JP2013029853A - 印刷装置、印刷方法、プログラム、および記憶媒体 - Google Patents

印刷装置、印刷方法、プログラム、および記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の課題は、クリアトナーを使用して印刷すると、用紙が折り曲げにくくな
ることを回避することができる印刷装置を提供することである。
【解決手段】上記課題を解決するために、本発明に係る印刷装置は、透明色材を印刷用紙
の全面に対して載せる設定を受け付ける受け付け手段と、受け付け手段で、設定を受け付
けた場合に、透明色材を、印刷用紙の折り曲げられる箇所を除く印刷用紙の全面に対して
載せる手段とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、フォーム作成装置により作成したフォームと、テキスト形式のデータや画像
形式のデータを重ね合わせてオーバーレイ印刷する印刷装置、印刷方法、プログラム、お
よび記憶媒体に関する。
無色透明のトナー(クリアトナー(透明色材))を使用した印刷技術がある。
従来からの印刷技術として、有色の通常色トナーと併用することで、普通紙や再生紙な
どの単価の安い用紙に印刷する場合でも高品質な印刷結果を得ることが出来る。
具体的には、紙面に印刷される画像等の表面にクリアトナーを使用して、紙面の光沢度
を変化させる。加えて、特許文献1、特許文献2に示されているように印刷対象物への確
実な印刷を実現するためにも使用される。
特許文献1に係る技術は、インクジェット記録装置の記録ヘッドから吐出した記録イン
クが滲みや流れ出し等により記録画像が劣化しないよう記録媒体の表面を耐水化処理する
また、特許文献2に係る技術は、プラスチックフィルムやプラスチックカード等のシー
ト基材の必要な部分にインク受容層を形成させ、インクジェットインクによる印刷を可能
にする。
一方、複写装置やプリンタ装置などの画像形成装置には印刷用紙に対して、ステイプル
止め処理やパンチ穴開け処理や製本印刷時の用紙折り曲げ処理などの、印刷処理の終了後
に実行する機能を有するものがある。
特許文献3に係る技術は、ステイプル止め処理やパンチ穴空け処理のように、実行後に
時間が経過することで印刷用紙が破れやすくなる領域に、予めクリアトナーを塗っておく
ことで、印刷用紙の耐久度を物理的に補強する。
また、上記テキスト形式のデータや画像形式のデータを印刷する場合に用いられる以下
のような従来技術が知られている。すなわち、印刷対象となるデータと、それらの印刷用
紙上の印刷位置から、印刷領域を定められ、その印刷領域にのみ有色の通常色トナーが使
用されて印刷される。
また、テキスト形式のデータや画像形式のデータの印刷処理を行う場合には、印刷用紙
上に有色の通常色トナーを使用して印刷を行う領域を指定する、という印刷技術が広く知
られている。
特開平01−085766号公報 特開2004−223762号公報 特開2005−234395号公報
しかしながら、クリアトナーを使用した印刷処理の場合は、従来技術の普通色トナーを
使用した印刷結果と比較して、クリアトナーを塗る分だけ印刷用紙の厚みが増す。そして
、ステイプル止め処理やパンチ穴開け処理のように、印刷物の使用用途としてページめく
りや折り曲げる必要のある箇所に、クリアトナー処理が実行されて印刷用紙の厚みが増す
とかえって使いにくくなってしまう。また、製本印刷時の用紙折り曲げ処理のように、印
刷用紙の厚みが増すことで、印刷後の処理の実行自体にも影響が生じる。
上記課題を解決するために、本発明に係る印刷装置は、透明色材で形成される画像をコンテンツデータに付加して印刷するためのフォームデータを登録する登録手段であって、当該登録されるフォームデータには個々のフォームデータを識別するための識別子が付与される、登録手段と、前記登録手段に登録されたフォームデータの中から、印刷対象となるコンテンツデータに対して適用するフォームデータを、前記識別子を指定させることによってユーザに選択させる選択手段と、を有することを特徴とする。
本発明によって、クリアトナーを使用したオーバーレイ印刷が行われる場合に、クリア
トナーを使用することが悪影響を及ぼす領域で、部分的にクリアトナーの使用が自動的に
解除される。具体的には印刷後に処理が行われるステイプル止め処理やパンチ穴空け処理
や用紙折り曲げ処理が適用される領域でクリアトナー処理が解除される。これにより、ク
