防水膜に付着した液滴が更に振動板側に浸入するおそれもあり、スピーカ装置としての防水性を本質的に高めるためには、音孔から筐体内への液体の浸入を防ぐ構造が求められている。
また、特許文献1に記載の構成では、前面側筐体の音孔と振動板との間の空間に防水膜を配置することで、スピーカ装置の大型化を招くという不都合もあった。
そこで、本発明は、上記関連する技術の課題を解決することができるスピーカ装置及び電子機器を提供することを目的とする。本発明の目的の一例は、筐体の音孔の防水性を向上することができるスピーカ装置及び電子機器を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明に係るスピーカ装置は、筐体と、筐体の内部に配された振動板とを備え、筐体の壁には、振動板が発する音が通る音孔が設けられたスピーカ装置において、音孔は、筐体の外面側の、音孔の周縁部に、音孔の径を拡げるように形成された拡径部を有する。筐体の外面に親水処理が施されると共に、音孔の内面の少なくとも一部に撥水処理が施されている。
また、本発明に係る電子機器は、本発明のスピーカ装置と、スピーカ装置と電気的に接続された電子回路と、を備える。
本発明によれば、筐体の音孔の防水性を向上することができる。
実施形態のスピーカ装置を示す平面図である。 実施形態のスピーカ装置を示す断面図である。 実施形態のスピーカ装置における音孔の拡径部を説明するための断面図である。 実施形態のスピーカ装置における音孔の拡径部の他の構成例を示す断面図である。 実施形態のスピーカ装置を備える実施形態の携帯端末装置を示す模式図である。 本発明に関連するスピーカ装置を示す断面図である。
以下、本発明の具体的な実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に、実施形態のスピーカ装置の平面図を示す。図2に、実施形態のスピーカ装置の断面図を示す。図3に、実施形態のスピーカ装置における音孔の拡径部を説明するための断面図を示す。
図1に示すように、実施形態のスピーカ装置1は、筐体3と、筐体3の内部に配された振動板としての振動フィルム4と、振動フィルム4を駆動する電磁駆動部5と、振動フィルム4及び電磁駆動部5を支持するフレーム6と、を備えている。
筐体3の壁には、図2に示すように、振動フィルム4が発した音が通る音孔11が設けられている。音孔11は、図2及び図3に示すように、筐体3の外面側の、音孔11の周縁部に、音孔11の径を拡げるように形成された拡径部12を有する。拡径部12は、音孔11と同心円状に形成された円筒状をなしており、音孔11の貫通方向に対して段差状に形成されている。音孔11は、拡径部12を有することによって、筐体3の壁の外面側から音孔11に浸入した液体が拡径部12で抑えられ、筐体3の壁の内面側に液体が浸入することを防いでいる。
本実施形態における音孔11は、図3に示すように、筐体3の内面側の部分の内径φ1が1mm程度、拡径部12の内径φ2が2mm程度、拡径部12の深さD1が0.5mm程度に形成されている。
そして、図2に示すように、筐体3の外面には、親水処理が施されている。また、音孔11には、拡径部12の、音孔11の貫通方向に直交する底面に撥水処理が施されている。親水処理としては、親水性を有する材料からなる薄膜である親水膜13が形成されている。撥水処理としては、撥水性を有する材料からなる薄膜である撥水膜14が形成されている。撥水膜14としては例えばフッ素コーティングが挙げられる。
また、音孔11には、必要に応じて、筐体3の内面側における、拡径部12を除く内面に撥水膜14が形成されてもよく、音孔11の防水性を更に高めることができる。また、拡径部12には、底面を除く内面に、親水膜13が形成されてもよく、音孔11の防水性を更に高めることができる。
図2に示すように、振動フィルム4は、センターキャップを有する中央部4aと、中央部4aの外周側に形成された周縁部4bと、を有している。振動フィルム4の周縁部4bは、フレーム6の内面に固定されている。
電磁駆動部5は、振動フィルム4の中央部4aに固定されたボイスコイル5aと、ボイスコイル5aの内周部に配された永久磁石5bと、を有している。電磁駆動部5は、フレーム6の底面上に固定されている。
以上のように構成されたスピーカ装置1について、筐体3の外面から音孔11に液体が浸入した場合を説明する。
スピーカ装置1は、筐体3の外面に付着した液体は、筐体3の外面に形成された親水膜13によって音孔11に浸入することが抑えられる。また、筐体3の外面から、音孔11の拡径部12内に液体が浸入した場合であっても、拡径部12内に付着した液体は、拡径部11の底面に形成された撥水膜14によって、筐体3の内面側の音孔11の部分に浸入することが抑えられる。したがって、スピーカ装置1では、音孔11から筐体3の内部に液体が浸入することが、親水膜13によって抑えられると共に、撥水膜14とによって抑えられている。
