JP2013032379A - 毛髪化粧料組成物、毛髪化粧用品及び毛髪化粧料組成物の使用方法 - Google Patents
毛髪化粧料組成物、毛髪化粧用品及び毛髪化粧料組成物の使用方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】酸化染毛剤は、使用時に泡状の剤型とされるとともに、その泡状の剤型で毛髪に適用される。染毛用品は、酸化染毛剤10と閉塞可能容器20とを備えている。酸化染毛剤10には、両性界面活性剤が含有され、その酸化染毛剤10の振とうにより発泡させることで泡状の剤型とされる。閉塞可能容器20は、振とうにより発泡させる操作を行うためのものである。
【選択図】図1
Description
(1)本実施形態の酸化染毛剤は、両性界面活性剤が含有されてなり、振とうにより発泡させる発泡操作によって泡状の剤型とされる構成である。このため、酸化染毛剤の使用時には、前記発泡操作を行うことで、両性界面活性剤の起泡力が好適に発現されるようになる。つまり、両性界面活性剤の含有によって、発泡量及び泡のきめ細やかさといった発泡性が高められるようになる。従って、例えばフォーマー容器のように複雑な構造の容器や、エアゾールのように噴射剤を用いずに前記発泡操作を行う場合において、発泡性を高めることが容易となる。
各実施例では、表1に示される各成分を混合することにより、二剤式の酸化染毛剤を調製した。表1において各成分の配合量を示す数値の単位は、質量%である。なお、第1剤の剤型は粉末状であり、第2剤の剤型は液状であるが、各剤の剤型は特に限定されない。次に、閉塞可能容器(A1)又は泡立て器(B)を用いて、各例の酸化染毛剤の発泡操作を行った。なお、閉塞可能容器(A1)の容量は770mLであり、高さは17cmであり、内径は7cm〜8cmである。その閉塞可能容器(A1)内に、第1剤及び第2剤の混合物として150gとなるように各剤を投入して、閉塞可能容器(A1)を上下に20回振った。こうした酸化染毛剤に空気を振り混ぜる発泡操作を行うことで、泡状の剤型とした。また、泡立て器(B)は、酸化染毛剤調整用の泡立て器であり、容量600mLのカップに第1剤及び第2剤の混合物として150gとなるように各剤を投入した後、泡立て器(B)を所定の回数、回転させて撹拌する発泡操作を行うことで、泡状の剤型とした。
比較例1では、表1に示されるように、実施例1と同じ二剤式の酸化染毛剤を用いた。比較例1では、発泡用具としてスクイズ式のフォーマー容器(C)を用いて、常法に従って発泡操作を行った。
比較例2では、表1に示されるように、実施例1と同じ二剤式酸化染毛剤を用いた。比較例2では、発泡用具としてポンプ式のフォーマー容器(D)を用いて、常法に従って発泡操作を行った。
比較例3及び4では、表1に示されるように、両性界面活性剤を配合せずに二剤式の酸化染毛剤を調製した以外は、実施例1と同様にして発泡操作を行った。
各例の酸化染毛剤について、専門のパネラーが発泡操作後の発泡状態を目視で観察した。その結果、発泡量が非常に優れるものを評価5とし、発泡量が優れるものを評価4とし、泡立ちが良好なものを評価3とし、発泡量がやや不良なものを評価2とし、発泡量が悪いものを評価1とする判定基準により判定した。判定結果の数値を表1の“発泡量の評価”欄に示している。
各例の酸化染毛剤について、専門のパネラーが発泡操作後の発泡状態を目視で観察した。その結果、泡のきめ細やかさが非常に優れるものを評価5とし、泡のきめ細やかさが優れるものを評価4とし、泡のきめ細やかさが良好なものを評価3とし、泡がやや粗いものを評価2とし、泡が非常に粗いものを評価1とする判定基準により判定した。判定結果の数値を表1の“泡のきめ細やかさの評価”欄に示している。
各例の酸化染毛剤について、専門のパネラーが発泡操作後にポリエチレン製の手袋をした手に取り、毛髪に持っていく際に、剤が手に保持される状態を観察した。その結果、手への保持性が非常に優れるものを評価5とし、保持性に優れるものを評価4とし、保持性が良好なものを評価3とし、保持性にやや劣るものを評価2とし、保持性に劣るものを評価1とする判定基準により判定した。判定結果の数値を表1の“発泡操作後の取り扱い性の評価”欄に示している。
実施例1aでは、上下に振とうする回数を10回に変更した以外は実施例1と同様にして、泡状の剤型とした。
実施例1b及び1cでは、表2に示されるように、容量の異なる閉塞可能容器(A2,A3)を用いて、上下に振とうする回数を10回に変更した以外は実施例1と同様にして、泡状の剤型とした。
実施例1d〜1fでは、表2に示されるように、閉塞可能容器(A1)に投入する酸化染毛剤の量を変更するとともに、閉塞可能容器(A1)を上下に振る回数について10回に変更した以外は実施例1と同様にして、泡状の剤型とした。
実施例1a〜1fについて、上記の<発泡量>、及び<泡のきめ細やかさ>の評価を行った。判定結果の数値を表2の“発泡量の評価”欄、及び“泡のきめ細やかさの評価”欄に示している。
Claims (5)
- 染毛剤又は脱色脱染剤として構成されてなり、使用時に泡状の剤型とされるとともに、その泡状の剤型で毛髪に適用される毛髪化粧料組成物であって、
前記毛髪化粧料組成物は、アルカリ剤を含有する第1剤と、酸化剤を含有する第2剤とを含む複数の剤を混合してなり、
前記毛髪化粧料組成物中には、両性界面活性剤が0.5質量%以上含有されてなり、前記毛髪化粧料組成物を手動で振とうして発泡させる発泡操作によって前記泡状の剤型とされることを特徴とする毛髪化粧料組成物。 - 前記発泡操作が容器内で行われることを特徴とする請求項1に記載の毛髪化粧料組成物。
- 請求項1又は請求項2に記載の毛髪化粧料組成物と、前記発泡操作を行うための発泡用具とを備えたことを特徴とする毛髪化粧用品。
- 請求項1に記載の毛髪化粧料組成物の使用方法であって、前記発泡操作は容器内で行われるものであり、前記毛髪化粧料組成物を前記容器に投入し、前記発泡操作を行うことで、前記毛髪化粧料組成物を前記泡状の剤型にすることを特徴とする毛髪化粧料組成物の使用方法。
- 前記容器内の前記毛髪化粧料組成物を振とうさせる発泡用具をさらに用いて前記発泡操作を行うことを特徴とする請求項4に記載の毛髪化粧料組成物の使用方法。
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