リアトナーを使用して印刷すると、用紙が折り曲げにくくなるといった事態を回避するこ
とができ、クリアトナーを使用した印刷用紙の使い勝手が向上する。
オーバーレイ印刷システムを示す図である。 オーバーレイ印刷を指定する際のユーザインターフェースの一例を示す図である。 オーバーレイ印刷で使用するフォームデータの作成を指定する際のユーザインターフェースの一例を示す図である。 プリンタドライバがオーバーレイ印刷を行う際の処理を示したフローチャートである。 印刷装置がプリンタ制御コマンドを受信した際の動作を示したフローチャートである。 実施形態1のクリアトナーのオーバーレイ印刷処理を部分的に解除するために、クリアトナーフォームデータを編集する場合のフローチャートである。 クリアトナーフォームデータを編集する際の処理を示したフローチャートである。 実施形態1のクリアトナーフォームデータの編集前、編集後を示したクリアトナーデータフォームの一例を示す図である。 実施形態1の編集後のクリアトナーフォームデータを使用して、オーバーレイ印刷処理とステイプル止め処理を実行した際の印刷結果の一例を示す図である。
(実施形態1)
以下で、図1のブロック図を参照して実施形態1に係るプリンタ制御システムの構成を
説明する。
尚、本発明の機能が実行されるのであれば、単体の機器であっても、複数の機器からな
るシステムであっても良い。また、LAN(ローカルエリアネットワーク)、およびWA
N(広域ネットワーク)を介して接続がなされ処理が行われるシステムに本発明を適用し
ても良い。
実施形態1に係るプリント制御システムは、ホストコンピュータ3000と印刷装置1
500とから構成されている。
ホストコンピュータ3000は、CPU1とRAM2と、ROM3とを有する。
図1において、ホストコンピュータ3000は、ROM3のプログラム用ROMに記憶
された各種プログラムに基づいた処理を実行するCPU1を有する。CPU1は、システ
ムバス4に接続される各デバイスを総括的に制御する。
RAM2は、CPU1の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
また、CPU1は、CRT上のマウスカーソル等でユーザから指示されたコマンドに基
づいて登録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行する。
ユーザは印刷実行を指示する際、印刷の設定に関するウインドウを開き、プリンタの設
定や、印刷モードの選択を含むプリンタドライバに対する印刷処理方法の設定についての
指示を行える。
なお、アプリケーション31や、グラフィックエンジン32、プリンタドライバ33、
システムスプーラ34は、図示されるように、ROM3内の保持されたプログラムである
これらのプログラムがCPU1によりRAM2に読出され実行されることにより、各種
の処理が行われることになる。
以下では、説明の簡略化のため、アプリケーション31、グラフィックエンジン32、
プリンタドライバ33、システムスプーラ34が実行主体として処理を行うものとして説
明を行う。
即ち、アプリケーション31が・・・の処理を実行するとした表現を使って、以下の説
明を行う。
なお、アプリケーション31が・・・の処理を実行するという表現は、当業者には明ら
かなように、以下のような意味である。すなわち、アプリケーション31をROM3から
RAM2にロードし、そのロードしたアプリケーション31に基づいて・・・の処理をC
PU1が実行をするということを意味する。
このことは、グラフィックエンジン32、プリンタドライバ33、システムスプーラ3
4あるいは、後述の制御プログラム(ソフトウェア)15についても同様である。
印刷装置1500はプリンタCPU5により制御される。
印刷装置1500のCPU5は、ROM9のプログラム用ROMに記憶された制御プロ
グラム等に基づいて、印刷部I/F(インターフェース)7を経由してシステムバス10
に接続される印刷部(プリンタエンジン)11に画像データを出力する。また、このRO
M9のプログラムROMには、CPU5の制御プログラム(ソフトウェア)等が記憶され
る。
CPU5は、ホストコンピュータとの通信処理が可能となっており、印刷装置1500
内の情報等をホストコンピュータ3000に通知できる。
RAM6は、CPU5の主メモリや、ワークエリア等として機能するRAMである。
ハードディスク8は、フォームデータ等を保存する。
実施形態1において、レンダリング部16に、専用のハードウェアを用いても良い。