上述したように、実施形態のスピーカ装置1によれば、筐体3の外面に親水膜13が形成されると共に、音孔11における拡径部12の底面に撥水膜14が形成されたことによって、音孔11から筐体3の内部に液体が浸入することが抑えられ、スピーカ装置1の防水性を向上することができる。
なお、本実施形態における音孔の拡径部の形状は、上述した円筒状に限定されるものではなく、拡径部が他の形状に形成されてもよい。拡径部の他の構成について図面を参照して説明する。
図4に、拡径部の他の構成例の断面図を示す。図4に示すように、音孔21は、筐体20の外面側の、音孔21の周縁部に形成された拡径部22を有する。拡径部22は、音孔21と同心円状にされた漏斗状に形成されている。
拡径部22には、内周面に親水膜13が形成されている。また、音孔21は、筐体20の内面側における、拡径部22を除く内面に撥水膜14が形成されている。
本実施形態においても、筐体20の外面に形成された親水膜13によって、外面に付着した液体が、音孔21から筐体20の内部に浸入することが抑えられている。また、本実施形態では、音孔21の拡径部22に形成された親水膜13によって、拡径部22に付着した液体が、音孔21を通って筐体20の内部に浸入することが抑えられている。
加えて、筐体20の内面側の、音孔21の内周面全体に形成された撥水膜14によって、拡径部22に付着した液体が、筐体20の内部に浸入することが更に抑えられている。
本実施形態においても、筐体20の外面に親水膜13が形成されると共に、親水膜13が形成された拡径部22と、内周面に撥水膜14が形成された部分とを有する音孔21を備えることで、音孔21の防水性を向上することができる。
なお、上述した実施形態では、上述した音孔及び拡径部の形状に限定されるものではなく、必要に応じて角筒状や他の形状に形成されてもよい。また、音孔の内周面には、必要に応じて、例えば音孔の軸線方向に沿って螺旋状の溝が形成されてもよく、親水膜や撥水膜を形成する表面積を増やすことが可能である。
最後に、上述した実施形態のスピーカ装置1が適用される電子機器としての携帯端末装置の構成例について、図面を参照して簡単に説明する。
図5に、実施形態の携帯端末装置の模式図を示す。図5に示すように、実施形態の携帯端末装置31は、上述したスピーカ装置1と、各種の情報を表示する表示パネル30と、スピーカ装置1及び表示パネル30と電気的に接続された電気回路(不図示)と、を備えている。
実施形態の携帯端末装置31によれば、防水性が向上されたスピーカ装置1を備えることで、携帯端末装置31の取り扱い性を向上することができる。
なお、本発明に係るスピーカ装置は、上述した実施形態のスピーカ装置に限定されるものでなく、例えば、音孔と振動板との間に配された防水膜を備えるスピーカ装置に適用されてもよく、スピーカ装置の防水性を更に向上することができる。
1 スピーカ装置
3 筐体
4 振動フィルム
11 音孔
12 拡径部
13 親水膜
14 撥水膜

Claims (7)

  1. 筐体と、該筐体の内部に配された振動板とを備え、前記筐体の壁には、前記振動板が発する音が通る音孔が設けられたスピーカ装置において、
    前記音孔は、前記筐体の外面側の、前記音孔の周縁部に、前記音孔の径を拡げるように形成された拡径部を有し、
    前記筐体の前記外面に親水処理が施されると共に、前記音孔の内面の少なくとも一部に撥水処理が施されている、ことを特徴とするスピーカ装置。
  2. 前記拡径部は、前記音孔の貫通方向に対して段差状に形成され、該段差状の拡径部の、前記音孔の貫通方向に交差する底面に撥水処理が施されている、請求項1に記載のスピーカ装置。
  3. 前記拡径部の、前記音孔の貫通方向に平行な内面に親水処理が施されている、請求項1または2に記載のスピーカ装置。
  4. 前記拡径部は、前記筐体の前記外面に向かって拡径する漏斗状の内面を有し、該内面に親水処理されている、請求項1に記載のスピーカ装置。
  5. 前記音孔は、前記拡径部を除く内面全体に撥水処理が施されている、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のスピーカ装置。
  6. 前記親水処理は親水膜であり、
    前記撥水処理は撥水膜である、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のスピーカ装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のスピーカ装置と、
    前記スピーカ装置と電気的に接続された電子回路と、を備える電子機器。
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