JP5064970B2 - 印刷装置及び印刷方法 - Google Patents

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Description

本発明はフォーム作成装置により作成したフォームとテキスト形式のデータを重ね合わせて印刷するオーバレイ印刷に関するものである。
「見積書」や「申請書」に代表されるフォームを印刷する業務システムでは、印刷後の用紙に対して編集・承認処理を行うケースが数多く発生する。
そして印刷後、用紙の一部分である指定領域に個人情報などの必要事項が記入されるといったケースが数多く発生する。
また、フォームを印刷する際、レーザプリンタや複合機などで使用する用紙は普通紙や再生紙といった、一般的に紙の厚さが薄い用紙が大量に使用される。
一方、従来からのクリア(透明)記録剤を使用した印刷技術は、
(1)インクジェット記録装置の記録ヘッドから吐出した記録インクが滲みや流れ出し等により記録画像が劣化しないよう記録媒体の表面上を透明な表面処理液で覆い耐水化処理を施す。(例えば特許文献1参照)
(2)プラスチックフィルムやプラチックカード等のシート基材の必要な部分に透明性に優れたインク受容層を形成させインクジェットインクによる印字を可能にする。(例えば特許文献2参照)
のような印刷対象物への印字を実現するためのものと、
(3)画像や文字等の画像領域からなる印刷物に対し、適切な光沢を与えるべく透明トナーを用いて、又はこれに光沢増加部材なるものを付与することで、各画像形成領域に光沢度を変化させる。(例えば特許文献3参照)
このような印刷物に光沢を与えるものが一般的であった。
特開平01−085766 特開2004−223762 特開2007−052175
従来、例えば、ユーザが薄い用紙に万年筆で字を記入すると、その用紙の裏にインクが染み出してしまい、その用紙の下にある他の用紙や机にインクが付着する裏抜けという現象が起こってしまった。
このように、用紙の種類とユーザが使用した筆記具の種類との組み合わせによっては、インクが紙に染み込んでその裏側まで染み出してしまう裏抜けが発生する。
上述した課題を解決するため、本発明の印刷方法は、
印刷後、ユーザによって記入が行われる用紙の指定領域であるユーザ記入欄にクリアトナーによる記録を行うと指示された場合、ユーザ記入欄にクリアトナー設定が行われるクリアトナー設定ステップと、
クリアトナー設定ステップで、クリアトナー設定が行われた前記ユーザ記入欄にクリアトナーによる記録を行うクリアトナー記録ステップと
を有することを特徴とする。
また、クリアトナー設定ステップで用紙のユーザ記入欄にクリアトナーによる記録を行うと設定されたにも関わらず、ユーザ記入欄にデータが印字されると判断された場合、クリアトナー設定を解除するクリアトナー設定解除ステップを有することを特徴とする。
本発明により、用紙の指定領域内であるユーザ記入欄にクリアトナーによる記録を行うと指示されたユーザ記入欄のみにクリアトナー設定をし、クリアトナーによる記録を行うことが可能となる。
また、ユーザ記入欄に印字がされると判断されると、クリアトナー設定が自動的に解除される。
これにより、インクが用紙の裏側まで染み込んでしまう裏抜けを抑止することができる。
また、必要な箇所にのみクリアトナーによる記録を行うので、トナーの消費を抑えることができる。
(実施例1)
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。
本発明に係る実施例では、フォーム作成装置により作成したフォームとテキスト形式のデータを重ね合わして印刷処理を行うオーバレイ印刷を用いる。
最初に、一般的なオーバレイ印刷について説明する。
まず、フォーム作成装置によりフォームを作成する。このフォーム作成には、フォーム作成が可能な機能を有するレーザプリンタ等を使用する。
まず、フォーム内の枠線等の構成をフォーム情報としてフォーム情報ファイル中に予め登録する。
フォーム情報は、専用のフォーム情報設計システムを利用して作成される。
また、フォーム情報はフィールドデータに依存しない固定的な図形であるフォーム図形と、受け取ったフィールドデータを指定した出力書式に従って表示する図形であるフィールド図形から構成されているのが一般的である。