また、レンダリング部16に、専用のハードウェアを用いて、RGB又はCMYKのデ
ータのみを扱えるようにしても良い。
また、レンダリング部16を、RGB又はCMYKのデータ以外のデータを扱えるよう
に、拡張しても良い。
また、レンダリング部16を、Tのデータ(T:透明データ)を扱えないようにしても
良い。
図1において、制御プログラム15は、プログラム群であり、同時に、そのプログラム
群がCPU1により実行されることにより生じる仮想主体である。従って、プログラム群
の新たな設計等により容易に拡張可能である。例えば、RGB又はCMYK以外のデータ
(T:透明データ)を扱うように拡張することが容易である。なお、実施形態1では、R
GBT又はCMYKTが扱えるように制御プログラム15は拡張設計されているものとす
る。
図1で示されるプリント制御システムが有するオーバーレイ印刷機能に関して説明する
図2、図3は、それぞれ、オーバーレイ印刷の設定を行うインターフェースの例である
。これらのインターフェースを介してユーザは、制御プログラム15に「オーバーレイ印
刷を行わない」「オーバーレイ印刷を行う」「フォームファイルを作成する」を指定でき
る。
図2は、「オーバーレイ印刷を行う」が指定された場合のインターフェースの例である
。この指定がユーザにより実行され、印刷指示が行われると、プリンタドライバ33は、
以下の処理を行う。即ち、プリンタドライバ33が、印刷装置1500内のハードディス
ク8に保存されているフォームデータのファイル名と保存日時とを取得する。取得したフ
ォームデータのファイル名と保存日時とをデータ表示部201に表示する。
図4は、グラフィックエンジン32から印刷命令を受けたプリンタドライバ33がオー
バーレイ印刷を行う際の処理を示したフローチャートである。
ステップS401で、プリンタドライバ33は図4のインターフェースでユーザから指
定された設定を取得する。取得する設定は、オーバーレイの処理方法、印刷装置1500
のハードディスク8に保存されているフォームデータのファイル名・保存日時、作成する
フォームデータのファイル名、である。
次に、ステップS402で、プリンタドライバ33は、ステップS401で取得したオ
ーバーレイの設定で、「オーバーレイ印刷を行わない」が指定されているか否かを判断す
る。
ステップS402で、「オーバーレイ印刷を行わない」が指定されていると判断された
場合には、処理が終了する。
ステップS402で、「オーバーレイ印刷を行わない」が指定されていないと判断され
た場合には、ステップS403に処理が進む。
ステップS403で、プリンタドライバ33は、ステップS401で取得したオーバー
レイの設定で、「フォームデータを作成する」が指定されているか否かを判断する。
ステップS403で、「フォームデータを作成する」が指定されていると判断された場
合には、ステップS405に処理が進む。
ステップS403で、「フォームデータを作成する」が指定されていないと判断された
場合には、ステップS404に処理が進む。
ステップS404で、プリンタドライバ33は、ステップS401で取得したオーバー
レイの設定で、「オーバーレイ印刷を行う」が指定されているか否かを判断する。
ステップS404で、「オーバーレイ印刷を行う」が指定されていると判断された場合
には、ステップS406に処理が進む。
ステップS404で、「オーバーレイ印刷を行う」が指定されていないと判断された場
合には、処理が終了する。
ステップS405で、プリンタドライバ33は、以下の処理を実行する。すなわち、プ
リンタドライバ33は、データ名入力部301で指定された(ステップS401で取得さ
れた)フォームデータのファイル名と、フォームデータ登録とを示すコマンドを含むプリ
ンタ制御コマンドを生成し、印刷装置1500に送信する。
印刷装置1500内の制御プログラム15は、受信したプリンタ制御コマンドを受け取
り、プリンタ制御コマンドを解釈する。その後、後述する図8に示す処理が行われる。
ステップS406で、プリンタドライバ33は、以下の処理を実行する。すなわち、プ
リンタドライバ33は、図3のデータ名入力部301の領域からユーザに指定されたフォ
ームデータの「ファイル名」と「保存日時」と、「オーバーレイ印刷を行うこと」の三つ
を示すコマンドを含んだプリンタ制御コマンドを生成する。そして、プリンタドライバ3
3は、プリンタ制御コマンドを印刷装置1500に送信する。
