JP2013026023A - 高周波加熱装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】高周波加熱装置の入力電流波形情報としてシャント抵抗20を整流器2の整流後に配置して制御回路部14にて取り込み、正常か否かを判定することで空焼きや経年劣化で発生するマグネトロン真空度劣化・カソード傾斜による暗電流大を識別することが可能となる。上記方式によりマグネトロン8単独の不具合であることも判別できるため、部品交換などの処置もスムーズに行える。
【選択図】図1
Description
スイッチング素子3に、所望の高周波出力を得るための信号を与え、これを駆動する。所望の出力を決定する指令信号は、外部からマイコン19にてフォトカプラなどの絶縁インターフェイス(図示せず)にて制御回路部14に与えられ、1000W、800W、600W等の高周波出力を得ている。これらの電気要素部品が、インバータ電源18を構成する。
図1は、本発明の実施の形態1における高周波加熱装置の回路構成を示す回路ブロック図である。基本的なインバータ回路部分は、図9で示した一般的な回路と同じである。特徴としては、擬似入力電流波形を電圧に変換したものを制御回路部14へ取り込むために、カレントトランスではなく、シャント抵抗20を整流器2の整流後に用いている点であ
る。シャント抵抗20の微小電圧を増幅して制御回路部14へ取り込んでいる。マグネトロン8のカソード部(フィラメント部)16の真空度劣化・カソード傾斜等による暗電流大という現象が発生した場合には、入力電流波形の谷間部の形状が、正常時に比べて図2に示すように変化する。
図4は、本発明の実施の形態2における制御フローチャートを示している。まず、「S1」にて動作スタートし、「S2−1」にて高周波出力に応じた異常検出閾値を算出する。ここでのポイントは入力電力波形情報を活用するため、高周波出力の強弱(例えば300W〜1200W)により当然入力電流波形も大小の変化が生ずる。すなわち、各々の高周波出力に応じて正常時と異常時を判断する閾値が異なることを意味しており、「S2−1」では最適値を設定しているのである。
図5は、本発明の実施の形態3における制御フローチャートを示している。「S1」にて動作スタートし、「S2」にてDC変換されたTANIDC値を算出する。続いて「S3」ではTANIDC値が異常検出閾値以下か否かで正常か否かを判定している。「No」ならば異常と判断して「S6」にて異常検出してマイコンへの返信を行い、不具合を知
らせる。この返信を受けてマイコン側では「S7」にて動作停止指令を発動、動作停止となる。すなわち、マイコンとの通信を挟むことで動作停止の誤作動という不具合を回避する狙いがある。「Yes」ならば正常と判断して「S4」へ進み、調理終了か否かを判定する。「No」ならば「S2」へ戻り、調理終了まで繰り返す。「Yes」ならば調理終了なので「S5」にて停止となる。
図6は、本発明の実施の形態3における制御フローチャートを示している。「S1」にて動作スタートし、「S2」にてDC変換されたTANIDC値を算出する。続いて「S3」ではTANIDC値が異常検出閾値以下か否かで正常か否かを判定している。「No」ならば異常と判断して「S6」にて異常検出してマイコンへの返信を行い、不具合を知らせる。この返信を受けてマイコン側では「S7」にて低出力指令を発動、例えば300W出力へ強制変更を行う(すなわち真空度劣化による暗電流大の悪化を防ぐ)。「Yes」ならば正常と判断して「S4」へ進み、調理終了か否かを判定する。「No」ならば「S2」へ戻り、調理終了まで繰り返す。「Yes」ならば調理終了なので「S5」にて停止となる。
図7は、本発明の実施の形態5における制御フローチャートを示している。まず「S1」にて動作スタートし、「S2」にてDC変換されたTANIDC値を算出する。続いて「S3」ではTANIDC値が異常検出閾値以下か否かで正常か否かを判定している。「No」ならば異常と判断して「S6」にて異常検出してマイコンへの返信を行い、不具合を知らせる。この返信を受けてマイコン側では「S7」にて動作停止指令を発動、動作停止となり、続けて「S8」にてブザーを作動させ、使用者に不具合発生を知らせる。「Yes」ならば正常と判断して「S4」へ進み、調理終了か否かを判定する。「No」ならば「S2」へ戻り、調理終了まで繰り返す。「Yes」ならば調理終了なので「S5」にて停止となる。
図8は、本発明の実施の形態6における制御フローチャートを示している。まず「S1」にて動作スタートし、「S2」にてDC変換されたTANIDC値を算出する。続いて「S3」ではTANIDC値が異常検出閾値以下か否かで正常か否かを判定している。「No」ならば異常と判断して「S6」にて異常検出してマイコンへの返信を行い、不具合を知らせる。この返信を受けてマイコン側では「S7」にて動作停止指令を発動、動作停止となり、続けて「S8」にて音声ガイダンスを作動させ、使用者にマグネトロンの故障である旨を丁寧に知らせる。「Yes」ならば正常と判断して「S4」へ進み、調理終了か否かを判定する。「No」ならば「S2」へ戻り、調理終了まで繰り返す。「Yes」ならば調理終了なので「S5」にて停止となる。
2 整流器
8 マグネトロン
14 制御回路部
16 カソード部(フィラメント部)
17 アノード部
18 インバータ電源
19 マイコン
20 シャント抵抗
Claims (9)
- マイクロ波を発生するマグネトロンと、インバータ電源と、前記インバータ電源の入力電流波形形状を取り込む制御回路部とを備えた高周波加熱装置であって、前記制御回路部は、前記マグネトロンの真空度劣化、カソード傾斜等により暗電流が増加するという異常を検出することを特徴とする高周波加熱装置。
- 前記暗電流が増加するという異常を検出する方式としてマグネトロンを駆動するインバータ電源の入力電流波形から検出することを特徴とする請求項1記載の高周波加熱装置。
- 前記暗電流が増加するという異常検出レベルは高周波加熱出力の強弱に応じて可変とすることを特徴とする請求項2記載の高周波加熱装置。
- 前記暗電流が増加するという異常を検出した場合に前記インバータ電源の駆動を停止することを特徴とする請求項1記載の高周波加熱装置。
- 前記暗電流が増加するという異常を検出した場合に前記インバータ電源と通信を行っている制御マイコンへ信号を返信することを特徴とする請求項1記載の高周波加熱装置。
- 前記制御マイコンへの前記暗電流が増加するという検出返信を行った際の処理としてインバータ電源の停止を指示することを特徴とする請求項5記載の高周波加熱装置。
- 前記制御マイコンへの前記暗電流が増加するという検出返信を行った際の処理としてインバータ電源の出力を最低出力(例えば300W)に下げることを特徴とする請求項5記載の高周波加熱装置。
- 異常検出時にブザーにて使用者に知らせる機能を備えたことを特徴とする請求項6記載の高周波加熱装置。
- 異常検出時に音声ガイダンスにて使用者に異常理由を説明して知らせる機能を備えたことを特徴とする請求項6記載の高周波加熱装置。
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JP2011159656A JP5830721B2 (ja) | 2011-07-21 | 2011-07-21 | 高周波加熱装置 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS61258429A (ja) * | 1985-05-13 | 1986-11-15 | Fujitsu Ltd | マイクロ波電力応用装置の監視方法 |
JPH05251174A (ja) * | 1992-03-09 | 1993-09-28 | Sharp Corp | 高周波加熱装置 |
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-
2011
- 2011-07-21 JP JP2011159656A patent/JP5830721B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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