これとは別に、フォーム中の記載事項であるテキスト形式のデータを作成しておく。この中には後にフォームの指定領域に記載されるフィールドデータとなるものが含まれる。その後、フォーム中にフィールドデータ記入して印刷する際、フォーム情報によって生成されたフォームと前記フィールドデータを重ねあわせた印刷データが作成され、出力フォームとして印刷される。このフォームとフィールドデータが重ね合わされ印刷されることをオーバレイ印刷という。
この印刷方法は、例えば帳票の作成等に用いられる。
図1は、コンピュータシステムを示す。
図1において、CPU(105)は、主記憶装置(106)(CS:Central Storage)に記憶されている制御プログラムに従いコンピュータシステム全体の動作を制御する。
また、CS(106)は外部記憶制御装置ASC(107)を介して外部記憶装置ASU(108)からロードされたアプリケーションプログラムを記憶する。
ちなみに、ASCはAuxiliary Storage Controllerであり、ASUはAuxiliary Storage Unitのことを示す。
このコンピュータシステムを、フォーム情報設計システム、オーバレイ印刷システムとして動作させる為のプログラムもこのCS(106)が記憶する。
CS(106)に記憶された制御プログラムや各種アプリケーションプログラムは、CPU(105)により主記憶装置(106)にロードされると、以下に示すような指示装置によって操作される。
第一の装置は、表示装置(101)、キーボード装置(102)、からなるオペレーター操作卓である。
表示装置(101)は、CPU(105)の指示に従ってディスプレイ等の表示画面に画像を表示する。
またキーボード装置(102)はユーザからの指示をCPU(105)に伝える。これにはポインティングデバイス等も含まれる。
第二の装置は、LANやWANなどのネットワークを介して接続された外部のコンピュータシステムからの指示情報を本コンピュータシステムに取り込むネットワーク接続機構(104)である。このネットワーク接続機構(104)はNIC(NETWORK INTERFACE CONTROLLER)と示される。
プリンタ(110)は、入出力制御装置(109)(IOC:Input Output Controller)を介して本実施例のコンピュータシステムに接続されている。
前述したフォーム情報設計システムを利用して作成、入力されたフォーム情報が、このプリンタのフォーム情報ファイル中に予め登録されている。
プリンタはコンピュータシステムから入力されるテキスト形式のデータと、この登録されたフォーム情報に基づいて生成されたフォームとを重ね合わせて印刷データを生成しオーバレイ印刷を行った結果、出力フォームを得る。
図2にフォーム情報設計システム(201)を示す。
フォーム情報設計システムを動作させるためのプログラムがCPU(105)により主記憶装置(106)にロードされると、CPU(105)は、図2の201に示すフォーム情報制御部(202)として働くことになる。
また、図2に示すユーザインタフェース(203)は図1に示す指示装置(101)〜(104)として働くことになる。
ユーザインタフェース部(203)からの指示に応じてCPU(105)は、フォーム情報設計システム(201)内の後述するフォーム情報制御部を制御する。
フォーム情報制御部(202)は、現在設計中のフォーム情報に基づくフォームを図1の表示装置(101)に表示させる。
また、ユーザインタフェースを介して入力されたユーザの設定命令やフォーム情報作成についての命令等の各種命令を受け付ける。
またフォーム情報制御部(202)は、ユーザインタフェース(203)から送られてきた情報をもとにフォームを作成し、フォーム情報ファイル(207)を作成する。このファイルは図1に示すASU(108)内に記憶される。
そして、フォーム情報制御部(202)は、ユーザの指示によりユーザインタフェースからフィールド図形に対してクリアトナー設定及びクリアトナー詳細設定が行われるか、フォームの編集が終了を指示されたか、フォームの登録を指示されたかするか判断する。
図3は、オーバレイ印刷システムの構成を示すブロック図である。
図3において、301は本実施例のオーバレイ印刷システム全体を示す。
オーバレイ印刷システムを動作させる為のプログラムがCPU(105)により主記憶装置(106)にロードされると、CPU(105)は、図3の301に示すオーバレイ印刷システムとしても働くことになる。
この際、ユーザインタフェース部(303)からの指示に応じてCPU(105)は、後述するオーバレイ印刷制御部(302)、プリンタドライバ部(304)を制御する。
このとき、ユーザインタフェース部(303)は、図1で示す指示装置(101)〜(104)として働くことになる。