さらに、このプリンタ制御コマンドの中には、コンテンツデータも含まれている。コン
テンツデータとは、フォームデータが合成されて印刷されるべきデータである。
制御プログラム15は、受信したプリンタ制御コマンドを受け取り、プリンタ制御コマ
ンドを解釈する。その後、後述する図7に示す処理が行われる。
図5は、制御プログラム15が、フォームデータ登録することを示すコマンド、または
、オーバーレイ印刷を行うことを示すコマンドを含んだプリンタ制御コマンドを受信した
際の動作を記したフローチャートである。
ステップS501で、制御プログラム15は、受け取ったプリンタ制御コマンドを制御
プログラム15で解釈する。
次に、ステップS502で、制御プログラム15は、上記プリンタ制御コマンドに、フ
ォームデータ登録を示すコマンドが含まれているか判断する。
ステップS502で、フォームデータ登録を示すコマンドが含まれていないと判断され
た場合には、ステップS503に処理が進む。
ステップS502で、フォームデータ登録を示すコマンドが含まれていると判断された
場合には、ステップS504に処理が進む。
ステップS503で、制御プログラム15は、上記プリンタ制御コマンドに、オーバー
レイ印刷を行うことを示すコマンドが含まれているか判断する。
ステップS503で、オーバーレイ印刷を行うことを示すコマンドが含まれていないと
判断された場合には、処理が終了する。
ステップS503で、オーバーレイ印刷を行うことを示すコマンドが含まれていると判
断された場合には、ステップS506に処理が進む。
ステップS504で、制御プログラム15は、制御プログラム15でビットマップデー
タ形式のフォームデータを生成する。
次に、ステップS505で、制御プログラム15は、上記ビットマップデータ形式のフ
ォームデータをハードディスク8に保存する(フォームデータとして登録を行う)。
ステップS506で、制御プログラム15は、以下の処理を実行する。すなわち、制御
プログラム15は、プリンタ制御コマンドの中に含まれているフォーム名及び保存日時か
ら、ハードディスク8に保存されている該当のフォームデータを取得する。
次に、ステップS507では、フォームデータに合成されるコンテンツデータを制御プ
ログラム15は取出し、レンダリング部16に送信する。レンダリング部16は、コンテ
ンツデータをビットマップデータ形式に変換して、制御プログラム15に送信する。
次に、ステップS508で、制御プログラム15は、上記の取得したビットマップデー
タ形式のフォームデータと、レンダリング部16から受信したビットマップデータ形式の
コンテンツデータとを重ね書き(オーバーレイ、合成)する。そして、制御プログラム1
5は、ビットマップデータ形式の合成画像データを生成する。
次に、ステップS509で、印刷装置1500は、上記ステップS508で作成された
ビットマップデータ形式の合成画像データを印刷部11に送信することによって、オーバ
ーレイ印刷機能を実現する。ここで、ビットマップデータ形式の合成画像データは、印刷
部11で印刷される。
図6は、実施形態1において、実行される以下のような処理のフローチャートである。
すなわち、クリアトナーのオーバーレイ印刷を行う印刷用紙上で、印刷後処理が適用され
る領域(後処理領域)とクリアトナーを適用する領域(クリアトナー領域)が重なる場合
に、クリアトナーフォームデータを編集される処理である。この処理は、クリアトナーの
オーバーレイ印刷処理を部分的に解除するために行われる。
なお、印刷後処理とは、印刷装置1500内の印刷部11で印刷処理が実行された後に
実行される処理を指す。具体的にはステイプル止め処理やパンチ穴開け処理や折り曲げ処
理などの画像印刷処理以外に印刷用紙に対して施される処理である。
ステップS601で、印刷装置1500は、ホストコンピュータ3000内のプリンタ
ドライバ33で作成されたプリンタ制御コマンドを受信する。プリンタドライバ33が作
成するプリンタ制御コマンドには上述したように、以下のような情報が含まれる。すなわ
ち、プリンタ制御コマンドには、オーバーレイ印刷の処理方法や印刷装置1500内のハ
ードディスク8に記憶されるフォームデータに関する情報、およびオーバーレイ印刷に使
用するコンテンツデータが含まれる。
次に、ステップS602で、印刷装置1500内の制御プログラム15は、ステップS
601で受信したプリンタ制御コマンドを解釈し、印刷処理方法を取得する。具体的には
プリンタの設定(プリンタ名など)や印刷モードの設定(片面印刷/両面印刷など)や印
刷後に行われる処理の設定(ステイプル止め処理、パンチ穴開け処理、折り曲げ処理など
の実行設定、及び実行位置など)を取得する。
次に、ステップS603で、印刷装置1500内の制御プログラム15は、ステップS
601で受信したプリンタ制御コマンドからコンテンツデータを取得する。制御プログラ
ム15は、取得したコンテンツデータをレンダリング部16に送信する。そして、レンダ
リング部16はコンテンツデータをビットマップデータ形式に変換して、制御プログラム
15に送信する。なお、ステップS602で解釈した印刷処理方法に、印刷後処理を行う
ことを示すコマンドが含まれている場合、コンテンツデータは後処理領域と重ならないよ
うに位置を修正して、レンダリングが行われる。具体的には製本印刷の後処理が設定され
ている場合は、コンテンツデータの印刷領域上でステイプル止め処理や折り曲げ処理が行
われない位置に、コンテンツデータを移動してレンダリングされる。これにより、コンテ
ンツデータが印刷用紙上の見やすい位置に配置されることになる。
次に、ステップS604で、印刷装置1500内の制御プログラム15は、ステップS
601で受信したプリンタ制御コマンドを解釈し、オーバーレイ印刷を行うことを示すコ
マンドが含まれているか否かを判断する。
ステップS604で、ステップS601で受信したプリンタ制御コマンドにオーバーレ
イ印刷を行うことを示すコマンドが含まれていると判断された場合、以下のような処理が
実行される。
すなわち、ステップS605で、印刷装置1500内の制御プログラム15は、オーバ
ーレイ印刷に使用するフォームデータがクリアトナーフォームデータであるか否かを、コ
マンドに含まれるフォーム情報から判断する。
ステップS605で、オーバーレイ印刷に使用するフォームデータがクリアトナーフォ
ームデータでないと判断された場合、ステップS610に処理が進む。ステップS610
で、印刷装置1500内の制御プログラム15は、コマンドに含まれるフォーム名及び保
存日時から、ハードディスク8に保存されている該当のフォームデータを取得する。
次に、ステップS611で、印刷装置1500内の制御プログラム15は、ステップS
603で取得したコンテンツデータと、ステップS610で取得したフォームデータとを
重ね書き(オーバーレイ、合成)する。そして、印刷装置1500内の制御プログラム1
5は、ビットマップ形式の合成画像データを生成する。
ステップS605で、オーバーレイ印刷に使用するフォームデータがクリアトナーフォ
ームデータであると判断された場合、以下のような処理が実行される。
すなわち、ステップS606で、印刷装置1500内の制御プログラム15は、コマン
ドに含まれるフォーム名及び保存日時から、ハードディスク8に保存されている該当のク
リアトナーフォームデータを取得する。
次に、ステップS607で、印刷装置1500内の制御プログラム15は、ステップS
602で解釈した印刷処理方法に、印刷後処理を行うことを示すコマンドが含まれている
か否かを判断する。
ステップS607で、ステップS602で解釈した印刷処理方法に、印刷後処理を行う
ことを示すコマンドが含まれていると判断された場合には、ステップS608に処理が進
む。
一方、ステップS607で、ステップS602で解釈した印刷処理方法に、印刷後処理
を行うことを示すコマンドが含まれていないと判断された場合には、ステップS609に
処理が進む。
ステップS608で、印刷装置1500内の制御プログラム15は、印刷後処理の内容
を解釈する。そして、印刷装置1500内の制御プログラム15は、プリンタ制御コマン
ドに含まれる印刷後処理の実行内容、印刷後処理が適用される印刷用紙上の位置情報を取
得して、必要に応じてクリアトナーフォームデータを編集する。
ステップS608の処理の詳細を、図7のステップS701、ステップS702に示す
図7は、クリアトナーフォームデータを使用したオーバーレイ印刷と印刷後処理が設定
されている場合のクリアトナーフォームデータの編集処理を示したフローチャートである
ステップS701で、印刷装置1500内の制御プログラム15は、プリンタ制御コマ
ンドに含まれる印刷後処理設定から、印刷後処理が印刷用紙上に適用される位置を解析し
、印刷後処理が適用される位置の情報、つまり後処理領域を取得する。そして、印刷装置
1500内の制御プログラム15は、クリアトナー領域と後処理領域とが重なる領域が存
在するか否かを判断する。