ユーザインタフェース部(303)は、ASU(108)内のフォーム情報ファイル(207)やフィールドデータファイル(208)の呼び出しをユーザから受け付ける。
すると、ユーザインタフェース部(303)は、この入力をオーバレイ印刷制御部(302)へ送る。
その後、オーバレイ印刷制御部(302)は図1に示す表示装置(101)にフォーム情報ファイルやフィールドデータファイルの名称の一覧を表示させる。
また、表示されたファイル名称の一覧のうちユーザに選択されたファイルは、オーバレイ印刷制御部(302)へ出力される。
オーバレイ印刷制御部(302)は、選択されたフォーム情報ファイル(207)とフィールドデータファイル(208)を受け付け、読み込む。
そしてそれぞれのファイルからフォーム情報とフィールドデータを取り出し、これら2つのデータを重ね合わせた印刷データを作成する。
また、オーバレイ印刷制御部(302)は、上記印刷データを作成する際、クリアトナー設定がされている部分には、クリアトナーによる記録を行うように印刷データを作成する。
最終的に、オーバレイ印刷制御部(302)はプリンタドライバ(304)を介して、この印刷データをプリンタ(305)へ出力する。
また、オーバレイ印刷制御部(302)は作成したフォーム情報のプリンタ(305)への登録も行う。
(フォーム情報ファイルの作成)
図6は、本実施例のフォーム情報設計システム(201)において、フォーム情報ファイル(207)を作成する際の処理の手順を示したフローチャートである。
まず、ユーザインタフェース部(206)は、使用するフォームの指定をユーザから受け付ける。
すると、ユーザインタフェース部(206)は、この受け付けた情報をフォーム情報制御部(202)に送る。
次に、フォーム情報制御部(202)は、送られてきた情報をもとにフォームに対応したフォーム情報ファイル(207)を生成する。
そして、S101にて、フォーム情報制御部(202)は、当該生成されたフォーム情報ファイル(207)を基にフォームを生成し、さらに、フォーム情報制御部(202)は、生成されたフォームをユーザインタフェース部(203)に表示するように制御する。
なお、このユーザインタフェース部(203)で表示されるフォームは、例えば、図4の401のような画像である。
次に、S102にてユーザはユーザインタフェース部(203)に表示されたフォーム内の指定領域であるフィールド図形それぞれに対して、クリアトナーによる記録を行うか行わないかを指示するクリアトナー設定指示を行う。この夫々のフィールド図形がクリアトナー設定を行うことができる最小単位である。
また、このフィールド図形の中には、出力印刷後、ユーザによって記入が行われるユーザ記入欄となるものもある。
このとき、ユーザインタフェース部(203)に図4の403の一部に示すようなダイアログを設け、クリアトナー設定を行うためのチェック欄を表示するように制御する。
S103では、フォーム情報制御部(202)が、ユーザインタフェース部(203)を介して入力されたユーザからこのクリアトナーによる記録の設定に関する指示を受け取る。
そして、フォーム情報制御部(202)はこのユーザの指示に応じた設定情報がフォーム内の指定領域であるフィールド図形に対してクリアトナーによる記録を行う設定か、行わない設定か、どちらであるか判断する。
クリアトナーによる記録が行われると判断された場合S104へ進む。
クリアトナーによる記録が行われないと判断された場合はS111へ進む。
この結果に従ってS104ではフォーム情報制御部(202)が、指定領域にクリアトナーによる記録を行うためのクリアトナー設定を行う。
さらに、この結果を受けて、フォーム情報制御部(202)は、ユーザインタフェース部(203)上にクリアトナー詳細設定を行うためのダイアログも表示するように制御する。
このダイアログの一例を図4の403の一部と、404に示す。
この403に示すダイアログでは、クリアトナー設定を無条件に適用する場合と、適用に条件を課す場合をユーザに選択させる。(S105)
このように適用に条件を課す場合、S106にてクリアトナー詳細設定を行う。
例えば使用される印刷用紙の種類や印刷を行うユーザ、印刷日時、印刷するプリンタ等の機器に関して条件を設け、そのいずれかの条件が満たされた上で、オーバレイ印刷処理が実行された場合にクリアトナー設定を有効にする。上述した条件が合わない場合は、クリアトナー設定解除が行われる。