ステップS701で、クリアトナー領域と後処理領域とが重なる領域が存在しないと判
断された場合は、印刷装置1500内の制御プログラム15は、後処理領域にクリアトナ
ーによる印刷処理が行われないものと判断する。そして、ステップS608の処理が終了
する。
一方、ステップS701で、クリアトナー領域と後処理領域とが重なる領域が存在する
と判断された場合は、印刷装置1500内の制御プログラム15は、後処理領域にクリア
トナーによる印刷処理が行われると判断する。そして、ステップS702に処理が進む。
図8は、ステップS608において、編集処理が実行されるクリアトナーフォームデー
タを示した図である。
印刷装置1500内の制御プログラム15が解釈したステップS601で受信したプリ
ンタ制御コマンドには、以下のような指示が設定されている。すなわち、印刷用紙801
上の全面に対して、ステップS606で取得したクリアトナーフォームデータ802をオ
ーバーレイ印刷する指示が設定されている。また、プリンタ制御コマンドには印刷後処理
として、印刷用紙801の左端にステイプル803を実行する指示が設定されているもの
とする。
ステップS701の結果、制御プログラム15は、クリアトナーフォームデータ802
が印刷用紙上に適用される領域と、プリンタ制御コマンドに含まれるステイプル止め処理
設定から、ステイプル803が適用される後処理領域を取得する。そして、制御プログラ
ム15は、クリアトナーフォームデータ802が印刷用紙上に適用される領域とステイプ
ル803が適用される後処理領域が重なる領域を、重畳領域804として取得する。
ステップS702で、制御プログラム15は、クリアトナーフォームデータ802がS
701で取得した重畳領域804において、オーバーレイ印刷が実行しないように、クリ
アトナーフォームデータ802を重畳領域804分だけ削除する。そして、制御プログラ
ム15は、後処理領域とクリアトナーフォームデータが重ならない編集済みクリアトナー
フォームデータ805を生成する。
ステップS603で、制御プログラム15は、印刷物の見易さを向上させるために、コ
ンテンツデータの印刷処理領域を変更する。
一方、ステップS702で、制御プログラム15は、印刷物の使い易さを向上させるた
めに、クリアトナーの処理領域を変更する。
具体的には、製本印刷時に、中綴じ部及び折り曲げ部との重畳領域を取得し、重畳領域
では、クリアトナー処理を解除する(クリアトナーを、印刷用紙上に載せない。)。すな
わち、クリアトナー処理(クリアトナーを、印刷用紙上に載せる処理)は、重畳領域を除
いて、印刷用紙上の全面に対して実行される。コンテンツデータの非透明色材による印刷
処理(非透明色材を、印刷用紙上に載せる処理)は、印刷用紙上の特定の領域に対して実
行される。そのため、実施形態1ではクリアトナー処理領域はコンテンツデータ領域を常
に覆いつつ、印刷後処理を施した印刷物の使い勝手を向上させることができる。また、印
刷後処理が施される領域とクリアトナー処理が施される領域の間隔はコンテンツデータが
印刷される領域と比べて短く設定しても良い。また、クリアトナー(透明色材)の載せら
れる印刷用紙上の領域を、非透明色材の載せられる印刷用紙上の領域よりも広くしても良
い。
次に、図6のステップS609で、制御プログラム15は、ステップS603で取得し
たコンテンツデータと、ステップS606で取得したクリアトナーフォームデータ、ある
いはステップS608で編集したクリアトナーフォームデータとを重ね書きする。そして
、制御プログラム15は、重ね書き(オーバーレイ、合成)したデータから、ビットマッ
プ形式の合成画像データを生成する。
ステップS612で、制御プログラム15は、ステップS604で生成した画像データ
、ステップS611で生成した合成画像データ、ステップS609で生成した合成画像デ
ータを印刷部11に送信して、印刷処理を実行する。
図9は、実施形態1において、ステップS608で編集されたクリアトナーデータフォ
ームを使用してオーバーレイ印刷及びステイプル止め処理を実行した印刷結果の例を示す
図である。
ステップS608の結果、クリアトナー領域902が縮小し、ステイプル903が適用
される領域にクリアトナーフォームデータが重畳されることなく、印刷用紙901に対し
てオーバーレイ印刷処理が実行される。
実施形態1は、ステイプル止め処理やパンチ穴開け処理や折り曲げ処理といった印刷処
理後に行われる処理が適用される領域に対して、クリアトナーフォームのオーバーレイ印