例えば、404で示すように、クリアトナーによる記録を行う用紙を「再生紙」と登録すると、再生紙にオーバレイ印刷が実行される場合のみクリアトナー設定が有効になる。しかしこの404の例では、その他の紙種の場合、クリアトナー設定解除が行われる。
ユーザは、ユーザインタフェース部(203)を用いて、ダイアログ内の各項目の設定を変更するための指示を行うことが可能であると共に確定するための指示を行うことが可能となっている。
また、S103〜S107の各工程は、クリアトナー設定及びクリアトナー詳細設定が完了するまで行われる(S108)。
そして、S109にてフォーム情報制御部(208)がフォーム情報ファイルの作成処理が終了したか否かを判断する。
フォーム情報ファイルの作成処理が終了したと判断された場合S110にて、再びフォーム情報制御部(208)がS103〜S107において設定したクリアトナー設定及びクリアトナー詳細設定をフォーム情報ファイルに保存するか否かを判断する。
最後にS111にて、クリアトナー設定及びクリアトナー詳細設定をフォーム情報ファイルに保存すると判断された場合には保存処理を行う。
この時点でフォーム情報ファイル作成に関する処理が終了する。
(オーバレイ印刷の実行)
図7は、本発明の実施例のオーバレイ印刷システムにおいて、前述したクリアトナー設定に従いオーバレイ印刷処理を行うまでの一連の動作手順を示したフローチャートである。
まずS201にて、図3のユーザインタフェース部(303)はフォーム情報ファイルの名称とテキスト形式であるデータファイルの名称の入力をユーザから受け付ける。
すると、ユーザインタフェース(303)はこの入力をオーバレイ印刷制御部(302)へ送る。
次にS202にて、オーバレイ印刷制御部(302)は送られてきた入力情報に基に、ユーザからのオーバレイ印刷指示があるか否かを判断する。
S202にて、オーバレイ印刷指示がないと判断された場合、処理を終了する。
S202にて、オーバレイ印刷指示がされたと判断された場合S203へ進む。
S203にて、オーバレイ印刷制御部(302)は、ユーザインタフェース部(303)を介して入力されたフォーム情報ファイル名称をもとに該当するフォーム情報ファイル(207)を読み込む。
このフォーム情報ファイルを元に生成されたフォームを図5の501に示す。
次に、S204にてオーバレイ印刷制御部(302)は、フォーム情報ファイル(207)から前記S102〜S104で作成したクリアトナー設定及びクリアトナー詳細設定の情報を取得する。
そして、S205にて、取得したクリアトナー設定及びクリアトナー詳細設定の情報を含むフォーム情報ファイルを、プリンタ(306)のフォーム登録機能を用いて登録する。
一方、ユーザインタフェース部(303)はフォーム中の記載事項であるフィールドデータとなるテキスト形式のデータを含んだデータファイル名称の入力をユーザから受け付ける。
ユーザインタフェース部(303)はこの入力されたデータファイルの名称をオーバレイ印刷制御部(302)へ送る。
S206にて、オーバレイ印刷制御部(302)はこのデータファイル名称をもとに、該当するデータファイルを読み込む。このフィールドデータを含んだファイルを図5の503、504に示す。
そしてS207にてデータ解析処理を行うことにより、1ページ分の印刷に必要なデータを取得する。
次にS208にて、S204にて取得したクリアトナー設定情報及びクリアトナー詳細設定情報からクリアトナーによる記録を行うフィールド図形が存在するか否かを判断する。
S208において、図5の502のフィールド図形に、クリアトナー設定が行われたと判断された場合、S209にて、オーバレイ印刷制御部はフィールド図形にS206において取得したデータが格納されるか否かを判断する。
S209おいて、クリアトナー設定が行われたフィールド図形にデータが格納されないと判断された場合、S210へ進み、オーバレイ印刷制御部(304)が当該フィールド図形に対しクリアトナーによる記録を行うための印刷データを作成する。
図5の503に示すように、クリアトナー設定が行われたフィールド図形のうち“氏名”のフィールド図形に対しデータ指定がされていないため、ここにはデータが格納されない。つまり印刷後このフィールド図形には文字が印字されない。
この場合、オーバレイ印刷制御部(304)は、502に該当する箇所にクリアトナーによる記録が行われるように印刷データを作成する。
逆に図5の504に示すように、クリアトナー設定が行われたフィールド図形のうち“氏名”のフィールド図形に対しデータが指定されているため、ここにはデータが格納される。つまり印刷後このフィールド図形には文字が印字される。
この場合、オーバレイ印刷制御部(304)は、502に該当する箇所にクリアトナー設定が解除された印刷データを作成する。
このように印刷データが作成された後、S211にて、フォームとフィールドデータを重ね合わせオーバレイ印刷処理を行うための印刷データが作成される。
S207〜S211の各処理は、フィールドデータファイル(208)のデータ解析処理が終了するまで行われる(S212)。
最終的に、S213にて、この重ね合わせを行った後の印刷データはプリンタドライバ(304)を介してプリンタへ送信されプリンタの印刷部にて印刷される。
プリンタにて印刷する際、クリアトナー設定が行われたフィールド図形部分には、クリアトナー記録が行われる。
図5にクリアトナー設定されたフォーム情報ファイルに、フィールドデータファイルを指定しオーバレイ印刷した場合の実行結果である出力フォームの一例を示す。
図5の506に示すフィールド図形はクリアトナー設定がされ、506に示すフィールド図形いずれに対してもデータの指定がなかったため、クリアトナー設定が解除されることなく、クリアトナー記録が行われた出力フォームを得ることができる。
図5の507に示すフィールド図形はクリアトナー設定がされたにも関わらず、507に示すフィールド図形にはデータの指定があったため、クリアトナー設定が解除され、クリアトナー記録が行われない出力フォームを得ることができる。
なお、2つのデータの重ね合わせについてはS211で行わず、それぞれの印刷データを別々にプリンタへ送信して、プリンタ内で行ってもよい。
以上の様に、印刷後ユーザによって記入が行われる記入欄であるフィールド図形(データ指定のないフィールド図形)にのみクリアトナーが付与される。
このため、ユーザによってフィールド図形部分に万年筆等を用いた記入が行われ、インクがフィールド図形部分に付着してもクリアトナーが膜となりインクが紙の裏まで浸透するのを抑える。
したがって、ユーザによって記入が行われる記入欄の裏にまでインクが染み込み、裏写りしてしまうことを抑制することができる。
なお、記入後にインクが紙の表面で滲んでしまうことも防ぐ事が可能である。
(実施例2)
実施例1では、フィールド図形に対するクリトナー設定を、ユーザインタフェースを介して行い、設定内容をフォーム情報ファイル(207)に保存した。そして、オーバレイ印刷を実行する際、このフォーム情報ファイルを指定し、印刷を実行していた。本実施例2ではこれらの処理を次のようにした。
図8の803に示すような、クリアトナーによる記録に関する各種設定を指定するための関数群をオーバレイ印刷システム(301)からライブラリ形式で提供する。
ユーザは、オーバレイ印刷処理をおこなう際、前記関数を適宜指定し実行させることにより目的の印刷処理・結果を得ることができる。
図8に実行形態の一例を示す。
ユーザプログラム802からライブラリ形式でクリアトナーによる記録に関する一連の設定に関する情報を提供する仕組みになっている。
実施例2特有の効果としては、クリアトナーによる記録に関する一連の設定がライブラリ形式で提供されるため、ユーザにとってフォーム情報ファイル(207)に対する編集負荷を軽減することが可能となる。
同時に、作成されたフォーム情報ファイル(207)に格納される情報が少なくできることにより、処理時間の多くを占めているファイルアクセス処理が効率的となり処理時間が削減できる。
更に、ユーザごとの多様な運用形態に柔軟に対応することが可能となりフォーム情報ファイル(207)としての自由度も向上するといった効果が得られる。
(本発明の他の実施形態)
前述した実施形態の機能を実現するように前述した実施形態の構成を動作させるプログラムを記憶媒体に記憶させ、該記憶媒体に記憶されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も上述の実施形態の範疇に含まれる。また、前述のプログラムが記憶された記憶媒体はもちろんそのプログラム自体も上述の実施形態に含まれる。
かかる記憶媒体としてはたとえばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD―ROM、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROMを用いることができる。
また前述の記憶媒体に記憶されたプログラム単体で処理を実行しているものに限らず、他のソフトウエア、拡張ボードの機能と共同して、OS上で動作し前述の実施形態の動作を実行するものも前述した実施形態の範疇に含まれる。