刷を部分的に解除する。クリアトナーフォームデータを、印刷後処理の設定を解釈して、
自動的に編集することで、クリアトナー処理を実行した印刷結果であっても、折り曲げや
すいままにステイプル部やパンチ穴部や折り曲げ部にクリアトナー処理を施すことが出来
る。
(他の実施形態)
前述した実施形態の機能を実現するように前述した実施形態の構成を動作させるプログ
ラムを記憶媒体に記憶させ、該記憶媒体に記憶されたプログラムをコードとして読み出し
、コンピュータにおいて実行する処理方法も上述の実施形態の範疇に含まれる。また、前
述のプログラムが記憶された記憶媒体はもちろんそのプログラム自体も上述の実施形態に
含まれる。
かかる記憶媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、
光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性メモリーカード、R
OMを用いることができる。
また、前述の記憶媒体に記憶されたプログラム単体で処理を実行しているものに限らず
、他のソフトウェア、拡張ボードの機能と共同して、OS上で動作し前述の実施形態の動
作を実行するものも前述した実施形態の範疇に含まれる。

Claims (7)

  1. 透明色材で形成される画像をコンテンツデータに付加して印刷するためのフォームデータを登録する登録手段であって、当該登録されるフォームデータには個々のフォームデータを識別するための識別子が付与される、登録手段と、
    前記登録手段に登録されたフォームデータの中から、印刷対象となるコンテンツデータに対して適用するフォームデータを、前記識別子を指定させることによってユーザに選択させる選択手段と、
    を有することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記選択手段で選択されたフォームデータを使用して、前記コンテンツデータに対して透明色材で形成される画像が付加された画像を印刷する印刷手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記登録手段に登録されたフォームデータの識別子を表示する表示手段をさらに有し、
    前記選択手段は、前記表示手段に表示された識別子の中からユーザによって指定された識別子が付与されたフォームデータを選択する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
  4. 透明色材で形成される画像をコンテンツデータに付加して印刷するためのフォームデータを登録する登録ステップであって、当該登録されるフォームデータには個々のフォームデータを識別するための識別子が付与される、登録ステップと、
    前記登録ステップで登録されたフォームデータの中から、印刷対象となるコンテンツデータに対して適用するフォームデータを、前記識別子を指定させることによってユーザに選択させる選択ステップと、
    を含むことを特徴とする印刷方法。
  5. 前記選択ステップで選択されたフォームデータを使用して、前記コンテンツデータに対して透明色材で形成される画像が付加された画像を印刷する印刷ステップをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の印刷方法。
  6. 前記登録ステップで登録されたフォームデータの識別子を表示する表示ステップをさらに含み、
    前記選択ステップは、前記表示ステップで表示された識別子の中からユーザによって指定された識別子が付与されたフォームデータを選択する
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の印刷方法。
  7. コンピュータに、
    透明色材で形成される画像をコンテンツデータに付加して印刷するためのフォームデータを登録する登録ステップであって、当該登録されるフォームデータには個々のフォームデータを識別するための識別子が付与される、登録ステップと、
    前記登録ステップで登録されたフォームデータの中から、印刷対象となるコンテンツデータに対して適用するフォームデータを、前記識別子を指定させることによってユーザに選択させる選択ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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