フォーム情報設計システム、およびオーバレイ印刷制御システムが動作するコンピュータシステムの構成図。 フォーム情報設計シテムの構成を示すブロック構成図。 オーバレイ印刷システムの構成を示すブロック構成図。 フォーム内の指定領域(フィールド図形)に対するクリアトナー処理の設定をおこなうための表示形式の一例。 クリアトナー処理設定されたフォーム情報ファイルにフィールドデータファイルを指定しオーバレイ印刷した場合の実行結果の一例。 実施例1のフォーム情報ファイルを作成するフローチャート。 実施例1のクリアトナー処理の設定にしたがいオーバレイ印刷処理を行うフローチャート。 実施例2のクリアトナー処理の設定をオーバレイ印刷時にライブラリ関数から動的実行する際システムの構成を示すブロック構成図、およびライブラリの一例。

Claims (12)

  1. 印刷後にユーザによって記入が行われる用紙の指定領域であるユーザ記入欄にクリアトナーによる記録を行うと指示された場合、前記ユーザ記入欄にクリアトナー設定が行われるクリアトナー設定ステップと、
    該クリアトナー設定ステップで、クリアトナー設定が行われた前記ユーザ記入欄にクリアトナーによる記録を印刷部が行うように制御するクリアトナー記録ステップとを有することを特徴とした印刷方法。
  2. 前記クリアトナー設定ステップで前記用紙のユーザ記入欄にクリアトナーによる記録を行うと設定されたにも関わらず、前記ユーザ記入欄にデータが印字されると判断された場合、前記クリアトナー設定を解除するクリアトナー設定解除ステップを有することを特徴とした請求項1に記載の印刷方法。
  3. 前記用紙とは帳票であり、前記ユーザ記入欄とは、前記帳票におけるクリアトナーの設定をそれぞれに行うことができる最小単位であること
    を特徴とした請求項1に記載の印刷方法。
  4. 前記クリアトナー設定において、
    該設定が印刷を実行する時、指定された条件を満たした場合のみ有効となることを特徴とした請求項1に記載の印刷方法。
  5. 前記指定された条件とは、印刷の際に用いられる用紙の種類、又は印刷を実行するユーザ、又は印刷を実行する日時、又は印刷を行う機器であること
    を特徴とした請求項4に記載の印刷方法。
  6. 前記クリアトナー設定に関する情報がライブラリ形式で提供されることを特徴とした請求項1に記載の印刷方法。
  7. 印刷後にユーザによって記入が行われる用紙の指定領域であるユーザ記入欄にクリアトナーによる記録を行うと指示された場合、前記ユーザ記入欄にクリアトナー設定が行われるクリアトナー設定手段と、
    該クリアトナー設定手段で、クリアトナー設定が行われた前記ユーザ記入欄にクリアトナーによる記録を印刷部が行うように制御するクリアトナー記録手段とを有することを特徴とした印刷装置。
  8. 前記クリアトナー設定ステップで前記用紙のユーザ記入欄にクリアトナーによる記録を行うと設定されたにも関わらず、前記ユーザ記入欄にデータが印字されると判断された場合、前記クリアトナー設定を解除するクリアトナー設定解除手段を有することを特徴とした請求項7に記載の印刷装置。
  9. コンピュータに
    印刷後にユーザによって記入が行われる用紙の指定領域であるユーザ記入欄にクリアトナーによる記録を行うと指示された場合、前記ユーザ記入欄にクリアトナー設定が行われるクリアトナー設定ステップと、
    該クリアトナー設定ステップで、クリアトナー設定が行われた前記ユーザ記入欄にクリアトナーによる記録を印刷部が行うように制御するクリアトナー記録ステップとを実行させるためのプログラム。
  10. コンピュータに
    前記クリアトナー設定ステップで前記用紙のユーザ記入欄にクリアトナーによる記録を行うと設定されたにも関わらず、前記ユーザ記入欄にデータが印字されると判断された場合、前記クリアトナー設定を解除するクリアトナー設定解除ステップとを実行させるための請求項9に記載のプログラム。
  11. 請求項9に記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取ることが可能な記録媒体。
  12. 請求項10に記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取ることが可能な記録媒体。
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